JPH0215098Y2 - - Google Patents
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- JPH0215098Y2 JPH0215098Y2 JP1984086843U JP8684384U JPH0215098Y2 JP H0215098 Y2 JPH0215098 Y2 JP H0215098Y2 JP 1984086843 U JP1984086843 U JP 1984086843U JP 8684384 U JP8684384 U JP 8684384U JP H0215098 Y2 JPH0215098 Y2 JP H0215098Y2
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- coil holder
- iron core
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- fixed iron
- sleeve
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 19
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 18
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/16—Rectilinearly-movable armatures
- H01F7/1607—Armatures entering the winding
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N1/00—Regulating fuel supply
- F23N1/005—Regulating fuel supply using electrical or electromechanical means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/066—Electromagnets with movable winding
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
- H02K41/035—DC motors; Unipolar motors
- H02K41/0352—Unipolar motors
- H02K41/0354—Lorentz force motors, e.g. voice coil motors
- H02K41/0356—Lorentz force motors, e.g. voice coil motors moving along a straight path
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/14—Fuel valves electromagnetically operated
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/18—Groups of two or more valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/20—Membrane valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/22—Fuel valves cooperating with magnets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/24—Valve details
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 考案の目的
〔考案の技術分野〕
本考案は、給湯器などのようなガス器具に燃料
ガスを供給する際に、その供給量を外部からの電
気信号によつて連続的に制御するガス電磁弁に関
する。
ガスを供給する際に、その供給量を外部からの電
気信号によつて連続的に制御するガス電磁弁に関
する。
実開昭57−109374号公報に記載のように、リン
グ状のマグネツトの中に、筒状のコイルホルダー
を設け、該コイルホルダーの筒状孔中に固定鉄心
を挿入することで、コイルホルダーが該固定鉄心
に摺動しガイドされる構成が知られている。この
装置において、コイルホルダーに巻回された励磁
コイルと作用して、コイルホルダーの位置を規定
するためのマグネツトは、外周を合成樹脂でモー
ルド被覆することが行われるが、隙間から合成樹
脂が浸出して硬化しバリが発生する。このバリが
大きいと、バリの先がコイルホルダーの外面に引
つ掛かつて、コイルホルダーの円滑な動きを阻害
する。特に、筒状をしたコイルホルダーの内周面
が固定鉄心の外周面と摺動するが、コイルホルダ
ーの内周面および固定鉄心の外周面を全面にわた
つて高精度に形成することが困難であり、加えて
摺動面積が大きく摺動抵抗が大きいこともあつ
て、コイルホルダーが固定鉄心にガイドされて円
滑に摺動することができず、コイルホルダーの摺
動の安定性が得られない。その結果、外部からの
印加信号の電流値に応じてコイルホルダーを正確
にかつ連続的に移動させることが困難となり、動
作の信頼性に欠ける。
グ状のマグネツトの中に、筒状のコイルホルダー
を設け、該コイルホルダーの筒状孔中に固定鉄心
を挿入することで、コイルホルダーが該固定鉄心
に摺動しガイドされる構成が知られている。この
装置において、コイルホルダーに巻回された励磁
コイルと作用して、コイルホルダーの位置を規定
するためのマグネツトは、外周を合成樹脂でモー
ルド被覆することが行われるが、隙間から合成樹
脂が浸出して硬化しバリが発生する。このバリが
大きいと、バリの先がコイルホルダーの外面に引
つ掛かつて、コイルホルダーの円滑な動きを阻害
する。特に、筒状をしたコイルホルダーの内周面
が固定鉄心の外周面と摺動するが、コイルホルダ
ーの内周面および固定鉄心の外周面を全面にわた
つて高精度に形成することが困難であり、加えて
摺動面積が大きく摺動抵抗が大きいこともあつ
て、コイルホルダーが固定鉄心にガイドされて円
滑に摺動することができず、コイルホルダーの摺
動の安定性が得られない。その結果、外部からの
印加信号の電流値に応じてコイルホルダーを正確
にかつ連続的に移動させることが困難となり、動
作の信頼性に欠ける。
また特開昭57−169515号公報に記載のように、
励磁コイルに通電される電流の大きさによつて、
弁体駆動用のプランジヤーの位置を制御し、弁体
の開弁位置を制御することで、バーナへの供給ガ
ス量を制御することが知られている。このように
外部から加えられる信号によつて、プランジヤー
の位置を連続的かつ正確に制御するには、プラン
ジヤーが他の部分に当接して摺動することによる
機械的な抵抗を可能な限り小さくする必要があ
る。
励磁コイルに通電される電流の大きさによつて、
弁体駆動用のプランジヤーの位置を制御し、弁体
の開弁位置を制御することで、バーナへの供給ガ
ス量を制御することが知られている。このように
外部から加えられる信号によつて、プランジヤー
の位置を連続的かつ正確に制御するには、プラン
ジヤーが他の部分に当接して摺動することによる
機械的な抵抗を可能な限り小さくする必要があ
る。
そのために前記の従来技術では、プランジヤー
の上下両端を板バネで支持する手段を採つてい
る。しかしながらこのような支持構造では、プラ
ンジヤーの位置によつて、支持バネから受ける力
が変化するため、外部から加わる制御電流の値
と、プランジヤーの位置との対応関係を正確に設
定することが困難である。
の上下両端を板バネで支持する手段を採つてい
る。しかしながらこのような支持構造では、プラ
ンジヤーの位置によつて、支持バネから受ける力
が変化するため、外部から加わる制御電流の値
と、プランジヤーの位置との対応関係を正確に設
定することが困難である。
本考案の技術的課題は、従来のガス電磁弁にお
けるこのような問題を解消し、コイルホルダーが
固定鉄心の外周において円滑に摺動可能とするこ
とで、コイルホルダーが、外部からの印加信号の
値に正確に応動できるようにすることにある。
けるこのような問題を解消し、コイルホルダーが
固定鉄心の外周において円滑に摺動可能とするこ
とで、コイルホルダーが、外部からの印加信号の
値に正確に応動できるようにすることにある。
(b) 考案の構成
〔考案の技術的手段〕
この技術的課題を解決するために講じた本考案
による技術的手段は、環状のマグネツトおよび磁
性部材の中に円形の固定鉄心13が挿入され、か
つこれらは外側から成型樹脂14により被覆固定
されており、 該固定鉄心13の外周面に対して移動可能に配
設されたコイルホルダー15の下端が、ガバナー
部の弁体6と連動するダイヤフラム8側に連結支
持されている装置において、 円筒状部内壁に内向きの一定幅のフランジ20
が一体形成されたスリーブ19が、前記の環状マ
グネツトの内周面に挿入され、かつ該フランジ2
0の内周部が、前記固定鉄心13の外周に当接し
て位置決めされている。
による技術的手段は、環状のマグネツトおよび磁
性部材の中に円形の固定鉄心13が挿入され、か
つこれらは外側から成型樹脂14により被覆固定
されており、 該固定鉄心13の外周面に対して移動可能に配
設されたコイルホルダー15の下端が、ガバナー
部の弁体6と連動するダイヤフラム8側に連結支
持されている装置において、 円筒状部内壁に内向きの一定幅のフランジ20
が一体形成されたスリーブ19が、前記の環状マ
グネツトの内周面に挿入され、かつ該フランジ2
0の内周部が、前記固定鉄心13の外周に当接し
て位置決めされている。
そして、前記のコイルホルダー15は、前記ス
リーブ19の内周面より外径が小さめの外向きフ
ランジ18を有し、かつ該コイルホルダー15の
内径は、前記固定鉄心13と摺動しない程度に、
固定鉄心13の外径より大きく形成されている。
リーブ19の内周面より外径が小さめの外向きフ
ランジ18を有し、かつ該コイルホルダー15の
内径は、前記固定鉄心13と摺動しない程度に、
固定鉄心13の外径より大きく形成されている。
この技術的手段によれば、スリーブ19の内向
きフランジ20の内周部が、固定鉄心13の外周
に当接するように、環状マグネツトの内周に挿入
されている。そのため、該スリーブ19と固定鉄
心13との間隔寸法は高精度になる。
きフランジ20の内周部が、固定鉄心13の外周
に当接するように、環状マグネツトの内周に挿入
されている。そのため、該スリーブ19と固定鉄
心13との間隔寸法は高精度になる。
そしてコイルホルダー15は、このスリーブ1
9の内周面にガイドされて、上下方向に摺動す
る。すなわち、コイルホルダー15の上端の外向
きフランジ18は、前記スリーブ19の内周面よ
り外径がわずかに小さく、かつ該コイルホルダー
15の内径は、前記固定鉄心13との間に隙間が
できる程度に、固定鉄心13の外径より大きく形
成されているため、コイルホルダー15は固定鉄
心13とは接触しないで、スリーブ19の内周面
にガイドされて摺動する。
9の内周面にガイドされて、上下方向に摺動す
る。すなわち、コイルホルダー15の上端の外向
きフランジ18は、前記スリーブ19の内周面よ
り外径がわずかに小さく、かつ該コイルホルダー
15の内径は、前記固定鉄心13との間に隙間が
できる程度に、固定鉄心13の外径より大きく形
成されているため、コイルホルダー15は固定鉄
心13とは接触しないで、スリーブ19の内周面
にガイドされて摺動する。
また、コイルホルダー15とスリーブ19との
間の摺動部は、コイルホルダー15の外向きフラ
ンジ18の外周面のみなため、摺動接触面積が極
めて狭く、かつコイルホルダー15の下端は、ダ
イヤフラム8によつて径方向に位置決めされてい
るため、コイルホルダー15はスリーブ19にガ
イドされて円滑に摺動できる。
間の摺動部は、コイルホルダー15の外向きフラ
ンジ18の外周面のみなため、摺動接触面積が極
めて狭く、かつコイルホルダー15の下端は、ダ
イヤフラム8によつて径方向に位置決めされてい
るため、コイルホルダー15はスリーブ19にガ
イドされて円滑に摺動できる。
その結果、コイルホルダー15が、外部からの
印加信号の値に正確に応動可能で、ガス電磁弁の
開閉制御を精度良く行なうことができ、動作の信
頼性が向上する。
印加信号の値に正確に応動可能で、ガス電磁弁の
開閉制御を精度良く行なうことができ、動作の信
頼性が向上する。
次に本考案によるガス電磁弁が実際上どのよう
に具体化されるかを実施例で説明する。第1図は
本考案によるガス電磁弁の全容を示す縦断面図、
第2図は本考案によるガス電磁弁の要部を示す斜
視図である。ガス電磁弁本体1には、弁口2が形
成され、その片方の室3はガス流入口と連通し、
他方の室4は出口5と連通している。弁口2中に
挿入されている半球面状の弁体6は、その弁軸7
を介してダイヤフラム8に連結されており、以上
によつて出口側のガス圧を一定に制御するガバナ
ー機構Gが構成されている。
に具体化されるかを実施例で説明する。第1図は
本考案によるガス電磁弁の全容を示す縦断面図、
第2図は本考案によるガス電磁弁の要部を示す斜
視図である。ガス電磁弁本体1には、弁口2が形
成され、その片方の室3はガス流入口と連通し、
他方の室4は出口5と連通している。弁口2中に
挿入されている半球面状の弁体6は、その弁軸7
を介してダイヤフラム8に連結されており、以上
によつて出口側のガス圧を一定に制御するガバナ
ー機構Gが構成されている。
本体1の上側には、ステー9、マウント10お
よび磁気回路を形成する磁性円盤11、マグネツ
ト12a,12bが取り付けられている。マグネ
ツト12a,12bはリング状をしており、その
中央の孔に、円柱状の固定鉄心13が挿入されて
いる。そして固定鉄心13、マグネツト12a,
12bおよび磁性円盤11は、合成樹脂のモール
ドによつて、外側が合成樹脂外皮14で被覆さ
れ、前記各部品の位置固定がされている。
よび磁気回路を形成する磁性円盤11、マグネツ
ト12a,12bが取り付けられている。マグネ
ツト12a,12bはリング状をしており、その
中央の孔に、円柱状の固定鉄心13が挿入されて
いる。そして固定鉄心13、マグネツト12a,
12bおよび磁性円盤11は、合成樹脂のモール
ドによつて、外側が合成樹脂外皮14で被覆さ
れ、前記各部品の位置固定がされている。
15は筒状をしたコイルホルダーであり、外周
に励磁コイル16が巻回されている。このコイル
ホルダー15中に前記固定鉄心13が挿入され、
このコイルホルダー15が弁軸7の上端に係合さ
れている。17は励磁コイル16に通電するため
の端子である。
に励磁コイル16が巻回されている。このコイル
ホルダー15中に前記固定鉄心13が挿入され、
このコイルホルダー15が弁軸7の上端に係合さ
れている。17は励磁コイル16に通電するため
の端子である。
固定鉄心13とマグネツト12a,12bとの
間には、マグネツトの内側位置固定および励磁コ
イルの摺動空間を確保するためのスリーブ19が
挿入されている。このスリーブ19は、第2図に
拡大して示すように、円筒状部の上端内壁に、内
向きのフランジ20が一体成型されている。そし
てこの内向きフランジ20の内周が固定鉄心13
の外周にぴつたり密着するように高精度に寸法出
しされている。また内向きフランジ20の幅(固
定鉄心13の径方向の寸法)は一定になつてい
る。
間には、マグネツトの内側位置固定および励磁コ
イルの摺動空間を確保するためのスリーブ19が
挿入されている。このスリーブ19は、第2図に
拡大して示すように、円筒状部の上端内壁に、内
向きのフランジ20が一体成型されている。そし
てこの内向きフランジ20の内周が固定鉄心13
の外周にぴつたり密着するように高精度に寸法出
しされている。また内向きフランジ20の幅(固
定鉄心13の径方向の寸法)は一定になつてい
る。
以上によつて、前記ガバナー部Gを駆動する駆
動部Aが構成されている。
動部Aが構成されている。
駆動部Aのコイルホルダー15に巻回されてい
る励磁コイル16に制御電流が通電されていない
状態では、該励磁コイル16から磁界が発生しな
いので、常時磁界を発生しているマグネツト12
a,12bが存在していても、該励磁コイル16
およびコイルホルダー15は、何等変化はなく、
移動したりしない。励磁コイル16に制御電流が
通電されると、励磁コイル16から磁界が発生
し、マグネツト12a,12bから発生する磁界
との相互作用により、該励磁コイル16が巻回さ
れているコイルホルダー15が、復帰バネ23に
抗して図の下側に駆動される。そして駆動量は、
励磁コイル16に通電される電流の大きさに依存
する。コイルホルダー15が下降すると弁軸7を
介して弁体6が押し下げられて弁口2が開き、ガ
スが流入口側の室3→弁口2→室4→出口5→開
閉弁21の経路で通過し、開閉弁21の出口から
バーナに供給される。そして室4において、弁体
6の上面よりダイヤフラム8の下面が大きいの
で、流入するガス圧が上昇するとダイヤフラム8
が押し上げられて、弁体6が閉弁方向に移動し、
通過流量を抑制して、出口側のガス圧の上昇を抑
えて、常時供給ガス圧を一定に制御できる。
る励磁コイル16に制御電流が通電されていない
状態では、該励磁コイル16から磁界が発生しな
いので、常時磁界を発生しているマグネツト12
a,12bが存在していても、該励磁コイル16
およびコイルホルダー15は、何等変化はなく、
移動したりしない。励磁コイル16に制御電流が
通電されると、励磁コイル16から磁界が発生
し、マグネツト12a,12bから発生する磁界
との相互作用により、該励磁コイル16が巻回さ
れているコイルホルダー15が、復帰バネ23に
抗して図の下側に駆動される。そして駆動量は、
励磁コイル16に通電される電流の大きさに依存
する。コイルホルダー15が下降すると弁軸7を
介して弁体6が押し下げられて弁口2が開き、ガ
スが流入口側の室3→弁口2→室4→出口5→開
閉弁21の経路で通過し、開閉弁21の出口から
バーナに供給される。そして室4において、弁体
6の上面よりダイヤフラム8の下面が大きいの
で、流入するガス圧が上昇するとダイヤフラム8
が押し上げられて、弁体6が閉弁方向に移動し、
通過流量を抑制して、出口側のガス圧の上昇を抑
えて、常時供給ガス圧を一定に制御できる。
また励磁コイル16への通電電流を変えること
で励磁コイル16とマグネツト12a,12bと
の間で作用する磁界の大きさが変化し、弁体6の
位置を制御して弁口2の開度を制御し、ガスの供
給量を制御することができる。
で励磁コイル16とマグネツト12a,12bと
の間で作用する磁界の大きさが変化し、弁体6の
位置を制御して弁口2の開度を制御し、ガスの供
給量を制御することができる。
そして本考案では、励磁コイル16が巻回され
たコイルホルダー15が円滑に移動でき、かつ励
磁コイル16とマグネツト12a,12bとの位
置関係が一定に維持されるので、磁気特性が安定
し、高精度にガス流量制御を行うことができる。
たコイルホルダー15が円滑に移動でき、かつ励
磁コイル16とマグネツト12a,12bとの位
置関係が一定に維持されるので、磁気特性が安定
し、高精度にガス流量制御を行うことができる。
また励磁コイル16から発生した磁束が固定鉄
心13に有効に導かれるようにするために、固定
鉄心13とコイルホルダー15との隙間を可能な
限り小さくすることが望まれる。ところが隙間を
小さくすると、コイルホルダー15が移動する際
に、固定鉄心下面とコイルホルダー15の底部と
の間の空間の空気が加圧されたり負圧となつたり
し、圧力変動が起きて、コイルホルダー15の移
動が円滑に行われなくなる。そこで、コイルホル
ダー15の底部に連通孔22を開けて、コイルホ
ルダー15中の空気が自由に出入り可能にしてい
る。
心13に有効に導かれるようにするために、固定
鉄心13とコイルホルダー15との隙間を可能な
限り小さくすることが望まれる。ところが隙間を
小さくすると、コイルホルダー15が移動する際
に、固定鉄心下面とコイルホルダー15の底部と
の間の空間の空気が加圧されたり負圧となつたり
し、圧力変動が起きて、コイルホルダー15の移
動が円滑に行われなくなる。そこで、コイルホル
ダー15の底部に連通孔22を開けて、コイルホ
ルダー15中の空気が自由に出入り可能にしてい
る。
またコイルホルダー15の上端には、円形のフ
ランジ18を一体に形成してもよい。通常、コイ
ルホルダー15とフランジ18は合成樹脂で一体
成型することが好ましい。前記コイルホルダー1
5のフランジ18の外周端縁の径方向寸法は、ス
リーブ19の内径よりわずかに小さい寸法に高精
度に形成されている。そのため、図示のようにマ
グネツト12a,12b中にスリーブ19を挿入
し、該スリーブ19中に固定鉄心13を挿入する
と、スリーブ19の内周と固定鉄心13の外周は
同心円になり、両者の間隔が一定となる。また固
定鉄心13にスリーブ19を被せるように実装
し、スリーブ19中に固定鉄心13が嵌入した状
態では、コイルホルダー15は固定鉄心13の外
周とは接触せず、コイルホルダー15上端のフラ
ンジ18の外周端縁がスリーブ19の内壁に摺動
して、ガイドされる。
ランジ18を一体に形成してもよい。通常、コイ
ルホルダー15とフランジ18は合成樹脂で一体
成型することが好ましい。前記コイルホルダー1
5のフランジ18の外周端縁の径方向寸法は、ス
リーブ19の内径よりわずかに小さい寸法に高精
度に形成されている。そのため、図示のようにマ
グネツト12a,12b中にスリーブ19を挿入
し、該スリーブ19中に固定鉄心13を挿入する
と、スリーブ19の内周と固定鉄心13の外周は
同心円になり、両者の間隔が一定となる。また固
定鉄心13にスリーブ19を被せるように実装
し、スリーブ19中に固定鉄心13が嵌入した状
態では、コイルホルダー15は固定鉄心13の外
周とは接触せず、コイルホルダー15上端のフラ
ンジ18の外周端縁がスリーブ19の内壁に摺動
して、ガイドされる。
(c) 考案の効果
以上のように本考案によれば、環状マグネツト
の内周面にスリーブ19を挿入し、その内向きフ
ランジ20を固定鉄心13に当接させることで、
スリーブ19と固定鉄心13との間隔を高精度に
設定している。そして、固定鉄心13とコイルホ
ルダー15との間には、直接摺動しないように隙
間を設け、前記のスリーブ19の内周面に、コイ
ルホルダー15の外向きフランジ18が摺動し、
ガイドされるようにしている。しかも、コイルホ
ルダー15のフランジ18の外周面がスリーブ1
9の内周面に摺動するのみなため、摺動部相互間
の寸法出しを高精度に行なうことができ、かつ摺
動抵抗が小さくなる。その結果、コイルホルダー
15は外部からの制御信号に正確に応動でき、動
作の信頼性の高いガス電磁弁が得られる。
の内周面にスリーブ19を挿入し、その内向きフ
ランジ20を固定鉄心13に当接させることで、
スリーブ19と固定鉄心13との間隔を高精度に
設定している。そして、固定鉄心13とコイルホ
ルダー15との間には、直接摺動しないように隙
間を設け、前記のスリーブ19の内周面に、コイ
ルホルダー15の外向きフランジ18が摺動し、
ガイドされるようにしている。しかも、コイルホ
ルダー15のフランジ18の外周面がスリーブ1
9の内周面に摺動するのみなため、摺動部相互間
の寸法出しを高精度に行なうことができ、かつ摺
動抵抗が小さくなる。その結果、コイルホルダー
15は外部からの制御信号に正確に応動でき、動
作の信頼性の高いガス電磁弁が得られる。
第1図は本考案によるガス電磁弁の実施例を示
す縦断面図、第2図は同実施例における主要部品
の斜視図である。 図において、6は弁体、8はダイヤフラム、1
2a,12bはマグネツト、13は固定鉄心、1
5はコイルホルダー、16は励磁コイル、18は
フランジ、19はスリーブ、20は内向きフラン
ジをそれぞれ示す。
す縦断面図、第2図は同実施例における主要部品
の斜視図である。 図において、6は弁体、8はダイヤフラム、1
2a,12bはマグネツト、13は固定鉄心、1
5はコイルホルダー、16は励磁コイル、18は
フランジ、19はスリーブ、20は内向きフラン
ジをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 環状のマグネツトおよび磁性部材の中に円形の
固定鉄心13が挿入され、かつこれらは外側から
成型樹脂14により被覆固定されており、 該固定鉄心13の外周面に対して移動可能に配
設されたコイルホルダー15の下端が、ガバナー
部の弁体6と連動するダイヤフラム8側に連結支
持されている装置において、 円筒状部内壁に内向きの一定幅のフランジ20
が一体形成されたスリーブ19が、前記の環状マ
グネツトの内周面に挿入され、かつ該フランジ2
0の内周部が、前記固定鉄心13の外周に当接し
て位置決めされていること、 前記のコイルホルダー15は、前記スリーブ1
9の内周面より外径が小さめの外向きフランジ1
8を有し、かつ該コイルホルダー15の内径は、
前記固定鉄心13と摺動しない程度に、固定鉄心
13の外径より大きく形成されていることを特徴
とするガス電磁弁。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984086843U JPS611780U (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | ガス電磁弁 |
US06/680,650 US4643394A (en) | 1984-06-12 | 1984-12-11 | Gas solenoid valve |
DE8515891U DE8515891U1 (de) | 1984-06-12 | 1985-05-31 | Gas-Solenoid-Ventil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984086843U JPS611780U (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | ガス電磁弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS611780U JPS611780U (ja) | 1986-01-08 |
JPH0215098Y2 true JPH0215098Y2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=13898089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984086843U Granted JPS611780U (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | ガス電磁弁 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4643394A (ja) |
JP (1) | JPS611780U (ja) |
DE (1) | DE8515891U1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1189548B (it) * | 1986-06-13 | 1988-02-04 | Nuovopignone Ind Meccaniche & | Regolatore modulatore del gas per caldaie murali |
US4889148A (en) * | 1986-10-29 | 1989-12-26 | The Coca-Cola Company | Flow control valve for a dispensing system |
US4921210A (en) * | 1988-10-21 | 1990-05-01 | Robertshaw Controls Company | Fuel control system, throttle valve unit therefor and methods of making the same |
US4997161A (en) * | 1988-10-21 | 1991-03-05 | Robertshaw Controls Company | Fuel control system throttle valve unit therefor and methods of making the same |
US5094218A (en) * | 1991-03-22 | 1992-03-10 | Siemens Automotive Limited | Engine exhaust gas recirculation (EGR) |
SE504052C2 (sv) * | 1994-05-13 | 1996-10-28 | Engstrom Medical Ab | Reglerventil för styrning av ett fluidum |
DE10231871A1 (de) | 2002-07-12 | 2004-01-22 | G. Kromschröder AG | Vorrichtung zum Regeln des Gasstromes zu einem Brenner |
CN100406813C (zh) * | 2004-09-02 | 2008-07-30 | 保音股份有限公司 | 电磁阀控制装置 |
DE102006041872B3 (de) * | 2006-08-31 | 2007-12-20 | Saia-Burgess Dresden Gmbh | Gasregel- und Sicherheitsventil für Brenner einer modulierbaren Gasheizeinrichtung |
US20090205593A1 (en) * | 2008-02-15 | 2009-08-20 | I-Hua Huang | Flow adjusting valve for combustion gas |
EP2305877A4 (en) * | 2008-05-06 | 2012-10-24 | Daewoo Electronics Corp | VALVE FOR GAS HEATER |
US8849593B2 (en) * | 2011-09-16 | 2014-09-30 | Grand Mate Co., Ltd. | Gas appliance and method of controling the gas appliance |
DE102012102645A1 (de) | 2012-03-27 | 2013-10-02 | Ebm-Papst Landshut Gmbh | Gasregeleinheit in modularer Bauweise und Gasregelventil |
ITTO20120457A1 (it) * | 2012-05-25 | 2013-11-26 | Eltek Spa | Dispositivo di controllo per rubinetti di gas |
US10238146B2 (en) | 2016-02-27 | 2019-03-26 | Brandon Nedelman | Hookah vaporizor machine |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3424951A (en) * | 1964-11-23 | 1969-01-28 | Monsanto Co | Electrical control valve |
US3550632A (en) * | 1968-07-16 | 1970-12-29 | American Standard Inc | Three way solenoid valve |
NL6902697A (ja) * | 1969-02-20 | 1970-08-24 | ||
US3818938A (en) * | 1972-10-16 | 1974-06-25 | Universal Oil Prod Co | Fluid mixing apparatus |
MC1162A1 (fr) * | 1977-01-11 | 1978-04-17 | G Grandclement | Electro-aimant pour electrovanne |
JPS571807A (en) * | 1980-06-04 | 1982-01-07 | Hitachi Ltd | Hydraulic servo-valve |
JPS5869569A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-25 | 小林香料株式会社 | Diy透明ゲル体 |
US4500068A (en) * | 1983-03-31 | 1985-02-19 | The Singer Company | Air valve |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP1984086843U patent/JPS611780U/ja active Granted
- 1984-12-11 US US06/680,650 patent/US4643394A/en not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-05-31 DE DE8515891U patent/DE8515891U1/de not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS611780U (ja) | 1986-01-08 |
DE8515891U1 (de) | 1985-07-25 |
US4643394A (en) | 1987-02-17 |
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