JPH02150523A - 環状摩擦材 - Google Patents

環状摩擦材

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Publication number
JPH02150523A
JPH02150523A JP30335288A JP30335288A JPH02150523A JP H02150523 A JPH02150523 A JP H02150523A JP 30335288 A JP30335288 A JP 30335288A JP 30335288 A JP30335288 A JP 30335288A JP H02150523 A JPH02150523 A JP H02150523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction material
annular friction
clutch facing
yarn
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP30335288A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Tanigawa
谷川 隆文
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用摩擦材、特にクラッチフェーシングなど
の環状摩擦材の改良に関する。
(従来の技術) 最近エンジン回転数の高い乗用車が多くなp。
クラッチフェーシングも高回転に耐えうる性能が要求さ
れてきた。
従来の環状摩擦材2例えばクラッチフェーシングは、ガ
ラス繊維、スフ、芳香族フェノール繊維等の繊維状物質
にフェノール樹脂、フラン樹脂等の結合剤を付着させた
ヤーンを同心円状に巻き付けた後加圧加熱成形して成形
体を得、ついで表面を全面研磨、詳しくは成形時の表面
を残存させずに全て研磨(ioos研磨)シ、所定の寸
法に加工して製造していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記の方法で製造したクラッチフェーシン
グは、比較的高い回転破壊強度が得られるが、まだ満足
した値とはいえず、特に直径が30011111(φ)
程度になるとクラッチフェーシングに歪が生じると共に
急激に回転破壊強度が低下するという問題がめる。
本発明は上記の欠点のない環状摩擦材を提供することを
目的とするものである。
(811題を解決するための手段) 本発明者は、上記の欠点を解決するために種々研究を重
ねた結果、従来表面の精度を出すためにクラッチフェー
シングの表面を研磨していたが。
この表面研磨によシ連続しているヤーンが切れ。
これが原因で回転破壊強度が低下するものと考え。
成形時の表面を少なくとも10%以上残存するように研
磨量を少なくしたところ、高回転破壊強度が得られ、ま
た直径が300mm程度のものでも回転破壊強度が低下
せず、また低下してもごく僅かであるということを見出
した。
本発明は成形時の表面を少なくとも10チ以上残存させ
てなる環状摩擦材に関する。
本発明において成形時の表面を10チ以上残存させる方
法としては、研磨量を少なくすればよく。
無研磨であれば成形時の表面は100チ残存する。
本発明における環状摩擦材の主成分となるヤーンを構成
する繊維状物質としては、ガラス繊維。
スフ、芳香族フェノール繊維、アクリル繊維、ポリイミ
ド繊維等が用いられ、これらの繊維は単独で用いてもよ
く、2種以上混合して用いてもよく特に制限はない。
ヤーンに付着させる結合剤としては、フェノール樹脂、
メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂及び/又は8BR,NB
R等のゴムが用いられる。
本発明における環状摩擦材は、上記組成物の他に必要に
応じ、真ちゅう線、亜鉛線等の金属線。
Ba80. 、 CaCO3、MgCO3、A7203
 、5i02等の無機充填剤、 PbS、 5b203
 、 MoS2 、黒鉛、カーボンブラック、カシュー
殻油硬化物、コークス等の摩擦調整剤が添加される。
成形時の表面は少なくとも10%以上残存させることが
必要とされ、もし残存量が1(1%未満であると高回転
破壊強度の環状摩擦材を得ることができない。
研磨は従来公知の方法で行うものとし、特に制限はない
(実施例) 以下本発明の詳細な説明する。
実施例1 ガラスヤーン〔ガラス繊維(ホンテス工業製。
族フェノール繊維(日本カイノール製、商品名カイノー
ル繊維)22.2重量%、カシュー殻油硬化物(東北化
工製、商品名FF1400)13.0重量%および直径
が0.16mmの黄銅線(成田伸線製)13.0重量%
〕80重量%にフェノール樹脂(日立化成工業製、商品
名VP−511N)を20重量%含浸させ、ついで乾燥
してフェノール樹脂含浸機エヤーンを得た。
次に上記で得たフェノール樹脂含浸室エヤーン4本を平
行に予備成形機で巻き取り、冷間プレスを行うてタブレ
ットを成形し、さらにタブレットを型温160±5℃に
セットされた金型内に入れて150 kg/c♂に加圧
しながら8分間加熱加圧成形してクラッチフェーシング
素材とした。この後クラッチフェーシング素材の裏面を
研磨して成形時の表面を40チ残存させたクラッチフェ
ーシング(A)を得た。
実施例2 実施例1で得たクラッチフェーシング素材の裏面を研磨
して成形時の表面を80チ残存させたクラッチフェーシ
ング(B)を得た。
比較例1 実施例1で得たクラッチフェーシング素材の裏面を10
0%研磨して成形時の表面を残存させないクラッチフェ
ーシング(Ol e 得&。
次に各実施例および比較例1で得られたクララチフエー
シングについて回転破壊強度を測定した。
その結果を第1表に示す。なお試験条件は、200℃で
5分間保持した後徐々に回転数を上昇させ破壊時の回転
数を測定した。クラッチフェーシングの寸法は外径24
0mmX内径160mmX厚さ3.5閣とした。
第1表 第1表に示されるように本発明になるクラッチフェーシ
ングは、比較例(従来)のクラッチフェーシングに比較
し回転破壊強度に優れることがわかる。また直径が24
0 mm (通常は200an)と大きくても回転破壊
強度の低下は見られなかった。
(発明の効果) 本発明になる環状摩擦材は1回転破壊強度が大きく、直
径が300an程度のものでも回転破壊強度が低下せず
、また低下してもごく僅かであり。
工業的傾極めて好適な環状摩擦材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、成形時の表面を少なくとも10%以上残存させてな
    る環状摩擦材。
JP30335288A 1988-11-30 1988-11-30 環状摩擦材 Pending JPH02150523A (ja)

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JP30335288A JPH02150523A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 環状摩擦材

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JP30335288A JPH02150523A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 環状摩擦材

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JPH02150523A true JPH02150523A (ja) 1990-06-08

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ID=17919945

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JP30335288A Pending JPH02150523A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 環状摩擦材

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