JPH02150350A - 直貼り床板材の製造方法 - Google Patents
直貼り床板材の製造方法Info
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- JPH02150350A JPH02150350A JP63303827A JP30382788A JPH02150350A JP H02150350 A JPH02150350 A JP H02150350A JP 63303827 A JP63303827 A JP 63303827A JP 30382788 A JP30382788 A JP 30382788A JP H02150350 A JPH02150350 A JP H02150350A
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、直貼り床板材、詳しくは少なくとも表面に天
然木突板単板を有する木質板にプラスチック板を積層し
てなる直貼り床板材の製造方法に関する。
然木突板単板を有する木質板にプラスチック板を積層し
てなる直貼り床板材の製造方法に関する。
家屋等の床構造に、コンクリート床等の上に、根太等を
介することなく、直接床板材を貼設する直貼り施工を行
って形成するものがある。
介することなく、直接床板材を貼設する直貼り施工を行
って形成するものがある。
〔発明が解決しようとする課題]
上記のような直貼り施工に用いる床板材(以下、直貼り
床板材ともいう)として使用可能な、少なくとも表面に
天然木突板単板を有する木質板にプラスチック板を積層
してなる床板材は、その製造に際し、上記木質板とプラ
スチック板とを、通常採用されている常温又は50°C
以下の低温で圧着する場合には、製造された床板材が天
然木突板単板の側の方向(上方)に反る、叩ち」−反り
Vるという問題があり、この上反りは天然木突板単板を
塗装Cる場合にその塗膜の収縮に起因して更に大きくな
る性質を有している。そのため、−ヒ記床板祠を、天然
木突板中板を上にしてコンクリート床」−に16貼り1
−る場合には、該床板材の両側端部が床面から大きく浮
き上がることになり、その床板材を正6iに接着・固定
することができないというh缶T上の問題が生じる。
床板材ともいう)として使用可能な、少なくとも表面に
天然木突板単板を有する木質板にプラスチック板を積層
してなる床板材は、その製造に際し、上記木質板とプラ
スチック板とを、通常採用されている常温又は50°C
以下の低温で圧着する場合には、製造された床板材が天
然木突板単板の側の方向(上方)に反る、叩ち」−反り
Vるという問題があり、この上反りは天然木突板単板を
塗装Cる場合にその塗膜の収縮に起因して更に大きくな
る性質を有している。そのため、−ヒ記床板祠を、天然
木突板中板を上にしてコンクリート床」−に16貼り1
−る場合には、該床板材の両側端部が床面から大きく浮
き上がることになり、その床板材を正6iに接着・固定
することができないというh缶T上の問題が生じる。
従って、本発明の目的は、表面に位置する天然木突板単
板に塗装する場合でも上反りが生しることのない、また
、それ故に施工性に優れている、木質板にプラスチック
板を積層してなる床板材を製造できる直貼り床板材の製
造方法を提供することにある。
板に塗装する場合でも上反りが生しることのない、また
、それ故に施工性に優れている、木質板にプラスチック
板を積層してなる床板材を製造できる直貼り床板材の製
造方法を提供することにある。
本発明者は、種々検討した結果、少なくとも表面に天然
木突板単板を有する木質板に、プラスチック板を積層す
る場合に、一定の温度以上に加熱し且つ加圧することに
より−[−記目的が達成されることを知見した。
木突板単板を有する木質板に、プラスチック板を積層す
る場合に、一定の温度以上に加熱し且つ加圧することに
より−[−記目的が達成されることを知見した。
本発明は、上記知見によりなされたもので、少なくとも
表面に天然木突板ili板を有する木質)Uにプラスチ
ック板を積層してなる床板材を製造する方法であって、
上記積層を70°C以上の加熱下で加圧して行うことを
特徴とする直貼り床板材の製造方法を提供するものであ
る。
表面に天然木突板ili板を有する木質)Uにプラスチ
ック板を積層してなる床板材を製造する方法であって、
上記積層を70°C以上の加熱下で加圧して行うことを
特徴とする直貼り床板材の製造方法を提供するものであ
る。
上記の如く、特定の条件の下で木質板とプラスチック板
とを熱圧着することにより、該プラスチック板は熱によ
り伸ばされた状態で木質(反と接着され、その結果、冷
却時またはその後に生じる伸びの戻りによりL記木質板
に対してプラス1ツク板の方向(下刃)へ引張力が作用
し、経時的に又は塗膜の収縮の影響を受けて天然木突板
単板が収縮を起こす場合であっても、上記直貼り床板材
におりる上反りの発生が有効に防止される。
とを熱圧着することにより、該プラスチック板は熱によ
り伸ばされた状態で木質(反と接着され、その結果、冷
却時またはその後に生じる伸びの戻りによりL記木質板
に対してプラス1ツク板の方向(下刃)へ引張力が作用
し、経時的に又は塗膜の収縮の影響を受けて天然木突板
単板が収縮を起こす場合であっても、上記直貼り床板材
におりる上反りの発生が有効に防止される。
以下、本発明の直貼り床板材の製造方法を実施態様に基
づいて説明する。
づいて説明する。
始めに、本発明の一実施態様により製造される直貼り床
板材を、第1図にその概略を示す斜視図を参照しながら
説明する。
板材を、第1図にその概略を示す斜視図を参照しながら
説明する。
L記直貼り床板材は、図中1で示した天然木突板単板に
中間小板2を積層してなる木質板に、図中上に位置する
硬質プラスチック層3及び軟質プラスナック層4の二層
構造のプラスチック板5を積層してなるものであり、ま
た、上記中間単板2は、その繊維方向が上記天然木突板
単板の繊維方向に直行する方向に配して積層されている
。尚、上記直結り床板材は、謹直貼り床板材を用い゛ζ
床+Raを形成するに際し、コンクリート床の上に、L
記プラスチック板5を下に向けた状態で配設され、固定
されるものである。
中間小板2を積層してなる木質板に、図中上に位置する
硬質プラスチック層3及び軟質プラスナック層4の二層
構造のプラスチック板5を積層してなるものであり、ま
た、上記中間単板2は、その繊維方向が上記天然木突板
単板の繊維方向に直行する方向に配して積層されている
。尚、上記直結り床板材は、謹直貼り床板材を用い゛ζ
床+Raを形成するに際し、コンクリート床の上に、L
記プラスチック板5を下に向けた状態で配設され、固定
されるものである。
また、上記直貼り床板材について詳述すると、木質板を
構成する上記天然木突板単板1は、その種類に特に制限
はないが、例えば、ナラ、ケヤキ、チーク、サクシ、ヒ
ノキ、マツ、シオジ等を好ましく挙げることができる。
構成する上記天然木突板単板1は、その種類に特に制限
はないが、例えば、ナラ、ケヤキ、チーク、サクシ、ヒ
ノキ、マツ、シオジ等を好ましく挙げることができる。
そして、その厚さも特に制限はないが、0.25〜1f
flI11を好ましい範囲として挙げることができ、0
.25〜0.3 mmを更に好ましい範囲として挙げる
ことができる。
flI11を好ましい範囲として挙げることができ、0
.25〜0.3 mmを更に好ましい範囲として挙げる
ことができる。
同様に、木質板を構成する上記中間(n仮2も、その種
類に特に制限はないが、例えば、赤ラワン、自ラワン、
メラピ、カポール等を好ましく7トげることができる。
類に特に制限はないが、例えば、赤ラワン、自ラワン、
メラピ、カポール等を好ましく7トげることができる。
そして、その厚さも特に制御肢はないが、0.3〜1
mamを好ましい範囲として挙げることができ、0.4
〜0.6 mmを更に好ましい1.n囲として7トげる
ことができる。
mamを好ましい範囲として挙げることができ、0.4
〜0.6 mmを更に好ましい1.n囲として7トげる
ことができる。
また、上記プラスチック板5は、−ト述の如く、」1記
天然木突板単板1の側に位置する硬質プラスチック層3
と、図中下側に位置する軟質プラスチック層4との二層
構造からなるものである。
天然木突板単板1の側に位置する硬質プラスチック層3
と、図中下側に位置する軟質プラスチック層4との二層
構造からなるものである。
上記硬質プラスチック層3を形成するプラスナックとし
ては特に制限はなく、例えば、硬質塩化ビニル樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、フェノール樹脂
等を好適な例として挙げることできる。そして、その厚
さも特に制限はないが、0.8〜2mmであることが好
ましく、0.8〜1amであることが更に好ましい。
ては特に制限はなく、例えば、硬質塩化ビニル樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、フェノール樹脂
等を好適な例として挙げることできる。そして、その厚
さも特に制限はないが、0.8〜2mmであることが好
ましく、0.8〜1amであることが更に好ましい。
同様に、上記軟質プラスチック層4を形成するプラスチ
ックとしても特に制限はなく、例えば、軟質塩化ビニル
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリウ
レタン樹脂等を好適な例として挙げることできる。そし
て、その厚さも特に制限はないが、0.8〜2mである
ことが好ましく、0、8〜1 ++unであることが更
に好ましい。
ックとしても特に制限はなく、例えば、軟質塩化ビニル
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリウ
レタン樹脂等を好適な例として挙げることできる。そし
て、その厚さも特に制限はないが、0.8〜2mである
ことが好ましく、0、8〜1 ++unであることが更
に好ましい。
次に、上記直貼り床板材を製造する実施態様について説
明する。
明する。
先ず、予め上記硬質プラスチック層3と上記軟質プラス
チック層4とを接着して形成した上記プラスチック板5
を用意する。上記両層の接着は、熱融着で行っても又は
接着剤を用いて行ってもよい。
チック層4とを接着して形成した上記プラスチック板5
を用意する。上記両層の接着は、熱融着で行っても又は
接着剤を用いて行ってもよい。
次いで、上記プラスチック板5の上記硬質プラスチック
層3に中間単板2を接着剤を介して加熱下で加圧して該
両者を熱圧着する。その後、上記中間単板2に天然木突
板単板lを同じく接着剤を介して加熱下で加圧して更に
熱圧着することにより上記直貼り床板材の製造が達成さ
れる。
層3に中間単板2を接着剤を介して加熱下で加圧して該
両者を熱圧着する。その後、上記中間単板2に天然木突
板単板lを同じく接着剤を介して加熱下で加圧して更に
熱圧着することにより上記直貼り床板材の製造が達成さ
れる。
本実施態様では、J−記何れの熱圧着においても、70
°C以上に加熱することが必要であり、好ましくは90
〜120°Cである。加熱温度が70°C未満では十分
な延伸効果が得られないからである。
°C以上に加熱することが必要であり、好ましくは90
〜120°Cである。加熱温度が70°C未満では十分
な延伸効果が得られないからである。
また、余りに加熱温度が高すぎる場合も、プラスチック
板5が溶融するために十分な延伸効果が得られない。
板5が溶融するために十分な延伸効果が得られない。
また、上記何れの熱圧着においても、加圧の条件に特に
制限はないが、7 kg / c+a以上で行うことが
十分な延伸効果を得るために好ましく、7〜13 kg
/ <Illで行うことが特に好ましい。
制限はないが、7 kg / c+a以上で行うことが
十分な延伸効果を得るために好ましく、7〜13 kg
/ <Illで行うことが特に好ましい。
また、熱圧着の時間、即ち加熱下で加圧する時間も特に
制限はなく、使用するプラス千ンク+A料の種類、加熱
及び加圧の条件等により適宜変更されるものであるが、
1〜2分で行うことが好ましい。
制限はなく、使用するプラス千ンク+A料の種類、加熱
及び加圧の条件等により適宜変更されるものであるが、
1〜2分で行うことが好ましい。
また、使用可能な接着剤としては、加熱時に十分な接着
力を発現するものであれば制限なく使用できるが、中で
も耐水性の接着剤が好ましい。
力を発現するものであれば制限なく使用できるが、中で
も耐水性の接着剤が好ましい。
以−L説明した実施B様によれば、上記熱圧着の工程で
上記プラスチック板5は熱により伸ばされた状態で木質
板と接着され、冷却時またはその後に生じる上記伸びの
戻りにより上記木質板に対してプラスチック板5の方向
(下方)へ引張力が作用することになり、経時的に又は
塗膜の収縮の影古を受けて天然木突板単板が収縮を起こ
す場合であっても、上記直貼り床板材における上反りの
発生が有効に防止されるものである。従って、上記直貼
り床板材は、時間が経過しても、また、天然木突板単板
lの表面に塗装を施しても、その横断面の形状は平坦で
あるか、又は下方に反っている状態が維持される。それ
故に、上記直貼り床板材は、天然木突板単板1を上にし
てコンクリート床上に直貼りする場合には、その両側端
部が床面から浮き上がることがないため、該床板材を正
確に接着・固定することができる。
上記プラスチック板5は熱により伸ばされた状態で木質
板と接着され、冷却時またはその後に生じる上記伸びの
戻りにより上記木質板に対してプラスチック板5の方向
(下方)へ引張力が作用することになり、経時的に又は
塗膜の収縮の影古を受けて天然木突板単板が収縮を起こ
す場合であっても、上記直貼り床板材における上反りの
発生が有効に防止されるものである。従って、上記直貼
り床板材は、時間が経過しても、また、天然木突板単板
lの表面に塗装を施しても、その横断面の形状は平坦で
あるか、又は下方に反っている状態が維持される。それ
故に、上記直貼り床板材は、天然木突板単板1を上にし
てコンクリート床上に直貼りする場合には、その両側端
部が床面から浮き上がることがないため、該床板材を正
確に接着・固定することができる。
上述の実施態様により製造される直貼り床板材は、更に
以下に示す利点を有している。
以下に示す利点を有している。
即ち、上記直貼り床板材は、コンクリート床等の床に接
する面が軟質プラスチックN4で形成されているので、
該床に1−分な接触が可能であり、それ故に上記床に対
して梅めて馴染易いという性質をも有している。
する面が軟質プラスチックN4で形成されているので、
該床に1−分な接触が可能であり、それ故に上記床に対
して梅めて馴染易いという性質をも有している。
また、上記直貼り床板材は、上記軟質プラスチック層4
の内側に硬質プラスチック肋3を有しているため、極め
て大きな衝撃強度及び固さを有するものとなる。
の内側に硬質プラスチック肋3を有しているため、極め
て大きな衝撃強度及び固さを有するものとなる。
更に、上記直貼り床板材は、天然木突板単板lの内側に
該単板[と域維方向が直行する方向に配された中間単板
2が積層されているので、反りや割れの発生が有効に防
止されている。
該単板[と域維方向が直行する方向に配された中間単板
2が積層されているので、反りや割れの発生が有効に防
止されている。
以上、本発明について実施態様に基づいて具体的に説明
してきたが、本発明方法は前記実施態様に示したものに
限られるものでない。
してきたが、本発明方法は前記実施態様に示したものに
限られるものでない。
例えば、プラスチック板5としては、予め一方向に延伸
されたものを用い、その延伸方向と上記天然木突板単板
の繊維方向に対して略直行する方向とを合わせて積層し
てもよい、こうすることにより、天然木突板単板の繊維
方向に対して略直行する方向に生じ易い直貼り床板材の
上反りを更に効果的に防止することが可能となる。
されたものを用い、その延伸方向と上記天然木突板単板
の繊維方向に対して略直行する方向とを合わせて積層し
てもよい、こうすることにより、天然木突板単板の繊維
方向に対して略直行する方向に生じ易い直貼り床板材の
上反りを更に効果的に防止することが可能となる。
また、天然木突板単板lとプラスチック板5との間に中
間単板が積層され、該プラスチック板5が上記天然木突
板単板1に間接的に積層され”ζいる例を示したが、こ
れに限るものでなく、該中間単板2が無く、上記プラス
チック板5が上記天然木突板単板lに直に積層されてい
るものであってもよい。
間単板が積層され、該プラスチック板5が上記天然木突
板単板1に間接的に積層され”ζいる例を示したが、こ
れに限るものでなく、該中間単板2が無く、上記プラス
チック板5が上記天然木突板単板lに直に積層されてい
るものであってもよい。
また、上記プラスチ・ツク板としては、前述の硬質プラ
スチック層及び軟質プラスチック層の二層で構成された
ものに限るものでなく、−層であっても、また、場合に
よっては三層以上であってもよい。
スチック層及び軟質プラスチック層の二層で構成された
ものに限るものでなく、−層であっても、また、場合に
よっては三層以上であってもよい。
また、製造の具体的工程は、前記実施態様のように、中
間単板及び天然木突板単板を段階的に熱圧着するものに
限るものでな(、該両ti′を板を同時に一段階で熱圧
着して積層してもよい。
間単板及び天然木突板単板を段階的に熱圧着するものに
限るものでな(、該両ti′を板を同時に一段階で熱圧
着して積層してもよい。
次に、本発明の効果を明らかにするために行った実験例
について説明する。
について説明する。
先ず、厚さがそれぞれ1閾の硬質塩化ビニル樹脂フィル
ム及び軟質塩化ビニル樹脂フィルムを熱融着して硬質塩
化ビニル樹脂層と軟質塩化ビニル樹脂層とからなる二層
構造のプラスチック板を形成し、且つ所定の条(1の士
で予め一方向に延伸する処理を施した。
ム及び軟質塩化ビニル樹脂フィルムを熱融着して硬質塩
化ビニル樹脂層と軟質塩化ビニル樹脂層とからなる二層
構造のプラスチック板を形成し、且つ所定の条(1の士
で予め一方向に延伸する処理を施した。
次いで、上記プラスチック板の硬質塩化ビニル樹脂層側
に、]’7さ0.6胴のラワン材からなる中間単板を、
酢酸ビニル系接着剤を介して70’Cの加熱下、10
k); / CIAで加圧して1分間の熱圧着を行った
。次いで、更に」1記中間単板に繊維方向がυ−いに直
行するように配して、厚さ0. :3 mmのすづ・月
からなる天然木突板単板を、ゴム系接着剤を介して70
”Cの加熱下、10 kg /′cdで加圧して1分間
の熱圧着を行い、前記第1図に示したと同構造のめ貼り
床板材(本発明品l)を製造した。尚、この場合、上記
プラスチック板は、その延伸方向が天然木突板単板の繊
維方向に略平行になるように配設した。
に、]’7さ0.6胴のラワン材からなる中間単板を、
酢酸ビニル系接着剤を介して70’Cの加熱下、10
k); / CIAで加圧して1分間の熱圧着を行った
。次いで、更に」1記中間単板に繊維方向がυ−いに直
行するように配して、厚さ0. :3 mmのすづ・月
からなる天然木突板単板を、ゴム系接着剤を介して70
”Cの加熱下、10 kg /′cdで加圧して1分間
の熱圧着を行い、前記第1図に示したと同構造のめ貼り
床板材(本発明品l)を製造した。尚、この場合、上記
プラスチック板は、その延伸方向が天然木突板単板の繊
維方向に略平行になるように配設した。
また、上記何れの接着も、100 ’Cの加熱F、10
kg / t−Aで加圧して1分間の熱圧着を行った
以外は全て上記本発明品1の場合と同様にして直結り床
板材(本発明品2)を製造した。
kg / t−Aで加圧して1分間の熱圧着を行った
以外は全て上記本発明品1の場合と同様にして直結り床
板材(本発明品2)を製造した。
また、上記プラスチック板を、その延伸方向と天然木突
板単板の繊維方向に対して垂直な方向とを合わせて配設
する以外は全て上記本発明2と同様にし℃直直結床板材
(本発明品3)を製造した。
板単板の繊維方向に対して垂直な方向とを合わせて配設
する以外は全て上記本発明2と同様にし℃直直結床板材
(本発明品3)を製造した。
更に、比較のために、50°Cの低温下、5kg/(m
lで加圧して3分間の圧着を行った以外は全て上記本発
明品lの場合と同様にして直結り床板+4(比較品)を
製造した。
lで加圧して3分間の圧着を行った以外は全て上記本発
明品lの場合と同様にして直結り床板+4(比較品)を
製造した。
以上の如く製造した各直結り床板材について、以下に示
す各試験を行い、反りが発生するか否かの評価を行った
。
す各試験を行い、反りが発生するか否かの評価を行った
。
尚、下記(1)及び(2)の試験においては、上記本発
明品l、2及び上記比較品の各直結り床板材に生じる反
りの評価を、上方(天然木突板単板側)への反りは、第
2図に模式的に示したように、直結り床板材6を床7の
上にプラスチック面を床面側に向けて置いた場合にその
床面と上記床板+A6の側端部との間にできる浮き上が
りaの一、1法の大小により、また1、F方(プラスチ
ック板側)への反りは、第3図に同しく模式的に示した
ように、床面と直結り床板材6の中央部との間にできる
浮き上がりbの寸法の大小により行った。
明品l、2及び上記比較品の各直結り床板材に生じる反
りの評価を、上方(天然木突板単板側)への反りは、第
2図に模式的に示したように、直結り床板材6を床7の
上にプラスチック面を床面側に向けて置いた場合にその
床面と上記床板+A6の側端部との間にできる浮き上が
りaの一、1法の大小により、また1、F方(プラスチ
ック板側)への反りは、第3図に同しく模式的に示した
ように、床面と直結り床板材6の中央部との間にできる
浮き上がりbの寸法の大小により行った。
(1)直結り床板材を、製造後20°Cご1日間放置す
る反りの発生試験。
る反りの発生試験。
■本発明品1・・・下方への反りbが2胴■本発明晶2
・・・下方への反りbが4 m+n■比較品・・・・・
上方への反り傾向あり(2)直結り床板材を、その天然
木突板単板を塗装した後20°Cで311間放置する反
りの発生試験。
・・・下方への反りbが4 m+n■比較品・・・・・
上方への反り傾向あり(2)直結り床板材を、その天然
木突板単板を塗装した後20°Cで311間放置する反
りの発生試験。
■本発明晶l・・・略平坦
■本発明品2・・・下方への反りbが2101n■比較
品・・・・・上方への反りaが4 mm(3)上記本発
明品2.3及び上記比較品の各直結り床板材を、製造後
30°Cで1日間放置した後、更に除湿(16°C15
5%R11)下で2週間放置する反りの発生促進試験。
品・・・・・上方への反りaが4 mm(3)上記本発
明品2.3及び上記比較品の各直結り床板材を、製造後
30°Cで1日間放置した後、更に除湿(16°C15
5%R11)下で2週間放置する反りの発生促進試験。
■本発明品2・・・上方に僅かに反る(川向■本発明晶
3・・・反りが生じず ■比較品・・・・・上方への反りが顕著以上説明した如
く、本発明品1〜3についての試験結果から明らかなよ
うに、本発明の直貼り床板材の製造方法によれば、直貼
り床板材におりる上方への反りが有効に防止することが
できる。
3・・・反りが生じず ■比較品・・・・・上方への反りが顕著以上説明した如
く、本発明品1〜3についての試験結果から明らかなよ
うに、本発明の直貼り床板材の製造方法によれば、直貼
り床板材におりる上方への反りが有効に防止することが
できる。
本発明の直貼り床板材の製造方法によれば、表面に位置
する天然木突板単板に塗装する場合でも上反りが生じる
ことのない直貼り床板材を製造することができ、また、
それ故に施工性に優れている直貼り床板材を製造するこ
とができる。
する天然木突板単板に塗装する場合でも上反りが生じる
ことのない直貼り床板材を製造することができ、また、
それ故に施工性に優れている直貼り床板材を製造するこ
とができる。
第1図は、本発明の一実施例である直貼り床板材の概略
を示す斜視図である。 1〜天然木突板単板 2−中間単板 3−・−硬質プラスチック層 4−軟質プラスチック層 5−フ゛ラスチックキ反 6・・・直貼り床板材 7・・・床 鶏1図 手 続 補 正 書(方式) %式% 2、発明の名称 直貼り床板材の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住友林業株式会社 4、代理人 東京都港区南青山−丁目15番16号 ヤマシロビル8階 平成元年3月28日(発送臼) 6、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄。 7、補正の内容 (1)第15IQ 14行(F) rテアL J ヲ’
、第2図及び
を示す斜視図である。 1〜天然木突板単板 2−中間単板 3−・−硬質プラスチック層 4−軟質プラスチック層 5−フ゛ラスチックキ反 6・・・直貼り床板材 7・・・床 鶏1図 手 続 補 正 書(方式) %式% 2、発明の名称 直貼り床板材の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住友林業株式会社 4、代理人 東京都港区南青山−丁目15番16号 ヤマシロビル8階 平成元年3月28日(発送臼) 6、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄。 7、補正の内容 (1)第15IQ 14行(F) rテアL J ヲ’
、第2図及び
Claims (5)
- (1)少なくとも表面に天然木突板単板を有する木質板
にプラスチック板を積層してなる床板材を製造する方法
であって、上記積層を70℃以上の加熱下で加圧して行
うことを特徴とする直貼り床板材の製造方法。 - (2)上記加圧を、7kg/cm^2以上で行う請求項
(1)記載の直貼り床板材の製造方法。 - (3)一方向に延伸されたプラスチック板を、その延伸
方向と上記天然木突板単板の繊維方向に対して略直行す
る方向とを合わせて積層する請求項(1)記載の直貼り
床板材の製造方法。 - (4)上記プラスチック板を、硬質プラスチック層及び
軟質プラスチック層の二層で構成し、且つ該硬質プラス
チック層を上記天然木突板単板の側に向けて積層する請
求項(1)記載の直貼り床板材の製造方法。 - (5)上記木質板が、上記天然木突板単板と、該天然木
突板単板に積層された中間単板とからなる請求項(1)
記載の直貼り床板材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63303827A JPH07102663B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 直貼り床板材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63303827A JPH07102663B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 直貼り床板材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02150350A true JPH02150350A (ja) | 1990-06-08 |
JPH07102663B2 JPH07102663B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17925784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63303827A Expired - Lifetime JPH07102663B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 直貼り床板材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07102663B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100405206B1 (ko) * | 2001-09-19 | 2003-11-12 | 주식회사 엘지화학 | 무늬목과 합성수지층을 이용한 마루바닥재 및 그 제조방법 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52150487A (en) * | 1976-06-09 | 1977-12-14 | Toppan Printing Co Ltd | Preparation of decorative laminate resembling natural wood in apperarance |
JPS5361118A (en) * | 1976-11-13 | 1978-06-01 | Kouichi Miyoshi | Method of producing vapor or water proofing board |
JPS6230109A (ja) * | 1985-06-12 | 1987-02-09 | ユニバ−シテイ オブ サザン ミシシツピ | 水系用増粘剤としての耐カルシウム性のn−置換アクリルアミド類 |
JPS62155110U (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-02 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP63303827A patent/JPH07102663B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52150487A (en) * | 1976-06-09 | 1977-12-14 | Toppan Printing Co Ltd | Preparation of decorative laminate resembling natural wood in apperarance |
JPS5361118A (en) * | 1976-11-13 | 1978-06-01 | Kouichi Miyoshi | Method of producing vapor or water proofing board |
JPS6230109A (ja) * | 1985-06-12 | 1987-02-09 | ユニバ−シテイ オブ サザン ミシシツピ | 水系用増粘剤としての耐カルシウム性のn−置換アクリルアミド類 |
JPS62155110U (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-02 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100405206B1 (ko) * | 2001-09-19 | 2003-11-12 | 주식회사 엘지화학 | 무늬목과 합성수지층을 이용한 마루바닥재 및 그 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07102663B2 (ja) | 1995-11-08 |
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