JPH02154753A - 放射角度可変レーザー照射装置 - Google Patents

放射角度可変レーザー照射装置

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JPH02154753A
JPH02154753A JP1205454A JP20545489A JPH02154753A JP H02154753 A JPH02154753 A JP H02154753A JP 1205454 A JP1205454 A JP 1205454A JP 20545489 A JP20545489 A JP 20545489A JP H02154753 A JPH02154753 A JP H02154753A
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片岡 研慥
Tsuneyuki Nakajima
中島 常之
Minoru Hayashida
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光強度の高いレーザー光を生体組織、特に人
体組織に照射することにより、組織を蒸散(切開)した
り、凝固(止血)するなどの各種治療に用いられるレー
ザー照射装置に関するものである。
(従来の技術) この種のレーザー照射装置の従来例について説明する前
に、レーザー光の照射による切開、止血の基本的な考え
方を第21図を参照しながら説明する。
レーザー光の照射による切開、止血などは、レーザー光
を熱エネルギーに変換して組織へ反応させるものであり
、レーザー光の出射のいかんによって、つまりレーザー
光の放射角度、拡散状況によって切開、止血能力は大き
く左右される。
即ち、鋭利な切開で、側面の止血能力の必要がない場合
は、第21図(a)で示すように、コンタク1〜プロー
ブ100の先端から狭い角度範囲においてレーザー光1
01を集中的に放出することが望ましい。
また、ある程度の深さを必要とし、側面の止血能力が要
求される切開の場合は、第21図(b)で示すように、
コンタクトプローブ100の先端からレーザー光101
をθ°なる大きな放射角度をもたせて放出することが望
ましい。このように大きな放射角度θ0をもたせること
により、切開に伴う出血を抑える能力、つまり切開部側
面の止血能力も向上する。特に、この場合、レーザー光
101の出射分布を上記放射角度θ°の範囲内である程
度均等化することにより、側面の切開を円滑にするとと
もに、止血能力も向上する。更に、側面部での切開、止
血能力が向上し、プローブ軸線方向への過大な出力を抑
え、側面部への出力に分散することで、レーザー光の出
力を低下させることも可能となり、術者や患者、周辺組
織への影響度の低減、患部の損傷度の軽減化等にも大き
く寄与する。
更に、血管の多いm織での切開、止血で、切開深さが要
求される場合は、第21図(c)で示すように、コンタ
クトプローブ100の先端から基端部に向かうある長さ
範囲のプローブ側面からレーザー光101を放出させる
ことが望ましい。
尚1以上の説明は、軸線を中心とする回転対称の先細円
錐形状(直円錐)のコンタクトプローブにおける切開、
止血能力とレーザー光の放出形状との関係についての説
明であるが、これ以外にも以下のようなプローブが知ら
れている。即ち、先端が半球面形状に形成され、その凸
レンズ効果による集光機能と患部への押し当て適正とを
有する切開を主目的とする半球面型プローブ、先端がフ
ラット面に形成された患部の凝固止血を主目的とするフ
ラット型プローブ、先端がノミ刃状に形成された患部の
そぎ取りを主目的としたノミ型プローブ、等である。こ
れら各種プローブに於いても上記円錐形状のプローブと
同様に、プローブ先端部からのレーザー光の放出形状や
拡散状態が切開能力及び止血能力を大きく左右する要素
であることに相違はない。
また、上記とは別の能力可変手段としては、円錐型プロ
ーブを例にとってみると、第22図に示すように、円錐
側面のなすテーパー角が(θ2)であるプローブ100
の全長(Ll)を変更することによりレーザー光101
の放射角度(Oo)を変化させるものや、第23図に示
すようにテーパー角(02)を一定としてプローブ10
0の基端部の外径(D2)を変更することによりレーザ
ー光101の放射角度(0°)を変化させるものなども
知られている。
(発明が解決しようとする課題) 然し乍ら、上記のような従来の能力可変手段のうち、プ
ローブ基端部の入光端面へのレーザー光の入射エネルギ
ーを変更する手段による場余は。
レーザー光入射エネルギーの調整によりレーザー光の出
射エネルギーを比−測的に調整することにより切開、止
血能力を変化させることが出来るが。
レーザー光の放出角度、拡散状況による切開、止血能力
を変化させることが出来ない。従って、レーザー発生装
置の出力増加の割りに能力の上昇率は低く、出力アップ
による術者、患者への危険性の増大、組織患部の損傷及
びプローブの早期損耗を招くと云った問題点があった。
亦、第22図や第23図に示すようにプローブの全長や
基端部の径を変更する場合は、臨床目的やプローブと導
光ファイバーとを同軸状に固定保持する把持部材等の構
造的制約や術者による取扱操作の面からの制約などによ
って切開、止血能力の向上にも自ずと制約があった。
本発明は、上記に鑑みなされたものであり、低い出力の
レーザー発生装置を用いながら、取扱性を損うことなく
切開、止血能力を十分に発揮出来ると共に1把持部材等
の共用化を図ることが出来る新規な放射角度可変レーザ
ー照射装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、コンタクトプローブに簡易且つ安
価な加工手段を施すことにより放射角度の変更を可能と
することにある。
本発明の更に他の目的は、コンタクトプローブ自体の固
有の形態を保ち、本来の臨床目的を確実に達成させつつ
、切開、止血能力の向上を図ることにある。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する本発明の放射角度可変レーザー照射
装置は、レーザー発生装置に接続された導光ファイバー
と、該導光ファイバーの先端出光端面に対向する入光端
面から入射されたレーザー光を先端部から放射するコン
タクトプローブと、該コンタクトプローブの入光端面を
含む基端部および上記導光ファイバーの出光端面を含む
先端部を互いに同軸状に固定支持する把持部材とから成
るレーザー照射装置であって、上記コンタクトプローブ
の基端部の径を一定に基準化した条件下において、その
コンタクトプローブの先端部から放射されるレーザー光
の放射角度を可変とする手段を備えたことを特徴とする
ものである。
本発明で対象とされるコンタクトプローブの基本的形状
としては、前述の先細円錐形状のプローブ、半球面型プ
ローブ、フラット型プローブ及びノミ型プローブ等が挙
げられる。
放射角度可変手段の具体的実施態様としては、以下に列
挙する態様が採用可能である。
第1態様は、放射角度可変手段が、コンタクトプローブ
の外周面にその軸線方向に沿って該プローブの軸線に対
する角度が異なるよう形成された複数の反射面より成る
ことを特徴とする。
第2態様は、放射角度可変手段を構成する上記複数の反
射面のうちの少なくとも1つが残りの反射面に比べて傾
斜角の大きい局部的段部により形成されていることを特
徴とする。
第°3態様は、放射角度可変手段を構成する上記複数の
反射面がプローブの軸線に沿って平行な円柱状の面と先
端側ほど漸次小径となるテーパー状の面との組合わせか
ら形成されていることを特徴とする。
第4態様は、上記コンタクトプローブが、互いに異なる
テーパー角の周面を有する複数のプローブ体を同軸的に
連ねて成り、且つ放射角度可変手段を構成する上記複数
の反射面が、該複数のプローブ体それぞれの周面から形
成されていることを特徴とする。
第5態様は、放射角度可変手段が、プローブ入射レーザ
光の反射臨界角を超え該レーザー光の一部をプローブの
外周面より漏出させるようプローブの外周面に形成され
た反射面を含むことを特徴とする。
第6態様は、放射角度可変手段が、レーザー光の入光角
度を変化させるようレンズ状曲面で形成されたコンタク
トプローブの入光端面より成ることを特徴とする。そし
て、このレンズ状曲面としては凹面或いは凸面いずれも
採用可能である。
第7態様は、放射角度可変手段が、コンタクトプローブ
の外周面にその軸線方向に沿って該プローブの軸線に対
する角度が異なるよう形成された複数の反射面と、コン
タクトプローブの入光端面に形成されたレンズ状曲面と
の組合わせにより形成されていることを特徴とする。
第8態様は、放射角度可変手段が、導光ファイバーの先
端出光端面とコンタクトプローブの基端部の入光端面と
の間に、これら両端面間の距離を一定として、ファイバ
ーからの出光光線角度を可変とする光学系を組入れて形
成されたものであることを特徴とする。
第9態様は、放射角度可変手段が、導光ファイバーの基
端入光端面側に、この基端入光端面の位置を一定として
、レーザー発生装置からのレーザー光の出光光線角度を
可変とする光学系を組入れて形成されたものであること
を特徴とする。
第10態様は、放射角度可変手段が、導光ファイバーの
先端出光端面とコンタクトプローブの基端部の入光端面
との距離を可変とするよう構成されたものであることを
特徴とする。
(作用) この発明によれば、コンタクトプローブ先端部からのレ
ーザー光の放射角度を可変とすることにより、記述の基
本的な考え方に即して、レーザー光の放出形状、拡散状
況の変化に伴う切開、止血能力の変更を可能とできる。
従って、レーザー発生装置の出力を増大することなく、
切開、止血能力の向上を図ることが出来る。また、この
ようにレーザー光の能力を自由に変更出来ることとなっ
た結果、各種型式のプローブ固有の全長や基端部半径を
変更する必要がなくなり、プローブと導光ファイバーと
を同軸状に固定保持する把持部材等も単一のものを共通
使用することが出来ることになる。
一方、レーザー光放射角度可変手段として、上記第1乃
至第3態様、第6態様或いは第7態様のものを採用した
場合は、型式毎に同一使用のコンタクトプローブを製作
し、それにテーパー加工や曲面加工等の簡単な加工を付
加することによって、所望のレーザー放射角度を得るこ
とが出来、プローブの製作コストが安く済むと共に、プ
ローブの基本的な形状は臨床目的に適合した形状を保ち
ながら、上述の如く切開、止血能力を向上することが出
来る。
亦、第4態様の放射角度可変手段を採用する場合は、長
寸の透光性材料の周面を切削加工して恰もテーパー状周
面を有する複数のプローブ体が同軸的に連なった如く作
成されるものであるが、上記テーパー状周面を有する複
数のプローブ体を同軸的に接合一体として一本のコンタ
クトプローブを形成するすることも可能であり、いずれ
にしてもプローブ内を進行するレーザー光が多くの反射
を繰り返し、この反射度数の適宜設定により先端部から
のレーザー放射パターンの選択範囲が広められる。
第5態様の放射角度可変手段は、上記各態様と組合せ採
用されるものであるが、本態様の如くレーザー光が反射
臨界角を超えるような反射面を適宜配置すれば、プロー
ブ先端部側周面からも一部のレーザー光が漏出し、この
漏出レーザー光も含むレーザー放射パターンを臨床目的
に適合するよう定めることが出来る。
更に、第8乃至第10態様の放射角度可変手段の場合は
、光学系を使用してプローブに対するレーザー人光角度
(拡がり角度)を変更したり、導光ファイバーとプロー
ブとの対合距離或いはレーザー発生源と導光ファイバー
との距離を変更することによりプローブ先端部からのレ
ーザー放射角度を可変ぜんとするものであるから、プロ
ーブ自体の固有の形状、大きさ等は全く変更を要さず、
形状等により規制されるプローブ固有の臨床目的はその
まま維持達成される。
(実施例) 以下、図面に基づき本発明の実施例について説明する。
(実施例−1) 第1図は先細直円錐形状のコンタクトプローブを使用し
たレーザー照射装置の基本構成を示し、該レーザー照射
装置は、図外のレーザー発生装置に接続され、そのレー
ザー発生装置からの平行レーザー光を光学的に一定角度
で集光して導く導光ファイバー1と、この導光ファイバ
ー1の先端出光端面ICに対向する入光端面2Cから入
射した最大波がり角度のレーザー光10Aを周面で反射
させ、臨界角度を超えた先端部2Bから放出するテーパ
ー型コンタクトプローブ2と、このプローブ2の上記入
光端面2Cを含む円柱状基端部2Aと上記導光ファイバ
ー1の出光端面ICを含む先端部IBとを同軸状に固定
保持するよう互いに螺合連結可能な雌雄一対の筒状ねじ
部材3A、3Bとから構成されている。
本実施例は、上記基本構成のレーザー照射装置に第2図
(a)〜(c)に示す如きレーザー光の放射角度可変手
段を付加したものであり、該放射角度可変手段は、上記
第1、第2或いは第5態様に対応する。図に於いて、プ
ローブ2の全長(Ll)、円柱状基端部2Aの長さ(L
2)、入光端面2Cへの入射角度(θ1)、プローブ2
のテーパー角(θ2)並びに円柱状基端部2Aの外径(
Dl)は一定に基準化される。そして、プローブ2の上
記基端部2Aと先端部2Bとの間の外周面に、プローブ
2自体のテーパー角(θ2)より大きなテーパー角(0
5)で且つ軸線方向に沿った長さが(L4)の局部的テ
ーパー段部(反射面)4が形成され、該局部的テーパー
段部4とプローブ2の他の周面とにより放射角度可変手
段が構成されている。この局部的テーパー段部4に係る
(05)、(L4)、その形成位置及び個数は、上記基
準化された(Ll)、(L2)、CD LL (θ2)
及び(D2)との関係において、先端部2Bからレーザ
ー光10Bが所望のパターンで放射されるよう定められ
る。
第2図(a)は、上記局部的テーパー段部4を1個、第
2図(b)は2個、第2図(Q)は3個形成したもので
ある。第2図(a)の場合は、プローブ2内を進行する
レーザー光10Aの一部が、プローブ2自体の周面によ
る反射角(α)とは異なる(大きな)角度(β)で上記
局部的テーパー段部4により反射し、その結果先端部2
Bからのレーザー光10Bの放射角度(θ3)が大きく
なり、これにより切開、止血能力の向上を図ることが出
来る。また、第2図(b)及び(c)の場合、入射レー
ザー光10Aの一部が複数の局部的テーパー段部4・・
・により反射を繰り返す結果、先端部2Bの周面では反
射臨界角を超え、該先端部2Bの成る長さ範囲(11)
に亘る部分周面から漏出する。放射レーザー光10Bは
、この漏出光を含む拡がりを持ち、これにより血管の多
い組織等での切開、止血能力を高めることが出来る。
上記の通り1本実施例に於いて、上記局部的テーパー段
部4の形成数及び位置、長さ(R4)、テーパー角(θ
5)等を適宜変えることにより、レーザー光10Bの放
射角度(θ3)や側周面からの漏出放射範囲(Q)を任
意に設定することが出来る。
従って、(Ll)、(R2)、(θ1)、(θ2)及び
(D2)が基準化によって一定とされても、レーザー能
力の臨床目的に応じた適宜変更が自由になし得る。
尚、回倒では円柱状の基端部2Aを有するコンタクトプ
ローブが示されているが、全体が先細直円錐形状のもの
も除外するものではない。
(実施例−2) 第3図(a)(b)は、実施例1と同様直円錐形コンタ
クトプローブを有するレーザー照射装置を対象とし且つ
第6態様の照射角度可変手段が適用されたものである。
基本的構成は実施例1と同様であり、本実施例の場合も
プローブ2の全長(Ll)、円柱状基端部2Aの長さ(
R2)、入光端面2cへの入射角度(θ1)、プローブ
2のテーパー角(θ2)並びに円柱状基端部2Aの外径
(Dl)が一定に基準化される。そして、第3図(a)
の場合は、プローブ2の入光端面2cが凹レンズ状の曲
面に形成され、第3図(b)の場合は、凸レンズ状曲面
に形成されており、これら凹又は凸レンズ状入光端面2
Cが放射角度可変手段を構成する。
第3図(a)の場合、導光ファイバー1からの出射角度
(θ1)のレーザー光が凹曲状入光端面2cより入光角
度(θ6)でコンタクトプローブ2内に入光する。この
場合、入光角度(θ6)は、入光端面2Cの凹レンズ作
用により平坦な入光端面の場合より大きくなり、従って
、プローブ2内を進行するレーザー光10Aはプローブ
2の局面で大きな反射角度で反射を繰り返し、先端部2
Bに至ってその反射臨界角を超え、一部が先端部2Bの
側周面より漏出する。この漏出光を含む放射レーザー光
10Bは大きな拡がりを持ち、これにより止血能力の向
上を図ることが出来る。
第3図(b)の場合、コンタクトプローブ2の入光角度
(θ7)は、入光端面2Cの凸レンズ作用により平坦な
入光端面の場合より小さくなり、従って、プローブ2内
を進行するレーザー光10Aは。
プローブ2の周面で小さな角度で反射を繰り返し先端部
2Bに集中し、レーザー光10Bが先端部2Bより小さ
な放射角度(θ8)で放射するにれによりシャープな切
開が可能となる。
本実施例に於いては、凹レンズ状若しくは凸レンズ状入
光端面2Cの各曲率半径(R1)若しくは(R2)を変
えることにより、放射レーザー光10Bのパターンを臨
床目的に応じて適宜変更することが可能となる。
(実施例−3) 第4図(a)(b)は、上記実施例−1及び2を組み合
わせたもの、即ち放射角度可変手段として第7態様のも
のを採用した例を示す。コンタクトプローブ2は上記と
同様直円錐形状であり5従ってレーザー照射装置として
の基本構成は上記と同様で、(LL)、(R2)、(0
1)、(θ2)及び(Dl)も上記と同様に一定に基準
化される。本実施例では、プローブ2の先端部2Bに近
い外周面部にテーパー角(θ5)の局部的テーパー段部
4が形成され、且つプローブ2の入光端面2cが、第4
図(a)では凹レンズ状の曲面に、第4図(b)では凸
レンズ状の曲面に形成されている。即ち、上記局部的テ
ーパー段部4、その他のプローブ2の外周面及び凹又は
凸レンズ状入光端面2cの組合せにより放射角度可変手
段が構成されている。これらの放射角度可変手段の適宜
組合せ1局部的テーパー段部4の形態、入光端面2cの
曲率半径の適宜変更等により、プローブ2の先端部2B
からのレーザー光10Bの漏出光を含む放射角度、拡散
状況等が変更され、切開、止血能力を各種各様に変化さ
せることが出来る。尚、回倒では局部的テーパー段部4
を2個設けた例を示したが、1個若しくは3個以上であ
っても良いことは云うまでもない。
(実施例−4) 第5図は、主として蒸散を目的とした半球面型プローブ
を使用したレーザー照射装置を対象としたものであり、
接触プローブ径に相当する大きさの患部の蒸散に使用す
る。従って、効率的な蒸散の為にはプローブ先端部の曲
面全体からレーザー光が放散されることが望ましい。そ
の基本的構成は、図外のレーザー発生装置に接続されて
、そのレーザー発生装置からのレーザー光を導く導光フ
ァイバー1と、この導光ファイバー1の先端出光端面I
Cに対抗する入光端面2Cから入射したレーザー光10
Aを、凸レンズ集光効果を有し且つ患部へ押し当て可能
な半球面状に加工された先端部10Bから放出する半球
面型プローブ2と、このプローブ2の上記入光端面2C
を含む円柱状基端部2Aと上記導光ファイバー1の出光
端面ICを含む先端部IBとを同軸状に保持するよう互
いに螺合連結可能な雌雄一対の筒状ねじ部材3A、3B
から成る把持部材3とから構成されている。
本実施例は、上記構成のレーザー照射装置に、第6図(
a)(b)で示すレーザー光放射角度可変手段を付加し
たものである。本実施例で採用された放射角度可変手段
は、主に第1態様或いは第6態様に対応する。第6図(
a)(b)に於いては、プローブ2の円柱状基端部2A
の外径(Dl)及び入光端面2Cへの入射角度(θ1)
が一定に基準化される。そして、第6図(a)では、プ
ローブ2の外周面に長さ(L4)、テーパー角(θ5)
の局部的テーパー段部4が形成され、第6図(b)では
、プローブ2の入光端面2Cが曲率半径(R)の凹レン
ズ状曲面(凸レンズ状曲面でも良い)に形成されている
上記局部的テーパー段部4及びプローブ2の他の周面又
は凹(凸)レンズ状入光端面2C或いはこれらの組合せ
(不図示)により、上記放射角度可変手段が構成されて
いる。これら放射角度可変手段により、先端部2Bから
のレーザー光10Bの放出径(D4)が任意に変更可能
とされ、臨床目的に応じた切開能力の選択等が可能とさ
れる。
(実施例−5) 第7図は、主として患部の凝固止血を目的としたフラッ
ト型プローブを使用したレーザー照射装置を対象とした
ものであり、接触プローブ径に相当する大きさの患部の
凝固止血に使用する。従って、効率的な凝固止血の為に
はプローブ先端部の曲面全体からレーザー光が放散され
ることが望ましい。該レーザ照射装置は、図に示す如く
、上記実施例4と同様に、導光ファイバー1と、フラッ
トな先端部2Bを有するフラット型プローブ2と、雌雄
一対の筒状ねじ部材3A、3Bから成る把持部材3とか
ら構成されている。
本実施例は、上記構成のレーザー照射装置に、第8図(
a)(b)で示すレーザー光放射角度可変手段を付加し
たものである0本実施例で採用された放射角度可変手段
は、実施例4と同様主に第1態様或いは第69様に対応
する。第8図(a)(b)に於いては、プローブ2の円
柱状基端部2Aの外径(Dl)及び入光端面2Cへの入
射角度(θ1)が−定に基準化される。そして、第8図
Ca)では、プローブ2の外周面に長さ(L4)、テー
パー角(θ5)の局部的テーパー段部4が形成され、第
8図(b)では、プローブ2の入光端面2Cが曲率半径
(R)の凹レンズ状曲面(凸レンズ状曲面でも良い)に
形成されている。上記局部的テーパー段部4及びプロー
ブ2の他の周面又は凹(凸)レンズ状入光端面2C或い
はこれらの組合せ(不図示)により、上記放射角度可変
手段が構成されている。この場合も、これら放射角度可
変手段により、先端部2Bからのレーザー光10Bの放
出径(D4)が任意に変更可能とされ、臨床目的に応じ
た止血能力の選択等が可能とされる。
(実施例−6) 第9図は、主として患部をそぎ取るような臨床例に使用
されるノミ型プローブを使用したレーザー照射装置を対
象とする。該レーザー照射装置は、図に示す如く、上記
実施例4.5と同様に、導光ファイバー1と、ノミ型の
先端部2Bを有するノミ型プローブ2と、雌雄一対の筒
状ねじ部材3A、3Bから成る把持部材3とから構成さ
れている。
この型のものは、柱状プローブの先端部をノミ刃状に削
成(対向且つ対称なテーパー状傾斜平坦面により刃稜を
プローブ2の軸線に直交するよう形成)したもので、プ
ローブ2に入光したレーザー光10Aは、上記先端部2
Bの一方のテーパー面で反射し、他方のテーパー面では
その反射臨界角を超える為、一部のレーザー光が当該テ
ーパー面より漏出する。この場合、上記漏出光を含む放
射レーザー光10Bのプローブ2の軸線に沿った放出長
さ(X・・・第10図参照)は、短い方が望ましいが、
そぎ取り等の作業性及びその他の条件から先端部2Bの
テーパー角(θ4)、円柱状基端部2Aの外径(Di)
、入光端面2Cへの入射角度(θ1)等を基準化して一
定にしたときには、この放出長さ(X)が固定化されて
しまう。
第10図(a)(b)は、斯かる基本構成に放射角度可
変手段として主に第1態様及び第6態様(但し、凸曲面
のみ)を適用し、上記放出長さ(X)を可変するように
したものである。第10図(a)では、プローブ2の途
中周面に上記テーパー角(04)より小さなテーパー角
(05)の局部的テーパー段部4が形成されている。入
射レーザー光の一部は一旦この局部的テーパー段部4で
反射し、先端部2 Bのテーパー面に対して小さな角度
で入射し、その結果上記放出長さ(X)が実質的に短く
なる。また、第10図(b)では、プローブ2の入光端
面2Cが、凸レンズ若しくはシリンドルカル状の凸曲面
に形成され、該入光端面2Cから入光したレーザー光は
その屈折作用により第9図の場合より小さな拡がり角度
を持ってプローブ2内を進行する。その結果、先端部2
Bのテーパー面に対して小さな角度で入射し、上記同様
放出長さ(X)が実質的に短くなる。
このような放射角度可変手段(局部的テーパー段部4を
含むプローブ2の周面又は凸曲面状に加工された入光端
面2G)を採用することにより。
(θ4)、(Dl)及び(θ1)等を基準化により一定
にしでも放出長さ(X)を任意に変更設定することが出
来る。
(実施例−7) 第11図は、止血を伴った高速切開や患部の均等加温を
目的とした短い直円錐形状のプローブを使用したレーザ
ー照射装置を対象とするものである。該レーザー照射装
置は、回倒の如く、上記各実施例と同様に、導光ファイ
バー1と、レーザー光10Bを円錐部分の全部から放出
する円錐形先端部2Bを有する短円錨型プローブ2と、
雌雄−対の筒状ねじ部材3A、3Bから成る把持部材3
とから構成されている。
この型のものは円錐形先端部2Bの全面からレーザー光
を放出させることが望ましいが、プローブ2の形態等を
基準化して一定にすると、全面からの放出が達成されな
くなることがある。
そこで、第12図(a)(b)は、上記基本形態のレー
ザー照射装置に放射角度可変手段として主に第1態様及
び第6態様(但し、凹曲面のみ)を適用し、先端部2B
からの放出長さ(X)を可変するようにしたものである
。第12図(、)では、プローブ2の外周面に長さが(
L4)、テーパー角(θ5)の1つの局部的テーパー段
部4を形成すると共に、プローブ2の入光端面2Cを曲
率半径が(R)の凹レンズ状の曲面に形成している。こ
の場合、凹レンズ状入光端面2Cのレンズ作用及び局部
的テーパー段部4での大きな反射角度を伴った反射によ
り、入射レーザー光10Aの一部は円錐形先端部2Bの
周面に対してその反射臨界角を超えると共に先端部2B
の基部側に寄った位置に入射して該周面より漏出し、そ
の結果この漏出光を含む放出レーザー光10Bの放出長
さ(X)は先端部2Bの略全面に及ぶことになる。一方
、第12図(b)では、プローブ2の外周面に長さが(
L4)、テーパー角が(θ5)の2つの局部的テーパー
段部4が形成されている。この場合は、2つの局部的テ
ーパー段部4,4により入射レーザー光10Aの一部の
反射角が変えられ、上記と同様円錐形先端部2Bの周面
に対してその反射臨界角を超えると共に先端部2Bの基
部側に寄った位置に入射して漏出、その結果漏出光を含
む上記放出光10Bの長さ(X)は先端部2Bの略全面
に及ぶことになる。これら、放射角度可変手段の採用に
より、先端部2Bからのレーザー光の放出長さ(X)を
任意に設定することが出来る。
(実施例−8) 第13図(a)〜(j)は、上記実施例1〜3が対象と
した先細円錐形プローブを用いたレーザー照射装置に第
4態様の放射角度可変手段を適用した例を示す。
第13図(a)〜(f)に示すコンタクトプローブ2は
、互いに異なるテーパー角(θ2A)、(02B)のテ
ーパー状周面(円錐面若しくは角錐面)2OA、2LA
を有する2つのプローブ体2o、21を環状段部22を
介し同軸的に連成して成る(長寸透光性部材を切削加工
したもの)、上記周面20A、21Aのテーパー角(0
2A)、(02B)は該周面20A、21Aに対するレ
ーザー光10Aの反射角が(α)、(β)となるよう設
定され、これら周面20A、2LA及びプローブ体20
.21のその他の周面が放射角度可変手段としての反射
面を構成する。亦、第13図(g)のコンタクトプロー
ブ2は、全長に亘り均一断面の円柱状プローブ体20と
全長に亘すテーパー角21Aのテーパー状周面21とを
上記同様段部22を介して連成して成り、プローブ体2
0の周面20Bとプローブ体21のテーパー状周面21
Aとが放射角度可変手段としての反射面を構成する。更
に、第13図(h)(i)のコンタクトプローブ2は、
互いに異なるテーパー角(θ2A)(02B)(02C
)のテーパー状周面20A、21A、21’Aを有する
3つのプローブ体20.21.21’ を上記同様同軸
的に連成したもので、これら周面20A、21A、21
′Aと各プローブ体20.21,21’の他の周面とに
より放射角度可変手段としての反射面が構成される。そ
して、第13図(h)の例では、先側プローブ体21′
の先端部周面にV字形の環状溝から成る複数の微小段部
23・・・を長手方向に沿って並設し、また第13図(
i)で示す例では先側プローブ体21′の先端部周面に
長手方向に沿った複数の条溝24・・・をその周方向に
並設し〔第13図(j)参照〕、これら微小段部23・
・・及び条溝24・・・によるレーザー光の乱反射をし
て。
レーザー光10Bの放射状況に変化をもたせている。
第13図(、)〜(i)に示すコンタクトプローブは、
夫々が個別的に形成された複数個のプローブ体を速成一
体とすることにより、入射レーザー光を異なる角度で反
射する反射面を1本のプローブに複数形成させることが
でき、これによりプローブ内を進行するレーザー光の反
射度数を増やして先端部からの放射角度(θ3)及び側
周面に於ける放射範囲(Ω)の可変範囲を広げることが
出来る。
この型のプローブは、上述した通り1本の長寸透光性部
材を切削加工して作製することが望ましいが、別個に作
製したプローブ体を接合一体とすることも可能である。
(実施例−9) 第14図(a)〜(d)に示すコンタクトプローブ2は
、放射角度可変手段として第3態様が適用された例を示
す、具体的には、図に示す如く、プローブ2の周面に、
プローブ軸線に沿って平行な1つ又は複数の円柱状の面
2Pと、先行漸縮径の1つ又は複数の円錐面(テーパー
面)2Tとを組合せ、これらの面2P、2Tが反射面と
して連続して連なるようにしたものである。そして、、
これら反射面2P、2Tの適宜設定により、プローブ先
端部からのレーザー光10Bの放射角度(θ)及び放射
箱II(12)を臨床目的等に応じて可変し得ることは
上記と同様である。また、本実施例の場合は、実施例1
〜3のように局部的テーパー段部4を形成する場合に比
べて加工がし易いと云う利点が付加される。
(実施例−1O) 第15図(a)(b)に示す実施例は、放射角度可変手
段として第8ffIA様及び第io@様を組合せ適用し
た例を示す。具体的には、図に示す如く、導光ファイバ
ー1の先端出光端面ICとコンタクトプローブ2の基端
部2Aの入光端面2Cとの間に。
導光ファイバー1からの出光光線角度(θ1)を偏光さ
せる凸レンズ(凹レンズでも良い)25を組み入れ、且
つ上記同様の把持部材3を構成する一方の筒状ねじ部材
3Aに保持部材26を介して上記凸レンズ25を固定保
持させたものである0本実施例では、第15図(a)で
示す如く、導光ファイバーICから(01)の角度のレ
ーザー光は凸レンズ25によって(θ9)の角度に屈折
されてプローブ2の入光端面2Cに入光される。従って
、レンズ25がない場合とは違った反射パターンでプロ
ーブ2内を進行し、その先端部からは図のような拡がり
角のレーザー光10Bが放射される。また、第15図(
b)は、筒状ねじ部材3A、3Bを相対移動させて導光
ファイバー1の出光端面ICと凸レンズ25との距離を
変えた例を示す。この場合、出光端面ICとレンズ25
との距離を大きくすることにより、該レンズ25から出
射されたレーザー光の入光端面2Cに対する入射密度(
入射スポット径)を大きくなり、これによりプローブ2
内での反射角度が緩やかとなり、先端部からは第15図
(a)の場合より拡がり角度の小さなレーザー光10B
が放射される。即ち、出光端面ICとレンズ25との距
離を変えることにより、先端部からのレーザー光10B
の照射状況が可変され、これら手段の適宜採用により上
記と同様の効果が得られる。
(実施例−1l) 第16図(a)(b)は、導光ファイバー1の基端入光
端面]、Aの位置を一定として、図外のレーザー発生装
置からのレーザー光11の集光光線角度(θ10)を可
変としたもので、第9態様の放射角度可変手段を採用し
たものである。具体的には、導光ファイバー1の基端入
光端面IAとレーザー発生装置からのレーザー発生源と
を、筒型固定本体6と、該本体6に対してその軸線方向
に沿って螺進・螺退可能に螺装された可動部材8とによ
って連結し、上記筒型本体6には固定レンズ(回倒では
凹レンズ)5が保持され、一方可動部材8には凸型移動
レンズ7が内装されている。レーザー発生装置からの一
定角度(通常平行)のレーザー光11は、両レンズ5.
7によって屈折され、集光光線角度(θ10)で導光フ
ァイバー1の入光端面IAに入光される。レーザー光は
、導光ファイバー1内でこの集光光線角度(θ10)で
規制された反射パターンで進行し、該導光ファイバー1
の出光端面ICからはこの反射パターンに対応する拡が
り角で出光し、コンタクトプローブ2の入光端面2Cに
入光される。従って、上記集光光線角度(θ10)を変
更すれば、コンタクトプローブ2に対する入光角度が変
化し、その先端部からのレーザー光の放射パターンを変
えることが出来る。第16図(b)は、可動部材8をね
じ部9に沿って移動して固定レンズ5に移動レンズ7を
接近させ、その結果、上記集光光線角度(θ10)が小
さくなり、導光ファイバー1内を進行するレーザー光の
ファイバー周面での反射角度が緩やかとなる。従って、
プローブ2に対するレーザー光の入射角度が第16図(
b)の場合の方が小さくなり、その先端部からのレーザ
ー光の放射波がり角度が小さくなる。このように、固定
レンズ5と移動レンズ7との相対距離を任意に変えるこ
とにより、プローブ先端部からのレーザー光の照射状況
が目的に応じて適宜変えられることになる。
(実施例−12) 第17図(a)(b)は、導光ファイバー1の先端出光
端面ICとコンタクトプローブ2の基端入光端面2Cと
の距離(L5)を可変としたもので、第10態様の放射
角度可変手段を採用したものである。具体的には、導光
ファイバー1とコンタクトプローブ2とを同軸状に固定
保持する雌雄一対の筒状ねじ部材3A、3Bを光軸線に
沿って移動自在として上記距!(L5)を変え、レーザ
ー光の上記入光端面2Cに対する照射スポット径を変え
ることにより、プローブ2内を進行するレーザー光の反
射パターンの変化をしてその先端部からの放射パターン
を変更させんとするものである。第17図(a)(b)
は、距fll(L5)を可変した例を示し、符号3Cは
所望の距離に設定した後筒状ねじ部材3A、3Bを相互
固定せんとするものである。
上記実施例10〜12に示す例は、コンタクトプローブ
2に対してテーパー状段部や凹凸曲面等の特殊な加工を
施す必要がなく、また各々の型においてプローブ2の各
種仕様を変更する必要がなく、更にプローブ2の付替け
も要さず、レーザー光放射角度や放射状況の変更が任意
になし得る。
尚、これら実施例と上記他の実施例とを組み合わせるこ
とも可能であることは云うまでもない。
(その他の実施例) 第18図乃至第20図は、放射角度可変手段としての反
射面4の種々の形成態様を示すものである。具体的には
、第18図はコンタクトプローブ2の周面を略V字形に
削成して局部的テーパー段部(反射面)4を形成し、第
19図はプローブ2の局面を円弧状に削成しこの円弧状
の削成面を上記反射面4とし、更に第20図は円弧面を
含む複合曲面に削成してこの複合曲面を反射面4とした
ものである。これら各種反射面4の選択的採用により、
プローブ2内を進行するレーザー光の反射パターンが変
更され、その先端部からの放射角度や放射状況の任意設
定が可能となる。
尚、上記実施例に限定されず、例えば把持部材3の構造
は、導光ファイバー1とコンタクトプローブ2との光学
的接続が維持される限り他の変更が可能であることは云
うまでもない。
(発明の効果) 成上の如く、本発明のレーザー照射装置によれば、コン
タクトプローブ先端部からのレーザー光の放射角度を変
更することにより、切開能力や止血能力を大きく左右す
る要素であるレーザー光の放出形状、拡散状況を任意に
設定変更することができるので、低出力のレーザー発生
装置を用いながら、切開、止血能力の向上を図ることが
出来る。
しかも、コンタクトプローブの各種仕様のうち。
基端部の径は一定に基準化して、上記の如く切開、止血
能力の向上を達成できるので、導光ファイバーの先端部
とプローブ基端部とを同軸状に固定保持する把持部材は
、いかなる能力のものに対しても同一のもので共通使用
することが可能である。
即ち、単一の把持部材に対して各種能力のプローブが互
換使用可能となる。
レーザー照射装置は、一般にその出力の大きさと価格と
が比例関係にあるが、本発明によれば出力の低下が可能
とされるから、装置全体を安価に提供できる利点が付加
される。
また、レーザー光の放射角度可変手段として、局部的テ
ーパー段部の形成やプローブ入光端面の凹凸曲面加工を
採用する場合、その加工は極めて簡単であり、製作コス
トの低減を図り得ると共に。
プローブの基本的形状を所定の臨床目的に適合した形状
に維持することが出来る。
更に、放射角度可変手段として、光学系の組込み使用や
端面間の距煎変更手段を採用した場合、プローブ自体の
固有の形状、大きさはそのまま維持されるからプローブ
夫々の固有の臨床目的がそのまま維持されると共に、プ
ローブの加工や付替え等も要さず、製作コストが低減さ
れまた操作性もより向上することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例〜第3実施例に係るレーザ
ー照射装置の基本構成を示す一部切欠き側面図、第2図
(a)〜(c)は第1実施例におけるプローブの側面図
、第3図(a)(b)は第2実施例におけるプローブの
側面図、第4図(a)(b)は第3実施例におけるプロ
ーブの側面図、第5図は第4実施例に係るレーザー照射
装置の基本構成を示す一部切欠き側面図、第6図(a)
(b)は第4実施例におけるプローブの側面図、第7図
は第5実施例に係るレーザー照射装置の基本構成を示す
一部切欠き側面図、第8図(a)(b)は第5実施例に
おけるプローブの側面図、第9図は第6実施例に係るレ
ーザー照射装置の基本構成を示す一部切欠き側面図、第
10図(a)(b)は第6実施例におけるプローブの側
面図、第11図は第7実施例に係るレーザー照射装置の
基本構成を示す一部切欠き側面図、第12図(a)(b
)は第7実施例におけるプローブの側面図、第13図(
a)〜(i)は第8実施例におけるプローブの側面図、
第13図(j)は第13図(i)のX−X線断面図、第
14図(a)〜(d)は第9実施例におけるプローブの
側面図、第15図(、a )(b )は第10実施例に
おける要部の縦断側面図、第16図(、)(b)は第1
1実施例に係るレーザー照射装置における要部の拡大縦
断側面図、第17図(a)(b)は第12実施例に係る
レーザー照射装置における要部の拡大縦断側面図、第1
8図乃至第20図は反射面の形成変更態様を示す拡大側
面図、第21図は直円錐型コンタクトプローブを例にし
た切開、止血能力とレーザー光の放射形状との関係を説
明する側面図、第22図及び第23図は従来の能力可変
手段の例を示すプローブの側面図である。 (符号の説明) 1・・・導光ファイバー、  IA・・・導光ファイバ
ーの入光端面、  IC・・・導光ファイバーの出光端
面。 2・・・コンタクトプローブ、  2A・・・コンタク
トプローブの基端部、 2B・・・コンタクトプローブ
の先端部、 2C・・・コンタクトプローブの入光端面
、3・・・把持部材、 3A、3B・・・筒状ねじ部材
、4・・・反射面(局部的テーパー段部)、  1.O
A、10B、11・・・レーザー光。 一以上一 出願人 株式会社 モリタ農作所 第 図 第 図 八 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レーザー発生装置に接続された導光ファイバーと、
    該導光ファイバーの先端出光端面に対向する入光端面か
    ら入射されたレーザー光を先端部から放射するコンタク
    トプローブと、該コンタクトプローブの入光端面を含む
    基端部および上記導光ファイバーの出光端面を含む先端
    部を互いに同軸状に固定支持する把持部材とから成るレ
    ーザー照射装置であって、上記コンタクトプローブの基
    端部の径を一定に基準化した条件下において、そのコン
    タクトプローブの先端部から放射されるレーザー光の放
    射角度を可変とする手段を備えたことを特徴とする放射
    角度可変レーザー照射装置。 2、上記コンタクトプローブが、その軸線を中心とする
    回転対称の先細円錐形状である請求項1記載の放射角度
    可変レーザー照射装置。 3、上記コンタクトプローブの先端面が半球面形状に形
    成されたものである請求項1記載の放射角度可変レーザ
    ー照射装置。 4、上記コンタクトプローブの先端面がフラット面に形
    成されたものである請求項1記載の放射角度可変レーザ
    ー照射装置。 5、上記コンタクトプローブの先端部がノミ状に形成さ
    れたものである請求項1記載の放射角度可変レーザー照
    射装置。 6、上記放射角度可変手段が、コンタクトプローブの外
    周面にその軸線方向に沿って、該プローブの軸線に対す
    る角度が異なるよう形成された複数の反射面より成る請
    求項1、2、3、4又は5記載の放射角度可変レーザー
    照射装置。 7、上記複数の反射面のうちの少なくとも1つが残りの
    反射面に比べて傾斜角の大きい局部的段部により形成さ
    れている請求項6記載の放射角度可変レーザー照射装置
    。 8、上記複数の反射面がプローブの軸線に沿って平行な
    円柱状の面と先端側ほど漸次小径となるテーパー状の面
    との組合わせから形成されている請求項6記載の放射角
    度可変レーザー照射装置。 9、上記コンタクトプローブが、互いに異なるテーパー
    角の周面を有する複数のプローブ体を同軸的に連ねて成
    り、且つ上記複数の反射面が、該複数のプローブ体それ
    ぞれの周面から形成されている請求項1又は6記載の放
    射角度可変レーザー照射装置。 10、上記放射角度可変手段が、プローブ入射レーザ光
    の反射臨界角を超え該レーザー光の一部をプローブの外
    周面より漏出させるようプローブの外周面に形成された
    反射面を含む請求項1、2、3、4、5又は6記載の放
    射角度可変レーザー照射装置。 11、上記放射角度可変手段が、レーザー光の入光角度
    を変化させるようレンズ状曲面で形成されたコンタクト
    プローブの入光端面より成る請求項1、2、3、4又は
    5記載の放射角度可変レーザー照射装置。 12、上記レンズ状曲面がレーザー光の入光角度を大き
    くする凹面である請求項11記載の放射角度可変レーザ
    ー照射装置。 13、上記レンズ状曲面がレーザー光の入光角度を小さ
    くする凸面である請求項11記載の放射角度可変レーザ
    ー照射装置。 14、上記放射角度可変手段が、コンタクトプローブの
    外周面にその軸線方向に沿って該プローブの軸線に対す
    る角度が異なるよう形成された複数の反射面と、コンタ
    クトプローブの入光端面に形成されたレンズ状曲面との
    組合わせにより形成されている請求項1、2、3、4、
    5又は6記載の放射角度可変レーザー照射装置。 15、上記放射角度可変手段が、導光ファイバーの先端
    出光端面とコンタクトプローブの基端部の入光端面との
    間に、これら両端面間の距離を一定として、ファイバー
    からの出光光線角度を可変とする光学系を組入れて形成
    されたものである請求項1、2、3、4又は5記載の放
    射角度可変レーザー照射装置。 16、上記放射角度可変手段が、導光ファイバーの基端
    入光端面側に、この基端入光端面の位置を一定として、
    レーザー発生装置からの平行レーザー光の出光光線角度
    を可変とする光学系を組入れて形成されたものである請
    求項1、2、3、4又は5記載の放射角度可変レーザー
    照射装置。 17、上記放射角度可変手段が、導光ファイバーの先端
    出光端面とコンタクトプローブの基端部の入光端面との
    距離を可変とするよう構成されたものである請求項1、
    2、3、4又は5記載の放射角度可変レーザー照射装置
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