JPH02152719A - 歯車歯面の仕上げ方法 - Google Patents

歯車歯面の仕上げ方法

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JPH02152719A
JPH02152719A JP30461788A JP30461788A JPH02152719A JP H02152719 A JPH02152719 A JP H02152719A JP 30461788 A JP30461788 A JP 30461788A JP 30461788 A JP30461788 A JP 30461788A JP H02152719 A JPH02152719 A JP H02152719A
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tooth surface
line
tooth
master
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JP30461788A
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English (en)
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Norio Hosoya
細谷 則夫
Shigeyuki Yoneyama
重之 米山
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KOGANEI SEIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KOGANEI SEIKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 =目的= 〈産業上の利用分野〉 この発明は歯車の加工分野に係わるものである。
〈従来の技術〉 従来の歯車歯面の仕上げ加工法としては、ラップ仕上げ
を行う方法として、たとえばアメリカ特許374089
9公報において公知である。
ところで、工作機械や自動車には多数の歯車を用いる。
これらの歯車はボブ襲やギヤシェーパ等で歯切加工し、
歯車研削盤で歯面を仕上げている。
このような既知の歯車仕上げ方法あるいは装置では、歯
面の佳上げ形状の精度は、シェービング工具や砥石の形
状精度、用いられるt/!l械の精度、とくに同期回転
の精度などに依存している。
また、b′C来の歯車研削装置によって行われる歯面の
仕上げでは、一定の送りピッチに対応して歯面に一定の
間隔であられれる不整やツールマークの発生を避けるこ
とは困難であり、さらに由の近くにおかれる部品の形状
が砥石の逃げを確保するため制限されるので歯車の仕上
げ形状精度が制約されるという問題がある。
第1図は被加工歯車の部分平面図である。第2図は第1
図の■−り線に沿う断面側面図である。
歯車1の歯面30を仕上げるには、砥石のような仕上げ
工具が歯筋方向、第1図の紙面にほぼ直角な方向に沿っ
て動かされる。(第2図の矢印6に平行な方向である) このような仕とげ方法では、ピッチ誤差や歯形誤差から
くる歯面30の不整がミクロンの単位で修正され得るが
、砥石が第2図の歯筋方向6に沿って動かされるため、
砥石の表面の横方向の不整が、第3図のe、vによって
示されるような歯面30上の不整が残ることになる。こ
の歯面30上の不整は(i(石の表面を平らにすること
によって減少させることができるが、砥石の表面かめず
まりを生じるので、歯車1の形は正確に1国正できない
状773.になり、歯面30は滑らかな連続した1つの
曲線や線の形状に仕上げることが困難になる。
さらに、砥石はそれ自身若干の欠陥があったり、また歯
車1の歯面30に形成される凹凸は各歯面によって必ず
しも同一ではないので°、各歯面30を全く同一に仕上
げることは非常に困難である。
それ故、歯車1の各々の歯面30は少しずつ異なった形
に仕上げられるというのが現状である。
すなわち、歯面30は歯面の曲線(例えばインボリュー
1〜曲線)に沿った最終形状はまちまちとなる。
第4図は被加工歯車1をマスタ歯車2と噛み合わせるこ
とによって仕上げる他の従来方法を示している。この方
法においてはマスタ歯車2を、被加工歯車1とマスタ歯
車2の中心軸を通る線Xに沿って揺動させることも知ら
れている。これによると歯面30の仕上げ精度を若干向
上させる事が出来る。
しかしながら、この方法においても、歯車1゜2の噛み
合う歯面の接触点Cを通る接線の方向は角度αをもって
接触するという問題がある。それ故、もし歯車1.2が
中心軸Xに沿って揺動するとマスタ歯車2の歯面30′
は被加工歯車1の歯面30上を滑らず食込むことになり
、この食込み運動は歯面30上に、不必要な凹凸を形成
することになる。その結果歯面30には理想的なインボ
リュート曲線が形成できなくなる。
〈発明が解決しようとする課題〉 b′C来の歯車(1面の仕上げ装置では、仕上げ後の形
状精度は、シェービング工具や砥石の持つ形状精度及び
各加工機械の精度、特に同期回転精度に大きく左右され
る。また、歯車研削盤による歯面の仕上げでは、一定の
送りピッチにより波状の凹凸(ツールマーク)が残って
しまったり、砥石の逃げが必要になるため歯部付近の部
品形状に多くの制約がある等の問題がある。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、歯形をくず
すことなく超高精度に歯面を均一にしかも歯形方向にそ
って滑らかに仕上げることができる歯車山面の仕上げ方
法を提供し、もってかみ合う時の騒音及び発熱の低減を
容易に図ることを目的とする。
=Jiが成 〈発明が課題を解決するための手段〉 上記のような問題を解決するため、第5図に示すように
接触点Cは被加工歯車2のインボリュート曲線の内側に
干渉することなく、そのインボリュート曲線の上か、噛
み合い圧力角線に沿って摺接するようにしなければなら
ない。
このように、この発明の目的は、被加工歯車とマスタ歯
車が、被加工歯車の歯面30のインボリュート曲線の下
に干渉せず、その上で摺接するように、相対的に揺動す
ることにある。
〈実施例と作用〉 ・仁第5図は本発明の基本概念を示すものである。
歯部30は理想的にはインボリュート曲線と呼ばれる曲
面を有する。この図より、もし被加工歯車1とマスタ歯
車2が噛み合う接触点Cが、インボリュート曲線■上を
移動するように互いにI」動ずれば良いということは明
らかである。
また被加工歯車1とマスタ歯車2が摺接する方向が■と
ビに1丸まれる、いかなる方向、例えば噛み合い圧力角
線Pの方向であれば、18面30′が被加工歯車1の歯
面30のインボリュート曲線を越えないということも明
らかである。
さらに、マスタ歯車2のみの揺動に限ってみれば、曲線
RやR′の方向でも歯面30′が被加工歯車1の歯面3
0のインボリュート曲線を越えない限り良いということ
も明らかである。
すなわち、m面30′が被加工歯車のインボリュート曲
線を越えて歯本体の中に干渉しなければ良い。両曲線R
及びR′ともに接触点Cを通り且つ噛み合い圧力角線P
を共有する曲線である。
このように、種々の揺動の方向が収り得る0例えば被加
工歯車1あるいはマスタ山車2のインボリュート曲線に
沿うもの、噛み合い圧力角線Pに沿うもの、あるいは2
つのインボリュート曲線内のいかなる曲線、あるいはマ
スタ歯車2のみの揺動を考えるならば曲線RおよびR′
でさえも良い。
なぜなら両曲線RおよびR′とも接触点Cにおいて接し
合うからである。
いいかえると接触点Cにおいて、PはR,R’■そして
I′の全曲線の共通接線である。
*第6図、第7図は本発明の実施概念図を示す。
図において、被加工歯車1と仕上げ歯車2は接触点Cに
おいて互いに噛み合っている。マスタ歯車2は被加工歯
車1の矢印A方向の回転によって矢印Bの方向に回転す
る。
マスター歯車2の回転軸4に制動力をかけて、適切な負
荷が接触点Cに作用するようにする。
マスタ歯車2の仕上げ能力を向上させるためにマスタ由
jlj 2の歯面にダイヤモンド砥粒を電着させてもよ
い。
かくして、波加工tb車1の歯面30はマスタ歯車2の
m面30′との活動接触によって仕上げられることにな
る。
1皮加工由車1の回転軸5とマスタ山車2の回転軸4を
通る中心線Xと接触点Cを通る噛み合い圧力角線Pとの
間に角度αが形成される。マスタ山車2の回転軸4は、
噛み合い圧力角線Pと平行な線Sに沿って揺動する。
マスター歯車2の揺動は直線でなくとも、上述したよう
に線Pと線Iの間のいかなる方向に沿っても良い。マス
タ歯車の運動は第5図に示したように曲線Rに沿っても
よい。
第7図はマスタ歯車と被加工歯車が揺動するための作動
概念図を示す、被加工歯車1の歯面30が反時計方向へ
に回転するとマスタ歯車2の歯面30′は時計方向に回
転する。
被加工歯車1の歯面30が30..302.から30.
へと動くとマスター歯車2の歯面30′も30’r 、
30’2から30′lへと動く、接触点Cにおける共通
接線p、、pそしてP、は平行のままである。歯面30
と30′間の接触点Cは歯面上を転移し、また歯車1と
2の作用線下の上をも転移する。
このように歯車1及び2が噛み合い圧力角線Pの方向に
沿って揺動すれば1に面30と30′間の接触点Cはそ
の位置にかかわらず當に噛み合い圧力角線Pと平行な線
p、、p、p、上で揺動することになる。
つぎに、被加工歯車1及びマスタ歯車2を干渉点Yを中
心に円弧上に揺動すれば、接触点Cは常に被加工歯車1
の歯面30のインボリュート曲線に沿って揺動すること
になる。
もし歯車1か2が作用線T上の点で干渉点Yよりも接触
点Cから外側にある点を中心に揺動すると、接触点Cは
第5図に示された斜線の噛み合い圧力角線P以下の面内
で揺動することになる。
この円弧上の揺動の中心である揺動点又はピボット点が
干渉点Yから遠ざかれば遠ざかるほど、円弧上揺動運動
の揺動半径が大きくなり、その運動は噛み合い圧力角線
Pに近ずくことになる。
第7図はマスタ歯車2が長孔16(第8図参照)の揺動
機構により点8を中心とする円弧上に揺動している状態
を示している。しかし両歯車が作用線T上にある任意の
点の回りに揺動する限り、接触点Cの相対揺動運動は接
触点Cの歯面に対して常に接線方向であることも明らか
である。
*本発明による第1の実施例 本発明による被加工t&車の歯面の仕上げ装置は第8I
2I〜第15図により、以下に詳述する。
第8図において、被加工歯車12は駆動軸11に固定し
、駆動軸11はモータのような原動機(図示せず)によ
ってi動される。
被加工歯車12に咄み合うマスタ歯車13は回転軸14
に枢着する。揺動の中心となるピボット軸8は作用線T
上で、マスタ歯車13より離れた位置に設ける。ピボッ
ト軸8の位置は適切な手段で調整可能である。
上下に収り付けた一対の揺動レバー15がビボソト軸8
で支持され、マスタ歯車13の両側にピボット軸8の回
りに揺動可能に支持される。支持軸14は一対の揺動レ
バー15によって支持されている。調整装置25が揺動
レバー15の長さをANするためにつけられている。長
孔16が揺動レバー15のピボット軸8と反対のところ
に設けられている。ビン17が長孔16の中にゆるくは
められる。ビン17は原動機19にクランク・アーム1
8を介して接続されている。
このようにして原動機19によりクランク・アーム18
を介してビン17に回転運動を起こし、ビン17は揺動
レバー15をピボット軸8の回りに矢印20の方向に円
弧上に揺動させることになる。
レバー15の揺動はマスター歯車13を揺動させること
になる。ピボット軸8とマスタ歯車13の中心までの距
離が長いほどマスタ歯車13の揺動運動は噛み合い圧力
角線Pに近ずくことが明らかでる。
接触点Cの揺動運動は曲線■によって示されている。ピ
ボッ1へ軸8が被加工歯車12の干渉点Y上にあるなら
ば、■は常に被加工歯車12の歯面30のインボリュー
ト曲線と同一である。
被加工歯車12が揺動する場合、ピボット軸8の位置は
干渉点Yより内側に入っても良い。一方、マスタ歯車1
3が揺動する場合は、ピボット軸8の位置は干渉点Yか
、それより遠い位置になければならない。
しかし、ピボット軸8が8″即ち作用線T上で線Xより
右側の位置にあり、被加工歯車12が揺動するなら、ピ
ボット軸8″′の位置はマスタ歯車13の干渉点2か、
それより遠いところでなければならない、また、マスタ
歯車13が揺動する場合は、とポット軸8″の位置は接
触点Cと干渉点Zの間でもよい。
制動装置35により、マスタ歯車13の回転軸に制動を
かけて、マスタ歯車13と被加工歯車12とが噛み合う
歯面に適LJJな接触圧力が生ずるようにする。
被加工歯車12のm面30を仕上げるためには、マスタ
歯車13の揺動のストロークは、モジュールの1/10
〜1150にすると良い。
モジュール−ピッ千円直径÷歯数 被加工歯車12を仕上げるために要求される揺動の回数
は、被加工歯車12の回転数に対して可能な限り多い方
が良い。
マスタ歯車13と被加工歯車12の噛み合いの位置を決
めるためには、マスタ歯車13の被加工歯車12に対す
るI工動運動の最大振幅点において、マスタ歯車13が
被加工歯車12に最も深く噛み合うようにすると良い。
マスタ歯車と被加工歯車の位置や角度はかさt!r車、
ヘリカル歯車のような歯車の種類に応じて、マスター歯
車の歯面が被加工歯車のインボリュート曲線を越えて干
渉しないようにすればよいことは自明である。
マスタ歯車13は理論的に正確な歯形の池に、修正した
歯形を用いても良いし、また円筒形以外の形、例えばラ
ックや楕円のような歯車でもよい。
また被加工歯車12は円筒形以外の形、例えばラック、
楕円または内th歯車でもよい。
さらに制動装置35を取り外して、軸14と駆動軸11
を同調装置22によって同期回転し、同期の位相をずら
して、被加工歯車12とマスタ歯車13とが噛み合うm
面に、適切な接触圧力を発生するようにしても良い。
ここで、制動装置35や同調装置22の代わりに、NC
装置によりコントロールされるサーボモータ50によっ
て歯車の回転を同期してもよい。
制動装置35同調装置22、サーボモータ5゜の作動は
回転制御手段と総称する。
マスタ歯車は、砥石を歯車状に成型したもの、焼結合金
をワイヤーカットで歯車状に切り抜いたもの、それを1
7−I研により高精度に仕上げたもの、鋼製の歯車にダ
イヤモンド粒やCl5Nを電着したり、あるいはダイヤ
モンド粒やCBNを電着した1に車に゛「iCやT i
 Nをさらにコーティングしたものなどを用いると良い
第8図、第9図において23と24は揺動レバー15の
保持ビンとガイドをそれぞれ示す。
1;I+動装置35は一対のブレーキ部材36.37を
互いにピボットビン38で枢着している。各々のブレー
キ部材36.37は円形の切欠き41と42をその内側
面の中間位置に設けている。
孔43の内槽1には内ねじがきざよれている。
ブレーキ部材37の反対側には、ブレーキ部材36内に
スプリング40を介してボルト39が設けられている。
このように軸14にかかるブレーキ力はポル1−39に
よってか1察される。
制動装置35の代わりに、どのような従来の制動装置2
1を軸14又は11に設けても良い。
本発明による歯車山面の仕上げ方法が更に詳細に以下に
説明される。
マスタ歯車13を被加工歯車12に噛み合わす。
切削液を歯車12と13の間に添加しても、しなくても
よい。駆動軸11が被加工歯車12を適当な回転数で回
転させる。
被加工歯車12に噛み合うマスタ歯車13も回転し同時
に回転制御手段でマスタ歯車13にブレーキ力がかかる
。一方、回転ビン17が駆動モータ19によってスロッ
ト内で回転し、揺動レバー15を矢印20の方向にピボ
ットビン8の回りに揺動する。揺動レバー15の揺動運
動により、マスタ由[13が適当な回転数で被加工歯車
12に対して1忠勤する。このようにマスタ歯車13と
1皮加工由車12の噛み合いの最初から最?炎までマス
タ歯車13は被加工歯車12の歯面30に対して矢印I
に示される方向で摺接しく第5図り照)、被加工歯車1
2の山面30のいかなる凸部も除去する。
さらに、マスタ歯車13の矢印■に冶う揺動運動は1皮
加工歯車12の山面30に対して局部的な磨耗や割れを
起こすことはない。
このようにして歯面30を仕上げた後、被加工歯車12
は軸11より収り除かれ反転された後、申出11に再び
のせられる。
同じような加工が、被加工歯車12の他のth面30n
  <第8図参照)についても施される6歯車12を反
転させる代わりに被加工歯車12を反対方向に回転させ
てもよい。そのような場合ピボット軸8は他の作用線T
′上の例えば8″′のような位置に固定する。
上記のような仕上げプロセスで被加工歯車12の1イ面
30または30□はマスタ歯車13の噛み合い山面30
’ または30′Rによって歯面にjaう方向でつまり
1釘形方向で全体的に均一に仕上げられ、凹凸のない歯
面30または30′ が全体に均一に仕上げられる。
*第10図〜第15図に本発明の第2の実施例を示す。
本S装置はベツド208、コラム209、支持部材21
0、先端支持部230.往復動方向設定部材215、往
復動部材211、そして部材211を駆動するIQ心カ
ム212を有する。(第12図、第13図参照) 往復動部材211は、部材210の先端支持部230と
部材215に対して空気軸受によって浮動的に支持され
ている。
空気軸受は摩擦を軽減し、摺動部にゴミが入るのを防ぐ
ために用いる。したがって空気軸受の使用により長期に
亘って高精度の加工が可能になる。
圧縮空気源は示されていないが従来装置のものでよ<、
t、’l?って図面には省略されている。
空気軸受に、第12図、第13図に示すように5気圧程
度の圧縮空気が入口孔220.220′を通って導入さ
れる。供給された空気は講219゜219′を通って矢
印F(第14図、第1−5図参照)に示される方向で軸
受面D(第13図参照)に広がり空気層を形成する。
潤滑油を空気に混ぜて潤滑状態を良・くしたり耐錆性を
よくしたりしてもよい。
マスタ歯車202(第12図参照)は1a心カム212
(第13図参照)によって往復動される。
14心カム212は力11講213に支持され1部材2
11に固定したアーム214に設けられている。カムは
モータM、によって、第10図、第12図によって示さ
れるフレキシブル管Gを介して!IB動される。
部材211は往復動方向設定部材215内に空気軸受を
介して支持され、マスタ歯車202の、支持軸216(
第13図参照)が往攬動方向設定部材215により設定
した方向に往復動出来るようにしである。実施例では、
支持部材210と部N214の両軸線の角度が支持部材
210の軸線に対して咄み合い圧力角αを形成するよう
に設定しである。
上記の装置は以下のように作動する。
被加工歯車201はモータへ42により回転する。
マスタ歯車202の回転は制動装置200によって制動
される。
一方、閾心カム212はモータM、によってフレキシブ
ルシャフトGを介して回転する。
このようにして、マスタ歯車202は部材214の軸線
214(すなわち噛み合い圧力角線P)に沿って往復動
し、被加工歯車201の歯面の一方を仕上げる。
この場合、切削油は用いてもよいがラップ扮は用いる必
要はない。
次に被加工歯車201の歯面の反対側を仕上げるには、
部材211を線207に対して反対側の噛み合い圧力角
αの位置218に移動して被加工歯車を逆方向に回転さ
せる。また部材211を位’Ja”、 218に移さず
に、歯車を反転してとりつけjcばマスタ歯i1i 2
02の往復動方向をかえる必要はない。
上記の例において線217つまり往復動の方向は線20
7に対して噛み合い圧力角αだけ離れているが、その角
度は若干前なっても良い。
上記からも明らかなように、マスタ歯車は波加工th車
に近すいたり遠ざかって往復動する。
その結果、被加工歯車の歯面30上には凹凸(第3図に
示す凹部Vそして凸部e)がなくなり、ドイツ工業規1
3DIN1〜3級の精度に仕上げることができ、rtJ
IL音も非常に少なくすることができる。
*加工実施例の精度測定結果 第8図、第9図に示す方法で仕上げた歯車と、研削だけ
でfJ:上げた歯車のピッチ誤差の測定を行い比較した
このピッチ誤差の測定においては、各々のtFl車の最
初の歯に、あてた測定器の読みをゼロとして。
歯車を回転させて各歯までの同一点における読みを記録
した。つぎに隣接ピッチ誤差、単一ピッチ誤差、そして
累積ピッチ誤差を算出した。
装置、歯車の各寸法は以下の通りである。
*ピボット軸8から軸14までの長さ:  80mm′
社輔14から長孔16までの長さ+ 120mm*被加
工m車:ビッナ円直径= 51.75n+m歯数=23
  モジュール=2.25 ・rマスタ歯車:ピッチ円直径= 92.250111
1由数=41  モジュール22.25 表1かられかるように、隣接ピッチ誤差、単一と・ノチ
誤差、累積ピッチ誤差ともに仕上加工の前後では著しく
減少していることが分かる。
さらに、歯形誤差および歯筋誤差が4種類の歯車につい
て本発明の仕上げ方法の適用前後においてalり定した
結果、。
歯形誤差は12μmから11μI11へ、歯筋誤差は1
0μmから5μmへ減少。
さらに歯面の面1i1度をm面の5か所について測定し
た結果、 u1而面11度は2.5μInから1.5μniへ減少
また噛み合い騒音がw饗室で測定されたが。
8000 II zでの音圧は42dbから35 Ll
 bへと減少した。
このように本発明によって仕上げらhf、;(Q車は理
想的な歯形に近くなり歯面の凹凸は最小限になる。よっ
て歯車が工作機械や自動車に組み込まれると円滑に噛み
合い、騒音が減少する。
上記実施例においては機械的な揺動装置、例えばカム、
油圧シリンダ、エアシリンダなどがマスタ1に車を被加
工歯車に対する揺動発生装置として1史用されたが、さ
らに、超音波や圧電素子などの電気揺動装置なども1重
用できる。
種々の実験の結果によると、揺動運動は被加工歯車1の
歯面30のインボリュート曲線■上(第5図参照)また
は、その上に必ずしも制限されなくともよいことがしめ
された。
すなわち揺動運動がインボリュート曲線や噛み合い圧力
角線上に実質的に沿っていれば、そのインボリュート曲
線を下回って干渉する蚤は少なく、重大な影響は及ぼさ
ない。
・七本発明の特徴を以下に要約列挙する。
1、本発明の方法において、揺動運動の方向が、被加工
歯車とマスタ歯車の接触点で、歯面に対して接線方向で
あること。
2、本発明の方法において、揺動運動の方向が実質的に
被加工歯車とマスタ歯車の噛み合い圧力角線上であるこ
とを特徴とすること。
3、本発明の方法において、揺動運動の左向が実質的に
、被加工歯車歯面のインボリュー1へ曲線に沿うこと。
4、本発明の方法において、(,8動運動の方向が被加
工歯車とマスタ歯車の歯面の2つのインボリュー1〜1
111線に囲まれる範1川にあること。
5、被加工1に車とマスタ山車の回転が同期制御されて
いること。
6、被加工歯車の歯面を仕上げる装置において、回転し
得る1皮加工歯車と、 前記被加工歯車に噛み合って回
転し得るマスタ歯車と、 前記被加工歯車とマスタ1釘
屯の少なくとも1つを揺動させる揺動軸で、−・端にビ
ボッ1−を有し、少なくとも1つの前記山車を支える支
持手段を有する揺動線と、 少なくとも前記歯車の1つ
を回転させる駆動手段と、 少なくとも前記山車の1つ
の回転を制御する回転制御手段と、 前記揺動線を前記
ピボットの回りに揺動させる揺動発生手段とを有し、前
記ピボットが被加工歯車とマスタ歯車の作用線上に実質
的(こあること。
7、上記6の装置において、前記ビボ・ノドが実質的に
被加工歯車の干渉点にあることを特徴とする′A置。
8、上記6の装置において、ビボッI〜が実質的にマス
タ由jμの干渉点にあること。
9、上記6の装置において、前記回転制御耳装置が制動
装置を有すること。
10、上記9において、制動装置が一対のブレーキ部材
からなり、各々一端を揺動捏上に支持され且つ曲端に挟
持部材を有し前記ブレーキ部材の開閉度をか1整するこ
と。
11、上記6の装置びにおいて、前記回転制御手段が同
Jt11回転装置であること。
12、上記6の装置において、前記回転制御手段がNC
で制御されるサーボモータであること。
13、上記6の装置において、前記揺動線が長さJ、1
節装置を有すること。
14、被加工歯車の歯面を仕上げる装置において、ベツ
ドと、 ベツドから立ち上がるコラムと、コラムから突
出し、先端に収り付けた往復動装置の中に置かれる往復
動方向設定手段と、 前記往復動方向設定部材内に納ま
り空気軸受によって支持される往復動部材と、 前記往
復動部材を往復動させる往復動発生装置と、 前記往復
動部材の軸端に支持されるマスタ歯車と、 前記マスタ
歯車に噛み合う被加工歯車と、 前記両歯車の少なくと
も1つを回転させる駆動装置と、 前記両歯車の少なく
とも1つの回転を制御する回転制御部材とを有すること
を特徴とし、 両歯車が実質的に両者の噛み合い圧力角
線上で往復動させられること。
15、上記14の装置において、前記回転制御手段がブ
レーキであること。
16、上記14において、前記回転制御手段が同調装置
であること。
17、上述14において前記回転制御手段がNCで制御
されるサーボモータによること =効果= 本発明の方法により、歯車歯面の仕上精度が画期的に向
」ニし、噛み合いによる騒音もきわめて少なくすること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方法で作った歯車の部分平面図、第2図は
第1図の■−■線に沿う断面側面図、第3図は第2図の
■−■線に沿う断面側面図、第4図はb′C来方決方法
車の噛み合いの平面図、第5図は本発明の作動の拡大平
面図、 第6図は本発明の詳細な説明図、 第7図は本発明の作動概念の説明図、 第8図は本発明の第1の実施例の概略説明図、第9図は
第8図のIV −IV線に沿う断面側面図、第10図は
本発明の他の実施例の正面図、第11図は第10図の平
面図、 第12図は第11図のv−v線に沿う断面図、第13図
は第12図のVl −VI線に沿う断面図、第14図は
第12図の■−■線に沿う断面図、第15図は第12図
のVI −VI線に沿う部分図である。 *記号の説明 1.12.201・ 2.13.202・ 15・・・・・・・ 17・・・ ・ P・・・・・・・・ α ・  申  ・  ・  ・  e  ・30.3
0′ ・・・ I  I’  ・・・・ T  T’  ・・・・・ ン皮力■工歯車 マスタ歯車 揺動軸 揺動ピン 噛み合い圧力角線 噛み合い圧力角 歯面 インボリュート曲線 1ヤ用線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被加工歯車の歯面を仕上げる方法において、被加工歯車
    を仕上げ加工用マスタ歯車(以下マスタ歯車という)と
    互いに回転するように噛み合わせ、それと同時に被加工
    歯車の歯面のインボリュート曲線を越えて、つまり歯本
    体へ干渉しないように相対的に揺動するように、少なく
    とも2つの内の1つの歯車を他の歯車に対して揺動させ
    ることを特徴とする、歯車歯面の仕上げ方法。
JP30461788A 1988-12-01 1988-12-01 歯車歯面の仕上げ方法 Pending JPH02152719A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006250625A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Ogasawara Precision Engineering:Kk 歯車歯形測定方法、歯車歯形測定装置およびこの歯車歯形測定装置に使用する測定用親歯車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006250625A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Ogasawara Precision Engineering:Kk 歯車歯形測定方法、歯車歯形測定装置およびこの歯車歯形測定装置に使用する測定用親歯車

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