JPH02154139A - 酸素センサ - Google Patents

酸素センサ

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Publication number
JPH02154139A
JPH02154139A JP30785188A JP30785188A JPH02154139A JP H02154139 A JPH02154139 A JP H02154139A JP 30785188 A JP30785188 A JP 30785188A JP 30785188 A JP30785188 A JP 30785188A JP H02154139 A JPH02154139 A JP H02154139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
sensor
temp
partial pressure
superconductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP30785188A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Tsukada
啓二 塚田
Michiyo Sehata
瀬畑 美千代
Hiroyuki Miyagi
宮城 宏行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は溶液中の溶存酸素あるいは自動車の空気/燃料
比用などの気相中の酸素分圧を測定する酸素センサに関
する。
〔従来の技術〕
従来の酸素センサは、ジルコニアセンサの様に、酸素濃
度差による電位差を測定するセンサや、Ti0zセンサ
の様に酸化物半導体を用いたセンサや限界電流センサな
どがあった。ジルコニアセンサはプロシーディングズ・
オン・インターナショナル・ミーティング・オン・ケミ
カルセンサ(1983)第262頁から第272頁(P
roceedings of the Interna
tional Meetingon Chemical
 5ensors(1983)PP262−272)に
おいて論じられている。また酸化物半導体を用いたセン
サはジャーナル・オン・エレクトロケミカル・リサイテ
イ、124 (1977年)第1443頁から第144
6頁(J、Electrochcm、 Soc、 、 
124(1977)PP1443−1446)において
論じられている。
限界電流センサはプロシーディング・オン・シックスス
・センサーシンポジウム(1986年)第251頁から
第256頁(Proceeding of the6t
h 5ensor Symposium(1986)p
p251−256)において論じられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記ジルコニアセンサは基準濃度からなる酸素を必要と
するため構造が複雑であった。一方酸化物半導体を用い
たセンサは基準濃度の酸素を必要としないのでその構造
を簡単にすることができた。
しかしながら酸化物半導体はその抵抗値が高いためその
計測回路が複雑であり、また精度及び耐久性に問題があ
った。限界電流センサはセンサ構造の簡単化及び精度の
点で優れていた。しかしこのセンサは自動車用空気(A
)と燃料(F)の比A/Fが20以上の酸素の多い領域
でしか用いることができなかった。
本発明のl」的は、酸素センサにおいて酸化物半導体及
び限界電流センサの様に基準濃度の酸素を必要としない
構造とし、さらにその計測回路が簡単で酸素濃度が高い
領域でも測定できるセンサtI5造を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記基準濃度の酸素を必要せずに、測定対象の酸素分圧
のみでセンサ体の物性値が変化し、さらに計測回路が簡
単なものとなるようなものとして酸素原子の欠陥構造を
もつ焼結体である高温超伝導体を設けたものである。ま
たセンサの応答速度を速めるため高温超伝導体を形成し
た絶縁基板上に発熱体を設けたものである。fll’l
定精度を上げるためさらに測定ガスの温度あるいは発熱
体による酸素センサの加熱温度を検知するために、絶縁
基板上に温度センサを設けたものである。溶液中の溶存
酸素を測定するセンサとしては、上記センサの高温超伝
導体上にさらに多孔質の疎水性高分子膜を設けたもので
ある。
〔作用〕
酸素原子の欠陥構造を持つ高温超伝導体は、その超伝導
状態がやぶれる臨界温度(Tc)以上においてその抵抗
値は雰囲気中の酸素分圧に応して変化する。このため抵
抗値を測定することにより酸素分圧を測定できる。この
応答現象は酸化物半導体における酸化還元反応と違い酸
素の置換反応なので室温から高温領域まで広い範囲でセ
ンサとして用いることができる。また酸素濃度範囲も低
濃度領域から高濃度酸素領域まで幅広く用いることがで
きる。さらに高温超伝導体の常伝導状態での抵抗値は酸
化物半導体のように大きなエネルギーギャップを持たず
、2桁以上も抵抗値が低い。このため簡単な回路で抵抗
値変化を計測することができるようになった。
高温超伝導体を形成した絶縁基板上に設けた発熱体によ
り、高温超伝導体を加熱することができる。これにより
酸素のI換反応を速くすることができセンサの応答速度
を高速化することができた。
また基板上に設けた温度センサによって、発熱体による
加熱を正確に制御できた。また加熱しない場合でも測定
対象のガスの温度を温度センサによって計測する。測定
した高温超伝導体の抵抗値を、その時の温度で補正する
ことにより、正確なガス分圧値が求められるようになっ
た。
溶存酸素を測定するセンサに設けた多孔質の疎水性高分
子膜は溶液中に溶けているガスのみを通し液体を通さな
い。この構造により高温超伝導体表面に溶存ガスのみを
接触させることができるため、溶存酸素分圧が測定でき
るようになった。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図は酸素センサの全体構成を示す。アルミナ基板1に高
温超伝導体2としてCoi−zMgzOを形成している
。この高温超伝導材料として他には、Y B azc 
uaox−A g○やB i o、s  Pbo、z−
3ro、5−Ca1.o−Cuz、o−Ox などの酸
素欠損構造の焼結体を用いることができる6高温超伝導
体上に一対の白金の電極3を形成し電極間の抵抗率を測
定することにより被測定対象である酸素分圧を計測する
。応答速度を早めるためアルミナ基板の裏側にタングス
テンによる発熱体4をメタルマスクを用いスパッタリン
グにより形成した。
また温度により電極間の抵抗率が変化するので、その温
度補償を行うため同酸素センサ体上に白金抵抗体を用い
た温度センサ5を形成した。本酸素センサと外部計測回
路とはリード線6により接続される。第2図は本発明の
酸素センサの酸素応答を示す。1気圧から10−6気圧
に酸素分圧範囲で酸素応答を示した。第3図はセンサの
応答速度を早めるため、発熱体を用いたときの結果を示
す。
酸素センサ体の温度上昇に伴い応答速度が早くなリ、室
温では90%応答が1.2秒であったものが、700℃
では0.4 秒と3倍早くなった。
第2の実施例を第4図により示す。本発明は液体中の溶
存酸素分圧を測定する酸素センサである。
その構造は、第1の実施例における高温超伝導体上に多
孔質ポリテトラフルオロエチレン7を形成した。この膜
はガス透過膜として作用し水を通さず溶存ガスのみ高温
超伝導体表面に到達する。この多孔質膜は本実施例では
孔径が数10μm、厚さ約100μrnのものを用いた
。第5図に溶存酸素分圧に対する本発明のセンサ応答を
示す。第1の実施例における酸素センサの約半分の感度
であるものの10−1気圧から10−6気圧の酸素分圧
範囲で酸素応答を示した。
〔発明の効果〕
本発明によれば基準濃度の酸素を必要としない構造でし
かもプレナー#1造のため、半導体技術などを用いて製
造できる。これによりセンサの小型化、量産化の効果が
ある。また本発明の酸素センサの抵抗率は低いため外部
測定回路が簡単化できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の酸素センサの構造図、第2
図は酸素センサのN!素応答図、第3図は酸素センサの
応答速度の温度変化を示す図、第4図は本発明の第2の
実施例の溶存酸素センサを示す図、第5図は溶存酸素セ
ンサの応答図である。 1・・・アルミナ基板、2・・・高温超伝導体、3・・
・電極、4・・・発熱体、5・・・温度センサ、6・・
・リード線、7第1図 第4図 第2図 第5あ FOZ CaTm) 第3図 fo2Catm ) ;:!L濱(°C)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 酸素原子の欠損構造をもつ焼結体からなる高温超
    伝導体を絶縁基板に形成し、該絶縁基板上に発熱体を設
    けたことを特徴とする酸素センサ。
  2. 2. 高温超伝導体上に多孔質の疎水性高分子膜を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の酸素センサ。
  3. 3. 温度センサを設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の酸素センサ。
JP30785188A 1988-12-07 1988-12-07 酸素センサ Pending JPH02154139A (ja)

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JP30785188A JPH02154139A (ja) 1988-12-07 1988-12-07 酸素センサ

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JP (1) JPH02154139A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04131756A (ja) * 1990-09-21 1992-05-06 Orc Mfg Co Ltd 半導体ガスセンサおよびガス濃度測定方法
ES2113304A1 (es) * 1995-12-05 1998-04-16 Espan Carburos Metal Dispositivo de conduccion electrica variable.
JP2008261634A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Mikuni Corp 水素センサー
JP2019132741A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 Koa株式会社 酸素センサ素子

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ES2113304A1 (es) * 1995-12-05 1998-04-16 Espan Carburos Metal Dispositivo de conduccion electrica variable.
JP2008261634A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Mikuni Corp 水素センサー
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