JPH0214290Y2 - - Google Patents

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JPH0214290Y2
JPH0214290Y2 JP85382U JP85382U JPH0214290Y2 JP H0214290 Y2 JPH0214290 Y2 JP H0214290Y2 JP 85382 U JP85382 U JP 85382U JP 85382 U JP85382 U JP 85382U JP H0214290 Y2 JPH0214290 Y2 JP H0214290Y2
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JP
Japan
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circuit
voltage
power supply
switching
supply voltage
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JP85382U
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JPS58103545U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機等に使用されるホ
ールドダウン回路に関する。
一般にテレビジヨン受像機に於いては、電源電
圧が上昇した場合に水平出力回路から取り出され
る高圧出力電圧が増大して受像管からX線が発生
する虞れがある。このため、上記電源電圧の上昇
時に水平発振回路への電源を遮断して動作を止め
るようにしており、この目的で使用される回路を
特に水平ホールドダウン回路と称している。
第1図は上記水平ホールドダウン回路の従来例
を示しており、1は直流電源電圧(+B1)の入
力端子、2はその電源電圧のドロツパ用抵抗、3
は放電々流制限用抵抗、4はリツプル除去用の平
滑コンデンサ、5は水平発振兼ドライブ回路、6
は水平出力回路、7はフライバツクトランスであ
る。また、8,9は上記電源電圧の分圧抵抗、1
0はその分圧点Aの電圧が所定値を越えた時に導
通するツエナーダイオード、11,12はこのダ
イオードの導通時にオンする第1第2スイツチン
グトランジスタ、13,14はこのトランジスタ
の誤動作防止用の抵抗とコンデンサである。
さて、この第1図の回路では、電源電圧(+
B1)が所定値を越え上昇した場合にツエナーダ
イオード10が導通して第2スイツチングトラン
ジスタ12がオンになる。そして、第1第2スイ
ツチングトランジスタ11,12は図示のように
所謂サイリスタ接続されているので、この第1第
2トランジスタの一方12がオンすると、他方1
1も直ちにオンになり、この状態は前記ツエナー
ダイオード10がオフ状態に復帰した後も持続す
る。それ故、以後、B点は第1トランジスタ11
と抵抗13及び抵抗15と第2トランジスタ12
を介して地絡されるので、水平発振兼ドライブ回
路5への電源が実質的に遮断され、水平出力回路
6の動作が停止する訳である。
ところで、斯るホールドダウン回路に於いて
は、B点と水平発振兼ドライブ回路5間又は該回
路5内で断線した場合に、次のような問題が発生
する。即ち、入力端子1の電源電圧(+B1=
115V)がドロツパ抵抗2によつて12Vに降圧さ
れてB点に導出されるようになつているので、上
述の断線時にはB点の電圧は上記電源電圧(+
B1)まで上昇する。このため、このB点の電圧
上昇は平滑コンデンサ4の耐圧を遥かに越え、こ
のコンデンサが破壊されることになる。従つて、
斯る事態を避けるには、上記コンデンサ4に充分
耐圧の大きいものを使用すればよい訳であるが、
この方法は高耐圧のコンデンサが高価であるため
得策とは言えなかつた。
そこで、本考案は斯る点を考慮してなされたも
のであり、第2図はその一実施例を示している。
第2図に於いて第1図と同一図番を付した部分
は同一構成であり、この実施例で特徴としている
のは、水平発振兼ドライブ回路5の入力端Bと分
圧抵抗8,9間の中点Aとの間に、スイツチング
ダイオード16を図示の如く接続した点である。
すなわち、斯る構成に依れば、第1第2スイツ
チングトランジスタ11,12がオフの時即ち正
常状態では、A点の電圧がB点の電圧よりも充分
高いため、ダイオード16はオフとなつている。
そして、前述の断線事故等によつてB点の電圧が
電源電圧まで上昇すると、上記ダイオード16が
オンになる。これによりツエナーダイオード10
が導通し、第1第2スイツチングトランジスタ1
1,12による前述のホールドダウン動作が行な
われ、B点の電圧が低下して平滑コンデンサ4の
破壊が防止される訳である。
なお、第1第2スイツチングトランジスタ1
1,12がオンになると、この両トランジスタを
通つて電源(+B1)からの電流と平滑コンデン
サ4からの放電々流が流れるので、この両電流が
上記両トランジスタ11,12の定格電流値を越
えないように、上記放電々流を制限する作用をな
すのが抵抗3である。
以上の如く本考案のホールドダウン回路は、電
源電圧の上昇を検出して動作するスイツチング回
路により、ドロツパ抵抗を介して負荷回路に供給
される上記電源電圧をホールドダウンさせる回路
に於いて、上記負荷回路の断線等による該回路の
入力端の電圧上昇時にも、上記ホールドダウン動
作を行なわせるようにしているので、上記入力端
に接続された平滑用コンデンサ等の回路部品がそ
の入力端の電圧上昇によつて破壊されるのを防止
できる。しかも、それを前記入力端と前記電源電
圧の検出点との間にスイツチングダイオードを接
続するだけの非常に簡単な構成で実現しているの
で、大幅なコストアツプを招くこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホールドダウン回路の一例を示
示回路図であり、第2図は本考案によるホールド
ダウン回路の一実施例を示す回路図である。 1:電源入力端子、2:ドロツパ抵抗、4:平
滑コンデンサ、11,12:スイツチングトラン
ジスタ、16:スイツチングダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の電源電圧がドロツパ抵抗を介して供給さ
    れ、その入力端に平滑用コンデンサが接続された
    負荷回路と、前記電源電圧の上昇を検出する電圧
    検出回路と、この電圧検出回路出力により動作す
    るスイツチング回路とを備え、前記電源電圧の上
    昇時、このスイツチング回路により前記負荷回路
    への電源供給を遮断するようにしたホールドダウ
    ン回路において、 前記入力端と前記電圧検出回路の電圧検出点と
    の間にスイツチングダイオードを接続し、前記入
    力端の電圧上昇時に前記スイツチングダイオード
    を導通せしめることにより、前記電圧検出点の電
    圧を上昇せしめ、これにより前記スイツチング回
    路を動作させることを特徴とするホールドダウン
    回路。
JP85382U 1982-01-06 1982-01-06 ホ−ルドダウン回路 Granted JPS58103545U (ja)

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JP85382U JPS58103545U (ja) 1982-01-06 1982-01-06 ホ−ルドダウン回路

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JP85382U JPS58103545U (ja) 1982-01-06 1982-01-06 ホ−ルドダウン回路

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Publication Number Publication Date
JPS58103545U JPS58103545U (ja) 1983-07-14
JPH0214290Y2 true JPH0214290Y2 (ja) 1990-04-18

Family

ID=30013906

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JPS58103545U (ja) 1983-07-14

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