JPH02153707A - 摩擦力強化材の製造方法 - Google Patents

摩擦力強化材の製造方法

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JPH02153707A
JPH02153707A JP30789388A JP30789388A JPH02153707A JP H02153707 A JPH02153707 A JP H02153707A JP 30789388 A JP30789388 A JP 30789388A JP 30789388 A JP30789388 A JP 30789388A JP H02153707 A JPH02153707 A JP H02153707A
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JP
Japan
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covering material
coating material
material layer
synthetic resin
resin base
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Pending
Application number
JP30789388A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Emura
江村 章
Shuichi Harada
秀一 原田
Kazuya Emura
和也 江村
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Yachiyo MicroScience Inc
Original Assignee
Yachiyo MicroScience Inc
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Publication date
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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は摩擦力強化材の製造方法、詳しくは、自動車
タイヤ、ゴム製くつ底等のゴム状弾性体中に混練し、そ
の摩擦力を強化する摩擦力強化材の製造方法に関するも
のである。
[従来の技術] 自動車タイヤやくつ底など滑り止め機能を持たなければ
ならない物品の素材としてはゴムが多く用いられている
ゴムは我々の身回りにある物質の中では柔らかく弾性に
富むものであり、その滑り止め機能は被接触物である他
の物質とある力(圧力)で接触した場合、ゴムより固い
その被接触物の表面に存在する微小な凸部にゴムの表面
が喰い込む現象によってもたらされる。つまり、ミクロ
的に見た場合、ゴムと被接触物とは噛み合っていること
になる。一方、水面の場合、その表面にも自然の状態に
おいては微細な凹凸が存在しているが、水面に圧力を加
えると水面の凸部は瞬時に溶けてしまい、水面は分子レ
ベルまで限りなく平滑になってしまう。従って、上記し
たゴム表面への喰い込み現象は発生せず、凍結した道路
にゴムタイヤを圧接させても滑り止め機能は全く発揮さ
れないことは当然である。
この為、自動車タイヤにおいてはその表面に硬いスパイ
クを植設したりチェーンを巻いたりすることにより凍結
面との間の摩擦を強制的に確保することが行われている
しかしながら、このスパイクを植設したタイヤで凍結し
ていない道路を走行すると、スパイクが道路の表面を削
り取り、粉塵を発生させる為、大きな社会問題ともなっ
ており、スパイクタイヤの使用禁止の動きもあり、スパ
イクタイヤに代る無公害の滑り止め機能にすぐれたタイ
ヤが求められているのが現状である。
本件発明者は先に特願昭63−242362号として道
路などの被接触面をキズ付けることなく、十分な摩擦力
を持ち、タイヤ等の素材とすることができるゴム状弾性
体組成物を提案した。
このゴム状弾性体組成物は第11図に示す様に高硬度物
質の細片3の表面をこの高硬度物質3及び被接触物表面
より硬度が低い被覆材2で被覆して摩擦力強化材(被覆
物質)4とし、この摩擦力強化材4を基材であるゴム状
弾性体7中に混練し、分散せしめたものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記の摩擦力強化材はペレット状をしだものであるが、
製造がむずかしく、低コストて大量に生産する方法は未
だ確立されていない。
高硬度物質の細片3と液状をした被覆材原料とを混練し
た素材な押出成形機て紐状に押出し、硬化後にこれを細
かく裁断してペレット状をした摩擦力強化材4を得る方
法も試みられたが、高価な押出し成形機か必要であるば
かりではなく、押出し成形の際高硬度物質の細片3か押
出し機のノズルを摩耗させるという問題か存在していた
この発明は摩擦力強化材の製造に関する上記課題を解決
することを目的とするものであり、高価かつ大規模な生
産設備を必要とせずに、摩擦力強化材を大量かつ簡単に
生産することかできる新規な方法を提供せんとするもの
である。
[課題を解決するための手段] この発明は、剥離可能な合成樹脂基材上に液状をした被
覆材原料を塗布して被覆材層を形成し、該被覆材層が固
化する前に高硬度物質の細片をその上に散布し、更にそ
の上に再度被覆材原料を塗布して該高硬度物質の細片を
被覆材で積い、塗布した被覆材が固化した後、前記合成
樹脂基材を剥離し、この高硬度物質の細片を内在せしめ
た被覆材を破砕してペレット状にして摩擦力強化材を製
造せんとするものであり、又同様な目的1吟属箔上に液
状をした被覆材原料を塗布して被覆材層を形成し、該被
覆材の層が固化する前に高硬度物質の細片をその上に散
布し、更にその上に再度被覆材原料を塗布して該高硬度
物質の細片を被覆材で覆い、被覆した被覆材が固化した
後それを破砕してペレット状にして摩擦力強化材を製造
せんとするものである。
[作 用] この摩擦力補強材は自動車タイヤ、ゴム製〈つ底等のゴ
ム状弾性体中に混練、分散させて使用するものであり、
被接触物表面6に接しているゴム状弾性体7の表面が摩
耗すると第12図に示す様にこの摩擦力強化材4が順次
ゴム状弾性体7の表面に現われ、表面の被覆材2か破れ
、高硬度物質の細片3か露出し、被接触物表面6の小さ
な凹部に喰い込み、これと係合関係な生し、摩擦力を発
揮する。
[実施例コ 以下、第1図乃至第5図を参照しながら請求項1の発明
の詳細な説明する。図中1は軟質ポリエチレン、テフロ
ン等の下記する剥離可能で被覆材2が接着しにくい性質
の合成樹脂基材てあり、フィルム状、板状あるいは紙状
をしている。この合成樹脂基材l上に液状をした被覆材
原料を塗布して被覆材層2aを形成させる。被覆材原料
としては以下に述べる高硬度物質の細片3との接着性の
良好な合成樹脂が用いられるが、エポキシ。
フェノールあるいはポリエステル樹脂か好適てある。そ
して、この様にして形成した被覆材層2aが固化する前
に第2図に示す様にこの被覆材層2aの上から多数の高
硬度物質の細片3を散布する。
高硬度物質の細片3は炭化珪素(SiC) 、酸化アル
ミニウム、ガーネット等の細片、超硬合金の粒子等であ
り、その粒径は30ル乃至Zoo、程度である。
更に、第3図に示す様に、この高硬度物質の細片3を散
布した被覆材層2aの上に再度同じ被覆材原料を薄く塗
布して被覆材層2bとし、高硬度物質の細片3を被覆材
層2a、2bで覆う。
なお、この細片3を帯電させ、電着塗装の要領で被覆材
層2aに散布すれば細片3と被覆材層2aとの結合はよ
り確実となる。又、高硬度物質の細片3と被覆材層2a
、2bとの接着性を向上させる為、細片3をプライマー
処理し、しかる後に被覆材層2aに散布しても良い。
そして、被覆材層2a、2bか固化した後、第4図に示
す様に合成樹脂基材lを剥離し、第5図に示す様に板状
になった被覆材2を破砕し、ペレット状をした摩擦力強
化材4を得る。
なお、被覆材層2bを薄く形成する程、破砕が容易とな
り、より均質なペレット状をした摩擦力強化材4か得ら
れる。
一方、第6図に示す様に固化した被覆材層2上に、更に
液状をした被覆材原料を塗布して第2の被覆材層を形成
し、この被覆材層に高硬度物質の細片3を再度散布し、
これを繰り返して複数の被覆材2,2′を形成させても
良く、この様にすることにより任意の大きさの摩擦力強
化材4を作ることがてきる。
次に、第7図以下を参照しながら請求項2の発明の詳細
な説明する。
図中5はアルミ等の金属箔であり、この金属箔5上に液
状をした被覆材原料を塗布して被覆材層2aを形成させ
る。金属箔5としてはアルミ箔だけではなく、銅箔、そ
の他の箔を用いることがてきる。そして、この被覆材層
2aが固化する前に第8図に示す様に高硬度物質の細片
3を散布し、その上に第9図に示す様に再度被覆材原料
を薄く塗布して被覆材層2bを形成し、高硬度物質の細
片3が内在し、裏面に金属箔5か付着した板状の被覆材
2とする。その後、これを破砕して第1O図に示す様な
ペレット状をした摩擦力強化材4′を作る。なお、被覆
材層2bを薄く形成する程、破砕が容易となり、より均
質なペレット状をした摩擦力強化材4′が得られること
は上述の請求項1の場合と同様である。この実施例にお
いては摩擦力強化材4′には金属箔5の断片が付着して
いるが、極めて薄く小さいものであり、特に摩擦力発揮
の支障とはならない。
[発明の効果] この発明に係る摩擦力強化材の製造方法によれば、高価
な押出し成形機を用いることなく摩擦力強化材を簡単、
大量かつ安価に製造することができる効果を有する。又
、摩擦力強化材の大きさを自由に変えることができ、用
途に応じた最適なサイズのものを簡単に製造することが
できる。
更に、請求項2のものにおいては、工程が一つ少なくて
すみ、それだけ生産コストを下げることかできる効果も
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図及び第5図はそれぞれ
請求項1の発明の製造工程を示す一実施例の拡大断面図
、第6図は請求項1の発明の他の実施例の拡大断面図、
第7図、第8図、第9図及び第10図はそれぞれ請求項
2の発明の製造工程を示す一実施例の拡大断面図、第1
O図は摩擦力強化材がゴム状弾性体に混練されている状
態の拡大断面図、第12図は摩擦力強化材が被接触物表
面に喰い込んでいる状態の拡大断面図である。 l・・・合成樹脂基材、2a、2b−・・被覆材層、2
・・・被覆材、3・・・高硬度物質の細片、4・・・摩
擦力強化材、5・・・金属箔、6・・・被接触物表面、
7・・・ゴム状弾性体。 第 ■ 図 第2図 第3図 第6図 第7図 第4図 第5図 鏑11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)剥離可能な合成樹脂基材上に液状をした被覆材原
    料を塗布して被覆材層を形成し、該被覆材層が固化する
    前に高硬度物質の細片をその上に散布し、更にその上に
    再度被覆材原料を塗布して該高硬度物質の細片を被覆材
    で覆い、塗布した被覆材が固化した後、前記合成樹脂基
    材を剥離し、この高硬度物質の細片を内在せしめた被覆
    材を破砕してペレット状にすることを特徴とする摩擦力
    強化材の製造方法。
  2. (2)金属箔上に液状をした被覆材原料を塗布して被覆
    材層を形成し、該被覆材の層が固化する前に高硬度物質
    の細片をその上に散布し、更にその上に再度被覆材原料
    を塗布して該高硬度物質の細片を被覆材で覆い、被覆し
    た被覆材が固化した後それを破砕してペレット状にする
    ことを特徴とする摩擦力強化材の製造方法。
JP30789388A 1988-12-07 1988-12-07 摩擦力強化材の製造方法 Pending JPH02153707A (ja)

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