JPH0214175A - 印刷制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はワードプロセッサ等の文章を出力する印刷制御
装置に関するものである。

従来の技術 従来の印刷制御装置では、とじしろの為に記憶されてい
る余白情報を利用して、−枚の用紙の片面に余白を確保
して印刷する方法をとっている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の印刷装置では、−枚の用紙の
両面に文章を印刷する場合、裏面の印刷を行なうときに
は、表と裏の同じとじしろ部分の確保を行なうために用
紙挿入時には、例えば表面に左余白がとじしろとして確
保されていた場合には、逆面の印刷を表面と同じ位置に
用紙を挿入すると、余白部分が、表面と裏面で、異なっ
てしまうという問題が生じる。そのため、裏面の用紙挿
入時には、表面とは逆の右側に余白を設けるために、用
紙を右側へずらして挿入する方法をとっている。印刷時
にはその都度用紙の設定位置を変えながら両面に印刷す
る作業の手間がかかる欠点があった。本発明は、このよ
うな従来の欠点を解決するものであり、用紙の設定位置
を変えなくても表裏に印字をすることができる優れた印
刷制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、左あるいは右の一
つの余白情報を余白情報記憶手段に記憶させておき、頁
ごとに余白情報逆転手段によって逆転させ、印刷手段に
よって印刷するという構成を備えたものである。

作　　　　用 したがって、本発明によれば、一つの余白情報を記憶す
ることによって、印刷装置の決められた位置に用紙を挿
入することにより、−枚の用紙の同じ部分にとじしろの
だめの余白を自動的に設けることができるという効果が
得られる。

実施例 第１図は本発明の一実施例における概略ブロック図であ
る。

第１図において、１はキーボード等の余白情報入力手段
、２は余白情報記憶手段１から入力される余白情報を記
憶する余白情報記憶手段、３は一枚のページを印刷した
後、次のページの余白確保位置を前ページから左右逆転
する余白情報逆転手段、４は余白を含む印刷手段である
。

第２図は本発明の一実施例に基づく入力された余白情報
と余白に関する印刷結果とを示すものである。

第２図において、１１　は余白情報入力手段１から人力
された余白情報、１２は第１ページ目印刷結果、１３は
第２ページ目印刷結果で第１ページ１２の裏面に印刷さ
れるものであり、１４は第３ページ目印刷結果である。

次に上記実施例の動作について説明する。

上記実施例の理解を助けるための実施例の前提を説明す
ると、実施例では印刷の対象となるものは全３ページの
両面印刷の文章であり、第１ページ目から見て左側に綴
じしろとして余白量αを確保するものとする。

さて上記実施例において、余白情報入力手段１から入力
された左余白量αからなる余白情報１１は余白情報記憶
手段２に記憶される。第１ページ目の印刷は余白情報記
憶手段２に記憶された余白情報に対して余白情報反転手
段３が余白位置を反転せずに印刷手段４に伝え、印刷結
果１２を得る。

第２ページ目は両面印刷なので、第１ページ目の印刷結
果１２と同じ用紙の裏面に対して余白情報記憶手段２に
記憶された余白情報１１を余白情報反転手段３が余白位
置を反転して印刷手段４に伝え、右側に余白量αを持っ
た印刷結果１３を得る。

第３ページ目の印刷結果１４は新たな用紙に対して印刷
結果１２と同様な余白をともなって印刷される。

このように、上記実施例によれば余白位置が左右交互に
しかも正確に確保されるので、第１ページ目から見える
綴じしろとしての余白は隠れている全ページに渡っても
正確な位置に正確な分量確保されるという効果を有する
。

尚、上記実施例では総ページが３ページであり、余白の
確保が左右であり、左綴じであり、第１ページ目の余白
確保が入力された余白情報１１に同じあったが、総ペー
ジ数に寄らないこと、余白確保が左右でなく上下であっ
ても適用できること、左綴じでなく左綴じであっても適
用できること、第１ページ目の余白確保が入力された余
白情報１１　の逆から開始しても適用できることは明白
である。

更に、余白位置のページ毎の切り替え時期については、
上記実施例では明確に説明をしてないが、印刷用紙の自
動裏面反転機構が備わっている場合は、印刷のページ類
になされることが順当であるが、印刷用紙の裏面反転機
構が無く、印刷用紙の裏面反転を操作者の手作業に頼る
場合は２つの選択が考えられる。その１つは、印刷用紙
の自動裏面反転機構付きの場合と同じく、印刷のページ
類にその都度、反転操作を行うものである。もう１つの
方法は奇数ページだけを総て同じ余白印刷位置で印刷し
た後、総ての用紙を裏面に反転し、更に余白印刷位置を
切シ替えた後、切り替えた後の余白印刷位置で偶数ペー
ジだけをまとめて総て印刷するものである。余白位置の
ページごとの切り替え時期については、上記いずれの方
法を採用しても本発明の特許請求の範囲にある通シであ
り、本発明の本節に違わないことは明白である。

更に、上記実施例では、直接の両面印刷についてのみ説
明しているが、他の印刷に供する為の版下等の印刷にお
いては、いずれは表面裏面の扱いを受ける印面であって
も、版下作成印刷時点では、表面ページ、裏面ページを
互いに別の用紙の片面に印刷することがある。この場合
にあっても、本発明の余白印刷位置を切り替える印刷方
式が適用できることは、また明白である。

発明の効果 本発明は、上記実施例により明らかなように、以下に示
す効果が得られる。

（１）　　−枚の用紙に両面印刷するときの綴じしろ等
の余白が、印刷の面に対応して自動的に確保されるので
、操作者による余白確保を目的とした用紙挿入位置の調
整が不用になる。

（２）余白の確保が、操作者の感覚的な操作によらなず
機械が提供するものＫなるので、正確な分量を確保する
ことが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における概略プロンれた余白
情報と余白に関する印刷精米とを不丁キっである。 １・・・余白情報人力手段、２・・・余白情報記憶手段
、３・・・余白情報逆転手段、４・・・印刷手段、１１
・・・入力された余白情報、１２・・第１ページ目印刷
結果、１３・・第２ページ目印刷結果（１２の裏面）、
１４・・第３ページ目印刷結果。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キーボードから入力された文字情報および制御情報によ
   って文書を作成、編集するワードプロセッサ本体と、こ
   の本体に収納され、上記キーボードによって指定された
   文書印刷の余白情報を記憶する余白情報記憶手段と、こ
   の余白情報に基づき所定頁では一端側に、次の頁では他
   端側にこの余白情報を逆転しながら指定する余白情報逆
   転手段と、この逆転手段の指定に基づき用紙に印字する
   印刷手段とを備えた印刷制御装置。