JPH0215335Y2 - - Google Patents

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JPH0215335Y2
JPH0215335Y2 JP15597883U JP15597883U JPH0215335Y2 JP H0215335 Y2 JPH0215335 Y2 JP H0215335Y2 JP 15597883 U JP15597883 U JP 15597883U JP 15597883 U JP15597883 U JP 15597883U JP H0215335 Y2 JPH0215335 Y2 JP H0215335Y2
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cover
engagement
battery
battery cover
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JP15597883U
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JPS6063989U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、例えば選択呼出受信機や小形ラジオ
等の携帯形電子機器の筐体構造の改良に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来、この種の筐体構造として、例えば第1図
に示す如く、電子機器本体を収容したケース1の
開口面に、回路収納部分を覆う如くメインカバー
2を装着するとともに、電池収納部分を覆う如く
電池カバー3を装着したものがある。この構造
は、ケース1の内側面およびメインカバー2の外
側面にそれぞれ互いに係合可能な突条体と溝(共
に図示せず)とを設け、メインカバー2をケース
1に対し矢印A方向にスライドさせることにより
上記各突条体と溝とを係合させ、かつメインカバ
ー2のスライド終端部にねじ4を螺着することに
よりメインカバー2の装着を行なう。また、ケー
ス1およびメインカバー2に第2図に示す如く溝
5および突条体6を設けるとともに、電池カバー
3の外側面に突条体7および溝を設け、電池カバ
ー3を矢印A方向にスライドさせることにより上
記突条体と溝とを相互に係合させ、かつ電池カバ
ー3のスライド先端に設けた係合爪8をメインカ
バー2の係合受部9に係合することにより、電池
カバー3の装着を行なつている。したがつて、各
カバー2,3の装着が比較的簡単で、かつ構造的
にも安定した構造を得ることができる。
〔背景技術の問題点〕
ところが、このような従来の構造は、メインカ
バー2を固定するために図示する如く少なくとも
1個のねじか、もしくはこれに代わる固定具を必
要とする。このため、その分だけ筐体の部品点数
が増加し、これにより部品管理が煩雑化するとと
もに製作費が高価となり、非常に好ましくなかつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、ねじ等の固定具を不要として部品点
数を低減し、部品管理が容易で製作費の低価格化
をはかり得るようにした電子機器の筐体構造を提
供することを目的とする。
〔考案の概要〕
ケースの対向する側部のうちの回路収納部を形
成する箇所に第1の係合突部および第1の係合受
部のうちのいずれか一方を設けるとともに、この
一方と第1の方向にスライドして係合する他方を
メインカバーの両側部に設け、また前記ケースの
側部のうちの電池収納部を形成する箇所に第2の
係合突部および第2の係合受部のうちのいずれか
一方を設けるとともに、この一方と前記第1の方
向に交差する第2の方向にスライドして係合する
他方を電池カバーの一端部に設け、さらに前記メ
インカバーのうちの前記電池収納部に面する箇所
に第3の係合突部および第3の係合受部のうちの
いずれか一方を設けるとともに、この一方と前記
第2の方向にスライドして弾性係止される他方を
前記電池カバーの他端部に設けるようにした。
〔考案の実施例〕
第3図は、本考案の一実施例における筐体構造
を示す斜視図で、10はケース、20はメインカ
バー、30は電池カバーを示している。
ケース10の内側面には、第1の係合突部とし
ての突条体11と溝12とが交互に一体成形によ
り設けてあり、またメインカバー20の外側面に
は上記突条体11および溝12と互いに噛合する
溝21および第1の係合受部としての突条体22
が設けてある。そして、このメインカバー20の
突条体22は、上記ケース10の溝12と噛合さ
せた状態でメインカバー20を矢印A方向にスラ
イドさせることにより、ケース10の突条体11
の下面側に係合するようになつている。
一方、電池カバー30の裏面側の一側端部には
突条部31が形成してあり、この突条部31には
第4図に示す如く溝32が穿設されている。ま
た、電池カバー30の裏面側の他側端部は、断面
L形の切欠部35が形成してある。これに対し、
前記ケース10の開口縁部における上記電池カバ
ー30の突条部31と対向する部位には、前記メ
インカバー20のスライド方向(矢印A方向)と
直交する方向を長手方向とする突条部13が設け
てある。また、メインカバー20の開口縁部にお
ける前記電池カバー30の切欠部35と対向する
部位には、突条部23が設けられている。これら
ケース10およびメインカバー20の突条部1
3,23は、電池カバー30装着時に、この電池
カバー30の溝32および切欠部35と係合し
て、電池カバー30のスライド動作を案内するも
のである。
また、電池カバー30のスライド方向(図中矢
印B方向)先端辺には、第4図a,bに示す如く
中央部に第3の係合突部としての係合爪33が、
さらに両端部に係合突起34a,34bがそれぞ
れ突設されている。また、電池カバー30の後端
辺内側部には、第4図bおよび第6図に示す如く
スライド方向Bへ向かつて突出する一対の第2の
係合突部としての係合片36が設けられている。
これに対し、前記メインカバー20の開口縁部に
は、中央部に第3の係合受部としての係合受部2
4が、また両端部に係合凹部25a,25bがそ
れぞれ設けられている。これらの係合受部24お
よび係合凹部25a,25bは、電池カバー30
の装着時に、この電池カバー30の係合爪33お
よび各係合突起34a,34bとそれぞれ係合し
て電池カバー30の先端辺部の係止を行なうもの
である。
なお、係合爪33は係合受部24に弾性係止さ
れる。一方、ケース10の開口縁部の長辺には係
合突起14が設けられており、さらにこの係合突
起14には第2の係合受部としての係合孔14a
が形成されている。この係合孔14aは、電池カ
バー30の装着時に、電池カバー30の後端辺に
設けた係合片36と係合して電池カバー30の後
端側の係止を行うものである。なお、メインカバ
ー20の開口縁部に形成した突条体26,26
は、電池カバー30の先端辺の裏面に当接するこ
とにより、電池カバー30の係合爪33の係止状
態を保持するためのものである。
このような構成において、各カバー20,30
を装着するには、先ずメインカバー20の突条体
22をケース10の溝12に噛合させ、この状態
でカバー20を矢印A方向にスライドしてカバー
20の突条体22をケース10の突条体11に係
合させる。これによりメインカバー20は、ケー
ス10に装着された状態となる。そしてこの状態
で、電池カバー30の溝32および切欠部をそれ
ぞれケース10の突条体13およびメインカバー
20の突条体23にそれぞれ係合させ、この状態
でカバー30を矢印B方向にスライドする。そし
て、電池カバー30の係合突起34a,34bを
メインカバー20の係合凹部25a,25bに挿
入するとともに、係合爪33をメインカバー20
の係合受部24に挿入して係止する。このとき、
電池カバー30の後端辺は、係合片36がケース
10に設けた係合突起14の係合孔14aに挿入
されることにより係止される。第5図は、上記各
カバー20,30装着後の筐体の外観を示すもの
である。
なお、第6図〜第8図は、それぞれカバー装着
後の筐体の横断面における構造を示すもので、第
6図は第5図の−矢視断面図、第7図は−
矢視断面図、第8図は−矢視断面図であ
る。
このような構造であるから、各カバー20,3
0を装着した状態では、電池カバー30に設けら
れた係合片36がケース10の係合突起14に形
成された係合孔14aに挿入された状態で係合さ
れている。従つて電池カバー30はこの係合孔1
4aおよび係合片36によつてスライド方向Bの
反対の方向以外へのスライド動作が規制される。
また、電池カバー30の係合爪33はメインカバ
ー20の係合受部24に弾性係止されている。従
つて、電池カバー30はスライド方向Bの反対の
方向に大きな力が加わらない限り係合爪33およ
び係合受部24によつてスライド動作や規制され
る。
かくして、電池カバー30は固定状態となつて
おり、これによりこの電池カバーとはスライド可
能な方向が交差するメインカバー20は電池カバ
ー30によりスライド動作が規制されていわゆる
ロツクされた状態となる。
このため、電池カバー30を外さない限りメイン
カバー20が外れることはなく、各カバー20,
30、特にメインカバー20の装着状態は安定に
保持される。したがつて、従来構造にて用いた固
定用ねじ4は不要となり、その分部品点数が減少
して部品管理を容易にでき、また製作費を安価に
することができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はない。例えば、前記実施例ではメインカバー2
0をケース10にただ単に係合させるだけにした
が、ケース10およびメインカバー20が互いに
当接する部分に突部と凹部とからなる係合部や鋸
歯状の凸凹を設けることにより、電池カバー30
を外しているときにメインカバー20が容易に外
れないようにしてもよい。その他、ケース、メイ
ンカバー、電池カバーの構造や第1乃至第3の係
合突部、係合受部をはじめとした各係合部の構造
についても、本考案の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
〔考案の効果〕
ケースの対向する側部のうちの回路収納部を形
成する箇所に第1の係合突部および第1の係合受
部のうちのいずれか一方を設けるとともに、この
一方と第1の方向にスライドして係合する他方を
メインカバーの両側部に設け、また前記ケースの
側部のうちの電池収納部を形成する箇所に第2の
係合突部および第2の係合受部のうちのいずれか
一方を設けるとともに、この一方と前記第1の方
向に交差する第2の方向にスライドして係合する
他方を電池カバーの一端部に設け、さらに前記メ
インカバーのうちの前記電池収納部に面する箇所
に第3の係合突部および第3の係合受部のうちの
いずれか一方を設けるとともに、この一方と前記
第2の方向にスライドして弾性係止される他方を
前記電池カバーの他端部に設けるようにし、メイ
ンカバーを電池カバーによりロツクするようにし
たものである。
したがつて本考案によれば、ねじ等の固定具を
不要にして部品点数を減少させることができ、こ
れにより部品管理が容易で製作費の低価格化をは
かり得、しかも組立ておよび取外しを簡単に行な
うことができる電子機器の筐体構造を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来における筐体構造を
示すもので、第1図はカバー装着後の外観を示す
斜視図、第2図は電池カバーを取外した状態での
構成を示す斜視図、第3図〜第8図は本考案の一
実施例における筐体構造を示すもので、第3図は
電池ケースを取外した状態での構成を示す斜視
図、第4図は電池カバーの構成を示す斜視図、第
5図は各カバー装着後の外観を示す斜視図、第6
図は第5図の−矢視断面図、第7図は第5図
の−矢視断面図、第8図は第5図の−矢
視断面図である。 10……ケース、11……突条体、12……
溝、13……突条部、14……係合突起、14a
……係合孔、20……メインカバー、21……
溝、22……突条体、23……突条部、24……
係合受部、25a,25b……係合凹部、30…
…電池カバー、31……突条部、32……溝、3
3……係合爪、34a,34b……係合突起、3
5……切欠部、36……係合片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機器本体を収納したケースの開口部のうちの回
    路収納部にメインカバーを装着するとともに、前
    記開口部のうちの電池収納部に電池カバーを装着
    する電子機器の筐体構造において、 前記ケースの対向する側部のうちの前記回路収
    納部を形成する箇所に第1の係合突部および第1
    の係合受部のうちのいずれか一方を設けるととも
    に、この一方と第1の方向にスライドして係合す
    る他方を前記メインカバーの両側部に設け、 前記ケースの側部のうちの前記電池収納部を形
    成する箇所に第2の係合突部および第2の係合受
    部のうちのいずれか一方を設けるとともに、この
    一方と前記第1の方向に交差する第2の方向にス
    ライドして係合する他方を前記電池カバーの一端
    部に設け、 さらに前記メインカバーのうちの前記電池収納
    部に面する箇所に第3の係合突部および第3の係
    合受部のうちのいずれか一方を設けるとともに、
    この一方と前記第2の方向にスライドして弾性係
    止される他方を前記電池カバーの他端部に設けた
    ことを特徴とする電子機器の筐体構造。
JP15597883U 1983-10-07 1983-10-07 電子機器の筐体構造 Granted JPS6063989U (ja)

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JP15597883U JPS6063989U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 電子機器の筐体構造

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JP15597883U JPS6063989U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 電子機器の筐体構造

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JPS6063989U JPS6063989U (ja) 1985-05-07
JPH0215335Y2 true JPH0215335Y2 (ja) 1990-04-25

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JP4693548B2 (ja) * 2005-08-25 2011-06-01 三洋電機株式会社 電子機器
NZ549912A (en) * 2006-09-14 2009-07-31 Phitek Systems Ltd Battery Door
JP5598644B2 (ja) * 2008-10-07 2014-10-01 株式会社浅間製作所 遊技機の基板ケース
JP5471994B2 (ja) * 2010-09-13 2014-04-16 ブラザー工業株式会社 携帯型プリンタ

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