JPH02154171A - 電力ケーブルの部分放電測定方法 - Google Patents

電力ケーブルの部分放電測定方法

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JPH02154171A
JPH02154171A JP30927488A JP30927488A JPH02154171A JP H02154171 A JPH02154171 A JP H02154171A JP 30927488 A JP30927488 A JP 30927488A JP 30927488 A JP30927488 A JP 30927488A JP H02154171 A JPH02154171 A JP H02154171A
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pole
high frequency
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Takeshi Endo
遠藤 桓
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電力ケーブル等の絶縁劣化を診断するための部
分放電測定方法に関する。
〔従来の技術〕
第4図(a)は従来の部分放電測定方法を示す。電力ケ
ーブル1が普通中間接続部2で接続され、両端に終端接
続部3を有する。普通中間接続部2の金属シースは接地
線4で接地され、電力ケーブル1の金属シースは終端接
続部3の近傍で接地線5で接地されている。
部分放電を測定するときは、高電圧充電部6に高周波イ
ンピーダンスとなるチョークコイル7を接続して高周波
パルスを阻止し、結合コンデンサ8によって高周波パル
スを取り外す。この高周波パルスは絶縁体中で生じる部
分放電によってケーブル導体に誘起された部分放電信号
であり、検出インピーダンス9の両端に所定の電位差を
発生する。これを部分放電測定器10によって測定する
第4図(b)は他の従来の部分放電測定方法を示す。
普通中間接続部2の接地線4に検出インピーダンス9を
挿入し、電力ケーブル1の金属シースに誘起される高周
波パルスを部分放電測定器10によって測定する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の部分放電測定方法によると、高電圧充電
部に結合コンデンサを接続したり、接地線を取り外して
検出インピーダンスを挿入しなければならないため、測
定のためのQ(fNが面倒で時間を要し、更に、常時活
線状態で測定できないという不都合がある。
従って、本発明の目的は部分放電測定のために特別の手
間を要しない部分放電測定方法を提供することである。
本発明の他の目的は活線状態において常時測定すること
ができる部分放電測定方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を実現するため、金属シースにプラ
スチンク層を介して検出用平面電極を対向させることに
より金属シースに誘起した高周波パルスを検出する部分
放電測定方法を提供する。
電力ケーブル等の高電圧電気物品(モータ、トランス等
の電気機器を含む)の絶縁体に部分放電が生じると、そ
れに隣接する導電部材、例えば、電気導体、金属シース
等に高周波パルスが誘起する。この高周波パルスを検出
するために金属シースに対向するように平面電極を取り
付ける。平面電極の取り付は位置はケーブル用金属シー
スに対向する部分に限定するものではなく、終端接続部
の銅胴管の外周、中間接続部、絶縁接続部等の金属シー
スの外周、接地線の外周等であっても良い。
この平面電極は検出インピーダンスに接続され、検出イ
ンピーダンスの出力が部分放電測定器へ入力して高周波
パルスの測定が行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の部分放電測定方法を詳細に説明する。
第1図は本発明の概念図であり、普通中間接続部2ある
いは終端接続部3の近傍に平面電極(図示せず)を取り
付けて検出コンデンサ20を形成している。検出コンデ
ンサ20は検出インピーダンス9に接続され、検出イン
ピーダンス9の両端の電圧に基づいて部分放電測定器1
0が高周波パルスを測定する。
第2図は普通中間接続部2に平面電極(リング状)21
を取り付けて前述した検出コンデンサ20を形成する例
を示したもので、普通中間接続部2の外周に設けられて
いるビニルシース22を包囲するように銅、アルミ等の
平面電極21が設けられている。平面電極21はリード
線取付部21aを有し、検出インピーダンス9に接続さ
れている。平面電極21は普通中間接続部2の金属シー
スとの間に検出コンデンサ20を形成するが、このサイ
ズ(面積)は、高周波パルスの周波数帯域、検出インピ
ーダンス9の値等によって決定される。この場合、検出
コンデンサ20のリアクタンスが大きくならないように
各パラメータが決められる。
第3図は絶縁接続部30に前述した検出コンデンサ20
を形成したものであり、絶縁接続部30の絶縁筒31の
両側に平面電極(リング状)21が設けられ、リード線
取付部21aを介して検出インピーダンス9に接続され
ている。検出インピーダンス9への接続は差動接続にな
っており、その中点は必要に応じて接地される。この差
動接続によって絶縁筒31の両側の金属シースの電位差
に基づく電位が検出インピーダンス9に印加されること
になるが、その両側の平面電極21のそれぞれに検出イ
ンピーダンス9を接続して個々に測定しても良い。
以上説明した通り、部分放電に基づく高周波パルスを金
属シースの外側に取り付けた電極によって検出するもの
であるが、電極の形状、取付位置は実施例によって限定
されることはない。例えば、以下の変形を行っても良い
(1)接地用絶縁電線の外側に設けても良い。例えば、
同軸ケーブルの内部導体を接地用とし、外部導体を検出
電極としても良い。
(2)気中終端部の接地側金具の近くにリング状に取り
つけても良い。
(3)気中終端用碍管の接地側付近に絶縁した金属電極
を取り付けても良い。
(4)金属電極を電気的および機械的に保護する必要が
ある場合にはその外側および/あるいは内側に補強用ビ
ニルテープ等の保護層を設けても良い。
(5)電極は金属に限らず、金属化成紙等を使用しても
良い。
(6)電極は常設しておいても良く、あるいは測定時に
だけ取り付けても良い。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明の部分放電測定方法によると
、金属シース等の高周波パルス誘起部材に検出コンデン
サを形成するように検出電極を対向させ、この検出電極
を部分放電測定手段へ接続するようにしたため、測定の
ためのY$備作業が節単になり、また、活線状態におけ
る常時の測定が可能になる。更に、電力ケーブル1線路
等のシステムには実質的に手を加えないため、システム
の信頼性を低下することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概念を示す説明図、第2図および第3
図は本発明の2つの実施例を示す説明図、第4図(a)
、(b)は従来の部分放電測定方法を示す説明図。 ■ 2−・ 4、5 8・−−−−・ 9 −m−−−・ 符号の説明 電力ケーブル 普通中間接続部 3 ・−−一−−−接地線   6 チョークコイル 結合コンデンサ ・検出インピーダンス 部分放電測定器 検出コンデンサ 21 ビニルシース  30 絶縁筒 終端接続部 ・高電圧充電部 ・−検出電極 ・−・−絶縁接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高電圧が印加される絶縁体の部分放電を検出して
    絶縁体の劣化診断を行う部分放電測定方法において、 前記部分放電によって高周波パルスを誘起される導電部
    材に近接して静電結合用の検出電極を配置し、 前記導電部材と前記検出電極によって静電容量を形成す
    ることにより前記検出電極を介して前記高周波パルスを
    測定手段へ出力することを特徴とする部分放電測定方法
  2. (2)前記導電部材が、電力ケーブルおよびケーブル接
    続部の金属シースであり、 前記検出電極が、前記金属シースに対してプラスチック
    ソースを介して対向する平面電極である請求項第1項記
    載の部分放電測定方法。
JP30927488A 1988-12-06 1988-12-06 電力ケーブルの部分放電測定方法 Expired - Lifetime JPH067145B2 (ja)

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JPH067145B2 JPH067145B2 (ja) 1994-01-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04256876A (ja) * 1991-02-08 1992-09-11 Hitachi Cable Ltd 絶縁劣化診断方法

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JPH04256876A (ja) * 1991-02-08 1992-09-11 Hitachi Cable Ltd 絶縁劣化診断方法

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