JPH02144116A - 排ガス処理装置 - Google Patents

排ガス処理装置

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JPH02144116A
JPH02144116A JP63293478A JP29347888A JPH02144116A JP H02144116 A JPH02144116 A JP H02144116A JP 63293478 A JP63293478 A JP 63293478A JP 29347888 A JP29347888 A JP 29347888A JP H02144116 A JPH02144116 A JP H02144116A
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Japan
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nozzle
exhaust gas
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gas treatment
cleaning
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Takeshi Miyazaki
健 宮崎
Hiroshi Takashima
高島 弘
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KANSAI KENNETSU KOGYO KK
Furukawa Electric Co Ltd
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KANSAI KENNETSU KOGYO KK
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は排ガス処理装置に関し、更に詳しくは、光ファ
イバの製造ラインで発生する排ガスを処理するジェット
スクラバ方式の装置における洗浄液噴出ノズル筒体の改
良に関する9 (従来の技術) 光ファイバの製造ラインからは、S i Ht Ce□
5iCEa、SiF4,5IH4,のような含ハロゲン
ケイ素化合物やH(1,HF、(1,のような酸分を含
む排ガスが発生する。この排ガスは、主として、アルカ
リ洗浄液で洗浄されてから大気中に放出される。
この排ガスの処理は、従来から、充填式スクラバや多孔
板式スクラバなどの装置を用いて行なわれているが、本
発明者らは、これら従来装置の不備を解決するために、
新たな処理装置を開発し、これを既に特願昭61−20
3993号として出願した。
この装置は、第3図に概略図を示すように、大きくは、
シェツトスクラバ本体A、洗浄液を貯留する受液槽Bお
よび発生ミストの除去装置Cから構成されている。
ジェットスクラバ本体Aは、側壁に排ガス導入口11が
形成されている洗浄室12と、該洗浄室12の頂部から
垂設され、受液槽Bから配管P。
によって供給される洗浄液21を洗浄室12内の下方に
向かって高速ジェット噴霧する洗浄液噴出ノズル筒体1
3と、洗浄室12の下部から縮径して連設されるスロー
ト部14と、このスロート部14に連設され受液槽Bに
向かって拡径するスカート部15から成っている。
排ガス導入口11に接続する導入管11aからは排ガス
が洗浄室12内に導入される。そして、ノズル筒体13
からアルカリ洗浄液21が噴出される。洗浄液の高速ジ
ェット噴霧と排ガスは、高効率で気−液接触反応を起す
例えば、排ガスが含ハロゲンケイ素化合物を含んでいる
場合、次式: n Si+−1xCffix+H*O−
’+(SiOHz)Ll+2HCf、3SiFn+Hz
O→。
2HtSiF*+5iOz、  SiF4+2H,O→
S i Oz+4HFのような加水分解反応によって、
微細な粉塵や酸成分が発生する。
これら微細な粉塵は、洗浄液の噴霧液滴と接触しこの液
滴に補足されて受液槽Bに落下し、また酸成分は洗浄液
で中和されて同じく受液槽Bに回収される。
処理後の排ガスは、受液槽Bの上部を通ってミスト除去
装WCに到り、この除去装置を通過する過程で含有され
ているミストが除去されたのち、大気中に放出される。
この装置において、洗浄室12の頂部に垂設されている
洗浄液噴出ノズル筒体13には、その先端に、下方に向
かって洗浄液を噴出するノズル孔が形成されている。そ
れゆえ、洗浄液はこのノズル孔から洗浄室の下方に向か
ってのみ放射状に噴出する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した装置の場合、装置運転が長期化
すると、ノズル孔よりも上部に位置している洗浄室の内
壁やノズル筒体の周壁には、Singを主成分とする白
色のスラリーが堆積してくる。
このスラリーの堆積量が増加すると、洗浄室空間の滅、
少に伴なう排気圧の変動、または、堆積物の落下、堆積
の繰り返しによる洗浄空間の減少に伴なう排気圧の変動
のような問題が起って、装置の正常運転が阻害されるの
で、所定の期間経過後、この洗浄室を分解して内壁面や
ノズル筒体から」二足スラリーを除去するという作業が
必要になる。
本発明は、上記したSing等の堆積現象を起こすこと
のない構造の洗浄液噴出ノズル筒体を備えた排ガス処理
装置の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては、側壁に
排ガス導入口が形成されている洗浄室と、該洗浄室の頂
部に垂設されている洗浄液噴出ノズル筒体と、前記洗浄
室の下部に連設されている縮径のスロート部と、該スロ
ート部から拡径して連設されているスカート部とから成
るジェットスクラバ本体を有する排ガス処理装置におい
て、前記洗浄液噴出ノズル筒体が、その先端部には下方
に開口するノズル孔、上端部には周方向に開口する複数
のノズル孔、および、中間部には周方向に開口する複数
のノズル孔を有し、かつ前記中間部のノズル孔を含む周
壁には洗浄液噴出ノズル筒体の先端部までスカート部が
付設されていることを特徴とする排ガス処理装置が提供
される。
(作用) ノズル筒体の先端部のノズル孔から噴出される洗浄液は
、ノズル筒体の周壁や洗浄室の内壁上部を覆う一種の水
カーテンを形成して、これらの個所への白色スラリーの
堆積を防止する。また、中間部のノズル孔から噴出され
る洗浄液は、この中間部から先端部までを包むスカート
部との間の空間に同じく一種の水カーテンを形成するよ
うになり、この部分への白色スラリーの堆積を防止する
ようになる。
(実施例) 以下に、本発明装置の要部である洗浄液噴出ノズル筒体
の実施例につき、添付図面に基づいて説明する。第1図
は、本発明にかかるノズル筒体を洗浄室の頂部に垂設し
た状態を示す縦断面図である。
図において、ノズル本体1は1本の円筒体で、その上部
は洗浄室の頂部2に取付けられた洗浄液導入管3と螺着
され、着脱自在になっている。ノズル本体1の下部には
、下方に向かって開口するノズル孔5aを備えた先端ノ
ズル4が蝶着されている。
ノズル本体1の上端部には、周方向に放射状に開口する
複数個のノズル孔5bが形成されている。
また、ノズル本体において先端ノズル4の上部とノズル
孔5bの中間の位置には、同じく、周方向に放射状に開
口する複数個のノズル孔5Cが形成されている。
そして、ノズル本体1において、このノズル孔5cの形
成個所よりも若干上方の個所から先端ノズル4の先端部
までの周囲は、ノズル本体1の外周壁と所定の間隔を置
いてスカート部6で覆われている。
つぎに作用について説明する。
第1図に示したノズル筒体を装着する本発明装置におい
て、排ガス処理を目的として洗浄液導入管3から所定の
圧力で洗浄液を流入すると、第2図に示したように、先
端ノズル4のノズル孔5aからは洗浄室の下方に向かっ
て洗浄液が噴出する。
そしてノズル本体1の上端部のノズル孔5bからは、洗
浄液が周方向に向かって放射状に噴出する。その結果、
洗浄室とノズル本体1の間には水カーテンが形成され、
これらの個所へ白色スラリーが堆積することを防止する
また、スカート部6内に位置するノズル孔5cからも洗
浄液が噴出し、スカート部6とノズル本体1および先端
ノズル4との間に存在する間隙内にも水カーテンが形成
され、この個所への白色スラリーの堆積も防止される。
かくして、洗浄液による排ガスの処理過程そのものが、
白色スラリーの堆積防止処理の過程となる。
なお、実施例では、ノズル筒体について蝶着構造のもの
を示したが、ノズル筒体はその構造に限定されるもので
はなく、全体を一体にした構造のものであってもよい。
また、ノズル筒体は、耐食性の材料、例えば塩化ビニル
樹脂のようなもので形成することが好ましい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明装置は、その構成
が、側壁に排ガス導入口が形成されている洗浄室と、該
洗浄室の頂部に垂設されている洗浄液噴出ノズル筒体と
、前記洗浄室の下部に連設されている縮径のスロート部
と、該スロート部から拡径して連設されているスカート
部とから成るジェットスクラバ本体を有する排ガス処理
装置において、前記洗浄噴出ノズル筒体が、その先端部
には下方に開口するノズル孔、上端部には周方向に開口
する複数のノズル孔、および、中間部には周方向に開口
する複数のノズル孔を有し、かつ前記中間部のノズル孔
を含む周壁には洗浄液噴出ノズル筒体の先端部までスカ
ート部が付設されているようにしたので、排ガス処理時
に洗浄液をノズル筒体に供給すると、排ガス処理が進む
と同時に、白色スラリーが洗浄室の内壁やノズル筒体の
周壁に付着・堆積するという問題を解決することができ
る。それゆえ、洗浄室の分解・掃除を頻繁に行なうこと
なく、長期に亘り安定した装置運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要部である洗浄液噴出ノズル筒体を洗
浄室の頂部に装着した状態を示す縦断面図、第2図はノ
ズル筒体の作用を示す縦断面図、第3図は本発明にかか
るノズル筒体を組込む排ガス処理装置の概略図である。 1・・・ノズル本体、2・・・洗浄室のm部、3・・・
洗浄液導入管、4・・・先端ノズル、5a、5b、5c
・・・ノズル孔、6・・・スカート部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)側壁に排ガス導入口が形成されている洗浄室と、
    該洗浄室の頂部に垂設されている洗浄液噴出ノズル筒体
    と、前記洗浄室の下部に連設されている縮径のスロート
    部と、該スロート部から拡径して連設されているスカー
    ト部とから成るジェットスクラバ本体を有する排ガス処
    理装置において、前記洗浄液噴出ノズル筒体が、その先
    端部には下方に開口するノズル孔、上端部には周方向に
    開口する複数のノズル孔、および、中間部には周方向に
    開口する複数のノズル孔を有し、かつ前記中間部のノズ
    ル孔を含む周壁には洗浄液噴出ノズル筒体の先端部まで
    スカート部が付設されていることを特徴とする排ガス処
    理装置。
  2. (2)前記排ガスが含ハロゲンケイ素化合物を含み、前
    記洗浄液がアルカリ水溶液である請求項1記載の排ガス
    処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006255573A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Nikko Kinzoku Kk 排ガス洗浄冷却塔
JP4672948B2 (ja) * 1998-07-02 2011-04-20 アルストム テクノロジー リミテッド 接触装置の液体配送部
JP2016168574A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 三菱重工業株式会社 スクラバ、排ガス処理装置、船舶
WO2021184682A1 (zh) * 2020-03-16 2021-09-23 上海晶盟硅材料股份有限公司 用于处理外延炉尾气的水洗管

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