JPH0214873Y2 - - Google Patents

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JPH0214873Y2
JPH0214873Y2 JP1983072546U JP7254683U JPH0214873Y2 JP H0214873 Y2 JPH0214873 Y2 JP H0214873Y2 JP 1983072546 U JP1983072546 U JP 1983072546U JP 7254683 U JP7254683 U JP 7254683U JP H0214873 Y2 JPH0214873 Y2 JP H0214873Y2
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detection
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laser
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はYAGレーザ、CO2レーザ、プラズ
マ切断機、プレス機等の加工機の材料加工ヘツド
に材料や材料クランプが接触した時にそれを検出
するための加工ヘツドの非常停止検出装置に関す
る。
従来、例えばレーザ切断機の加工ヘツドの非常
停止検出に用いられる検出装置としては、レーザ
光がアシストガスと共に放出されるノズル部分の
周囲に非常停止用のリングを固定して電位を与え
ておき、クランプの先端部に設けられたバネ状の
接触子がそのリングに接触してアースされる時の
電圧降下により非常停止すべきことを検出する構
成のものがある。またパンチングマシンにおける
オーバーライド領域の検出装置のように材料加工
部の周囲のX軸、Y軸方向に所定の領域を設定
し、一方の方向、例えばX軸方向は上記のアース
検知の構成をとり、他方のY軸方向はリミツトス
イツチとそれを動作させるドグとで所定域内に入
る前に非常停止のための検出をなす構成をとる場
合もある。
しかしながら、前者の場合には狭いスペースに
クランプが入る込むためにバネ状の接触子が破損
しやすい問題があり、後者の場合には非常停止の
検出領域が方形となるためにその範囲が必要以上
に広くなる問題がある。さらに、両者共アースに
よる検出手段を採用しているために電圧降下する
までの応答時間が長く必要であり、クランプとヘ
ツドとの衝突を防ぐためにはそれだけ非常停止の
ための検出領域を広くしなければならず、したが
つて加工できない領域が拡大する問題もある。ま
たさらに、油や塵芥による接触不良も起こりうる
問題もある。
この考案は、このような従来の問題に鑑みてな
されたものであり、材料加工部の近傍に材料の移
動平面に平行な平面上を移動できるように検知体
を設け、この検知体の動きによつて非常停止のた
めの検出手段を動作させるようにすることにより
応答時間を早くして非常停止のための検出領域を
狭くし、故障も起こりにくくした加工ヘツドの非
常停止検出装置を提供することを目的とする。
この考案を、以下図に示す実施例と共に詳説す
る。
第1図にレーザ切断機付きパンチプレス1を示
す。金型ホルダ3には複数のパンチ5が備えら
れ、ダイホルダ7には、パンチ5と対応するダイ
9が備えられる。打撃子11は、駆動モータとタ
イミングベルト(いづれも図示略)により、複数
のパンチ5のうちの所望のパンチ5の上へ位置決
めされる。ノズルレンズ等を含むレーザ加工用ヘ
ツド13は、パンチ5、ダイ9の隣りに機械フレ
ーム15より取付けられている。
パンチング加工時やレーザ切断時には、材料は
材料クランプ17に把持される。材料クランプ1
7を備えているキヤレジ19は、サーボモータの
ような駆動モータ21xおよびボールネジ23x
によりX軸方向へ移動され、キヤレジ19を含ん
でいるキヤレジベース25は駆動モータ21yお
よびボールネジ23yによりY軸方向へ移動さ
れ、このX・Y2次元的な移動により材料の所望
加工位置が複数組のパンチ5、ダイ9のうちの所
望の組のパンチ5、ダイ9の間に、あるいはレー
ザ加工用ヘツド13の真下に位置決めされる。
レーザ発振器27から発されるレーザ光は光フ
アイバ29に導かれてレーザ加工用ヘツド13に
来る。レーザ加工中に出る融解金属はダクト31
を通つてダストボツクス33に集められ、材料か
ら切離された製品は製品シユータ35を通つて装
置1の外に排出される。
第2図及び第3図にはレーザ加工用ヘツド13
の詳細が示されている。レーザ発振装置27から
光フアイバ29を経て送られたレーザ光は集光レ
ンズ37を通してアシストガス39と共にノズル
41より材料43に照射される。
ここで、レーザ光の材料43に対する焦点の調
整は、シリンダ45を駆動させ、ピストンロツド
47の上下移動により作動板49によつて従動す
るレンズ筒51も上下移動させることにより行な
われる。このレンズ筒51の上下位置の設定は、
リミツトスイツチ53,55の間で行なわれ、モ
ータ57の駆動により出力歯車59を回転させ、
これとかみ合う歯車61をその軸63と共に回転
させることによりなされる。すなわち、軸63が
回転するならば、この軸63のねじ部65がねじ
筒67中に上下に回転しながら移動し、これによ
つて歯車61が上下に移動して必要な高さの所に
設定される。そこで、この歯車61に前記の作動
板49が当接するまでシリンダ45を駆動させる
ことにより、レーザ光の焦点位置を調整すること
ができるのである。
ノズル41の外周には円筒状の加工不可能領域
を検知するための検知体としての検出リング69
が設けられている。この検出リング69は、ノズ
ル保持盤71の間に複数箇所において圧縮バネ7
3を介して中立位置に保持されて、材料43の移
動平面である水平方向に移動できるようになつて
いる。この検出リング69は上下方向には動かな
いように固定されている。
第4図及び第5図に詳細に示されているよう
に、検出リング69の上面には円錐状の窪み係合
部75が形成され、ここに検出手段としてのリミ
ツトスイツチ77のプランジヤ79の先端が入つ
た状態でセツトされている。リミツトスイツチ7
7はノズル保持盤71上の取付板81に取付けら
れている。この取付板81はボルト83によりノ
ズルホルダ85に取付けられている。また、リミ
ツトスイツチ77は材料クランプ17がどの方向
から当つても良いように2箇所に設けられ、シリ
ーズで接続される。
上記構成の加工ヘツドの非常停止検出装置の動
作について、次に説明する。材料43の加工中に
材料クランプ17が加工部に接近し過ぎて検出リ
ング69に当接すると、検出リング69が逃げ
る。その時、リミツトスイツチ77,77のうち
のいづれか一方又は両方のプランジヤ79が検出
リング69の係合部75からはずれて押上げられ
ると、リミツトスイツチ77は加工不可能領域で
あることを示す信号を出し、材料43の移動を停
止する。
材料クランプ17が検出リング69から離れる
ように材料43を移動させるならば、検出リング
69はバネ73の力によつて元の位置に戻され、
再スタートができるようになる。
尚、上記実施例ではレーザ加工用ヘツドについ
て示したが、この考案はこれに限定されることは
なく、広く一般の加工機の加工ヘツドに適用でき
るものである。
さらに、上記実施例ではバネにて検知体を保持
しているが、移動が可能ならば特にバネによらず
に保持してもよい。ただし、バネによつて保持す
るならばクランプや材料が検知体から離れた時に
自動的に元の位置に復帰できる点で便利となる。
以上のごとき説明より理解されるように、要す
るに本考案は、上下動自在に設けられた加工用ヘ
ツド13の下部に、加工用ヘツド13の下端部を
囲繞した検出リング69を水平に移動自在に支承
して設けると共に中立位置に保持して設け、上記
検出リング69の上面に形成した複数箇所の係合
部に、加工用ヘツド13に支持された検出器の作
動部を係合して設け、前記検出リング69の水平
移動により検出器の作動部と検出リング69の係
合部とが離脱するときに検出器から信号を出力す
る構成としてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案において
は、検出リング69は加工用ヘツド13の下端部
を囲繞して水平に移動自在に設けられており、か
つ中立位置に保持されているものである。そし
て、検出リング69の上面に形成した複数箇所の
係合部に、検出器の作動部を係合して、検出リン
グ69の水平移動により検出器の作動部と検出リ
ング69の係合部とが離脱するときに検出器から
信号を出力する構成としてなるものである。
したがつて本考案によれば、例えば材料クラン
プ17が加工用ヘツド13に接近し検出リング6
9の当接すると、検出リング69が移動され、検
出器から非常停止用の信号が出力されて、材料ク
ランプ17の移動が直ちに停止されるものであ
る。すなわち本考案によれば、検出リング69の
径を任意に設けることにより、加工部の周囲の加
工不可能領域を任意の大きさの円形に設定でき
て、加工不可能領域の変更が容易であると共に方
形に比較して狭くでき、かつサビの発生や油膜の
付着等による接触不良などのごとき問題もなく、
確実に検出できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を用いてレーザ加
工機付きパンチプレスの斜視図、第2図はこの考
案の一実施例を用いたレーザ加工ヘツドの正面断
面図、第3図は同上の側面断面図、第4図は同上
の水平断面図、第5図は第4図におけるV−V線
断面図である。 13……レーザ加工ヘツド、69……検出リン
グ、73……バネ、77……リミツトスイツチ、
79……プランジヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下動自在に設けられた加工用ヘツド13の下
    部に、加工用ヘツド13の下端部を囲繞した検出
    リング69を水平に移動自在に支承して設けると
    共に中立位置に保持して設け、上記検出リング6
    9の上面に形成した複数箇所の係合部に、加工用
    ヘツド13に支持された検出器の作動部を係合し
    て設け、前記検出リング69の水平移動により検
    出器の作動部と検出リング69の係合部とが離脱
    するときに検出器から信号を出力する構成として
    なることを特徴とする加工ヘツドの非常停止検出
    装置。
JP1983072546U 1983-05-17 1983-05-17 加工ヘツドの非常停止検出装置 Granted JPS59180883U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1983072546U JPS59180883U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 加工ヘツドの非常停止検出装置

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JP1983072546U JPS59180883U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 加工ヘツドの非常停止検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS59180883U JPS59180883U (ja) 1984-12-03
JPH0214873Y2 true JPH0214873Y2 (ja) 1990-04-23

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ID=30202685

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JP1983072546U Granted JPS59180883U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 加工ヘツドの非常停止検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337821Y2 (ja) * 1986-10-09 1991-08-09

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813475A (ja) * 1981-07-18 1983-01-25 Honda Motor Co Ltd 溶接機の安全装置

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JPS5813475A (ja) * 1981-07-18 1983-01-25 Honda Motor Co Ltd 溶接機の安全装置

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JPS59180883U (ja) 1984-12-03

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