JPH02145155A - 調理品の加熱急冷方法およびそれを実施する容器構造 - Google Patents

調理品の加熱急冷方法およびそれを実施する容器構造

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JPH02145155A
JPH02145155A JP63299083A JP29908388A JPH02145155A JP H02145155 A JPH02145155 A JP H02145155A JP 63299083 A JP63299083 A JP 63299083A JP 29908388 A JP29908388 A JP 29908388A JP H02145155 A JPH02145155 A JP H02145155A
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JP
Japan
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tank
medium
cooling
heating
inlet
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JP63299083A
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Gentoku Kaneko
金子 玄徳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱交換媒体を利用して流動性調理品、例えば
麦茶、素麺つけ汁、コーヒ等を間接的に加熱急冷する方
法及びその方法を実施する調理容器二重構造に関する。
(従来技術) 外容器と内容器からなる二重構造の空間に熱交換媒体を
封入して内容物の均一加熱および/または保温性を向上
させる構造については種々提案されているが、加熱調理
した内容物を容器を移さず、そのまま効率よく冷却する
に適する調理容器は未だ提供されるに至っていない。
すなわち、夏季においては冷やし物を食する機会が多く
、例えば冷麦茶、冷そうめんのつけ汁、アイスコーヒー
等は加熱処理後、急冷して調製する必要があるものの、
現状においては加熱容器をそのまま水道水にて常温冷却
後、冷蔵庫に入れて冷却するのが一般的であり、冷却に
時間を要し、かつ面倒であるという難点がある。そのた
め、麦茶にあっては冷水にて調製できるもの、つけ汁に
あっては濃縮物を冷水で希釈して使用するもの、アイス
コーヒーでは粉末のものを使用する等、簡便に提供でき
るように工夫している。しかしながら、これら簡単に調
製できるものは味覚が劣り、特に業拐用としては利用で
きないという問題点があるため、手間暇をかけて調製し
なければならないのが現状である。
(発明の課M) そこで本発明は、加熱調理後そのまま効率よく急、冷が
可能な方法およびその方法を簡便に実施することのでき
る調理容器構造を提供することを課題とする。
(課題解決のための手段) 本発明は、加熱調理に使用した二重構造容器内に充填し
た加熱用の熱交換媒体を冷却時に一旦排出し、冷却用の
熱交換媒体を充填し、吸熱して温度上昇した熱交換媒体
を順次新しい熱交換媒体と入れ換えるようにすると効率
よく冷却が可能であることに着目して完成したもので、 内外表面が接触面積を増大した熱交換器を構成する流動
性調理品を収容する内槽と、該内槽をその外周面とは一
定間隔をおいて内装可能な直接加熱可能な外槽とからな
る二重槽容器を用い、その内外槽間に加熱用流動性媒体
を充填して加熱調理後、該媒体を排出し、 次いで上記内外槽間に冷却用流動性媒体を充填し、更に
新たな冷却用流動性媒体を充填済冷却用熱媒体の排出口
とは同一側にない、しかも該排出口より高いレベルにあ
る注入口より連続的に内外槽間に流入させ、上記排出口
より温度上昇により軽比重となった使用済媒体を自然流
出させて冷却用媒体交換を行い、内槽内の流動性調理品
を冷却することを要旨とする調理品の加熱急冷方法にあ
る。
本発明方法では、加熱は間接加熱であるため、加熱用媒
体の昇温可能な温度に加熱温度上限が制限されるが、加
熱用媒体として油を使用すれば、十分に高温加熱が可能
である。水道水でも内槽の温度を93°Cまで上昇させ
ることができる。
他方、冷却用流動性媒体としては安価にして簡便に提供
できる水道水を使用するのがよく、水道蛇口からの水道
水をゆるやかに注入するようにすれば、冷たい水道水と
吸熱して昇温した水道水とが内外槽間で容易に交換可能
である。
上記方法を実施するための容器構造としては、内外表面
の接触面積を増大させた熱交換器をなす内槽と、該内槽
を熱媒体入口側は出口側よりも間隔を大きくして内装可
能な、直接加熱できる外槽とを両槽上端を渡るフランジ
部にて連結して二重槽を形成し、 該二重槽の外槽上部に直径方向に対向して熱媒体注入口
と排出口を注入口が排出口より高い位置になるように形
成するとともに、該注入口を漏斗状となし、該注入口下
方の間隔大なる内外槽間を熱媒体のピット帯域となすこ
とを要旨とする加熱急冷容器構造を採用するのがよい。
特に外槽が金属製である一方、内槽が合成樹脂製で、そ
の内外面に熱交換を促進する波型形状に射出成形されて
なる構造とすると、安価に二重槽容器を製造できる利点
がある。
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
(実施例) 第1図(a)〜(C)は本発明方法の工程を示すフロー
シートで、(a)は加熱工程、(b)は加熱用媒体排出
工程、(3)は冷却工程を示す。
図面において、1は二重槽容器で、内槽2と外槽3とか
らなり、内槽2は内外表面をフィンを面に対し垂直に突
出させたり、または波板状に屈曲させて接触面積を増大
させた熱交換器をなす耐熱合成樹脂製槽で、射出成形に
より形成される。他方、外槽3は内槽2を熱媒体入口側
中Wlは出口(!I!l tl+ W 2よりも間隔を
大きくして内装可能な、直接加熱できる金属製槽で、内
槽上端において外方に広がるフランジ部21にて両槽上
端を封鎖するよう久二連t1−シて二重槽を形成してな
る。なお、加熱時の内圧異常上昇を避けるため、圧力調
整弁22がフランジ部21に付設される。
上記二重槽の外槽3の上部に直径方向に対向して熱媒体
11入口31と排出口32を注入口高さhlが排出口高
さh2よりΔh高い位置になるように形成する。なお、
直交方向にも一対の排出口32.32を設けてもよい。
該注入口31は漏斗状をなし、該注入口下方の間隔大な
る内外槽間は熱媒体のビット帯域Pを形成する。なお、
上記注入口31及び排出口32はJJII熱時には密栓
される。
上記構造においては、内外表面が接触面積を増大した熱
交換器を構成する内槽2に流動性調理品を収容し、該内
槽をその外周面とは一定間隔をおいて内装する外槽3と
の内外槽間に加熱用流動性媒体として水4を充填して加
熱すると、流動性調理品5は93°C前後に昇温され、
加熱処理される(第1図(a)参照)。
加熱調理後、該媒体4を排出する(第1図(b)参照)
。次いで上記内外槽間に冷却用流動性媒体6として水道
水を充填し、更に新たな冷却用水道水マを水道蛇口から
ゆるやかに落下させ、漏斗状注入口31で受けると、注
入口下方のビット帯域Pに滞留する昇温された水道水を
その比重差(G1(1,2)によって下方に押し出す。
他方、排出口32は注入口31とは同一側になく、しか
も該注入口よりΔh低いレベルにあるため、注入口より
連続的に内外槽間に水道水7を流入させると、その水位
差に基づき、また、上記排出口より温度上昇により軽比
重G2となり、対流上昇した使用済媒体6が自然流出し
、連続して冷却用媒体の交換が内外槽間で行われ(第1
図(C)参照)、内槽2内の流動性工jツ理品が冷却さ
れる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、流動性
調理品を加熱後急冷するにあたり、熱交換器を構成する
内槽に流動性調理品を収容し、該内槽を内装する外槽と
からなる二重槽容器を用い、その内外槽間にjl[I熱
用流動性媒体および′冷却用流・動性媒体を交互に充填
し、更に新たな冷却用流動性媒体で温度上昇により軽比
重となった使用済媒体を自然流出さ亡て冷却用媒体交換
を行い、内槽内の流’IJj性調理品を冷却するように
したので、調理品を入れ換えることなく加熱や、冷を効
率よく行うことができる。しかも、冷却用流動性媒体と
して水道水を使用することができるので、安価に冷却が
行える。
また、上記方法を実施するにあたり、内外表面の接触面
積を増大させた熱交換器をなす内槽と、該内槽を熱媒体
入口側は出口側よりも間隔を大きくして内装可能な、直
接加熱できる外槽とで二重槽を形成するので、熱効率に
優れるとともに、該二重槽の外槽上部に直径方向に対向
して熱媒体注入口と排出口を注入口が排出口より高い位
置になるように形成するとともに、該注入口を漏斗状と
なし、該注入口下方の間隔大なる内外槽間を熱媒体のビ
ット帯域となすので、少量の冷却媒体をもって効率よく
冷却することができる。さらに、内はを合成樹脂製とす
ると、射出成形により熱交換器を形成できるので、上記
二重槽構造を安価に!!造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)は本発明方法の工程を示すフロー
シートで、(a)は加熱工程、(b)は加熱用媒体排出
工程、(3)は冷却工程を示す。 1  二重槽、 2 31− 注入口、 32 4 −加熱用媒体、 外槽、 冷却用媒体、 内槽、 3 排出口、 6.7・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内外表面が接触面積を増大した熱交換器を構成する
    流動性調理品を収容する内槽と、該内槽をその外周面と
    は一定間隔をおいて内装可能な直接加熱可能な外槽とか
    らなる二重槽容器を用い、その内外槽間に加熱用流動性
    媒体を充填して加熱調理後、該媒体を排出し、 次いで上記内外槽間に冷却用流動性媒体を充填し、更に
    新たな冷却用流動性媒体を充填済冷却用熱媒体の排出口
    とは同一側にない、しかも該排出口より高いレベルにあ
    る注入口より連続的に内外槽間に流入させ、上記排出口
    より温度上昇により軽比重となった使用済媒体を自然流
    出させて冷却用媒体交換を行い、内槽内の流動性調理品
    を冷却することを特徴とする調理品の加熱急冷方法。 2、冷却用流動性媒体が水道水であって、水道蛇口から
    の水道水をゆるやかに注入する前記第1項記載の方法。 3、内外表面の接触面積を増大させた熱交換器をなす内
    槽と、該内槽を熱媒体入口側は出口側よりも間隔を大き
    くして内装可能な、直接加熱できる外槽とを両槽上端を
    渡るフランジ部にて連結して二重槽を形成し、 該二重槽の外槽上部に直径方向に対向して熱媒体注入口
    と排出口を注入口が排出口より高い位置になるように形
    成するとともに、該注入口を漏斗状となし、該注入口下
    方の間隔大なる内外槽間を熱媒体のピット帯域となすこ
    とを特徴とする加熱急冷容器構造。 4、外槽が金属製である一方、内槽が合成樹脂製で、そ
    の内外面に熱交換を促進する波型形状に射出成形されて
    なる前記第3項記載の容器。
JP63299083A 1988-11-25 1988-11-25 調理品の加熱急冷方法およびそれを実施する容器構造 Pending JPH02145155A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09192013A (ja) * 1996-01-23 1997-07-29 Daiichi Denki Kk 蒸気加熱釜の冷却装置
CN115136985A (zh) * 2022-09-02 2022-10-04 山西九牛牧业股份有限公司 一种鲜奶的灭菌装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09192013A (ja) * 1996-01-23 1997-07-29 Daiichi Denki Kk 蒸気加熱釜の冷却装置
CN115136985A (zh) * 2022-09-02 2022-10-04 山西九牛牧业股份有限公司 一种鲜奶的灭菌装置
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