JPH02152014A - 情報記録読み出し方法 - Google Patents

情報記録読み出し方法

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JPH02152014A
JPH02152014A JP30593088A JP30593088A JPH02152014A JP H02152014 A JPH02152014 A JP H02152014A JP 30593088 A JP30593088 A JP 30593088A JP 30593088 A JP30593088 A JP 30593088A JP H02152014 A JPH02152014 A JP H02152014A
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至生 村瀬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホールバーニング現象を利用した波長多重光
記録法において、データの入出力時間を減らすための情
報記録読み出し方法に関するものである。
〔従来の技術〕
光の吸収率を変化させることにより記録するホールバー
ニング記録は、光の波長を変えて記録媒体の1ケ所に多
数の情報を記録する方式である。
この方式により、例えば可視領域の波長幅Ion m程
度の間に、約103個の情報が記録できるといわれてい
る。すなわち、上記方式によって、メモリの密度が従来
の103倍程度になる可能性がある。
しかし上記方式は、まだ基礎研究の段階であり、データ
の転送方法についての配慮がなされていなかった。例え
ば情報の記録や読み出しの場合、アイビーエム・ジャー
ナル・オブ・リサーチ・アンド・デベロプメント(I 
BM J 、 Res、 Deve]、op、) 26
.1.98 (1982)のように、レーザ光の照射位
置を固定したまま波長を変えていくと、照射位置の変更
時に時間がかかった。また、上記方法はレーザ光の波長
走査速度が遅い場合には有効でなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ジャーナル・オブ・オプチカル・ソサエティ・オブ・ア
メリカ・ビー(J 、 Opt、 Soc、 Am。
B) 2.915 (1985)にも書かれているよう
に、ホールバーニング現象を利用したメモリの読み出し
および書き込み時間は、約30 n see / bi
t以下にしないと実用上不都合である。
上記条件を満たすためには、1本のレーザで照射位置を
固定し、波長を変えて情報を書き込んだり読み出す場合
に、約10’nm/seeの速度で波長を走査する必要
がある。このような速度で、しかも精度よく波長を走査
することが極めて困難であるにもかかわらず、その代替
案は現在まで考慮されていなかった。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、データの転送速
度を実用化に酎えうる程度にまで向上させることにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、レーザ光の照射位置を連続的に走査するこ
とによって達成される。同時にレーザ光の波長もともに
走査することによって、さらに有効になる。このように
、照射位置と波長とを同時に走査する場合は、それぞれ
の走査の周期を等しくしないことによって、書き込みと
読み出しをさらに有効にできる。
〔作用〕
レーザ光の照射位置を連続的に走査すると、スポットが
記録媒体上をほぼ一定の速度で動くので、データの転送
速度を速くできる。
さらに、照射位置の走査と同時に波長もともに走査すれ
ば、同一記録点に、違う波長の光が照射されるまでの時
間をかせぐことができるので、レーザ光の波長を高速で
走査する必要がない。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明による情報記録読み出し方法の記録媒体
における記録点の位置を示した図、第2図は上記記録点
の他の例を示した図、第3図は上記記録点のさらに他の
例を示した図、第4図は記録および読み出し波長を1〜
7の記号で示した図、第5図は本発明のそれぞれの記録
点上に記録および読み出しのために照射する光の波長の
変化を示す図、第6図はヒートモード記録に用いた3層
積層膜と保護膜との断面図である。
第1実施例 第1図に示す第1実施例は、光ディスクの記録媒体9に
記録点1〜8を同心円状に配置したものである。1枚の
光デイスク上には本来10’個以上の記録点が並んでい
るが、本実施例では説明を簡単にするために、光デイス
ク上に8個の記録点を設けたホールバーニング現象を利
用した記録を説明する。記録媒体9は、色素を溶媒のア
ルコールに分散させて冷却し固化したものを用いている
可視光の光源としては、高性能な色素レーザであるリン
グダイレーザを用い、色素濃度は10”moQ%、媒体
温度はIOKである。本実施例の場合は、可視領域の吸
収スペクトル中の波長10nm程度の範囲に、103個
程度の情報が記録されている。従来の方法でのホールバ
ーニング記録は、レーザ光を記録媒体の1ケ所に照射し
ながら波長を変化させ、光の強度を情報信号に従って変
調することにより書き込みを行う。しかし、リングダイ
レーザのパワー変調を正確に行う場合、波長掃引速度は
最大でも0.03n m / see程度であるから、
書き込み時間は最小でも0 、3sec / bit程
度になる。この値は実用上の要請である30 n se
e/ bitの107倍である。したがって、本実施例
ではレーザビームの照射位置を走査しながら、同時に波
長を掃引することにする。上記した第1図の光ディスク
において、記録点1にあったビームを、光ディスクを回
転するとともに、順次記録点2から記録点8へと連続的
に移動させながら記録する。光ディスクの回転は、極低
温の光ディスクの中心から垂直に突き出た長さ約50σ
のステンレス製の棒を使用して、外部から駆動力を伝え
ることにより行う。光スポットを光ディスクの半径方向
に動かす場合は、レーザビームの入射位置と方向とを変
える。波長掃引速度は上記のように最大でも1秒あたり
0.O3nm程度である。回転速度は3.3回転/se
eであるから、書き込み時間は0.04sec/bit
になり、本実施例によって書き込み速度を8倍にするこ
とができる。
上記実施例では、記録点数が少ないため回転数が少ない
場合について説明した。しかし、光ディスクの同一円周
上に数多くの記録点を並べて回転数を上げることにより
、書き込み速度をさらに数桁上昇させることができる。
また、上記実施例ではホールバーニング現象を利用した
記録について記したが、ホトクロミック現象を利用する
記録など、光の波長を変えて多重記録を行ういずれの方
式に対しても同様に有効である。
つぎに読み出し方法について説明する。ホールバーニン
グ記録の読み出しは、従来、光を記録媒体の1ケ所に照
射しながら波長を変化させて、波長ごとの吸収率変化の
有無を検知して行っていた。
本実施例において、読み出す場合には減光フィルタを用
い、照射光強度を書き込み時の104分の1にして波長
を掃引する。上記のようにして、記録媒体9の光吸収率
の変化の有無で情報を読みとる。
レーザ波長の掃引速度は、書き込みの場合と同様に0.
03n m / see程度なので、レーザビームの位
置を固定したままだと、読み出し速度は最大でも0 、
3sec / bit程度である。これは実用上好まし
い時間である30 n see/ bitのio’倍で
ある。そこで、読み出しの場合も、レーザビームの照射
位置を走査しながら同時に波長を掃引する方法を行う。
上記のように、第1図に示したような光ディスクの記録
点1にあったビームを、上記光ディスクを回転させなが
ら、順次、記録点2から記録点8へと移動させて読み出
す。波長掃引速度は上記実施例と同様に最大でも1秒あ
たり0.O3nm程度である。
回転速度は3.3回転/secであるから、読み出し速
度は0 、04sec / bitになる。つまり、本
発明により読み出し速度を8倍にすることができる。こ
の場合も、光ディスクの同一円周上に数多くの記録スポ
ットを並べて回転数を上げることにより、大幅に高速化
することができる。
第2実施例 本実施例は第2図に示すように、8つの記録スポットを
、同心円状ではなく渦状に並べる。光ディスクの回転と
同時に、ビーム照射位置も光ディスクの半径方向に連続
的に動かすことにより、第1実施例と同様に波長と照射
位置との両方を同時に走査して、記録点1から記録点8
の順に書き込みを行い、書き込み速度の上昇を実現させ
ることができる。
本実施例における読み出しも、書き込み光の強度を10
4分の1にして第1実施例と同様に行い、読み出し速度
を上昇させることが可能である。
第3実施例 第1実施例と同じ記録媒体と装置とを用いて、第1図に
示すように記録する。ただし、本実施例では波長を固定
したまま連続的に8つの記録スポットに記録する。つぎ
に波長を110−2nだけ変え、再び連続的に8つの記
録スポットに記録する。本実施例の記録方法では、波長
の掃引が極めて遅いレーザ光源でも高速で記録可能であ
る。読み出しについても同様である。
第4実施例 第1実施例に用いたのと同じ記録媒体および装置を用い
て第1図に示すように記録を行う。ただし、本実施例の
場合は記録波長幅を0.O7nmとし、記録スポットが
1つ動くごとに0.01nmづつ記録波長を増加させる
。記録点7と記録点8とは同波長とし、その後記録点1
に戻ってからは逆に0.01nmづつ記録波長を減少さ
せてゆく。第4図に示したように記録波長を短い方から
順に、1,2゜3.4,5,6.7として、光ディスク
が7回転する間に記録点にそれぞれ書き込まれる波長を
順に示すと第5図のようになる。このように、周期を1
つずらせて記録波長とビーム位置とを走査することによ
り、波長や位置を不連続に大きく変える必要がなくなり
、記録の高速化を実現することができる。
読み出しにおいても、全く同様な方法を用いて高速化を
はかることができる。
第5実施例 第1実施例と同じ記録材料を使って第3図に示すような
記録媒体9を作製した。ただし、本実施例の場合は、記
録媒体9を固定したままで、光ビームの位置を回折格子
と光ガルバノメータとを使って動かす。また、音響光学
素子や電気光学素子を用いても、上記と同様に行うこと
ができる。本実施例においても、上記各実施例と同様に
して同等の効果が得られる。
第6実施例 可視領域で吸収が極大になる波長がそれぞれ約50n 
mづつ異なる色素を、第6図に示すように層10、層1
1、層]2の3層としてそれぞれ約0.1μmの厚さに
積層し、各層の間には約0.05μmの厚さで、例えば
PMMAのような透明有機保護膜13を有している。上
記材料に、第1図に示した配置の各記録点を形成する。
このような記録点に焦点深度0.4μm程度に絞った光
を照射する。各層の吸収極大波長をそれぞれλ、。、λ
1□、λ□2とすると、照射光の波長λ□。、λ工□、
λ、2に応じて層10、層11、層12のうちの1層だ
けが、選択的に光を吸収して高温になり穴があく。ただ
し、この場合は、それぞれの波長に相当する波長を発振
する半導体レーザを3個用いる。上記のようにして記録
した情報は、書き込み光の約103分の1の強度の光を
照射し、吸収の有無を調べることによって読み出しを行
う。照射位置を固定したままで照射するレーザ光の波長
を変える場合は、読み出し時間は約0.8sec/bi
tである。しかしながら5上記レーザ波長を変えずに光
ディスクを回転させて、記録点を連続的に変えて読み出
した場合には約0.09sec/bitにすることがで
きる。上記のようにホールバーニング現象を利用しない
本実施例でも、読み出し速度を一桁程度上昇させること
が可能である。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による情報記録読み出し方法は、光
の波長を変えて記録媒体上の1ケ所に、多重に情報を記
録し、また、多重に記録された情報を読み出す情報記録
読み出し方法において、記録光または読み出し光の照射
位置を連続的に変えて、記録または読み出しを行うこと
により、書き込み速度および読み出し速度を10倍程度
以上に上昇させることができる。なお、循環する2つの
パラメータの周期をずらして配分する方法は、本発明に
記したような光の波長と光デイスク上の位置という場合
に限らず、例えば電圧とディスク上の位置などのような
場合にも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による情報記録読み出し方法の記録媒体
における記録点の位置を示した図、第2図は上記記録点
の他の例を示した図、第3図は上記記録点のさらに他の
例を示した図、第4図は記録および読み出し波長を1〜
7の記号で示した図、第5図は本発明のそれぞれの記録
スポット上に記録および読み出しのために照射する光の
波長の変化を示す図、第6図はヒートモード記録に用い
た3層の積層膜と保護膜との断面図である。 1〜8・・・記録点 9・・・記録媒体 代理人弁理士  中 村 純之助

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光の波長を変えて記録媒体上の所定の位置に、多重
    に情報を記録し、また多重に記録された情報を読み出す
    情報記録読み出し方法において、記録光または読み出し
    光の照射位置を連続的に変えて、記録または読み出しを
    行うことを特徴とする情報記録読み出し方法。 2、上記記録光または読み出し光は、その照射位置と記
    録光または読み出し光の波長とを、同時に走査すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した情報記録
    読み出し方法。 3、上記記録光または読み出し光の照射位置と波長との
    走査は、その周期がそれぞれ等しくないことを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項に記載した情報記録読み出し方
    法。 4、上記記録光または読み出し光の照射位置は、記録光
    または読み出し光の波長を固定したままで、連続的に変
    化することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載し
    た情報記録読み出し方法。 5、上記情報の記録または読み出しは、ホールバーニン
    グ現象を利用して行うものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載した情
    報記録読み出し方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63188830A (ja) * 1987-02-02 1988-08-04 Hitachi Ltd 光記録再生方法
JPS63259839A (ja) * 1987-04-16 1988-10-26 Mitsubishi Electric Corp 光学的波長多重記憶装置

Patent Citations (2)

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JPS63259839A (ja) * 1987-04-16 1988-10-26 Mitsubishi Electric Corp 光学的波長多重記憶装置

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