JPH02153246A - 内燃機関の燃焼異常検出装置 - Google Patents
内燃機関の燃焼異常検出装置Info
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- JPH02153246A JPH02153246A JP1201177A JP20117789A JPH02153246A JP H02153246 A JPH02153246 A JP H02153246A JP 1201177 A JP1201177 A JP 1201177A JP 20117789 A JP20117789 A JP 20117789A JP H02153246 A JPH02153246 A JP H02153246A
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- combustion
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Landscapes
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関の燃焼異常検出装置に係り、特に特定
気筒の異常を検出できる内燃機関の燃焼異常検出装置に
関する。
気筒の異常を検出できる内燃機関の燃焼異常検出装置に
関する。
失火等の燃焼状態の異常を検出する装置は、例えば特開
昭50−8919号公報の記載のように知られていた。
昭50−8919号公報の記載のように知られていた。
しかしながら、上記従来技術では特定の気筒のみが燃焼
異常をおこした場合は配慮されていなかった。
異常をおこした場合は配慮されていなかった。
特定気筒のみが燃焼異常を起こした場合には他の気筒が
正常に作動している。従って、急激にトルク変動等の運
転者が気がつくほどの異常状態になるわけでもないので
、運転者は運転を続行するために、異常気筒からの不燃
性の燃料が排気系に放出される等の問題がおこっていた
。
正常に作動している。従って、急激にトルク変動等の運
転者が気がつくほどの異常状態になるわけでもないので
、運転者は運転を続行するために、異常気筒からの不燃
性の燃料が排気系に放出される等の問題がおこっていた
。
本発明の目的は特定の気筒の燃焼異常が検出できる内燃
機関の燃焼異常検出装置を提供することにある。
機関の燃焼異常検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、燃焼異常装置において、エ
ンジンの回転状態を検出するセンサと、センサの出力に
基づいて気筒信号を発生する気筒信号発生手段と、気筒
信号に基づいて気筒間隔を計測する気筒間隔計測手段と
、気筒間隔を比較演算することによって異常を判断する
判定手段を有したように構成したものである。
ンジンの回転状態を検出するセンサと、センサの出力に
基づいて気筒信号を発生する気筒信号発生手段と、気筒
信号に基づいて気筒間隔を計測する気筒間隔計測手段と
、気筒間隔を比較演算することによって異常を判断する
判定手段を有したように構成したものである。
上記燃焼異常検出装置は、エンジンの回転をセンサによ
り検出し、気筒信号発生器で各気筒の気筒信号を発生し
、気筒信号から気筒間隔を計測し、比較演算することに
よって特定気筒の燃焼異常の検出をすることができる。
り検出し、気筒信号発生器で各気筒の気筒信号を発生し
、気筒信号から気筒間隔を計測し、比較演算することに
よって特定気筒の燃焼異常の検出をすることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明を実施したエンジン制御システムである
。空気はエアクリーナ9の入口部10から入り、吸入空
気量を検出するホラ1−ワイアセンサ11.吸入空気量
を制御する絞弁を有するスロットルボディ12を通り、
内燃機関7のシリンダ内に吸入される。なお、ボッ1−
ワイアセンサの出力はコントロールユニット4に入力さ
れる。一方、燃料は燃料タンク18から燃料ポンプ13
で吸弓加圧され、燃料ダンパ14.燃料フィルタ〕5を
通り噴射弁17から内燃機関7に供給される。なお、燃
料はレギュレータ16により一定に調圧されている。
。空気はエアクリーナ9の入口部10から入り、吸入空
気量を検出するホラ1−ワイアセンサ11.吸入空気量
を制御する絞弁を有するスロットルボディ12を通り、
内燃機関7のシリンダ内に吸入される。なお、ボッ1−
ワイアセンサの出力はコントロールユニット4に入力さ
れる。一方、燃料は燃料タンク18から燃料ポンプ13
で吸弓加圧され、燃料ダンパ14.燃料フィルタ〕5を
通り噴射弁17から内燃機関7に供給される。なお、燃
料はレギュレータ16により一定に調圧されている。
クランクシャツ1へには一定角度毎に突起部を設けた円
板がとりつけており、クランク角センサ」。
板がとりつけており、クランク角センサ」。
レファレンスセンサ2のピックアップ部によりレファレ
ンス信号及びクランク角信号が検出されコン1〜ロール
ユニツ1〜4に入力される。また、デイスト5には第1
気筒センサが内蔵されており、検出された第1気筒信号
はコントロールユニッI〜4に入力される。前記コン1
〜ロールユニツトはcpu 。
ンス信号及びクランク角信号が検出されコン1〜ロール
ユニツ1〜4に入力される。また、デイスト5には第1
気筒センサが内蔵されており、検出された第1気筒信号
はコントロールユニッI〜4に入力される。前記コン1
〜ロールユニツトはcpu 。
ROM、RAM、各入出力器によって構成され、前記ホ
ットワイアセンサ11等の各センサの出力をとりこみ所
定の演算処理を行い、この演算結果である出力信号によ
り、前記噴射弁17は作動される。また、コン1−ロー
ルユニット4の演算結果である出力信号は、イグニッシ
ョンコイル3のパワートランジスタに送られ点火時期が
制御される。
ットワイアセンサ11等の各センサの出力をとりこみ所
定の演算処理を行い、この演算結果である出力信号によ
り、前記噴射弁17は作動される。また、コン1−ロー
ルユニット4の演算結果である出力信号は、イグニッシ
ョンコイル3のパワートランジスタに送られ点火時期が
制御される。
第2図はコン1−ロールユニット4の詳細を示す図であ
る。なお、説明のため若干の省略がなされている。第1
気筒センサは、クランク角2回転毎に発生する第1気筒
信号を検出するセンサであり、検出された第1気筒信号
の波形整形回路201によって矩形波に整形され、さら
に入力ポート203でデジタル量に変換される。クラン
ク角センサは所定クランク角毎に発生するクランク信号
を検出するセンサであり、検出されたクランク信号は波
形整形回路202によって矩形波に整形され入カポ−1
−204でデジタル量に変換される。クランク信号は、
例えばクランク角1度程度の比較的小さな角度毎に発生
する。レファレンスセンサは所定クランク、角に発生す
るレファレンス信号を検出するセンサである。検出され
たレファレンス信号は波形整形回路200によって整形
される。レファレンス信号は、例えばクランク角180
度程度の比較的大きな角度毎に発生する。波形整形回路
200.201,202の出力信号は、さらに気筒信号
発生器にとりこまれ、各気筒に相応するクランク軸の回
転毎に信号が発生され、入カポ−1−206によってデ
ジタル量に変換される。クロック発生器213は、短い
時間の周期で矩形波を発生する。周期カウンタ208は
、気筒信号発生器207の気筒信号後に、クロック発生
器213の出力をカウント及びクリアし、気筒信号が発
生してから次の気筒信号までの時間をR4測する。周期
カウンタ208の出力は入カポ−1−206によってデ
ジタル量に変換される。入カポ−1−203。
る。なお、説明のため若干の省略がなされている。第1
気筒センサは、クランク角2回転毎に発生する第1気筒
信号を検出するセンサであり、検出された第1気筒信号
の波形整形回路201によって矩形波に整形され、さら
に入力ポート203でデジタル量に変換される。クラン
ク角センサは所定クランク角毎に発生するクランク信号
を検出するセンサであり、検出されたクランク信号は波
形整形回路202によって矩形波に整形され入カポ−1
−204でデジタル量に変換される。クランク信号は、
例えばクランク角1度程度の比較的小さな角度毎に発生
する。レファレンスセンサは所定クランク、角に発生す
るレファレンス信号を検出するセンサである。検出され
たレファレンス信号は波形整形回路200によって整形
される。レファレンス信号は、例えばクランク角180
度程度の比較的大きな角度毎に発生する。波形整形回路
200.201,202の出力信号は、さらに気筒信号
発生器にとりこまれ、各気筒に相応するクランク軸の回
転毎に信号が発生され、入カポ−1−206によってデ
ジタル量に変換される。クロック発生器213は、短い
時間の周期で矩形波を発生する。周期カウンタ208は
、気筒信号発生器207の気筒信号後に、クロック発生
器213の出力をカウント及びクリアし、気筒信号が発
生してから次の気筒信号までの時間をR4測する。周期
カウンタ208の出力は入カポ−1−206によってデ
ジタル量に変換される。入カポ−1−203。
204.205,206及びRAM200. ROM2
2]。
2]。
CPU222はパスラインによって接続されている。
CPU222は各入力ポートからの信号をとりこみ、R
OM221に格納されているプログラムに従って演算処
理する。RAM220はCPU222の演算に関連した
データを一時的に退避するために使われる。CPU22
2゜ROM221. RAM220及び出力ポート2o
9,21oはパスラインによって接続されている。CP
U222の演算結果は出力ポート209を通じて駆動回
路211によりイグニッション3のパワートランジスタ
が駆動されディストリビュータ5で点火される。さらに
、出力ポート210を通じて駆動回路212により燃焼
異常表示ランプ6の点灯がなされる。
OM221に格納されているプログラムに従って演算処
理する。RAM220はCPU222の演算に関連した
データを一時的に退避するために使われる。CPU22
2゜ROM221. RAM220及び出力ポート2o
9,21oはパスラインによって接続されている。CP
U222の演算結果は出力ポート209を通じて駆動回
路211によりイグニッション3のパワートランジスタ
が駆動されディストリビュータ5で点火される。さらに
、出力ポート210を通じて駆動回路212により燃焼
異常表示ランプ6の点灯がなされる。
第3図に、第1気筒信号、レファレンス信号。
クランク信号、気筒信号2周期カウンタ、点火信号のタ
イミングチャー1〜を示しである。
イミングチャー1〜を示しである。
第5図は故障判断のためのCPU222の動作を示すフ
ローチャート図である。なお、このフローチャート図は
4気筒エンジンのためのものである。
ローチャート図である。なお、このフローチャート図は
4気筒エンジンのためのものである。
このフローチャートに示す動作は、気筒信号発生毎に起
動される。まず、ステップ501で第1気筒か否かの判
断がされる。第1気筒であればステップ503で気筒を
示す変数に、を1とし、ステップ504に進む。第1気
筒でなければ気筒を示す変数Knをインクリメントする
ために前回の変数K n−1に1を加算してステップ5
04に進む。
動される。まず、ステップ501で第1気筒か否かの判
断がされる。第1気筒であればステップ503で気筒を
示す変数に、を1とし、ステップ504に進む。第1気
筒でなければ気筒を示す変数Knをインクリメントする
ために前回の変数K n−1に1を加算してステップ5
04に進む。
ステップ504からステップ507は燃焼異常判断をす
るための条件がそろっているか否か判断するためのステ
ップである。ステップ504で、エンジン温度Twが所
定の温度Twnに達しているか否かの判断がされる。所
定の温度Tw1は暖機を示す温度が用いられ、例えば7
0℃と設定することができる。エンジン温度が所定の温
度Tw1に達していればステップ506に進む。エンジ
ン温度が所定の温度に達していなければエンジン回転が
安定していないので、燃焼異常の判断をしないものとし
ステップ707に進む。
るための条件がそろっているか否か判断するためのステ
ップである。ステップ504で、エンジン温度Twが所
定の温度Twnに達しているか否かの判断がされる。所
定の温度Tw1は暖機を示す温度が用いられ、例えば7
0℃と設定することができる。エンジン温度が所定の温
度Tw1に達していればステップ506に進む。エンジ
ン温度が所定の温度に達していなければエンジン回転が
安定していないので、燃焼異常の判断をしないものとし
ステップ707に進む。
ステップ506で、エンジン負荷りが所定の範囲内Lo
、Lsにあるか否かの判断がなされる。
、Lsにあるか否かの判断がなされる。
ここで、例えば、Llは絞り弁が開放付近、すなわち、
Oan Hgかあるいはそれによりやや小さい値に設定
することができる。また、例えば、LOはアイドル状態
をぬけて減速状態になったとき、すなわち、−550m
nHg付近に設定することができる。”エンジン負荷が
所定の範囲であればステップ506に進む。また、エン
ジン負荷が所定の範囲内になければ燃焼異常の判断をし
ないものとしステップ707に進む。
Oan Hgかあるいはそれによりやや小さい値に設定
することができる。また、例えば、LOはアイドル状態
をぬけて減速状態になったとき、すなわち、−550m
nHg付近に設定することができる。”エンジン負荷が
所定の範囲であればステップ506に進む。また、エン
ジン負荷が所定の範囲内になければ燃焼異常の判断をし
ないものとしステップ707に進む。
ステップ507で、エンジン回転数Nが所定の範囲内N
o 、Nsにあるか否かの判断がなされるここで、例え
ば、Noは始動回転数400rpm付近に設定すること
ができる。また、例えば、N1はエンジンの回転慣性が
大きくなる3000rpm付近と設定することができる
。エンジン回転数が所定の範囲内であればステップ50
8に進む。また、エンジン回転数が所定の範囲内になけ
れば燃焼異常の判断をしないものとしステップ707に
進む。なお、ステップ504からステップ507では、
この他に基本噴射量、吸気管圧力、絞り弁開度等のエン
ジン負荷を代表するものを条件判断として用いてもよい
し、ツユニルカット状態か等の燃料の噴射状態を条件と
して加えてもよい。ステップ508では積算をあられす
変数tn を1つ加算する。
o 、Nsにあるか否かの判断がなされるここで、例え
ば、Noは始動回転数400rpm付近に設定すること
ができる。また、例えば、N1はエンジンの回転慣性が
大きくなる3000rpm付近と設定することができる
。エンジン回転数が所定の範囲内であればステップ50
8に進む。また、エンジン回転数が所定の範囲内になけ
れば燃焼異常の判断をしないものとしステップ707に
進む。なお、ステップ504からステップ507では、
この他に基本噴射量、吸気管圧力、絞り弁開度等のエン
ジン負荷を代表するものを条件判断として用いてもよい
し、ツユニルカット状態か等の燃料の噴射状態を条件と
して加えてもよい。ステップ508では積算をあられす
変数tn を1つ加算する。
第6図に示すフローチャート図の各ステップは各気筒間
隔の時間の積算のためのものである。ステップ600で
は積算回数tnが4. X p回に達したかどうかの判
断がなされる。pは予め決められた数であり、その故障
判断の形態によるものである。4Xp回としたのは、4
気筒エンジンにおいて各気筒に対する積算回数が等しく
するために規定したものであり、例えば6気筒エンジン
では6×p回に達したか否かを判断すればよい。
隔の時間の積算のためのものである。ステップ600で
は積算回数tnが4. X p回に達したかどうかの判
断がなされる。pは予め決められた数であり、その故障
判断の形態によるものである。4Xp回としたのは、4
気筒エンジンにおいて各気筒に対する積算回数が等しく
するために規定したものであり、例えば6気筒エンジン
では6×p回に達したか否かを判断すればよい。
積算回数が所定回数に達していなければ、ステップ60
0からステップ601のフローに進む。
0からステップ601のフローに進む。
ステップ600で気筒を示す変数K11が1かどうかの
判断がなされる。Knが1、すなわち第1気筒であれば
ステップ602にすすむ。このステップでは前回までの
第1気筒の積算値A 11−1に第1気筒の気筒間時間
anを加算して、今回の第1気筒の積算値Anとする。
判断がなされる。Knが1、すなわち第1気筒であれば
ステップ602にすすむ。このステップでは前回までの
第1気筒の積算値A 11−1に第1気筒の気筒間時間
anを加算して、今回の第1気筒の積算値Anとする。
anは気筒信号発生器207によって第4気筒の信号が
発生してから第1気筒の信号が発生するまでの時間を周
期カウンタ208によって計測されたものであり、その
内容は第3図のタイミングチャートに示されている。
発生してから第1気筒の信号が発生するまでの時間を周
期カウンタ208によって計測されたものであり、その
内容は第3図のタイミングチャートに示されている。
ステップ602で積算の処理の後に終了する。ステップ
601でKn=1でないときはステップ603に進む。
601でKn=1でないときはステップ603に進む。
ステップ603では気筒を示す変数Knが2かどうか、
すなわち第2気筒であるかどうかの判断がなされる。第
2気筒であれば、前回までの第2気筒の積算値B。−1
に気筒間時間す、を加算して、今回の第2気筒の積算値
Bnとする。b、は気筒信号発生器207によって第1
気筒の信号が発生してから第2気筒の信号が発生するま
での時間を周期カウンタ208によって計測されたもの
である。同様にステップ605からステップ608で第
3気筒か第4気筒かの判断がなされ、第3気筒の積算値
Cn、第4気筒の積算値D0の積算がなされる。なお、
ここで各気筒間隔の時間は点火タイミングの間隔を用い
ても良く、それを積算することによっても燃焼異常の検
出ができる。ステップ605で積算回数が所定回数に達
したと判断されるとステップ701に進む。
すなわち第2気筒であるかどうかの判断がなされる。第
2気筒であれば、前回までの第2気筒の積算値B。−1
に気筒間時間す、を加算して、今回の第2気筒の積算値
Bnとする。b、は気筒信号発生器207によって第1
気筒の信号が発生してから第2気筒の信号が発生するま
での時間を周期カウンタ208によって計測されたもの
である。同様にステップ605からステップ608で第
3気筒か第4気筒かの判断がなされ、第3気筒の積算値
Cn、第4気筒の積算値D0の積算がなされる。なお、
ここで各気筒間隔の時間は点火タイミングの間隔を用い
ても良く、それを積算することによっても燃焼異常の検
出ができる。ステップ605で積算回数が所定回数に達
したと判断されるとステップ701に進む。
第7図に示すフローチャート図の各ステップは各気筒の
間隔の時間の積算値を用いた燃焼異常判断とその処理の
ためのものである。ステップ701で、各気筒の積算値
A n + Bn g Cn 、Onの平均値Tn及び
最大値と最小値の差へTを算出する。
間隔の時間の積算値を用いた燃焼異常判断とその処理の
ためのものである。ステップ701で、各気筒の積算値
A n + Bn g Cn 、Onの平均値Tn及び
最大値と最小値の差へTを算出する。
第4図は第3気筒に異常がある場合、例えば第3気筒が
失火している場合の気筒間時間を示した図である。気筒
間時間は燃焼状態、インジェクタの取りつけ位置が吸気
系の構造でバラツキができることが知られているが、単
一気筒のみで失火等の異常がおこった場合は、その気筒
ではトルクが発生しないので、その気筒の時間のみが異
常に長くなっている。第4図において、第3気筒を示す
C0が他のものに対して長いことがわかる。ステップ7
02では差へTを平均値T、で除した値が所定値α以内
に入っているか否かの判断がなされる。第4図において
は、 T、=(A、十Bn+Cn+D、) An:ao十a 工+ax+− Bn=bo+bt+bz+ cn=co+CI+c2+ ・− Dn=do十di+d 2+・ ΔT=CI、−Bn である。なお、判定についてはΔTの値か、(最大値−
T、)等を用いてもよい。ステップ702で所定範囲に
入っていないときは、異常状態であるのでステップ70
3で燃焼異常ランプをONにする。そして、ステップ7
05で点火時期を、エンジン回転数及びエンジン負荷に
よって決まる基本点火時期に基づく所定値から5 de
g遅角するように、点火時期を制御する。ステップ70
6で空燃比を10%を濃くする。ステップ702で所定
範囲に入っているときは異常状態でないのでステップ7
04で燃焼異常表示ランプをOFFにする。
失火している場合の気筒間時間を示した図である。気筒
間時間は燃焼状態、インジェクタの取りつけ位置が吸気
系の構造でバラツキができることが知られているが、単
一気筒のみで失火等の異常がおこった場合は、その気筒
ではトルクが発生しないので、その気筒の時間のみが異
常に長くなっている。第4図において、第3気筒を示す
C0が他のものに対して長いことがわかる。ステップ7
02では差へTを平均値T、で除した値が所定値α以内
に入っているか否かの判断がなされる。第4図において
は、 T、=(A、十Bn+Cn+D、) An:ao十a 工+ax+− Bn=bo+bt+bz+ cn=co+CI+c2+ ・− Dn=do十di+d 2+・ ΔT=CI、−Bn である。なお、判定についてはΔTの値か、(最大値−
T、)等を用いてもよい。ステップ702で所定範囲に
入っていないときは、異常状態であるのでステップ70
3で燃焼異常ランプをONにする。そして、ステップ7
05で点火時期を、エンジン回転数及びエンジン負荷に
よって決まる基本点火時期に基づく所定値から5 de
g遅角するように、点火時期を制御する。ステップ70
6で空燃比を10%を濃くする。ステップ702で所定
範囲に入っているときは異常状態でないのでステップ7
04で燃焼異常表示ランプをOFFにする。
そして、ステップ707で各変数の内容をクリアして終
了する。
了する。
なお、本フローチャートは4気筒エンジンに用いられる
ものであるが積算のための変数をA n 。
ものであるが積算のための変数をA n 。
B、、Cn、Dnに加え、En、F、、を用いることに
より6気筒エンジンに用いることもできる。
より6気筒エンジンに用いることもできる。
また、他の気筒の数をもったエンジンにも適用できる。
本発明によれば、特定気筒の燃焼異常を検出できる効果
がある。
がある。
第1図はエンジン制御システム図、第2図はコントロー
ルユニットの詳細図、第3図はタイミングチャート図、
第4図は気筒間隔を表わした図、第5図から第7図は本
発明を実施したフローチャート図である。 1・・・クランク角センサ、2・・レファレンスセンサ
、4・・・コントロールユニット、5・・・ディストリ
ビュータ。
ルユニットの詳細図、第3図はタイミングチャート図、
第4図は気筒間隔を表わした図、第5図から第7図は本
発明を実施したフローチャート図である。 1・・・クランク角センサ、2・・レファレンスセンサ
、4・・・コントロールユニット、5・・・ディストリ
ビュータ。
Claims (14)
- 1. エンジンの回転状態を検出するセンサと、上記セ
ンサの出力に基づいて各気筒が所定位置になったときに
気筒信号を発生する気筒信号発生手段と、上記気筒信号
に基づいて各気筒間の時間を求める気筒間時間決定手段
と、上記各気筒間の時間を比較演算することによつて燃
焼異常を判定する判定手段を備えたことを特徴とする内
燃機関の燃焼異常検出装置。 - 2. 請求の範囲第1項において、上記判定手段は各気
筒間の時間を積算して積算時間を求める積算手段を備え
、上記各気筒間の積算時間を比較演算することによつて
燃焼異常を判定するように構成したことを特徴とする内
燃機関の燃焼異常検出装置。 - 3. 請求の範囲第1項において、上記判定手段は各気
筒間の時間を平均して平均時間を求める平均手段を備え
、上記各気筒間の時間と上記気筒間の平均時間を比較演
算することによつて燃焼異常を判定するように構成した
ことを特徴とする内燃機関の燃焼異常検出装置。 - 4. 請求の範囲第3項において、上記判定手段は各気
筒間の時間のなかで最大の最大時間を求める最大時間決
定手段及び各気筒間の時間のなかで最小の最小時間を求
める最小時間決定手段を備え、上記最大時間、最小時間
及び平均時間に基づいて、燃焼異常を判定するように構
成したことを特徴とする内燃機関の燃焼異常検出装置。 - 5. 請求の範囲第1項において、エンジン温度を検出
するエンジン温度検出装置を備え、上記判定手段は上記
エンジン温度が所定値より大きいときに燃焼異常の判定
をするように構成したことを特徴とする内燃機関の燃焼
異常検出装置。 - 6. 請求の範囲第5項において、上記所定のエンジン
温度はほぼ70℃としたことを特徴とする内燃機関の燃
焼異常検出装置。 - 7. 請求の範囲第1項において、エンジン回転数を検
出するエンジン回転数検出手段を備え、上記判定手段は
上記エンジン回転数が所定値より大きいときに燃焼異常
の判定をするように構成したことを特徴とする内燃機関
の燃焼異常検出装置。 - 8. 請求の範囲第7項において、上記所定値はほぼ4
00rpmであることを特徴とする内燃機関の燃焼異常
検出装置。 - 9. 請求の範囲第1項において、エンジン回転数を検
出するエンジン回転数検出手段を備え、上記判定手段は
上記エンジン回転数が所定値より小さいときに燃焼異常
の判定をするように構成したことを特徴とする内燃機関
の燃焼異常検出装置。 - 10. 請求の範囲第9項において、上記所定値はほぼ
3000rpmであることを特徴とする内燃機関の燃焼
異常検出装置。 - 11. 請求の範囲第1項において、エンジン負荷を検
出するエンジン負荷検出手段を備え、上記判定手段は上
記エンジン負荷が所定値より大きいときに燃焼異常の判
定をするように構成したことを特徴とする内燃機関の燃
焼異常検出装置。 - 12. 請求の範囲第1項において、エンジン負荷を検
出するエンジン負荷検出を備え、上記判定手段は上記エ
ンジン負荷が所定値より小さいときに燃焼異常の判定を
するように構成したことを特徴とする内燃機関の燃焼異
常検出装置。 - 13. 請求の範囲第1項に記載の燃焼異常検出装置を
備えると共に、空燃比を目標空燃比に制御する空燃比制
御手段を備え、上記空燃比制御手段は、上記燃焼異常の
判定があつたときは空燃比を上記目標空燃比よりも濃く
なるように制御するように構成したことを特徴とする内
燃機関の制御装置。 - 14. 請求の範囲第1項に記載の燃焼異常検出装置を
備えると共に、点火時期をエンジン状態に応じた点火時
期に制御する点火時期制御装置を備え、上記点火時期制
御手段は上記燃焼異常の判定があつたときは点火時期を
所定角度遅角して制御するように構成したことを特徴と
する内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1201177A JP2749138B2 (ja) | 1988-08-08 | 1989-08-04 | 内燃機関の燃焼異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19599188 | 1988-08-08 | ||
JP63-195991 | 1988-08-08 | ||
JP1201177A JP2749138B2 (ja) | 1988-08-08 | 1989-08-04 | 内燃機関の燃焼異常検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02153246A true JPH02153246A (ja) | 1990-06-12 |
JP2749138B2 JP2749138B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=26509458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1201177A Expired - Fee Related JP2749138B2 (ja) | 1988-08-08 | 1989-08-04 | 内燃機関の燃焼異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2749138B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5375462A (en) * | 1992-05-18 | 1994-12-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Misfire detecting system for internal combustion engine |
DE4447846B4 (de) * | 1993-04-27 | 2006-06-14 | Hitachi, Ltd. | Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Brennkraftmaschine |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230932A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-02-09 | Mazda Motor Corp | エンジンの失火検出装置 |
JPS62110120A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-05-21 | Toyota Motor Corp | センサ異常判定方法 |
JPS62228929A (ja) * | 1986-03-29 | 1987-10-07 | Mitsubishi Motors Corp | 多気筒エンジンの失火気筒判別装置 |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP1201177A patent/JP2749138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230932A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-02-09 | Mazda Motor Corp | エンジンの失火検出装置 |
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US5375462A (en) * | 1992-05-18 | 1994-12-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Misfire detecting system for internal combustion engine |
DE4447846B4 (de) * | 1993-04-27 | 2006-06-14 | Hitachi, Ltd. | Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Brennkraftmaschine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2749138B2 (ja) | 1998-05-13 |
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