JPH02142615A - コイル端押え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は圧延ライン、トリミングライン等で鋼板コイル
をリコイラーで巻き取った後、結束する場合、コイル端
がコイルカー上で跳ね上がっている時、結束出来ないた
め、その防止を目的に使用するものである。

〈従来の技術〉 従来コイル端が跳ね上っていると、結束出来なかったた
め、コイルカー上でフィル端がコイルの直下に来る様、
リコイラードラムを少しずつ回転して調整するか、スナ
バ−ロール装置を新しく設けて該装置でコイル端を押し
付けて結束していた。

しかし、前者は作業者が調整に手間取り、時間が掛るた
め稼動率が悪く、後者は費用が掛り又スナバ−ロール装
置に大きなスペースも必要で問題があった。

〈発明が解決しようとする課題〉 作業者が時間を取らす又自動化出来、且スナバーロール
のように費用も要することなく、安くて製作出来、且コ
イル端を押えることが可能なコイル端押えを提供しよう
とするものである。

く課題を解決するための手段〉 コイル下方にシリンダーによって旋回する押え仮を設け
、該押え板でコイル端を押えて結束しやすいようにする
。押え板は一方向から押すと、コイルに対して不安定な
力が掛るため、シリンダ−のトラニオンを流用してコイ
ルの両側から均一に押えるように構成する。

〈実施例〉 機台ｌ上に軸受２．２を設け、これに軸７を通し、１側
端に押え板２２、他端に設けたレノζ−１３にシリンダ
ーｌＯのロッド１２の先端に付けたフォークエンド１８
を連結する〇一方軸軸受３３に軸６を設け、該軸−側端
に押え板２３、他端にレバー２５を設け、該レバー２５
にシリンダー１０のトラニオンビン１１を連結する。同
様にコイルの反対側にも軸受４．４．５．５に軸８．９
をそれぞれ通し押え板２０．２１　レバーｌ？、２４、
シリンダー１４を設ける。以上が本発明の構成である。

く作　用〉 コイルカー３０上にコイル３１を乗せて後、シリンダー
を作動させると、シリンダーロフトはＸ、方向に、シリ
ンダー本体はｘ２方向に動き、それによって軸６．７は
回転し、押し板２２．２３はＹ方向に動く。この動きに
より、コイル３１のコイル端３２は押板２３で押されて
、コイルに当接する。

この状態で結束すれば、コイルはコイル端をコイル外用
に押し付けたまま、結束出来る。

又コイルの左右より挾むごとく押え板２２．２３で押し
ているため、コイルは安定して静止していることが出来
る。

〈発明の効果〉 シリンダーの能力を有効に利用することによってコンパ
クトな、且安価なコイル端押え装置を提供することが出
来るため有益な発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本装置の正面図、第２図は側面図、第３図は平
面図である。 ｌ　−機台　　　２．２−軸受 ３．３．４．４．５．５−軸受 ６．７．８．９−軸 １０．１４　−　シリンダー １１．１１５−　）ラニオンピン １２．１６−ロッド １３． １８． ２０． ２４． ３　〇　　− １７−レバー １９−フォークエンド ２１．２２．２３−押え板 ２５−　レバー コイルカー コイル コイル端 第２図 出願代理人 松 本 久

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機台に軸受を設け、該軸受に軸を通し、軸の一端に押え
   仮を設け、他端にレバーを有する一対の装置において、
   レバーの１つにシリンダーのロッド先端のフォークエン
   ドを、他のレバーにシリンダーのトラニオン軸を連結し
   て構成した押え板装置をコイルの巻き付け方向に対して
   左右各々１組づつ設置して成るコイル端押え装置。