JPH02143831A - 口栓部が傾斜した延伸ブロー成形壜体の製造方法及び装置 - Google Patents

口栓部が傾斜した延伸ブロー成形壜体の製造方法及び装置

Info

Publication number
JPH02143831A
JPH02143831A JP63297680A JP29768088A JPH02143831A JP H02143831 A JPH02143831 A JP H02143831A JP 63297680 A JP63297680 A JP 63297680A JP 29768088 A JP29768088 A JP 29768088A JP H02143831 A JPH02143831 A JP H02143831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
parison
stretching rod
stretching
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63297680A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2627944B2 (ja
Inventor
Takeyoshi Shibuya
剛美 渋谷
Kaneo Yamada
務夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP63297680A priority Critical patent/JP2627944B2/ja
Publication of JPH02143831A publication Critical patent/JPH02143831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2627944B2 publication Critical patent/JP2627944B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/4242Means for deforming the parison prior to the blowing operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/08Biaxial stretching during blow-moulding
    • B29C49/10Biaxial stretching during blow-moulding using mechanical means for prestretching
    • B29C49/12Stretching rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/48Moulds
    • B29C2049/4879Moulds characterised by mould configurations
    • B29C2049/4882Mould cavity geometry
    • B29C2049/48825Asymmetric moulds, i.e. the parison is not in the center of the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2949/00Indexing scheme relating to blow-moulding
    • B29C2949/07Preforms or parisons characterised by their configuration
    • B29C2949/0715Preforms or parisons characterised by their configuration the preform having one end closed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2949/00Indexing scheme relating to blow-moulding
    • B29C2949/07Preforms or parisons characterised by their configuration
    • B29C2949/072Preforms or parisons characterised by their configuration having variable wall thickness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2949/00Indexing scheme relating to blow-moulding
    • B29C2949/07Preforms or parisons characterised by their configuration
    • B29C2949/072Preforms or parisons characterised by their configuration having variable wall thickness
    • B29C2949/0721Tangentially varying thickness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/02Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
    • B29C49/06Injection blow-moulding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、傾斜した口栓部を有する壜体の製造方法及び
装置に関する。
〔従来の技術〕
ポリエステル等の熱可塑性樹脂からなる二軸延伸ブロー
成形壜体は各種の飲料用容器として広く利用されている
。このような壜体は通常本体の上端部にそれと同軸的に
口部を有している。ところが最近、口部が上端でなくや
や傾斜した位置に設けられた壜体が使用されるようにな
ってきた。この壜体は斜面を有する紙製容器内に収容さ
れ、斜面から口部が突出すようになっている。
従来このような壜体としては、実開昭56−15076
3号、実公昭62−29375号及び同62−2937
6号に開示されたものが知られている。これらの4体は
いずれも二軸延伸ブロー成形された本体の上端に同軸的
に口部が設けられているが、本体の上部に蛇腹その他の
変形可能部が形成されているので、成形後所定の紙製容
器内に収容する際に口部を傾斜させることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の壜体では本体上部に設けられ
た蛇腹等の変形手段により口部が傾斜しているので、堰
体本体内に余分な凹凸が存在することになる。これらの
蛇腹部等には内容物が残留しやすく、内容物のスムーズ
な流出が妨げられる。
また容器の表面積が大きくなるので、ガスバリヤ−性等
の特性が低下する。その上舵腹部等複雑な形状の変形部
を設けることにより、壜体全体の製造コストが上昇する
そこで、本発明者は口栓部が傾斜している合成樹脂製壜
体を製造する方法について、種々研究を重ねた結果、パ
リソンの中心軸に口栓部付近で接する半径Rの円周に沿
って、前記円周と同一の曲率半径を有する延伸ロッドを
パリソンの口栓部に挿入し、二軸延伸ブロー成形するこ
とにより、口栓部が傾斜した壜体を得ることができるこ
とを発見し、先に特許出願した。
しかしながら、上記のわん曲した延伸ロッドを使用した
二軸延伸ブロー成形法においては、あらかじめわん曲し
た延伸ロッドを用いなければならないので、装置が複雑
化するという問題がある。
したがって本発明の目的は、複雑な機構の装置を用いな
くても口栓部が傾斜した壜体を簡単に延伸ブロー成形に
より製造することができる方法を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、上記壜体のH4装置を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者はフレキシブ
ルな延伸ロッドを用いることによって延伸ブロー成形用
金型内でパリソン胴部をわん曲状に延伸し、延伸ブロー
成形により口栓部が傾斜した壜体を簡単に製造すること
ができることを発見し、本発明を完成させた。
すなわち、口栓部が胴部に対して傾斜した壜体を延伸ブ
ロー成形により製造する本発明の方法は、有底円筒状胴
部の中心軸が直線状のパリソンを延伸ブロー成形金型に
設置し、フレキシブルな延伸ロッドを挿入することによ
って前記パリソンの胴部を前記金型のキャピテイ内でわ
ん曲状に延伸し、延伸ブロー成形することを特徴とする
また、口栓部が胴部に対して傾斜した1体を延伸ブロー
成形により製造する本発明の装置は、延伸ブロー成形用
金型と、前記金型のキャビティ内において伸縮自在のフ
レキシブルな延伸ロッドとを有し、前記フレキシブルな
延伸ロッドはパIJ ソン胴部延伸用のコイル状スプリ
ングと、前記スプリングの伸縮を調節するワイヤーと、
前記スプリングの先端部に設けられたワイヤー固定用コ
マとを有し、前記スプリングは前記金型のキャビティ胴
部の中心軸にほぼ沿うようなわん曲状にくせがついてお
り、前記ワイヤーを引き上げて前記スプリングを縮めた
状態では前記スプリングは直線状であり、パリソン内に
挿入後前記ワイヤーを緩めることにより前記スプリング
はわん曲状に延び、その先端部は前記キャビティ底部の
ほぼ中央に当接することを特徴とする。
〔作 用〕
延伸ブロー成形前又は延伸ブロー時にパリソンの胴部を
わん曲状に延伸することにより、口栓部が傾斜した延伸
ブロー成形品をほぼ均一な肉厚で簡単に製造することが
できる。これはパリソンの胴部が曲線状に変形している
ために、口栓部が傾斜するような形状のキャビティを有
する延伸ブロー成形用金型内において、パリソン先端部
を金型底部に位置させることができ、そのためにパリソ
ン胴部がほぼ均一の倍率で延伸されるためと考えられる
このような目的にフレキシブルな延伸ロッドが有効であ
るのは、スプリング自体にあらかじめわん曲状のくせを
つけておけば、伸縮を繰り返しても常に一定にわん曲す
るからである。これにより一定品質の口栓部傾斜壜体を
製造することができる。
〔実施例〕
本発明の添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例による延伸ブロー成形壜体の
製造装置を示す。装置は延伸ブロー成形用洞部型1.2
と、口部型3と、延伸ロッド5とブローコア10と、延
伸ロッド固定板12と、延伸ロッド固定板12を昇降さ
せるエアシリンダー11とを有する。延伸ロッド5はコ
イル状のスプリング13と、スプリング13の先端部に
設けられたワイヤ固定用コマ14と、コマ14と延伸ロ
ッド固定板12とにそれぞれ固定され、スプリング13
内を貫通するワイヤ15とからなる。なおスプリング1
3の上端は、ブローコアlOの下端に設けられた細径部
9に固定されている。延伸ロッド固定板12の下端には
延伸ロッドストッパー16が取り付けられており、スト
ッパー16は下方のブローコア固定板17と当接するこ
とにより、延伸ロッド5の伸長ストロークを規制する。
また延伸ロッド固定板12の下端中央部にワイヤ15と
包囲する管状部材18が取り付けられており、ワイヤ1
5は管状部材18により支持される。
スプリング13はあらかじめわん曲状にくせが付けられ
ているので、負荷をかけない時はスプリング13はわん
曲状に伸長し、金型キャビティの底部に達する長さにな
る。第1図の状態では延伸ロッド固定板12は引き上げ
られており、このためスプリング13は縮んだ状態とな
り、短い直線状のコイルとなる。延伸ロンド固定板12
を下げていくと、第2図に示したようにスプリング13
は元に戻ろうとして伸長し、延伸ロッド固定板12のス
トッパー6がブローコア固定板17と当接して止まるま
で下がると、ワイヤー固定用コマ14は第2図の4eの
点に達する。
スプリング13にあらかじめ付けられるわん曲状のくせ
は、スプリング13が第2図の破線に沿って延びた時に
その先端部のワイヤー固定用コマ14がキャビティ底部
のほぼ中央4eに達するように、がつわん曲状になった
スプリング13の中心軸が、キャビティ胴部の中心軸に
ほぼ沿うようにあらかじめ設定される。これによってパ
リソン各部がほぼ一定の延伸倍率を持ち、ブロー成形後
の1体の肉厚が全体的にほぼ均〜になることが望める。
またスプリング13はパリソンを延伸し得る程度のばね
定数を有することはもちろんであるが、パリソン胴部の
延伸時にスプリングがパリソン内部に接触しないような
小さな径のコイル状であることが好ましい。
本発明は、口栓部が傾斜した4体を製造し得るものであ
ればいかなる形状の金型キャビティに対しても適用でき
るが、典型的な例として第1図に示すキャビティについ
て説明する。
本実施例の金型キャビティ4の形状は、角及び稜線部分
が曲面状になっている直方体状の胴m4aと、円筒形状
の口栓部4bと、前記胴部4aと前記口栓部4bとを滑
らかに接続する肩部4cとからなり、口栓部の中心軸が
胴部に対して傾斜している4体を製造するのに適した形
状となっている。胴R4aの中心軸12と口栓部4bの
中心軸11とが角度θで交差するように、胴部4aは口
栓部4bに対して傾斜している。
ブロー成形後の4体の離型を容易にするという観点から
、第1図に示す装置では、パーティング面はI!1.1
2、I13の線に沿った面(第1図において紙面に垂直
)からなる。
ます口栓部4bにおいて、パーティング面は中心軸11
にほぼ沿って延在する。本実施例においては口栓部4b
の中心軸l、は垂直であるので、胴部型1.2を横方向
に移動することにより型締めを行うのに都合がよい。
胴部4aにおいて、パーティング面は中心軸12にほぼ
沿って延在する。胴部4aは口栓部4bに対して角度θ
だけ傾斜しているので、それとほぼ同じ角度でパーティ
ング面も傾斜している必要がある。
また中心軸12にそってパーティング面を設けることに
より、胴部キャビティがほぼ左右対称となり、延伸ブロ
ー成形堰体の離型が容易となる。
パーティング面はまたキャビティ底部4dのほぼ端部を
通過する必要がある。これは、第1図から明らかな通り
、アンダーカットを防止するためである。すなわち、4
体の離型の障害となるアンダーカットを完全に防止し得
る位置は、底部4dにおいては#j部であるので、そこ
を通過する必要がある。また胴部型1.2を横方向に移
動して型締め、型開きを行うのが普通であるので、底R
4dのほぼ端部を通過するl、に沿ったパーティング面
はほぼ垂直であるのが好ましい。
第3図は、第1図の延伸ブロー成形用金型に、有底円筒
状で胴部の中心軸が直線状のパリソンを設置した状態を
示す断面図である。このようにパリソン19を金型内に
設置した後、スプリング13を延ばすと、それに伴い第
3図中の一点鎖線に沿ってわん曲状に延伸され、点線で
示す形状19′になり、その先端部はキャビティ底面の
中央部4eに当接する。
本発明の延伸ブロー成形法では、パリソンを第3図の点
線で示した形状19’に延伸した後、フリーブローによ
り4体の製造を行うこともできるが、わん曲状に延伸す
る工程でエアをパリソンに吹き込み延伸ブロー成形を同
時に行ってもよい。
次に本発明の方法のもう一つの実施例を第4〜6図を参
照して説明する。
第4図は本発明の方法のもう一つの実施例による延伸ブ
ロー成形堰体の製造装置に、有底円筒状で胴部が直線状
のパリソンを設置した状態を示す。
装置は第1図に示した延伸ブロー成形用金型と同様の金
型l、2及び3と、その前部にフレキシブルチューブ2
5aを有する延伸ロッド25と、ブローコア20と、延
伸ロッド固定板22と、延伸ロッド固定板22を昇降さ
せるエアシリンダー21とを有する。
延伸ロッド固定板22の下端には延伸ロツドス) ソバ
−26が取り付けられており、ストッパー26は下方の
コア固定板27と当接することにより、延伸ロッド25
aの伸長ストロークを規制する。
延伸ロッド前部のフレキシブルチューブ25aはパリソ
ン29の胴部を延伸するに充分な硬さを有する一方、弾
力性を持ち、曲げに対して柔軟である材質からできてい
る。このような材質としてはコム、テフロン、プラスチ
ックファイバー、グラスファイバー、ばね等が好ましい
第4図の状態から延伸ロッド25を降下させ、キャビテ
ィ4内でパリソン290桐部を縦方向に延伸すると、パ
リソン29の先端部はキャビティ4の胴部側面4aに達
し、パリソン29の先端部がキャビティ側面4aに沿っ
て摺動するように延伸が続く(第5図)。さらに延伸ロ
ッド25を下ろしていくと、パリソン29の胴部はわん
曲状になりながら延伸され、第6図に示すようにパリソ
ン29の先端部がキャビティ底部4dの一端に達すると
、延伸ロッド25の降下が停止し、パリソン胴部の延伸
は終了する。
本実施例においても第一の実施例と同様に、第6図に示
したような変形をパリソンに施した後にフリーブロー成
形を行っても良いし、又は第4〜6図に示したパリソン
胴部の延伸ロッドによる延伸と同時に空気の吹き込みを
行っても良い。
以上の実施例において、金型キャビティが角形の場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されることなく
、口栓部が胴部に対して傾斜した堰体を製造し得るもの
であれば、いかなる形状の金型キャビティに対しても適
用し得る。
なお本発明の変形パリソンに使用する熱可塑性樹脂とし
ては、飽和ジカルボン酸と飽和二価アルコールとからな
るポリエステル樹脂が好ましい。
飽和ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、ナフタレン−1,4−又は2.6−ジカ
ルボン酸、ジフェニルエーテル−4,4”−ジカルボン
酸、ジフェニルジカルボン酸類、ジフエノキシエタンジ
エタンジカルボン酸類等の芳香族ジカルボン酸類、アジ
ピン酸、セパチン酸、アゼライン酸、デカン−1,10
−ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサ
ンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸等を使用するこ
とができる。また飽和二価アルコールとしては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、トリメチレンク
リコール、テトラメチレングリコール、ジエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール、ヘキサメチレ
ングリコール、ドデカメチレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール等の脂肪族グリコール類、シクロヘキサン
ジメタツール等の脂環族グリコール、2.2−ビス(4
°−β−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、その
他の芳香族ジオール類等を使用することができる。好ま
しいポリエステルは、テレフタル酸とエチレングリコー
ルとからなるポリエチレンテレフタレートである。
本発明に用いるポリエステル樹脂は、固有粘度が0.5
〜1.5、好ましくは0.55〜0.85の範囲の値を
有する。またこのようなポリエステルは、溶融重合で製
造され、180〜250℃の温度下で減圧処理または不
活性ガス雰囲気で熱処理されたもの、または固を目重合
して低分子量重合物であるオリゴマーやアセトアルデヒ
ドの含有量を低減させたものが好適である。
なお本発明で使用するポリエステル樹脂中には、本発明
の目的を損なわない範囲で安定剤、顔料、酸化防止剤、
熱劣化防止剤、紫外線劣化防止剤、帯電防止剤、抗菌剤
等の添加剤やその他の樹脂を適量加えることができる。
また、公知のガスバリヤ性樹脂、耐熱性樹脂、耐熱性樹
脂を多層化した多層パリソンを使用することもできるこ
とはいうまでもない。
本発明を以下の具体的実施例によりさらに詳細に説明す
る。
実施例1 まず、ポリエチレンテレフタレートにより有底円筒状で
胴部が真っ直ぐなパリソンを作成した。
この胴部の肉厚は3.2mmであった。このパリソンを
第1図に示した装置を用い第3図に示したようにキャビ
ティ4に設置し、延伸スプリングを延ばすことによって
パリソン胴部をわん曲状に延伸した。この状態でフリー
延伸ブロー成形を行った。
このときの金型温度は約50℃であり、ブローエアは2
0℃、28気圧であった。
このようにして得られた堰体の胴部は全体的にほぼ均一
な肉厚(約0.35+++m)を有した。
実施例2 まず、ポリエチレンテレフタレートにより有底円筒状で
胴部が真っ直ぐなパリソンを作成した。
この胴部の肉厚は3.2mmであった。このパリソンを
第4図に示したように延伸ブロー成形装置に設置し、延
伸ロッドを下げることによって第6図のようにパリソン
の胴部をわん曲状に延伸した。このとき延伸ロッドのフ
レキシブルな先端部25aとしてはテフロン棒状部材を
使用した。この状態でフリーブロー成形を行った。この
時の金型温度は約50℃であり、ブローエアは20℃、
28気圧であった。
このようにして得られた4体の胴部は全体的にほぼ均一
な肉厚(約0.35mm)を有した。
〔発明の効果〕
以上に詳述した通り、フレキシブルな延伸ロッドを使用
し、パリソンの胴部をわん曲状に延伸することによって
、複雑な装置を用いることなく、口栓部が傾斜した4体
をブロー成形により簡単に製造することができる。
特にフレキシブルな延伸ロッド先端部としてあらかじめ
わん曲状にくせのついたスプリングを使用することによ
り、パリソン先端部を延伸ブロー成形金型のキャビティ
の底部のほぼ中央に位置させることができるので、フリ
ーブローでもいわゆるへそを堰体底部のほぼ中央に位置
させることができるとともに、壜体胴部の肉厚の均一化
を確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による延伸壜体の製造装置を
示す断面図であり、 第2図は第1図の装置の延伸スプリングを途中まで延ば
した状態を示す部分断面図であり、第3図は第1図の装
置に有底円筒状で胴部が直線状のパリソンを設置した状
態を示す部分断面図であり、 第4図は本発明の方法に使用する延伸ブロー成形壜体の
製造装置のもう1つの例に、有底円筒状で胴部が直線状
のパリソンを設置した状態を示す断面図であり、 第5図は第4図の状態からパリソン胴部を延伸する工程
の途中の状態を示す部分断面図であり、第6図は第4図
の装置を用いてパリソンの胴部をわん曲状に延伸した状
態を示す部分断面図である。 1.2 ・・・胴部型 5.25・ 10、20 11.21 13・ 14・ 15・ 16、26 17、27 19、29 25a  ・ ・口部型 ・キャビティ ・延伸ロッド ・ブローコア ・エアシリンダー ・延伸ロッド固定板 ・コイル状スプリング ・ワイヤー固定用コマ ・ワイヤー ・延伸ロッドストッパー ・ブローコア固定板 ・パリソン ・延伸ロッ ドフレキシブル前部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)口栓部が胴部に対して傾斜した壜体を延伸ブロー
    成形により製造する方法において、有底円筒状胴部の中
    心軸が直線状のパリソンを延伸ブロー成形金型に設置し
    、フレキシブルな延伸ロッドを挿入することによって前
    記パリソンの胴部を前記金型のキャビティ内でわん曲状
    に延伸し、延伸ブロー成形することを特徴とする方法。
  2. (2)請求項1に記載の方法において、前記のフレキシ
    ブルな延伸ロッドでパリソンの胴部をわん曲状に延伸し
    た後に、延伸ブロー成形することを特徴とする方法。
  3. (3)請求項1に記載の方法において、前記フレキシブ
    ルな延伸ロッドでパリソンの胴部をわん曲状に延伸する
    工程で、同時に空気の吹き込みを行い二軸延伸ブロー成
    形することを特徴とする方法。
  4. (4)請求項1乃至3のいずれかに記載の方法において
    、前記フレキシブルな延伸ロッドはパリソン胴部延伸用
    のコイル状スプリングと、前記スプリングの伸縮を調節
    するワイヤーと、前記スプリングの先端部に設けられた
    ワイヤー固定用コマとを有し、前記スプリングは前記金
    型キャビティ胴部の中心軸にほぼ沿うようなわん曲状に
    くせがついており、前記ワイヤーを引き上げて前記スプ
    リングを縮めた状態では前記スプリングは直線状であり
    、パリソン内に挿入後前記ワイヤーをゆるめることによ
    り前記スプリングをわん曲状に延ばし、パリソンの先端
    部が前記キャビティ底部のほぼ中央に当接するように前
    記パリソンの胴部をわん曲状に延伸することを特徴とす
    る方法。
  5. (5)請求項1乃至3のいずれかに記載の方法において
    、前記フレキシブルな延伸ロッドが柔軟性のあるチュー
    ブ又は棒状部材であって、あらかじめ斜めに設定された
    金型キャビティの側面にパリソン先端部を摺動させるよ
    うに、延伸ロッドをわん曲に変形しながら延伸すること
    によって、パリソン胴部をわん曲状に延伸することを特
    徴とする方法。
  6. (6)口栓部が胴部に対して傾斜した壜体を延伸ブロー
    成形により製造する装置において、延伸ブロー成形用金
    型と、前記金型のキャビティ内において伸縮自在のフレ
    キシブルな延伸ロッドとを有し、前記フレキシブルな延
    伸ロッドはパリソン胴部延伸用のコイル状スプリングと
    、前記スプリングの伸縮を調節するワイヤーと、前記ス
    プリングの先端部に設けられたワイヤー固定用コマとを
    有し、前記スプリングは前記金型のキャビティ胴部の中
    心軸にほぼ沿うようなわん曲状にくせがついており、前
    記ワイヤーを引き上げて前記スプリングを縮めた状態で
    は前記スプリングは直線状であり、パリソン内に挿入後
    前記ワイヤーを緩めることにより前記スプリングはわん
    曲状に延び、その先端部は前記キャビティ底部のほぼ中
    央に当接することを特徴とする装置。
JP63297680A 1988-11-25 1988-11-25 口栓部が傾斜した延伸ブロー成形壜体の製造方法及び装置 Expired - Fee Related JP2627944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63297680A JP2627944B2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 口栓部が傾斜した延伸ブロー成形壜体の製造方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63297680A JP2627944B2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 口栓部が傾斜した延伸ブロー成形壜体の製造方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02143831A true JPH02143831A (ja) 1990-06-01
JP2627944B2 JP2627944B2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=17849754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63297680A Expired - Fee Related JP2627944B2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 口栓部が傾斜した延伸ブロー成形壜体の製造方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2627944B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001062470A1 (de) * 2000-02-22 2001-08-30 Alpla-Werke Alwin Lehner Gmbh Und Co. Kg Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines geblasenen behälters
JP2007509771A (ja) * 2003-10-30 2007-04-19 ビー・アンド・アール・インダストリーズ・ピーティワイ・リミテッド ハンドル一体型pet容器システム
EP2987733A1 (de) * 2014-08-20 2016-02-24 Krones AG Vorrichtung und Verfahren zur Formung eines Kunststoffbehälters
CN109774104A (zh) * 2019-02-27 2019-05-21 广州达意隆包装机械股份有限公司 一种旋转式吹瓶机的拉伸与封口联动装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0270420A (ja) * 1988-09-06 1990-03-09 Dainippon Printing Co Ltd 二軸延伸ブロー成形壜体、その製造方法及びそれを用いた複合容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0270420A (ja) * 1988-09-06 1990-03-09 Dainippon Printing Co Ltd 二軸延伸ブロー成形壜体、その製造方法及びそれを用いた複合容器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001062470A1 (de) * 2000-02-22 2001-08-30 Alpla-Werke Alwin Lehner Gmbh Und Co. Kg Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines geblasenen behälters
JP2007509771A (ja) * 2003-10-30 2007-04-19 ビー・アンド・アール・インダストリーズ・ピーティワイ・リミテッド ハンドル一体型pet容器システム
EP2987733A1 (de) * 2014-08-20 2016-02-24 Krones AG Vorrichtung und Verfahren zur Formung eines Kunststoffbehälters
CN109774104A (zh) * 2019-02-27 2019-05-21 广州达意隆包装机械股份有限公司 一种旋转式吹瓶机的拉伸与封口联动装置
CN109774104B (zh) * 2019-02-27 2023-11-21 广州达意隆包装机械股份有限公司 一种旋转式吹瓶机的拉伸与封口联动装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2627944B2 (ja) 1997-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0494098B2 (en) Method of blow moulding container
US6012597A (en) Polyester bottle with a handle and method of manufacturing the same
US7115309B2 (en) Synthetic resin preform to be biaxially stretched and blow molded into a bottle
JP3782131B2 (ja) プラスチック容器
EP2879962B1 (en) Extrusion blow moulded container
US4595550A (en) Method for the crystallization of thermoplastic material
US5549210A (en) Wide stance footed bottle with radially non-uniform circumference footprint
JPH0688315B2 (ja) 耐熱性中空容器のための一次ブロー成形品
IE53746B1 (en) A method of producing a container of thermoplastic material
JPH02143831A (ja) 口栓部が傾斜した延伸ブロー成形壜体の製造方法及び装置
HU224876B1 (en) Multi-layer preform for producing blow-molded container, blow-molded container from said preform and process for producing the same
JP2627937B2 (ja) 二軸延伸ブロー成形壜体、その製造方法及びそれを用いた複合容器
JP2627941B2 (ja) 口栓部が傾斜した延伸ブロー成形壜体の製造方法及びそれに用いる延伸ブロー成形用金型
JP2792544B2 (ja) 延伸ブロー成形壜体の製造方法及び装置
JP3200259B2 (ja) 自立瓶の二軸延伸吹込成形方法及びそれに用いるプリフォーム
JPH05254531A (ja) 耐圧自立容器、その製造方法、及びブロー成形型
JP2671138B2 (ja) ブロー成形用変形パリソンの製造方法及び製造装置
JP2567950B2 (ja) ブロー成形用変形パリソンの製造方法、製造装置及び延伸ブロー成形壜体の製造方法
JPH0615643A (ja) 予備成形体の製造方法
JPH0565165A (ja) 耐圧自立容器及びその製造方法
JP3142344B2 (ja) 中空壁を有する樹脂製予備成形体、その製造方法及びそれを用いた二軸延伸ブロー成形容器
JPS62187012A (ja) 中空容器の製造法
JPH07125059A (ja) カーリング部を有するプラスチック製二軸延伸ブロー成形容器及びその製造方法
JPH05200740A (ja) ブロー成形用予備成形体、その製造方法、及び二軸延伸ブロー成形容器の製造方法
IE940201L (en) Blow moulding

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees