JPH02151700A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及呈上勿■旦分互 本発明は、野菜・食器用液体洗浄剤などの台所用洗浄剤
として特に好適な液体洗浄剤組成物に関する。

従】６γ皮ガー 台所用液体洗剤、衣料用液体洗剤、シャンプーなどの液
体洗浄剤において、アニオン界面活性剤としてスルホネ
ート基やサルフェート基を有するものを用いることは良
く知られている。

また、このアニオン界面活性剤の対イオンとしてアルカ
リ金属やアルカノールアミン基を用いることや、液体洗
浄剤にアルカノールアミンを配合することも報告されて
いる（特開昭５０−６０５０３号公報、特公昭５２−３
８８４６号公報）。

しかしながら、このような液体洗浄剤においては変退色
や臭気劣化の問題があり、特にアニオン界面活性剤を４
０％以上の高濃度で含有する場合には１日光曝露や高温
保存において、変退色や臭気劣化を引き起こすという問
題点を有している。

台所用洗浄剤のように消費者から外観や使用感を問われ
る液体洗浄剤にあっては、微量の色素を加えたり、製造
工程中での脱臭操作や香料の添加などにより、美感を与
えるとともに商品のイメージアップを図っており１色調
や臭気の劣化は重要な問題である。

スルホネート系やサルフェート系のアニオン界面活性剤
を含む液体洗浄剤の色調、臭気劣化の改善方法としては
、ＢＨＴ　（２，６−シーｔｅｒｔ−ブチル−ｐ−クレ
ゾール）、ＢＨＡ　（２゜３−ブチル−４−ヒドロキシ
アニソール）などの酸化防止剤を添加することが捉案さ
れているが（特開昭５０−１５５５０５号公報）、改善
効果が充分ではなく、また、変退色や臭気劣化をある程
度遅延させる効果は認められるものの、根本的な解決と
は言えない。

が　　し　うとする課 本発明はアニオン界面活性剤を多量に含む液体洗浄剤に
おける変退色防止効果および臭気劣化防止効果を改善す
ることを目的とする。

見匪夏ｌ底 本発明の液体洗浄剤組成物は、以下の（Ａ）成分、（Ｂ
）成分および（Ｃ）成分を特定配合比および特定配合量
で、即ち、 （Ｂ）成分／（Ｃ）成分＝Ｏ，ＯＳ〜０．５（８）成分
＋（Ｃ）成分＝０．５〜５．０重量％で含有することを
特徴とする。

（Ａ）下記一般式（１）または（ＩＩ）で表わされるア
ニオン界面活性剤 Ｒ−８ｏ、Ｍ　　　　　　・・・（１）Ｒ−Ｓ　Ｏ，Ｍ
　　　　　　・・・（ＩＩ）〔式中、 Ｒ：炭素数１０〜１８のアルキル基またはアルケニル基
、あるいはアルキル 基またはアルケニル基の炭素数が １０〜１８のアルキル（またはアルケ ニル）アリール基、アルキル（また はアルケニル）エトキシ基あるい はアルキル（またはアルケニル）ポ リエトキシ基 Ｍ：アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム基
、アルカノ−ルア ミン基〕 （Ｂ）炭素数２〜６のヒドロキシカルボン酸塩（Ｃ）　
アルカノールアミン 以下、本発明についてさらに詳細に説明する。

（Ａ）成分のアニオン界面活性剤としては、以下のもの
が例示される。

１）　　Ｃ，。〜１．のアルキル硫酸塩２）　　Ｃ１ｏ
〜、。のアルカンスルホン酸塩３）　　Ｃ工。−１゜の
オレフィンスルホン酸塩４）　アルキル基の炭素数が０
１゜〜、８のアルキルベンゼンスルホン酸塩 ５）　アルキル基またはアルケニル基の炭素数１０〜１
８のアルキル（またはアルケニル）エトキシ硫酸塩 ６）　アルキル基またはアルケニル基の炭素数１０〜１
８のアルキル（またはアルケニル）ポリエトキシ硫酸塩
（エチレンオキシドの平較付加モル数β＝２〜７） これらの塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金
属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩が用いら
れる。

（Ａ）成分のアニオン界面活性剤は単独で又は２種以上
併用して液体洗浄剤組成物中に４０〜６５重量％配合さ
れる。配合量が４０重量％未満では実質的な変退色や臭
気劣化が起こりにくく、特に問題とはならない。一方、
６５重量％を超えると、液体洗浄剤としての液安定性が
劣化するので好ましくない。

（８）成分としては、乳酸、リンゴ酸、酒石酸。

クエン酸、グルコン酸などの炭素数２〜６のヒドロキシ
カルホン酸の塩が単独で又は２種以上併用して用いられ
る。塩としてはアルカリ金属塩、アルノールアミン塩な
どが用いられる。

（Ｃ）成分のアルカノールアミンとしては、例えば、モ
ノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミン等が用いられ、単独あるいは２種以上組み合
わせて用いられる。

上記（Ｂ）成分と（Ｃ）成分とは、それらの配合比率を
重量比で（８）　／　（Ｃ）　＝　０．０５〜０．５の
範囲とする。配合比が上記範囲を逸脱すると１色調およ
び臭気の劣化を防止できないばかりでなく、液安定性の
劣化も促進する。

また、（Ｂ）成分と（Ｃ）成分との液体洗浄剤組成物に
対する合計配合量は、０．５〜５．０重量％であること
が必要であり、この合計配合量が０．５重量％未満では
色調および臭気劣化防止に不充分であり、一方、５．０
重量％を超えると液安定性が劣化する。

本発明の液体洗浄剤組成物においては、上記（Ａ）　、
　（Ｂ）　、　（Ｃ）の必須成分に他に、通常の液体洗
浄剤組成物に用いられる種々の添加剤を用いることがで
きる。これら添加剤としては、例えば、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテルや脂肪酸アルカノールアミド等の
増泡剤、低級アルコール、多価アルコール、低級アリー
ルスルホン酸塩等のハイドロトロープ剤、エチレンジア
ミン４酢酸、ジエチレントリアミン５酢酸等の金属イオ
ン封鎖剤、安息香酸等の防カビ剤、色素。

香料などが挙げられる。

見肌匹肱来 本発明によれば、スルホネート系またはサルフェート系
の特定のアニオン界面活性剤を４０重量％以上の高濃度
で含有する液体洗浄剤組成物において、ヒドロキシスル
ホン酸塩とアルカノールアミンとを特定重量比および特
定合計配合量で組み合わせて使用することにより、日光
曝露や高温保存下における色調劣化を著しく防止できる
ばかりでなく、上記保存条件下での臭気劣化防止にも優
れた効果を発揮する。よって、色調劣化や臭気劣化が商
品イメージダウンにつながる野菜・食器用洗浄剤などの
台所用洗剤として特に好適である。

以下、実施例により本発明の効果を具体的に説明するが
、これら先立って実施例で用いた評価（試験）方法を示
す。

ｌ　　　　　　　　　　の　　　　　２供試液体洗浄剤
組成物を２０Ｏｎ＋　Ｑの円筒状ポリエチレンボトルに
充填し、晴天臼７日間太陽光に露光した。露光試験前後
の洗浄剤原液の吸光度を波長４２０ｎｍで測定した。変
退色防止率は、次式に示す計算式で求める。ここで、判
定基準は下記に従う。

Ａ：変退色防止率 Ｂ：変退色防止率 Ｃ：変退色防止率 上記基準でＢまでは、 かない。

９５％以上 ９５〜７０％ ７０％以下 商品価値として問題 ２　　　　　　　　　　の　　　　　ゞ供試液体洗浄剤
組成物５０ｍ　Ｑを１００ｍＱ容のガラスビンに入れ密
封し、４５℃で１ケ月保存した後、室温に戻し、栓をは
ずし、室温保存品を対照として匂いの変化を官能によっ
て判定する。

豆定蓋！ ０：室温保存品と同等またはわずかに異なる。

Δ：室温保存品と明らかに異なる。

Ｘ：室温保存品と著しく異なる。

上記基準で０以上は商品価値として問題がない。

犬−ＪＬ−涯 後記表二１および表−２に示した組成物を調製して色調
安定性および臭気安定性を評価し、その結果をそれぞれ
の表に示した。

（以下余白）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、（Ａ）下記一般式（ I ）または（II）で表わされ
   るアニオン界面活性剤の１種以上：４０〜 ６０重量％、 Ｒ−ＳＯ＿３Ｍ・・・（ I ） Ｒ−ＳＯ＿４Ｍ・・・（II） 〔式中、 Ｒ：炭素数１０〜１８のアルキル基また はアルケニル基、あるいはアル キル基またはアルケニル基の炭 素数が１０〜１８のアルキル（また はアルケニル）アリール基、ア ルキル（またはアルケニル）エト キシ基あるいはアルキル（また はアルケニル）ポリエトキシ基 Ｍ：アルカリ金属、アルカリ土類金 属、アンモニウム基、アルカノ ールアミン基〕 （Ｂ）炭素数２〜６のヒドロキシカルボン酸塩および （Ｃ）アルカノールアミン を含有し、（Ｂ）成分と（Ｃ）成分の重量比（Ｂ）／（
   Ｃ）が０．０５〜０．５の範囲にあり、かつ、（Ｂ）成
   分と（Ｃ）成分との合計量が０．５〜５．０重量％の範
   囲にあることを特徴とする液体洗浄剤組成物。