JPH0215539A - 真空蛍光発光管とその駆動方法 - Google Patents

真空蛍光発光管とその駆動方法

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JPH0215539A
JPH0215539A JP16494188A JP16494188A JPH0215539A JP H0215539 A JPH0215539 A JP H0215539A JP 16494188 A JP16494188 A JP 16494188A JP 16494188 A JP16494188 A JP 16494188A JP H0215539 A JPH0215539 A JP H0215539A
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Japan
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anode
voltage
control electrode
electrode
control
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JP16494188A
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Hiroshi Watanabe
寛 渡辺
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Futaba Corp
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高電圧で駆動される光プリンタ用蛍光発光管
やグラフィック蛍光表示管(平面テレビ)等に利用する
ことができる。
[従来の技術] 特開昭62−154541号公報には、蛍光体が被着さ
れた微小発光セグメントを走査方向に一列に配列した蛍
光体ドツトアレイ管が開示されている。この蛍光体ドツ
トアレイ管は、互いに独立した多数のドツト状の陽極セ
グメントを所定間隔をおいて一列に並べ、陽極セグメン
トの列の周囲にプレート状の制御電極を配設した構成と
されている。そして、制御電圧と低圧の陽極電圧によっ
て発光させるべき陽極セグメントを選択し、フィラメン
トから放出された電子を低速で該陽極セグメントに射突
させてドツト状の発光表示を得るものである。
[発明か解決しようとする課題] 1111記従来の蛍光発光管によれば、次のような問題
点かあった。
1、陽極セグメントの大きさは1例えば40×40μm
乃至50x50μmと非常に小さい。さらに、隣接する
陽極セグメントを電気的に絶縁させるために、両陽極セ
グメントの間にはある程度の隙間を設けなければならな
い。従って、このような構造だと、狭いスペースに多数
の陽極セグメントを配設するのは製造技術の面で非常に
困難であった。
2、面述のようなドツトアレイ管をプリンタ用光源とし
て用いると、陽極セグメント数を例えば2000以上も
の多数にしなければならないが、その場合には1回の走
査における1セグメントあたりの発光時間すなわちデユ
ーティファクタが小さくなってしまう。ところが、従来
は、陽極セクメントを低速電子線で発光駆動させていた
ので、各陽極セグメントの発光輝度が小さくなってしま
うという問題点があった。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたものであり、
小さなピッチで並設された多数の微小な発光ドツトを高
輝度で発光駆動させることができ、省エネタイプでエネ
ルギー効率のよい簡単な構造の真空蛍光管とその駆動方
法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の真空蛍光発光管は、内部を高真空雰囲気に保持
された外囲器と、前記外囲器内に設けられた電子を放出
する線状陰極と、前記外囲器の背面側の内面に形成され
て前記線状陰極からの電子を制御する背面電極と、前記
外囲器の前面側の内面に形成さねた高電圧用蛍光体層を
有する陽極と、前記線状陰極と前記陽極との間において
内電極と交差する方向に一定間隔で張設された複数本の
金属細線よりなり、前記陽極を多数の発光部分に区画す
る第1制御電極と、前記第1制御電極と前記陽極との間
において第1制御電極の各金属細線と同方行となるよう
に張設された複数本の金属細線よりなり、第1制御電極
を通過した電子ビームを収束させる第2制御電極とを具
備することを特徴としている。
そして、この真空蛍光発光管は、陽極の電圧より低く第
1制御電極の電圧より高い電圧を第2制御電圧に常に印
加することによって駆動することができる。また、複数
に分割された背面電極に線状陰極と同電位又はそれに近
い電位の陰極制御電圧を順次印加することにより選択的
に電子を放出し、前記陰極制御電圧に同期して第1制御
電極の隣接する一対の金属細線に正の制御電圧を印加す
ることにより、前記一対の金属細線によって区画された
陽極の発光部分を選択的に発光駆動させることができる
また、本発明の真空蛍光発光管は、前記外囲器と線状陰
極と第1制御電極と第2制御電極に加え、さらに前記外
囲器の前面側の内面に形成された一定幅の帯状透孔部を
有する遮光性被膜の表面に高電圧用蛍光体層を被着して
形成した陽極を備え、前記帯状透孔部によって一定幅の
連続帯状に区画された高電圧用蛍光体層のドツト状の発
光を、外囲器の前面側を通して外部に照射させる構成と
することもできる。
[作用] 線状陰極に通電して電子を放出させ、ll!極には正の
高電圧を常時印加しておく。そして、第1制御電極の隣
接する一対の金属細線に正の制御電極を印加し、背面電
極には線状電極と同電位又はそれに近い電位の電圧を印
加して、第1制御電極によって区画された陽極の発光部
分を選択的に発光させる。即ち、前記陰極から放出され
た電子は、背面電極の電界によって進路をはばまれるこ
となく第1制御電極に引かれ、さらに選択された前記対
の金属細線を経て高電圧の印加された陽極に向かう。こ
こで、背面電極に負のカットオフ電圧を印加すれば、線
状陰極から放出された電子は負の電界が線状陰極の周囲
まで形成されるので、陽極に向うことはできない。また
ここで、陽極の電圧よりは低く第1制御電極の電圧より
も高い電圧を第2制御電極に常時印加しておけば、第1
制御電極を通過した電子線は、この第2制御電極によっ
て収束されて陽極の高電圧用蛍光体層に射突する。また
、第2制御電極にこのような中間的な電位を与えておく
ことにより、高電圧の印加された陽極から低電位の第1
制御電極に放電した場合の保護手段を第2制御電極にほ
どこすことにより、第1制御電極に放電を及ぼさないよ
うにすることができる。さて、陽極の高電圧用蛍光体層
は、外囲器の前面側から見ると遮光性被膜の帯状透孔部
によって一定幅の連続帯状に区画されている。そして高
電圧によって高速に加速された前記電子線は、この高電
圧用蛍光体層に射突し、これをドツト状に発光させる。
このドツト状の発光は、外囲器の前面側から外部に照射
される。
[実施例] 本発明の一実施例を第1図〜第9図によって説明する。
本実施例の真空蛍光発光管は、1本の帯状の陽極をドツ
ト状に発光させるもので、光プリンタの光源として用い
られる。
第1図及び第2図に示すように、真空蛍光発光管1の外
囲器2を構成する細長い矩形状の前面板3の内外一方の
表面(本実施例では内面)には、遮光性被膜としての遮
光マスク4が形成されている。この遮光マスク4は、一
定幅の蛍光体層を形成するために被着するものであり、
スパッタリング法や蒸着法で前面板3に形成したA1薄
膜より成り、その中央には、前面板3の長手方向に沿う
一定幅の帯状透孔部5がフォトエツチングによって設け
られている。遮光マスク4はAfiに限らず、黒鉛や低
融点着色ガラスによって形成することもできる。
次に、前記遮光マスク4の上面(遮光マスク4が前面板
3の外面に設けられた時は、前面板3の内面)には、前
記帯状透孔部5を覆フて高電圧用蛍光体層6(以下、蛍
光体層6と呼ぶ。)が被着されている。被着方法は、印
刷精度が必要ないのでスクリーン印刷法を利用できる。
高電圧用蛍光体としては、例えばZnS:Ag、CI(
B)、Y3(A1Ga) 5012’:Tb(G)、Z
nS:Ag、A1(8)等をあげることができる。また
、蛍光体層6がフォトリソグラフィ法等で一定幅の帯状
に形成される場合には、遮光マスク4がなくてもよい。
次に、前記蛍光体層6及び遮光マスク4の表面には、A
nの薄膜よりなるメタルバック層7が設けられており、
蛍光体層6及びメタルバック層7により陽極8が構成さ
れている。またメタルバック層7の被着は、前記遮光マ
スク4と同様、スパッタリング法やマスク蒸着法を利用
することができる。
次に、前記メタルバック層7の表面にはアノード枠体9
が固定されている。該アノード枠体9の端にはアノード
リード9aが延出している。
次に、前記前面板3の内面には、セラミック製の枠状の
第1スペーサ10が、ガラス接着材で固定されている。
第1スペーサ10は、その外形が前面板3よりも−回り
小さい細長い矩形で、枠の窓部の大きさは前記陽極8乃
至アノード枠体9よりも大きい。また、その厚さは、少
くとも前記アノート枠体9の高さよりも犬きく、n4記
陽極8と後述する第2制御電極12との距離を定めてい
る。この第1スペーサ10の上面には略同形の第2スペ
ーサ11が低融点ガラスで接着されているが、両スペー
サ10.11の間には、前記陽極8の長手方向と直角に
交差するように、第2制御電極12が挟持・固定されて
いる。この第2制御電極12は、陽8i8に射突する電
子ビームを収束すると共に、高電圧の印加された陽極8
から低電圧部へ放電した場合の保護手段を′fJ211
御電極にほどこすことにより、第1制御電極へ放電が及
ぶのを防止する機能を有している。そして第2制御電極
12は、42・6合金等の封着金属をフォトエツチング
によって加工し、多数本の金属細線に形成したものであ
り、第4図に示すように、各金属細線はつなぎ13によ
って電気的に導通されている。また各金属細線は互いに
平行で等間隔となっている。次に、前記第2スペーサ1
1の上面には略同形の第3スペーサ14が低融点ガラス
で接着されているが、両スペーサ11.14の間には第
1制御′1[極15が挟持・固定されている。この第1
制御′−=ttVi15は、帯状の陽極8をドツト状に
区画するとともに、後述する背面型g!19と共働して
ドツト状の発光部分を選択する機能を有している。そし
て第1制御電極15は、前記第2中制御電極12と同一
ピッチの金属細線より成り、第1:し制御電極15の金
属細線と第2制御電極12の合金細線は、互いに平行で
上下の位置が一致している。
第4図に示すように、前記第1.第2制御電極15.1
2及び各スペーサ10,11.14を互いに位置決めし
て固着する際には、治具16を使用するとよい。まず、
治具16上の所定位置に、上面にガラス接着材を塗布し
た第1スペーサ10を固定する。次に第2制御電極12
の両端部にある位置決め板12aの合せ孔12bを治具
16のガイドビン16aに嵌合し、第1スペーサ10と
この第2制御電極12を位置合せする。その上に、第2
スペーサ11を積層し、その上から第1制御電極15を
第2制御電極12と同様に張設する。ざらにその上に、
ガラス接着材を介して第3スペーサ14を積層する。そ
して5各制御電極12.15の金属細線にテンションを
かけたまま、これらを500℃〜800℃で焼成し、各
部材を固着させて、制御電極構体を形成する。後は、こ
の構体を、前面板3上に固定し、各スペーサto、11
.14の窓部に帯状の陽極8が位置し、該陽極8が第1
制御電極15によってドツト状の発光部分に区画される
ようにする。
次に、スペーサ10,11.14の長手方向の両端近傍
であって、前面板3の内面上には、一対の支持体が設け
られており1両支持体の間には線状陰極17が張設され
ている。線状陰極17は直熱形でも傍熱形でもよい。
次に、外囲器2の一部を成す背面板1Bの内面には、背
面電極19が設けられている。この背面電極19はスパ
ッタリング法又はフォトリソグラフィによって形成した
へ1薄膜より成り、背面板18の長手方向、即ち前記帯
状の陽極8の長手方向について複数に分割された構造と
なっている。
そして、例えば第1図に示すように、前記第1及び第2
制御電極15.12の金属細線の各8本について、又は
第1制御電極15によって区切られた陽極8の8つの発
光部分について、それぞれひとつの背面型8i19が対
応するようになっている。図示はしないが、各背面電極
19は、配線導体を介して背面板18の長平方向両端に
それぞれ導出されており、該両端に設けられるリード端
子からそれぞれ独立の信号が与えられるようになってい
る。
次に、前記前面板3と前記背面板18は、枠状に組立て
られた側面板を介して、ガラス接着材で箱状の外囲器2
として一体に組立てられている。
外囲器2の内部は、側面板に設けられたチップ管を介し
て高真空状態に排気されている。
次に、前記真空蛍光発光管1における駆動回路構成の一
例を第5図によって説明する。なおこの図において、真
空蛍光発光管1の電極構造は簡略化し、第1及び第2制
御電極15.12は金属細線をそれぞれ18本づつ有し
、帯状の陽極8はl7のドツト状発光部分に区画される
ように示しである。まず、陽極8には10kV〜30k
Vの直流量1fiEbが接続されている。また第2制御
電Vi12には、各金属細線に共通の直流電源Ec2が
接続されている。また第1制御′It極15の各金属細
線は、点灯データと、シフトレジスタR1又はR2から
入力されるスキャニングデータとの論理積をとるアント
要素に、トライバを介してそれぞれ接続されている。そ
して、第1制御電極15は、6本の金属細線を1組とし
て、隣接する2本の金属細線を1本づつ順次シフトさせ
ながら走査されるように構成されている。また、線状陰
極17には直流量1fiEfが接続されている。また、
分割された各背面電極19は、それぞれドライバを介し
て2つのシフトレジスタR3,R4に1つおきに接続さ
れており、スキャニング信号が印加されるようになって
いる。
次に、本実施例に係る真空蛍光発光管1の駆動方法につ
いて第6図のタイミングチャートと第7図及び第8図を
参照して説明する。
まず、線状陰極17には直流電圧を常時印加する。また
、陽極8には、10kV〜30kVの高電圧を常時印加
しておく。また第2制御電極12には、陽極電圧よりも
低い0.5kV〜2kV程度の電圧を常時印加しておく
。これによって第2制御電極12を通過して陽極8に向
う電子ビームは電子レンズによって陽極上に収束される
ようになる。そして、この第2制御電極12が保護電極
となるので、高電圧が印加される陽極8でのスパーク等
が第1制御電極15等の低電圧部に達するのを防止する
ことができる。また、第1制御電J415には、隣接す
る2本の金属細線に100v程度の制御電圧を同時に印
加し、これを1本づつ順次シフトしながらスキャンする
。第7図に示すように、第1制御電極15の金属細線G
を例えば16本ごとに一組とし、01〜016の金属細
線を地組の各金属細線とそれぞれ共通接続して、第6図
に示すようにパルスの半分の時間をだぶらせながらスキ
ャンする。なお第6図に示すように、正の信号を印加さ
れない第1制御電極Gには一5■程度のカットオフバイ
アスを印加する。また、第7図において、陽極8のドツ
ト状の発光部分8aは各金属細線G、Gの間の部分と対
応している。そして既に説明した通り、同図に示すよう
に各背面電極19 (Bl、B2.−・・)は各8個の
ドツト状の発光部分8aと対面するようになっている。
ここで、前記第1制御電極15のスキャンに同期させて
、発光させるべきドツト状の発光部分8aに対面してい
る背面電極19(Bl。
B2.−・・)と、これに隣接し前記発光部分8aに近
い方の背面電極19 (B1.B2.−)とを同時に選
択し、これらに線状陰極17と同電位の信号を印加する
。そして、これを1個づつ順次シフトしながらスキャン
する。また、選択されていない背面電極19には一30
V程度の深いマイナスの電圧を印加し、線状陰極17か
ら放出された電子が陽極8側へ向えないようにする。
第9図に示すように、線状陰8i17から放出された電
子は、選択された背面電極19の下方にある選択された
第1制御電極15に引かれ、該第1制御電極15の金属
細線Gの間を通過する。そして、この電子ビームは、さ
らに第2制御電極12の電界で集束され、信号が印加さ
れた前記第1制御電極!5によって選択された陽極8の
一発光部分8aに高速で射突し、当該部分の蛍光体層6
を高輝度で発光させる。そして、陽極8における蛍光体
層6のドツト状の発光は、遮光マスク4の帯状透孔部5
を介して前面板3ごしに外部に照射される。
以上説明した駆動方法では、第6図に示すように、第1
制御電極15には電圧値が時間的に一定な方形の信号を
与えていた。第8図(a)に示すように、このような信
号に代えて、高レベルの部分(H)と低レベルの部分(
L)より成る山形の制御電圧信号を、時間Tだけだぶら
せながら隣接する2本の金属細線G、Gに与え、1本づ
つ順次シフトしながらスキャンするようにしてもよい。
このようにすると、例えば隣接する2本の金属細線G、
、G2に同時に信号が与えられている時間Tのうち、前
半の時間T/2では金属細線G、にはHか、金属細線G
2にはLか与えられるか、後半の時間T/2ではこれと
逆の信号か与えられる。従って第8図(b)に示すよう
に、11η記時間Tの前半では、電子ビームはH信号を
付与された金属細線G、の側に偏向し、金属細線G、、
G2で区画された陽極8の発光部分8aのうち、金属細
線GI側の半分に射突してこれを発光させる。
同様に、時間Tの後半では、前記発光部分8aのうち、
金属細線G2側の半部が発光する。このような駆動方法
によれば、第1制御電極15によって区画された陽極8
の微小な各発光部分8aを、それぞれさらに2分割して
発光させることができるので、前述した駆動方法よりも
さらに高蹟細なドツト表示が可能となる。
以上説明した実施例では、16本1組の第1制御電極1
5を多数組設けて同時にスキャンし、該第1制御電極1
5と分割構造の背面型Vi19によって陽極8の発光部
分8aを選択している。即ち、本実施例の真空蛍光発光
管1はプリンタ用光源であり、多数の発光ドツトが必要
なので、第1;I+4+御′−゛に極15の本数を多く
シ、これに対応して背面′Iif極19も分割構造とし
たか、制御電極の本数か少ない場合には背面電極19は
1枚でもよい。
また、1)η記第2制御電極12は、第1制御??1棒
15と同一ピッチで張設したが、電子レンズ効果や防護
電極としての効果を保ちつる範囲で、ピッチを大きくし
てもかまわない。
[発明の効果] 本発明の真空蛍光発光管によれば、微小なピッチの制御
電極で陽極を発光部分に区画しており、従来に比較して
部用な構成で高錆細なドツト表示を実現できる。特に、
1前而板の内面に設けた遮光マスクに帯状透光部を形成
し、前面板の外面から観察される陽極の幅を微小な一定
値に規制すれば、表示品位をさらに向上させることがで
きる。
また、このような遮光マスクを設ける場合には、高電圧
用蛍光体層は少くとも帯状透光部よりも大きければよく
、その被着形状や寸法はラフに設定することができる。
また、本発明によれば、金属細線より成る第1制御電極
と背面電極の組合せで陽極の発光部分をドツト状に選択
するので、駆動回路数を大幅に削減でき、コストを低減
させることができる。また、本発明によれば、高電圧用
蛍光体層を用いて高電圧で陽極を駆動しているので、陽
極の発光輝度が高い。従って、ドツト数が多くなり、デ
ユーティ比が小さくなっても、全体の輝度を十分に高く
保つことができる。また、相対的に高電圧が印加される
陽極と低電圧の印加される第111HI電圧との間にあ
る第2制御電極に、両電圧の中間的な電圧を印加すれば
、第1制御電極を通過してきた電子ビームを収束して陽
極に射突させることができるのに加え、さらに陽極の高
電圧から低電圧の第1制御電極を防護することかできる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の切断方向とは直交する方向から切断した同実施例の
断面図、第3図は同実施例における前面板と陽極の分解
斜視図、第4図は同実施例における制御′I?tJ4構
体の一構造例とその組立て方法を示す分解斜視図、第5
図は同実施例における電極構造及び駆動回路の一構成例
を示す図、第6図は同実施例の駆動タイミングチャート
を一例として示す図、第7図は同実施例における第1制
御電極と背面′電極の対応関係を一例として示す模式図
、第8図(a)は同実施例における第1制御電極の他の
駆動方法を示すタイミングチャート、第8図(b)は同
図(a)の方法における陽極の発光駆動状態を模式的に
示す図、第9図は同実施例の真空蛍光発光管内における
電子の軌跡を示す図である。 1・・・真空蛍光発光管、 2・・・外囲器、      31前面板、4・・・遮
光性被膜としての遮光マスク、5・・・帯状透光部、 6・・・高電圧用蛍光体層(蛍光体層)、8・・・陽極
、      8a・・・発光部分、12・・・第2制
御電極、15−・・第1制御電極、17・・・線状陰極
、   18・・・背面板、19・・・背面電極、  
  G・・・金属細線、B・・・分割された個々の背面
電極。 特許 出 願人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部を高真空雰囲気に保持された外囲器と、前記
    外囲器内に設けられた電子を放出する線状陰極と、前記
    外囲器の背面側の内面に形成されて前記線状陰極からの
    電子を制御する背面電極と、前記外囲器の前面側の内面
    に形成された高電圧用蛍光体層を有する陽極と、前記線
    状陰極と前記陽極との間において両電極と交差する方向
    に一定間隔で張設された複数本の金属細線よりなり、前
    記陽極を多数の発光部分に区画する第1制御電極と、前
    記第1制御電極と前記陽極との間において第1制御電極
    の各金属細線と同方向となるように張設された複数本の
    金属細線よりなり、第1制御電極を通過した電子ビーム
    を収束させる第2制御電極とを具備することを特徴とす
    る真空蛍光発光管。
  2. (2)内部を高真空雰囲気に保持された外囲器と、前記
    外囲器内に設けられた電子を放出する線状陰極と、前記
    外囲器の前面側の内面に形成された一定幅の帯状透孔部
    を有する遮光性被膜の表面に高電圧用蛍光体層を被着し
    て形成した陽極と、前記線状陰極と前記陽極との間にお
    いて両電極と交差する方向に一定間隔で張設された複数
    本の金属細線よりなり、前記陽極をドット状に区画する
    第1制御電極と第2制御電極とを有し、前記帯状透孔部
    によって一定幅の連続帯状に区画された高電圧用蛍光体
    層のドット状の発光が、外囲器の前面側を通して外部に
    照射されることを特徴とする真空蛍光発光管。
  3. (3)陽極の電圧より低く第1制御電極の電圧より高い
    電圧を第2制御電圧に常に印加するようにした請求項1
    記載による真空蛍光発光管の駆動方法。
  4. (4)複数に分割された背面電極に線状陰極と同電位又
    はそれに近い電位の陰極制御電圧を順次印加することに
    より選択的に電子を放出し、前記陰極制御電圧に同期し
    て第1制御電極の隣接する一対の金属細線に正の制御電
    圧を印加することにより、前記一対の金属細線によって
    区画された陽極の発光部分を選択的に発光させることを
    特徴とする請求項1記載による真空蛍光発光管の駆動方
    法。
JP16494188A 1988-07-04 1988-07-04 真空蛍光発光管とその駆動方法 Pending JPH0215539A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0471148A (ja) * 1990-07-11 1992-03-05 Mitsubishi Electric Corp 平面型表示装置
US5298446A (en) * 1990-02-20 1994-03-29 Sharp Kabushiki Kaisha Process for producing semiconductor device

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