JPH02144244A - 運転パターン認識装置 - Google Patents
運転パターン認識装置Info
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- JPH02144244A JPH02144244A JP63298040A JP29804088A JPH02144244A JP H02144244 A JPH02144244 A JP H02144244A JP 63298040 A JP63298040 A JP 63298040A JP 29804088 A JP29804088 A JP 29804088A JP H02144244 A JPH02144244 A JP H02144244A
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- Japan
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- operation speed
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 17
- 238000003909 pattern recognition Methods 0.000 claims description 13
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000036651 mood Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000491 multivariate analysis Methods 0.000 description 1
- 238000007619 statistical method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は車両走行時の運転パターンの変化を認識するた
めの装置であって、特に運転者の変更の他に同一運転者
の気分等によって運転パターンが変わったときにも認識
することができる運転パターン認識装置に関するもので
ある。
めの装置であって、特に運転者の変更の他に同一運転者
の気分等によって運転パターンが変わったときにも認識
することができる運転パターン認識装置に関するもので
ある。
(従来の技術)
運転パターン認識を行うための装置としては、例えば特
開昭59−50261号公報に記載されたものがある。
開昭59−50261号公報に記載されたものがある。
この装置は運転パターン認識を行うための変数として、
走行状況を表わす信号の1つであるアクセル開度に関す
る信号を用いるものである。
走行状況を表わす信号の1つであるアクセル開度に関す
る信号を用いるものである。
また従来装置にはドアスイッチやミラーの操作に関する
信号を用いて運転者の変更を認識するものもある。
信号を用いて運転者の変更を認識するものもある。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上記公報に記載された装置においては、走
行状況を表わす信号の1つであるアクセル開度に関する
信号のみを用いて、運転者が変わってアクセル操作の特
徴が変わったときのように、前記信号の変化パターンの
切換わりが明確に識別されたとき運転パターンが変化し
たものと認識するから、認識精度は一つの変数のみに依
存するものになってその向上はある程度以上は望めない
。
行状況を表わす信号の1つであるアクセル開度に関する
信号のみを用いて、運転者が変わってアクセル操作の特
徴が変わったときのように、前記信号の変化パターンの
切換わりが明確に識別されたとき運転パターンが変化し
たものと認識するから、認識精度は一つの変数のみに依
存するものになってその向上はある程度以上は望めない
。
一方、ドアスイッチやミラーの操作に関する信号を用い
る従来装置においては、ミラー操作を例にとると、同一
運転者がミラー操作を行ったときや誤操作したときには
運転者の変更と誤認し、また異なる運転者がミラー操作
を行わなかったとき運転者の変更を認識できず、さらに
同一運転者の気分等によって運転パターンが変った場合
にもその変化を認識できない等の問題が生じて、所望の
認識精度が得られない。
る従来装置においては、ミラー操作を例にとると、同一
運転者がミラー操作を行ったときや誤操作したときには
運転者の変更と誤認し、また異なる運転者がミラー操作
を行わなかったとき運転者の変更を認識できず、さらに
同一運転者の気分等によって運転パターンが変った場合
にもその変化を認識できない等の問題が生じて、所望の
認識精度が得られない。
本発明は運転者の変更等により運転パターンが変わると
アクセル操作の特徴が変わることに着目して、アクセル
操作速度について求めた長周期および単周期の不偏分散
の比に基づき運転パターン認識を行うことにより上述の
問題を解決することを目的とする。
アクセル操作の特徴が変わることに着目して、アクセル
操作速度について求めた長周期および単周期の不偏分散
の比に基づき運転パターン認識を行うことにより上述の
問題を解決することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
この目的のため本発明の運転パターン認識装置は、第1
図に概念を示す如く、アクセル操作速度を検出するアク
セル操作速度検出手段と、検出されたアクセル操作速度
について第1の所定期間における不偏分散を演算する第
1不偏分散演算手段と、検出されたアクセル操作速度に
ついて第1の所定期間より十分長い第2の所定期間にお
ける不偏分散を演算する第2不偏分散演算手段と、これ
ら不偏分散より求まる不偏分散比が数学的に有意差を有
するか否かを検定する不偏分散比検定手段と、数学的に
有意差を有すると検定されたとき運転パターンが変化し
たと認識する運転パターン認識手段とを具えて成ること
を特徴とするものである。
図に概念を示す如く、アクセル操作速度を検出するアク
セル操作速度検出手段と、検出されたアクセル操作速度
について第1の所定期間における不偏分散を演算する第
1不偏分散演算手段と、検出されたアクセル操作速度に
ついて第1の所定期間より十分長い第2の所定期間にお
ける不偏分散を演算する第2不偏分散演算手段と、これ
ら不偏分散より求まる不偏分散比が数学的に有意差を有
するか否かを検定する不偏分散比検定手段と、数学的に
有意差を有すると検定されたとき運転パターンが変化し
たと認識する運転パターン認識手段とを具えて成ること
を特徴とするものである。
(作 用)
車両走行中、アクセル操作速度検出手段はアクセル操作
速度を検出している。
速度を検出している。
このとき第1不偏分散演算手段は、検出されたアクセル
操作速度について第1の所定期間、すなわち短周期にお
ける不偏分散を演算し、第2不偏分散演算手段は、検出
されたアクセル操作速度について第1の所定期間より十
分長い第2の所定期間、すなわち長周期における不偏分
散を演算する。
操作速度について第1の所定期間、すなわち短周期にお
ける不偏分散を演算し、第2不偏分散演算手段は、検出
されたアクセル操作速度について第1の所定期間より十
分長い第2の所定期間、すなわち長周期における不偏分
散を演算する。
ここで不偏分散比検定手段は、これら不偏分散の比であ
る不偏分散比が数学的に有意差を有するか否かの検定を
行う。
る不偏分散比が数学的に有意差を有するか否かの検定を
行う。
この不偏分散比は、運転パターンが短周期と長周期とで
全く同一ならば1となり、短周期的に変化すれば変動す
るものである。したがって不偏分散比検定手段による検
定結果が数学的に有意差有りとなったとき、運転パター
ン認識手段は運転パターンが変化したものと認識する。
全く同一ならば1となり、短周期的に変化すれば変動す
るものである。したがって不偏分散比検定手段による検
定結果が数学的に有意差有りとなったとき、運転パター
ン認識手段は運転パターンが変化したものと認識する。
このようにして運転者の変更は勿論、同一運転者におい
て気分等により運転パターンが変った場合にも極めて認
識精度の高い運転パターン認識を実現することができる
。
て気分等により運転パターンが変った場合にも極めて認
識精度の高い運転パターン認識を実現することができる
。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第2図は本発明の運転パターン認識装置を塔載した車両
の全体構成を例示する線図であり、図中10は車両、I
IL、 IIR,12L、 12Rは夫々左右前後輪、
13はエンジンを示す。
の全体構成を例示する線図であり、図中10は車両、I
IL、 IIR,12L、 12Rは夫々左右前後輪、
13はエンジンを示す。
前輪11L、 IIRはステアリングギヤ14を介して
ステアリングホイール15に結合され、後輪12L、
12Rはディファレンシャル16を介して自動変速機1
.7、エンジン13に結合される。車両10はエンジン
13からの動力を自動変速機17、ディファレンシャル
16を介して伝達されて車輪12L、 12Rを駆動し
て走行し、ステアリングホイール15の舵角に応じて前
輪11L、 IIRを操舵して操向を行う。
ステアリングホイール15に結合され、後輪12L、
12Rはディファレンシャル16を介して自動変速機1
.7、エンジン13に結合される。車両10はエンジン
13からの動力を自動変速機17、ディファレンシャル
16を介して伝達されて車輪12L、 12Rを駆動し
て走行し、ステアリングホイール15の舵角に応じて前
輪11L、 IIRを操舵して操向を行う。
18は運転者のアクセル操作MACc、を検出するアク
セルセンサであり、アクセル操作量へCCヲ示す信号を
コントローラ20に入力する。
セルセンサであり、アクセル操作量へCCヲ示す信号を
コントローラ20に入力する。
コントローラ20はこの入力信号Accに基づき第3図
の制御プログラムを実行して本発明の運転パターン認識
およびその認識に基づく自動変速機のシフトパターン制
御を行う。
の制御プログラムを実行して本発明の運転パターン認識
およびその認識に基づく自動変速機のシフトパターン制
御を行う。
すなわちまずステップ101でアクセルセンサ18より
運転者のアクセル操作量Aceを読込み、ステップ10
2で読込んだアクセル操作量へccを時間で微分してア
クセル操作速度Accを演算する。このAceの演算は
所定のサンプリング周期ΔT毎に読込んだアクセル操作
量へccのデータをAI+ A!+ ・・・Anとし、
アクセル操作速度へccのデータをXi (+=1.2
.・・・+n) とすると XI = l A2−Al l /ΔL % Xz=
As−1h /Δt1・・・により求めるものとす
る。これにより以下の不偏分散の演算に用いるアクセル
操作速度Accのデータxiが1つ求まる。
運転者のアクセル操作量Aceを読込み、ステップ10
2で読込んだアクセル操作量へccを時間で微分してア
クセル操作速度Accを演算する。このAceの演算は
所定のサンプリング周期ΔT毎に読込んだアクセル操作
量へccのデータをAI+ A!+ ・・・Anとし、
アクセル操作速度へccのデータをXi (+=1.2
.・・・+n) とすると XI = l A2−Al l /ΔL % Xz=
As−1h /Δt1・・・により求めるものとす
る。これにより以下の不偏分散の演算に用いるアクセル
操作速度Accのデータxiが1つ求まる。
次のステップ103ではデータxiを長周期T2(例え
ば30分)に相当する数以上サンプリングしたか否かの
判別を行い、不足の場合はステップ103−101−1
02−103のループによりデータのサンプリングを繰
返し、長周jlJ4T2に相当する数のデータをサンプ
リングしたら、ステップ104で長周期T2の間の不偏
分散φ2(φ2)0)をデータxiに基づき次式により
演算する。ただしn;長周期T2に相当するサンプリン
グ数nH+マ;アクセル操作速度データXi (i=1
.2.・・・、n)の平均値とする。
ば30分)に相当する数以上サンプリングしたか否かの
判別を行い、不足の場合はステップ103−101−1
02−103のループによりデータのサンプリングを繰
返し、長周jlJ4T2に相当する数のデータをサンプ
リングしたら、ステップ104で長周期T2の間の不偏
分散φ2(φ2)0)をデータxiに基づき次式により
演算する。ただしn;長周期T2に相当するサンプリン
グ数nH+マ;アクセル操作速度データXi (i=1
.2.・・・、n)の平均値とする。
次のステップ105では同様にして短周期TI (例え
ば5〜10分)の間の不偏分散φバφ1〉0)をデータ
xiに基づき演算する。なおこの演算は上述した(1)
式を用いるが、nが短周期T1に相当するサンプリング
数n、となる点で異なる。したがってデータxiとして
用いるデータも長周期T2に相当するデータの内の現在
に近い方から取った短周wIT z分のデータとなる。
ば5〜10分)の間の不偏分散φバφ1〉0)をデータ
xiに基づき演算する。なおこの演算は上述した(1)
式を用いるが、nが短周期T1に相当するサンプリング
数n、となる点で異なる。したがってデータxiとして
用いるデータも長周期T2に相当するデータの内の現在
に近い方から取った短周wIT z分のデータとなる。
ステップ106ではこれら不偏分散より不偏分散比F@
F=φ、/φ2により演算しくただしF<1ならばF−
φ2/φ、とする)、ステップ107でサンプリング数
nl+ 12に基づき図示しない数表より検定値Hを読
込み、ステップ108でこの検定値Hと前記不偏分散比
Fとを比較する。
F=φ、/φ2により演算しくただしF<1ならばF−
φ2/φ、とする)、ステップ107でサンプリング数
nl+ 12に基づき図示しない数表より検定値Hを読
込み、ステップ108でこの検定値Hと前記不偏分散比
Fとを比較する。
ここで不偏分散比Fが検定値11以上ならば数学的に有
意差が認められるから、ステップ109で運転パターン
が変化したものとLW iJiする。
意差が認められるから、ステップ109で運転パターン
が変化したものとLW iJiする。
この認識に基づき、本例ではステップ110で図示しな
い運転環境認識プログラムの起動を行う(これに限定さ
れるものでなく、他の制御に用いても良い)。次いでこ
のプログラムによる運転環境認識に基づき、ステップ1
11で自動変速機17のシフトパターン制御のヒステリ
シスを認識された運転環境に適したものに変更する。
い運転環境認識プログラムの起動を行う(これに限定さ
れるものでなく、他の制御に用いても良い)。次いでこ
のプログラムによる運転環境認識に基づき、ステップ1
11で自動変速機17のシフトパターン制御のヒステリ
シスを認識された運転環境に適したものに変更する。
なおステップ108の判別において不偏分散比Fが検定
値14未満のときは、運転パターンが不変の場合である
から、上記ステップ109〜111の制御をスキップし
て制御をそのまま終了する。
値14未満のときは、運転パターンが不変の場合である
から、上記ステップ109〜111の制御をスキップし
て制御をそのまま終了する。
上記制御の作用について以下に詳細に説明する。
車両走行中の運転パターン、したがってアクセル操作パ
ターンは人によって特徴が表われるものであり、また同
一運転者でも気分によって変化したり、道路状況(例え
ば悪路、坂道、降雨)によっても変化するものである。
ターンは人によって特徴が表われるものであり、また同
一運転者でも気分によって変化したり、道路状況(例え
ば悪路、坂道、降雨)によっても変化するものである。
このようなアクセル操作パターンの差異を認識する方法
として、本例では統計的手法を用いる。
として、本例では統計的手法を用いる。
すなわち、アクセル操作速度Accのデータを長周期と
短周期とに亘ってサンプリングし、得られたデータの属
する母集団同志のバラツキ具合が等しいか否かによりア
クセル操作パターンの差異を検定するもので、その検定
には両者の不偏分散の比、すなわち不偏分散比Fを用い
る。
短周期とに亘ってサンプリングし、得られたデータの属
する母集団同志のバラツキ具合が等しいか否かによりア
クセル操作パターンの差異を検定するもので、その検定
には両者の不偏分散の比、すなわち不偏分散比Fを用い
る。
ここでアクセル操作速度についての不偏分散について詳
述すると、この不偏分散はサンプリング周期ΔTのアク
セル開度変化、つまりアクセル操作速度Aceデータに
ついてそれらの平均値を求めたとき、個々のアクセル操
作速度データが平均値に対しばらつく程度を表わすもの
であり、データが平均値付近に集中するほど小さい値と
なり、平均値に対するばらつきが大きいほど大きい値と
なる(例えば高速道路走行時と一般道路走行時とを比べ
ると、前者は信号が無いため連続走行が可能でありアク
セル操作速度の変化が比較的小さくて不偏分散が小さく
なるが、後者は信号での停止、発進の繰返しのためアク
セル操作速度の変化が比較的大きくなり、不偏分散が太
き(なる)。
述すると、この不偏分散はサンプリング周期ΔTのアク
セル開度変化、つまりアクセル操作速度Aceデータに
ついてそれらの平均値を求めたとき、個々のアクセル操
作速度データが平均値に対しばらつく程度を表わすもの
であり、データが平均値付近に集中するほど小さい値と
なり、平均値に対するばらつきが大きいほど大きい値と
なる(例えば高速道路走行時と一般道路走行時とを比べ
ると、前者は信号が無いため連続走行が可能でありアク
セル操作速度の変化が比較的小さくて不偏分散が小さく
なるが、後者は信号での停止、発進の繰返しのためアク
セル操作速度の変化が比較的大きくなり、不偏分散が太
き(なる)。
したがって第3図のステップ101〜105の実行によ
りアクセル操作速度について短周期T1、長周期T2の
不偏分散φ1.φ2を求め、ステップ106で求めるそ
れらの不偏分散比F (F=φ1/φ2またはF=φ2
/φ1、ただしF>1)と、ステップ107で求める検
定値Hとをステップ108で比較することにより運転パ
ターンの変化の有無を判別することができる。
りアクセル操作速度について短周期T1、長周期T2の
不偏分散φ1.φ2を求め、ステップ106で求めるそ
れらの不偏分散比F (F=φ1/φ2またはF=φ2
/φ1、ただしF>1)と、ステップ107で求める検
定値Hとをステップ108で比較することにより運転パ
ターンの変化の有無を判別することができる。
ここで検定値Hは、「多変量解析法」 (奥野忠−他著
、日科技連出版、1971年10月25日発行)に記載
されているように、次式 %式%) と表わすことができ(ただしnl+n2;短周期、長周
期のサンプリング数、α;危険率である)、具体的には
上記文献に記載の数表から求めることができる。すなわ
ち本例においては短周期T1=5(Illin)、長周
期Tz=30(min ) 、サンプリング周期=0.
5(sec)とすると、サンプリング数nl+ ngは
夫々5 X60(sec)10.5(sec)=600
.30X60(sec)10.5 (sec) =36
00となり、α−0,05とすると検定値HはH= F
(599,3599,0,05)により上記数表から
求まる。なおこの数表には(599,3599)に該当
する欄はないが、表中サンプリング数が最大のF(9,
(1)、 0.05)が1.8799であり、F (9
,120゜0.05)が1.9589、F(9,20,
0,05)が2.3928であるから、H=1.958
9とすれば十分である。
、日科技連出版、1971年10月25日発行)に記載
されているように、次式 %式%) と表わすことができ(ただしnl+n2;短周期、長周
期のサンプリング数、α;危険率である)、具体的には
上記文献に記載の数表から求めることができる。すなわ
ち本例においては短周期T1=5(Illin)、長周
期Tz=30(min ) 、サンプリング周期=0.
5(sec)とすると、サンプリング数nl+ ngは
夫々5 X60(sec)10.5(sec)=600
.30X60(sec)10.5 (sec) =36
00となり、α−0,05とすると検定値HはH= F
(599,3599,0,05)により上記数表から
求まる。なおこの数表には(599,3599)に該当
する欄はないが、表中サンプリング数が最大のF(9,
(1)、 0.05)が1.8799であり、F (9
,120゜0.05)が1.9589、F(9,20,
0,05)が2.3928であるから、H=1.958
9とすれば十分である。
ところでステップ108の判別の結果、F<Hの場合は
、100%から危険率5%を引いた値である95%の確
率で長周期および短周期のアクセル操作速度データのば
らつきが等しいと推定することができ、これは運転パタ
ーンの不変の場合に他ならない。逆にF≧Hならば5%
の確率で上記ばらつきが等しいと推定することができ、
これはばらつきが明らかに異なる、運転パターンの変化
があった場合に他ならない。したがって後者の場合ステ
ップ109で運転パターンが変ったことを極めて高精度
に認識することができる。
、100%から危険率5%を引いた値である95%の確
率で長周期および短周期のアクセル操作速度データのば
らつきが等しいと推定することができ、これは運転パタ
ーンの不変の場合に他ならない。逆にF≧Hならば5%
の確率で上記ばらつきが等しいと推定することができ、
これはばらつきが明らかに異なる、運転パターンの変化
があった場合に他ならない。したがって後者の場合ステ
ップ109で運転パターンが変ったことを極めて高精度
に認識することができる。
なおこの認識に基づきステップ110で運転環境認識プ
ログラムを起動し、得られた運転環境認識に基づきステ
ップ111で自動変速機17のシフトパターン制御のヒ
ステリシスを当該運転環境に適したものに変更する。
ログラムを起動し、得られた運転環境認識に基づきステ
ップ111で自動変速機17のシフトパターン制御のヒ
ステリシスを当該運転環境に適したものに変更する。
このようにすることにより、常時起動していると負荷が
大きい運転環境認識プログラムを必要なときだけ起動す
ることができ、制御の効率化が図れる。
大きい運転環境認識プログラムを必要なときだけ起動す
ることができ、制御の効率化が図れる。
(発明の効果)
かくして本発明の運転パターン認識装置は上述の如く、
アクセル操作速度について求めた長周期および短周期の
不偏分散の比が数学的に有意差を有するか否かの検定に
基づき、運転パターンの変更の有無を認識するから、運
転者の変更は勿論、同一運転者において気分等により運
転パターンが変った場合にも掻めて認識精度の高い運転
パターン認識を実現することができる。
アクセル操作速度について求めた長周期および短周期の
不偏分散の比が数学的に有意差を有するか否かの検定に
基づき、運転パターンの変更の有無を認識するから、運
転者の変更は勿論、同一運転者において気分等により運
転パターンが変った場合にも掻めて認識精度の高い運転
パターン認識を実現することができる。
第1図は本発明の運転パターン認識装置の概念図、
第2図は本発明装置を塔載した車両の構成を例示する線
図、 第3図は同側におけるコントローラの制御プログラムを
示すフローチャートである。
図、 第3図は同側におけるコントローラの制御プログラムを
示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、アクセル操作速度を検出するアクセル操作速度検出
手段と、 検出されたアクセル操作速度について第1の所定期間に
おける不偏分散を演算する第1不偏分散演算手段と、 検出されたアクセル操作速度について第1の所定期間よ
り十分長い第2の所定期間における不偏分散を演算する
第2不偏分散演算手段と、 これら不偏分散より求まる不偏分散比が数学的に有意差
を有するか否かを検定する不偏分散比検定手段と、 数学的に有意差を有すると検定されたとき運転パターン
が変化したと認識する運転パターン認識手段とを具えて
成ることを特徴とする運転パターン認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29804088A JP2527794B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 運転パタ―ン認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29804088A JP2527794B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 運転パタ―ン認識装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02144244A true JPH02144244A (ja) | 1990-06-04 |
JP2527794B2 JP2527794B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=17854345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29804088A Expired - Fee Related JP2527794B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 運転パタ―ン認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527794B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09130910A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気自動車の駆動制御装置 |
JP2005092285A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 車両運転状態推定装置、及びドライバの車両運転特性推定装置 |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP29804088A patent/JP2527794B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09130910A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気自動車の駆動制御装置 |
JP2005092285A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 車両運転状態推定装置、及びドライバの車両運転特性推定装置 |
JP4529394B2 (ja) * | 2003-09-12 | 2010-08-25 | 株式会社豊田中央研究所 | ドライバの車両運転特性推定装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP2527794B2 (ja) | 1996-08-28 |
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