JPH02134459A - 車輌用自動変速機のロックアップクラッチ制御用油圧制御装置 - Google Patents

車輌用自動変速機のロックアップクラッチ制御用油圧制御装置

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JPH02134459A
JPH02134459A JP28513888A JP28513888A JPH02134459A JP H02134459 A JPH02134459 A JP H02134459A JP 28513888 A JP28513888 A JP 28513888A JP 28513888 A JP28513888 A JP 28513888A JP H02134459 A JPH02134459 A JP H02134459A
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JP
Japan
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port
valve
clutch
lock
gear
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Application number
JP28513888A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Takada
充 高田
Hiroshi Ito
寛 伊藤
Noriyuki Takahashi
徳行 高橋
Makoto Funahashi
眞 舟橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等の車輌に用いられる自動変速機のロ
ックアツプクラッチ制御用油圧制御装置に係り、特に所
定の変速段及びこれより高速の変速段にて流体継手のロ
ックアツプクラッチの係合を許可する型式の車輌用自動
変速機のロックアツプクラッチ制御用油圧制御装置に係
る。
〔従来の技術〕
車輌用自動変速機に於て、流体式トルクコンバータの如
き流体継手にロックアツプクラッチを組込み、ロックア
ツプクラッチを所定の変速段及びこれより高速の変速段
にて、例えば第二速段及びこれより高速段にて車速等に
応じて係合させ、これにより流体継手の滑りによる動力
損失を低減し、原動機の燃費の向上を図ることは従来よ
りよく知られている。
ロックアツプクラッチは、急制動時に於けるエンジンス
トールを防止する為に最低速度段を除く所定の変速段、
例えば第二速段以上にて係合し、第−速段に於ては係合
を禁止される。この場合、第一速段に於てロックアツプ
クラッチが係合しないことを保証するために、第二速段
以上にて係合する摩擦係合装置への作動油圧を元圧とし
てソレノイド弁によりロックアツプリレー弁の信号ポー
トに選択的に与えてロックアツプリレー弁がロックアツ
プクラッチ係合位置に切換るようにすることが考えられ
ており、これは例えば特開昭61−55468号公報に
示されている。
上述の如きものに於ては、第一速段に於ては前記ソレノ
イド弁に元圧自体が与えられないことから、ソレノイド
弁が誤作動しても第一速段にてロックアツプクラッチが
係合しないことが保証される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述の如きロックアツプクラッチ制御の為の信
号油圧を生じるソレノイド弁と、前進走行時には後進段
の成立を禁止するリバースインヒビット弁の切換制御の
為のソレノイド弁とが一つのソレノイド弁により共用さ
れる場合、リバース禁止制御からして、そのソレノイド
弁に与える元圧は第一速段、後進段を含む全ての変速段
にて得られる油圧でなくてはならない。この場合、第一
速段に於ても前記ソレノイド弁に元圧が与えられること
から、このソレノイド弁の誤作動に対して第一速段にて
ロックアツプクラッチが係合しないことが保証されなく
なる。
本発明は、上述の如き不具合に鑑み、ロックアツプクラ
ッチ制御とリバース禁止制御とが一つのソレノイド弁に
より行われる場合に於ても所定の変速段段より低速段の
変速段段に於ては、前記ソレノイド弁の誤作動に対しロ
ックアツプクラッチが係合しないことを保証するロック
アツプクラッチ制御用油圧制御装置を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の如き目的は、本発明によれば、所定の変速段及び
これより高速段の変速段にて流体継手のロックアツプク
ラッチの係合を許可し、ロックアツプクラッチ制御とリ
バース禁止制御とを一つのソレノイド弁により行う車輌
用自動変速段機のロックアツプクラッチ制御用油圧制御
装置に於て、所定の信号ポートに油圧を与えられている
時にのみロックアツプクラッチを係合させる切換位置に
位置するロックアツプリレー弁と、前記ソレノイド弁の
開閉に応じて信号油圧を与えられて切換作動し前記所定
の変速段及びこれより高速段の変速段にて係合する摩擦
係合装置への作動油圧を信号油圧として前記ロックアツ
プリレー弁の前記信号ポートに選択的に与えるロックア
ツプシグナル弁とを有するロックアツプクラッチ制御用
油圧制御装置によって達成される。
〔発明の作用及び効果〕
上述の如き構成によれば、ロックアツプリレー弁をロッ
クアツプクラッチ係合切換位置に位置せしめる為の信号
ポートに与えられる油圧は所定の変速段及びこれより高
速の変速段にて係合する摩擦係合装置への作動油圧であ
ることから、この作動油圧を前記信号ポートに与えるこ
とを制御するロックアツプシグナル弁の切換えを行うソ
レノイド弁が誤作動したとしても前記所定の変速段より
低速の変速段に於ては前記摩擦係合装置への作動油圧自
体が存在しないことから、前記ロックアツプリレー弁が
誤ってロックアツプクラッチ係合位置に切換わることが
なく、前記所定の変速段より低速の変速段、例えば第一
速段にてロックアツプクラッチが係合しないことが保証
されるようになる。
この場合、前記ソレノイド弁の元圧は前記所定の変速段
より低速の変速段を含む全ての変速段にて得られる元圧
であっても上述の如きロックアツプクラッチの係合!を
止作用は得られ、このことから一つのソレノイド弁によ
り所定のロックアツプクラッチ制御とリバース禁止制御
とが共に支障なく両立するようになる。
[実施例] 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
第1図は本発明によるロックアツプクラッチ制御用油圧
制御装置を適用される車輌用自動変速機の遊星歯車式変
速装置の一例を示している。第1図に於て、10は第一
サンギヤを、12は第一サンギヤ10と同心の第一リン
グギヤを、14は第一サンギヤ10と第一リングギヤ1
2とに噛合する第一プラネタリピニオンを、16は第一
プラネタリピニオン14を回転可能に担持する第一キャ
リヤを、20は第二サンギヤを、22は第二サンギヤ2
0と同心の第二リングギヤを、24は第二サンギヤ20
と第二リングギヤ22とに噛合する第二プラネタリビニ
オンを、26は第二プラネタリビニオン24を回転自在
に担持する第二キャリヤを各々示している。第一リング
ギヤ12は連結要素30によって第二キャリヤ26と連
結され、第一キャリヤ16は連結要素32によって第二
リングギヤ22と連結されている。
尚、ここで第一サンギヤ10と第一リングギヤ12と第
一プラネタリピニオン14と第一キャリヤ16とにより
構成された単純遊星歯車機構を第一列目の遊星歯車機構
と称し、第二サンギヤ20と第二リングギヤ22と第二
プラネタリビニオン24と第二キャリヤ26とにより構
成された単純遊星歯車機構を第二列目の遊星歯車機構と
称する。
第一キャリヤ16及び連結要素32によって第一キャリ
ヤ16と連結された第二リングギヤ22とハウジング5
0との間には第一ワンウェイクラッチ34と第二ワンウ
ェイクラッチ36とが互いに直列に設けられている。こ
の場合、第一ワンウェイクラッチ34が第一キャリヤ1
6の側に設けられ、第二ワンウェイクラッチ36がハウ
ジング50の側に設けられている。更に詳細には第一ワ
ンウェイクラッチ34はそのインナレース34aにて第
一キャリヤ16と接続されてアウタレース34bを連結
部材31により第二ワンウェイクラッチ36のインナレ
ース36aに接続され、第二ワンウェイクラッチ36の
アウタレース36bがハウジング50に接続されている
第二キャリヤ26は、出力歯車54と接続され、常に出
力部材として作用するようなっている。
第一ワンウェイクラッチ34は、エンジンドライブ時に
於てアウタレース34bがインナレース34aの回転速
度を越えて回転しようとする時には係合状態になり、こ
れとは逆の時には滑り状態となり、また第二ワンウェイ
クラッチ36は、エンジンドライブ時に於てインナレー
ス36aがアウタレース36bに対し逆転とする時には
係合状態になり、これとは逆の時には滑り状態になるよ
うになっている。
第二サンギヤ20と人力$dl 52との間には該両者
を互いに選択的に接続する第一クラッチ38が設けられ
ている。
第一キャリヤ16と人力軸52との間には該両者を互い
に選択的に接続する第二クラッチ40が設けられている
第一サンギヤ10と入力軸52との間には該両者を互い
に選択的に接続する第三クラッチ42が設けられている
第一サンギヤ10と連結部材31との間には該両者を互
いに選択的に接続する第四クラッチ44が設けられてい
る。
連結部材31とハウジング50との間には連結部材31
をハウジング50に対し選択的に固定する第一ブレーキ
46が設けられている。
第二リングギヤ22とハウジング50との間には第二リ
ングギヤ22をハウジング50に対し選択的に固定する
第ニブレーキ48が設けられている。
上述の如き構成よりなる遊星歯車式変速装置によって第
一速段、第二速段、第三速段(直結段)、第四速段(増
速段)及び後進段が達成される要領は第1表及び第2図
に示す通りである。第1表及び第2図に於て、O印は当
該クラッチ、ブレーキ又はワンウェイクラッチがエンジ
ンドライブ状態に於て係合されていることを示し、また
第1表にて(0)は当該クラッチ或いはブレーキが係合
されれば、その変速段に於てエンジンブレーキが作用し
得ることを示している。
第1表 第2表 第二速段 ((1+ρ2 )/ρ2 ) (1/ 第一リングギヤ12の歯数に対する第一サンギヤ10の
歯数の比をρ1とし、第二リングギヤ22の歯数に対す
る第二サンギヤ20の歯数の比をρ2とした場合、各変
速段の変速比は第2表に示す通りである。
第一クラッチ38、第二クラッチ40、第三クラッチ4
2、第四クラッチ44及び第一ブレーキ46、第ニブレ
ーキ48は、各々油圧作動式のクラッチ或いはブレーキ
であり、その各々の油室38a 、40a s 42a
 、44a 、46a 、48aに油圧を供給されるこ
とにより係合し、これら油室の油圧を排出されることに
より解放するようになっている。これら油室に対する油
圧の給排は第3図に示されている如き油圧制御装置によ
り行われるようになっている。
上述の遊星歯車式変速装置の入力軸52は第3図に示さ
れている如き流体式トルクコンバータ60によって図示
されていない内燃機関の如き原動機に駆動連結されてい
る。
流体式トルクコンバータ60は、原動機の出力部材に駆
動連結されるポンプ羽根車62と、遊星歯車式変速装置
の人力軸52に駆動連結されるタービン羽根車64と、
一方向にのみ回転可能なステータ羽根車66とを有する
三要素二相型のものである。流体式トルクコンバータ6
0はロックアツプクラッチ68を有しており、ロックア
ツプクラッチ68はポート60aより油圧を供給されて
いる時には係合してポンプ羽根車62とタービン羽根車
64とを直結し、これに対しポート60bより油圧を供
給されている時は解放状態になるようになっている。ポ
ート60a及び60bに対する油圧の供給は第3図に示
されている油圧制御装置により行われるようになってい
る。
次に第3図乃至第5図を用いて車輌用自動変速機の油圧
制御装置の概要について説明する。
油圧制御装置はポンプ70を有しており、ポンプ70は
図示されていない作動油のタンクより作動油を汲上げて
これを一般にライン油圧制御弁と称されているプライマ
リレギュレータ弁80とスロットルバルブ120とに供
給するようになっている。ポンプ70がプライマリレギ
ュレータ弁80に与える油圧の上限値は圧力リリーフ弁
72により制限されるようになっている。
スロットルバルブ120は、内燃機関のスロットル開度
、即ち機関負荷に応じた一般にスロットル油圧とされて
いる油圧を油路138に出力するようになっている。
プライマリレギュレータ弁80は、スロットル油圧とリ
バースブースト油圧とを与えられ、概ねスロットル開度
の増大に応じて増大する基本油圧、即ちライン油圧を油
路98と一般にコンバータ油圧制御弁と称、されている
セカンダリレギュレータ弁100とに出力するようにな
っている。
セカンダリレギュレータ弁100は、スロットル油圧を
与えられ、コンバータ油圧(潤滑油圧)を油路116.
118に出力するようになっている。
油路98のライン油圧はマニュアル弁190のポート1
94に与えられるようになっている。マニュアル弁19
0は、手にて操作されるスプール弁192を有し、ポー
ト194に与えられるライン油圧を、Dレンジ時にはD
ポート196に、2レンジ時にはSポート198に、L
レンジ時にはLポート200に、またR122時にはR
ポート202に与えられるようになってる。
Dポート196のライン油圧は油路204によって1−
2シフト弁210のDポート214と第二のシフト弁に
相当する2−3シフト弁240のDポート246と第一
のシフト弁に相当する3−4シフト弁270のDポート
274とに与えられ、Sポート198のライン油圧は油
路206によって2−3シフト弁240のSポート24
8に与えられ、Lポート200のライン油圧は油路20
8によって2−3シフト弁240のLポート250に与
えられるようになっている。またRポート202のライ
ン油圧は油路203によってリバースインヒビット弁3
60に与えられるようになっている。
2−3シフト弁240は、第二のシフト弁であり、第4
図によく示されている如く、スプール弁242とプラグ
244とを有し、また上述のポート以外に、ドレンポー
ト251.252.253とクラッチポート254とブ
レーキポート256及び258とフェイルセーフポート
260とを有しており、プラグ244及びスプール弁2
42は、制御ポート261に油圧が供給されている時に
は、図にて右半分に示されている如く、圧縮コイルばね
262のばね力に抗して図にて下方へ移動した第一の切
換位置に位置し、この時にはクラッチポート254をド
レンポート252に、ブレーキポート256をSポート
248に、ブレーキポート258をLポート250に、
フェイルセーフポート260をDポート246に各々連
通接続し、これに対し制御ポート261に油圧が供給さ
れていない時には、図にて左半分に示されている如く、
圧縮コイルばね262のばね力により図にて上方へ移動
した第二の切換位置に位置し、この時にはクラッチポー
ト254をDポート246に、ブレーキポート256.
258及びフェイルセーフポート260を各々ドレンポ
ート251.252.253に連通接続するようになっ
ている。
制御ポート261に対する油圧の供給は第一ソレノイド
弁400により行われるようになっている。
クラッチポート254は油路263によって第二クラッ
チ40の油室40aとC2用アキュームレータ470の
アキュームレータ室472に連通している。またクラッ
チポート254は、油路264によって1−2シフト弁
210のホールドポート220に、油路265によって
1−2シフト弁210のフェイルセーフポート(ドレン
ポート)222に各々連通している。ブレーキポート2
56は油路266により1−2シフト弁210のSポー
ト216に、もう1つのブレーキポート258は油路2
67により1−2シフト弁210のLポート218に、
フェイルセーフポート260は油路268によって3−
4シフト弁270のホールドポート278及び油路26
9によってドレンポート280に連通している。
1−2シフト弁210は、第4図によく示されている如
く、スプール弁212を有し、また上述のポート以外に
、クラッチポート224とブレーキポート226.22
8とRポート23oとポート232とクラッチポート2
34とを有し、スプール弁212の切換移動によりこれ
らポートの連通切換が行われるようになっている。スプ
ール弁212は、制御ポート238に油圧が供給されて
いる時には、図にて左半分に示されている如く、圧縮コ
イルばね236のばね力に抗して図にて下方へ移動した
第一の切換位置に位置し、この時にはクラッチポート2
24をフェイルセーフポート222に、ブレーキポート
226をRポート230に、ブレーキポート228をL
ポート218に各々連通接続すると共にポート232と
クラッチポート234との連通を遮断し、これに対し制
御ポート238に油圧が供給されていない時には、図に
て右半分に示されている如く、圧縮コイルばね236の
ばね力により、またホールドポート220に与えられる
油圧による力により図にて上方へ移動した第二の切換位
置に位置し、この時にはクラッチポート224をDポー
ト214に、ブレーキポート226をSポート216に
、ブレーキポート228をRポート230に各々連通接
続し、またポート232とクラッチポーチ234とを互
いに連通接続するようになっている。
制御ポート238に対する油圧の供給は第二ソレノイド
弁410により行われるようになっている。またこの制
御ポート238は油路239によって3−4シフト弁2
70の制御ポート288に連通している。
クラッチポート224は油路225によって第四クラッ
チ44の油室44aとC4用アキュームレータ490の
アキュームレータ室492に連通している。ブレーキポ
ート226は油路227により3−4シフト弁270の
Sポート276に連通している。ブレーキポート228
は油路229によってB2用アキュームレータ530の
アキュームレータ室532に、更に油路231によって
第ニブレーキ48の内側油室48aに連通している。
ポート232は油路233によりC1制御井300の一
つのポートに連通している。クラッチポート234は油
路235によって第一クラッチ38の油室38aに連通
している。
3−4シフト弁270は、第一のシフト弁であり、第4
図によく示されている如く、スプール弁272を有し、
また上述のポート以外に、クラッチポート282とブレ
ーキポート284とを有しており、スプール弁272の
切換移動によりこれらポートの連通が切換られるように
なっている。
スプール弁272はホールドポート278に油圧が供給
されていなくて制御ポート288に油圧が供給されてい
る時には、図にて右半分に示されている如く、圧縮コイ
ルばね286のばね力に抗して図にて下方へ移動した第
一の切換位置に位置し、この時にはクラッチポート28
2をドレンポート280に、ブレーキポート284をD
ポート274に各々連通接続し、これに対しホールドポ
ート278に油圧が供給されている時或いは制御ポート
288に油圧が供給されてない時には、図にて左半分に
示されている如く、ポート278の油圧の力或いは圧縮
コイルばね286のばね力により図にて上方へ移動した
第二の切換位置に位置し、この時にはクラッチポート2
82をDポート274に、ブレーキポート284をSポ
ート276に各々連通接続するようになっている。
クラッチポート282は油路290によりC1制御井3
00に、ブレーキポート284は油路292により第一
ブレーキ46の油室46a及びB、用アキュームレータ
510のアキュームレータ室512に各々連通している
第一ソレノイド弁400及び第二ソレノイド弁410は
、各々非通電時にはドレンポートを開き、通電時にはド
レンポートを閉じるノーマリオーブン型の電磁作動式の
ドレン弁であり、この二つのソレノイド弁に対する通電
は第2図に○印にて示されている組合せにて各変速段に
応じて行われるようになっている。
第一ソレノイド弁400は、油路408によって2−3
シフト弁240の制御ポート261に、また油路406
によってC1制御弁300の一つのポートに各々連通し
ている。
第二ソレノイド弁410は、油路418によって1−2
シフト弁210の制御ポート238に、更に油路239
によって3−4シフト弁270の制御ポート288に連
通している。
従ってこの二つのソレノイド弁400及び410はそれ
ぞれ通電時には2−3シフト弁240の制御ポート26
1或いは1−2シフト弁210の制御ポート238及び
3−4シフト弁270の制御ポート288に油圧を供給
することになる。
C1制御井300は、第一クラッチ38の係合速度を切
換制御、するものであり、第一クラッチ38の係合を必
要とする変速の種類に応じて油路290の油路233.
326.328に対する接続を切換えるようなってる。
油路328は、油路329、C1用アキュームレ−夕4
50のアキュームレータ室452及び油路468、一方
向弁469を経て第一クラッチ38の油室38aに連通
している。油路326は4−3制御井330の一つのポ
ートに゛連通している。
4−3制御井330は、第三速段と第四速段との間の変
速に於ける第一クラッチ38の係合タイミングを制御す
るようになっており、油路326を途中に互いに絞り度
が異ったオリフィス350.354を有する油路352
.356の何れかに接続し、油室38aに対する油圧の
供給速度を切換制御するようになっている。尚、油路3
52と356は、ともに油路329に連通接続され、ア
キュームレータ室452、油路468、一方向弁469
を経て第一クラッチ38の油室38aに連通している。
リバースインヒビット弁360は、第5図によく示され
ている如く、マニュアル弁190のRポー)202より
油路203によってライン油圧を供給されるポート36
6と、油路396及び394により1−2シフト弁21
0のRポート230及びB2シーケンス弁610に連通
接続されたブレーキポート368と、油路398によっ
て第三クラッチ42の油室42aに連通接続されたクラ
ッチポート370と、マニュアル弁190のDポート1
96より油路205によってライン油圧を与えられるホ
ールドポート372と、油路399により油室42aの
油室を与えられるホールドポート374と、信号ポート
376と、ドレンポート378とを有し、これらポート
の接続切換をスプール弁362とプラグ364とにより
行うようになっている。スプール弁362とプラグ36
4は、ホールドポート372と374のいずれにも油圧
が与えられず、信号ポート376に油圧が与えられてい
る時にのみ圧縮コイルばね380のばね力に抗して図に
て上方へ移動して図にて左半分に示されている如$リバ
ース禁止位置に位置し、ポート366を閉じてブレーキ
ポート368とクラッチポート370とを共にドレンポ
ート378に連通接続し、それ以外の時には図にて右半
分に示されている如きリバース許可位置に位置してポー
ト368をブレーキポート368とクラッチポート37
0とに連通接続し、油路203よりのライン油圧が油路
398によって第三クラッチ42の油室42aに伝わる
ことを許し、またライン油圧が油路396.394を経
て1−2シフト弁210゜のRポート230に伝わるこ
とを許し、更にライン油圧が油路396、B2シーケン
ス弁610、油路392を経て第ニブレーキ48の外側
油室48bに供給されることを許可するようになってい
る。
B2シーケンス弁610は、第ニブレーキ48の内側油
室48aの油圧に応動し、これが所定値以上になった時
に油路396と392とを互に連通せしめて外側油室4
8aに対する油圧の供給が行われるようにしている。
アキュームレータ450.470.490.510及び
530は、各々背圧室454.474.494.514
.534を有する背圧制御式のアキュームレータであり
、これら背圧室に与えられる油圧は第二アキュームレー
タ制御弁560により調圧されるようになっている。
第二アキュームレータ制御弁560はデユーティソレノ
イド弁590により調圧されたデユーティ油圧と第一ア
キュームレータ制御弁550よりの油圧とを与えられて
調圧値を変化するようになっている。
デユーティソレノイド弁590は、所定のデユーティ比
のパルス信号を与えられてそのデユーティ比に応じて繰
返し開閉し、デユーティ調圧弁580よりのモジュレー
ト油圧をそのデユーティ比に応じて調圧するようになっ
ている。尚、デユーティソレノイド弁590が第二アキ
ュームレータ制御弁560に与えるデユーティ油圧はデ
ユーティ圧力アキュームレータ600によりその脈動を
吸収されて平滑化されるようになっている。
第一アキュームレータ制御弁550はスロットル弁13
8よりスロットル油圧を与えられてこれに応じて第二ア
キュームレータ制御弁560と4−3制御井330に与
える油圧を調圧するようになっている。
流体式トルクコンバータ60のポート60aとポート6
0bに対するコンバータ油圧の供給はロックアツプリレ
ー弁140により制御されるようになっている。
ロックアツプリレー弁140は、第5図によく示されて
いる如く、スプール弁142と、スプール弁142より
小径のプラグ144と、油路116よりコンバータ油圧
を与えられるポート146と、油路61により流体式ト
ルクコンバータ6゜のポート60aに連通接続された係
合ポート148と、油路63により流体式トルクコンバ
ータ60のポート60bに連通接続された解放ポート1
50と、ドレンポート151及び152と、信号ポート
154及び156と、スプール弁142に作用する圧縮
コイルばね158とを有している。
スプール弁142は、信号ポート154に与えられる油
圧により駆動されるプラグ144と圧縮コイルばね15
8により図にて左半分に示されている如く、図にて下方
へ付勢されてロックアツプ解放位置へ向けて駆動され、
信号ポート156に与えられる油圧によりプラグ144
及び圧縮コイルばね158による付勢力に抗して図にて
右半分に示されている如く、図にて上方へ付勢されてロ
ックアツプ係合位置へ向けて駆動されるようになってい
る。スプール弁142がロックアツプ解放位置にある時
にはポート146が解放ポート150に連通し且係合ポ
ート148がドレンポート151に連通し、これに対し
スプール弁142がロックアツプ係合位置にある時には
係合ポート148がドレンポート151より切離されて
ポート146に連通し且解放ポート150がドレンポー
ト152に連通されるようになっている。信号ポート1
56は油路159によってロックアツプシグナル弁16
0のポート166に連通接続されている。
信号ポート154には油路98及び99を経てプライマ
リレギュレータ弁80よりのライン油圧が与えられるよ
うになっている。
尚、ドレンポート151はオイルクーラ170に連通接
続され、このオイルクーラの油路にはクーラバイパス弁
172と圧力リリーフ弁174とが設けられている。
ロックアツプシグナル弁160は、第5図によく示され
ている如く、スプール弁162と、油路223によって
1−2シフト弁210のクラッチポート224より油圧
を与えられるポート164と、油路159によってロッ
クアツプリレー弁140の信号ポート156に連通接続
されたポート166と、ドレンポート167と、信号ポ
ート168と、圧縮コイルばね169とを有し、スプー
ル弁162は、信号ポート168に油圧が与えられてい
る時には図にて右半分に示されている如く、圧縮コイル
ばね169のばねカに抗して図にて下方へ移動した第一
の切換位置に位置し、これに対し信号ポート168に油
圧が与えられていない時は図にて左半分に示されている
如く圧縮コイルばね169のばね力により図にて上方へ
移動した第二の切換位置に位置するようになっている。
スプール弁162が前記第一の切換位置にある時にはド
レンポート167が閉じられてポート164がポート1
66に連通し、これに対しスプール弁162が前記第二
の切換位置にある時にはポート164が閉じられてポー
ト166がドレンポート167に連通接続される。
ロックアツプシグナル弁160の信号ポート168に与
える信号油圧とリバースインヒビット弁360の信号ポ
ート376に与える信号油圧とは共通の第三ソレノイド
弁420により制御されるようになっている。
第三ソレノイド弁420は、非a電時にはドレンポート
を開き、通電時にはドレンポートを閉じるノーマリオー
ブン型の電磁作動式のドレン弁であり、該第三ソレノイ
ド弁には油路96によってプライマリレギュレータ弁9
8よりのライン油圧が常に与えられるようになっている
。第三ソレノイド弁420は油路94によってロックア
ツプシグナル弁160の信号ポート168に連通し且油
路92によってリバースインヒビット弁360の信号ポ
ート376に連通接続されている。
従って、第三ソレノイド弁420に通電が行われていな
い時には信号ポート168と376のいずれにも信号油
圧としてのライン油圧が与えられず、これに対し第三ソ
レノイド弁420に通電が行われている時には信号油圧
としてのライン油圧が信号ポート168と376の双方
に供給されるようになる。
第三ソレノイド弁420は、第2図にてO印で示されて
いる如く、シフトレンジポジションがRレンジ(リバー
スレンジ)である時には後進段禁止のために車速に応じ
て選択的に通電され、これとは別にシフトレンジポジシ
ョンがDレンジで、変速段が第二速段及びこれより高速
の変速段である時に車速に応じて選択的に通電されてロ
ックアツプクラッチ68の係合を制御するようになって
いる。
第三ソレノイド弁420に対する通電は、第5図に示さ
れている如く、マイクロコンピュータを含む電子制御装
置700により行われるようになっている。電子制御装
置700は、車速センサ702より車速に関する情報を
、スロットル開度センサ704より内燃機関のスロット
ル開度に関する情報を、マニュアルシフトポジションセ
ンサ706よりマニュアルシフトレンジに関する情報を
与えられ、これら情報に従って上述の如く第三ソレノイ
ド弁420に対する通電を制御するようになっている。
次に本発明によるロックアツプクラッチ制御用油圧制御
装置に関連する作動として、Dレンジに於ける変速作動
を主として第4図及び第5図を用いて説明する。
先ず、第一速段について説明する。この時には第一ソレ
ノイド弁400と第二ソレノイド弁410の両方に通電
が行われ、2−3シフト弁240の制御ポート261.
1−2シフト弁2100制御ポート238及び3−4シ
フト弁270の制御ポート288の各々に油圧が供給さ
れ、2−3シフト弁240のプラグ244及びスプール
弁242は図にて右半分に示されている第一の切換位置
に、1−2シフト弁210のスプール弁212は図にて
左半分に示されている第一の切換位置に位置する。これ
によりマニュアルシフト弁190のDポート196より
のライン油圧は油路204.2−3シフト弁240のD
ポート246、フェールセーフポート260.油路26
8を経て3−4シフト弁270のホールドポート278
に与えられるようになる。これにより3−4シフト弁2
70は制御ポート288に油圧を供給されていてもホー
ルドポート278にも油圧を供給されることから、その
スプール弁272は圧縮コイルばね286のばねツノに
より図にて左半分に示されている第二の切換位置に位置
するようになる。これによりDポート274がクラッチ
ポート282に連通接続され、マニュアルシフト弁19
0のDポート196よりのライン油圧が油路290、C
1制御弁300、油路328.329、CI用アキュー
ムレータ450のアキュームレータ室452、油路46
8、一方向弁469を経て第一クラッチ38の油室38
aに供給され、第一クラッチ38が係合するようになる
。これによりDレンジの第一速段が達成される。
次に第二速段について説明する。この時には第一のソレ
ノイド弁400にのみ通7uが行われ、2−3シフト弁
240の制御ポート261にのみ油圧が引続き供給され
る。この時には2−3シフト弁240のプラグ244及
びスプール弁242は前記第一の切換位置に位置した状
態を維持するが、1−2シフト弁210のスプール弁2
12は圧縮コイルばね236のばね力により図にて右半
分に示されている第二の切換位置に移動する。尚、この
時には3−4シフト弁270の制御ポート288にも油
圧が供給されなくなるが、スプール弁272は引続きホ
ールドポート278に与えられている油圧による力と圧
縮コイルばね286によるばね力により図にて左半分に
示されている第一の切換位置に位置する。1−2シフト
弁210の切換りによりDポート214がクラッチポー
ト224に接続され、マニュアル弁190のDポート1
96よりのライン油圧が油路225を経て第四クラッチ
44の油室44aに供給され、第四クラッチ44が係合
するようになる。これにより第一クラッチ38に加えて
第四クラッチ44が係合[1、Dレンジの第二速段が達
成される。
次に第三速段について説明する。この時には第一ソレノ
イド弁400と第二ツレ、ノイド弁410のいずれにも
通電が行われなくなり、1−2シフト弁210の制御ポ
ート238に加えて2−3シフト弁240の制御ポート
261にも油圧が供給されなくなる。これによりこの時
には2−3シフト弁240のプラグ244及びスプール
弁242が圧縮コイルばね262のばね力により図にて
左半分に示されている第二の切換位置に移動するように
なり、2−3シフト弁240のDポート246はフェー
ルセーフポート260より切離されてクラッチポート2
54に連通するようになる。これによりマニュアルシフ
ト弁190のDポート196よりのライン油圧は油路2
63によって第二クラッチ40の油室40aに供給され
、第二クラッチ40が係合するようになる。この時には
3−4シフト弁270のホールドポート278には油圧
が供給されなくなるが、スプール弁272は圧縮コイル
ばね286のばね力により第二の切換位置にあることを
維持する。また1−2シフト弁210のスプール弁21
2は上述の第二速段時と同様に第二の切換位置に位置し
ていることを維持する。これにより第一クラッチ38と
第四クラッチ44に加えて第二クラッチ40が係合する
ようになり、直結段であるDレンジの第三速段が達成さ
れるようになる。
次に第四速段について説明する。この時には第二のソレ
ノイド弁410にのみ通電が行われる。
この時には1−2シフト弁210の制御ポート238を
経て3−4シフト弁270の制御ポート288に油圧が
供給されるようになる。この時には2−3シフト弁24
0のクラッチポート254より油路264を経てライン
油圧が1−2シフト弁210のホールドポート220に
与えられ、このライン油圧が1−2シフト弁210のス
プール弁212に対し図にて上向きの力を与えることか
ら、制御ポート238に油圧が供給されてもスプール弁
212は圧縮コイルばね236のばね力により図にて右
半分に示されている第二の切換位置にあることを維持す
る。しかし3−4シフト弁270のホールドポート27
8は油路268によって2−3シフト弁240のフェー
ルセーフポート260からドレンポート253に接続さ
れていることから3−4シフト弁270のスプール弁2
72は制御ポート288に与えられた油圧により圧縮コ
イルばね286のばね力に抗して図にて右半分に示され
ている第一の切換位置に移動するようになる。これによ
りDポート274はクラッチポート282に代えてブレ
ーキポート284に連通し、クラッチポート282はド
レンポート280に連通ずるようになる。これにより第
一クラッチ38の油室38aの油圧の排出が行われて第
一クラッチ38が解放し、これに代えて第一ブレーキ4
6の油室46aにライン油圧が供給され、第一ブレーキ
46が係合するようになる。これにより第二クラッチ4
0と第四クラッチ44とに加えて第一ブレーキ46が係
合するようになり、オーバドライブ段であるDレンジ第
四速段が達成されるようになる。
次にロックアツプクラッチ68の係合制御について説明
する。ロックアツプクラッチ68はマニュアルシフトレ
ンジがDレンジであって変速段が第二速段及びこれより
高速の変速段である時に於て車速が所定値以上である時
に係合され、この係合のために上述の如き条件が全て成
立すれば、第三ソレノイド弁420に対し通電が行われ
る。第三ソレノイド弁420に通電が行われると、油路
94によってライン油圧が信号油圧としてロックアツプ
シグナル弁160の信号ポート168に与えられ、これ
のスプール弁162が図にて右半分に示されている如き
第一切換位置に位置するようになる。これによりポート
164がポート166に接続され、油路223よりの油
圧が油路159を経てロックアツプリレー弁140の信
号ポート156に与えられるようになる。信号ポート1
56に油圧が与えられると、スプール弁142及びプラ
グ144は圧縮コイルばね158によるばね力及びポー
ト154に与えられている油圧による力に抗して図にて
上方へ位置して図にて右半分に示されているロックアツ
プ係自位置に位置するようになる。これによりポート1
46が係合ポート148に接続され、油路116よりの
コンバータ油圧が油路61によって流体式トルクコンバ
ータ60のポート60aに供給され、ロックアツプクラ
ッチ68が係合するようになる。
第三ソレノイド弁420に与えられる元圧は、後進段禁
止時にリバースインヒビット弁360の信号ポート37
6に信号油圧を与えるべく、全ての変速段にて得られる
プライマリ1ノギユレータ弁80よりのライン油圧であ
り、このためロックアツプシグナル弁160の信号ポー
ト168には第三ソレノイド弁420が誤作動すれば、
ロックアツプクラッチ68の係合を禁止する第一速段に
於ても信号油圧が与えられ、ロックアツプシグナル弁1
60は図にて右半分に示されている如き第一の切換位置
に切換わり、ポート164がポート166に接続される
。しかし、ポート164に与えられる油圧は1−2シフ
ト弁210のクラッチポート224よりの油圧であり、
このクラッチポート224は、第四クラッチ44の油室
44aに油圧を供給するポートであって第四クラッチ係
合時にのみ、換言すれば第一速段を除き、第二速段或い
は高速の変速段に於てのみ油圧を与えられるから、第−
速段時に於てはポート164自体に油圧が供給されず、
このことから第−速段時に第三ソレノイド弁420が誤
差動を生じて信号ポート168に信号油圧が与えられて
スプール弁162が前記第一の切換位置に位置し、ポー
ト164がポート166に連通接続されてもロックアツ
プリレー弁140の信号ポート156には信号油圧がJ
j。
えられず、これのスプール弁142かロックアツプクラ
ッチ68を係合させる切換位置に切換わることがない。
第6図は本発明によるロックアツプクラッチ制御用油圧
制御装置の他の実施例をその要部について示している。
尚、第6図に於て第5図に対応する部分は第5図に付し
た符号と同一の符号により示されている。かかる実施例
に於ては、第三ソレノイド弁420が、通電時にはドレ
ンポートを開き、非通電時にはドレンポートを閉じるノ
ーマリクローズ型の電磁作動式のドレン弁として構成さ
れている。この第三ソレノイド弁420の型式の違いに
よりロックアツプシグナル弁160の信号ポート168
には油路99のライン油圧が与えられ、これとは反対側
の信号ポート165には第三ソレノイド弁420よりの
油圧が選択的に与えられるようになっている。ロックア
ツプシグナル弁160のポート164には上述の実施例
と同様に1−2シフト弁210のクラッチポート224
より油圧が与えられるようになっている。
この実施例に於ては、第三ソレノイド弁420に通電が
行われてこれより信号ポート165に油圧が与えられる
と、スプール弁162が圧縮コイルばね16つのばね力
により図にて上方へ移動して図にて左半分に示されてい
る第二の切換位置に位置し、第三ソレノイド弁420に
対する通電が行われて信号ポート165に油圧が供給さ
れなくなると、スプール弁162は信号ポート168に
与えられている油圧の力により圧縮コイルはね169の
ばね力に抗して図にて下方へ移動して図にて右半分に示
されている如き第一の位置に位置するようになる。
従って、この実施例に於ても、第三ソレノイド弁420
に通電が行われると、ポート164がポー1166に連
通し、この時の変速段が第二速段或いはそれ以上の変速
段であれば、ポート164に与えられている油圧がロッ
クアツプリレー弁140の信号ポート156に与えられ
、ロックアツプクラッチ68が係合するようになる。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、
本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当
業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるロックアツプクラッチ制御用油圧
制御装置を適用される車輌用自動変速機の遊尺歯車式変
速装置の一例を示すスケルトン図、第2図は各変速段に
於けるツレ、ノイド弁の通電組合せとクラッチ及びブレ
ーキの係合の組合せとを示す線図、第3図は本発明によ
るロックアツプクラッチ制御用油圧制御装置を含む車輌
用自動変速機の油圧制御装置の一つの実施例を示す構成
図、第4図及び第5図は本発明によるロックアツプクラ
ッチ制御用油圧制御装置を含む車輌用自動変速機の油圧
制御装置の要部を示す構成図、第6図は本発明によるロ
ックアツプクラッチ制御用油圧制御装置の池の実施例を
示す構成図である。 34・・・第一ワンウェイクラッチ 36・・・第二ワンウェイクラッチ 38・・・第一クラッチ 40・・・第二クラッチ 42・・・第三クラッチ 44・・・第四クラッチ 46・・・第一ブレーキ 48・・・第ニブレーキ 52・・・入力軸 54・・・出力歯車 60・・・流体式トルクコンバータ 70・・・ポンプ 72・・・圧力リリーフ弁 74・・・圧力リリーフ弁 80・・・プライマリレギュレータ弁 100・・・セカンダリレギュレータ弁120・・・ス
ロットル弁 140・・・ロックアツプリレー弁 160・・・ロックアツプシグナル弁 170・・・オイルクーラ 172・・・クーラバイパス弁 174・・・圧力リリーフ弁 190・・・マニュアル弁 210・・・1−2シフト弁 240・・・2−3シフト弁 特  許  出  願  人 代     理     人 トヨタ自動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定の変速段及びこれより高速の変速段にて流体継手の
    ロックアップクラッチの係合を許可し、ロックアップク
    ラッチ制御とリバース禁止制御とを一つのソレノイド弁
    により行う車輌用自動変速機のロックアップクラッチ制
    御用油圧制御装置に於て、所定の信号ポートに油圧を与
    えられている時にのみロックアップクラッチを係合させ
    る切換位置に位置するロックアップリレー弁と、前記ソ
    レノイド弁の開閉に応じて信号油圧を与えられて切換作
    動し前記所定の変速段及びこれより高速の変速段にて係
    合する摩擦係合装置への作動油圧を信号油圧として前記
    ロックアップリレー弁の前記信号ポートに選択的に与え
    るロックアップシグナル弁とを有するロックアップクラ
    ッチ制御用油圧制御装置。
JP28513888A 1988-11-11 1988-11-11 車輌用自動変速機のロックアップクラッチ制御用油圧制御装置 Pending JPH02134459A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6835147B2 (en) * 2001-10-11 2004-12-28 Aisin Aw Co., Ltd. Hydraulic pressure controller for automatic transmission

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6835147B2 (en) * 2001-10-11 2004-12-28 Aisin Aw Co., Ltd. Hydraulic pressure controller for automatic transmission

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