JPH0214438Y2 - - Google Patents

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JPH0214438Y2
JPH0214438Y2 JP12603183U JP12603183U JPH0214438Y2 JP H0214438 Y2 JPH0214438 Y2 JP H0214438Y2 JP 12603183 U JP12603183 U JP 12603183U JP 12603183 U JP12603183 U JP 12603183U JP H0214438 Y2 JPH0214438 Y2 JP H0214438Y2
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ink
ribbon
ink ribbon
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cartridge
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JP12603183U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンドレスフアブリツクリボン(以
下エンドレスリボンという)の駆動について該エ
ンドレスリボンにインクを塗布する構造を有する
インクリボンカートリツジに関する。さらに詳し
くは、インク吸蔵体内のインクを毛細管現象より
多孔質のインク塗布部材に移行させ、該塗布部材
により直接または転写ローラを介してリボンにイ
ンクを塗布する構造を有するインクリボンカート
リツジに関する。
この種のインクリボンカートリツジにおいて
は、インク塗布部材をリボンまたは転写ローラに
対し適度な力で圧接することによつて塗布時の摺
動などによる前記塗布部材や転写ローラの変形な
どをカバーし、かかる変形などに起因するインク
の補給ムラを解消して確実にインクをリボンに塗
布しうるように試みられている。
そのような圧接を達成する方法として、従来は
インク吸蔵体を硬質の容器に収納し、該容器の一
部にインク塗布部材を保持させたインクカートリ
ツジを用い、該カートリツジを外部からスプリン
グにより押圧していた。(たとえば実開昭58−
92065号公報参照) しかしながら、そのような構造ではインク吸蔵
体を収納する容器を別個に用意する必要があり、
該容器およびインクリボンなどが収容されるカー
トリツジースとあわせ、全体で二重のケース構造
となるほか、かかるカートリツジケースの内部に
おいては、前記インクカートリツジおよびスプリ
ングを収容するための空間をもまた余分に必要と
するなど、インクリボンカートリツジの小型化に
大きな支障をもたらすのみならず、生産性を悪化
させる原因にもなつている。
かかる実情に鑑み、本考案はインク吸蔵体をイ
ンクリボンカートリツジと別のカートリツジに収
納することなく、インク塗布部材に押圧力を与え
ることを目的とするものである。
そしてかかる目的を達成するために、本考案の
インクリボンカートリツジは、側壁と底壁とが一
体に形成された身部分と当該身部分の上方開放部
を閉止する蓋部材とにより構成されてなるケース
内に、エンドレスインクリボンを折り畳んで収納
する収納室と、当該収納室から前記エンドレスイ
ンクリボンを引出し外部の印字部を通過させて再
度前記収納室に送り込むリボン駆動構造とが設け
られてなるインクリボンカートリツジであつて、
前記ケースの身部分に、前記収納室並びに前記駆
動構造と隔絶する隔壁にて区画された吸蔵体収納
室が形成され、当該吸蔵体収納室には、前記隔壁
並びに当該部屋の上面を形成する蓋部材とに対し
間隔を配して全体がインク吸蔵作用を有するイン
ク吸蔵体がそのまま収納され、前記隔壁には前記
インク吸蔵体から前記インクリボンに向つてイン
クを補給するインク供給部材が貫通保持されてな
る構成を採用したものである。
そのような構成により、たとえばコ字状片また
は棒状体などの簡単な形状の連結片をバネの復元
力をインク吸蔵体に伝える部材として用いること
ができ、インクカートリツジのようなインク吸蔵
体を収納するケースを別個に必要とせず、インク
リボンカートリツジ内に従来はインクカートリツ
ジを収納していた収納室内に直接インク吸蔵体を
収納することで、インクの補給ムラのない確実な
塗布が行なえるようになつた。
その結果、収納室内の空間がインク吸蔵体を収
納するうえで無駄なく使用されるようになり、従
来のようにインクリボンカートリツジを大型化す
ることなく多量のインクを収蔵して印字ライフを
長くしたり、または従来と同等の印字ライフのば
あいでは、インクカートリツジをより小さくして
プリンタあるいはタイプライターなどの小型化に
大きく寄与しうるようになる。
また本考案においては、バネは別に用意された
ものを用いても、また連結片のいずれかの端部に
該連結片と一体に形成されたものを用いても同等
の効果がえられる。
さらに本考案においては、かかるバネにより連
結片を介して付勢せしめられたインク塗布部材を
直接リボンに圧接するようにしても、またリボン
にインクを塗布する転写ローラなどに圧接するよ
うにしてもよい。
また本考案では、インク吸蔵体を他の内部部材
と区画する壁側が前記インクリボンカートリツジ
内に形成され、当該側壁並びに当該側壁に区画さ
れた蓋部分との間に間隔を設けて前記インク吸蔵
体が収納されてなることで、前記インク吸蔵体に
含浸されたインクが前記側壁を伝わることなく前
記側壁上面と前記蓋との間隙を通して外部にイン
クが流出しなくなるので、カートリツジ内部にイ
ンクが付着せず、インクリボン駆動構造等の作動
を阻害することがなくなつた。また、気圧や温湿
度の変化により吸蔵体からインクがにじみ出した
としてもそのインクは上記間隔内に一時的に貯せ
られるので、上記環境条件の再度の変化や使用進
行等により再度そのインクが吸収されることによ
り、インクの無駄がない。
つぎに図面を参照しながら本考案のインクリボ
ンカートリツジについて説明する。
なお、第1図は本考案のインクリボンカートリ
ツジの一実施態様を示す横断面図、第2図は第1
図−線断面図、第3図は第1図の連結片の斜
視図、第4図は別の実施態様における連結片の要
部を示す斜視図および第5図はさらにまた別の実
施態様の要部を示す縦断面図である。
実施例 1(第1図、第2図、第3図および第4
図参照) 第1図において1はリボンカートリツジケース
の身部分であつて、平歯ギヤ状の駆動ギヤー2と
該ギヤー2にリボンを圧接する板バネ3とにより
エンドレスリボン4を第1図中の矢印Aの方向に
駆動せしめる構造を有している。
また前記身部分1には、フエルトにて形成され
たインク塗布部材5が摺動自在に貫通している隔
壁6が一体に形成されるとともに、該隔壁6に続
く区画壁7によりリボン移動径路8と区画された
収納室9が形成されている。そして該収納室9内
にはスポンジ状のインク吸蔵体10と連結片11
とが収納されている。
前記連結片11は厚手のプラスチツクフイルム
(フイルムの硬さにもよるが、厚さは0.1〜2mmぐ
らいが好適)を、第3図に示すようにコ字状に屈
折形成し、一方の端部11aに前記塗布部材5を
片嵌め状に貫通せしめて固設するとともに、対向
する他の端部11bには、その一部をを舌片状に
切出すことによりバネ12が連結片11と一体に
設けられている。かかるバネ12は第1図および
第2図に示すように、前記隔壁6に対向する位置
にある収納室9の区画壁7にその遊端が圧接され
ることにより、前記連結片11を介して前記塗布
部材5を前記駆動ギヤー2の背面に押圧するもの
である。
13はインクリボンカートリツジの蓋体であつ
て、身部分1の上方開放部全体を覆つている。
なお該蓋体13を隔壁6および区画壁7の上端
に対し、接着剤または超音波融着などの手段によ
り密閉状に固着されるときは、インクの不測な漏
出を防止することができる。
また前記バネ12は、第4図に示すように連結
片11の端部11bの一部を切抜いて形成されて
もまたよい。
実施例 2(第5図参照) 本実施例は連結片11を棒状体に形成したばあ
いである。
第5図に示すように棒状体の連結片11はイン
ク吸蔵体10に内嵌されており、その先端部は塗
布部材5に埋込まれて固設されている。一方他端
部にはヒゲ状のバネ12が連結片11と一体に形
成されている。
本考案のインクリボンカートリツジは前記実施
例のみに限定されるものではなく、たとえばバネ
を区画壁側に保持し、その遊端をバネの形成され
てない連結片の端部または棒状体の連結片の後端
に圧接するようにしてもよい。かかる圧接を容易
にするために、前記棒状体の連結片の後端を大径
に形成してもよい。
また板バネのリボン押圧面に弾性層を介してプ
ラスチツクフイルムなどをバインダーで固着させ
ることにより、リボンスリツプを防止するように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のインクリボンカートリツジの
一実施態様を示す横断面図、第2図は第1図−
線断面図、第3図は第1図の連結片の斜視図、
第4図は別の実施態様における連結片の要部を示
す斜視図および第5図はさらにまた別の実施態様
の要部を示す縦断面図である。 (図面の主要符号) 1:ケースの身部分、2:駆動ギヤー、3:板
バネ、4:エンドレスリボン、5:インク塗布部
材、6:隔壁、7:区画壁、9:収納室、10:
インク吸蔵体、11:連結片、11a,11b:
端部、12:バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁と底壁とが一体に形成された身部分と当該
    身部分の上方開放部を閉止する蓋部材とにより構
    成されてなるケース内に、エンドレスインクリボ
    ンを折り畳んで収納する収納室と、当該収納室か
    ら前記エンドレスインクリボンを引出し外部の印
    字部を通過させて再度前記収納室に送り込むリボ
    ン駆動構造とが設けられてなるインクリボンカー
    トリツジであつて、前記ケースの身部分に前記収
    納室並びに前記駆動構造と隔絶する隔壁にて区画
    された吸蔵体収納室が形成され、当該吸蔵体収納
    室には、前記隔壁並びに当該部屋の上面を形成す
    る蓋部材とに対し間隔を配して全体がインク吸蔵
    作用を有するインク吸蔵体がそのまま収納され、
    前記隔壁には前記インク吸蔵体から前記インクリ
    ボンに向かつてインクを補給するインク供給部材
    が貫通保持されてなるインクリボンカートリツ
    ジ。
JP12603183U 1983-08-12 1983-08-12 インクリボンカ−トリツジ Granted JPS6034457U (ja)

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JP12603183U JPS6034457U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 インクリボンカ−トリツジ

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JP12603183U JPS6034457U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 インクリボンカ−トリツジ

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Publication Number Publication Date
JPS6034457U JPS6034457U (ja) 1985-03-09
JPH0214438Y2 true JPH0214438Y2 (ja) 1990-04-19

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JP12603183U Granted JPS6034457U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 インクリボンカ−トリツジ

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JPH0436287Y2 (ja) * 1987-02-24 1992-08-27
JPH0428783Y2 (ja) * 1987-02-24 1992-07-13

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JPS6034457U (ja) 1985-03-09

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