JPH02155551A - 連鋳設備における排滓移送設備 - Google Patents
連鋳設備における排滓移送設備Info
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- JPH02155551A JPH02155551A JP31167488A JP31167488A JPH02155551A JP H02155551 A JPH02155551 A JP H02155551A JP 31167488 A JP31167488 A JP 31167488A JP 31167488 A JP31167488 A JP 31167488A JP H02155551 A JPH02155551 A JP H02155551A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は溶鋼等の金属溶湯を連続鋳造する連続鋳造設備
に係り、特に鋳型への注湯後のタンディツシュから排出
される排滓を移送する排滓移送設備をコンパクト化し、
排滓処理の能率を向上させることにより生産性の向上を
図るようにした連鋳設備における排滓移送設備に関する
。
に係り、特に鋳型への注湯後のタンディツシュから排出
される排滓を移送する排滓移送設備をコンパクト化し、
排滓処理の能率を向上させることにより生産性の向上を
図るようにした連鋳設備における排滓移送設備に関する
。
転炉から出鋼する溶鋼を連続鋳造する為に用いられる連
鋳設備は例示するまでもなく周知の技術に属するもので
あって、その設備を構成する主要部材は溶湯取鍋、注湯
用クンデインシュ、鋳型等である。以下に、連鋳設備の
従来構造の例を、その模式的構成説明図の第4図と第5
図とを参照しながら説明する。
鋳設備は例示するまでもなく周知の技術に属するもので
あって、その設備を構成する主要部材は溶湯取鍋、注湯
用クンデインシュ、鋳型等である。以下に、連鋳設備の
従来構造の例を、その模式的構成説明図の第4図と第5
図とを参照しながら説明する。
即ち、第4図において示したものは最も一般的なもので
あって、2個のし一ドル(溶鋼取鍋)(e)を装脱兼旋
回可能に保持するし一ドルターレット(d)の−例に設
けられた走行路(5)上に、各々タンデイ・7シユ(a
)が設置されたクンデイ、シュカー(走行台車)(b)
2台が走行可能に配設されている。
あって、2個のし一ドル(溶鋼取鍋)(e)を装脱兼旋
回可能に保持するし一ドルターレット(d)の−例に設
けられた走行路(5)上に、各々タンデイ・7シユ(a
)が設置されたクンデイ、シュカー(走行台車)(b)
2台が走行可能に配設されている。
そして、このタンディツシュ(a)には2個の鋳込ノズ
ル(f)が設けられ、各タンディンンユカ−(+))を
交替にし一ドルターレット(dJ側に走行させて、この
レードル(e)から注がれるン容ン易をタンデインシュ
Cal内に受入れ、次いで鋳込ノズル(「)を介して連
鋳用鋳型に注湯して連続鋳造を行い、1合のタンディツ
シュカーら)が鋳込位置にある時、他のタンディツシュ
カー(b)は待機位置にあって、次回の鋳込に備えられ
るようになっている。
ル(f)が設けられ、各タンディンンユカ−(+))を
交替にし一ドルターレット(dJ側に走行させて、この
レードル(e)から注がれるン容ン易をタンデインシュ
Cal内に受入れ、次いで鋳込ノズル(「)を介して連
鋳用鋳型に注湯して連続鋳造を行い、1合のタンディツ
シュカーら)が鋳込位置にある時、他のタンディツシュ
カー(b)は待機位置にあって、次回の鋳込に備えられ
るようになっている。
このように複数のタンディツシュ(a)、クンデイツシ
ュカー(b)を併用するのは、いうまでもなく連鋳設備
の稼働率を向上させ、連々鋳、異種鋼連鋳を可能とする
ように、このクンデインシュ(a)をクイック交換式に
すると共に、2個の鋳込ノズル(f)による2ストラン
ド方式を採用するのであり、さらに連鋳設備の稼働率を
より向上さ仕る為、第5図に示すようなlタンデインシ
ュ、■ストランド、2機方式のものも採用されている。
ュカー(b)を併用するのは、いうまでもなく連鋳設備
の稼働率を向上させ、連々鋳、異種鋼連鋳を可能とする
ように、このクンデインシュ(a)をクイック交換式に
すると共に、2個の鋳込ノズル(f)による2ストラン
ド方式を採用するのであり、さらに連鋳設備の稼働率を
より向上さ仕る為、第5図に示すようなlタンデインシ
ュ、■ストランド、2機方式のものも採用されている。
即ち、2個のし一ドル(e)を装脱兼旋回可能に保持す
るレードルターレノト(d)を2基配設し、各ターレッ
ト(切に対し各々鋳込ノズル(f)1個を有するタンデ
ノンユ(alを搭載した2台のタンデインシュカー(b
)を配設するものであり、各ターレノ) (d)におけ
るタンディツシュ(a)の交替使用は第4図において説
明したものと同様である。
るレードルターレノト(d)を2基配設し、各ターレッ
ト(切に対し各々鋳込ノズル(f)1個を有するタンデ
ノンユ(alを搭載した2台のタンデインシュカー(b
)を配設するものであり、各ターレノ) (d)におけ
るタンディツシュ(a)の交替使用は第4図において説
明したものと同様である。
なお、両図において示す符号(i)はし−ドル(e)に
おける排滓口を示し、また符号(C)は各タンディツシ
ュカー(b)の待機位置に配設される加熱装置を示して
いる。
おける排滓口を示し、また符号(C)は各タンディツシ
ュカー(b)の待機位置に配設される加熱装置を示して
いる。
ところで、連鋳鋳型に溶)易を注湯した後のタンディノ
ンユ(a)の内部には滓が残される。この滓は3属分の
他にCab、16分、硫黄分等からなるもので、1盪が
多くなり過ぎると鋳込みの為にタンディノンユ(a)に
注湯された溶湯内に燐分、硫黄分等が溶出して、鋳込製
品の品質上に悪影響を与えるので除去される。滓の除去
作業は必要不可決であるが、これを除去し、かつ除去し
た排滓を処理する為の所定位7への移動は以下に説明す
るような方法によっていた。つまり、連鋳鋳型への溶湯
の鋳込作業終了後、タンデンシュをタンディツシュカー
からタンディツシュ整備場に移動させ、このタンデイン
シュ(a)の内部を空冷或いはスプレーミスト等により
よって冷却した後、このタンディノンユ(a)を反転す
ると共に、専用の地金押抜き装置(図示省略)により地
金を押出し、またタンディツシュ(a)の内壁に付着し
ている残滓をスラグブレーカ(図示省略)等により解体
してこれをタンディノンユfal内から排出している。
ンユ(a)の内部には滓が残される。この滓は3属分の
他にCab、16分、硫黄分等からなるもので、1盪が
多くなり過ぎると鋳込みの為にタンディノンユ(a)に
注湯された溶湯内に燐分、硫黄分等が溶出して、鋳込製
品の品質上に悪影響を与えるので除去される。滓の除去
作業は必要不可決であるが、これを除去し、かつ除去し
た排滓を処理する為の所定位7への移動は以下に説明す
るような方法によっていた。つまり、連鋳鋳型への溶湯
の鋳込作業終了後、タンデンシュをタンディツシュカー
からタンディツシュ整備場に移動させ、このタンデイン
シュ(a)の内部を空冷或いはスプレーミスト等により
よって冷却した後、このタンディノンユ(a)を反転す
ると共に、専用の地金押抜き装置(図示省略)により地
金を押出し、またタンディツシュ(a)の内壁に付着し
ている残滓をスラグブレーカ(図示省略)等により解体
してこれをタンディノンユfal内から排出している。
しかも、このような排滓の頻度は、同泪挿の連々鋳時で
は4〜6チヤージ毎に、また異鋼種連々鋳時ではその都
度実施されている。そして、残滓の排滓が終了したタン
ディツシュ(a)はその内壁が清掃され、必要に応じて
内壁にボードまたは耐火物の張替え、吹付作業等が実施
され、待機クンデインシュカー(bl上でガス加熱等の
加熱処理が施されて、次の鋳造時の交替の為に備えられ
る。
は4〜6チヤージ毎に、また異鋼種連々鋳時ではその都
度実施されている。そして、残滓の排滓が終了したタン
ディツシュ(a)はその内壁が清掃され、必要に応じて
内壁にボードまたは耐火物の張替え、吹付作業等が実施
され、待機クンデインシュカー(bl上でガス加熱等の
加熱処理が施されて、次の鋳造時の交替の為に備えられ
る。
〔発明が解決しようとする課題]
上記した連鋳設備はそれなりに有用であるが、稼働率や
経済性の観点からすると未だに以下に説明するような解
決すべき問題点を持っている。
経済性の観点からすると未だに以下に説明するような解
決すべき問題点を持っている。
即ち、上記したように鋳造終了後にタンディツシュの整
備作業が行われるが、この整備は冷間整備である為、整
備終了後にこれを再加熱しなければならない。故に、そ
の再加熱に長時間を要するのに加えて、Srfim開始
時においてタンディツシュ内に注湯される溶湯に対する
タンディツシュの内壁の耐火物による吸収熱量が大きい
為、注湯された溶湯が温度低下を来す結果、溶湯内介在
物の浮上分離が阻害されるので鋳造製品の品賞に悪影響
を与えるという問題点がある。このような問題点を解決
する為には、溶融状態の地金、滓(S)の注込み状態を
示すその構成説明図の第6図において示すように、溶湯
を鋳型(2)に注湯した後に、タンディツシュ(a)を
冷却せずこの内部の残滓を溶融状態で維持しつつ、排滓
口(i)から滓ポット(p)に注ぎ込んで排滓すれば良
いと考えられる。
備作業が行われるが、この整備は冷間整備である為、整
備終了後にこれを再加熱しなければならない。故に、そ
の再加熱に長時間を要するのに加えて、Srfim開始
時においてタンディツシュ内に注湯される溶湯に対する
タンディツシュの内壁の耐火物による吸収熱量が大きい
為、注湯された溶湯が温度低下を来す結果、溶湯内介在
物の浮上分離が阻害されるので鋳造製品の品賞に悪影響
を与えるという問題点がある。このような問題点を解決
する為には、溶融状態の地金、滓(S)の注込み状態を
示すその構成説明図の第6図において示すように、溶湯
を鋳型(2)に注湯した後に、タンディツシュ(a)を
冷却せずこの内部の残滓を溶融状態で維持しつつ、排滓
口(i)から滓ポット(p)に注ぎ込んで排滓すれば良
いと考えられる。
しかしながら、クンデインシュの排滓口と滓が注ぎ込ま
れる前記取鍋との間の高低落差は、連鋳設備の規模の大
きさによって当然相違するが、通常の規模であったとし
ても、この落差は約6mはあるので、排滓時において溶
融状態の滓、地金等が飛散する結果、これらの周辺に設
けられた周囲防熱板への飛散物の付着、作業現場におけ
る作業床への飛散物の堆積があることもあって、安全操
業の継続が不可能になってしまうことになる。
れる前記取鍋との間の高低落差は、連鋳設備の規模の大
きさによって当然相違するが、通常の規模であったとし
ても、この落差は約6mはあるので、排滓時において溶
融状態の滓、地金等が飛散する結果、これらの周辺に設
けられた周囲防熱板への飛散物の付着、作業現場におけ
る作業床への飛散物の堆積があることもあって、安全操
業の継続が不可能になってしまうことになる。
従って、本発明は高能率で排滓を処理することを可能な
らしめると共に、鋳造製品の品質に悪影響を及ぼすこと
の少ない連鋳設備における排滓移送設備の提供を目的と
する。
らしめると共に、鋳造製品の品質に悪影響を及ぼすこと
の少ない連鋳設備における排滓移送設備の提供を目的と
する。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記した問題点を解決する為になされたもので
あって、従って本発明に係る連鋳設備における排滓移送
設備の構成は、タンディツシュの所定位置の下方に昇降
フレームを設け、該タンディツシュの排滓口から流下す
る滓が注ぎ込まれる滓ボットを該フレームにより支持し
、酸フレームの下方位置に、これが所定位置まで下降し
たときに前記ポットを上に載置させ、かつ該載置位置か
ら排滓を処理する次工程への滓ポットハンドリング位置
までの間を往復する搬出装置を配設したことを特徴とす
る。
あって、従って本発明に係る連鋳設備における排滓移送
設備の構成は、タンディツシュの所定位置の下方に昇降
フレームを設け、該タンディツシュの排滓口から流下す
る滓が注ぎ込まれる滓ボットを該フレームにより支持し
、酸フレームの下方位置に、これが所定位置まで下降し
たときに前記ポットを上に載置させ、かつ該載置位置か
ら排滓を処理する次工程への滓ポットハンドリング位置
までの間を往復する搬出装置を配設したことを特徴とす
る。
本発明では連鋳設備における排滓移送設備を以上のよう
にしたので、滓ポット内に流動状態の高温度の滓を注入
することができる。従って、タンディツシュの内部に残
る滓■を減少させることができるのに加えて、滓を排滓
する為にこのタンディツシュを冷却する必要もないので
、タンディツシュの温度低下の程度が少なくなる。そし
て、タンディツシュからの排滓が注ぎ込まれた滓ポット
は、昇降フレームの下降作動によって下方に下ろされ、
次いでその対応位置に待機させておいた滓ボットの搬出
装置に載置されると共に、次工程の排滓処理の為の所定
位置まで移動され、この滓ポットは他の手段により排滓
処理位置まで運ばれることになる。次いで、前記搬出装
置には他の滓ポットが[1され、この滓ポットは下降し
た位置に止まっている昇降フレームのところに運ばれ、
その位置で昇降フレームの上昇が開始されると、このフ
レームの滓ポットの支持体により、滓ボットの支持部が
係合し、この滓ボンドは上方に運揚げられ、次の排滓時
までそのまま待機させられる。
にしたので、滓ポット内に流動状態の高温度の滓を注入
することができる。従って、タンディツシュの内部に残
る滓■を減少させることができるのに加えて、滓を排滓
する為にこのタンディツシュを冷却する必要もないので
、タンディツシュの温度低下の程度が少なくなる。そし
て、タンディツシュからの排滓が注ぎ込まれた滓ポット
は、昇降フレームの下降作動によって下方に下ろされ、
次いでその対応位置に待機させておいた滓ボットの搬出
装置に載置されると共に、次工程の排滓処理の為の所定
位置まで移動され、この滓ポットは他の手段により排滓
処理位置まで運ばれることになる。次いで、前記搬出装
置には他の滓ポットが[1され、この滓ポットは下降し
た位置に止まっている昇降フレームのところに運ばれ、
その位置で昇降フレームの上昇が開始されると、このフ
レームの滓ポットの支持体により、滓ボットの支持部が
係合し、この滓ボンドは上方に運揚げられ、次の排滓時
までそのまま待機させられる。
本発明の位置実施例を、その一部切欠要部側面図の第1
図と、その一部切欠要部正面図の第2回と、その要部平
面図の第3図とを参照しながら以下に説明する。
図と、その一部切欠要部正面図の第2回と、その要部平
面図の第3図とを参照しながら以下に説明する。
即ち、図において示す符号(1)はクンディノンユであ
り、このタンディツシュ(1)は連鋳用鋳型部と排滓部
との間にわたって進退可能に設けられた既知の構成にな
る走行台車(図示省略)により反転可能に支持されてい
る。このタンディツシュ(1)の前記排滓部の下方には
、排滓処理する為の次工程の処理位置への排滓の移動を
する為の所定位置にその底面(21)が続くピット(2
)を設けると共に、前記排滓部に対応するこのピット(
2)の内側にはこのピット(2)の深さと同高さで、そ
の上端が作業床(4)と面一になるように支柱と横梁と
からなる架構体(3)を立設した。そして、この架構体
(3)の上部よりやや下方の内側には、その中央部に抜
孔(51)を有し、かつ上面に軌道(52)を有する昇
降フレーム(5)を、作業床(4)上に設けたウィンチ
(6)により巻揚げ、巻下げされるロープ(61)によ
り昇降自在に吊持した。また、前記軌道(52)上を転
動する車輪(71)をその下部に有し、かつこの車輪(
71)を支持する車輪支持体(72)により支持される
凹型に構成した凹型フレーム(73)を有すると共に、
この車輪支持体(72)にて相対する側に突出する受台
(74)とを有してなる横行台車(7)を′R置すると
共に、この台車(7)の前記受台(74)により、この
受台(74)の面で受、Jられる支持面(81)を有す
る擦鉢状の滓ボット(8)を支持した。次いで、前記ピ
ット(2)の底面(21)に軌道(9)を配設すると共
に、この軌道(9)により滓ポア)(8)を搬出する為
の搬出台車(10)を移動可能に配設してなる構成とし
た。なお、第1図中において示す符号0りはタンディツ
シュ(1)内の溶融金属からなる7容湯が注湯される連
鋳鋳型であり、また符号(11)は溶融状態の地金、滓
を注ぐ排滓口である。
り、このタンディツシュ(1)は連鋳用鋳型部と排滓部
との間にわたって進退可能に設けられた既知の構成にな
る走行台車(図示省略)により反転可能に支持されてい
る。このタンディツシュ(1)の前記排滓部の下方には
、排滓処理する為の次工程の処理位置への排滓の移動を
する為の所定位置にその底面(21)が続くピット(2
)を設けると共に、前記排滓部に対応するこのピット(
2)の内側にはこのピット(2)の深さと同高さで、そ
の上端が作業床(4)と面一になるように支柱と横梁と
からなる架構体(3)を立設した。そして、この架構体
(3)の上部よりやや下方の内側には、その中央部に抜
孔(51)を有し、かつ上面に軌道(52)を有する昇
降フレーム(5)を、作業床(4)上に設けたウィンチ
(6)により巻揚げ、巻下げされるロープ(61)によ
り昇降自在に吊持した。また、前記軌道(52)上を転
動する車輪(71)をその下部に有し、かつこの車輪(
71)を支持する車輪支持体(72)により支持される
凹型に構成した凹型フレーム(73)を有すると共に、
この車輪支持体(72)にて相対する側に突出する受台
(74)とを有してなる横行台車(7)を′R置すると
共に、この台車(7)の前記受台(74)により、この
受台(74)の面で受、Jられる支持面(81)を有す
る擦鉢状の滓ボット(8)を支持した。次いで、前記ピ
ット(2)の底面(21)に軌道(9)を配設すると共
に、この軌道(9)により滓ポア)(8)を搬出する為
の搬出台車(10)を移動可能に配設してなる構成とし
た。なお、第1図中において示す符号0りはタンディツ
シュ(1)内の溶融金属からなる7容湯が注湯される連
鋳鋳型であり、また符号(11)は溶融状態の地金、滓
を注ぐ排滓口である。
次に、上記構成になる排滓設備の作用態様について説明
すると、連鋳鋳型02)への注湯作業終了後、このタン
ディツシュ(1)は走行台車により排滓部まで搬送され
ると共に、ここで反転される。
すると、連鋳鋳型02)への注湯作業終了後、このタン
ディツシュ(1)は走行台車により排滓部まで搬送され
ると共に、ここで反転される。
また、この位置の下方には滓ポット(8)が横行台車(
7)を介して昇降フレーム(5)により支持されている
ので、この滓ポット(8)内には流動状態の高温度の地
金、滓が注入される。このようにして滓ボット(8)内
に地金、滓が注入されると、ウィンチ(6)が作動され
、ロープ(61)が巻下げられて昇降フレーム(5)が
下降される。そして、この昇降フレーム(5)が所定の
最下位置に到達すると、昇降フレーム(5)の前記受台
(74)の面と滓ボア)(8)の支持面(81)とが離
れる。これは、この昇降フレーム(5)が最下位置に到
達するまでの間に、滓ポット(8)の底面が搬出台車0
■の上面に当接するからに他ならない。
7)を介して昇降フレーム(5)により支持されている
ので、この滓ポット(8)内には流動状態の高温度の地
金、滓が注入される。このようにして滓ボット(8)内
に地金、滓が注入されると、ウィンチ(6)が作動され
、ロープ(61)が巻下げられて昇降フレーム(5)が
下降される。そして、この昇降フレーム(5)が所定の
最下位置に到達すると、昇降フレーム(5)の前記受台
(74)の面と滓ボア)(8)の支持面(81)とが離
れる。これは、この昇降フレーム(5)が最下位置に到
達するまでの間に、滓ポット(8)の底面が搬出台車0
■の上面に当接するからに他ならない。
次いで、この搬出台車0■が作動され、前記滓ポット(
8)は排滓処理する為の次工程の処理位置への排滓の移
動をする為の所定位置まで前記軌道(9)に沿って運ば
れる。ここで、この滓ボット(8)は排滓を処理する為
の処理位置に、例えばクレーン等の既知の手段により移
動されると共に、他の滓ポット(8)が搬出台車0ωに
載置される。すると、この搬出台車(10)は逆移動さ
れ、前記昇降フレーム(5)の待機位置に戻り、この位
置において他の滓ボンド(8)の支持体(81)の下面
が横行台車(7)の受台(74)の面の上方位置に在る
状態になる。次いで、昇降フレーム(5)が上昇される
と、滓ポット(8)の支持面(81)の下面が横行台車
(7)の受台(74)の面に乗せられて支持され、その
まま上昇してその最上の所定位置において昇降フレーム
(5)の上昇が停止されることにより、滓ポット(8)
は次の地金、滓の注入の為に待機するという繰り返しに
より、この排滓設備の稼働が1!続される。このように
、溶融状態の地金、滓がタンディツシュ(1)内に注込
まれるので、このタンディツシュ(1)内に残される残
地金、滓のlが少な(なり、従来の排滓方法のように4
〜6チヤージ毎に大掛かりな排滓作業をする必要がなく
なったのに加えて、このタンディツシュ(1)の温度低
下も少ないので、タンデインシュ(1)内の加熱時間の
短縮が可能になり、注湯された溶湯の温度低下に対する
悪影響を少なくすることが可能になり、製品品質のばら
つきの少ない鋳造製品を高能率で製造できるようになっ
た。
8)は排滓処理する為の次工程の処理位置への排滓の移
動をする為の所定位置まで前記軌道(9)に沿って運ば
れる。ここで、この滓ボット(8)は排滓を処理する為
の処理位置に、例えばクレーン等の既知の手段により移
動されると共に、他の滓ポット(8)が搬出台車0ωに
載置される。すると、この搬出台車(10)は逆移動さ
れ、前記昇降フレーム(5)の待機位置に戻り、この位
置において他の滓ボンド(8)の支持体(81)の下面
が横行台車(7)の受台(74)の面の上方位置に在る
状態になる。次いで、昇降フレーム(5)が上昇される
と、滓ポット(8)の支持面(81)の下面が横行台車
(7)の受台(74)の面に乗せられて支持され、その
まま上昇してその最上の所定位置において昇降フレーム
(5)の上昇が停止されることにより、滓ポット(8)
は次の地金、滓の注入の為に待機するという繰り返しに
より、この排滓設備の稼働が1!続される。このように
、溶融状態の地金、滓がタンディツシュ(1)内に注込
まれるので、このタンディツシュ(1)内に残される残
地金、滓のlが少な(なり、従来の排滓方法のように4
〜6チヤージ毎に大掛かりな排滓作業をする必要がなく
なったのに加えて、このタンディツシュ(1)の温度低
下も少ないので、タンデインシュ(1)内の加熱時間の
短縮が可能になり、注湯された溶湯の温度低下に対する
悪影響を少なくすることが可能になり、製品品質のばら
つきの少ない鋳造製品を高能率で製造できるようになっ
た。
しかも、落差の少ない状態で地金、滓を滓ポンド(8)
に注入することができるので、これら地金、滓のtl散
が少なく、安全操業が可能になった。
に注入することができるので、これら地金、滓のtl散
が少なく、安全操業が可能になった。
また、滓を滓ボンド(8)を直接昇降フレーム(5)に
より支持しても初期の目的を達成することが可能である
が、上記した実施例にあっては滓ボンド(8)を横行台
車(7)により支持するようにしたので、タンディツシ
ュ(1)の排滓口ODから注がれる地金、滓の流下位置
に容易に合わせることが可能になり、地金、滓の注入開
始時に滓ボット(8)内への注入漏れの発生を防止する
ことが可能になった。
より支持しても初期の目的を達成することが可能である
が、上記した実施例にあっては滓ボンド(8)を横行台
車(7)により支持するようにしたので、タンディツシ
ュ(1)の排滓口ODから注がれる地金、滓の流下位置
に容易に合わせることが可能になり、地金、滓の注入開
始時に滓ボット(8)内への注入漏れの発生を防止する
ことが可能になった。
また、この実施例では上記したように、滓ボット(8)
を横行台車(7)に設けた受台(74)の面で支持した
が、この横行台車(7)に把持装置を装着し、そしてこ
の把持装置により滓ポット(8)を把持するようにして
も良い、しかしながら、この場合にはこの把持装置の駆
動源を付設しなければならず、経済上必ずしも得策では
ない。
を横行台車(7)に設けた受台(74)の面で支持した
が、この横行台車(7)に把持装置を装着し、そしてこ
の把持装置により滓ポット(8)を把持するようにして
も良い、しかしながら、この場合にはこの把持装置の駆
動源を付設しなければならず、経済上必ずしも得策では
ない。
なお、上記した実施例は本発明の一実施例に過ぎず、従
ってこの実施例によってこの発明の技術思想の範囲が限
定されるものではない。
ってこの実施例によってこの発明の技術思想の範囲が限
定されるものではない。
〔発明の効果]
本発明になる排滓移送設備によれば、滓ボット内に流動
状態の高温度の滓を注入することができる。従って、タ
ンデイツシユの内部に残る滓量をバ少さ一廿得るのに加
えて、滓を排滓する為にこのタンディツシュを冷却する
必要もないので、熱間反復使用が可能になりタンデイン
シュの温度低下の程度が少なくなる。つまり、従来の技
術になる連鋳設備のように、連鋳鋳型への溶湯の注湯作
業終了後に、タンディツシュを冷却した上で排滓の除去
作業を行う必要がなくなくなったので、タンデインシュ
の再加熱に要するコスト削減による経済性の向上と加熱
時間短縮による連鋳設備の稼動率の大幅な向上が可能に
なり、さらに品質の安定した連鋳製品を得ることができ
るようになった。
状態の高温度の滓を注入することができる。従って、タ
ンデイツシユの内部に残る滓量をバ少さ一廿得るのに加
えて、滓を排滓する為にこのタンディツシュを冷却する
必要もないので、熱間反復使用が可能になりタンデイン
シュの温度低下の程度が少なくなる。つまり、従来の技
術になる連鋳設備のように、連鋳鋳型への溶湯の注湯作
業終了後に、タンディツシュを冷却した上で排滓の除去
作業を行う必要がなくなくなったので、タンデインシュ
の再加熱に要するコスト削減による経済性の向上と加熱
時間短縮による連鋳設備の稼動率の大幅な向上が可能に
なり、さらに品質の安定した連鋳製品を得ることができ
るようになった。
従って、本発明によって高能率で排滓を処理することを
可能ならしめると共に、鋳造製品の品質に悪影響を及ぼ
すことの少ない極めて優れ、かつ有用な連鋳設備におけ
る排滓移送設備を実現することができたのである。
可能ならしめると共に、鋳造製品の品質に悪影響を及ぼ
すことの少ない極めて優れ、かつ有用な連鋳設備におけ
る排滓移送設備を実現することができたのである。
第1図は本発明の連鋳設備における徘滓移送設備の一部
切欠要部側面回、2図は本発明の連鋳設備における排滓
移送設備の一部切欠要部正面回、第3図は本発明の連鋳
設備における排滓移送設備の要部平面図、第4図は従来
の第−例の連鋳設備における排滓移送設備の模式的構成
説明図、第5図は従来の第二例の連鋳設備における排滓
移送設備の模式的構成説明図、第6図は高落差の溶融地
金、滓の注込み状態を示す構成説明図である。 (1)−タンディツシュ、(2)−ピット、(3)−架
構体、(4)−作業床、(5)−昇降フレーム、(6)
−ウィンチ、(7)−横行台車、(8)−滓ポソト、(
9)−軌道(産出台車用)、00−搬出台車、01)−
排滓口、0′!J一連鋳鋳型、(52)−軌道(横行台
車用)、(61)−ワイヤロープ、(71)−車輪、(
74L−受台。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所
切欠要部側面回、2図は本発明の連鋳設備における排滓
移送設備の一部切欠要部正面回、第3図は本発明の連鋳
設備における排滓移送設備の要部平面図、第4図は従来
の第−例の連鋳設備における排滓移送設備の模式的構成
説明図、第5図は従来の第二例の連鋳設備における排滓
移送設備の模式的構成説明図、第6図は高落差の溶融地
金、滓の注込み状態を示す構成説明図である。 (1)−タンディツシュ、(2)−ピット、(3)−架
構体、(4)−作業床、(5)−昇降フレーム、(6)
−ウィンチ、(7)−横行台車、(8)−滓ポソト、(
9)−軌道(産出台車用)、00−搬出台車、01)−
排滓口、0′!J一連鋳鋳型、(52)−軌道(横行台
車用)、(61)−ワイヤロープ、(71)−車輪、(
74L−受台。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所
Claims (1)
- (1)タンディッシュの所定位置の下方に昇降フレーム
を設け、該タンディッシュの排滓口から流下する滓が注
ぎ込まれる滓ポットを該フレームにより支持し、該フレ
ームの下方位置に、これが所定位置まで下降したときに
前記ポットを上に載置させ、かつ該載置位置から排滓を
処理する次工程への滓ポットハンドリング位置までの間
を往復する搬出装置を配設したことを特徴とする連鋳設
備における排滓移送設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31167488A JP2695882B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 連鋳設備における排滓移送設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31167488A JP2695882B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 連鋳設備における排滓移送設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02155551A true JPH02155551A (ja) | 1990-06-14 |
JP2695882B2 JP2695882B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=18020108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31167488A Expired - Fee Related JP2695882B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 連鋳設備における排滓移送設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695882B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100898248B1 (ko) * | 2002-08-22 | 2009-05-18 | 주식회사 포스코 | 연주 슬래그 요동 및 무게 감지에 의한 괴지금 발생 방지장치 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP31167488A patent/JP2695882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100898248B1 (ko) * | 2002-08-22 | 2009-05-18 | 주식회사 포스코 | 연주 슬래그 요동 및 무게 감지에 의한 괴지금 발생 방지장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2695882B2 (ja) | 1998-01-14 |
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Legal Events
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