JPH0565165A - 耐圧自立容器及びその製造方法 - Google Patents

耐圧自立容器及びその製造方法

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JPH0565165A
JPH0565165A JP25436591A JP25436591A JPH0565165A JP H0565165 A JPH0565165 A JP H0565165A JP 25436591 A JP25436591 A JP 25436591A JP 25436591 A JP25436591 A JP 25436591A JP H0565165 A JPH0565165 A JP H0565165A
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    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな内圧がかかっても良好な自立性を有す
るベースカップを使用しないプラスチック製容器を提供
する。 【構成】 ボトル1の底部5は、下方に凸の滑らかな曲
面からなる底壁面部分52と、これより下方に突出し、周
方向に等間隔に形成された複数の脚部51とを有し、脚部
51は、胴部4からスムーズに続く外周面部51aと、底部
中央部53から放射状に形成されほぼ垂直の一対の側面部
51bと、底部中央部側にほぼ垂直に形成された内周面部
51cと、これらに連続する底面部51dとからなり、外周
面部51aと底面部51dとの角部付近が容器の無充填時の
接地線部となる。好ましくは、この接地線部が形成する
円の径が、胴部の最大径の70%以上であり、また、接地
線部の合計の長さは、接地線部が形成する円の周の30%
以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大きな内圧がかかっても
良好な自立性を有するプラスチック製容器及びその製造
方法に関し、さらに詳しくは、いわゆるペタロイド形状
の底部を一体的に形成してなり、ベースカップを使用し
なくても自立できるプラスチック製容器、及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリエ
チレンテレフタレートにより代表される飽和ポリエステ
ル樹脂等からなる二軸延伸ブロー成形容器は、極めて優
れた透明性及び表面光沢を有し、美麗で、ガスバリヤー
性、水分不透過性、耐内容物性および保存性等に優れて
いる。また、燃焼時の発熱も少なく、炉をいためること
もないため易廃棄性である等、多くの利点を有してい
る。そのため、各種飲料水、調味料、酒類その他の食品
用の容器等に広く用いられている。
【0003】このような二軸延伸ブロー成形容器(ボト
ル)の中に、底部にいわゆるベースカップを装着したも
のがある。ベースカップは容器に自立性を付与するため
に、また場合によっては底部を補強するために装着する
が、これは、たとえば内容物が炭酸飲料等の高い内圧を
有する容器によく利用される。というのは、このような
容器においては、耐内圧性を向上するために容器底部を
丸みを帯びる凸面状に成形するのが一般的であるからで
ある。
【0004】このようなベースカップ付容器は自立安定
性に優れ、また底部も補強されるが、ベースカップを別
工程で製造したのち、これを容器本体部に装着する工程
が増えるため、生産性に劣る。また、通常ベースカップ
は容器本体部と別種の樹脂で成形されるので、ベースカ
ップを装着した容器はリサイクル性に劣る。
【0005】そこで、容器の底部に種々の凹凸を形成し
て容器底部の補強を図るとともに、ベースカップなしで
自立性を確保する構造の容器(たとえば特公昭48−5
708号、特開平2−57545号等)が開発されてお
り、実用化されている。
【0006】特公昭48−5708号は、典型的な例と
して図10に示すような容器を開示している。図10の
(a) には容器60の正面図が示されており、また(b) に
は容器60の底面図が示されているが、図10からわか
るように、容器60には、その底部61において複数の
脚部62が周方向に等間隔で形成されている。この脚部
62は容器60の胴部からスムーズに連続する外表面を
有しており、脚部62の下端部分が接地部64となって
いる。また各脚部62の間には、(a) に示す線L1 に沿
っては容器内方に滑らかに凹状となり、また(b) に示す
線L2 に沿っては容器下方に滑らかに凸状となり、全体
的には脚部62の外表面より内方に凹となる曲面部63
が形成されている。このような底部形状を有する容器は
いちおうは自立性を有するが、図からわかるように各脚
部62は下方になるにしたがって細くなり、もって接地
部64が小さい。また、接地部64は容器胴部の径より
内方に位置するため自立安定性に良好ではない。
【0007】また、特開平2−57545号は、典型的
な例として、図11に示すような底部形状を有する容器
を開示している。この容器70の底部71においては、
脚部72を大きく形成するとともに、脚部72の下端部
に形成される接地部74を容器の胴部の径よりわずかに
内方に位置するようにして、自立安定性を向上させてい
る。しかしながら、この例の容器においても、各脚部7
2の間に形成される曲面部73が比較的大きく、かつこ
の曲面部73が下方に広がるように形成されており、も
って脚部72は下方が細くなり、接地部74の大きさが
十分とはならない。このため、容器充填時の自立安定性
や充填作業時等のライン送行性がまだ十分とは言えな
い。
【0008】良好な自立安定性を得るには、基本的に
は、接地部をなるべく大きく形成するとともに、接地部
の形成位置を容器胴部における最大径になるべく近づけ
るのがよいが、従来の製造装置及び製造方法ではそれを
達成するのが困難であり、何らかの改良が必要であっ
た。
【0009】したがって本発明の目的は、ベースカップ
を用いない一体成形タイプの容器で、良好な耐圧性と自
立安定性を有するものを提供することである。また、本
発明のもう一つの目的は、良好な耐圧性を有するととも
に、自立安定性に優れた一体成形タイプの(ベースカッ
プを使用しない)容器を製造する方法を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意研究の結果、本発明者は、下方に凸の滑らかな曲
面からなる底壁面部と、この底壁面部と交互に周方向に
配置した複数の脚部とを有する構造の底部とし、脚部を
形成する各面のコーナー及び脚部と底壁面部とのコーナ
ーを比較的小さな極率半径を有する角部とするととも
に、各脚部を実質的に下方に細くならない形状とし、か
つ各脚部下端の外側の角部を接地部とする構造とすれば
接地部を大きくすることができ、もって自立安定性に優
れ、また内容物充填等の工程におけるライン送行時の安
定性にも良好となることを発見した。また、そのような
底部構造を有する容器を製造するには、底部における脚
部に対応する位置に穴部を有する第一の底型と、この第
一の底型の下方に取りつけられるとともに上下に移動可
能であり、上方に移動させた場合に、上述の第一の底型
の穴部の下方から挿入することができる突出部を有する
第二の底型とを有する二軸延伸ブロー成形型を用い、第
二の底型を下方側に配置した状態でパリソンを延伸ブロ
ー成形し、次いで、第二の底型を上方に押上げて、第一
の底型の穴部に形成された中間成形体の凸部を圧縮成形
すれば、賦形性よく脚部を形成することができることを
発見した。本発明は、以上の発見に基づくものである。
【0011】すなわち、接地部を形成する複数の脚部が
一体的に形成されてなる底部を有する本発明の耐圧自立
容器は、その底部が、下方に凸の滑らかな曲面からなる
底壁面部分と、前記底壁面部分より下方に突出し、前記
底部の周方向に等間隔に形成された複数の脚部とを有
し、前記脚部は、実質的に円筒状の胴部からスムーズに
連続する外周面部と、底部中央部側から放射状に形成さ
れほぼ垂直となる一対の側面部と、底部中央に形成され
た極部の外端部にほぼ垂直に形成された内周面部と、前
記外周面部、前記側面部、及び前記内周面部とに連続す
る底面部とからなり、前記脚部の底面部は内方にわずか
に上昇するように傾斜しており、もって前記外周面部と
前記底面部との角部が、前記容器の無充填時の接地線部
となることを特徴とする。
【0012】また、接地部を形成する複数の脚部が周方
向に等間隔に形成されてなる底部を有する耐圧性の自立
容器を製造する本発明の方法は、二軸延伸ブロー成形型
として、胴部型と、前記胴部型に固定され、かつ前記複
数の脚部に対応する位置に穴部を有する第一の底型と、
前記第一の底型の下方に設置されるとともに上下に可動
で、前記第一の底型の穴部に下方から挿入できる突出部
を有する第二の底型とを具備したものを用い、前記第二
の底型を下方側に位置させて前記第一の底型の前記穴部
をフリーにした状態でパリソンの二軸延伸ブロー成形を
行い、もって前記穴部において、延伸ブローされた中間
成形体の端部を膨らませて凸部を形成し、次に、前記第
二の底型を上方に押圧移動して前記突出部を前記穴部に
挿入し、前記穴部で膨らんだ前記凸部を圧縮成形してこ
の部分を脚部とすることを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下本発明を詳細に説明する。
【0014】まず本発明の容器について説明する。図1
は本発明の一実施例による耐圧自立容器1を示してお
り、(a) はその正面図であり、(b) は底面図である。容
器1は、サポートリング21及びネジ部22を有する口
部2と、口部2の下端から下方になめらかに拡径する肩
部3と、実質的に円筒状の胴部4と、複数の脚部51を
有する底部5とからなる。本実施例の容器1において
は、胴部4の下端部にわずかに拡径した補強部4aが設
けられているが、本発明では、口部2、肩部3、及び胴
部4については、図1に示した形状にとらわれず、従来
のプラスチック製容器にみられる種々の形状に適宜変更
してよい。本発明の容器の特徴は、その底部形状にあ
る。
【0015】図1に示す実施例では、底部5に、5つの
脚部51が周方向に等間隔に形成されている。それぞれ
の脚部51は、胴部4の外表面からスムーズに連続する
外周面部51aと、底部中央部側から放射状に、かつほ
ぼ垂直(容器の軸線方向)に形成された一対の側面部5
1b、51bと、底部中央に形成された極部53の外端
の部分でほぼ垂直に形成された内周面部51cと、これ
らの面(外周面部51a、一対の側面部51b、51
b、及び内周面部51c)に連続する底面部51dとか
ら形成されている。
【0016】また、各脚部51の間には、容器の下方に
凸となるなめらかな曲面からなる底壁面部分52が形成
されており、この底壁面部分52は底極部53に連続し
ている。図1の(b) からわかるように、底壁面部分52
は底極部53から外側(容器胴部方向)にむけて放射状
に形成さている。
【0017】図1の(b) におけるA−A断面図である図
2を用いてさらに詳しく底部形状を説明すると、脚部5
1の外周面部51aは、胴部4の下端部に形成された拡
径状の補強部4aの下端から、わずかに容器内方に向か
うように容器下方に向けて形成されている。具体的に
は、外周面部51aが垂直面P1 となす角θ1 を0〜20
°程度の範囲に小さく形成するのがよい。なお、外周面
部51aは、直線又は懸垂曲線で近似される断面を有す
る。また、上述したように、脚部51の底面部51d
は、容器内方に上昇するように傾斜している。このと
き、底面部51dと水平面P2 とのなす角θ2 は5〜30
°程度に設定するのがよい。このような形状とすると、
脚部51の外側の下端部におけるコーナーの部分に接地
部が形成される。すなわち、脚部51の外周面部51a
と底面部51dとがなす角部のP0 が接地部となるが、
実際には、容器が無充填の場合、接地部は外周面部51
aと底面部51dとの角部に沿った線状の接地部(接地
線部)となる。先に示した図1の(b) から容易に分かる
ように、接地線部P0 が断続的に周方向に沿って形成さ
れる。なお、容器が充填された場合(特に炭酸飲料等を
充填して内圧が大きくなった場合)脚部の底面部51d
は多少ではあるが下方に押されることになり、そのとき
は、接地線部P0 からわずかに内方の底面51dの一部
分も接地することになる。
【0018】また、脚部51の内周面部51cは、底極
部53の外端部にほぼ垂直に形成されている。
【0019】なお、図2の右下部には、破線で脚部5
1′を描いているが、これは、図1のO−C線に沿った
断面をとった場合の断面形状を示すものである。
【0020】各脚部51における接地線部P0 を周に含
む円の直径φ3 は、胴部4の最大径(本実施例では、胴
部4の下端部に設けた拡径状の補強部4aにおける径φ
2 )の70%以上とするのがよい。接地線部P0 を周に
含む円の直径φ3 が胴部4の最大径の70%未満となる
ように設計すると、得られる容器の自立安定性が良好と
ならない。
【0021】また、接地線部P0 の合計の長さ(本実施
例では、脚部51が周方向に5つ形成されているので、
一つの脚部51が有する接地線部P0 の長さ×5が接地
線部P0 の合計の長さとなる)が、接地線部P0 を周に
含む円の周の長さ(π・φ3 )の30%以上となるのが
好ましい。この割合より接地線部P0 の合計の長さが短
いと、自立安定性が良好とならない。より好ましくは、
接地線部P0 の合計の長さを接地線部P0 を周に含む円
の周の長さの35%以上とする。
【0022】一方、各脚部51の間に形成される底壁面
部分52は、胴部4の下端部に設けた拡径状の補強部4
aからスムーズに底極部53まで連続しており、下方に
凸の滑らかな曲面部となっている。この底壁面部分52
はいわば半円球状となるが、必ずしも正確に半円球の有
する曲面とする必要はない。また、底壁面部分52と底
極部53とは、図2に示すようにスムーズに連続する
が、これらは、一つの曲率を有する面となる必要はな
い。実際には、底極部53における曲率を底壁面部分5
2における曲率より小さく(曲率半径を大きく)するの
がよい。
【0023】また、各脚部51の側面部分については、
図1(b) のB−B断面図である図3に示すように、脚部
51の一対の側面部51b、51bは、ほぼ垂直(容器
軸線に平行)に形成されている。側面部51bと脚部の
底面部51dとがなす角部の曲率半径r2 と、側面部5
1bと底壁面部分52とがなす角部の曲率半径r3 は、
ともに小さく形成されており、脚部51は極めて角部が
はっきりとしたものとなっている。側面部51bは平面
であってもよいし、その縦断面が懸垂曲線で近似される
ような曲面であってもよい。なお、図3は、図1(b) の
B−B線における断面を便宜上平面状になおして概略的
に示したものである。
【0024】以上に説明したような脚部の形状とする
と、脚部51の底面部51dが極めて大きくなり、その
ため接地線部P0 を大きく(長く)することができる。
また、接地線部P0 を容器の径外方に位置させることが
できる。これにより、良好な自立安定性を確保すること
ができるようになる。
【0025】以上、添付図面を参照して5つの脚部を有
する容器について説明したが、脚部の数はこれに限ら
ず、種々変更してよい。しかしながら、脚部の数を2と
すると、自立安定性がそれほど改善されないので、脚部
の数は3以上とするのがよい。好ましくは脚部の数を3
〜6とし、これを底部の周方向に等間隔に形成する。
【0026】以下に、脚部の数が6の容器の例について
添付図面を参照して説明する。図4は、底部に6つの脚
部51を有する容器10の底面図である。6つの脚部5
1は、底部周方向に等間隔に配置されており、各脚部5
1間には、下方に凸の滑らかな曲面からなる底壁面部分
52が形成されている。各脚部51は、先に示した容器
1の脚部と同様の形状に形成されており、容器胴部から
スムーズに連続する外周面部51aと、底部中央部側か
ら放射状に、かつほぼ垂直(容器の軸線方向)に形成さ
れた一対の側面部51b、51bと、底部中央に形成さ
れた極部53の外端の部分でほぼ垂直に形成された内周
面部51cと、これらの面(外周面部51a、一対の側
面部51b、51b、及び内周面部51c)に連続する
底面部51dとから形成されている。
【0027】図4のA−A断面図である図5に示すよう
に、外周面部51aは、容器10の胴部の下端部に形成
された拡径状の補強部4aの下端から、わずかに容器内
方に向かうように容器下方に向けて形成されている(外
周面部51aと垂直面P1 とが角θ1 をなす。この角θ
1 は上述の5つの脚部を有する容器における角度と同程
度の大きさを有する)。また、底面部51dは、容器内
方に上昇するように傾斜している。底面部51dと水平
面P2 とのなす角θ2 も先の実施例と同程度に設定する
のがよい。脚部51の外周面部51aと底面部51dと
の角部に形成される接地線部P0 の合計の長さは、接地
線部P0 を含む円の周の長さの30%以上となってい
る。また、接地線部P0 を含む円の直径φ3 は胴部の最
大径である補強部4aの径φ2 の70%以上となってい
る。
【0028】次に、上述した底部形状を有する容器を製
造することができる本発明の方法について説明する。な
お、以下の説明では、6つの脚部を有する容器を例にと
り、その製造方法を説明する。まず、この製造方法二軸
延伸ブロー成形用いる二軸延伸ブロー成形型について説
明する。
【0029】図6は本発明の方法に使用することができ
る二軸延伸ブロー成形型の底部型の一例を示す一部破断
分解斜視図であり、図7は、図6の底部型を胴部型に設
置した状態を示す部分断面図である。
【0030】まず、図6に示すように、本発明で使用す
る底部型は2つの部分型からなる。第一の底部型30
は、得られる容器の底極部に対応する中央面部33と、
この中央面部33から放射状に延びる曲面部32とを有
する上端面を有する。曲面部32は、上述した6つの脚
部を有する容器10において、底壁面部分52に対応す
る面であり、中央面部33と曲面部32とがなす第一の
底部型30の上端面は、容器10の底極部53及び底壁
面部分52に相補する滑らかな凹曲面を形成している。
【0031】第一の底型30には、この上端面から縦方
向に6個の穴部31が形成されている。穴部31は、こ
の第一の底部型30を縦方向に貫通しており、上述の放
射状に延びる曲面部32と交互に周方向に形成されてい
る。穴部31は、最も径外方に位置する面31aと、中
心部分から放射状に形成される一対の側面31b、31
bと、最も径内方に位置する面31cとにより規定され
る。この穴部31は、最終製品となる容器底部に形成さ
れる脚部に対応する位置に形成されており、本実施例の
ように6つの脚部を有する容器を製造する場合には、6
つの穴部31が等間隔に周方向に形成される。詳しくは
後述するが、面31b、31b及び面31cはほぼ垂直
に(第一の底部型の軸線方向に沿って)形成されてい
る。
【0032】また、第一の底部型の外周面には、二軸延
伸ブロー成形型の胴部型に設けた凹条部と嵌合する部位
となるテーパ面を有するフランジ部35が形成されてい
る。これによって、第一の底部型30は容易に位置決め
されて、胴部型に固定される。
【0033】さらに、第一の底部型の中央の下部には固
定ボルト36及びバネ37が設置されている。固定ボル
ト36及びバネ37の正確な設置状態は後述するが、こ
の固定ボルト36及びバネ37により、フリーの状態で
(以下に説明する第二の底型40に外力をかけない状態
で)第二の底型40が第一の底型30から離れた状態に
保たれる。
【0034】第一の底型30の下部に取付けられる第二
の底型40の上面には、上述した第一の底型の穴部31
に対応する位置に、6つの突出部41が形成されてい
る。この突出部41は、外周面41aと、一対の側面4
1b、41bと、内周面41cと、上面41dとを有
し、第一の底型の穴部31の下方からほぼ隙間なく挿入
できる大きさを有する。すなわち、第二の底型に下方か
ら力を加えると、突出部41の外周面41aが穴部31
の面31aの下方部分と、突出部41の一対の側面41
b、41bが穴部31の一対の側面31b、31bと、
そして突出部41の内周面41cが穴部31の面31c
と摺動するように第二の底型が上方に移動することにな
る。
【0035】また、第二の底型40のそれぞれの突出部
41の上面41dは、外周面41a側が低く、中央方向
に上向きに傾斜している。この傾斜は、先に図5で示し
た脚部51の底面部51dの傾きθ2 と同一の角度とな
っている。
【0036】図7は、図6に示した底部型30、40を
胴部型48に取付けた状態を示している。第一の底型3
0は、横方向に2つに割れる胴部型48の下部におい
て、横方向から挟まれるようにして胴部型48に固定さ
れており、テーパ面を有するフランジ部35と、胴部型
48の下部に形成されたそれに相補する形状の凹部49
との嵌合により位置決めされている。
【0037】図7中には、第一の底型30の縦断面が示
されているが、この図からわかるように、穴部31の最
も外方の内面31aは、下方になるにつれてわずかに縮
径する上部面部分31a1 と、ほぼ垂直な下部面部分3
1a2 とからなり、上部面部分31a1 が、最終的に得
られる容器における脚部51の外壁面部51aに対応す
る面形状となる。また、下部面部分31a2 は、第二の
底型40の突出部41の外周面41aと摺動する部位と
なる。
【0038】第二の底型40は固定ボルト36及びバネ
37を介して第一の底型30の下部に取りつけられる。
図7に示すように、第二の底型40に外力がかからない
場合には、バネ37の存在により、突出部41の上端部
がわずかに第一の底型30の穴部31に入り込んでいる
状態となる。また、後述する容器の製造工程において、
第二の底型40が上方に押圧移動されると、突出部41
の外側の上端Aが、穴部31の最も外方の内面31aの
上部面部分31a1 と下部面部分31a2 との境界部B
に一致するまで上昇する。
【0039】なお、図7には示さないが、胴部型48と
口部型(場合によっては肩部型も含む)とにより形成さ
れる二軸延伸ブロー成形型のキャビティは、底部以外の
部分では、図1に示す容器の輪郭と同様の形状となって
いる。
【0040】次に、以上に示す装置を用いた容器の製造
方法について説明する。まず、有底円筒状のプラスチッ
ク製パリソンを、上述した底部型(及び胴部型)を有す
る二軸延伸ブロー成形型に設置する。このとき、第二の
底型40は、図7に示すように第一の底型30から離し
た状態としておき、第一の底型の穴部31はフリーの状
態(実質的に穴部31に突出部41が入らず、突出部4
1の上面41dが穴部31の下端部に位置する状態)で
パリソンの二軸延伸ブロー成形を行う。この二軸延伸ブ
ロー成形は、公知の方法に従ってよい。
【0041】パリソンが二軸延伸ブロー成形型のキャビ
ティ内でブローされると、ブロー直後の成形体(以下こ
れを中間成形体と呼ぶ)の底部は図8に示すように成形
される。すなわち、中間成形体44の先端部で底部型3
0の穴部31に面する部分は、この穴部31内にまで入
り込んで滑らかな曲面を有する凸部46を形成する。こ
のブロー成形により、中間成形体44の凸部46の先端
部は、第二の底型の突出部41の上面41dにまで到達
する。
【0042】図8に示す状態の中間成形体44を得たな
らば、中間成形体44がまだ熱いうちに、第二の底型4
0を下方から押圧して上方に移動させ、穴部31で形成
された凸部46を圧縮成形する。第二の底型40が完全
に上方まで移動すると、図9に概略的に示すように、中
間成形体44の凸部46が目的とした脚部の形状に成形
される。
【0043】図9の状態としたならば、所望に応じて二
軸延伸ブロー成形型内で成形体の各部をヒートセット
し、型を開き、目的の容器を得る。
【0044】以上に説明した方法により容器を製造する
と、脚部を有する容器底部の比較的大きな凹凸(脚部の
角部がはっきりとしており、脚部51の表面と、脚部5
1間に形成される底壁面部52の面とがはっきりとした
段差をもって形成されること)に対しても対応でき、脚
部51の形成部位を大きな延伸倍率をもって成形するこ
とができる。したがって、良好な強度を有する底部とす
ることができ、自立安定性のみならず、大きな内圧がか
かっても変形や破損を起こすことはない。
【0045】なお、容器を形成する樹脂としては、ポリ
エステル樹脂が好適である。ポリエステル樹脂として
は、飽和ジカルボン酸と飽和二価アルコールとからなる
熱可塑性樹脂が使用できる。飽和ジカルボン酸として
は、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレ
ン-1,4- 又は2,6-ジカルボン酸、ジフェニルエーテル-
4,4′- ジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸類、ジ
フェノキシエタンジエタンジカルボン酸類等の芳香族ジ
カルボン酸類、アジピン酸、セバチン酸、アゼライン
酸、デカン-1,10-ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン
酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン
酸等を使用することができる。また飽和二価アルコール
としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール、ドデカメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族グリコール
類、シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコー
ル、2,2-ビス(4′- β- ヒドロキシエトキシフェニル)
プロパン、その他の芳香族ジオール類等を使用すること
ができる。好ましいポリエステルは、テレフタル酸とエ
チレングリコールとからなるポリエチレンテレフタレー
トである。
【0046】ポリエスル樹脂は、固有粘度が 0.5〜1.5
、好ましくは0.55〜0.8 の範囲の値を有する。またこ
のようなポリエステルは、溶融重合で製造され、 180〜
250 ℃の温度下で減圧処理または不活性ガス雰囲気で熱
処理されたもの、または固相重合して低分子量重合物で
あるオリゴマーやアセトアルデヒドの含有量を低減させ
たものが好適である。
【0047】なおポリエステル樹脂中には、本発明の目
的を損なわない範囲で安定剤、顔料、酸化防止剤、熱劣
化防止剤、紫外線劣化防止剤、帯電防止剤、抗菌剤等の
添加剤やその他の樹脂を適量加えることができる。
【0048】以上、本発明を添付図面を参照して説明し
たが、本発明はこれに限定されず、本発明の思想を逸脱
しないかぎり、種々の変更を施すことができる。例えば
脚部の形状及び個数は容器の使用目的及びデザイン性を
考慮して適宜設定する。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の容器におい
ては、その底部に設けられた脚部に形成される接地部
が、容器胴部の最大径に近い径の円周上に配置されるよ
うに形成されることになる。また、本発明の容器の脚部
は、比較的はっきりとした角部を有し、脚部の底面端に
形成される接地部も大きくなる(接地線が長くなる)の
で、自立安定性及びライン送行性が良好となる。また、
容器を充填して底部に内圧がかかる場合でも接地部が歪
むように変形したりすることはなく、良好な自立性を保
持する。
【0050】また、本発明の方法においては、第一の底
型と第二の底型とが組み合わさってなる底部型を有する
二軸延伸ブロー成形型を用い、第一の底型が有する穴部
に二軸延伸ブロー成形による中間成形体の端部を入り込
ませて中間成形体下端部に凸部を形成し、次に、第二の
底型の有する突出部を第一の底型の穴部に押し入れ、中
間成形体の端部に形成した凸部を圧縮成形してこれを脚
部形状に成形する方法をとっているので、比較的角部の
はっきりとした脚部を、十分な延伸倍率をもって確実に
成形することができ、内圧がかかっても変形しない底部
形状とすることができるようになる。
【0051】本発明の容器は、炭酸飲料をはじめとする
各種飲食品等の容器(ボトル)に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による容器を示しており、
(a) は容器の正面図であり、(b)は容器の底面図であ
る。
【図2】図1の(b) におけるA−A線に沿った部分断面
図である。
【図3】図1の(b) におけるB−B線に沿った部分断面
図である。
【図4】本発明の別な実施例による容器を示す底面図で
ある。
【図5】図4におけるA−A線に沿った部分断面図であ
る。
【図6】本発明の方法に使用することができる二軸延伸
ブロー成形型中の底部型を示す一部破断分解斜視図であ
る。
【図7】図6に示す底部型を胴部型に装着した状態を示
す部分断面図である。
【図8】図7に示す二軸延伸ブロー成形型を用いた二軸
延伸ブロー成形において、中間成形体が形成された状態
を示す部分断面図である。
【図9】図8に示す状態から第二の底型を上方に押し上
げて、脚部を成形した状態を示す部分断面図である。
【図10】従来の自立性容器の一例を示しており、(a)
は容器の正面図であり、(b) は容器の底面図である。
【図11】従来の自立性容器の別な例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1、10 耐圧自立容器 4 胴部 5 底部 30 第一の底型 31 穴部 36 固定ボルト 37 バネ 40 第二の底型 41 突出部 44 中間成形体 48 胴部型 51、62、72 脚部 52 底壁面部 53 底極部 60、70 従来の容器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地部を形成する複数の脚部が一体的に
    形成されてなる底部を有する耐圧性の自立容器におい
    て、前記底部は、下方に凸の滑らかな曲面からなる底壁
    面部分と、前記底壁面部分より下方に突出し、前記底部
    の周方向に等間隔に形成された複数の脚部とを有し、前
    記脚部は、実質的に円筒状の胴部からスムーズに連続す
    る外周面部と、底部中央部側から放射状に形成されほぼ
    垂直となる一対の側面部と、底部中央に形成された極部
    の外端部にほぼ垂直に形成された内周面部と、前記外周
    面部、前記側面部、及び前記内周面部とに連続する底面
    部とからなり、前記脚部の底面部は内方にわずかに上昇
    するように傾斜しており、もって前記外周面部と前記底
    面部との角部が、前記容器の無充填時の接地線部となる
    ことを特徴とする耐圧自立容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の耐圧自立容器におい
    て、前記脚部が3個以上であることを特徴とする耐圧自
    立容器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の耐圧自立容器に
    おいて、前記接地線部を周に含む円の直径が、前記胴部
    の最大径の70%以上であることを特徴とする耐圧自立
    容器。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の耐圧
    自立容器において、前記接地線部の合計の長さが、前記
    接地線部を周に含む円の周の30%以上となることを特
    徴とする耐圧自立容器。
  5. 【請求項5】 接地部を形成する複数の脚部が周方向に
    等間隔に形成されてなる底部を有する耐圧性の自立容器
    を製造する方法において、二軸延伸ブロー成形型とし
    て、胴部型と、前記胴部型に固定され、かつ前記複数の
    脚部に対応する位置に穴部を有する第一の底型と、前記
    第一の底型の下方に設置されるとともに上下に可動で、
    前記第一の底型の穴部に下方から挿入できる突出部を有
    する第二の底型とを具備したものを用い、前記第二の底
    型を下方側に位置させて前記第一の底型の前記穴部をフ
    リーにした状態でパリソンの二軸延伸ブロー成形を行
    い、もって前記穴部において、延伸ブローされた中間成
    形体の端部を膨らませて凸部を形成し、次に、前記第二
    の底型を上方に押圧移動して前記突出部を前記穴部に挿
    入し、前記穴部で膨らんだ前記凸部を圧縮成形してこの
    部分を脚部とすることを特徴とする耐圧性の自立容器の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の耐圧自立容器の製造方
    法において、前記脚部の数を3個以上とすることを特徴
    とする耐圧自立容器の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の耐圧自立容器の
    製造方法において、前記脚部を、実質的に円筒状の胴部
    からスムーズに連続する外周面部と、前記底部の中央部
    側から放射状に形成されほぼ垂直となる一対の側面部
    と、前記底部の中央に形成された極部の外端部にほぼ垂
    直に形成された内周面部と、前記外周面部、前記側面
    部、及び前記内周面部とに連続する底面部とからなるよ
    うに成形するとともに、前記脚部の底面部が内方に向け
    てわずかに上昇するように傾斜させ、もって前記外周面
    部と底面部との角部を、前記容器の無充填時の接地線部
    とすることを特徴とする耐圧自立容器の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の耐圧自立容器の製造方
    法において、前記接地線部を周に含む円の直径を、前記
    胴部の最大径の70%以上とすることを特徴とする耐圧
    自立容器の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の耐圧自立容器の
    製造方法において、前記接地線部の合計の長さを、前記
    接地線部を周に含む円の周の30%以上とすることを特
    徴とする耐圧自立容器の製造方法。
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