JPH0436287Y2 - - Google Patents

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JPH0436287Y2
JPH0436287Y2 JP1987026105U JP2610587U JPH0436287Y2 JP H0436287 Y2 JPH0436287 Y2 JP H0436287Y2 JP 1987026105 U JP1987026105 U JP 1987026105U JP 2610587 U JP2610587 U JP 2610587U JP H0436287 Y2 JPH0436287 Y2 JP H0436287Y2
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ink
lid
cassette
impregnated
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はプリンタ等に用いるインクリボンカセ
ツトに関するもので、特にインクリボンにインク
含浸体よりインクを供給するタイプのインクリボ
ンカセツトに関するものである。
従来技術とその問題点 従来、インクリボンにインクを供給するタイプ
のインクリボンカセツトには、インク含浸体内臓
のインクタンクをカセツト本体に係止して使用す
るものが多かつた。しかし、これらのものは、イ
ンクタンクを別に製造したり、係止装置をカセツ
ト本体に取付けねばならない等、コスト高となる
欠点があつた。
これに対して、インク含浸体をカセツト本体内
の収納部に直に収納するものもあつたが、完全な
シールは難しいので、振動や温度変化等がある
と、互いに当接し固定したカセツト本体と蓋との
隙間からインクが毛管作用によつて滲みだし、イ
ンク漏れとなる欠点があつた。
考案の目的 本考案は前述の欠点を改良して、カセツト本体
内にインク含浸体を直に収納しても、インク漏れ
が起こらないインクリボンカセツトを目的とす
る。
考案の概要 本考案は前述の目的を達成するため、インクリ
ボンにインクをインク含浸体により供給するイン
クリボンカセツトにおいて、インクリボンの経路
と隔離した収納部を一体に設けたカセツト本体と
蓋体からなり、収納部にインク含浸体を蓋体側に
空隙を残して収納すると共に、蓋体の収納部に対
応する箇所の裏面に、1個又は複数個の突条を設
け、その突条の先端をインク含浸体に当接して、
カセツト本体と蓋体の接合面にインク含浸体が接
触しないようにしてなる構成とした。
本考案の特徴は、蓋体の収納部に対応する箇所
の裏面に突条を設け、その突条の先端をインク含
浸体に当接して、カセツト本体と蓋体の接合面に
インク含浸体が接触しないようにしたことであ
る。したがつて、不側の振動や温度変化が発生し
ても、インク含浸体を収納する収納部の外周壁と
蓋体との当接面にインク含浸体が接触していない
ので、その隙間から毛管作用によつてインクが滲
み出すことはなく、インク漏れ防止ができる。
本考案における突条は、複数個のロツド状とし
て配設しても、複数個のライン状又は一個の連続
したライン状にして配設しても、そのどちらでも
よい。
実施例 本考案の実施例を図面により説明する。
第1〜2図の実施例において、カセツト本体1
には一対の送出ロール2,3、転写ロール4、お
よび収納部5が設けてある。送出ロール2,3は
インクリボン6をその外周面で挟持し送出できる
よう互いに対向し回転自在に配設されており、ま
た、転写ロール4は一方の送出ロール2とその外
周面で互いに接触し回転自在に配設してある。
外周壁7で囲まれた収納部5には、インク含浸
体8を蓋体9側に空隙10を残して挿入すると共
に、インク塗布部材11を挿入してインク含浸体
8と接触させ、かつ、その一端部を収納部5より
突出させて、転写ロール4の外周面に常時接触す
るよう配設してある。
蓋体9は、カセツト本体1とほぼ同一の外形形
状とし、互いに当接し固定した際、収納部5に対
応する箇所の裏面に、ロツド状の突条12を複数
個突設し、その高さを先端がインク含浸体8の上
面に当接させて、空隙10を保持するようにして
ある。
インク含浸体8のインクをインクリボン6に補
給するのには、送出ロール2,3が回転してイン
クリボン6を送出すると転写ロール4も回転する
ので、インク含浸体8のインクはインク塗布部材
11を経て転写ロール4の外周面に塗布され、そ
れが一方の送出ロール2を経てインクリボン6に
塗布される。
また、インクリボンカセツトの保存中に不測の
振動や温度の急変化等が発生しても、インク含浸
体8と蓋体9との間には突条12によつて空隙1
0が保持されているので、インク含浸体8のイン
クが蓋体9と外周壁7との当接面には達せず、そ
こからインクは滲み出さない。
第3図の実施例は、突条121をロツド状でな
く複数のライン状に形成したものであり、他の構
成および作用は前述の実施例と同一である。
第4図の実施例は、収納部5の外周壁72の上
端部に段地部13を横に設けたものであり、他の
構成および作用は第1〜2図の実施例と同一であ
る。
考案の効果 本考案は、以上のように蓋体の裏面に突条を設
け、その突条の先端をインク含浸体に当接して、
インク含浸体をカセツト本体と蓋体の接合面に接
触させないようにした構成であるので、インク含
浸体を直に収納するインクリボンカセツトであつ
ても、不測の振動等に対しインク漏れ防止ができ
るものとなつた。したがつて、インクタンクを別
に製造し、それをカセツト本体の係止装置に係止
させなくてもよくなつたので、コストダウンが可
能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図
は第1図の−線横断面図、第3〜4図は他の
実施例を示す部分平面図および部分横断面図であ
る。 1……カセツト本体、2,3……送出ロール、
4……複写ロール、5……収納部、6……インク
リボン、7,72……外周壁、8……インク含浸
体、9……蓋体、10……空隙、11……インク
塗布部材、12,121……突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インクリボン6にインクをインク含浸体8より
    供給するインクリボンカセツトにおいて、インク
    リボン6の経路と隔離した収納部5を一体に設け
    たカセツト本体1と蓋体9とからなり、収納部5
    にインク含浸体8を蓋体9側に空隙10を残して
    収納すると共に、蓋体9の収納部5に対応する箇
    所の裏面に、1個又は複数個の突条12,121
    を設け、その突条12,121の先端をインク含
    浸体8に当接して、カセツト本体1と蓋体9の接
    合面にインク含浸体8が接触しないようにしてな
    る、インクリボンカセツト。
JP1987026105U 1987-02-24 1987-02-24 Expired JPH0436287Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987026105U JPH0436287Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24
US07/160,043 US4838715A (en) 1987-02-24 1988-02-24 Ink ribbon cassette

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987026105U JPH0436287Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63132756U JPS63132756U (ja) 1988-08-30
JPH0436287Y2 true JPH0436287Y2 (ja) 1992-08-27

Family

ID=30826873

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JP1987026105U Expired JPH0436287Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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JPS63132756U (ja) 1988-08-30

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