JPH02143960A - ヘッドキヤリッジ移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、７レキシプルデイスク装置などのヘッドキ
ャリッジ移動装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は従来のフレキシブルディスク装置のへラドキャ
リッジ移動装置の斜視図である。（２）はヘッドを取り
つけたキャリッジ、（８）はステッパモータ、（１）は
ステッパモータによシ回転する送りネジである。（９）
は送シネジとキャリッジの締結部である。

第５図は、従来の締結部（９）を示す断面図であり。

（ａ）は正断面図、（ｂ）は側断面図である。図におい
て。

（１１はらせん状のネジ溝をもつ送りネジ、（２）はキ
ャリッジ、（３）はこのキャリッジ（２）に一体成形さ
れたニードルピン、（４）はスチールボール、（５）は
送りネジ（１）をニードルピン（３）とスチールボール
（４）ではさむためにスチールボール（４）を加圧する
板バネである。

次に動作について説明する。

ステッパモータ（８）により送シネジ（１）が回転する
と、らせん状のネジ溝に係合しているニードルピン（３
）が送りネジ＋１１の軸方向に動き、ニートルビ／（３
）と一体になっているキャリッジ（２）がＢ方向に動く
。そして、キャリッジ（２）が移動する際、ニードルピ
ン（３）がＡ方向に最大Ｘだけ振動する可能性があり、
送りネジ（１１があばれないようにするため。

スチールボール（４）とキャリッジ（２）に固定されて
いる板バネ（５）で一定荷重を加えである。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のへラドキャリッジ移動装置は１以上のように構成
されているので、キャリッジ移動時に発生するＡ方向の
振動が、板バネ（５）だけではおさえきれず、騒音が大
きかった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、キャリッジ移動時の振動を少なりシ、騒音
を小さくすることができるヘッドキャリッジ移動装置を
得ることを目的とする。

〔課題を解決するだめの手段〕 この発明に係るヘッドキャリッジ移動装置は。

送シネジのネジ溝とネジ溝の間に接する突起部を送シネ
ジの溝とピンの保合がずれない方向に向けてキャリッジ
から突出させたものである。

〔作用〕

この発明におけるヘッドキャリッジ移動装置は。

キャリッジに固定された突起部により、送りネジとキャ
リッジのすきまを口ないしは０近くにしたことによシ、
キャリッジの撮動はおさえられ、騒音は減少する。また
、突起部がネジ溝とネジ溝の間にあシ、かつ、突起部と
ピンはともにキャリッジに固定されていることによシ突
起部とピンとの相対位置は不変であるため、送りネジが
回転しても、突起部がネジ溝にはまることはなく、常に
振動はおさえられる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図において、（ａ）は締結部の正断面図、（ｂ）は
側断面図、　（Ｃ）　、　（ｄ）は突起部の例である。

（６）はキャリッジ（２）に固定された突起部である。

突起部（６）の幅ｙは、ネジ溝間の距４ｔより小さくな
っている。

キャリッジが移動しても、Ａ方向に振動できないため、
騒音は小さくなる。また、この突起部（６）はネジ溝と
ネジ溝の間にあり、送りネジが回転しても、らせん状に
等間隔でネジ溝があシ、かつ。

ニードルピン（３）と突起部（６）の相対位置が変わら
ないため、突起部（６）がネジ溝にあたったり、落ちた
りすることばない。したがって、キャリッジ（２）がＢ
方向に移動しても、常にＡ方向の振動がおさえられる。

なお、上記実施例では、突起部（６）の厚さ２がすきま
Ｘより小さい場合であり、この場合、すきまは、完全な
Ｏにはできない。また、ステッパモータのトルクへの影
響を極力小さくするため９幅ｙをできるだけ小さくする
ことが必要である。フみ。

材料に、摩擦係数が小さい材料を使用し、突起部の厚さ
２をすきまＸより大きくしてもよい。この場合、そのま
まか、あるいは削れていくかするが。

削れていつだとしても、すきまが０となった所以上は、
荷重がかからないため、それ以上削れることはない。す
なわち、すきまを０に最も近づけられる。また、削れや
すいように、第１図（ｄ）のように三角すいの形状にし
てもよい。また、第２図のように、突起部の厚さ２をす
きまＸよシやや太きくシ、スチールボール（４）と板バ
ネ（５）を廃止してもよい。この際は、突起部（６）に
常に荷重がかかるため、耐摩耗性のすぐれた材料を使用
する。また。

第３図に示すように、突起部をキャリッジと一体化した
ものでもよい。

１だ、上記実施例ではフレキシブルディスク装置のへラ
ドキャリッジの移動装置の場合について示したが、他の
装置のヘッドを備えたキャリッジの移動装置であっても
よい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、ヘッドキャリッジ移
動装置を、キャリッジに固定された突起部によりキャリ
ッジ移動時の振動を小さくするように構成したので、騒
音の小さいものが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるキャリッジのニード
ル部所面図、第２図はこの発明の他の実施例によるキャ
リッジのニードル部所面図、第３図はこの発明の他の実
施例によるキャリッジのニードル部所面図、第４図はキ
ャリッジ、駆動系の外親図、第５図は従来例によるキャ
リッジのニードル部断面図である。 ＋１１・・・送シネジ、（２）・・・キャリッジ、（３
）・・・ニートルピン、（４）・・・スチールボール、
（５）・・・板バネ、（６）・・・突起部。 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ａ）ヘッドを取り付けたキャリッジと、 （ｂ）キャリッジに固定されたピンと、 （ｃ）上記ピンを係合させるらせん状のネジ溝を有し、
   回転することによりピンを直線運動させキャリッジを移
   動させる送りネジと を有するヘッドキャリッジ移動装置において、ネジ溝と
   ピンとが係合している部分と反対方向にある送りネジの
   外周部の、ネジ溝と次のネジ溝の間の部分に接し、キャ
   リッジに固定された突起部を備えたことを特徴とするヘ
   ッドキャリッジ移動装置。