JPH0214768B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214768B2 JPH0214768B2 JP58064686A JP6468683A JPH0214768B2 JP H0214768 B2 JPH0214768 B2 JP H0214768B2 JP 58064686 A JP58064686 A JP 58064686A JP 6468683 A JP6468683 A JP 6468683A JP H0214768 B2 JPH0214768 B2 JP H0214768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- section
- conductors
- ring
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 59
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 18
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 10
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/20—Instruments transformers
- H01F38/22—Instruments transformers for single phase ac
- H01F38/28—Current transformers
- H01F38/30—Constructions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は変流器に関するものであり、もう少
し詳しくいうと、複数の変流比を有し、その変流
比の切換えを一次コイルの巻数変換で行ない、か
つ、冷却油道を備えた変流器に関するものであ
る。
し詳しくいうと、複数の変流比を有し、その変流
比の切換えを一次コイルの巻数変換で行ない、か
つ、冷却油道を備えた変流器に関するものであ
る。
従来、この種の変流器として第1図、第2図、
第3図に示すものがあつた。図において、一次コ
イルの直線部1は、2本の中心管導体2,4と、
この中心管状導体2,4をそれぞれ囲む外側管状
導体3,5とによつて、往復導体6,7を形成し
ている。中心管状導体2,4は絶縁管8でおおわ
れ、また中心管状導体2,4の中心孔により第1
の油道9が形成されている。第2の油道10は外
側管状導体3,5と中心管状導体2,4との間に
断面円環状に形成されている。往復導体6,7の
下部に配設され、リング部油道11を有する2本
のリング部管状導体12,13の一端は中心管導
体2,4に、他端は外側管状導体3,5にそれぞ
れ接続されて一次コイルを形成している。リング
部管状導体12,13に鎖交して設けた鉄心17
には二次コイル18が巻回されている。一次コイ
ル直線部1の往復導体6,7の主絶縁15は、第
2図に示すように往復導体6,7をまとめて施さ
れており、リング部においてはリング部管状導体
12,13を、第3図に示すように、まとめて主
絶縁15が施されている。14はコイル間絶縁で
ある。16は碍管であり、その上端に引込端子1
9、引出端子20を設けた上部タンク21が配設
され、碍管16の下端は、一次コイルのリング部
および二次コイルを収納する下部タンク22に結
合されている。
第3図に示すものがあつた。図において、一次コ
イルの直線部1は、2本の中心管導体2,4と、
この中心管状導体2,4をそれぞれ囲む外側管状
導体3,5とによつて、往復導体6,7を形成し
ている。中心管状導体2,4は絶縁管8でおおわ
れ、また中心管状導体2,4の中心孔により第1
の油道9が形成されている。第2の油道10は外
側管状導体3,5と中心管状導体2,4との間に
断面円環状に形成されている。往復導体6,7の
下部に配設され、リング部油道11を有する2本
のリング部管状導体12,13の一端は中心管導
体2,4に、他端は外側管状導体3,5にそれぞ
れ接続されて一次コイルを形成している。リング
部管状導体12,13に鎖交して設けた鉄心17
には二次コイル18が巻回されている。一次コイ
ル直線部1の往復導体6,7の主絶縁15は、第
2図に示すように往復導体6,7をまとめて施さ
れており、リング部においてはリング部管状導体
12,13を、第3図に示すように、まとめて主
絶縁15が施されている。14はコイル間絶縁で
ある。16は碍管であり、その上端に引込端子1
9、引出端子20を設けた上部タンク21が配設
され、碍管16の下端は、一次コイルのリング部
および二次コイルを収納する下部タンク22に結
合されている。
以上の構成により、引込端子19から流入した
一次電流は往復導体7の外側管状導体5へ流入
し、さらにリング部管状導体12、中心管状導体
4を経て、往復導体6の外側管状導体3へ流入
し、リング部管状導体13を経て引出端子20か
ら線路に流出する。この際発生した一次コイルの
発熱は、油が第2の油道10に吸い込まれ、リン
グ部油道11、第1の油道9へと循環し、吸熱に
より昇温した油は上部タンク21で冷却され、再
び一次コイルの油道10へと吸い込まれ、変流器
の温度上昇をよく制する。
一次電流は往復導体7の外側管状導体5へ流入
し、さらにリング部管状導体12、中心管状導体
4を経て、往復導体6の外側管状導体3へ流入
し、リング部管状導体13を経て引出端子20か
ら線路に流出する。この際発生した一次コイルの
発熱は、油が第2の油道10に吸い込まれ、リン
グ部油道11、第1の油道9へと循環し、吸熱に
より昇温した油は上部タンク21で冷却され、再
び一次コイルの油道10へと吸い込まれ、変流器
の温度上昇をよく制する。
しかし、従来の一次切換用の変流器は、以上の
ように管状導体を用いて構成されていたことか
ら、テーピング後の主絶縁15の外形断面が小判
形状となり、一次コイル直線部1の往復導体6,
7を囲む碍管16の内径寸法が当該小判形の長辺
に対応した大きさとする必要があり、碍管16
が、大きく、かつ、重量の大なるものとなり、不
経済であつた。また、主絶縁15を形成するテー
ピング作業は、コイルの形状が真円でないため作
業性に劣り、ひいては寸法管理がしにくいことか
ら、品質的に劣るものとなる等の欠点もあつた。
ように管状導体を用いて構成されていたことか
ら、テーピング後の主絶縁15の外形断面が小判
形状となり、一次コイル直線部1の往復導体6,
7を囲む碍管16の内径寸法が当該小判形の長辺
に対応した大きさとする必要があり、碍管16
が、大きく、かつ、重量の大なるものとなり、不
経済であつた。また、主絶縁15を形成するテー
ピング作業は、コイルの形状が真円でないため作
業性に劣り、ひいては寸法管理がしにくいことか
ら、品質的に劣るものとなる等の欠点もあつた。
この発明は、以上の点に着目してなされたもの
で、一次コイル直線部の往復導体の外側導体に、
半円弧断面形状の導体を用い、かつ、リング部導
体には矩形断面形状の素材を用い、テーピング後
の主絶縁の仕上り形状が、小さい真円断面形状と
することにより、碍管の断面寸法を縮小して軽量
化し、主絶縁のテーピング作業を容易にし、品質
的にもすぐれた変流器を提供することを目的とす
るものである。
で、一次コイル直線部の往復導体の外側導体に、
半円弧断面形状の導体を用い、かつ、リング部導
体には矩形断面形状の素材を用い、テーピング後
の主絶縁の仕上り形状が、小さい真円断面形状と
することにより、碍管の断面寸法を縮小して軽量
化し、主絶縁のテーピング作業を容易にし、品質
的にもすぐれた変流器を提供することを目的とす
るものである。
以下、この発明を第4図、第5図に示す一実施
例について説明する。一次コイルの往復導体6,
7は、第4図に示すように、半円弧状断面形状の
外側導体31,32がコイル間絶縁14を挾んで
並置され、断面が真円環形状に構成されている。
中心管状導体2,4の絶縁管8と外側導体31,
32との間には、それぞれ第2の油道33が形成
されている。第5図に示すリング部導体34,3
5は、断面矩形の素材を用いて断面半円形に形成
し、コイル間絶縁14を挾んでリング部導体3
4,35を結合することにより、断面が真円形状
のコイル構成となつている。36は断面矩形状の
リング部油道である。その他、第1図〜第3図に
おけると同一部分には同一符号を付し、説明を省
略する。
例について説明する。一次コイルの往復導体6,
7は、第4図に示すように、半円弧状断面形状の
外側導体31,32がコイル間絶縁14を挾んで
並置され、断面が真円環形状に構成されている。
中心管状導体2,4の絶縁管8と外側導体31,
32との間には、それぞれ第2の油道33が形成
されている。第5図に示すリング部導体34,3
5は、断面矩形の素材を用いて断面半円形に形成
し、コイル間絶縁14を挾んでリング部導体3
4,35を結合することにより、断面が真円形状
のコイル構成となつている。36は断面矩形状の
リング部油道である。その他、第1図〜第3図に
おけると同一部分には同一符号を付し、説明を省
略する。
以上の構成により、一次コイル直線部1の往復
導体6,7の外側導体31,32が半円弧状断面
のもので、これらを合わせると断面形状が真円環
形状となるようにしたので碍管16の内径寸法を
縮小することができ、かつ、第2の油道33の断
面積を第4図に示すように増大することができる
ので、油の循環が向上される。また、主絶縁15
のテーピング作業が容易となる。さらに、リング
部導体34,35を組合わせた断面形状を第5図
のように真円としたので、小形で主絶縁15のテ
ーピングが容易となる。
導体6,7の外側導体31,32が半円弧状断面
のもので、これらを合わせると断面形状が真円環
形状となるようにしたので碍管16の内径寸法を
縮小することができ、かつ、第2の油道33の断
面積を第4図に示すように増大することができる
ので、油の循環が向上される。また、主絶縁15
のテーピング作業が容易となる。さらに、リング
部導体34,35を組合わせた断面形状を第5図
のように真円としたので、小形で主絶縁15のテ
ーピングが容易となる。
なお、上記実施例ではリング部導体34,35
が半円形状断面のものであるが、これを、第6図
に示すように半長円形状断面のリング部導体3
7,38で断面長円形状に構成してもよく、この
場合、リング部導体への主絶縁テーピングの作業
性のみは改善されない。
が半円形状断面のものであるが、これを、第6図
に示すように半長円形状断面のリング部導体3
7,38で断面長円形状に構成してもよく、この
場合、リング部導体への主絶縁テーピングの作業
性のみは改善されない。
以上のように、この発明によれば、碍管等を小
形、軽量化できるので経済性が改善され、また、
主絶縁テーピングの作業が容易化されるので品質
が向上し、かつ、冷却効果が増大する等の効果が
ある。
形、軽量化できるので経済性が改善され、また、
主絶縁テーピングの作業が容易化されるので品質
が向上し、かつ、冷却効果が増大する等の効果が
ある。
第1図は従来のものの縦断立面図、第2図、第
3図はそれぞれ第1図の−,−線に沿う
平面での断面図、第4図、第5図はこの発明の一
実施例を示しそれぞれ第2図、第3図に相当する
断面図、第6図はこの発明の他の実施例を示すも
ので第5図に相当する断面図である。 1……一次コイル直線部、2,4……中心管状
導体、6,7……往復導体、8……絶縁管、9…
…第1の油道、14……コイル間絶縁、15……
主絶縁、16……碍管、17……鉄心、18……
二次コイル、19……引込端子、20……引出端
子、21……上部タンク、22……下部タンク、
31,32……外側導体、33……第2の油道、
34,35……リング部導体、36……リング部
油道、37,38……リング部導体。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
3図はそれぞれ第1図の−,−線に沿う
平面での断面図、第4図、第5図はこの発明の一
実施例を示しそれぞれ第2図、第3図に相当する
断面図、第6図はこの発明の他の実施例を示すも
ので第5図に相当する断面図である。 1……一次コイル直線部、2,4……中心管状
導体、6,7……往復導体、8……絶縁管、9…
…第1の油道、14……コイル間絶縁、15……
主絶縁、16……碍管、17……鉄心、18……
二次コイル、19……引込端子、20……引出端
子、21……上部タンク、22……下部タンク、
31,32……外側導体、33……第2の油道、
34,35……リング部導体、36……リング部
油道、37,38……リング部導体。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の油道が貫通する1対の中心管状導体と
前記中心管状導体との間にそれぞれ第2の油道を
形成して並設された1対の外側導体を備えた往復
導体でなる一次コイル直線部と、一端が前記中心
管状導体に他端が前記外側導体にそれぞれ接続さ
れリング部油道を備えた1対のリング部導体でな
る一次コイルリング部と、前記リング部導体に鎖
交して配設した鉄心に巻回された二次コイルと、
前記外側導体および前記リング部導体にテーピン
グされた主絶縁と、前記一次コイル直線部を収納
する碍管を備え、複数の変流比を一次コイルの巻
数変換で行なう変流器において、 コイル間絶縁を挾んで並置することにより断面
が真円環形状をなすそれぞれ半円弧状断面形状の
1対の前記外側導体を備えてなることを特徴とす
る変流器。 2 コイル間絶縁を挾んで並置することにより断
面が真円形状をなすそれぞれ半円形断面形状の1
対のリング部導体を備えた特許請求の範囲第1項
記載の変流器。 3 コイル間絶縁を挾んで並置することにより断
面が長円形状をなすそれぞれ半長円形断面形状の
1対のリング部導体を備えた特許請求の範囲第1
項記載の変流器。 4 リング部導体が断面矩形の素材によつて形成
された特許請求の範囲第2項または第3項記載の
変流器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58064686A JPS59188908A (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | 変流器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58064686A JPS59188908A (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | 変流器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59188908A JPS59188908A (ja) | 1984-10-26 |
JPH0214768B2 true JPH0214768B2 (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=13265280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58064686A Granted JPS59188908A (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | 変流器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59188908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100847285B1 (ko) * | 2005-03-18 | 2008-07-21 | 가부시끼가이샤 제이엠에스 | 다공질체의 제조 방법 및 그것을 이용한 다공질체 |
-
1983
- 1983-04-11 JP JP58064686A patent/JPS59188908A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100847285B1 (ko) * | 2005-03-18 | 2008-07-21 | 가부시끼가이샤 제이엠에스 | 다공질체의 제조 방법 및 그것을 이용한 다공질체 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59188908A (ja) | 1984-10-26 |
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