JPH0214820Y2 - - Google Patents

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JPH0214820Y2
JPH0214820Y2 JP17756585U JP17756585U JPH0214820Y2 JP H0214820 Y2 JPH0214820 Y2 JP H0214820Y2 JP 17756585 U JP17756585 U JP 17756585U JP 17756585 U JP17756585 U JP 17756585U JP H0214820 Y2 JPH0214820 Y2 JP H0214820Y2
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JP
Japan
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guide pipe
wire
machine base
cutter
tip
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JP17756585U
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JPS6286935U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、線材を分離し、切断する線材分離切
断装置に関するものである。
また、本明細書中、被覆電線とは1〜複数本の
鉄芯と複数本のアルミ線をねじり合わせ、強化ゴ
ム或いは強化プラスチツク製の外皮で被覆してあ
るものをいう。
(従来の技術) 従来、廃却された被覆電線のアルミ線と鉄芯と
を分離する際、外皮を取り除き、1m位に切断し
て、人手により巻戻しながらアルミ線と鉄芯とを
分離したり、或いは外皮を取り除き、5cm位に切
断してばらばらにして磁石で鉄芯を吸い付け、ア
ルミ線と分離していた。
(考案が解決しようとする課題) 従来は前記の通りであつたため、1mに切断し
たものは、手間がかかり、手を傷付けることも多
く、アルミ線および鉄芯の売却値段が下がる点。
また、5cmに切断したものは、部留まりが悪
く、アルミ線に鉄芯の切断くずが混入するため、
アルミ線の売却値段が大幅に下がる点。
以上の点が問題となつていた。
本考案は、このような欠点に鑑み、容易に被覆
電線をアルミ線と鉄芯とに分離でき、鉄芯を所定
の長さで切断し、被覆電線の分離、切断に要する
労力を激減させ、売上向上を図ることができる線
材分離切断装置を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前方突型の機台の長手方向に案内パ
イプを機台の前方に突出させて貫通させ、機台の
前方の前記案内パイプの先端寄りに、円周寄りに
挿孔を有する回転円板を軸着し、案内パイプの先
端と回転円板の挿孔との間にスクラツプ案内パイ
プを介入固定し、このスクラツプ案内パイプと対
向する回転円板の裏面側の挿孔の周縁にカツター
を設け、このカツターと対応する機台の先端に固
定カツターを設け、前記案内パイプおよび回転円
板を回転させる速度調整自在の駆動機構を設けて
なるものである。
(作用) 本考案の作用を説明する。
本考案に係る線材分離切断装置を使用する際、
まず被覆電線の外皮を取り除いた電線の先端部を
アルミ線と鉄芯とに分離する。
次に、アルミ線を案内パイプへ、鉄芯をスクラ
ツプ案内パイプへそれぞれ挿入する。この際、ア
ルミ線は案内パイプ内を通つて、装置後部に設け
てある巻取り機(図示略)により巻取られる。こ
のアルミ線を巻取ることにより、鉄芯は回転円板
の挿孔内へ引き出される。また回転円板は案内パ
イプと同時に駆動機構により回転するので、鉄芯
はアルミ線とのねじれが戻されると共に、回転円
板が一回転するごとに、カツターおよび固定カツ
ターにより切断される。
また、案内パイプに軸着される回転円板の速度
を調整することにより、鉄芯の切断長さを調整す
ることができる。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第5図に示すように、本考案に係る線
材分離切断装置1は以下の構成からなるものであ
る。
前方突型の機台2の長手方向に案内パイプ4を
軸受3を介して機台2の前方に突出させて貫通さ
せてある。
機台2の前方の前記案内パイプ4の先端寄り
に、円周寄りに挿孔5を有する回転円板6を軸着
してある。
案内パイプ4の先端と回転円板6の挿孔5との
間にスクラツプ案内パイプ7を介入固定してあ
る。この際、スクラツプ案内パイプ7は必然的に
案内パイプ4側から回転円板6の挿孔5側へ傾斜
した状態となり、電線Cの鉄芯Fが挿孔5に挿入
し易くなると共に、アルミ線Fを巻取る抵抗が少
なくなる。
このスクラツプ案内パイプ7と対向する回転円
板6の裏面側の挿孔5の周縁に円板状のカツター
8を設け、このカツター8と対応する機台2の突
型の先端に固定カツター9を設けてある。
この機台2の突型の先端部分はカバー10によ
り被覆してある。
前記案内パイプ4および回転円板6を回転させ
る速度調整自在の駆動機構Aを設けてある。本実
施例では駆動機構Aとしてモーター11、ローラ
ーチエーン12および歯車13を使用してある。
なお、本実施例において、案内パイプ4および
回転円板6の速度調整は、モーター11の回転
数、および歯車13の径を調整することにより容
易に行うことができ、これにより鉄芯Fの切断長
さを調整することができる。
また、本実施例において速度調整自在の駆動機
構Aは、モーター11、ローラーチエーン12お
よび歯車13によるものであるが、周波数変換装
置でモーター11の回転数を制御して行つてもよ
く、また他の手段でもよい。
また、本実施例では線材として被覆電線を使用
しているが、これと同様の構造の線材であれば線
材は特に限定されることはない。
(考案の効果) 本考案に係る線材分離切断装置によれば、廃却
された被覆電線の外皮を取り除いて、その先端部
をアルミ線と鉄芯とに分離して、案内パイプおよ
びスクラツプ案内パイプへそれぞれ挿入すること
により、巻取り機および駆動機構を使用して、自
動的に被覆電線のアルミ線を巻取り、所定長さで
鉄芯を切断することができるため、被覆電線の分
離、切断に要する労力を激減させ、かつアルミ線
および鉄芯を高く売却することができるので、売
上向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る線材分離切断装置の縦断
面図、第2図は同、右側面図、第3図は同、左側
面図、第4図は同、平面図、第5図は作用説明図
である。 主要部分の符号の説明、1……線材分離切断装
置、2……機台、4……案内パイプ、5……挿
孔、6……回転円板、7……スクラツプ案内パイ
プ、8……カツター、9……固定カツター、A…
…駆動機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方突型の機台2の長手方向に案内パイプ4を
    機台2の前方に突出させて貫通させ、機台2の前
    方の前記案内パイプ4の先端寄りに、円周寄りに
    挿孔5を有する回転円板6を軸着し、案内パイプ
    4の先端と回転円板6の挿孔5との間にスクラツ
    プ案内パイプ7を介入固定し、このスクラツプ案
    内パイプ7と対向する回転円板6の裏面側の挿孔
    5の周縁にカツター8を設け、このカツター8と
    対応する機台2の先端に固定カツター9を設け、
    前記案内パイプ4および回転円板6を回転させる
    速度調整自在の駆動機構Aを設けてなる線材分離
    切断装置。
JP17756585U 1985-11-19 1985-11-19 Expired JPH0214820Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17756585U JPH0214820Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17756585U JPH0214820Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6286935U JPS6286935U (ja) 1987-06-03
JPH0214820Y2 true JPH0214820Y2 (ja) 1990-04-23

Family

ID=31118881

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JP17756585U Expired JPH0214820Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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JP (1) JPH0214820Y2 (ja)

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JPS6286935U (ja) 1987-06-03

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