JPH02147005A - 物品収納装置 - Google Patents

物品収納装置

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Publication number
JPH02147005A
JPH02147005A JP30201588A JP30201588A JPH02147005A JP H02147005 A JPH02147005 A JP H02147005A JP 30201588 A JP30201588 A JP 30201588A JP 30201588 A JP30201588 A JP 30201588A JP H02147005 A JPH02147005 A JP H02147005A
Authority
JP
Japan
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storage box
moving
box
storage device
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP30201588A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sugimoto
賢司 杉本
Mikio Itou
伊藤 巳紀雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I T O KK
Taisei Corp
Original Assignee
I T O KK
Taisei Corp
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Publication date
Application filed by I T O KK, Taisei Corp filed Critical I T O KK
Priority to JP30201588A priority Critical patent/JPH02147005A/ja
Publication of JPH02147005A publication Critical patent/JPH02147005A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば建物内に配置され、書類。
事務用品等の諸物量を収納する物品収納装置に関する。
(従来の技術) 近年の急激な人口の都市集中化は、同時に情報の都市集
中化をも加速させ、これに対して各企業等−も該都市部
へのオフィスの設置を余儀なくざれている現状にあるが
、ざらにこれらの諸要因は地価の高騰をも招く結果とな
っている。従って、都市部に充分な広さを有するオフィ
スを構え、維持することは経済上年々困難な情況となっ
ているのは周知のとおりである。
ところで、上記事情を背景として昨今急速に進みつつあ
るオフィスの自動化のひとつの目的として、上記オフィ
ス空間の有効な利用をあげることができるが、このよう
なオフィスの自動化の一手段として、増大しつつある各
種書類等の分類、整理、保管、WI人搬出等を、省スペ
ース化を勘案しつつ容易に行おうとする物品収納装置の
開発が従来より盛んである。
第10図はこのような従来の物品収納装置を示す説明図
である。
同図に示す物品収納装置1は、床面と平行な閉ループを
形成するように回転搬送される複数の棚2を備えたもの
で、台棚2は制御装置4からの指示に基づいて図中3で
示す位置に停止されるよううにしたものである。従って
、この停止位置3において台棚2に収納されている物品
(図示しない)は取り出されることになる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述した装置では次のような問題点を有して
いた。
第一に、台棚2は床面と平行な閉ループを形成するよう
に回転搬送されるため、床面の占有面積が増大する。
第2に、台棚2の下部に収納されている物品を取り出す
場合、作業者は前かがみの姿勢をとることになり身体的
な9担を強いる。また、作業者の手が届く範囲内に台棚
2の上限の高さ寸法を設定する必要から、棚2から天井
(図示しない)までの空間はデッドスペースとなってい
る。
第3に、オフィスの床下又は天井裏等は各種OA機器の
電源コード等を配線するために一定の空間を設ける場合
が多々見られるが、この空間か有効に活用されていない
第4に、部外者が停止位置以外の棚から容易に収納物品
を取り出すことも可能なため、収納する物品が限定され
る。
第5に、配列されている棚全部を同時に移動させるため
、強力な駆動源を必要とする。
以上のような未解決の問題点があった。
そこで本発明は、有効な空間利用を図るとともに、安価
であって作業性の良好な物品収納装置の提供を目的とす
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明の構成は、床面上に載
置され、内部に物品を収納可能な載置用収納ボックスと
、この載置用収納ボックスを含むほぼ鉛直面内で、かつ
、当該載置用収納ボックスを包囲するように配置された
搬送経路と、この搬送経路上で移動可能に複数配置され
た移動用収納ボックスと、この移動用収納ボックスを前
記搬送経路に沿って移動制御する移動制御手段とを有す
るものとしている。
この場合、移動制御手段としては、搬送経路上の任意位
置に特定の移動用収納ボックスを移動させる機能を備え
たものが好ましい。さらに、載置用収納ボックス上方に
配置される搬送経路部分が、天井裏に配置されたもの、
あるいは載置用収納ボックス下方に配置される搬送経路
部分が、床下に配置されたものとしてもよい。
また、載置用収納ボックスの上方及び下方に配置された
各搬送経路部分の少なくとも一方の端部に、移動用収納
ボックスを搬送方向に付勢するイ」勢手段を設けて、こ
の付勢手段により移動用収納ボックスを付勢し、搬送経
路部分−りを搬送させるものが好ましい。
(作 用) 上述した構成を備えた本発明の作用について説明する。
複数の移動用収納ボックスは、移動制御手段により載置
用収納ボックスを含むほぼ鉛直面内で、かつ、当該載置
用収納ボックスを包囲するように配置された搬送経路に
沿って搬送される。また、この複数の移動用収納ボック
スのうち、特定の移動用収納ボックスを、搬送経路上の
任意位置に移動させることもできるようにしている。
(実施例) 以下、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は一実施例としての物品収納装置の概略の全体構
成を示す斜視図、第2図(a)、(C)は第1図に示す
昇降装置の斜視図、同図(b)は搬送経路に沿って配置
された搬送ローラの部分拡大斜視図である。
第1図において物品収納装置5は、床面上に載置され、
内部に物品を収納可能なil!置用収用収納ボックス6
この載置用収納ボックス6を含むほぼ鉛直面内で、かつ
、当該載置用収納ボックス6を包囲するように配置され
た搬送経路7と、この搬送経路7上で移動可能に複数配
置された移動用収納ボックス8と、この移動用収納ボッ
クス8を前記搬送経路7に沿って移動制御する移動制御
手段9とを有している。
前記移動用収納ボックス8は、操作面側及び上面を開口
部とした直方体状の箱であり、本実施例では、搬送経路
7上に合計22個が配列されるようにしている。
前記載置用収納ボックス6は、本実施例では3つの載置
用収納ボックス10乃至12を配列したもので、これら
の載置用収納ボックス10乃至12はそれぞれ個別に本
装置外に取り外せるようになっている。そして、各装置
用収納ボックス10乃至12は、設置される部屋(オフ
ィス)の壁面と同様の模様を表面に付されたI!音開き
の扉が設けられており、内部には図示はしないが複数段
の棚が設けられ、ここに書類、事務用品等の各種物品を
載置できるようにしている。
ところで、図中49.51,54.55で示す部分は、
前記ii!置用収用収納ボックス1012の扉と同様に
、部@(オフィス)の壁面と同様の模様を表面に付され
たパネルで覆われるが、ここでは説明のために省略して
いる。また、50は詳細を後述する取出部32の開口部
に設けられた開閉自在の扉であり、52は長尺な物品等
を収納する収納庫である。
尚、前記載置用収納ボックスとしては市販されている金
属製のロッカ、システムラック等を用いいたものとして
もよい。
前記搬送経路7は、載置用収納ボックス6を包囲するよ
うに配置されたものであることは前述したが、本実施例
ではこのうち載置用収納ボックス6の上方に配置される
搬送経路部分7a及び該載置用収納ボックス6の下方に
配置される搬送経路部分7bには、それぞれ該経路部分
に沿って、第2図(b)に示すような回転自在な複数の
ローラ13a、14aを配列させた搬送ローラ13゜1
4が設けられている。
この搬送ローラ13.14は、ローラ13a(14a)
が一定間隔毎に支持部材21.21の間に直角に配列さ
れたもので、この支持部材21゜21は前記載置用収納
ボックス10乃至12の各幅方向寸法りと一致させた艮
ざ寸法としている。
使方、載置用収納ボックス6の両側には、上部及び下部
に付勢手段たる移載Vi、置装7乃至20をそれぞれ備
えた昇降装置15.16が配置されている。
まず、昇降装@15は第2図(a)に示すように、上部
及び下部のそれぞれ同一平面内に離間して配置された合
計8個のプーリ25を備え、図示左右方向で対向するプ
ーリ25,25は図示しない軸によりそれぞれ連結され
ている。また、鉛直方向で対向する各プーリ25,25
間には合計4本のベルト22がそれぞれ張設され、ざら
に上部に配置されたブー925には、24で示すモータ
の出力回転軸(図示しない)がチェーン等で連結されて
いる。尚、各プーリ、モータ等は図示しない支持フレー
ムに適宜固定されている。
ところで、図示左右方向で対向するベルト22゜22間
には、移動用収納ボックス8を保持するボックス保持部
材23.23が一定間隔で設けられている。
第3図(a)は第2図(a)中、矢印B方向から見たベ
ルト22及びボックス保持部材23の詳細を示す部分拡
大説明図、同図(b)はボックス保持導材23とベルト
22との結合状態を示す分解斜視図、同図(C)は同図
(a)中、上部に設けられたプーリ25,25のうち図
示左側に設けられているプーリ25近傍のざらに詳細を
示す部分拡大説明図である。
図示ボックス保持部材23は、図示縦断面がL字状から
なる長尺部材である。このうち折曲片23bは折曲片2
3aに比較して短く形成されており、このうち折曲片2
3a上には移動用収納ボックス8の底面が載置され、折
曲片23bは該移動用収納ボックス8の両側面が当接す
るようになる。また、その折曲部には同図(b)に示す
ような軸23Cが両端に突出して形成され、他方、ベル
ト22には一定間隔で透孔22aが形成されており、ボ
ックス保持部材23の軸23Gはこの透孔22aに回動
自在に嵌合されている。
このようにして、ボックス保持部材23は移動用収納ボ
ックス8が載置される前は、図中23′で示すように軸
23Cを中心として自由に回動できる状態にあるが、ざ
らに本実施例ではベルト22が時計方向にある程度回転
した際、各ホックス保持部材23の折曲片23bに係止
する係止部材53が、図示プーリ25の近傍に突出して
設けられている。
従って、ベルト22の移動とともに折曲片23bは係止
部材53により上方向に付勢され、これによりボックス
保持部材23は軸23cを中心として同図(C)にFで
示す状態からGで示す状態を経てHで示す状態に回動変
位される。本実施例では、まさにこのト1で示す状態と
なったときに、移動用収納ボックス8がこのボックス保
持部材23.23上に載置され、同時に一方の折曲片2
3aは当該移動用収納ボックス8の両側面に当接するよ
うにしている。このように本実施例では、従来に例を見
ない簡易な構成としながらも、確実に移動用収納ボック
ス8を保持させている。しかも、前述した操作面側に設
けられるパネル54とベルト22との間隔をほとんど設
けない場合であっても、ボックス保持部材23はパネル
54の裏面に当接することでも回動変位するので、障害
となることはない。
ところで、以上のような構成を備えた昇降装置15の上
部及び下部には、第4図に示すような付勢手段たる移載
装置17(18)が設けられている。尚、移載装置18
乃至20は、後述するモータ、昇降装置への取り付は姿
勢等を除けば、他の構成はほぼ同一であるので、本実施
例では移載装置17について説明し、他の移載装置18
乃至20についての説明は省略する。
この移載装置17(18)は、上記昇降装置15によっ
て上昇(下降)搬送される移動用収納ボックス8′を、
載置用収納ボックス6の上方(下方)に配置されている
搬送ローラ13(14)上に移載するものである。
図示移載装置17は、水平面内であって互いに平行に配
置された回転ftA29.29と、この回転軸29.2
9の各両端に固定されたプーリ28と、各対向するプー
リ間に張設されたタイミングベルト27.27と、この
タイミングベルト27゜27間で、かつ、上昇搬送され
てきた移動用収納ボックス8′の一端面と当接するよう
に鉛直下向きに突出して形成された付勢部材31と、前
記−方の回転129を回転させるモータ30と、このモ
ータ30を除く構成部品を覆うカバ一部材26とを有す
るものである。
尚、本実施例では17乃至20で示す4つの移載装置を
描えたしのを示すが、この構成によれば時計方向及び反
時計方向の両方向に移動できる。
従って、搬送経路7上の一方向(例えば時計方向)だけ
に移動用収納ボックス8を移動させるのであれば、17
で示す移載装置と19で示す移載装置を設けるだけでよ
い。他方、これとは反対方向の移動だけを行うのであれ
ば残りの移載装置だけを設ければよい。
さて、次に昇M装置16の構成についてであるが、図示
昇降装置16は第2図からも明らかなように前記昇降装
置15とほぼ同様の構成であり、その相違点は図示右側
面の制御盤9と、その下方の取出し部32が付加されて
いる点であるので、ここではこの2点について説明し、
他の構成については説明を省略する。
図示制御l盤9は、後述する制御部等を内蔵したもので
、その操作面には操作パネル35が設けられている。
第5図に詳細を示す操作パネル35には、本装置の搬送
経路7上に配列される複数の移動用収納ボックス8の数
と同数で、かつ、各移動用収納ボックス8に対応づけら
れたスイッチからなるスイッチ群38と、このうちいづ
れかのスイッチの押下により指定された特定の移動用収
納ボックス8が、詳細を後述する取出部32に到着した
ことを告知する表示燈36と、操作者(作業者)の識別
情報1機密開示レベル情報等を記憶させである情報記憶
媒体たるICカード(図示しない)を挿入する挿入孔3
7とを備えたものである。尚、情報記憶媒体としては、
゛表面に磁気ストライプの形成された磁気カード、穴を
特定の規則に基づいて形成したカード等でもよい。
また、本実施例において機密開示レベル情報とは、書類
等の機密程度によって、ある一定レベル(例えば役職等
)により数段階に階層設定された情報のことで、これに
より特定レベルに属する者に対しては、それを越えるレ
ベルに属する書類に関しては開示させないという情報で
ある゛。
次に取出部32は、床面からの高さを容易に作業できる
°寸法に設定したもので、本実施例ではこの取出部32
からのみ、移動用収納ボックス8の出し入れを行えるよ
うにしている。
図示取出部32は、第2図(C)に示すように操作面側
に開口部39を備え、底部に、搬送経路7上の停止位置
33にある移動用収納ボックス8を取り込む取込装置3
4を有するものである。
この開口部39には第1図にも示すように、鉛直面内で
回動自在な扉50が設けられており、通常は閉じられた
状態となっているが、開状態の場合にはその上面が作業
台としての機能を果たすようにしている。
第6図(a)、(b)に示す取込装置34は、離間して
配置された4個のブー940と、この対向するブー94
0,40間に張設されたベルト41.41と、このベル
ト41.41間に配置された取り込みアーム42とを備
えたもので、このうらプーリ40は図示しないモータに
より時計方向又は反時計方向に駆動されるようになって
いる。
前記取り込みアーム42は、ベルト41.41の移動に
伴って常に水平を保つようにベルト41゜41間に取り
付けられたもので、解放端には上方に折曲させた起立片
42aが形成されている。
以上のような取込装置34では、停止位置33にある移
動用収納ボックス8を同図(C)乃至(e)に示すよう
にして取出部32に取り込む。
まず、停止位置33に移動用収納ボックス8が移動され
ると、プーリ40が反時計方向に回転駆動され、この回
転とともにベル1−41.41も移動し、取り込みアー
ム42が停止位置33にある移動用収納ボックス8の下
方に移動される(同図(C)参照)。
この状態からざらにベルト41.41が移動されると、
取り込みアーム42は図示右側のプーリ40.40に沿
って上方に移動され、この取り込みアーム42の解放端
に形成されている起立片42aはボックス保持部材23
.23上に戟@されている移動用収納ボックス8の端面
に当接する(同図(d)参照)。
そして、ざらにベルト41.41が移動されると、取り
込みアーム42は図示左方向に水平移動され、この移動
に伴って起立片42aに当接している移動用収納ボック
ス8もベルト41.41上を図示左方向に移動され、該
ベルト41.41上に移動用収納ボックス8が載置され
た際にモータの駆動が停止される(同図(e)参照)。
これにより移動゛用収納ボックス8は取出部32に取り
込まれる。
その後、移動用収納ボックス8を取出部32から停止位
置33に移載するにはベルト41.41を前記とは逆方
向、すなわち時計方向に移動させるようにモータを駆動
させればよい。
尚、取出部は前記図示した位置に限定されず、停止位置
部分に直接設けるようにすれば、前記取り込みアーム4
2は設ける必要はない。
以上、詳述した各構成装置を含む本装置の全体の構成ブ
ロック図を第7図に示す。
同図に示すように物品収納装置5は、スイッチ群38.
前記挿入孔から挿入されたICカードの記憶情報を読み
取るカードリーダ442表示燈36からなる操作パネル
35と、前記昇l!3装置15.16.移載装置16乃
至20.取込装置34と、移載装置16乃至20.停止
位置33゜取込装置34、@50等に適宜配置された複
数のセンサ(図示しない)からなるセンサ部45と、本
装置全体の制御中枢であるcpu、メモリ等を含んでな
る制御部46とを備えたものとして構成されている。
前記制御部46は、本実施例では本装置全体の制御中枢
となるとともに、移動用収納ボックス8を前記搬送経路
7に沿って移動制御する移動制御手段としての機能とと
もに、搬送経路7上の任意位置(本実施例では停止位置
33)に特定の移動用収納ボックス8を移動させる機能
を備えたものである。
このような構成を備えた本装置5は、第8図に示すよう
にして、室内(オフィス)に設置される。
同図は、載置用収納ボックス6上方に配置される搬送経
路部分7aが、天井47裏に配置され、同時に載置用収
納ボックス6下方に配置される搬送経路部分7bが、床
48下に配置されたものである。
尚、載置用収納ボックス6上方に配置される搬送経路部
分7aだけを天井裏に配置してもよく、また、載置用収
納ボックス6下方に配置される搬送経路部分7bだけを
床下に配置してもよい。
以上の構成を備えた本装置であれば、従来の物品収納装
置では、各欄は床面と平行な閉ループを形成するように
回転搬送されていたため、床面の占有面積の増大を回避
することはできなかったか、本装置は載置用収納ボック
スを含むほぼ鉛直面内で、かつ、当該載置用収納ボック
スを包囲するように搬送経路を形成しているので、床面
の占有面積を減少させることができる。しかも、移動用
収納ボックスだけを移動させればよいので駆動源を安価
なものとすることができ、ざらに複数の移動用収納ボッ
クスのうら1つだけを付勢すればよいので簡易な構成と
することもできる。
また、移動用収納ボックスは床面から適当な高さに設け
られた取出部から取り出1ことができるので、作業者は
楽に作業をすることができる。しかも、床面から天井ま
での空間をも有効に活用することが可能となる。
ざらに第8図に示すように、移動用収納ボックスの搬送
経路を、床下又は天井裏に配置できるので、これらの空
間を有効に活用することもできる。
また、重要へ書類等を移動用収納ボックスに収納すれば
、部外者に盗用されることも防止できる上に、あまり重
要でない物品等は載置用収納ボックスに収納すればよい
ので、必要に応じた収納が可能となる。
尚、本実施例では載置用収納ボックスとともに、昇降装
置15.16も、第2図に示すように個別にモジュール
化しているので、容易に分解1組み立てを行うことも可
能である。
次に、上述した構成を備えた本装置の動作について、第
9図に示すフローヂp、−1−をも参照して説明する。
操作パネル35の挿入孔37に、ICカード(図示しな
い)を挿入すると、この挿入状態が検知されてステップ
ST2に進む。一方、検知されない場合には挿入待機状
態となっている(STI)。
ステップS−「2では、この検知に続き当該挿入された
ICカードが正規のものであるかが判定され、正規のも
のであればステップS王3に進む。
他方、正規のものでなければステップST5に進み、該
ICカードを挿入孔37より排出する。
ステップS −r 3では、該ICカードに記憶されて
いる操作者の識別コード、機密開示レベル等の情報がカ
ードリーダ44に読み取られ、ステップST4に進む。
ステップST4では、取り出そうとする移動用収納ボッ
クスの番号(例えば3)に対応するスイッチを押下する
これによりステップST6に進む。
ステップST6では、指定された特定の移動用収納ボッ
クス8が機密開示レベル以下であるかを判断し、そうで
あればステップST7に進む。そうでなければステップ
ST5に進み、挿入されているICカードを挿入孔37
より排出し、ステップSTIに戻る。これにより、機密
性の保持が万全となる。
ステップST7では、制御部46からの制御信号により
、指定された特定の移動用収納ボックス8を搬送経路7
上の停止位置33に移動制御する。
例えば、ここで移動用収納ボックス8を時計回りに移動
する場合を想定すると、まず、昇降装置15上に停留し
ている各移動用収納ボックス8を上方に移動させるとと
もに、移載装置17に停留している移動用収納ボックス
8を図示右方向に付勢する。
すなわち第4図に示すように、該移載装置17のタイミ
ングベルト27.27間に設けられている付勢部材31
は、移動用収納ボックス8を移動していない状態では図
示左端部に停止し、かつ、ここに停留している移動用収
納ボックス8′の左端面に当接状態にある。そして、制
御信号により付勢部材31は停留している移動用収納“
ボックス8′を付勢しつつ、図示右方向に移動させる。
これにより該移動用収納ボックス8′は図示右方向に移
動され、また、該移動用収納ボックス8′により図中E
で示す位置にあった他の移動用収納ボックス8は連鎖的
に付勢される。尚、同時に移載装置17には下方から他
の移動用収納ボックス8が移動されてくる。
このような連鎖的な付勢力により、搬送ローラ13上に
配列されている移動用収納ボックス8は図示右方向に順
次移動され、それまで搬送ローラ13の右端にあった移
動用収納ボックス8は昇降装置16の上部に供給される
そして、この昇降装置16の上部に供給された移動用収
納ボックス8は、当該界ll!装置16の下降駆動によ
り停止位置33の一段上の位置に停止される。
以上の動作は、指定された特定の移動用収納ボックス8
が搬送経路7上の停止位置33に搬送されるまで繰り返
えされ(ステップ5T8)、到達すると移動は停止され
る(ステップ5T9)。
このようにして特定の移動用収納ボックス8が停止位置
33に到達すると、第6図において説明したように取出
部32に取り込まれる。すると表示燈36が点灯され、
指示した特定の移動用収納ボックス8が取出部32に到
着したことが告知される。
この告知に従って操作者は扉50を開き、必要な書類を
取り出しあるいは収納し、また、この移動用収納ボック
ス8を他の場所に運搬し、必要が無くなった時点で前記
扉50を閉じる(ステップ5TIO)。そして、ステッ
プ11に進む。
ステップST11では扉50の開閉状態を検知し、扉5
0が閉じられればステップ5T12に進み、そうでなけ
ればステップST9に戻る。
ステップST12では、該移動用収納ボックス8を取出
部32から搬送経路7上(停止位置33)に復帰移動さ
せる。そして、ステップSTIに戻り、再度ICカード
の挿入を待機することになる。
尚、本発明は上記図示又は説明した一実施例に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内において様々に変形
実施が可能であることを付記する。
【発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、有効な空間利用を図ると
ともに、安価であって作業性の良好な物品収納装置の提
供ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての物品収納装置の概略
構成を示す斜視図、第2図(a)。 (C)は第1図に示す昇降装置の斜視図、同図(b)は
搬送経路に沿って配置されたO−ラの部分拡大斜視図、
第3図(a>は第2図(a)中、矢印B方向から見たベ
ルト22及びボックス保持部材23の詳細を示す部分拡
大説明図、同図(b)はボックス保持部材23とベルト
22との結合状態を示す分解斜視図、同図(C)は同図
(a)中、上部に設けられたプーリ25.25のうち図
示左側に設けられているプーリ25近傍のざらに詳細を
示す部分拡大説明図、第4図は移載装置の構成を示す概
略斜視図、第5図は操作パネルの説明図、第6図(a)
、(b)は取込装置の説明図、同図(C)乃至(e)は
その動作説明図、第7図は本装置全体の構成を示す構成
ブロック図、第8図は本装置を室内に設置した状態を示
す説明図、第9図は動作状態を示すフローヂャート、第
10図は従来の物品収納装置を示す外観斜視図である。 6 (10,11,12>・・・載置用収納ボックス、
7・・・搬送経路、 7a、7b・・・搬送経路部分、 8・・・移動用収納ボックス、 17乃至20・・・付勢手段、 46・・・移動制御手段、 47・・・天井、48・・・床。 第 図 23b (b) 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)床面上に載置され、内部に物品を収納可能な載置
    用収納ボックスと、この載置用収納ボックスを含むほぼ
    鉛直面内で、かつ、当該載置用収納ボックスを包囲する
    ように配置された搬送経路と、この搬送経路上で移動可
    能に複数配置された移動用収納ボックスと、この移動用
    収納ボックスを前記搬送経路に沿つて移動制御する移動
    制御手段とを有することを特徴とする物品収納装置。
  2. (2)前記移動制御手段は、搬送経路上の任意位置に特
    定の移動用収納ボックスを移動させる機能を備えたもの
    である請求項1記載の物品収納装置。
  3. (3)前記物品収納装置は、載置用収納ボックス上方に
    配置される搬送経路部分が、天井裏に配置されたもので
    ある請求項1又は2に記載の物品収納装置。
  4. (4)前記物品収納装置は、載置用収納ボックス下方に
    配置される搬送経路部分が、床下に配置されたものであ
    る請求項1又は2に記載の物品収納装置。
  5. (5)前記物品収納装置は、載置用収納ボックスの上方
    及び下方に配置された各搬送経路部分の少なくとも一方
    の端部に、移動用収納ボックスを搬送方向に付勢する付
    勢手段を備え、移動用収納ボックスは前記付勢手段によ
    る付勢力により搬送経路部分上を搬送されるものである
    請求項1乃至4のいづれかに記載の物品収納装置。
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