JPH03170101A - 防滑性履物底の製造法 - Google Patents
防滑性履物底の製造法Info
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- JPH03170101A JPH03170101A JP1311568A JP31156889A JPH03170101A JP H03170101 A JPH03170101 A JP H03170101A JP 1311568 A JP1311568 A JP 1311568A JP 31156889 A JP31156889 A JP 31156889A JP H03170101 A JPH03170101 A JP H03170101A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B3/00—Footwear characterised by the shape or the use
- A43B3/0036—Footwear characterised by the shape or the use characterised by a special shape or design
- A43B3/0078—Footwear characterised by the shape or the use characterised by a special shape or design provided with logos, letters, signatures or the like decoration
- A43B3/0084—Arrangement of flocked decoration on shoes
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、防滑能を有する履物底の製造法に関する。
特に、本発明は、射出戒形やスラッシュ成形により製造
される履物底、とりわけポリ塩化ビニルなどの熱可塑性
樹脂により製造される履物底に防滑能を付与させるよう
になした防滑性履物底の製造法に関する。
される履物底、とりわけポリ塩化ビニルなどの熱可塑性
樹脂により製造される履物底に防滑能を付与させるよう
になした防滑性履物底の製造法に関する。
一般に、短靴、長靴、サンダルなどの履物底は、射出戒
形、スラッシュ戊形などにより製造されている。
形、スラッシュ戊形などにより製造されている。
このような成形方法で、熱可塑性樹脂、例えばポリ塩化
ビニルにより履物底を製造する場合、大量の可堕剤が用
いられる。
ビニルにより履物底を製造する場合、大量の可堕剤が用
いられる。
この大量の可塑剤は、履物底製造後、その表面に徐々に
浸出し、場合によっては表面に可塑剤の皮膜を形成する
。
浸出し、場合によっては表面に可塑剤の皮膜を形成する
。
このように可塑剤の皮膜が履物底の接地面に形戒される
と、コンクリート面、金属面、タイル面、氷や雪による
凍結面、あるいは水や油などに覆われた路面などで滑り
易くなり、歩行しにくくする。
と、コンクリート面、金属面、タイル面、氷や雪による
凍結面、あるいは水や油などに覆われた路面などで滑り
易くなり、歩行しにくくする。
また、寒冷時においては、ポリ塩化ビニル自身の特性に
より硬度を増し、履物底の接地面と路面との摩擦係数が
小さくなり、更に滑り易くなる。
より硬度を増し、履物底の接地面と路面との摩擦係数が
小さくなり、更に滑り易くなる。
このため、従来、履物底の接地面にゴムを貼着したり、
金属製スパイクを埋設したり、あるいは履物底の接地面
に凹凸模様(すなわち、凹凸意匠)を形戒するなどして
、履物底に防滑機能を付与する工夫が種々行われていた
。
金属製スパイクを埋設したり、あるいは履物底の接地面
に凹凸模様(すなわち、凹凸意匠)を形戒するなどして
、履物底に防滑機能を付与する工夫が種々行われていた
。
しかし、ゴムを貼着する場合や凹凸意匠を形成する場合
は、製造コストが高くなる割には、防滑機能が充分でな
い。また、金属製スパイクを使用する場合は、コストが
高くなる上、コンクリート面、金属面、タイル面では却
って滑り易くなるという問題があった。
は、製造コストが高くなる割には、防滑機能が充分でな
い。また、金属製スパイクを使用する場合は、コストが
高くなる上、コンクリート面、金属面、タイル面では却
って滑り易くなるという問題があった。
このような問題を解決すべく、最近、例えば、特開昭6
1−225380号公報に示されたように底面に短繊維
や長繊維を植設して防滑機能を付与した履物底が提案さ
れている。
1−225380号公報に示されたように底面に短繊維
や長繊維を植設して防滑機能を付与した履物底が提案さ
れている。
しかしながら、上記公開公報に示された履物底は、ゴム
等の材料中に短繊維を混合し、圧延し短繊維をすり応力
方向に配向させてシート状にし、これを数枚重ねたもの
を繊維の配向方向に直交するように裁断し、この裁断面
が防滑面となるようにモールドに充填し加硫成形して得
られた底材の接地面をパフがけすることで、ゴム部分を
削りとり短繊維先端を突出させるようにしたものである
。
等の材料中に短繊維を混合し、圧延し短繊維をすり応力
方向に配向させてシート状にし、これを数枚重ねたもの
を繊維の配向方向に直交するように裁断し、この裁断面
が防滑面となるようにモールドに充填し加硫成形して得
られた底材の接地面をパフがけすることで、ゴム部分を
削りとり短繊維先端を突出させるようにしたものである
。
しかしながら、パフがげによりゴム部分だけでなく、短
繊維そのものも剥し取ってしまいやすいので、パフかけ
作業は技巧を要し、またパフがけの作業により粉じんが
発生し作業場を汚染し、作業者の健康に影響を及ぼず不
都合も生じ、また圧延された薄いシートを何枚も重ねあ
わせ裁断するという面倒な作業の必要から、製造上コス
ト高を来たし易いものであった。またその裁断面を接地
面とすることから、その接地面は平面的な構或とせざる
を得ず、したがって接地面に防滑性を有する凹凸意匠を
あわせて付与することは困難であった。
繊維そのものも剥し取ってしまいやすいので、パフかけ
作業は技巧を要し、またパフがけの作業により粉じんが
発生し作業場を汚染し、作業者の健康に影響を及ぼず不
都合も生じ、また圧延された薄いシートを何枚も重ねあ
わせ裁断するという面倒な作業の必要から、製造上コス
ト高を来たし易いものであった。またその裁断面を接地
面とすることから、その接地面は平面的な構或とせざる
を得ず、したがって接地面に防滑性を有する凹凸意匠を
あわせて付与することは困難であった。
本発明は、上述のような従来の不都合を解消した防滑性
履物底の製造法を提供することを目的どするものである
。
履物底の製造法を提供することを目的どするものである
。
本発明は、前記の目的を達或するために、履物底の接地
面に接着剤層を施し、該接着剤層に短繊維又は微細粒を
静電植毛法により衝突させて固着させることを特徴とす
る防滑性履物底の製造法に関する。
面に接着剤層を施し、該接着剤層に短繊維又は微細粒を
静電植毛法により衝突させて固着させることを特徴とす
る防滑性履物底の製造法に関する。
本発明において、履物底は射出或形、スラッシュ或形、
その他の戊形法によりゴムやポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン等の合戒樹脂材料により或形されたもので、底部だ
けの単体の部品として或形されたものでもよいが、短靴
にあっては、胛被部と一体に或形されたものでもよく、
あるいは長靴にあっては、足を挿入する筒部や胛部と一
体に或形されたものであってもよい。
その他の戊形法によりゴムやポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン等の合戒樹脂材料により或形されたもので、底部だ
けの単体の部品として或形されたものでもよいが、短靴
にあっては、胛被部と一体に或形されたものでもよく、
あるいは長靴にあっては、足を挿入する筒部や胛部と一
体に或形されたものであってもよい。
この履物底の接地面は、平坦でもよいが、防滑性を与え
るために凹凸模様を付与してもよく、この凹凸模様とし
ては波形状や角錐、角錐台、円錐、円錐台、半球などの
形状が採用され、通常の履物底の凹凸模様と同様にして
履物底の全面または一部に形或される。
るために凹凸模様を付与してもよく、この凹凸模様とし
ては波形状や角錐、角錐台、円錐、円錐台、半球などの
形状が採用され、通常の履物底の凹凸模様と同様にして
履物底の全面または一部に形或される。
履物底の接地面には、その面が平坦な面であるか、凹凸
模様面であるかにかかわりなく、短繊維を固着すべき面
に接着剤を施こし、これに、静電植毛法により短繊維又
は微細粒を衝突させて固着する。この短繊維又は微細粒
としては、ガラス繊維、金属繊維、ナイロン,ケプラー
などの合或繊維、綿,麻.ウールなどの天然繊維、セラ
ミック繊維あるいは木粉、あるいはゴムや硬質又は軟質
合戊樹脂戊形体を粉細しでなる微粉末、また、皮革粉や
セラミック粉砕粒、あるいは、金属砂、硅砂等の砂など
が挙げられる。
模様面であるかにかかわりなく、短繊維を固着すべき面
に接着剤を施こし、これに、静電植毛法により短繊維又
は微細粒を衝突させて固着する。この短繊維又は微細粒
としては、ガラス繊維、金属繊維、ナイロン,ケプラー
などの合或繊維、綿,麻.ウールなどの天然繊維、セラ
ミック繊維あるいは木粉、あるいはゴムや硬質又は軟質
合戊樹脂戊形体を粉細しでなる微粉末、また、皮革粉や
セラミック粉砕粒、あるいは、金属砂、硅砂等の砂など
が挙げられる。
これらの短繊維又は微細粒は、必要によりプライマー処
理(補強、硬化、接着性などを向上させることを目的と
したm維の薬剤による処理)をしたものであってもよい
。
理(補強、硬化、接着性などを向上させることを目的と
したm維の薬剤による処理)をしたものであってもよい
。
このプライマー処理に使用する薬剤としては、処理目的
、短繊維又は微細粒の種類によって異なるが、一般には
、例えばクロロブロビルトリメトキシシラン、グリシト
キシブ口ピルトリメトキシシラン、メルカブトプロビル
トリメトキシシランなどのシラン系カップリング剤を挙
げることができる。
、短繊維又は微細粒の種類によって異なるが、一般には
、例えばクロロブロビルトリメトキシシラン、グリシト
キシブ口ピルトリメトキシシラン、メルカブトプロビル
トリメトキシシランなどのシラン系カップリング剤を挙
げることができる。
履物底の接地面に施こす接着剤としては、ポリエステル
系ウレタン接着剤、ポリエーテル系ウレタン接着剤、N
R系,クロロブレン系,NBR系,SBR系などのゴム
系接着剤であって、溶剤系クイブと水系タイプとがあり
、いずれのタイプも好ましく使用できる。
系ウレタン接着剤、ポリエーテル系ウレタン接着剤、N
R系,クロロブレン系,NBR系,SBR系などのゴム
系接着剤であって、溶剤系クイブと水系タイプとがあり
、いずれのタイプも好ましく使用できる。
本発明によれば、履物底の接地面に短繊維又は微細粒を
固M植設する手段として、静電植毛法を用いたから、履
物底は、従来公知の方法により或形されたあらゆる底材
を適用し、また、すてに胛被や胴部と一体となった底材
であってもそのまま適用し、これに静電植毛を施すこと
ができ、植設の必要な個所へ部分的にでも全面的にでも
、簡i{に短繊維又は微細粒を固着植設することができ
、従来の接地面へのパフがけ作業のように繊維を残して
ゴム部のみをパフにより削り取るような作業者の熟練技
術も不要の上、パフによる粉じん汚染もない。また、静
電植毛法によるので、植設する部分が平坦であっても、
また凹凸が形戊されていても、ムラなく植設することが
でき、したがって、接地面に任意の凹凸模様からなる防
滑意匠を施しておけば、植設された短繊維又は微細粒は
、その凹凸模様の凹凸形状通りに固着植設されるので、
製造された履物底は、短繊維又は微細粒による防滑効果
と、凹凸模様からなる防滑意匠による防滑効果とが組み
合わされた相乗的な防滑作用を奏することができる。
固M植設する手段として、静電植毛法を用いたから、履
物底は、従来公知の方法により或形されたあらゆる底材
を適用し、また、すてに胛被や胴部と一体となった底材
であってもそのまま適用し、これに静電植毛を施すこと
ができ、植設の必要な個所へ部分的にでも全面的にでも
、簡i{に短繊維又は微細粒を固着植設することができ
、従来の接地面へのパフがけ作業のように繊維を残して
ゴム部のみをパフにより削り取るような作業者の熟練技
術も不要の上、パフによる粉じん汚染もない。また、静
電植毛法によるので、植設する部分が平坦であっても、
また凹凸が形戊されていても、ムラなく植設することが
でき、したがって、接地面に任意の凹凸模様からなる防
滑意匠を施しておけば、植設された短繊維又は微細粒は
、その凹凸模様の凹凸形状通りに固着植設されるので、
製造された履物底は、短繊維又は微細粒による防滑効果
と、凹凸模様からなる防滑意匠による防滑効果とが組み
合わされた相乗的な防滑作用を奏することができる。
次に図を用いて本発明による実施例を示すが、本発明は
この実施例に限定されるものではない。
この実施例に限定されるものではない。
スラッシュ或形法によりPVCを素材としたブーツ(1
)を或形ずる。このブーツ(1)は胴部(2)と胛部(
3)と履物底としての底部(4)とからなり、それらが
すべて一体に無継目で或形されている。底部(4)は接
地面(5)に任意の凹凸模様からなる防滑意匠(6)が
施こされている。この底部(4)の接地面(5)に全面
に亘って接着剤を施す。接着剤は、本実施例の場合、ポ
リエステル系ウレタン接着剤の溶剤系タイプを適用し、
これをスプレー機を用いて該接地面(5)にスプレーし
て均一に塗布して薄い接着剤層(7)を形或した。この
接着剤層(7)は防滑意匠(6)の凹邪にも凸部にも施
した。
)を或形ずる。このブーツ(1)は胴部(2)と胛部(
3)と履物底としての底部(4)とからなり、それらが
すべて一体に無継目で或形されている。底部(4)は接
地面(5)に任意の凹凸模様からなる防滑意匠(6)が
施こされている。この底部(4)の接地面(5)に全面
に亘って接着剤を施す。接着剤は、本実施例の場合、ポ
リエステル系ウレタン接着剤の溶剤系タイプを適用し、
これをスプレー機を用いて該接地面(5)にスプレーし
て均一に塗布して薄い接着剤層(7)を形或した。この
接着剤層(7)は防滑意匠(6)の凹邪にも凸部にも施
した。
この接着剤層(7)の塗布の後、本例ではガラス繊維か
らなる短繊維(8)を静電植毛法により、該接着剤層(
7)に衝突させて、固着植設する。
らなる短繊維(8)を静電植毛法により、該接着剤層(
7)に衝突させて、固着植設する。
静電植毛法によれば、短繊維(8)は、上記の接着剤層
(7)塗布面(すなわち、防滑意匠(6)の凹部凸部の
側壁面(6a)および上底面(6b)、下底面(6c)
、踵部とふまず部との間の凹部面(6d))に対じ略垂
直に植設される。
(7)塗布面(すなわち、防滑意匠(6)の凹部凸部の
側壁面(6a)および上底面(6b)、下底面(6c)
、踵部とふまず部との間の凹部面(6d))に対じ略垂
直に植設される。
もっとも、微細な短繊維(8)の製造上の困難さから、
実際には、直線状のもののみを用意することは不可能で
あり、曲がったものが混在してしまうのが一般的である
。また、短繊維(8)が接着剤層(7)に衝突する際の
タイミングにも若干のバラツキがある。このような事情
から、短繊維(8)の全部が略垂直に植設されるとは限
らない。但し、厳密な垂直の角度の度合を90゜とする
と、バラツキなどを考慮した意味の略垂直としての90
゜〜75゜の範囲内の角度で植設された短繊維(8)の
数の割合が全体の50%以上、好ましくは65%以上で
あるときは、前述の防滑作用は良好に発揮することを確
詔している。
実際には、直線状のもののみを用意することは不可能で
あり、曲がったものが混在してしまうのが一般的である
。また、短繊維(8)が接着剤層(7)に衝突する際の
タイミングにも若干のバラツキがある。このような事情
から、短繊維(8)の全部が略垂直に植設されるとは限
らない。但し、厳密な垂直の角度の度合を90゜とする
と、バラツキなどを考慮した意味の略垂直としての90
゜〜75゜の範囲内の角度で植設された短繊維(8)の
数の割合が全体の50%以上、好ましくは65%以上で
あるときは、前述の防滑作用は良好に発揮することを確
詔している。
更に、短繊維(8)は長さが不均一のものも使用できる
。この場合、短繊維(8)のうちの比較的長い繊,l’
41iの植設部周辺に繊維の不植設部が生じることがあ
り、該不植設部の縁邪に短繊維のうちの比較的短かい繊
維が垂直・斜めとランダムな方向に植設される現象が見
られることがある。このような現象が生じても、上記の
場合と同様に、厳密な垂直の角度の度合を90゜とする
と、90゜〜75゜の範囲内の角度で植設された短繊維
(8)の数の割合が上記の範囲にあるならば前述の防滑
作用は良好であることを確認している。
。この場合、短繊維(8)のうちの比較的長い繊,l’
41iの植設部周辺に繊維の不植設部が生じることがあ
り、該不植設部の縁邪に短繊維のうちの比較的短かい繊
維が垂直・斜めとランダムな方向に植設される現象が見
られることがある。このような現象が生じても、上記の
場合と同様に、厳密な垂直の角度の度合を90゜とする
と、90゜〜75゜の範囲内の角度で植設された短繊維
(8)の数の割合が上記の範囲にあるならば前述の防滑
作用は良好であることを確認している。
また、静電植毛時の条件は、植設する短繊維又は微細粒
によって異なるが、一般には、10〜100kV程度の
電圧が必要である。
によって異なるが、一般には、10〜100kV程度の
電圧が必要である。
このようにして植設した後、短繊維又は微細粒の接着強
度を高める必要があるときは、履物底(4)の接地面(
5)全面に更に上記の接着剤をスプレー法やディッピイ
ング法などにより再度塗布する。
度を高める必要があるときは、履物底(4)の接地面(
5)全面に更に上記の接着剤をスプレー法やディッピイ
ング法などにより再度塗布する。
以上のようにして製造された履物底を有するブーツで冷
凍庫内床而に形或した凹凸状の凍結面上を歩行したとこ
ろ、良好な防滑機能を発揮した。
凍庫内床而に形或した凹凸状の凍結面上を歩行したとこ
ろ、良好な防滑機能を発揮した。
また、この凹凸状凍結面上に水を流して滑路面とし、こ
の滑路面上を上記履物底を有するブーツで歩行しても、
良好な防滑機能を発揮した。
の滑路面上を上記履物底を有するブーツで歩行しても、
良好な防滑機能を発揮した。
本発明においては、静N植毛法を用いるので、履物底の
接地面に低コストで作業容易に作業場汚染もなく、短繊
維又は微細粒を固着植設することができ、また接地面が
平坦でも凹凸面でも関わりなく、また部分的にも全面的
にも容易に固着植設することができる。したがって、接
地面に凹凸模様の防滑意匠を施した上で更に短繊維又は
微細粒を固着植設することができるので、防滑効果を更
に相乗的に高めることができる。
接地面に低コストで作業容易に作業場汚染もなく、短繊
維又は微細粒を固着植設することができ、また接地面が
平坦でも凹凸面でも関わりなく、また部分的にも全面的
にも容易に固着植設することができる。したがって、接
地面に凹凸模様の防滑意匠を施した上で更に短繊維又は
微細粒を固着植設することができるので、防滑効果を更
に相乗的に高めることができる。
第1図は本発明の一実施例により得た履物底を有するブ
ーツの側面図、第2図は第1図の部の拡大断面図である
。 4・・・・・底 部 5・・・・・接 地 面 6・・・・・防滑意匠 7・・・・・接着剤層 8・・・・・短 繊 維
ーツの側面図、第2図は第1図の部の拡大断面図である
。 4・・・・・底 部 5・・・・・接 地 面 6・・・・・防滑意匠 7・・・・・接着剤層 8・・・・・短 繊 維
Claims (2)
- (1)履物底の接地面に接着剤層を施し、該接着剤層に
短繊維又は微細粒を静電植毛法により衝突させて固着さ
せることを特徴とする防滑性履物底の製造法。 - (2)短繊維又は微細粒がプライマー処理を施されてい
ることを特徴とする請求項(1)記載の防滑性履物底の
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1311568A JPH03170101A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 防滑性履物底の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1311568A JPH03170101A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 防滑性履物底の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03170101A true JPH03170101A (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=18018802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1311568A Pending JPH03170101A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 防滑性履物底の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03170101A (ja) |
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- 1989-11-30 JP JP1311568A patent/JPH03170101A/ja active Pending
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