JP3120720B2 - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

内燃機関の失火検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の失火検
出装置に関し、特に失火検出の精度を向上させる技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等に搭載される火花点火内燃機関
では、点火装置や燃料供給装置等に故障が生じると、往
々にして失火が発生する。この場合、HC(炭化水素)
を主とする未燃燃料が排気系に流入し、触媒装置の過熱
や有害排出ガス成分の増加をもたらすため、失火を速や
かに検出する必要がある。また、近年においては、燃費
の向上や有害排出ガス成分の減少を図るべく、希薄空燃
比の混合気を燃焼に供するリーンバーンエンジンが提案
されている。この種のエンジンでは、各気筒の空燃比を
徐々に希薄化することにより、失火限界近傍で燃料噴射
制御を行う場合が多く、気筒ごとの失火を正確に検出す
ることが求められている。
【0003】内燃機関の失火検出装置としては、燃焼室
内圧力の変動等に基づいて失火を検出するものもある
が、クランク角速度やクランク角加速度等のクランク回
転状態量に基づいて失火を検出するものが主流となって
いる。例えば、特開平4−216433号公報に記載さ
れた装置では、多数の歯を有するリングギヤ等からなる
回転数検出センサにより内燃機関の微少時間における角
速度(=エンジン回転数)を検出するとともに、どの気
筒が爆発行程にあるかを検出し、今回爆発した気筒の角
速度平均値と前回爆発した気筒の角速度平均値との偏差
を求め、その偏差の絶対値が所定値以上となったときに
失火と判定する。また、特開平5−34243号公報に
記載された装置では、気筒数の2倍の歯を有するリング
ギヤ等からなる回転数検出センサにより各気筒の燃焼行
程におけるクランクシャフトの角速度平均値(燃焼行程
前半の経過時間)を検出し、気筒間の角速度平均値の偏
差が2回続けて設定値を超えたときに失火と判定する。
更に、特開平6−229311号公報等に記載された装
置では、複数のベーンを有するロータ等からなるベーン
式のクランク角センサをクランクシャフトに取り付け、
例えばクランク角信号の立ち上がり(各ベーンがセンサ
本体を横切り始める瞬間)の時間間隔からクランク角加
速度を求め、これが所定の閾値を下回ったときに失火と
判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クランク回
転状態量により失火を検出する従来の失火検出装置に
は、以下に述べる問題点があった。すなわち、クランク
角速度やクランク角加速度に基づいて失火検出を行う装
置では、エンジン回転数の上昇によりトルク曲線(すな
わち、クランク角加速度変化)の位相がずれた場合、失
火気筒の判別が困難あるいは不可能になることがあっ
た。例えば、低エンジン速度域において所定クランク角
度毎に計時を行って角速度や角加速度を求めた場合、失
火時には失火気筒に対応するクランク角度領域での角速
度や角加速度が大幅に低下し、平均角速度や平均角加速
度が失火判定閾値以下となって失火が判定される。
【0005】ところが、高エンジン速度域では点火時期
の進角等に起因してトルク曲線の位相が進角側にずれる
ため、失火気筒だけではなく点火順序で直前に位置する
気筒に対応するクランク角度領域でも失火によるトルク
の低下が生じる。その結果、失火気筒とその直前の気筒
とに対応する平均角速度や平均角加速度が共に失火判定
閾値以下となり、実際に失火していない気筒に対して失
火防止処理(例えば、リーンバーンエンジンにおける空
燃比のリッチ化等)が行われる虞があった。また、失火
判定閾値の設定によっては、逆に両気筒とも失火と判定
されず、失火状態のまま走行が続けられて有害排出ガス
成分が増加する等の虞もあった。
【0006】本発明は、上記状況に鑑みなされたもの
で、極めて簡単な手法を採りながら、失火の検出を正確
に行えるようにした内燃機関の失火検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1では、内燃機関の回転に伴い、複数のクランク角度で
クランク角信号を出力するクランク角センサと、このク
ランク角センサから入力した所定のクランク角信号組を
基準クランク角信号組として、当該内燃機関における所
定クランク角度領域におけるクランク回転状態量を算出
するクランク回転状態量算出手段と、このクランク回転
状態量算出手段の算出結果から得られたクランク回転状
態量の変動に基づき、当該内燃機関の所定気筒の失火を
判定する失火判定手段とを備え、当該失火判定手段は、
前記クランク回転状態量算出手段が算出した第1の気筒
に対応する第1クランク回転状態量と点火順序で第1の
気筒の直後に位置する第2の気筒に対応する第2クラン
ク回転状態量とを比較し、両クランク回転状態量のうち
値の大きい方を前記第1クランク回転状態量として用い
る内燃機関の失火検出装置を提案する。
【0008】また、請求項2では、請求項1の失火検出
装置において、前記失火判定手段は、前記第1クランク
回転状態量が所定の閾値を下回ったときに、前記第1の
気筒が失火していると判定するものを提案する。また、
請求項3では、請求項2の失火検出装置において、前記
所定クランク角度領域は、前記第1の気筒に失火が発生
したときに、前記第1クランク回転状態量と前記第2ク
ランク回転状態量とが共に前記閾値を下回るように設定
されているものを提案する。
【0009】また、請求項4では、請求項1〜3の失火
検出装置において、前記クランク角センサは、前記内燃
機関のクランクシャフトの回転に伴なって回転すると共
に複数枚のベーンが周上に略等間隔に形成された回転部
材と、この回転部材に形成されたベーンの進入時または
離脱時にクランク角信号を発生する信号発生手段とを備
えたものを提案する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る回
転変動検出方法を適用したエンジン制御系の概略構成図
である。図1において、1は自動車用のV型6気筒ガソ
リンエンジン(以下、単にエンジンと記す)である。エ
ンジン1の吸気ポート2には、各気筒毎に燃料噴射弁3
が取り付けられた吸気マニホールド4を介し、エアクリ
ーナ5,エアフローセンサ6,スロットルバルブ7,ア
イドルスピードコントローラ8等を具えた吸気管9が接
続している。また、排気ポート10には、排気マニホー
ルド11を介し、O2 センサ12,三元触媒13,図示
しないマフラー等を具えた排気管14が接続している。
図1中、15はスロットルバルブ7の開度θTHを検出す
るスロットルセンサ、16は冷却水温TW を検出する水
温センサ、17は大気圧Pa を検出する大気圧センサ、
18は吸気温度Ta を検出する吸気温センサである。
【0011】エンジン1には、そのシリンダヘッド20
に各気筒の燃焼室21に臨むかたちで点火プラグ22が
螺着されると共に、クランクシャフト23の前端側にク
ランク角センサ24が配置されている。クランク角セン
サ24は、クランクシャフト23に直付けされたロータ
プレート25と、ロータプレート25の回転を検出する
センサ本体26とから構成されている。ロータプレート
25には、図2に示したように、角度幅70°の三枚の
ベーン27a,27b,27cが等間隔(120°間
隔)に形成されている。これらベーン27a〜27c
は、いずれかの気筒のクランク角が上死点前5゜(BT
DC5°)となる瞬間に後端がセンサ本体26から離脱
し、その瞬間にセンサ本体26からクランク角信号SG
Cが出力される。図1中、28は点火プラグ22に高電
圧を出力する点火コイルである。
【0012】本実施形態では、BTDC5°を基準とし
て失火判定を行うクランク角度領域(=120゜…以
下、失火判定領域と記す)を設定することにより、n番
気筒に失火が生じると、エンジン回転数Neの値に拘わ
らず、n番気筒およびn+1番気筒に対応する平均角加
速度Dωave(n),Dωave(n+1)が失火判定閾値DωAを
下回る。言い換えれば、クランク角信号SGCは、失火
による平均角加速度Dωaveの低下を二つの連続する失
火判定領域で発生させるべく、実験等によりその出力タ
イミング(クランク角)が設定されている。例えば、図
7には1番気筒が失火した場合のトルク変動曲線と、ク
ランクシャフト23の失火判定領域内での回転所要時間
Tcycと、平均角加速度Dωaveとを示してある。この図
から判るように、1番気筒が失火すると、1番気筒と2
番気筒とに対応する失火判定領域においては、低エンジ
ン速度域(実線で示す)だけでなく、トルク曲線に位相
のずれが生じる高エンジン速度域(破線で示す)でも、
トルクの低下と回転所要時間Tcycの延長とが起こり、
平均角加速度Dωaveが失火判定閾値DωAを下回る。
【0013】車室内には、図示しない入出力装置,多数
の制御プログラムを内蔵した記憶装置(ROM,RA
M,BURAM等),中央処理装置(CPU),タイマ
カウンタ等を具えた、ECU(エンジン制御ユニット)
30が設置されており、エンジン1の総合的な制御を行
う。ECU30の入力側には、上述した各種のセンサ類
からの検出情報が入力する。ECU30は、これらの検
出情報から燃料噴射量や点火時期等の最適値を演算して
燃料噴射弁3や点火コイル28等を駆動する他、いずれ
かの気筒に失火が生じた場合には運転席に設けられた失
火警告灯31を点灯する。
【0014】以下、図3〜図6の制御フローチャートお
よび図7,図8のグラフを用いて、本実施形態における
失火検出の手順を説明する。運転者がイグニッションキ
ーをONにしてエンジン1がスタートすると、ECU3
0は、各気筒の点火毎に、図3,図4のフローチャート
に示した失火検出サブルーチンを繰り返し実行する。
【0015】このサブルーチンを開始すると、ECU3
0は先ずステップS1で、上述した各センサからの運転
情報をRAMに読み込む。次に、ECU30は、ステッ
プS3で、クランク角センサ24からのクランク角信号
SGCに基づき、n番気筒に対応する失火判定領域内で
のクランクシャフト23の回転所要時間Tcyc(n)を逐次
算出する。次に、ECU30は、ステップS5で回転所
要時間Tcyc(n)に基づきn番気筒に対応する平均角加速
度Dωave(n)を算出・記憶した後、ステップS7で初期
値0の検出開始フラグFSTが1であるか否かを判定す
る。サブルーチンの初回の処理では、ステップS7の判
定がNo(否定)となるため、ECU30は、ステップ
S9で検出開始フラグFSTを1とした後にスタートに戻
る。
【0016】さて、サブルーチンの2回目以降の処理で
は、ステップS7の判定がYes(肯定)となるため、E
CU30は、図4のステップS11で平均角加速度の今
回値Dωave(n)が前回値Dωave(n-1)より大きいか否か
を判定する。そして、ECU30は、この判定がYesで
あれば、ステップS13で今回値Dωave(n)を前回値D
ωave(n-1)に代入し、Noであれば、ステップS15で
前回値Dωave(n-1)はそのままとする。つまり、ECU
30は、今回値Dωave(n)および前回値Dωave(n-1)の
うち大きい方を選択し、これを平均角加速度の前回値D
ωave(n-1)とする。
【0017】これにより、図8に示したように、失火発
生時においては、ステップS5での平均角加速度Dωav
eの算出値が失火気筒とその直後の気筒とで2回連続し
て低下するのに対し、ステップS13の処理を行った調
整値は実際の失火気筒でのみ低下する。尚、ノイズ等に
より平均角加速度Dωaveの算出値が1回低下した場合
には、ステップS13の処理を行うことにより、調整値
の低下は起こらない。また、連続する2気筒が失火した
場合には、平均角加速度Dωaveの算出値は3回連続し
て低下し、ステップS13の処理を行った調整値は実際
に失火した二つの気筒で低下する。
【0018】ステップS13あるいはステップS15に
おいて、平均角加速度の前回値Dωave(n-1)を求める
と、ECU30は、ステップS17で前回値Dωave(n-
1)が失火判定閾値DωAを下回っているか否かを判定す
る。そして、この判定がYesであれば、n−1番気筒が
失火していると認識して、ステップS19で失火時処理
サブルーチンを実行し、また、NoであればステップS
21で正常時処理サブルーチンを実行した後、スタート
に戻って失火検出を繰り返す。
【0019】すなわち、ステップS17の判定がYesで
あった場合、ECU30は、図5に示した失火時処理サ
ブルーチンのステップS31で失火警告灯31を点灯し
て運転者に注意を促し、ステップS33でダイアグノー
シス用の故障コードをROMに記憶した後、失火検出サ
ブルーチンに復帰する。また、ステップS17の判定が
Noであった場合、ECU30は、図6に示した正常時
処理サブルーチンのステップS41で失火警告灯31を
消灯し、ステップS43でダイアグノーシス用の故障コ
ードをROMから消去した後、失火検出サブルーチンに
復帰する。
【0020】以上で、具体的実施形態の説明を終える
が、本発明の態様はこの実施形態に限るものではない。
例えば、上記実施形態は本発明をV型6気筒エンジンに
適用したものであるが、単気筒エンジンや直列4気筒エ
ンジン等、気筒数やその配列が異なる種々のエンジンに
適用してもよい。また、上記実施形態では、クランク角
センサとしてベーン型のロータプレートを有するものを
用いたが、クランクシャフトの回転を1゜毎に検出する
ようなものを用いるようにしてもよい。
【0021】また、上記実施形態ではクランク角加速度
の変動に基づいて失火を検出したが、クランク角速度や
クランク回転数等、他種のクランク回転状態量の変動に
基づいて失火を検出するようにしてもよい。また、失火
時における処置として、警告灯の点灯に代えて、失火気
筒の空燃比のリッチ化や点火時期のリタード等を行うよ
うにしてもよい。その他、本発明の主旨を逸脱しない範
囲であれば、具体的な装置構成や制御手順等についても
適宜変更可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1の失火検出装置によれ
ば、内燃機関の回転に伴い、複数のクランク角度でクラ
ンク角信号を出力するクランク角センサと、このクラン
ク角センサから入力した所定のクランク角信号組を基準
クランク角信号組として、当該内燃機関における所定ク
ランク角度領域におけるクランク回転状態量を算出する
クランク回転状態量算出手段と、このクランク回転状態
量算出手段の算出結果から得られたクランク回転状態量
の変動に基づき、当該内燃機関の所定気筒の失火を判定
する失火判定手段とを備え、当該失火判定手段は、前記
クランク回転状態量算出手段が算出した第1の気筒に対
応する第1クランク回転状態量と点火順序で第1の気筒
の直後に位置する第2の気筒に対応する第2クランク回
転状態量とを比較し、両クランク回転状態量のうち値の
大きい方を前記第1クランク回転状態量として用いるよ
うにしたため、エンジン回転数の上昇に伴い角加速度変
化曲線の位相がずれても、実際に失火した気筒のみを特
定できるようになり、失火検出の精度が向上する。
【0023】また、請求項2によれば、請求項1の失火
検出装置において、前記失火判定手段は、前記第1クラ
ンク回転状態量が所定の閾値を下回ったときに、前記第
1の気筒が失火していると判定するようにしたため、減
速運転時や負荷急増時等に失火が生じたと誤検出するこ
とがなくなる。また、請求項3によれば、請求項2の失
火検出装置において、前記所定クランク角度領域は、前
記第1の気筒に失火が発生したときに、前記第1クラン
ク回転状態量と前記第2クランク回転状態量とが共に前
記閾値を下回るように設定されているものとしたため、
実際に失火した気筒のみを特定できるようになり、失火
検出の精度が向上する。
【0024】また、請求項4によれば、請求項1〜3の
失火検出装置において、前記クランク角センサは、前記
内燃機関のクランクシャフトの回転に伴なって回転する
と共に複数枚のベーンが周上に略等間隔に形成された回
転部材と、この回転部材に形成されたベーンの進入時ま
たは離脱時にクランク角信号を発生する信号発生手段と
を備えるようにしたため、比較的簡単な構成を採りなが
ら、失火検出を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る失火検出装置を適用したエンジン
制御系の一実施形態を示した概略構成図である。
【図2】クランク角センサを示した斜視図である。
【図3】失火検出サブルーチンの手順を示したフローチ
ャートである。
【図4】失火検出サブルーチンの手順を示したフローチ
ャートである。
【図5】失火時処理サブルーチンの手順を示したフロー
チャートである。
【図6】正常時処理サブルーチンの手順を示したフロー
チャートである。
【図7】失火時における回転所要時間Tcyc(n)と平均角
加速度Dωaveとの変化を示したグラフである。
【図8】平均角加速度Dωaveの算出値と調整値との変
化を示したグラフである。
【符号の説明】
1 エンジン 22 点火プラグ 23 クランクシャフト 24 クランク角センサ 25 ロータプレート 26 センサ本体 27a〜27c ベーン 28 点火コイル 30 ECU 31 失火警告灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−229310(JP,A) 特開 平4−81548(JP,A) 特開 平6−229311(JP,A) 特開 平6−336948(JP,A) 特開 平6−241109(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 17/12 F02D 45/00 362 F02D 45/00 368 G01M 15/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の回転に伴い、複数のクランク
    角度でクランク角信号を出力するクランク角センサと、 このクランク角センサから入力した所定のクランク角信
    号組を基準クランク角信号組として、当該内燃機関にお
    ける所定クランク角度領域におけるクランク回転状態量
    を算出するクランク回転状態量算出手段と、 このクランク回転状態量算出手段の算出結果から得られ
    たクランク回転状態量の変動に基づき、当該内燃機関の
    所定気筒の失火を判定する失火判定手段とを備え、 当該失火判定手段は、前記クランク回転状態量算出手段
    が算出した第1の気筒に対応する第1クランク回転状態
    量と点火順序で第1の気筒の直後に位置する第2の気筒
    に対応する第2クランク回転状態量とを比較し、両クラ
    ンク回転状態量のうち値の大きい方を前記第1クランク
    回転状態量として用いることを特徴とする内燃機関の失
    火検出装置。
  2. 【請求項2】 前記失火判定手段は、前記第1クランク
    回転状態量が所定の閾値を下回ったときに、前記第1の
    気筒が失火していると判定することを特徴とする、請求
    項1記載の内燃機関の失火検出装置。
  3. 【請求項3】 前記所定クランク角度領域は、前記第1
    の気筒に失火が発生したときに、前記第1クランク回転
    状態量と前記第2クランク回転状態量とが共に前記閾値
    を下回るように設定されていることを特徴とする、請求
    項2記載の内燃機関の失火検出装置。
  4. 【請求項4】 前記クランク角センサは、前記内燃機関
    のクランクシャフトの回転に伴なって回転すると共に複
    数枚のベーンが周上に略等間隔に形成された回転部材
    と、この回転部材に形成されたベーンの進入時または離
    脱時にクランク角信号を発生する信号発生手段とを備え
    たことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記
    載の内燃機関の失火検出装置。
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