JPH0214873A - β−アルミナ磁器の製造方法 - Google Patents
β−アルミナ磁器の製造方法Info
- Publication number
- JPH0214873A JPH0214873A JP63139633A JP13963388A JPH0214873A JP H0214873 A JPH0214873 A JP H0214873A JP 63139633 A JP63139633 A JP 63139633A JP 13963388 A JP13963388 A JP 13963388A JP H0214873 A JPH0214873 A JP H0214873A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- slurry
- raw material
- acetone
- alumina
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000873 Beta-alumina solid electrolyte Inorganic materials 0.000 title claims description 16
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 13
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 44
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims abstract description 33
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims abstract description 21
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000002612 dispersion medium Substances 0.000 claims abstract description 3
- 150000004645 aluminates Chemical class 0.000 claims abstract 2
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Al]O[Al]=O TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 claims 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 abstract description 11
- 239000007921 spray Substances 0.000 abstract description 9
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract description 2
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 24
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 239000000047 product Substances 0.000 description 4
- KRKNYBCHXYNGOX-UHFFFAOYSA-N citric acid Chemical compound OC(=O)CC(O)(C(O)=O)CC(O)=O KRKNYBCHXYNGOX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 3
- 238000001694 spray drying Methods 0.000 description 3
- CDBYLPFSWZWCQE-UHFFFAOYSA-L Sodium Carbonate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]C([O-])=O CDBYLPFSWZWCQE-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 239000003513 alkali Substances 0.000 description 2
- 239000002585 base Substances 0.000 description 2
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 2
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 2
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- MYZAXBZLEILEBR-RVFOSREFSA-N (2S)-1-[(2S,3R)-2-[[(2R)-2-[[2-[[(2S)-2-[(2-aminoacetyl)amino]-5-(diaminomethylideneamino)pentanoyl]amino]acetyl]amino]-3-sulfopropanoyl]amino]-3-hydroxybutanoyl]pyrrolidine-2-carboxylic acid Chemical compound C[C@@H](O)[C@H](NC(=O)[C@H](CS(O)(=O)=O)NC(=O)CNC(=O)[C@H](CCCN=C(N)N)NC(=O)CN)C(=O)N1CCC[C@H]1C(O)=O MYZAXBZLEILEBR-RVFOSREFSA-N 0.000 description 1
- BNOODXBBXFZASF-UHFFFAOYSA-N [Na].[S] Chemical compound [Na].[S] BNOODXBBXFZASF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000007908 dry granulation Methods 0.000 description 1
- 238000010828 elution Methods 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 238000005469 granulation Methods 0.000 description 1
- 230000003179 granulation Effects 0.000 description 1
- XGZVUEUWXADBQD-UHFFFAOYSA-L lithium carbonate Chemical compound [Li+].[Li+].[O-]C([O-])=O XGZVUEUWXADBQD-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 229910052808 lithium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000005191 phase separation Methods 0.000 description 1
- 229920002037 poly(vinyl butyral) polymer Polymers 0.000 description 1
- 108700002400 risuteganib Proteins 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
- 229910000029 sodium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007784 solid electrolyte Substances 0.000 description 1
- 238000001238 wet grinding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は例えばナトリウム−硫黄電池用あるいは溶融塩
電解装置等の固体電解質管として使用されるβ−アルミ
ナ磁器の製造方法に係わり、さらに、詳しくは原料の物
性変化を抑制して最終生成物であるβ−アルミナ磁器(
焼結体)の機械的及び電気的特性の低下を抑制すること
ができるβ−アルミナ磁器の製造方法に関するものであ
る。
電解装置等の固体電解質管として使用されるβ−アルミ
ナ磁器の製造方法に係わり、さらに、詳しくは原料の物
性変化を抑制して最終生成物であるβ−アルミナ磁器(
焼結体)の機械的及び電気的特性の低下を抑制すること
ができるβ−アルミナ磁器の製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術)
一般に、β−アルミナ磁器(焼結体)は、次のようにし
て製造される。
て製造される。
まず、原料であるα−アルミナに炭酸ナトリウムあるい
は炭酸リチウムの所定量を秤量し、例えば1001ボー
ルミルにより乾式混合を行い、次いで1250℃で約2
時間大気中で仮焼し、こうして得られた仮焼物であるN
a−アルミネート(Naz 0 ・5. 25Affi
z 03 )と、Li−了ルミネート(Li20・5.
5Aβ203)とを、水、結合剤、解膠剤及び酸化アル
ミニウムよりなるアルミナボールとともに、同じ<10
(lボールミルにより容器を回転しながら30時間程度
湿式粉砕して混合しスラリーを製造する。このスラリー
を噴霧乾燥機により造粒して成形用粉体とし、次いで、
ラバープレスにより前記成形用粉体を所定形状に成形し
てβ−アルミナ磁器成形体素地を製造する。さらに、1
200 ’c前後の大気雰囲気中に2時間程度保持して
前記成形体素地の脱脂を行い、最後に約1550〜16
50°Cの雰囲気中で約5〜30分間焼成して、β−ア
ルミナ磁器焼結体を得る。
は炭酸リチウムの所定量を秤量し、例えば1001ボー
ルミルにより乾式混合を行い、次いで1250℃で約2
時間大気中で仮焼し、こうして得られた仮焼物であるN
a−アルミネート(Naz 0 ・5. 25Affi
z 03 )と、Li−了ルミネート(Li20・5.
5Aβ203)とを、水、結合剤、解膠剤及び酸化アル
ミニウムよりなるアルミナボールとともに、同じ<10
(lボールミルにより容器を回転しながら30時間程度
湿式粉砕して混合しスラリーを製造する。このスラリー
を噴霧乾燥機により造粒して成形用粉体とし、次いで、
ラバープレスにより前記成形用粉体を所定形状に成形し
てβ−アルミナ磁器成形体素地を製造する。さらに、1
200 ’c前後の大気雰囲気中に2時間程度保持して
前記成形体素地の脱脂を行い、最後に約1550〜16
50°Cの雰囲気中で約5〜30分間焼成して、β−ア
ルミナ磁器焼結体を得る。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上記従来のβ−アルミナ磁器の製造において
は、スラリーの製造工程において溶媒として水を使用し
ているので、Li−アルミエート、Na−アルミネ−1
・あるいはβ−アルミナ等の中間原料粉末は、いづれも
水に)容器したり、水と反応したりする性質があるため
、該スラリーを製造する際に原料粉末の物性変化を生じ
る。すなわち、アルカリ成分の溶出及び空気中の二酸化
炭素の助けによって結晶格子中にH30+の侵入及びア
ルカリイオンとの置換が生じる。これを化学式で表示す
ると次のようになる。
は、スラリーの製造工程において溶媒として水を使用し
ているので、Li−アルミエート、Na−アルミネ−1
・あるいはβ−アルミナ等の中間原料粉末は、いづれも
水に)容器したり、水と反応したりする性質があるため
、該スラリーを製造する際に原料粉末の物性変化を生じ
る。すなわち、アルカリ成分の溶出及び空気中の二酸化
炭素の助けによって結晶格子中にH30+の侵入及びア
ルカリイオンとの置換が生じる。これを化学式で表示す
ると次のようになる。
■2Naβ” AI!203 +H20+CO2−+
Naz CO310H? O+)13 0 β u
)s、1203■Na2 0 ・5.25AI
!2 03 +H20+CO2→Na2’CO310
H20+H30Naz O・ nl1203 そして、前述したアルカリ成分が造粒用粉体を得るため
の噴霧乾燥時に乾燥物の表面に偏析するので、乾燥造粒
物、つまり成形粉体、これをラバープレス成形した成形
用素地及び最終的に得られるβ−アルミナ磁器の組成が
不均質となり、β−アルミナ磁器の機械的及びイオン伝
導抵抗率等の電気的特性を低下させるという問題があっ
た。
Naz CO310H? O+)13 0 β u
)s、1203■Na2 0 ・5.25AI
!2 03 +H20+CO2→Na2’CO310
H20+H30Naz O・ nl1203 そして、前述したアルカリ成分が造粒用粉体を得るため
の噴霧乾燥時に乾燥物の表面に偏析するので、乾燥造粒
物、つまり成形粉体、これをラバープレス成形した成形
用素地及び最終的に得られるβ−アルミナ磁器の組成が
不均質となり、β−アルミナ磁器の機械的及びイオン伝
導抵抗率等の電気的特性を低下させるという問題があっ
た。
さらに、吸湿して変質した原料粉末は、300゛C以上
の高温に加熱乾燥しない限り、変質前の粉体と同等の物
性にならない。又、成形用の粉体を成形前に高温加熱す
れば、成形助剤である結合剤が焼失し、成形不能になる
。又、成形後に高温加熱すれば揮発水分が結合剤による
保型作用に悪影響を与えクラソフ等を生じて成形体の性
状を1員なうことになる。
の高温に加熱乾燥しない限り、変質前の粉体と同等の物
性にならない。又、成形用の粉体を成形前に高温加熱す
れば、成形助剤である結合剤が焼失し、成形不能になる
。又、成形後に高温加熱すれば揮発水分が結合剤による
保型作用に悪影響を与えクラソフ等を生じて成形体の性
状を1員なうことになる。
さらに、前記従来のスラリーの噴霧乾燥工程では水分を
乾燥する温度が100℃以上と高いので、噴霧液滴の滞
溜時間によっては、有機結合剤の焼きつきが生じ安定し
た乾燥造粒物が得られなかった。
乾燥する温度が100℃以上と高いので、噴霧液滴の滞
溜時間によっては、有機結合剤の焼きつきが生じ安定し
た乾燥造粒物が得られなかった。
本発明の目的は原料粉末の物性変化を抑制して安定した
スラリーを製造することができるとともに、該スラリー
の保存を容易に行い、次の噴霧乾燥工程で物性の安定し
た成形用粉体を製造することができ、該成形用粉体及び
成形体の保存が容易なβ−アルミナ磁器の製造方法を提
供することにある。
スラリーを製造することができるとともに、該スラリー
の保存を容易に行い、次の噴霧乾燥工程で物性の安定し
た成形用粉体を製造することができ、該成形用粉体及び
成形体の保存が容易なβ−アルミナ磁器の製造方法を提
供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するため、ボールミルの容器内
に、Na−アルミネートとLi−アルミネートとを混合
してなる原料粉末と、高純度の酸化アルミニウムよりな
るアルミナポールと、分散媒としてアセトンとを少なく
とも収容し、前記容器を回転して前記原料粉末の全てを
44μm以下、平均粒怪を3μm以下に微粉砕してアセ
トン系スラリーを製造する工程と、このスラリーを密封
型スプレードライヤーで乾燥造粒し、平均粒怪40〜1
20μmで揮発成分含有率0.3〜2.0重量%の造粒
粉体を製造する工程とを有する製造方法をとっている。
に、Na−アルミネートとLi−アルミネートとを混合
してなる原料粉末と、高純度の酸化アルミニウムよりな
るアルミナポールと、分散媒としてアセトンとを少なく
とも収容し、前記容器を回転して前記原料粉末の全てを
44μm以下、平均粒怪を3μm以下に微粉砕してアセ
トン系スラリーを製造する工程と、このスラリーを密封
型スプレードライヤーで乾燥造粒し、平均粒怪40〜1
20μmで揮発成分含有率0.3〜2.0重量%の造粒
粉体を製造する工程とを有する製造方法をとっている。
(作用)
本発明は溶剤として非水系のアセトンを使用したので、
水溶性の原料粉末のNa−アルミネートと水とが反応し
て生ずる原料粉末の変質が抑制され、相分離を生じない
安定した性状のスラリーが製造される。従って、スラリ
ーの長期保存も可能となり、次の工程における乾燥造粒
により製造される成形用粉体の物性及び保存性も向上し
、さらに、次の工程の成形体素地の性状も長期保存性も
向上する。
水溶性の原料粉末のNa−アルミネートと水とが反応し
て生ずる原料粉末の変質が抑制され、相分離を生じない
安定した性状のスラリーが製造される。従って、スラリ
ーの長期保存も可能となり、次の工程における乾燥造粒
により製造される成形用粉体の物性及び保存性も向上し
、さらに、次の工程の成形体素地の性状も長期保存性も
向上する。
(実施例)
次に、本発明のβ〜アルミナ磁器の製造方法の〜実施例
を説明する。
を説明する。
まず、1004ボールミルの容器に次の■〜■の内容物
を入れる。
を入れる。
■原料粉末としてLi−アルミネート、Na−アルミネ
ートの混合物−18kg 但し、化学組成は八1203 : 91.2W t%
Naz O:13. 15w t% Li20: 0.65wt% ■アルミナボール(直径2611mの/1203成分が
99%以上)→36kg ■アセトン試薬特級−18kg ■結合剤(ポリビニールブチラール)=180g■解膠
剤(クエン酸)−90g 次に、前記ボールミルの容器を毎分32回転で24時間
回転して粉砕混合し、スラリーを得る。
ートの混合物−18kg 但し、化学組成は八1203 : 91.2W t%
Naz O:13. 15w t% Li20: 0.65wt% ■アルミナボール(直径2611mの/1203成分が
99%以上)→36kg ■アセトン試薬特級−18kg ■結合剤(ポリビニールブチラール)=180g■解膠
剤(クエン酸)−90g 次に、前記ボールミルの容器を毎分32回転で24時間
回転して粉砕混合し、スラリーを得る。
運転終了後、得られたスラリー、つまり前述した■のア
ルミナボール以外のものを篩目が44μmの網で、篩分
けし、44μm以上の粗い粉末等を除去する。
ルミナボール以外のものを篩目が44μmの網で、篩分
けし、44μm以上の粗い粉末等を除去する。
以上のようにしてスラリーの製造が完了するが、こうし
て得られたスラリーの物性は、はぼ表1の通りである。
て得られたスラリーの物性は、はぼ表1の通りである。
なお、前記スラリーの固形成分濃度は30〜70%、粘
度は10〜500cps、平均粒子径は0 、5〜3
、 O/J rn、 全粒子径4 4μm以下の 範囲であればよい。
度は10〜500cps、平均粒子径は0 、5〜3
、 O/J rn、 全粒子径4 4μm以下の 範囲であればよい。
表1
11」記スラリーの粉砕条件については、ボールミル容
器の大きさにもよるが、回転数25〜85rpm好まし
くは30〜75 r p mで20〜60時間、好まし
くは25〜40時間粉砕し、原料粉末の全てを44μm
以下、平均粒怪を3μm以下に微わ)砕する。なお、原
料粉末の全てが44μm以上の粗い↑5)末が存在する
と、粗い粒子が沈澱を起こしてN、■織が不均一となり
、又、平均粒怪が3μm以上であると、均一なスラリー
を安定して得ろことができず、従って、均一な成形わ】
体及び成形体が得られないからである。
器の大きさにもよるが、回転数25〜85rpm好まし
くは30〜75 r p mで20〜60時間、好まし
くは25〜40時間粉砕し、原料粉末の全てを44μm
以下、平均粒怪を3μm以下に微わ)砕する。なお、原
料粉末の全てが44μm以上の粗い↑5)末が存在する
と、粗い粒子が沈澱を起こしてN、■織が不均一となり
、又、平均粒怪が3μm以上であると、均一なスラリー
を安定して得ろことができず、従って、均一な成形わ】
体及び成形体が得られないからである。
スラリー全体の体積に占める沈I々物の見掛は上の体積
の比率(沈降容積)は、スラリーの体積をVsとし、T
時間後の沈澱物の体積をVとすると、V / V s
X 100 % で表される。平均粒子径の異なるスラリーについて沈降
容積を実験により測定したところ、表2に示すようにな
った。この表2から明らかなように原料85)末の平均
粒怪が5μrn以下が良く、3μIn以下が望ましく、
1μm以下がさらに望ましいことがわかる。
の比率(沈降容積)は、スラリーの体積をVsとし、T
時間後の沈澱物の体積をVとすると、V / V s
X 100 % で表される。平均粒子径の異なるスラリーについて沈降
容積を実験により測定したところ、表2に示すようにな
った。この表2から明らかなように原料85)末の平均
粒怪が5μrn以下が良く、3μIn以下が望ましく、
1μm以下がさらに望ましいことがわかる。
(以下余白)
表2
次に、前記スラリーを原料粉末が沈澱しない程度に容器
内で攪拌するとともに、該容器がら噴霧乾燥機までポン
プでスラリーを輸送する。
内で攪拌するとともに、該容器がら噴霧乾燥機までポン
プでスラリーを輸送する。
次に、噴霧乾燥機でスラリーを乾燥し、顆粒状の成形用
粉体を得る。
粉体を得る。
この実施例では前記噴霧乾燥機の機種として、密封型ス
プレードライヤーを採用し、乾燥温度60℃でスラリー
の噴霧乾燥を行った。前記アセトンを用いたスラリーで
は、水に比べてアセトンの沸点が低い(54℃)ので、
乾燥温度を低くすることができ、有機結合剤の焼きつき
を防ぎ、安定な成形用粉体が得られる。以上のようにし
て得られたβ−アルミナ磁器成形用粉体の物性の一例を
表3に示す。
プレードライヤーを採用し、乾燥温度60℃でスラリー
の噴霧乾燥を行った。前記アセトンを用いたスラリーで
は、水に比べてアセトンの沸点が低い(54℃)ので、
乾燥温度を低くすることができ、有機結合剤の焼きつき
を防ぎ、安定な成形用粉体が得られる。以上のようにし
て得られたβ−アルミナ磁器成形用粉体の物性の一例を
表3に示す。
表3
なお、前記成形用粉体の平均粒怪は40−120μm、
揮発成分含有率は0.3〜2.0重量パーセントが好ま
しいことが、以下に示す実験結果かられかる。
揮発成分含有率は0.3〜2.0重量パーセントが好ま
しいことが、以下に示す実験結果かられかる。
前記噴霧乾燥機で処理した粉体の回収率と成形性との関
係を表4に示す。
係を表4に示す。
表4
この結果から明らかなように成形用粉体の平均粒怪は4
0〜120μmが適当である。
0〜120μmが適当である。
又、前記ラバープレス成形用粉体の揮発成分含有量と成
形性との関係を表5.6に示す。この結果から明らかな
ように、揮発成分含有量は0.3〜2.0重量パーセン
トが好ましいことがわかる。
形性との関係を表5.6に示す。この結果から明らかな
ように、揮発成分含有量は0.3〜2.0重量パーセン
トが好ましいことがわかる。
なお0.3%以下では成形不能に、2.0%以上では粉
体が成形型にくっつき易く離型が困難となる。
体が成形型にくっつき易く離型が困難となる。
(以下余白)
表5
(以下余白)
表に
のようにして得られた成形用粉体は、プレス成形あるい
はアイソスタティック成形することにより、所望の形状
に成形され、所定の焼成条件で焼成することにより、強
度及び電気的特性面で安定した緻密なβ−アルミナ磁器
焼結体を得ることができる。
はアイソスタティック成形することにより、所望の形状
に成形され、所定の焼成条件で焼成することにより、強
度及び電気的特性面で安定した緻密なβ−アルミナ磁器
焼結体を得ることができる。
本発明では前述したように、スラリーの製造工程におい
て、非水系のア七トンを使用したので、原料粉末の物性
を変化させなくても済み、従って、成形体素地の段階に
おいて、亀裂の発生を防止することができる。
て、非水系のア七トンを使用したので、原料粉末の物性
を変化させなくても済み、従って、成形体素地の段階に
おいて、亀裂の発生を防止することができる。
なお、具体的な成形例として、例えば表7に示すものが
ある。
ある。
(以下余白)
表7
(発明の効果)
以上詳述したように本発明は、スラリーの物性を安定化
し、その保存を容易に行うことができ、ひいては次工程
における成形用粉体や成形体素地を安定化し、又、成形
用粉体の成形性及び回収率が向上でき、亀裂の発生を抑
制することができる効果がある。
し、その保存を容易に行うことができ、ひいては次工程
における成形用粉体や成形体素地を安定化し、又、成形
用粉体の成形性及び回収率が向上でき、亀裂の発生を抑
制することができる効果がある。
Claims (1)
- 1.ボールミルの容器内に、Na−アルミネートとLi
−アルミネートとを混合してなる原料粉末と、高純度の
酸化アルミニウムよりなるアルミナボールと、分散媒と
してアセトンとを少なくとも収容し、前記容器を回転し
て前記原料粉末の全てを44μm以下、平均粒径を3μ
m以下に微粉砕してアセトン系スラリーを製造する工程
と、このスラリーを密封型スプレードライヤーで乾燥造
粒し、平均粒怪40〜120μmで揮発成分含有率0.
3〜2.0重量%の造粒粉体を製造する工程とを有する
ことを特徴とするβ−アルミナ磁器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63139633A JPH0214873A (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | β−アルミナ磁器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63139633A JPH0214873A (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | β−アルミナ磁器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0214873A true JPH0214873A (ja) | 1990-01-18 |
JPH0544426B2 JPH0544426B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=15249823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63139633A Granted JPH0214873A (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | β−アルミナ磁器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0214873A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6632780B2 (en) | 2001-01-04 | 2003-10-14 | Hitachi, Ltd. | Highly thermal conductive grease composition and cooling device using the same |
US7315785B1 (en) | 1999-12-14 | 2008-01-01 | Hitachi Software Engineering Co., Ltd. | Method and system for displaying dendrogram |
-
1988
- 1988-06-07 JP JP63139633A patent/JPH0214873A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7315785B1 (en) | 1999-12-14 | 2008-01-01 | Hitachi Software Engineering Co., Ltd. | Method and system for displaying dendrogram |
US6632780B2 (en) | 2001-01-04 | 2003-10-14 | Hitachi, Ltd. | Highly thermal conductive grease composition and cooling device using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0544426B2 (ja) | 1993-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3875277A (en) | Method for making polycrystalline alumina arc tubes | |
US3454385A (en) | Sintered alpha-alumina and zirconia abrasive product and process | |
JP4236285B2 (ja) | セラミックおよび金属の粉末から成形品を製造する方法 | |
KR101317546B1 (ko) | 산화 인듐 분말 및 그 제조 방법 | |
US3802901A (en) | Method of forming granular alkaline earth carbonates | |
CN110981439A (zh) | 一种微波陶瓷粉料及其制备方法和其在介质滤波器中的应用 | |
CN112851344A (zh) | 一种中介电常数微波介质陶瓷及其制备方法 | |
TW202102437A (zh) | 固體電解質 | |
CN113744991A (zh) | 一种Co2Z型铁氧体材料及其制备方法和用途 | |
JPH06163055A (ja) | 電池用焼結電極の製造方法 | |
JPH0214873A (ja) | β−アルミナ磁器の製造方法 | |
JPH04275974A (ja) | イオン伝導性セラミック材料の製造方法 | |
CN113387710A (zh) | 一种无粘结剂的粉体造粒压片方法 | |
JP2013141656A (ja) | 吸湿剤、及びその製造方法 | |
RU2366637C1 (ru) | Способ получения высокоплотных водных шликеров на основе литийалюмосиликатного стекла | |
KR100278140B1 (ko) | 스트론티움이 함유된 결착제를 이용한 과립 스트론티움카보네이트의 제조방법 | |
JP2878973B2 (ja) | ベータアルミナ固体電解質の製造方法 | |
JP2719352B2 (ja) | ナトリウム−硫黄電池用の固体電解質管の製造方法 | |
JPH0345554A (ja) | β”アルミナ焼結体の製造方法 | |
JPH09221356A (ja) | ベ−タ・アルミナ焼結体の製造方法 | |
RU2030360C1 (ru) | Способ получения гранулированных фтористых солей для электролитического производства алюминия | |
KR100328920B1 (ko) | 졸-겔법을 이용한 실리카 레이돔의 제조방법 | |
RU2044717C1 (ru) | Способ изготовления черной керамики | |
JP2004091889A (ja) | 金属ニオブ粉末およびその製造方法 | |
JPH02120274A (ja) | ナトリウム−硫黄電池用固体電解質管の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |