JPH02147306A - インサートをもつ成形体の製造方法 - Google Patents

インサートをもつ成形体の製造方法

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JPH02147306A
JPH02147306A JP30335188A JP30335188A JPH02147306A JP H02147306 A JPH02147306 A JP H02147306A JP 30335188 A JP30335188 A JP 30335188A JP 30335188 A JP30335188 A JP 30335188A JP H02147306 A JPH02147306 A JP H02147306A
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molding
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Takahiro Sato
高宏 佐藤
Ryuji Iwata
岩田 龍治
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、埋め込みナツトなどのインサートをもつ成形
体の製造方法に関する。
[従来の技術] 例えば第5図に示すように、ボス部101に埋め込みナ
ツトなどのインサート102をもつ樹脂製成形体が知ら
れている。このような成形体を製造する方法としては、
成形型内にインサート102を配置して成形することに
よりインサートと成形体とを一体的に接合するインサー
ト成形法が一般に用いられている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、インサートをもつ樹脂製成形体において、イ
ンサートを介して他部品に取付けた場合の引扱き強度、
回転強度などのインサート保持強度を高くするためには
、インサートの周囲のボス部などの肉厚を大きくするの
が有効である。しかしながら、ボス部の肉厚が厚くなる
と、成形体表面にヒケが生じ、美観が損なわれる場合が
あった。
インサート保持強度を高く維持しつつこのような不具合
を防止するには、成形体の一般部分の肉厚(以下、一般
肉厚という)を大きくせざるを冑ないが、この場合には
成形体の重邑の増大および材料コストの増大という不具
合がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
成形体の一般肉厚を必要以上に大きくすることなく、イ
ンサート保持強度向上とヒケの防止という背反事象を両
立させることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のインサートをもつ成形体の製造方法は、インサ
ートを予備成形型内に配置して成形することによりイン
サートと一体的に結合した予備成形体を形成する予備成
形工程と、 その予備成形体を本成形型内に配置して成形することに
より予備成形体と一体的に結合した本成形体を形成する
本成形工程と、を順に行なうことを特徴とする。
本発明に用いられるインサートとしては、ナツト、ボル
ト、ピンなど従来用いられているインサートをそのまま
用いることができる。
予備成形工程は上記インサートを予備成形型内に配置し
て予備成形体を形成する工程である。成形方法としては
射出成形、圧縮成形、トランスファ成形など、従来公知
の成形方法を利用できる。
そして形成された予備成形体はインサートと一体的に結
合されている。
この予備成形体の形状としては、例えば前記ボス部形状
とすることができる。これにより本成形体の一般肉厚を
ほぼ均一とすることができるので、ヒケの発生を防止す
ることができる。
本成形工程は得られた予備成形体を本成形型内に配置し
て本成形体を形成する工程である。すなわち、予備成形
体自体をインサートとして用いて成形するものである。
成形方法としては予備成形工程の成形方法と同様の成形
方法から選択することができる。予備成形工程と同一の
成形方法を利用してもよいし、異なる成形方法であって
もよい。
これにより予備成形体と一体的に結合した本成形体が形
成される。
予備成形工程と本成形工程で用いられる成形材料は、同
一でもよいし異なっていてもよい。例えば同−材料又は
同種材料とすれば、予備成形体と本成形体との接合強度
を充分轟くすることができる。また予備成形体を軟質材
料から形成することもできる。このようにすれば、イン
サートに作用する振動などが予備成形体で緩衝されるの
で、防振作用を付与することもできる。なお、成形材料
としては一般に熱可塑性樹脂が用いられるが、熱硬化性
樹脂を用いることもできる。また、樹脂ばかりでなく、
ゴム材料あるいはセラミック材料の成形に適用すること
もできる。
本発明の製造方法において、予備成形工程と本成形工程
とは別々に行なうこともできるが、1個の金型内に予備
成形体を形成する第1キヤビテイと本成形体を形成する
第2キヤピテイの2種類のキセピテイを形成し、予備成
形体と本成形体とを同時に成形することが望ましい。こ
のようにすれば、型開きして本成形体を取出した後、第
1キヤビテイで形成された予備成形体を取出して第2キ
ヤピテイ内に配置する。そして型締めして成形すること
により次の本成形体と予備成形体が成形される。このよ
うに本成形体と予備成形体が同時に成形できるので、生
産サイクルが確実に同期し、予備成形体の数の過不足が
ない。また、工数の増大も最小限に押えることができる
[発明の作用および効果] 本発明のインサートをもつ成形体の製造方法では、まず
インサートをもつ予備成形体が形成され、序でその予備
成形体が本成形型内に配置されて本成形体が形成される
。ここで予備成形体にヒケが生じても、本成形体に異常
なければ問題は生じない。したがって予備成形体の肉厚
を大きくすることができ、予備成形体のみでもインサー
ト保持強度を高くすることができる。これにより本成形
体にはボス部などの厚肉部分を設ける必要がなくなり、
一般肉厚を均一とすることができるため、成形体表面に
ヒケが生じるのが防止される。また、本成形体の一般肉
厚は必要最小限とすることができるので、Ifllの増
大、材料コストの増大などが防止される。
すなわち本発明の製造方法によれば、本成形体の表面に
ヒケが生じるのが防止される。そしてインサートの周囲
の肉厚は充分厚くすることができるため、引抜き強度な
どのインサート保持強度を高くすることができる。さら
にインサートと本成形体とが材質的に結合強度が低い場
合であっても、予備成形体にインサートおよび本成形体
と結合強度の高い材質を選択することにより、インサー
トを本成形体内で強固に保持することができる。したが
ってインサートおよび成形体の材質の選択の自由麿が向
上する。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。本実施例は、水
上スクータのバンバの製造に本発明を適用したものであ
る。水上スクータにおいては、水上走行中バンバに水が
m失するため、バンバと本体との取付は構造は強固であ
る必要がある。そのためこのバンバには複数のナツトが
埋設され、スクータ本体とボルトで強固に結合される構
成とされている。
(実施例1) 外!8mmの鋼製ナツト(以下、インサートという)を
予備成形型内に2個配置し、ポリプロピレン樹脂を用い
て射出成形により予備成形体を形成した。この予備成形
体1の斜視図を第1図に示す。この予備成形体1は、イ
ンサート2を保持する2個の円柱状部10と、それぞれ
の円柱状部10を横状に連結するブリッジ部11とから
構成されている。なお、円柱状部10は4mmの肉厚で
インサート2の外周表面を被覆している。
次に、この予備成形体1を本成形型内に配置し、上記と
同様のポリプロピレン樹脂を用いて射出成形により本成
形体を形成する。さらに、得られた本成形体を別の型内
に配置し、熱可塑性エラストマー(商品名「ラバロン」
、三菱油化(株)製)を用いて射出成形することにより
、本成形体表面に軟質の表皮層をもつバンバを形成した
得られたバンバ3の要部斜視図を第2図に、第2図のA
−A断面図を第3図に示す。このバンバ3は、ポリプロ
ピレンよりなる本成形体30と、本成形体30表面に被
覆された表皮層31とよりなり、本成形体30の裏面側
に突出する筒状の保持部32内に予備成形体1が一体的
に結合されている。そして予備成形体1からはインサー
ト2が表出し、インサート2は予備成形体1内に一体的
に結合されている。したがってインサート2は本成形体
30内に一体的に結合されて保持されている。
得られたバンバ3において、本成形体30の一般肉厚は
3mmで均一であり、本成形体30表面にヒケは生じて
いない。これによりバンバ3は表皮層31表面の美観に
も優れている。なお、本成形体にヒケが生じた場合は、
表皮層にもヒケが生じることがわかっている。また、イ
ンサート2は、予備成形体1の円柱状部10および本成
形体30の保持部32の合計肉厚で保持されているので
、^い引抜き強度を有している。
(実施例2) 本実施例は、第4図に示す構造の成形型を用いて予備成
形体1と本成形体30を成形したこと以外は実施例1と
同様である。
用いた成形型4は、予備成形体1を成形するための第1
キヤピテイ41と、本成形体を成形するための第2キヤ
ビテイ42とを有し、それぞれのキャビティは同一のラ
ンチ40に連通している。
この成形型を用いて以下のように成形を行なプた。まず
、第1キヤビテイ41内にインサート2を配置し、ラン
ナ40よりポリプロピレン樹脂を射出成形する。射出さ
れた樹脂はランナ40から第1キヤピテイ41および第
2ヤピテイ42内を充填して、予備成形体1が成形され
る。そして型を闘く。最初の成形時には第2キヤビテイ
42には予備成形体1がないので、最初の1シヨツトの
第2キヤピテイ42で成形された成形体は廃棄される。
そして第1キヤピテイ41で成形された予備成形体1を
空になった第2キヤピテイ42内に配置し、空になった
第1キヤピテイ41にはインサート2を配置し、型締め
後再びポリプロピレン樹脂が射出成形される。このとき
第1キヤピテイ41では予備成形体1が成形され、第2
キヤピテイ42では本成形体30が成形される。そして
型を開いて本成形体30を取り出し、同様の作業が繰返
されて次々と成形が行なわれる。
すなわち、本実施例のような成形型を用いて成形すれば
、予備成形体1と本成形体30とを同時に成形すること
ができるので、工数の増大を最小限に押さえることがで
きる。また予備成形体の数の過不足がなく、効率良く生
産することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例のインサートをもつ
成形体の%選方法に関し、第1図は予備成形体の斜視図
、第2図は製造されたバンバの要部斜視図、第3図は第
2図のA−A断面図である。 第4図は本発明の他の実施例で用いた成形型の模式的断
面図である。第5図は従来の製造方法で形成されたイン
サートをもつ成形体の断面図である。 1・・・予備成形体    2・・・インサート3・・
・バンバ      4・・・成形型10・・・円柱状
部    11・・・ブリッジ部30・・・本成形体 
   31・・・表皮層特許出願人  豊田合成株式会

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インサートを予備成形型内に配置して成形するこ
    とにより前記インサートと一体的に結合した予備成形体
    を形成する予備成形工程と、 前記予備成形体を本成形型内に配置して成形することに
    より前記予備成形体と一体的に結合した本成形体を形成
    する本成形工程と、を順に行なうことを特徴とするイン
    サートをもつ成形体の製造方法。
JP63303351A 1988-11-30 1988-11-30 インサートをもつ成形体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0671731B2 (ja)

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