JPH02150566A - 自動変速機のロックアップ制御装置 - Google Patents

自動変速機のロックアップ制御装置

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JPH02150566A
JPH02150566A JP30094788A JP30094788A JPH02150566A JP H02150566 A JPH02150566 A JP H02150566A JP 30094788 A JP30094788 A JP 30094788A JP 30094788 A JP30094788 A JP 30094788A JP H02150566 A JPH02150566 A JP H02150566A
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chamber
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Minoru Ikeda
実 池田
Naoya Tanigawa
直哉 谷川
Kiyoharu Takagi
清春 高木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機のトルクコンバータのロックアツ
プを制御する制御装置に関する。
(従来の技術) 近年、トルクコンバータを有する自動変速機のロックア
ツプ制御装置において、燃費向上のため。
ロックアツプクラッチのスリップ制御についての開発が
試みられてきている。
このような従来の自動変速機のロックアツプ制御装置と
しては9次に示すようなものがある。
例えば、第4図のロックアツプ制御装置は、三菱自動車
工業株式会社発行の自動車修理書(′83−10. N
o、 10305202)の第14頁に記載されている
ものであって、ダンパクラッチ(ロックアツプクラッチ
)コントロールバルブ1をソレノイドバルブ2のオン/
オフ制御によって切換えることにより、トルクコンバー
タのダンパクラッチ(ロックアツプクラッチ)3のロッ
クアツプ・スリップ制御を行うようになっている。そし
てフェイルセーフは、コンピュータソフトによって行わ
れるようになっている。
また第5図のロックアツプ制御装置は、トヨタ自動車株
式会社発行の自動車修理書(’85−8゜コロナF F
 、 61093)の頁4−45に記載されているもの
であって、ソレノイドバルブ4のオン/オフ制御によっ
てロックアツプシグナルバルブ5を作動させ、このバル
ブ5から油路L1を介して油圧信号をロックアツプリレ
ーバルブ6に入力し、このバルブ6を切換えてトルクコ
ンバータのロックアツプクラッチ7のロックアツプ・ス
リップ制御を行うようになっている。そしてロックアツ
プクラッチ7へのロックアツプ油圧信号は、1−2シフ
トバルブ8からロックアツプシグナルバルブ5およびロ
ックアツプリレーバルブ6を介して供給されるようにな
っており、この油圧回路の構成からフェイルセーフが成
立するようになっている。
また第5図のロックアツプ制御装置は1日産自動車株式
会社発行の自動車修理書(アトラス。
RE4RO2A)の頁C−33に記載されているもので
あって、ロックアツプコントロールバルブ9とロックア
ツプソレノイド10との間にシャトルシフトバルブ11
が接続されており、このシャトルシフトバルブ11は、
シフトバルブ12から油路L2を介して供給される油圧
信号によって切換制御されるようになっている。そして
ロックアツプソレノイド10がオン状態でスティックし
た場合には、シャトルシフトバルブ11の作動により、
ロックアツプクラッチ14を2,3および4速でのみオ
ン可能とし1速およびリバースではオンしないようにし
てエンストを防止することにより、油圧回路の構成上フ
ェイルセーフが成立するようになっている。
(発明が解決しようとする課助) しかし、上記のような従来の自動変速機におけるロック
アツプ制御装置には1次のような欠点があった。
すなわち、第4図のロックアツプ制御装置は。
フェイルセーフをコンピュータソフトのみで行うように
なっており油圧回路の構成においてフェイルセーフが成
立するようにはなっていないので。
そのため1例えばソレノイドバルブ2がオンの状態でス
ティックしたような場合には、1速およびリバース時の
エンジン始動時にエンストする虞れがあった。
また第5図のロックアツプ制御装置では、ソレノイドバ
ルブ4が故障した場合であってもその油圧回路構成上フ
ェイルセーフは成立するが、ロックアツプクラッチのロ
ックアツプ・スリップ制御をデユーティ制御で行う場合
、途中にロックアツプシグナルバルブ5が介しであるた
めに、応答性が悪いという欠点がある。
また第6図のロックアツプ制御装置では、ロックアツプ
ソレノイド10が故障した場合であってもソノ油圧回路
構成上フェイルセーフは成立するが、ロックアツプソレ
ノイド10とシャトルシフトバルブ11の間にオリフィ
ス13を設ける必要があり、またシャトルシフトバルブ
11の全長も長いため、油圧回路の構成が大型化および
複雑化している。
この発明は、上記従来の自動変速機のロックアップ制御
装置における問題点を解消するために為されたものであ
る。すなわち1本発明は、油圧回路の構成においてフェ
イルセーフを成立させることが出来、しかも油圧信号に
対する応答性に優れ、また油圧回路構成が容易でかつ設
計上の自由度が大きい自動変速機のロックアツプ制御装
置を提供することを目的としている。
(課題を達成するための手段) この発明は、上記目的を達成するために、トルクコンバ
ータのロックアツプクラッチに接続されたロックアツプ
コントロールバルブとこのロックアツプコントロールバ
ルブの切換え制御を行うロックアツプコントロールソレ
ノイドバルブとを備え、ロックアツプコントロールソレ
ノイドバルブが、ロックアツプコントロールバルブのス
プール切換え用チャンバをドレンと接続することによっ
てロックアツプコントロールバルブがロックアツプクラ
ッチ係合側に切換えられ。
スプール切換え用チャンバとドレンとの接続を遮断する
ことによってロックアツプクラッチ解放側に切換えられ
る自動変速機のロックアツプ制御装置において、前記ロ
ックアツプコントロールバルブのスプール切換え用チャ
ンバとロックアツプコントロールソレノイドバルブとの
間にロックアツプフェイルバルブが接続され、このロッ
クアツプフェイルバルブは、前記スプール切換え用チャ
ンバに接続された第1ポートと、ロックアツプコントロ
ールソレノイドバルブに接続された第2ポトと、ロック
アツプフェイルバルブのスプールを第1ポートと第2ポ
ートを接続する第1位置側に付勢する第1チャンバと、
第1ポートと第2ポトを遮断する第2位置側に付勢する
第2チャンバと、第2チャンバ内に介装されてスプール
を第2チャンバ内の油圧と同一方向に付勢するスプリン
グとを備え、自動変速機の変速用油圧制御回路から第1
チャンバにDレンジ圧が入力されまた第2チャンバにB
1ブレーキ圧が入力され、ロックアツプフェイルバルブ
のスプールが、Dレンジ圧とB1ブレーキ圧が同値であ
るときまたはDレンジ圧と81ブレーキ圧が共に入力さ
れなくなったとき前記第2位置側に切換えられB1ブレ
ーキ圧が減圧されてDレンジ圧よりも小さくなったとき
前記第1位置側に切換えられることを特徴としている。
(作用) 上記自動変速機のロックアツプ制御装置によるトルクコ
ンバータのロックアツプクラッチの係合/解放の制御は
、基本的にロックアツプコントロールソレノイドバルブ
のオン/オフ制御によって行われ、このロックアツプコ
ントロールソレノイドバルブがロックアツプコントロー
ルバルブのスプール切換え用チャンバをドレンと接続す
ることによってロックアツプコントロールバルブをロッ
クアツプクラッチ係合側に切換えて、ロックアツプクラ
ッチに係合油圧を導入し、またロックアツプコントロー
ルソレノイドバルブが前記スプール切換え用チャンバと
ドレンとの接続を遮断することによってロックアツプコ
ントロールバルブをロックアツプクラッチ解放側に切換
えてロックアツプクラッチから係合油圧を排出するとと
もにクラッチに解放用油圧を導入する。
このロックアツプコントロールバルブのスプール切換え
用チャンバとロックアツプコントロールソレノイドバル
ブとの間に接続されたロックアツプフェイルバルブは、
第2チャンバに入力されるB1ブレーキ圧が減圧されて
第1チャンバに入力されるDレンジ圧(ライン圧)より
も小さいとき、すなわち各シフトレンジの高速段側にお
いては、第1チャンバ内のDレンジ圧が第2チャンバ内
のB1ブレーキ圧とスプリングのスプリング力との和よ
りも大きくなることによって第1位置側に切換えられ、
第1ポートと第2ポートとを接続することによってロッ
クアツプコントロールソレノイドバルブによるロックア
ツプコントロールバルブの切換え制御を許容する。
しかしロックアツプフェイルバルブの第2チャンバに導
入されるB1ブレーキ圧がDレンジ圧すなわちライン圧
と同圧になるとき、すなわち各シフトレンジにおける1
速段や自動変速機の油圧制御回路のシフト用ソレノイド
バルブの故障時のとき、またはDレンジ圧およびB1ブ
レーキ圧が共にロックアツプフェイルバルブに入力され
なくなったとき、すなわちシフトレンジがリバースのと
き、ロックアツプフェイルバルブのスプールが第2位置
側に切換えられて第1ポートと第2ポートとの接続を遮
断することにより、ロックアツプコントロールソレノイ
ドバルブの作動に拘り無くロックアツプコントロールバ
ルブのスプール切換え用チャンバとドレンとの接続を遮
断する。
以上のようなロックアツプフェイルバルブの作動によっ
て、ロックアツプコントロールソレノイドバルブが故障
した場合であっても、ロックアツプクラッチの係合が不
都合となる前述のような各シフトレンジの低速段および
リバースレンジ等の場合には、ロックアツプコントロー
ルバルブがロックアツプクラッチ解放側に保持されるこ
ととなり、フェイルセーフが成立する。
(実施例) 以下、この発明を2図面に示す実施例に基づいてさらに
詳細に説明する。
第1図は自動変速機の油圧制御回路のロックアツプ制御
回路部分を示すものであって、20はトルクコンバータ
のロックアツプクラッチ(以下L/Uクラッチ)、2I
はロックアツプコントロールバルブ(以下L/Uコント
ロールバルブ)、22はプライマリレギュレータバルブ
、23はノーマルクローズタイプのロックアツプコント
ロールソレノイドバルブ(以下L/Uコントロールソレ
ノイドバルブ)であり、その他、24はトルクコンバー
タコントロールバルブ、25はプレツシャモデュファイ
アバルブであって、これらは従来の自動変速機の油圧制
御回路と同様のものである。
本発明に係る自動変速機のロックアツプ制御装置は、上
記L/Uコントロールバルブ21とL/Uコントロール
ソレノイドバルブ23との間にロックアツプフェイルバ
ルブ26(以下L/Uフェイルバルブ)が新たに付加さ
れているものであり、このL/Uフェイルバルブ26は
、後述するように、2種類の油圧によって作動制御され
る。
次に、このL/Uフェイルバルブ26の接続および作動
について説明を行う前に、L/Uコントロールバルブ2
1およびL/Uコントロールソレノイドバルブ23によ
る一般的なロックアツプクラッチの作動制御について説
明を行う。
L/Uコントロールバルブ21のスプール2LAの上端
側チャンバ21Bと下端側チャンバ21Cには、各々ポ
ート21a及び21bを介してプレッシャモデュファイ
アバルブ25からコントロール油圧が入力されるように
なっており、上端側および下端側チャンバ21B、 2
ICにともに油圧がかかると。
下端側チャンバ21C内の油圧とこのチャンバ2IC内
に介装されたスプリング21Dのスプリング力との和が
上端側チャンバ21B内の油圧より大きくなることによ
って、スプール21Aが上方向にスライドされる。この
ときプライマリレギュレータバルブ22からの油圧が油
路L10−ポート21C−ポート21dを介してトルク
コンバータロックアツプ解放油路Lllに供給され、ロ
ックアツプクラッチ20は解放される。
またL/Uコントロールバルブ21の下端側チャンバ2
ICに接続されたL/Uコントロールソレノイドバルブ
23がオンして下端側チャンバ21C内の油圧がドレン
されると、L/Uコントロールバルブのスプール21A
が上端側チャンバ21B内の油圧によって付勢されて下
方向にスライドされる(第1図の図示状態)。このとき
トルクコンバータロックアツプ解放油路Lllはドレン
に接続され1代ってプライマリレギュレータバルブ22
から油路L12を介してポート21eに入力された油圧
が、ポート21fからトルクコンバータロックアツプ用
油路L13に油圧が供給され、ロックアツプクラッチ2
0が係合される。
L/Uフェイルバルブ26は、上記のようなL/Uコン
トロールバルブ21の下端側チャンバ21CとL/Uコ
ントロールソレノイドバルブ23とノ間に接続され、L
/Uコントロールバルブ21の下端側チャンバ21Cが
ポー)26a(第1ポート)に、L/Uコントロールソ
レノイドバルブ23がポー)28b(第2ポート)に、
そして後述するDレンジ圧PDが供給される油路L14
がポート28cにまたB1ブレーキ圧PBが供給される
油路L15がポート26dに接続されている。またポー
ト28dを介して油路L15が接続される下端側チャン
バ26C(第2チャンバ)内には、スプリング26Dが
スプール28Aを上方向に付勢するよう介装されている
そしてポート28cを介して油路L14と接続する上端
側チャンバ21B(第1チャンバ)内の油圧と下端側チ
ャンバ21C内の油圧およびスプリング2BDのスプリ
ング力との関係によって、スプール26Aが第1図に図
示される如く上昇位置にあるときポート26aとポート
2[ibとを接続し、またスプール2iが下降位置にあ
るときはポート26aとポート2Bbとの接続を遮断し
て、L/Uコントロールソレノイドバルブ23の作動に
関係なくL/Uコントロールバルブ21の下端側チャン
バ21Cのドレンへの接続を遮断するようになっている
第2図は、上記のようなロックアツプ制御装置を含む前
進3速用自動変速機の油圧制御回路を示すものであり、
また第3図は第2図の油圧制御回路によって切換制御さ
れるギアトレーンを示している。第2図中、27は、B
、−1コントロールアンドブーストバルブ、28は1−
2シフトバルブ、29は2−3シフトバルブ、30はB
−1コントロールアンドブーストバルブ27および1−
2シフトバルブ28に接続されたノーマルクローズタイ
プのシフトコントロールソレノイドバルブ、31は2−
3シフトバルブ29に接続されたシフトコントロールソ
レノイドバルブ、32はマニュアルバルブであり。
その他、33はデユーティコントロールバルブ。
34はプレッシャコントロールソレノイドバルブ。
35は2−3/3−2タイミングバルブ、36はロコー
ストモジュレータバルブ、37はB−1アンドアキユム
レータコントロールバルブ、38はC−1アキユムレー
タである。
そして各変速段における第3図のギアトレーンの各係合
要素の作動は下記の第1表に示す通りであり、またこの
ときの油圧制御回路におけるシフトコントロールソレノ
イドバルブ30および31の作動は下記の第2表に示す
通りである。
第  1  表 第  2 表 前述したL/Uフェイルバルブ26の上端側のポート2
6cは、油路L14がマニュアルバルブ32のDレンジ
圧出力ポート32aに接続されてDレンジ圧(ライン圧
)PDが入力されるようになっており、また下端側のポ
ート28dは、油路L15がB−1コントロールアンド
ブーストバルブ27のB1ブレーキ圧出力ポート27a
に接続されていることによってB1ブレーキ圧P13が
入力されるようになっている。
次に、第2図の油圧制御回路の作動について説明する。
(1)圧力発生 エンジン回転によりオイルポンプで油圧が発生され、レ
ギュレータバルブ22で一定圧に調圧される(以下この
油圧をライン圧という)。このライン圧は、マニュアル
バルブ32.L/Uコントロルバルブ21.プレッシャ
モデュファイアバルブ25およびデユーティコントロー
ルバルブ33に入力される。プレッシャモデュファイア
バルブ25に入力されたライン圧は減圧されてモデュフ
ァイア圧を発生させ、このモデュファイア圧をL/Uコ
ントロールバルブ21.デユーティコントロールバルブ
33、そしてオリフィス41−L/Uコントロールバル
ブの下端側チャンバ21C−油路L1Bを経由してL/
Uフェイルバルブ2Bのポート26aに出力する。
デユーティコントロールバルブ33は、前記のライン圧
及びモデュファイア圧と付属のプレッシャコントロール
ソレノイドバルブ34のオン・オフ制御によりデユーテ
ィコントロール圧を発生させ。
このデユーティコントロール圧をB−1アンドアキユム
レータコントロールバルブ37.  L/Uコントロー
ルバルブ21上部のL/UACCコントロールバルブ(
ポー)21g)、  レギュレータバルブ22のバック
アップポート22aおよび2−3/3−2タイミングバ
ルブ85に出力する。一方、レギュレータバルブ22の
調圧ポート22bからまたバイパスオリフィス42を介
してポート22cからライン圧がトルクコンバータコン
トロールバルブ24に入力されて調圧された後(以下こ
の調圧された油圧をコンバータ圧という)、L/Uコン
トロールバルブ21に出力される。
(2)NレンジおよびPレンジ レギュレータバルブ22からマニュアルバルブ32に入
力されたライン圧は、このマニュアルバルブ32でシー
ルまたはドレンされ、シフトバルブへの油圧出力はない
(3)Dレンジ1速 マニュアルバルブ32の切換えによって、ライン圧が2
−3シフトバルブ29.1−2シフトバルブ28および
オリフィス43を介してB−1コントロールアンドブー
ストバルブ27に出力され、B−1コントロールアンド
ブーストバルブ27から81ブレーキサーボ44の推進
チャンバおよびL/Uフェイルバルブ2Bに出力される
。これにより、バンドブレーキB1が係合状態となり、
Dレンジ1速が成立する(第1表参照)。
なお、このとき第2表で示されるように、ソレノイドバ
ルブ30はオフ2 ソレノイドバルブ31はオンとなっ
ており、これにより2−3シフトバルブ29.1−2シ
フトバルブ28に入力された油圧はシールされている。
B−1アンドアキユムレータコントロールバルブ37は
、デユーティコントロールバルブ33から入力されるデ
ユーティコントロール圧によってライン圧を調圧して2
次圧を出力する(以下この2次圧をアキュムレータコン
トロール圧という)。
このアキュムレータコントロール圧は、C−1アキユム
レータ38の背圧チャンバおよびB−1コントロールア
ンドブーストバルブ27に出力されるが、ソレノイドバ
ルブ30がオフしていることによって、B−1コントロ
ールアンドブーストバルブ27はアキュムレータコント
ロール圧をシールしている。
(4)Dレンジ2速 第2表に示す様に、ソレノイドバルブ30および31が
共にオンとなり、1−2シフトバルブ28とB−1コン
トロールアンドブーストバルブ27が切換る。これによ
りB1ブレーキサーボ44の推進チャンバにはDレンジ
1速のライン圧に代りアキュムレータコントロール圧が
入力される。同時に、L/Uフェイルバルブ26の下端
側チャンバ21Cにアキュムレータコントロール圧が入
力される。一方ソレノイドバルブ30がオンすることに
よって1−2シフトバルブ28が切換えられ、ライン圧
が01オリフイス45を経由してC1クラッチおよびC
−1アキユムレータ38の推進チャンバに入力される。
これによって、第1表に示される如<、Dレンジ2速が
成立する。
(5)Dレンジ3速 第2表に示す様に、ソレノイドバルブ30はオンのまま
で、ソレノイドバルブ31がオフとなり。
2−3シフトバルブ29が切換わり、2−3シフトバル
ブ29からのライン圧がデューティコントロル圧の大小
によってオリフィス46.47のいずれかを選択しなが
ら2−3/3−2タイミングバルブ85に入力され、こ
のバルブ35を介してB1ブレーキサーボ44の背圧チ
ャンバに入力され、またさらに2−3シフトバルブ29
を介してC2クラッチに入力される。これによ、リバン
ドブレーキB1を解除しC2クラッチを係合することに
よってDレンジ3速が成立する(第1表参照)。
(6)Dレンジ3→2速シフトダウン ソレノイドバルブ31がオンすることにより2−3シフ
トバルブ29が上方向に切換わり、Blブレーキサーボ
44の背圧チャンバから油圧がオリフィス47およびチ
エツクボール、または2−3/3−2タイミングバルブ
35およびオリフィスを経由して2−3シフトバルブ2
9のドレンポートがらドレンされる。またC2クラッチ
から2−3シフトバルブ29.1−2シフトバルブ28
およびローコーストモジュレータバルブ36を介してマ
ニュアルバルブ32からドレンされる。
(7)Dレンジ2→1速シフトダウン ソレノイドバルブ30がオフになることにより。
1−2シフトバルブ28およびB−1コントロールアン
ドブーストバルブ27が下方向に切換わり。
C1クラッチからチエツクボール、1−2シフトバルブ
28.2−3シフトバルブ29を介してドレンポートか
らドレンされる。またB1ブレーキサーボ44の係合チ
ャンバは、1−2シフトバルブ28の切換えによって入
力される油圧がアキュムレータコントロール圧からライ
ン圧に変わるのみである。
(8)2レンジ1速、2速、3速 2レンジ1速、2速はそれぞれDレンジ1速。
2速と同様である。2レンジ3速のシフトダウンは車速
を検知して行われる。
(9)Lレンジ1速 マニュアルバルブ32のポート32aからライン圧がD
レンジ1速と同様に出力され、さらにこれに加えてポー
ト32bからライン圧が2−3シフトバルブ29のポー
ト29aに出力されてこのバルブ29を下向きに切換え
られないよう付勢し、またホト32bからのライン圧が
ローコーストモジュレータバルブ36によって減圧され
た後、1−2シフトバルブ28.2−3シフトバルブ2
9を介してC2クラッチに出力される。
(10) Lレンジ2速 ソレノイドバルブ30のオンにより1−2シフトバルブ
28が上方向に切換わりマニュアルバルブ32のポート
32bからのライン圧は1−2シフトバルブ28でシー
ルされ、またC2クラッチからの油圧は2−3シフトバ
ルブ29.1−2シフトバルブ28およびマニュアルバ
ルブ32を介してドレンされる。なお車速の検知によっ
て、Lレンジ2速→1速のシフトダウンが行われ、シフ
トとアップは行われない。
(11)リバース マニュアルバルブ32のポート32Cからライン圧がB
−1コントロールアンドブーストバルブ27を介してレ
ギュレータバルブ22のバックアップポート22aに、
また1−2シフトバルブ28.2−3シフトバルブ29
を介してC2クラッチへ、また、B2オリフィス48を
介してB2ブレーキへ出力されることによってリバース
が成立される。このとき前進レンジ成立用の油圧は、マ
ニュアルバルブ32を介してドレンされる。なおリバー
スレンジからニュートラルレンジへの切換えの際には、
B2ブレーキからB2チエツクバルブ49を介してすべ
ての係合要素から油圧が、供給時と逆の流れによって、
マニュアルバルブ32を介してドレンされる。
(12)ソレノイドバルブ30.81の故障時ソレノイ
ドバルブ30およびソレノイドバルブ81がいずれも故
障によりオフのときは、Dレンジに入れたまま3速発進
を行うがこのときマニュアルバルブ32のポート32a
からライン圧が2−3シフトバルブ29およびB−1コ
ントロールアンドブーストバルブ27を介して、レギュ
レータバルブ22のバックアップポート22aに入力さ
れ、ライン圧が増圧される。さらにマニュアルバルブ3
2からのライン圧は、オリフィス46または47および
2−3/3−2タイミングバルブ35を介してB1ブレ
ーキサーボ44の背圧チャンバに入力され、これにより
バンドブレーキB1が解放されかつ2−3シフトバルブ
29を介してC2クラッチに供給され、さらに1−2シ
フトバルブ28から01クラツチに入力される。
(13)ロックアツプおよび潤滑系 ロックアツプクラッチ20のオン・オフ制御はL/Uコ
ントロールソレノイドバルブ23によって行われ、各レ
ンジにおいてDレンジ2速。
3速およびLレンジ2速のときのみL/Uコントロール
ソレノイドバルブ23の作動が有効となる。すなわち、
第1図で説明したと同様に、Dレンジ2速、3速または
Lレンジ2速でL/Uコントロールソレノイドバルブ2
3がオンするとL/Uコントロールバルブ21の下端側
チャンバ2ICがドレンされるので、ポート21eから
入力され調圧された油圧がトルクコンバータロックアツ
プ用油路L13に供給されロックアツプクラッチ20が
係合する。そして、ロックアツプクラッチ20の背圧は
ポート21dおよびドレンポートを介してドレンされる
。また、L/Uコントロールバルブ21から出力された
圧油は、オリフィス50を経て、クーラバイパスバルブ
39.クーラ40を経由してギアトレーンに潤滑油とし
て供給される。
L/Uコントロールソレノイドバルブ23がオフのとき
にはL/Uコントロールソレノイドバルブ23によりL
/Uコントロールバルブ21のスプール2LAが上昇位
置に保持されるので、ロックアツプ用油路L13内の油
圧はドレンポートからドレンされ1代ってライン圧がポ
ート21cおよび21dを経由してトルクコンバータロ
ックアツプ解放油路Lllに入力され、ロックアツプク
ラッチ20が解放される。一方トルクコンバータ内を通
過した圧油は、ロックアツプ用油路L13を通ってL/
Uコントロールバルブ21に戻り、オリフィス50また
はポート21h、  クーラバイパスバルブ39.クー
ラ40を経由して潤滑油としてギアトレーンに供給され
る。
次にL/Uコントロールソレノイドバルブ23の作動お
よびこのソレノイドバルブ28によるフェイルセーフ成
立について説明を行う。
L/Uフェイルバルブ26のポート2[icには。
前述のように、マニュアルバルブ32からDレンジ圧が
入力され、またポート2BdにはB−1コントロールア
ンドブーストバルブ27からB1ブレーキ圧Pnが入力
されていて、L/Uフェイルバルブ26の上端側チャン
バ26B内のDレンジ圧PDと下端側チャンバ28C内
のB1ブレーキ圧PBおよびスプリング21fDのスプ
リング力との和との大小関係によつてスプール2[iA
が切換えられる。
このL/Uフェイルバルブ26の各変速レンジにおける
作動は,下記の第3表に示す通りである。
なお第3表中のB1ブレーキ圧PBの欄の油圧pは,ラ
イン圧がB−1アンドアキユムレータコントロールバル
ブ37によって減圧されてDレンジ圧PDの大きさPよ
りも小さくなっている状態を示している(例えばPは5
 kg / cdであり,pは3kg/ cdである)
。そしてB1ブレーキ圧PBが減圧されているとき(圧
力がpのとき)Pop+スプリング力の関係になるよう
設定されており。
このときL/Uフェイルバルブ26のスプール2BAは
,Dレンジ圧PDによって付勢されてスプリング2BD
に抗して図面下方向に切換えられ,ポート26aと28
bとが連通され.Dレンジ圧PDとB1ブレーキ圧PB
が同じ大きさのときには,スプール2BAがスプリング
2BDによって図面上方向に切換えられてポート28a
と2[ibとの連通が遮断される。
第  3  表 ここでL/Uコントロールソレノイドバルブ23がオン
状態でスティックした場合,すなわちソレノイドバルブ
23がオーブン状態のままになったときには,Dレンジ
1速,シフトコントロールソレノイドバルブ30および
3Iが故障した場合のDレンジ3速、Lレンジ1速、お
よびリバースの各シフト状態においては、ロックアツプ
クラッチ20が。
係合するのを阻止することが要求される。従ってこれら
の各シフト状態においては、L/Uコントロールバルブ
21の下端側チャンバ21Cとドレンとの接続を遮断し
、スプール21Aを上昇位置に付勢してプライマリレギ
ュレータバルブ22からポート21Cおよび21dを介
してトルクコンバータロックアツプ解放油路Lllに油
圧が供給される必要がある。
そこで、このような要求をL/Uフェイルバルブ26に
よって満そうとした場合には、下記の第4表に示すよう
に、ロックアツプクラッチ20の係合の阻止が要求され
る各レンジのシフト状態ではL/Uフェイルバルブ26
のスプール26Aが上昇位置に切換えられ、ポート2[
iaと2Bbの接続を遮断することによって、L/Uコ
ントロールソレノイドバルブ23の作動状態とは拘り無
(L/Uコントロールバルブ21の下端側チャンバ21
Cとドレンとの接続を遮断する必要がある。また、他の
シフト状態においては、ポート26aと2[ibとを接
続しておくため、スプール28Aが下位置に保持されて
いる必要がある。
第  4 表 *シフトコントロールソレノイドバルブの故障時この第
4表を、前述の第3表のDレンジ圧PDおよびB1ブレ
ーキ圧PBの作用によるL/Uフェイルバルブ26のス
プール2BAの位置とを対比すると、各シフト状態にお
けるスプール位置が一致することとなり、従ってL/U
フェイルバルブ2」1 26によるL/Uコントロールソレノイドバルブ23の
故障時のフェイルセーフが成立することとなる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、自動変速機の油圧制御回
路の回路構成上においてロックアツプコントロールソレ
ノイドバルブの故障時のフェイルセーフを容易に成立さ
せることが出来、しかもそのための構成が、−個のバル
ブを追加しその作動をシフト用油圧制御回路からの二種
類の異なる油圧によって行うので、非常に簡易であり、
フェイルセーフ時の応答も速く、またロックアツプフェ
イルバルブ作動用の油圧として他の油圧を利用すること
も可能なので設計変更が容易であり、さらに種々のギア
トレーンに適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すロックアツプ制御装置
の油圧回路図、第2図は同実施例のロックアツプ制御装
置を含む自動変速機の油圧制御回路図、第3図は第2図
の自動変速機のギアトレーンを示すスケルトン図、第4
図は従来例を示す油圧回路図、第5図は他の従来例を示
す油圧回路図、第6図はさらに他の従来例を示す油圧回
路図である。 20・・・ロックアツプクラッチ 21・・・ロックアツプコントロールバルブ21A・・
・スプール 21C・・・下端側チャンバ (スプール切換え用チャンバ) 23・・・ロックアツプコントロールソレノイドバルブ 26・・・ロックアツプフェイルバルブ28A・・・ス
プール 28B・・・上端側チャンバ(第1チャンバ)26C・
・・下端側チャンバ(第2チャンバ)2BD・・・スプ
リング 26a・・・ポート(第1ポート) 26b・・・ポート(第2ポート)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トルクコンバータのロックアップクラッチに接続された
    ロックアップコントロールバルブとこのロックアップコ
    ントロールバルブの切換え制御を行うロックアップコン
    トロールソレノイドバルブとを備え、ロックアップコン
    トロールソレノイドバルブが、ロックアップコントロー
    ルバルブのスプール切換え用チャンバをドレンと接続す
    ることによってロックアップコントロールバルブがロッ
    クアップクラッチ係合側に切換えられ、スプール切換え
    用チャンバとドレンとの接続を遮断することによってロ
    ックアップクラッチ解放側に切換えられる自動変速機の
    ロックアップ制御装置において、前記ロックアップコン
    トロールバルブのスプール切換え用チャンバとロックア
    ップコントロールソレノイドバルブとの間にロックアッ
    プフェイルバルブが接続され、このロックアップフェイ
    ルバルブは、前記スプール切換え用チャンバに接続され
    た第1ポートと、ロックアップコントロールソレノイド
    バルブに接続された第2ポートと、ロックアップフェイ
    ルバルブのスプールを第1ポートと第2ポートを接続す
    る第1位置側に付勢する第1チャンバと、第1ポートと
    第2ポートを遮断する第2位置側に付勢する第2チャン
    バと、第2チャンバ内に介装されてスプールを第2チャ
    ンバ内の油圧と同一方向に付勢するスプリングとを備え
    、自動変速機の変速用油圧制御回路から第1チャンバに
    Dレンジ圧が入力されまた第2チャンバにB1ブレーキ
    圧が入力され、ロックアップフェイルバルブのスプール
    が、Dレンジ圧とB1ブレーキ圧が同値であるときまた
    はDレンジ圧とB1ブレーキ圧が共に入力されなくなっ
    たとき前記第2位置側に切換えられB1ブレーキ圧が減
    圧されてDレンジ圧よりも小さくなったとき前記第1位
    置側に切換えられることを特徴とする自動変速機のロッ
    クアップ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100299919B1 (ko) * 1993-05-31 2001-11-22 제임스 이. 미러 자동변속기의제어장치

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KR100299919B1 (ko) * 1993-05-31 2001-11-22 제임스 이. 미러 자동변속기의제어장치

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