JPH02141621A - 熱式流量センサ - Google Patents

熱式流量センサ

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JPH02141621A
JPH02141621A JP63295280A JP29528088A JPH02141621A JP H02141621 A JPH02141621 A JP H02141621A JP 63295280 A JP63295280 A JP 63295280A JP 29528088 A JP29528088 A JP 29528088A JP H02141621 A JPH02141621 A JP H02141621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
heating
flow tube
flow rate
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP63295280A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomoto Matsubara
松原 直基
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oval Engineering Co Ltd
Original Assignee
Oval Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oval Engineering Co Ltd filed Critical Oval Engineering Co Ltd
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Publication of JPH02141621A publication Critical patent/JPH02141621A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 致権立災 本発明は、熱式流量センサ、より詳細には、熱式流量セ
ンサの取付姿勢により、被測流体の測定流管内に生ずる
対流による誤差を取除く技術に関する。
k來伎亙 流管内を層流で流通する流体を熱的に測定する熱式流量
計は、被測流体を加熱した場合、加熱された流体の上下
流温度は下流側が高く、上下流の温度差が流体の密度、
比熱および体積流量に比例する原理に基づいている。こ
の原理による熱式流量計は、熱良導体の流管に感熱抵抗
線を絶縁巻回して加熱し、該加熱コイルの前後流に絶縁
巻回した感熱抵抗線をブリッジ抵抗とし、抵抗値に比例
した電圧値から流量を求めるものと、流管前後流に感熱
抵抗線を各々巻回し、これを直列接続して加熱電源によ
り加熱するとともに各々の感熱抵抗をブリッジ抵抗とし
て、抵抗値に比例した電圧から流量を求めるものとに大
別できる。これらの流量計に共通する問題点は、流管の
取付姿勢によって、零点の移動が生ずる不安定要因をも
っていることである。即ち、流管に流れがなく、姿勢が
水平の場合では、流管前後の感熱抵抗値は等しく従って
抵抗差は零で、流量のないことを示しているが、姿勢が
傾斜すると加熱手段により加熱された流管外周の空気は
上昇して上部抵抗は抵抗値を増し、流体が流通したと同
様の結果が生ずる。このような問題点に対して従来種々
の改良案が提示された。例えば、特公昭56−2309
4号公報においては、流管に巻回された感熱抵抗を囲繞
して、ポリスチレンポリウレタンフォーム等からなる発
泡体の低熱伝導で低質量物質を配設し、流管外部の空気
の対流を防ぐとともに、感応利得をあげ、且つ熱応答性
の優れた安定した熱式流量計を提案している。その他、
特開昭57−10413号公報においては、流管および
感熱抵抗部を収納するセンサーケース部内を真空にして
ケース内空気対流をなくした例等は代表的なものである
従遼J口1引叫屈A2 上述した従来の熱式流量計は、取付姿勢によって生ずる
零点移動等の不安定の原因としてあげられる、流管を囲
繞する空気の対流に基づく熱移動を阻止することはでき
たが、流管内に収容される被測流体自身の対流影響は考
慮されていない。流体は液体であるときは、比熱が大き
いので取付姿勢により生ずる対流影響は無視できなくな
るが従来技術においては、この問題点についての示唆も
なされていなかった。
、P占 ”のための 。
本発明の熱式流量センサは成上の問題点を解決するため
になされたもので、液体を層流で流通する熱良導体のU
字形流管と、該U字形流管の各々の腕部区間を加熱する
加熱手段と、該流管腕部の前後流部における温度を検出
し、各々の温度差を求める温度差検出手段と、各々の温
度差を加算する加算手段とからなり、該加算結果から液
体の質量流量を検出することにより対流による乱れ成分
を打消し実流成分の信号を倍加し、取付姿勢による流量
計測誤差を打消しS/Nの優れた熱式流量センサを提供
することを目的とするものである。
失−血一孤 第1図は1本発明の一例を示す概要説明図であり1図に
おける1は被測液体を流通するU字形の流管で、液体は
流入腕部11より流入し流出腕部12より流出する。各
々の腕部には液体を加熱するヒータHユ、H2が絶縁被
覆されて巻回されている。ヒータH4,R2は並列接続
され、図示しない定電圧電源■により加熱される。また
、ヒータの前後流腕部には液体の温度瞬感応する抵抗線
が巻回されており、流入腕部11側では、ヒータH工の
上流側がR□、後流側がR2で示され、該抵抗R1,R
2は各々ブリッジ回路2におけるブリッジ抵抗となって
いる。流出腕部12にも液体の温度に感応する抵抗線R
3,R4がヒータH2の各々上流側および下流側に巻回
され、流入腕部11と同様にブリッジ回路3の抵抗をな
している。ブリッジ回路2およびブリッジ回路3の出力
は加算回路4において加算され液体流量信号5が出力さ
れる。
尚、流入腕部11と流出腕部12とは温度差がないよう
に充分近接しており、また、ヒータH1゜R2の熱影響
が抵抗線R工〜R4に及ぼさないように充分熱絶縁を施
こされており、流管1の外管壁において、各々のヒータ
による外気対流影響が生じないように比熱の小さい熱絶
縁材、例えば、ガラスウール、樹脂発泡材等を流管1を
囲繞しているが、ここでは図示していない。
次に、以上に述べた本発明の熱式流量計の作用について
説明すると、第1図に示した流管1が水平の姿勢の場合
は流管1の流入腕部11と、流出腕部12とは充分に近
接しているので、各々の腕部間の温度差は無視でき、流
れがないときの抵抗R工、R2,およびRs、R4は、
流管1内外における熱平衡が保たれているので等しく、
流管1内において被測液体の対流が生ずることはなく、
従って、ブリッジ回路2および3の出力は完全に平衡で
あり出力はなく加算回路4の出力5も零に保たれる。流
れが矢視Q方向に流通するときは、抵抗Rz、R4は各
々のヒータH,,H,により加算された被測液体の比熱
、密度および流速に比例した抵抗変化を受け、そ−の分
ブリッジ回路2,3の不平衡電圧となって検知される。
検知された電圧は、加算回路4により倍加された流量信
号として出力される。他方、流管1が流入腕部11、流
出腕部12の流入流出口を下方にし、湾曲部13を上方
とする姿勢の場合、各々の腕部の長さが長いので、該流
入出口と湾曲部13との間に温度差がある場合、被測液
体に密度差が生じ、液体は高温部の湾曲部13又は流入
出口部へ向けての流れが生ずる。
例えば、湾曲部13の方が高温部であるときは、ブリッ
ジ回路2においては、正方向の流れを検出するが、ブリ
ッジ回路3においては抵抗R3側が増加するので負方向
の流れを検出し、加算回路4において、ブリッジ回路2
および3の正、逆方向の流れ信号が打消されて出力され
ることはなく、流れQがある場合は前記と同様の理由に
よって流量信号が倍加されて出力される。
第2図は他の実施例を示すもので、H□1はヒータで流
入腕部11および流出腕部12に共通して巻回されてお
り、電源Vにより加熱されるもので、抵抗R1〜R4は
第1図と同様であり、従って、ブリッジ回路2,3およ
び加算回路も等しいので。
図においては省略している。この場合、ヒータH□1は
各々の流入腕部11,12に別々に巻回することがない
ので、それだけ簡略化される。
第3図は、他の実施例を示すもので、この実施例は、ヒ
ータをブリッジ抵抗とする熱式流量計に関し、図におい
て、流管1、加算回路4は第1図と同様であるので、そ
の説明は省略する。流入腕部11には抵抗値の等しいヒ
ータT(2□、H2□が流出腕部12にも同様なヒータ
ri、、、 Hz4が巻回されており、各々の腕部のヒ
ータはブリッジ抵抗の辺を形成している。流入腕部11
においては他のブリッジ抵抗としてR,1,R,、が接
続され電源E、が印加され、端子T工、T2より流量信
号が検出される。流出腕部12における抵抗R,,,R
,4および電源E、も流入腕部11と同様の作用をもつ
ブリッジ回路であり端子T s 、T 4から流量信号
を検出する。ここで、通常電源E1とR2とは同一電圧
または同一電源である。この場合も図示した水平の姿勢
においては流れがなく被測液体の温度差がない状態では
各々のブリッジ回路は平衡しており出力はないが垂直姿
勢の場合、液体の温度差が存在し対流が生ずるときの作
用は、第1図の熱式流量計と同様であり端子T□、T2
およびT、。
T4に出力される対流による雑音信号は等しい値の正逆
信号であり加算回路4により消去される。
この場合もヒータH!□、H2□およびH,、、R24
との各々の熱的干渉が生じないような熱遮蔽等の処置が
施されていることが条件となっている。
級−一來 以上の述べた本発明の熱式流層センサによれば、従来、
主として気体用の熱式流量計において施こされた加熱手
段の対流に基づく温度差検出手段に作用する熱式影響を
取除く流管外部の熱遮蔽が液体流量計測においては満足
されず、被測流体の対流による影響を取除けなかったこ
とが解決される。
温度差検出、および加熱検出手段は従来技術と比し倍加
するが、その効果はこれを凌ぐものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の熱式流量センサの一実施例を説明す
るための図、第2図、第3図は他の実施例を示す図であ
る。 1・・・流管、2,3・・・ブリッジ回路、4・・・加
算回路。 5・・・出力。 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体を層流で流通する熱良導体のU字形流管と、該
    U字形流管の各々の腕部区間を加熱する加熱手段と、該
    流管腕部の前後流部における温度を検出し、各々の温度
    差を求める温度差検出手段と、各々の温度差を加算する
    加算手段とからなり、該加算結果から液体の質量流量を
    検知することを特徴とする熱式流量センサ。 2、前記加熱手段を、各々の流管腕部に絶縁巻回した等
    しい値の抵抗線とし、各々の温度差検出手段を、前記流
    管腕部の加熱手段前後流部に巻回した等しい値の感熱抵
    抗線とし、温度差を各々の感熱抵抗線の抵抗値として求
    めることを特徴とする請求項第1項記載の熱式流量セン
    サ。 3、前記加熱手段を、相方の流管腕部外周に絶縁巻回し
    てなる一本の抵抗線とし、各々の温度差検出手段を、前
    記流管腕部の加熱手段前後流部に巻回した等しい値の感
    熱抵抗線とし、温度差を各々の感熱抵抗線の抵抗差とし
    て求めることを特徴とする請求項第1項記載の熱式流量
    センサ。 4、前記加熱手段は、同一加熱電源に並列に接続される
    加熱要素とし、該加熱要素は、各々の流管腕部に絶縁巻
    回した等しい値の抵抗線を併置し、各々を直列接続して
    なり、前記温度差検出手段は、前記加熱要素における2
    個の抵抗線と該抵抗線と等しい値の2個の抵抗としたブ
    リッジ回路の不平衡電圧としたことを特徴とする請求項
    第1項記載の熱式流量センサ。
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