JPH02143A - トリ‐もしくはテトラ‐置換フエノキシカルボン酸アニリド系誘導体及びその製造法 - Google Patents

トリ‐もしくはテトラ‐置換フエノキシカルボン酸アニリド系誘導体及びその製造法

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JPH02143A
JPH02143A JP8566089A JP8566089A JPH02143A JP H02143 A JPH02143 A JP H02143A JP 8566089 A JP8566089 A JP 8566089A JP 8566089 A JP8566089 A JP 8566089A JP H02143 A JPH02143 A JP H02143A
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紺野 和彦
Atsushi Go
郷 敦
Yoshihiro Usui
義浩 臼井
Kaoru Ikeda
池田 芳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、優れた除草活性、低薬害性、優れた雑草/イ
ネ科作物間選択性、延長された残効性、拡大された施用
適期中などの改善諸性質を示すことのできるトリーもし
くはテトラ−置換フェノキシカルボン酸アニリド系誘導
体及びその製造法に関する。本発明の除草剤における後
記式(I)で示さ、れる有効成分2−メチルもしくはハ
ロー3及び/又は5−メチル−4−ハロー置換フェノキ
シカルボン酸アニリド化合物は、従来公知の文献に具体
的に記載されていない新規な化合物である。 更に詳しくは、本発明は下記式(I) 但し式中、 Rは、直鎖もしくは分枝状の低級アルキレン又は低級ア
ルケニレンを示し、 R1は、メチル基もしくはハロゲン原子を示し、 R2は、水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基
もしくは水酸基を示し、 Xは、ハロゲン原子を示し、 Yは、低級アルキル基、ノ・ロゲン化低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ハロ ゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水 酸基、アミノ基、低級アルキルアミ ノ基、低級アルカノイルオキシ基、 低級アルカノイルアミノ基、低級ア ルキルチオ基、低級アルキルスルホ ニル基、低級アルカノイル基、カル ボキシル基、低級アルコキシ力ルボ ニル基及び低級アルキルアミノカル ボニル基より成る群からえらばれた 基を示し、 1は、0もしくは1を示し、mは、0もしくは1を示し
、ここで、!及びmの 両者が共に0であることはない、そ して nは、0もしくは1〜4の整数を示し、ここで、nが2
〜4の整数の場合には、 複数ケのYは同一でも異っていても よい、 で表わされるトリーもしくはテトラ−置換フェノキシカ
ルボン酸アニリド系化合物を、有効成分として含有する
ことを特徴とする除草剤に関する。 本発明はまた、上記式(I)除草活性化合物と他の公知
除草活性化合物とを有効成分として含有する複合除草剤
にも関する。 従来、フェノキシカルボン酸系除草活性化合物について
数多く知られており、たとえば、2,4−ジクロルフェ
ノキシ酢酸[2,4−D)、2−メチル−4−クロルフ
ェノキシ酢酸CMCP:l、γ−(2−メfルー4−ク
ロルフヱノキシ]酪酸などが実用に供されてきた。しか
しながら、このようなフェノキシカルボン酸系除草活性
化合物には、共通した欠点として、イネ科作物に対する
薬害、とくにイネ科作物の主として根部に対する薬害発
生のトラブルがあることが、実用上の制約となっている
。 このような制約を克服するために、フェノキシカルボン
酸アニIJド系除草活性誘導体やその複合剤について数
多くの提案がなされてきた。しかしながら、必ずしも満
足し得る改善性質を有する化合物は未だ提供できないの
が実情である。このような提案として、例えば、特公昭
39−15122号、特公昭40−18734号、特開
昭52−120123号、特開昭53−96323号、
英国特許筒1.041.982号、(::hem、 A
bs tra−Cts、Vol、71.2433h、C
hem、Abstra−cts、Vol  45.10
218i、Chem、Abstra−cts、Vol、
55.4355 h、J、(:hem、Soc、。 2335頁(I961)等が知られている。しかしなが
ら、これら公知文献のいづれにも、前記式(I1で示さ
れる本発明有効成分を包含し得る一般式化合物は、全く
記載されていない。 他の提案として、特公昭48−40731号には、2,
6−ジ第3ブチル−4−メチルフェニル−N−メチルカ
ーバメートu)BTC)とフェノキシ脂肪酸系化合物と
の複合水田除草剤が提案されている。この提案において
は、該フェノキシ脂112系化合物のフェノキシ基のベ
ンゼン環は、2または3ケの塩素原子及び/又はメチル
基を有してよい一般式で示されているが、トリー置換体
については2,4.5−)ジクロルフェノキシ酢酸の一
例が記載されているだけであって、トリーもしくはテト
ラ−置換フェノキシのカルボン酸アニリド系誘導体につ
いては、具体的に全く開示されていない。唯一のフェノ
キシカルボン酸アニリド系化合物は、M(:’Pのオル
ト−クロルアニリド誘導体[MCPCAIである。 本発明者等は、フェノキシカルボン酸アニリド系除草活
性誘導体とその除草活性及びイネ科作物に対する薬害と
の関連性について検討を続けてきた。 その結果、フェノキシカルボン酸アニリド系誘導体のフ
ェノキシ基のベンゼン環上の置換基の種類及びその置換
様式が、該誘導体の除草活性、イネ科作物に対する薬害
、その他の特性に重大な関連性を有することを発見した
。 更に研究を進めた結果、前記式(IJで示されるように
、該ベンゼン環上に、ハロゲン原子及びメチル基の両者
を合計3〜4ヶ有し且つその置換様式が2−位メチルも
しくは)・口、3−位及び/又は5−位メチルで4−位
ハロ置換である式(I3トリーもしくはテトラ−置換フ
ェノキシカルボン酸アニリド誘導体が、優れた除草活性
、低薬害性、優れた雑草/イネ科作物間選択性、延長さ
れた残効性、拡大された施用適期巾などの改善諸性質を
示すユニークな除草活性化合物であることを発見した。 本発明者等の研究によれば、前述の如き2.4−り或は
特公昭39−15122号公報、特公昭40−1873
4号公報、英国特許第1,041,982号、(:he
m、 Abstracts、、Vol 71 。 2433h 等に提案されたMCPタイプのアニリド系
除草活性化合物は、イネ科作物に対する薬害の点でトラ
ブルがあり、より高い除草活性を示すほどより重大な該
薬害のトラブルを伴う欠陥があり、一方、前記特開昭5
2−120123号、特開昭53−96323号に提案
されているようなフェノキシカルボン酸アニリド系除草
活性誘導体は、上記薬害の点ではより軽減されるが除草
活性の無視し得ない低下を伴う傾向がある。 これに対して、前記式(I)で示される従来文献に具体
的に未記載の2−メチルもしくはハロー3及び/又は5
−メチル−4−ハロ置換フェノキシカルボン酸アニリド
化合物は、雑草の種間において程度の差はあるにせよ、
上記2.4−D或はMCPタイプのアニリド系除草活性
化合物に比して、たとえば約2〜約5倍という高度に改
善された除草活性を示し、更に、イネ科作物に対する薬
害に於ても約羞〜約%と顕著に低減された低薬害性を示
し、雑草/イネ科作物間選択性が従来アニリド系除草活
性化合物に比して、約8〜約10倍も高い顕著に優れた
選択性を示すという驚くべき作用効果を有する化合物で
あることがわかった。 更に又、鎖式(I)の従来文献未記載の化合物は、前記
特公昭48−40731号の複合除草剤の一方の除草活
性成分として具体的に示されたM CP CAに比して
、土壌中に於ける深部への移動性が小さいためと推察し
ているが、イネ科作物の根部に対する薬害が顕著に低減
される利益があり、更に、鎖式(I1化合物は、土壌中
での延長された残効性を示し、拡大された施用適期巾を
示す利益も得られることもわかった。 更に、鎖式(I)化合物は、アニリド系除草剤として最
良のものと云われているα−(β−ナフトであることが
わかった。 又更に、本発明の式(I3除草活性化合物は、他の除草
活性化合物と併用することができ、後に詳しく述べるよ
うに、少量の各成分の配合量で、−回の施用をもって、
1年少雑草はもちろんのこと多年生雑草に対しても優れ
た相剰効果を示し、しかもイネ科作物に対しては薬害を
生じないという優れた併用施用成分もしくは複合除草剤
成分としても、屡々きわめて有用であることを知った。 従って、本発明の目的は、ユニークな除草活性を有する
トリーもしくはテトラ−置換フェノキシカルボン酸アニ
リド系除草剤を提供するにある。 本発明の上記目的及び更に多くの他の目的ならびに利点
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。 本発明除草剤は、下記式(I)、 草活性及びイネ科作物に対する低薬害性の化合物但し式
中、R,、R,l 、R2、X、Y、I、二及びユは前
記したと同義、 で表わされるトリーもしくはテトラ−置換フェノキシカ
ルボン酸アニリド系化合物を有効成分として含有する。 上記式(I)中、Rは直鎖もしくは分校状の低級アルキ
レン又は低級アルケニレンを示し、その具体例としては
、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、エチリデ
ン基、プロペニレン基などC1〜C4のアルキレンまた
はアルケニレンを例示することができる。 上記式(I3中、R1”はメチル基もしくはハロゲン原
子を示し、ハロゲン原子としては、弗素、塩素、臭素、
沃素原子が利用できる。 上記式(I3中、R2は水素原子、低級アルキル基、低
級アルコキシ基もしくは水酸基を示し、該低級アルキル
基としては、例えばメチル基、エチルL  n−プロピ
ルM、i−7”ロピル基、n−7チル&  i−ブチル
基、tert−ブチル基の如きC1〜C4アルキル基を
例示でき、又、該低級アルコキシ基としては、例えばメ
トキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポ
キシ基、n−プトキシ基、i−ブトキシ基、tert−
ブトキシ基の如きCl−C4アルコキシ基を例示するこ
とができる。 上記式(口中、Xはハロゲン原子を示し、R1について
例示したと同様なハロゲン原子を例示できる。 上記式(I)中、Yは低級アルキル基、ハロゲン化低級
アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ
°基、シアノ基、水酸基、アミン基、低級アルキルアミ
ノ基、低級アルカノイルオキシ基、低級アルカノイルア
ミノ基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルホニル
基、低級アルカノイル基、カルボキシル基、低級アルコ
キシカルボニル基及び低級アルキルアミノカルボニル基
よシ成る群からえらばれた基を示す。該低級アルキル基
及び該低級アルコキシ基としては、R2について例示し
たと同様なC1〜C4アルキル基及びCI〜C4アルコ
キシ基を例示でき、又、上記ハロゲン原子としてはR1
について例示したと同様なノーロゲン原子を例示できる
。更に、該ハロゲン化低級アルキル基としては、1〜3
ケのハロゲン原子を有するc+−c、 、好ましくはC
l−C2アルキル基が例示でき、該ハロゲン原子として
は几1について例示したと同様なハロゲン原子を例示で
きる。これらハロゲン原子が複数ケ存在する場合には、
それらは同一でも異っていてもよい。このようなハロゲ
ン化C1〜C4アルキル基の具体例としては、例えば、
トリフロロメチル基、2,2.2−トリクロルエチル基
、212−ジーfロムエチルなどを例示することができ
る。又、該低級アルキルアミノ基としては、モノ−もし
くはジー(C+〜C4アルキルドアミノ基が例示でき、
ジ低級アルキルアミノ基の場合には、2つのアルキル基
は同一でも異っていてもよい。その具体例としては、メ
チルアミン基、ジメチルアミノ基、エチルアミノ基、ジ
エチルアミン基、n−プロピルアミン基、i−プロピル
アミノ基、ジ−n−プロピルアミノ基、ジ−ミープロピ
ルアミノ基、n−ブチルアミノ基、i−ブチルアミノ基
、ジ−n−ブチルアミノ基、N−メチルエチルアミノ基
、N−メチル−n−ブチルアミノ基等を挙げることがで
きる。更に、該低級アルカノイルオキシ基としては、C
2〜C4アルカノイル−オキシ基が例示でき、その具体
例としては、エタノイルオキシ基、プロパノイルオキシ
基、n−ブタノイルオキシ基等を例示できる。又、該低
級アルカノイルアミノ基としては、C2〜C4アルカノ
イル−アミノ基が例示でき、その具体例としては、例え
ば、エタノイルアミノ基、プロパノイルアミノ基、n−
ブタノイルアミノ基等が挙げられる。低級アルキルチオ
基としては、C1〜C4低級アルキルチオ基が例示でき
、その具体例としては、例えばメチルチオ基、エチルチ
オ基、n−プロピルチオ基、i−プロピルチオ基、n−
ブチルチオ基等が例示できる。又更に、該低級アルキル
スルホニル基としては、Ct−C4アルキル−スルホニ
ル基が例示でき、その具体例としては、例えば、メチル
スルホニル基、エチルスルホニル基、n−7’ロビルス
ルホニル基、i−プロピルスルホニルn、n−メチルス
ルホニル基等が例示できる。又、該低級アルカノイル基
としては、C2〜C4アルカノイル基を例示でき、その
具体例としては、例えば、エタノイル基、プaノくノイ
ル基、n−ブタノイル基等が挙げられる。更に、該低級
アルコキシカルボニル基としては、CI〜C4アルコキ
シ−カルボニル基が例示でキ、ソの具体例としては、メ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロ
ポキシカルボニル基、i−プロポキシカルボニル基1、
n−ブトキシカルボニル基等が挙げられる。そして、該
低級アルキルアミノカルボニル基としては、モノ−もし
くはジー(C1〜C4アルキル]−アミノカルボニル基
が例示でき、ジ低級アルキルアミノカルボニル基の場合
には、2つのアルキル基は同一でも異っていてもよい。 このような低級アルキルアミノカルボニル基の例として
は、例えば、メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミ
ノカルボニル基、エチルアミノカルボニル基、ジエチル
アミノカルボニルM、i−プロピルアミノカルボニル基
、N−メチル−n−ブチルアミノカルボニル基等が挙げ
られる。 上述の如き、本発明式(I]除草活性化合物の具体例と
しては、以下の如き化合物を例示できる。 表A−1 化合物 番号 41.2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ
)アセトアニリド、 &2.2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ
)アセトアニリド、 7fI3゜ 2−(4−クロル−2,3−ジメチルフェ
ノキシ]アセトアニリド、 ム 4.2−(4−クロル−2,5−ジメチルフェノキ
シ)アセトアニリド、 ss、2−(2−ブロム−4−クロル−3−メチルフェ
ノキシ)アセトアニリド、 屋 6.2−(4−ブロム−2−クロル−5−メチルフ
ェノキシ]アセトアニリド、 屓 7.2−(2,4−ジクロル−3,5−ジメチルフ
ェノキシ]アセトアニリド、 ム 8.2−(2,4−ジクロル−3−メチル−フェノ
キシ)プロピオンアニリド、 49.2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ
フプロピオンアニリド、 扁10.2−(4−クロル−2,3−ジメチルフェノキ
シフプロピオンアニリド、 A11. 2−(4−クロル−2,5−ジメチルフェノ
キシ)プロピオンアニリド、 Al1. 2−(2−ブロム−4−クロル−3−メチル
フェノキシフプロピオンアニリド、扁13.2−(4−
フロム−2−クロル−5−メチルフェノキシフプロピオ
ンアニリド、Al1. 2−(2,4−ジクロル−3,
5−ジメチルフェノキシフプロピオンアニリド、屋15
. 4−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)
ブチロアニリド、 墓16. 4−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノ
キシフブチロアニリド、 Al1. 4−(4−クロル−2,3−ジメチルフェノ
キシフブチロアニリド、 扁18. 4−(4−クロル−2,5−ジメチルフェノ
キシフブチロアニリド、 墓19.4−(2−ブロム−4−クロル−3−メチルフ
ェノキシフブチロアニリド、 420、 4−(4−フロム−2−クロル−5−メチル
フェノキシフブチロアニリド、 屋21. 4−(2,4−ジクロル−3,5−ジメチル
フェノキシ)ブチロアニリド、 扁22. 4−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノ
キシ)バレロアニリト、 A23. 4−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノ
キシ]バレロアニリド、 扁24. 4−(4−クロル−2,3−ジメチルフェノ
キシ]バレロアニリト、 屋25. 4−(4−クロル−2,5−ジメチルフェノ
キシ)バレロアニリド、 屋26. 4−(2−70ム−4−クロル−3−メチル
フェノキシ]バレロアニリト、 A27. 4−(4−フロム−2−クロル−5−メチル
フェノキシ)バレロアニリド、 A28. 4−(2,4−ジクロル−3,5−ジメチル
フェノキシ]バレロアニリト、 屋29. 4−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノ
キシ)クロトンアニリド、 A30゜ ム31゜ ム32゜ 屋33゜ ム34゜ A35゜ ム36゜ 扁37゜ A38゜ 4−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ]クロ
トンアニリド、 4−(4−クロル−2,3−ジメチルフェノキシ)クロ
トンアニリド、 4−(4−クロル−2,6−ジメチルフェノキシjクロ
トンアニリド、 4−(2−フロム−4−クロル−3−メチルフェノキシ
)クロトンアニリド、 4−
【4−70ム−2−クロル−5−メチルフェノキシ
】クロトンアニリド、 4−(2,4−ジクロル−3,5−ジメチルフェノキシ
フクロトンアニリド、 4−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−2
−ペンテノアニリド、 4−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ)−2
−ペンテノアニリド、 4−(4−クロル−2,3−ジメチルフ扁39゜ 属40゜ A41゜ /I42 應43゜ 屋 44 A45゜ エノキシ)−2−ペンテノアニリド、 4−(4−クロル−2,5−ジメチルフェノキシ)−2
−ペンテノアニリド、 4−(2−ブロム−4−クロル−3−メチルフェノキシ
]−2−ペンテノアニリド、 4−(4−ブロム−2−クロル−5−メチルフェノキシ
)−2−ペンテノアニリド、 4−(2,4−ジクロル−3,5−ジメチルフェノキシ
)−2−ペンテノアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシフブチ
ロアニリド、 2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシフブチ
ロアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3,5−ジメA 4 5゜ &47゜ 屋48゜ 腐49゜ 屋50゜ ム52゜ チルフェノキシ)ブチロアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)イソ
バレロアニリト、 2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ]イン
バレロ7−11J ト、2−(2,4−ジクロル−3,
5−ジメチルフェノキシ)インバレロアニリド、2−(
2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ)−N−メチ
ルアセトアニリド、2−(2,4−ジクロル−3−メチ
ルフェノキシ)−N−メチルプロピオンアニリ ド、 2−(2,4−ジクロル−3,5−ジメチルフェノキシ
)−N−メチルプロピオンアニリド、 4−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−N
−メチルブチロアニリド、屋53. 4−(2,4−ジ
クロル−3−メチルフェノキシ)−N−メチルアセトア
ニリド、屋54. 2−(2,4−ジクロル−3−メチ
ルフェノキシ)−N−メトキシプロピオンアニリド 455、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノ
キシ)−N−ヒドロキシプロピオンアニリド、 屋56. 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノ
キシ)−4′−メチルプロピオンアニリド、 A57. 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノ
キシ)−27−メチルプロピオンアニリド、 屋58. 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノ
キシ)−3′−メチルプロピオンアニリド、 /Ifh59゜ AC3゜ ムロ1゜ ムロ2゜ 71163゜ 屋64゜ 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−3
’−トリクロロメチルプロピオンアニリド、 2/−クロロ−2−(2,4−ジクロル−5−メチルフ
ェノキシ)・アセトアニリド、 2′−クロル−2−(2,4−ジクロル−3−メチルフ
ェノキシ]プロピオンアニリド、 4′−クロル−2−(2,4−ジクロル−3−メチルフ
ェノキシ]プロピオンアニリド、 3′−クロル−2−’(2,4−ジクロル−5−メチル
フェノキシ)プロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−2
′−メトキシプロピオンA65゜ 扁66゜ 467゜ ムロ8゜ 轟69゜ 470゜ アニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−3
′−メトキシプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシノー4
フーメドキシプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−2
’−ニトロアセトアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)  
4/−ニトロプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ)−2
’−ニトロプロピオンアニリド、 2′−シアノ−2−(2,4−ジクロル屋71゜ 屋72゜ 属73゜ 屋74゜ ム75゜ 3−メチルフェノキシ)プロピオンア ニリド、 3′−シアノ−2−(2,4−ジクロル−5−メチルフ
ェノキシ)アセトアニリド、 4′−シアノ−2−(2,4−ジクロル−5−メチルフ
ェノキシ)プロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ]−2
’−ヒドロキシプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ) −
3’−ヒドロキシプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−4
’−ヒドロキシプロピオンアニリド、 瓜76゜ A77゜ 扁78、 屋79゜ 扁80゜ 481゜ 2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ)−2
′−ヒドロキシアセトアニリド、 2′−アミノ−2−(2,4−ジクロル−3−メチルフ
ェノキシ)プロピオンアニリド、 3′−アミノ−2−(2,4−ジクロル−3−メチルフ
ェノキシフプロピオンアニリド 4′−アミノ−2−(2,4−ジクロル−3−メチルフ
ェノキシ]フロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−2
7−シメチルアミノプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−3
′−メチルアミノプロピ厘82゜ 屋83゜ 遥84゜ A85゜ 屋86゜ 罵87゜ オンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ)−4
′−ジエテルアミノプロビオンアニリド、 2′−アセトキシ−2−(2,4−ジクロル−3−メチ
ルフェノキシ)プロピオンアニリド、 3′−アセトキシ−2−(2,4−ジクロル−3−メチ
ルフェノキシフプロピオンアニリド、 4′−アセトキシ−2−(2,4−ジクロル−3−メチ
ルフェノキシ)プロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−3
’−メチルアミノカルボニルオキシプロピオンアニリド
、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルツム88゜ 屋89、 肩90゜ 491゜ A92゜ エノキシ)−3’−ジメチルアミノカルボニルオキシプ
ロピオンアニリド、 2′−アセトアミノ−2−(2,4−ジクロル−3−メ
チルフェノキシ)プロピオンアニリド、 4′−アセトアミノ−2−(2,4−ジクロル−3−メ
チルフェノキシフプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−4
’−メチルスルホニルプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ) −
4’−メチルスルホニルプロピオンアニリド、 2′−アセチル−2−(2,4−ジクロル−3−メチル
フェノキシ)プロピオンアニリド、 扁93 ム94゜ 495゜ 扁96゜ A97゜ A98゜ 41−アセチル−2−(2,4−ジクロル−5−メチル
フェノキシ)プロピオンアニリド、 21−カルボキシ−2−(2,4−ジクロル−3−メチ
ルフェノキシ)プロピオンアニリド、 31−カルボキシ−2−(2,4−ジクロル−5−メチ
ルフェノキシフプロピオンアニリド、 41−カルボキシ−2−(2,4−ジクロル−5−メチ
ルフェノキシフプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−2
′−メトキシカルボニルプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ)−3
’−メトキシカルボニルプロピオンアニリド、 A99. 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノ
キシ)−4’−メトキシカルボニルプロピオンアニリド
、 Al00. 2−(2,4−ジクロル−3−メチル2エ
ノキシ)−2′−ジエチルアミノカルボニルプロピオン
アニリド、 轟101. 2−(2、4−ジクロル−3−メチルフェ
ノキシ)−3’−メトキシ力ルポニルアミノプロピオン
アニリト、 4102、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェ
ノキシ)インバレロアニリト、 扁103. 2− (2、4−ジクロル−5−メチルフ
ェノキシ)イソバレロアニリト、 屋104. 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェ
ノキシ) −2’、6/−ジエチルプロピオンアニリド
、 扁105゜ 屋106 AIO7、 屋108゜ A109゜ 屋110゜ 2−(2,4−ジクロル−5−メチルフェノキシ)  
z/J/−ジエチルプロピオンアニリド、 31.41−ジクロル−2−(2,4−ジクロル−3−
メチルフェノキシフプロピオンアニリド、 2/、5/−ジクロル−2−(2,4−ジクロル−3−
メチルフェノキシ)プロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−2
’−フルオルプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−3
’−フルオルプロピオンアニリド、 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)−4
’−フルオルプロピオンアニリド、 4111、 2− (2、4−ジクロル−3−メチルフ
ェノキシ)−4′−メチルチオプロピオンアニリド。 本発明の式(I)化合物は、例えば、前記特開昭53−
96,323号、英国特許第1.041.982号など
に開示された手法と同様な手法で、但し、(I3中フェ
ノキシ部分のベンゼン環置換基が式(I3に特定された
置換基の種類及び置換様式を充足した下記式(Xnのフ
ェノキシカルボン酸ハライド誘導体と下記式(Xn)の
アニリン誘導体とを、好ましくは脱酸剤の存在下に、反
応せることにより形成することができる。その−例を、
下記式に示した。 上記式に於て、R,R,”、、R2、XXYX I。 m及びnは式(I)に述べたと同義であり、Mはアルカ
リ金属原子たとえばNaもしくはKXR,3は低級アル
キル基を示す。上記式に於て、式(■]置換フェノール
アルカリ金属塩と式(■)ハロゲン化カルボン酸アルキ
ルエステルとを反応させることニヨリ、容易にフェノキ
シカルボン酸エステル誘導体(■)が製造できる。 この反応は溶媒の存在下で行うのがよく、使用される溶
媒の例としては、メタノール、エタノール、i−プロパ
ツール等のアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類;及びアセトニトリル、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド等及びこれらの混合溶媒が挙
げられ、室温乃至溶媒の還流温度で行うことができる。 特に溶媒の還流温度もしくはその付近の温度で行うのが
好ましい。反応時間は、反応温度、使用される試薬の種
類などによっても異るが、例えば約1乃至約20時間程
度の反応時間を例示できる。この様にして得られたエス
テル(IX)は、望むならば、常法に従って単離するこ
ともできるが、とくに精製単離する必要はなく、次の加
水分解工程で用いるのには粗製品で十分である。 式(IXI化合物のフェノキシカルボン酸誘導体(Xl
への加水分解は、酸又はアルカリの存在下で容易に進行
する。使用される酸の例としては、例えば、塩酸、硫酸
等の鉱酸類、アルカリの例としては、例えば、水酸化す
) IJウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸
化物が例示できる。特に塩酸、硫酸等の鉱酸類の利用が
好ましい。加水分解反応は、溶媒の存在下で行うのがよ
く、使用される溶媒の例としては、メタノール、エタノ
ール、i−プロパツール等のアルコール類;酢酸、プロ
ピオン酸等の低級脂肪酸類;等を例示できる。 反応温度に特別な制約はないが、例えば、室温乃至溶媒
の還流温度を例示できる。特に溶媒の還流温度もしくは
その付近で行うのが好ましい。反応時間は反応温度、使
用される酸、アルカリの種類などによっても異なるが、
例えば、約1乃至約10時間程度の反応時間を例示でき
る。 このようにして、フェノキシカルボン酸誘導体(Xlが
得られるが、置換フェノールのアルカリ金属塩(■]と
ハロゲン化カルボン酸類を、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ金属の水酸化物の存在下反応させ
ることにより、直接式(X)化合物を得ることも可能で
ある。 このようにして得られたフェノキシカルボン酸誘導体(
X)を、たとえば、塩化チオニル、五塩化リン、三臭化
リン等の如きノ・ロゲン化剤で処理することにより、容
易にフェノキシカルボン酸ノ1ライド(Xi lが製造
できる。上述のようにして得ることのできる酸)・ライ
°ド誘導体(XI)とアニリン誘導体(Xll)を、好
ましくは脱酸剤の存在下に、反応させることにより容易
に、本発明の除草活性化合物フェノキシカルボン酸アニ
リド誘導体(I)が製造できる。 この反応において使用される脱酸剤としては、例えば、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム等の無機塩基;ピリジ
ン、トリエチルアミン等の有機塩基:が挙げられる。反
応は溶媒中で行うのがよく、使用される溶媒としては反
応に関与しなければ、特別な制約はなく、例えば、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のニ
ーfル類;ヘンゼン、トルエン、キシレン等ノ芳香族炭
化水素類;ジクロルメタン、クロロホルム、四塩化炭素
、等のハロゲン化炭化水素類;アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類;酢酸エチルの如きエステル類;ア
セトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド等及びこれらの混合溶媒が例示できる。 反応温度には特別な制約はないが、例えば、室温乃至溶
媒の還流温度を例示できる。又、反応時間は反応試薬、
反応温度などによっても異るが、例えば約1乃至数時間
の反応時間を例示できる。 反応終了後、式(口目的化合物は、常法に従って反応混
合物から単離できる。又、このフェノキシカルボン酸ア
ニリド誘導体(I)はフェノキシカルボン酸誘導体(X
)とアニリン誘導体CXn)を五酸化リン、オキシ塩化
リン、DCC等の脱水剤の存在下反応させることにより
得ることも可能である。 本発明のトリーもしくはテトラ−置換フェノキシカルボ
ン識アニリド系式(I3除草活性化合物は、水田に発生
するタマガヤツリ、ヒナガヤッリ等のカヤツリグサ科雑
草、コナギ、キカシグサ、アゼナ、アブツメ、アゼムシ
口、タカサブロウ等の広葉雑草、マツバイ、ホタルイ、
ウリ゛カワ、ヘラオモダカオモダカ、セリ等の多年生雑
草などの広範囲の雑草を、イネ科作物に何ら薬害を与え
ることなく選択的に除草することができる優れた性質を
示す。 本発明の式(I1除草活性化合物は、そのまま或は適当
な液体もしくは固体担体乃至稀釈剤、その他の添加剤乃
至補助剤などとの適宜な組成物として利用できる。組成
物として利用する際には、それ自体公知の農薬製剤手法
によって、例えば、水利剤、溶液、粉剤、乳剤、粒剤な
どの形態に製剤して、施用することができる。 このような固体担体乃至稀釈剤、その他の添加剤乃至補
助剤当業界によく知られてをり、適宜に選択して本発明
に於て利用できる。 このような固体担体乃至稀釈剤の例としては、カオリナ
イト群、モンモリロナイト群あるいはアタパルジャイト
群で代表されるクレニ類:タルク、雲母、葉ロウ石、軽
石、バーミュライト、石こう、炭酸カルシウム、珪藻土
、マグネシウム石灰、リン灰石、ゼオライト、無水ケイ
酸等の無機物質;大豆粉、小麦粉、結晶セルローズ等の
植物性有機物質;あるいは石油樹脂、ポリ塩化ビニール
、ポリアルキレングリコール、ケトン樹脂、エステルガ
ム、コーパルガム等の合成または天然の高分子化合物;
あるいは尿素等の固体担体乃至稀釈剤を例示することが
出来る。 又、液体担体乃至稀釈剤の例としては、溶剤又は非溶剤
であっても補助剤によって本発明化合物を分散又は溶解
せしめ得る任意の液体が使用できる。例えば、ケロシン
、鉱油、スピンドル油、ホワイトオイル等のパラフィン
系もしくはナフテン系炭化水素;ベンゼン、トルエン、
キシレン、エチルベンゼン、クメン、メチルナフタリン
等の芳香族炭化水素;四塩化炭素、クロロ゛ホルム、ト
リクロルエチレン、モノクロルベンゼン、0−クロルベ
ンゼン等の塩素化炭化水素;ジオキサン、テトラヒドロ
フランのようなエーテル類;アセトン、メチルエチルケ
トン、ジインブチルケトン、シクロヘキサノン、インホ
ロン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸アミル、エチレン
グリコール必写−ト、ジエチレングリコールアセテート
、コハク酸ジエチル等のコステル類;メタノール、n−
ヘキサノール、エチレングリコール、ジエチレンクリコ
ール等ノアルコール類;エチレングリコールエチルエー
テル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレ
ングリコールブチルエーテル等のニーチルアルコール類
;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の液
体担体乃至稀釈剤があげられる。 そのほかに本発明化合物の乳化、分散、拡展性を高める
などの目的で、界面活性剤その他の補助剤を1更用する
こともできる。界面活性剤の例としては、たとえば非イ
オン性、陰イオン性、陽イオン性のいずれも使用するこ
とができるが、通常は、非イオン性及び陰イオン性のも
のが使用される。 適当な非イオン性界面活性剤としては、ラウリルアルコ
ール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等の
高Rアルコールにエチレンオキシドを重合付加させたも
の、インオクチルフェノール、ノニルフェノール、オク
チルナフトール、ブチルナフトール等の゛アルキルフェ
ノールやアルキルナフトールにエチレンオキシドを重合
付加させたもの、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸等の高級脂肪酸にエチレンオキシドを重合付加させ
たもの、ドデシルアミン、ステアリン酸アミド等のアミ
ンにエチレンオキシドを重合付加させたもの、ステアリ
ル燐酸、ジラウリル燐酸等のモノもしくはジアルキル燐
酸にエチレンオキシドを重合付加させたものがあげられ
る。又、陰イオン性界面活性剤としては、たとえばラウ
リル硫酸ナトリウム、オレイルアルコール硫酸エステル
アミン塩等のアルキル硫酸エステル塩、スルホンこはく
酸ジオクチルエステルナトリウム、2−エチルヘキセン
スルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸塩、イソ
プロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム、リグニンス
ルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム等のアリールスルホン酸塩等が例示できる。 上記の担体乃至稀釈剤及び添加剤乃至補助剤は、製剤の
剤型、施用場所等を考慮して、目的に応じて、それぞれ
単独あるいは組合せて適宜使用できる。 本発明のトリーもしくはテトラ−置換フェノキシカルボ
ン酸アニリド系除草剤は、式(I)化合物のまま或は上
述したような任意の調剤形態で、施用することができる
。畑地への施用にも利用できるが、とくには水田への施
用が好適である。その施用量は、目的とする雑草の種類
、施用時期、施用場所、天候などによって適宜に選択変
更できるが、式(I1化合物量として、例えば、103
当り約1〜約100(l程度、より好ましくは、103
当り約5〜約5002程度の如き施用量を例示すること
ができる。特に近年、我国の水田において多発生し強害
雑草として問題化している多年生雑草を、式(I)化合
物量で10アール当り約20〜約400?、好ましくは
10アール当シ約50〜FJ200?施用量で、好都合
に防除することができる。 本発明のトリーもしくはテトラ−置換フェノキシカルボ
ン酸アニリド系除草剤は、他の除草剤と併用施用もしく
は複合除草剤として施用することができ、屡々、相剰効
果を発揮させることができる。更に又、農薬の散布回数
を減らすために、他の農薬類、たとえば殺虫剤、植物生
育調節剤などとの混合剤として、あるいはこれらと併用
施用して使用することもできる。また、肥料、土壌改良
剤等と混合して使用することもできる。 上述のように、本発明の式(I)除草活性化合物は、他
の除草活性化合物と併用施用もしくは複合除草剤の形で
施用して、低減された各活性化合物量で、−回の施用で
、1年生雑草及び多年生雑草の両者を有利に防除する優
れた相剰効果を発揮させることができ、しかもイネ科植
物に対しては薬害を生じないで、省力的に優れた除草効
果を達成することもできる。本発明の複合除草剤の他の
除草活性化合物とはbわゆるノビエ剤と称されるものの
中から本発明の式(I)化合物との併用−!たは複合に
より、顕著な相剰効果を発揮するものとして選ばれたも
のである。 このような他の除草活性化合物の例としては、例えば、
下記(I)〜(9)、 (Iン α−クロル−z/、5/−ジエチル−N−(ブ
トキシメチル]アセトアニリド〔ブタクロール〕、(2
)α−クロル−2t、6t−ジエチル−N−(フロポキ
シエチル)アセトアニリド(CG−113〕、 (3)  5−−r−fルーN、N−へキサメチレンチ
オールカーバメート〔モリネート〕、 (4)S−(4−クロルベンジル)−N、N−ジエチル
チオールカーバメート〔ベンチオカーブ〕、(5)S−
(α、α−ジメチルベンジル)−N、N−ペンタメチレ
ンチオールカーバメート[MY−93〕、 (6)0.0−ジイソプロピル−8−(2−ベンゼンス
ルホニルアミノエチル]ホスホロジチオエート〔SAP
〕、 (7)〇−エチルー〇−(2−ニトロ−5−メチルフェ
ニル1−N−3ec、ブチルホスホロアミドチオエート
〔クレマート〕、 (8)0.0−ジイソプロピル−8−(2−メチルピペ
リジン−1−イルーカルボニルメチル]ホスホロジチオ
エート〔ピペロホース〕、及び (9)0.0−ジフェニル−8−(2−メチルピペリジ
ン−1−イルーカルボニルメチルJホスホロジチオエー
ト(DP−ビベロホス〕より成る群からえもばれた除草
活性化合物の少なくとも一種を挙げることができる。 従って、本発明の一態様によれば、本発明のトリーもし
くはテトラ−置換フェノキシカルボン酸アニリド系式(
I1化合物と、上記(I)〜(9)よシなる群からえら
ばれた化合物の少なくとも一種とを有効成分として含有
することを特徴とする複合除草剤が提供できる。特に(
I)または(2)との複合除草は極めて優れた相剰効果
を発揮する。 この併用態様に於て、(A)成分式(I1化合物と(B
l成分上記(I)〜(9)よシなる群からえらばれた化
合物の少なくとも一種の併用割合は適宜に選択できる。 上記(B)成分として(I)〜(2)のアセトアニリド
系化合物をえらんだ場合には、好ましくは、重量比で(
A)成分=(B)成分=1:約0.05〜約2、より好
1しくは(A)成分=(B)成分=1:約0.2〜約1
.5の併用割合を例示することができる。上記(Bl成
分として(3)〜(5)のチオールカーバメート系化合
物をえらんだ場合には、好ましくは、重量比で(Al成
分:(B)成分=1:約0.25〜約8、より好ましく
は(A)成分:(B]成分=1=約0.5〜約4の併用
割合を例示できる。又、上記(Bl成分として(6)〜
(9)のホスホロジチオエートもしくはホスホロアミド
チオエートをえらんだ場合には、好ましくは、重量比で
(A)成分:(B)成分=1:約0.1〜約5、より好
ましくは(A)成分:(B)成分=約0.25〜約2の
併用割合を例示できる。更に、この併用態様における施
用量も適宜に選択変更できるが(A)成分及び(B)成
分の合計量として、例えば108当り約10〜約100
02.103当シより好ましくは約25〜約6002の
施用量を例示することができる。又、これら併用態様に
おいても、前述したと同様に、これら活性化合物をその
まま併用することもできるし、前述したと同様にして各
種の調剤形態として施用することもできる。 以下、本発明式(Iλ除草活性化合物裂造例、本発明除
草剤の調剤例、及び除草テスト例について、更に具体的
に例示する。 製造例1.:2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェ
ノキジンフロピオン酸 2.4−ジクロル−3−メチルフェノールのナトリウム
塩10.Of (0,05モルノをエタノール100d
に溶解し、室温攪拌下、2−ブロムプロピオン酸エチル
エステル9.1F(0,05モルλを添加する。その後
4時間加熱還流する。減圧Fにエタノールを留去し、残
渣をジエチルエーテル50mで抽出する。このエーテル
抽出液を5%水酸化ナトリウム水@液’;15m1.水
25ff7で洗滌後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する
。乾燥剤を戸別後、ジエチルエーテルを留去すると、徂
2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)プロ
ピオン酸エチルエステル11.8yが得られる。この粗
エステル11.8?を氷酢酸100−に溶解し、濃塩酸
25yを添加し、100℃で40分間加熱攪拌する。反
応混合物を冷却後、300mの氷水に注ぎ析出した結晶
を濾過し、水洗後乾燥すると2−(2,4−ジクロル−
3−メチルフェノキジンフロピオン酸が9.27得られ
る。(収率: 2 、4−ジクロル−3−メチルフェノ
ールのナトリウム塩から73.9%、融点149.5〜
150.503製造例2:2−(2,4−ジクロル−3
−メチルフェノキシ)プロピオンアニリド 2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)プロ
ピオン酸12.59 (0,05モル)に塩化チオニル
17.9F(0,15モルンを加え3時間加熱還流する
。反応混合物から過剰の塩化チオニルを留去すると、粗
2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキシ)プロ
ピオン酸塩化物14.25’が得られる。この粗酸塩化
物14.29のジエチルエーテル50d爵液を、アニリ
ン4.65 t (0,05モル)、5%水酸化ナトリ
ウム水溶液402(O,OSモル)の混合物に室温攪拌
下、15分間で滴下する。その後室温で1時間攪拌し、
析出した固体を炉取し水洗後乾燥する。との固体をヘキ
サンより再結晶すると、無色針状晶の目的物が10.7
5’得られる。(収率:66.O壬、融点1475〜1
48.0°) 製造例3゜ 上記製造列1〜2と同様な手法によって、次に示す表A
−2に示した式(I)化合物が得られた。 扁50 j655 属56 罵57 j≦58 属59 j瓜61 罵62 &64 &66 屋70 巡74 &75 ぶ79 化合物 &85 轟90 &92 應94 &97 屋104 厘106 煮108 罵110 CFI(CH3) CH(CHlI Cf((CH,I CH(CH,I CH(CH、) C)I(CH,) CH(CH31 CH(CH31 CH(CH31 CH(CHl) CH(CH5I CH(CH,I CH(CH,I Cf((CH,I C1(CH31 4’−CH。 2’−CH3 3’−CH3 3′−CF。 2’−C1 4’−CI 2’−0CH3 4’−OCH。 4’−No2 2’−CN 3’−0H 4’−0H 4’−NH2 融点(C1 100,5〜102 185〜190ω解) 132.5〜133.5 151〜151.5 132〜133.5 125〜126 104.5〜105 152〜152.5 102.5〜105.0 1?0.5〜171.5 200〜201.5 147.5〜149 185〜186.5 161〜162 169.5〜170.5 CH(CH3) CH(CHs) CH(CH,) CH(CHl) CH(CH,I CH(CH3] CH(C)1.I CH(CH,I Cf((CH33 CH(Cf(、) CH(CH,I CH(CH3] CM(CH,) ■ 4’−0CCH。 4’−802CH1 2’−CCH3 2’−Co2H 2’  Co2CH3 2’、 6 ’  d + C2Hs 3/、4/−山CI 2’、5’−di  (:1 2/  l− 3′−F 4/   に’ 4’−8CH1 165〜166 152〜152.5 114〜116 188 〜189.5 78〜79.5 180〜180.5 164.5〜165 114.0〜116.0 110〜111 135.5〜136.5 148.5〜150 172.5〜173.5 次に、製剤例の数態様を示す。 製剤例1(乳剤) 本発明化合物 A8 キシレン ソルゼール〔登録商品名、東邦 化学社製〕 以上を混合溶解して乳剤を得る。 製剤例2(水和剤) 本発明化合物 、妬12 タルクとジ−クライトの等量混 合物 アルキルベンゼンスルホン酸ナ トリウム リグニンスルホン酸ナトリウム 以上を混合粉砕して水利剤を得る。 製剤例3(水利剤] 本発明化合物 墓8 ベントナイト 20部 70部 10部 40部 55部 3部 2部 50部 30部 タルク 15部 ドテシルベンゼンスルホン酸ナ トリウム              5部以上を混合
粉砕して水利剤を得る。 製剤例4(粒剤) 本発明化合物 −IG 56       5部ベント
ナイトとタルクの等量混 合物              80部ホワイトカー
ボン         10部イソフロビルナフタレン
スルホ ン酸ナトリウム           2部リグニンス
ルホン酸ナトリウム    3部以上を混合粉砕して造
粒機にて通常の方法によって造粒し、乾燥して粒剤を得
る。 製剤例5
【粒剤】
本発明化合物 屋75      3部ジ−クライト 
           40部クレー        
     40部ホワイトカーボン         
12部イソプロピルナフタレンスルホ ン酸ナトリウム           2部リグニンス
ルホン酸ナトリウム   3部以上を混合粉砕して製剤
例4と同様な操作によって粒剤を得る。 製剤例6(水利剤) 本発明化合物 属8      30部ビベロホス  
           15部ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ソ ーダ              2,5部Jゲニンス
ルホン酸ソータ2.5部 珪藻土              50部をよく混合
粉砕して水和剤を得る。 製剤例7(水和剤) 本発明化合物AIを使用するほかは製剤例6と全く同じ
組成で調整して水利剤を得る。 製剤例8(水利剤) 本発明化合物 412 Y−93 ホワイトカーボン タルク ラウリルスルホン酸ソーダ アルキルナフタリンスルホン酸ソ ーダ を混合粉砕して水利剤を得る。 製剤例9(水利剤] 本発明化合物 &15 AP ジ−クライト 30部 30部 10部 20部 7部 3部 20部 10部 65部 アルキルベンゼンスルホン酸ソ ーダ ジナフチルジスルホン酸ソーダ を混合粉砕して水利剤を得る。 3部 2部 製剤例10<水利剤J 活性成分して本発明化合物iK 75とピペロホスを用
いるほか製剤例9と同様の組成にて調整して水利剤を得
る。 製剤例11(粒剤) 本発明化合物 扁107     4部モリネート  
          4部ホワイトカーボン     
    10部クレー             78
部リグニンスルホン酸ソーダ      2部ドデシル
スルホン酸ソーダ     2部をよく混合粉砕して水
を加えてよく練合したのち、造粒機を用いて造粒し、乾
燥して粒剤を得る。 製剤例12(粒剤J 本発明化合物 As2      3部ペンチオカーブ
           4・5部ベントナイト メルク 30部 57.5部 リグニンスルホン酸ソーダ      3部を混合粉砕
したのち、水を加えてよく練合したのち造粒機にて粒剤
を得る。 製剤例13(粒剤) 本発明化合物 属14      4部MY−936部 ベントナイト           40部タルク  
             45部リすエーテル リグニンスルホン酸ソーダ 1部 3部 を混合粉砕したのち、適量の水を加えて混練し、造粒機
を用いて通常の方法で造粒し粒剤を得る。 製剤例14(粒剤) 本発明化合物ノi≦8を使用するほか製剤例13と同様
な組成にて製剤して粒剤を得る。 製剤例15(粒剤) 本発明化金物屋55        5部ベントナイト
           32.5部タルク      
         54部リグニンスルホン酸ソーダ 
    2部ドデシルベンゼンスルホン酸ソ ーグ                2部を混合粉砕
したのち、適量の水を加えて混練し、造粒機を用いて造
粒し、これに モリネート4.5部 を含浸させて粒剤を得る。 製剤例16(粒剤) 本発明化合物 、糸55       5部ベントナイ
ト           30部タルク       
        59部リグニンスルホン酸ソーダ  
    2部ドデシルベンゼンスルホン酸ソ ーダ               2部を混合粉砕し
て製剤例15と同様に造粒し、これにブタクロール  
       2部を含浸させて粒剤を得る。 製剤例17 本発明化合物 74      20部DP−ビペロホ
ス         10部乳化剤としてツルポール8
00   10部(東邦化学社製) およびキジロール        60部をよく混合溶
解して乳剤を得る。 製剤列18(乳剤) 活性成分として本発明化合物A74とブタクロールを使
用するほか製剤例17と同様にして乳剤を得る。 製剤例19(乳剤) 本発明化合物 蔦61      30部クりマート 
            25部ツルポール800  
       10部キジロールとシクロへキサノン 1:1混合物 35部 をよく混合溶解して乳剤を得る。 製剤例20(乳剤] 本発明化合物 屋8 G−113 ツルポール800 40部 15部 10部 キジロールとシクロヘキサン 1:1混合物 35部 をよく混合溶解して乳剤を得る。 試験例1 湛水土壌処理試験 内径12 cm (面積113Crn2)のポットに水
田土壌を入れ、水と混合して水田状態にし、ノビエ、タ
マガヤツリ、ホタルイ、コナギ、ヘラオモダカ、キカシ
グサ等の種子を一定量ずつ各ポットにまき表層よシ1c
rn内に埋没した。ウリカワは塊茎を2個ずつ移植し、
2葉期のイネを2本1株としてポットに移植した。その
後2cnの深さに湛水し、播種後38目に本発明化合物
と比較剤の水利剤(製剤例2に準拠して製造した)の希
釈液を試験結果に示すような薬量になるように各ポット
に一定量ずつピペットで処理した。薬剤処理後ポットは
ガラス温室内に静置し、適宜に肥培管理を行い、30日
間各植物を育成した。調査は、各ポットの残草量とイネ
の生育抑制を無処理と比較し、除草効果と薬害の下記判
定基準に従って評価した。その結果を表−1に示す。 除草効果の評価基準 5:無処理区に対する浅草率が0% 4:      〃      1〜10係3 :  
     tt      11〜20%2 二   
           〃           21
〜40%1:       tt      41〜6
0%0 :       u      61%以上:
無処理区に対する生育抑制率が01 ±:      〃        1〜5係十:  
   〃      6〜15憾什:     〃  
   16〜25%世:              
26〜50%冊=              51係
以上試験例2 湛水生育期処理 内径12 cm (面積113cm” )のポットに水
田土壌を入れ、水田状態にしてから、キカシグサ、ヘラ
オモダカ、ホタルイ種子を一定量ずつ表層より1cIn
内に埋没した。またウリカワの塊茎2個とマツバイの幼
植物を2株移植し、更に2葉期のイネを2本1株にして
移植した。その後3c!nの深さに湛水し、ガラス温室
内で各植物を育成した。ポット作成してから15日後(
ウリカワ3.5〜4葉、ホタルイ3葉、ヘラオモダカ2
.5葉、イネ3.5〜4葉)に試験例1と同様各薬剤を
表−2に示すような薬量になるように処理した。薬剤処
理してから30日後に試験例1と同様に調査し除草効果
とイネに対する薬害を判定した。その結果を表−2に示
す。 試験例3 残効性試験 面積877.5 cm2の角型ポットに畑地土壌を入れ
、本発明化合物墓8、MT−101が250y/10a
、MCPCAが100 S’ / 10 aになるよう
に処理した。薬剤処理後5日毎にダイコン種子を25粒
ずつまき、各処理区のダイコンの生体重(20個体の平
均値)が無処理区に対して50係以下になる日を求めた
。その結果MCPCA=10日、MT−101=30日
、本発明薬剤扁8=40日となり、本発明薬剤は持続効
果が長いことが判明した。 次に、複合除草剤としての試験例を示す。 試験例4 湛水土壌処理 水田上@(沖積埴壌土)IK9ずつ充填した直径12c
rnのポットに水を入れて水田状態にし、ノビエ、コナ
ギ、ホタルイ、タマガヤツリ、キカシグf及びヘラオモ
ダカ等の種子を播種し、またウリカワ、ミズガヤツリ、
マツバイ等の塊茎及び越冬芽を植付けた。長に2葉期の
イネ菌を移植し、ポットを温室内に置いて植物を育成し
た。播種後3白目、ノビエの出芽時期に各薬剤の水利剤
【製剤例4に準拠して製造した】を水に希釈し、ポット
当り12m1処理した。その後、各植物を同温室内で育
成し、薬剤処理後30日0に除草効果とイネに対する薬
害を観察した。 なお除草効果と薬害は試験例1の基準により判定し、そ
の結果を表−3に示した。 表−3 (続) 試験例5 湛水生育期処理 試験例4と同じ方法で材料を育成し、播種後15日(ノ
ビエ2〜2.5葉期ンに各薬剤の水利剤(製剤例4に準
拠して製造した。)を水に希釈し、ポット当p 121
17処理した。その後温室内で育成し薬剤処理後30日
0に除草効果とイネに対する薬害を試験例1の基準に従
って観察した。その結果を表4に示す。 試験例6 湛水土壌処理と生育期処理 水田土壌を5ocrnxs7さのコンクリートポットに
充填し水を加えて水田状態にし、このポットにノビエ、
ホタルイ、キカシグサ、コナギ、ヘラオモダカ及びタマ
ガヤツリの種子を播種した。またウリカワ、ミズガヤツ
リの塊茎とマツバイの越冬芽を植付けた。さらに2葉期
のイネを4株移植しポットを屋外(自然条件下)に置い
て植物を育成した。播種後7日目
【ノビエの0.5〜0
.8葉期】と155日目ノビエ1.5〜2葉期)に製剤
例12に準拠して製造した各粒剤をそれぞれのポットに
3Kg/10aずつ処理した。その後適宜肥培管理を行
い、薬剤処理後300日目各雑草ごとに除草効果とイネ
の薬害を観察した。なお除草効果と薬害は試験例1と同
様な基準に従って判定した。その結果を表−5に示した
。 試験例7 水田土壌を50crnX 50mX50t:mの大きさ
のコンクリートポットに充填し水を加えて水田状態にし
、このポットにノビエ、コナギ、ホタルイ、ヘラオモダ
カの種子を一定量ずつ播flした。tiウリカワ、ミズ
ガヤツリの塊茎とマツバイの越冬芽を植付けた。さらに
2葉期のイネを4株移植し、ポットを屋外(自然条件下
]に置いて植物を育成した。播種後7日目、ノビエの0
.5〜0.8葉期に試験例1と同様に製造した水和剤を
水に希釈し、それぞれのポットに一定量ずつ処理した。 その後適宜、肥培管理し、薬剤処理後300日目雑草と
イネを抜きとり水洗後乾燥してその重量を測定した。 試験例8 残効性試験 1/2,000アールのポットに水田土壌を1.5に9
充填し3cIn湛水した。それから播種前45日、同4
0日、同35日、同30日、同25日、同20日、同1
0日、播種当日に製剤例12に準拠して製造した化合物
屋8(4%1+ブタクロール(343、化合物扁8(4
%)+CG−113(2壬)粒剤とMT−101(7%
)とブタクロール(3%)、MT−101(7%)+C
G−113(2%)の粒剤をそれぞれ3Kg/10aに
なるように処理した。検定植物としては、ノビエの催芽
種子を使用した。播種してから20日0に検定植物の生
体重を求めた。なお供試土壌は沖積埴壌土、腐植含量2
5.9係、pH6,05、塩基置換容量11.82の土
壌を用いて行った。その結果各薬剤の残効期間(無処理
地区に対する50%抑制率になる日)は下記の通りであ
った。 試験例9 次に、本発明式(口除草活性化合物の一例と、これに最
も類似した公知除草活性化合物について、フェノキシカ
ルボン酸アニリド系除草活性化合物のフェノキシ基のベ
ンゼン環における置換基の種類及びその置換様式が除草
活性、薬害、雑草/イネ科作物間選択性、施用適期中、
土壌中移動性、土壌中移動性などに及ぼす影響を比較テ
ストした比較実験の一例を示す。 供試化合物:下記供試化合物を用い′fc。 尚、結果を示す後渇表−7には、特開昭53−9632
3号の化合物番号■及び特開昭52−120123号の
化合物番号8に記載された下記類似化合物について、こ
れら特開昭に記載されたデーターを参考のために、Ru
nム5及びRun&6として一緒に示しである。 Run煮1式(!]化合物(本発明):(化合物481 Run A3   J、(:hem、Soc、、233
5 (I9611:Run  墓4 MCPCA (特公昭48−40731号の複合剤の一
方の成分) : I Run  扁5 (転記) 特開昭53−96323号 (化合物■): Ru n s 6   特開昭52−120123号:
(転記)   (化合物8) テスト方法: 草の風乾重を測定し、無処理区に対する阻害率が約90
係になる薬量を示した。 伽)イネ薬害(EDlo、 y/10 a )表1及び
2の実施法に準じて各薬剤で処理し、イネの根部の風乾
重を測定無処理区に対する阻害率が約10%になる薬量
を示した。 (C)  選択性 イネ(EDIO)/ウリカワ(ED、01(7)値を示
シた。 (di  残効性 32.5X27crnの角型バットに水田土壌を入れ、
化合物屋8、比較例M CP CAを各々200y/1
0a処理した後、5日毎にヘラオモダカを播種し、15
日後にその風乾重を経時的に創作し、無処理区に対して
約50%の阻害率を示す日数を求めた。 (e)  移動性 土壌測定リング10個連結し、7507の風乾重を充填
し、その後化合物&8、比較剤MCPCA各k 500
 ? / 10 a施用し24時間静置する。その後3
0m5/hr、の人工降雨、更に24時間静置し、各層
毎(lcrn毎)にカラムを切断し、この土壌を腰高シ
ャーレに採取し、時なし大根をまき、その生育抑制の認
められ下限1での長さを求めた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 但し式中、 Rは直鎖もしくは分枝状の低級アルキレン又は低級アル
    ケニレンを示し、 R^1はメチル基もしくはハロゲン原子を示し、 R^2は水素原子を、低級アルキル基、低級アルコキシ
    基もしくは水酸基を示し、 Xはハロゲン原子を示し、 Yは低級アルキル基、ハロゲン化低級アルキル基、低級
    アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水
    酸基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低級アルカノ
    イルオキシ基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルキ
    ルチオ基、低級アルキルスルホニル基、低級アルカノイ
    ル基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニル基及
    び 低級アルキルアミノカルボニル基より成る群からえらば
    れた基を示し、 lは0もしくは1を示し、mは0もしくは1を示し、こ
    こで、 l及びmの両者が共に0であることはなく、そして nは0もしくは1〜4の整数を示し、ここで、 nが2〜4の整数の場合には、複数個のYは同一でも異
    っていてもよい、 で表わされるトリ−もしくはテトラ−置換フェノキシカ
    ルボン酸アニリド系誘導体。 2、下記式(X I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(X I ) 但し式中、 Rは直鎖もしくは分枝状の低級アルキレン又は低級アル
    ケニレンを示し、 R^1はメチル基もしくはハロゲン原子を示し、Xはハ
    ロゲン原子を示し、そして ¥l¥は0もしくは1を示し、¥m¥は0もしくは1を
    示し、ここで、¥l¥及び¥m¥の両者が共に0である
    ことはない、 で表わされるトリ−もしくはテトラ−置換フェノキシカ
    ルボン酸ハライド誘導体を下記式(XII)▲数式、化学
    式、表等があります▼(XII) 但し式中、 R^2は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基
    もしくは水酸基を示し、 Yは低級アルキル基、ハロゲン化低級アルキル基、低級
    アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水
    酸基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低級アルカノ
    イルオキシ基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルキ
    ルチオ基、低級アルキルスルホニル基、低級アルカノイ
    ル基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニル基及
    び低級アルキルアミノカルボニル基より成る群からえら
    ばれた基を示し、 そして ¥n¥は0もしくは1〜4の整数を示し、ここで、¥n
    ¥が2〜4の整数の場合には、複数個のYは同一でも異
    つていてもよい、 で表わされるアニリン誘導体と反応させることを特徴と
    する下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 但し式中、 R、R^1、R^2、X、Y、¥l¥、¥m¥及び¥n
    ¥は前記と同義である、 で表わされトリ−もしくはテトラ−置換フェノキシカル
    ボン酸アニリド系誘導体の製造法。
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