JPH02140425A - 過給機付き内燃機関の給気制御装置 - Google Patents

過給機付き内燃機関の給気制御装置

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JPH02140425A
JPH02140425A JP29543188A JP29543188A JPH02140425A JP H02140425 A JPH02140425 A JP H02140425A JP 29543188 A JP29543188 A JP 29543188A JP 29543188 A JP29543188 A JP 29543188A JP H02140425 A JPH02140425 A JP H02140425A
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JP
Japan
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valve
supercharger
air intake
bypass passage
passage
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JP29543188A
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Toru Takahashi
透 高橋
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、所謂ハイブリッド型の機械式過給機と排気タ
ーボ過給機を併用する内燃機関に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来から周知のように、スーパーチャージャと称呼され
る機械式過給機は低速域での過給能力が高く、排気ター
ボ過給機は高速域での過給能力が高い。
内燃機関をスクリュー駆動用の舶用主機として使用する
場合には、港湾内での低速航行及び前進、後進の切換え
の頻度等の面から前述の両過給機を併用することが有効
である。
この種の併用機関の分野では、機械式過給機の作動を電
磁クラッチで制御するようにした先行技術が例えば特開
昭81−149521号で既に知られている。
しかしながら、機械式過給機の作動、停止に応じて給気
通路と給気圧を制御する制御弁としては、従来から貫通
軸型または片持ち軸型のバタフライ弁が知られている。
しかし、バタフライ弁の開閉用にモータ、ソレノイド等
のアクチュエーターが必要であったり、シール性の面で
不十分である。
(発明の目的) 本発明は、所謂ノ1イブリッド過給機関において、機械
式過給機の作動、停止に応じて給気通路切換えと必要に
応じて給気圧を制御する過給機付き内燃機関の給気制御
装置を提供することを目的としている。
(発明の構成) (1)技術的手段 本発明は、内燃機関の排気系と給気系の間に排気ターボ
過給機を設け、排気ターボ過給機のブロワに一端が接続
し、他端が大気に開口した給気通路の途中に機械式過給
機を設けた過給機付き内燃機関において、給気通路に機
械式過給機をパイ、(スするバイパス通路を設け、この
バイパス通路の途中に逆lL、弁とリリーフ弁を一体化
した制御弁を介装し、この制御弁の本体をその両端が前
記バイパス通路の途中に直列に連結した略筒状に形成し
、本体の内面に環状の弁座を形成し、機械式過給機の給
気圧で弁座に圧接する逆止弁を本体の内部で本体の軸方
向に摺動自在に設け、逆止弁の肉厚内にバイパス通路上
流側と下流側を連通ずる内部通路を形成し、この内部通
路を開閉制御する給気圧制御用のリリーフ弁を前記逆止
弁に本体の軸方向に摺動自在に設け、リリーフ弁を開弁
する向きに働くバイパス通路下流側の給気圧に抗してリ
リーフ弁を閉弁方向に付勢するばね部材をリリーフ弁と
逆止弁の間に設けたことを特徴とする過給機付き内燃機
関の給気制御装置である。
(2)作用 機械式過給機の停止時には逆IL弁が開弁して機械式過
給機をバイパスするバイパス通路を形成し、大気はバイ
パス通路を通じて排気ターボ過給機のブロワに供給され
る。
機械式過給機の作動時に上記逆止弁は閉弁して過給空気
の後流を防止し、過給圧が上昇し過ぎる場合には、リリ
ーフ弁が給気通路の圧力で開弁じて過給圧を下げる。
(実施例) (1)第1実施例 本発明を舶用ディーゼル機関、特に船舶のスクリュー駆
動用の舶用主機に採用した場合を示す第1図で、10は
ディーゼル機関本体である。機関本体10の排気系11
と給気系12の間には排気ターボ過給機13が設けられ
ている。排気ターボ過給機13のタービン14には排気
管15が接続している。ブロワ16には給気管17が接
続し、給気管17の途中にはインタークーラ18を介装
しである。
ブロワ16には給気通路20の一端が接続し、給気通路
20の他端は大気に開口している。給気通路20の途中
にはルーツ型の機械式過給機21(スーパーチャージャ
)を設けである。機械式過給機21は例えばベルト22
(動力伝達機構)等で機関本体10の出力軸23から動
力を取り出すようになっている。出力軸23側のプーリ
ー24には電磁クラッチ25を介装しである。したがっ
て、電磁クラッチ25を切断した時にはベルト22は回
転せず、ベルト22の寿命を延ばすようになっている。
ベルト22に他にはギヤトレイン、チェーン等を採用す
ることもできる。
給気通路20には機械式過給機21をバイパスするバイ
パス通路26を接続してあり、バイパス通路26の途中
には制御弁27を介装しである。
制御弁27は逆止弁28とリリーフ弁29を一体化した
構造になっている。機械式過給機21が停止している時
には逆止弁28が開弁して、機械式過給機2をバイパス
するバイパス通路26を通じてブロワ16へ大気を供給
し、機械式過給機2】が作動している時には、逆止弁2
8は閉弁し、また機械式過給機21の過給給気量が多す
ぎる時にはリリーフ弁29を開弁して過給給気の一部を
バイパス通路26の上流側に放出するようになっている
電磁クラッチ25の制御装置を示す第2図で、符号30
は出力軸23の回転数を非接触で検出する回転センサー
である。回転センサー30の検出信号31はコントロー
ラ32に入力し、コントローラ32で信号処理された後
に、コントローラ32から制御信号33を電磁クラッチ
25へ出力する構造になっている。制御信号33は例え
ば定格時の略70%程度の回転数で電磁クラッチ25を
断続制御し、中低速時には電磁クラッチ25を接続し、
高速時には切断するようになっている。
前記制御弁27は第3図に示すように、本体35の人口
36をバイパス通路26の上流側(人口側)に接続し、
出口37をバイパス通路26の下流側(機関側)に接続
してバイパス通路26の途中に介装しである。
制御弁27の詳細構造は第4図に示すように、本体35
、逆+h弁28、リリーフ弁29等からなる。まず、本
体35は左ケース40、右ケース41を接続した略筒状
をなし、左ケース40には全周にわたって連続した環状
の弁座42を形成しである。右ケース41にはブラケッ
ト部43で支持された円筒状のボス部44を有している
。ボス部44の周囲にはブラケット部43のIUJに通
路45を形成しである。このボス部44には逆止弁28
のスリーブ部46がその中心線を本体35の中心線と一
致して軸方向に摺動自在に嵌合している。
逆止弁28は図示の閉弁状態では通路45から室47へ
流れ込む給気圧力で押されて、前記弁座42に圧接する
ようになっている。
逆止弁28には室47と室48を連通ずる内部通路4つ
が穿孔してあり、内部通路4つの室48側端部をリリー
フ弁29の弁座50に形成しである。リリーフ弁29は
弁座50に断続する所謂きのこ形弁で、リリーフ弁29
のバルブステム51はその中心線が本体35の中心線と
一致した状態で、逆止弁28の孔52に軸方向へ摺動自
在に嵌合している。バルブステム51の右端部にはねじ
部53が形成され、ねじ部53には環状板形のスプリン
グシート54が螺合し、スプリングシート54はナツト
55で固定されている。このスプリングシート54とリ
リーフ弁29のナツト55の間にはバルブスプリング5
6(ばね部材)が介装され、バルブスプリング56のば
ね力でリリーフ弁29を閉弁方向へ引っ張っている。
したがって、第4図に図示する逆止弁28の閉弁状態に
おいて、室47から内部通路49を通ってリリーフ弁2
9に働く圧力がバルブスプリング56のばね力に打勝つ
まで上昇するとリリーフ弁29は開弁じ、それ以下の圧
力ではリリーフ弁29は閉弁するようになっている。
次に作用を説明する。第1図の過給機関では、電磁クラ
ッチ25の切換制御によって機械式過給機21が定格回
転数の略7096以下の中低速域で作動しく排気ターボ
過給機13は全域で作動)、定格回転数の略70%以上
の高速域では機械式過給機21が停止し、排気ターボ過
給機13だけが作動する。
したがって、制御弁27は機械式過給機21と排気ター
ボ過給機13が作動する中低速域では第4図のように逆
止弁28が閉弁し、リリーフ弁29が開閉して過給圧力
を調整する。リリーフ弁29が開弁している状態で内部
通路4つから逆流した給気は再び機械式過給機21に流
入する。機械式過給機21が停止して、排気ターボ過給
機13だけが作動する高速時には、第5図のように室4
7の吸入負圧で逆止弁28が図中の右方へ引っ張られて
逆止弁28が開弁し、室48と室47が連通して吸気が
給気通路20から排気ターボ過給機13へ流れる。この
高速時にはリリーフ弁29は閉弁している。
逆止弁28が閉弁している第4図の中低速域において、
リリーフ弁29による過給圧制御は、機関回転数N−過
給圧力Pのグラフである第6図に示すようになる。第6
図で、機械式過給機21の回転数を機関回転数Nの1.
25倍に増速した場合に、アイドル時のN+から70%
定格時の0.7XN2までの領域で、過給圧PはPlか
らP2にまで上昇するが、21〜23間では過給圧Pは
略直線状に上昇し、リリーフ弁29が開弁するP2近傍
で圧力上昇が緩慢になって、P2以下に制御される。
機関回転数N=平均有効圧Peのグラフを示す第7図に
おいて、中低速域で要求されるトルク特性はXiに対し
て、過給圧を制御しない場合は、特性Xl上で点aから
点すまで=R均有効圧Pcを上昇させると、筒内最高圧
が点すで許容限度に達してしまい、点す以上の回転域で
は特性X2が筒内最高圧の許容限度となり、特性X2以
上の平均有効圧では運転できない。
ところが、機械式過給機21のリリーフ弁29によって
過給圧を制御した場合には制御する圧力により特性X3
.X4のように平均a動圧Peを上げることが可能にな
る。第7図の定格の略70%の回転数以上の領域では機
械式過給機21は停止し、排気ターボ過給機13だけが
作動する。
(2)第2実施例 本発明の第2実施例は、機械式過給機21の増速比を小
さくしたり、燃焼室、噴射時期等のマツチングに工夫を
することにより、過給圧を制御しなくても筒内最高圧の
許容限度を越えずに特性Xl上での運転が可能になる場
合であって、第2実施例の制御弁27aを示す第8図で
、制御弁27aは中低速域のハイブリット過給時には第
9図のように閉弁して逆止弁として働き、高速域では第
10図のように吸入負圧で開弁じて機械式過給機21を
バイパスする。
この制御弁27aは第1I図、第12図に示すようにリ
リーフ弁29を設けずに逆rb、弁28だけを軸方向に
摺動自在に設けである。また、ボス部44は有底円筒状
に形成され、空気抜き60を開口しである。
(発明の効果) 以上説明したように本発明による過給機付き内燃機関の
給気制御装置では、次の効果を奏する。
まず、第1請求項では、バイパス通路26の途中に介装
される本体35に、室47の給気圧で閉弁する逆止弁2
8を設け、室47の給気圧で開弁するリリーフ弁29を
設けたので、複雑な制御手段を使用せずに、逆止弁28
とリリーフ弁29を一体化した制御弁27を提供できる
機械式過給機21が作動している時には、逆11弁28
が閉弁して過給給気の逆流を防市でき、機械式過給機2
1と排気ターボ過給機13がハイブリッド過給を行う中
低速域で、過給圧が高くなり過ぎる場合に、リリーフ弁
29を開弁して過給圧を制御することができる。
第2請求項では、リリーフ弁29を設けすに逆止弁28
だけを使用した構造が簡単な制御弁27aを提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用した過給機関の構造略図、第2図
は電磁クラッチの制御系を小す構造略図、第3図は第1
実施例の制御弁の構造略図、第4図は制御弁の縦断面図
、第5図は逆11−弁の開弁時を示す制御弁の縦断面図
、第6図は機関回転数−過給圧力のグラフ、第7図は機
関回転数−平均自゛動圧のグラフ、第8図は第2実施例
の給気制御装置の構造略図、第9図は閉弁時の制御弁の
縦断面図、第1O図は開弁時の制御弁の縦断面図、第1
1図は制御弁の縦断面図、第12図は第11図のA矢視
図である。10・・・機関本体、13・・・排気ターボ
過給機、20・・・給気通路、21・・・機械式過給機
、27・・・制御弁、28・・・逆止弁、29・・・リ
リーフ弁、35・・・本体、 2・・・弁座、 6・・・バルブスプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内燃機関の排気系と給気系の間に排気ターボ過給
    機を設け、排気ターボ過給機のブロワに一端が接続し、
    他端が大気に開口した給気通路の途中に機械式過給機を
    設けた過給機付き内燃機関において、給気通路に機械式
    過給機をバイパスするバイパス通路を設け、このバイパ
    ス通路の途中に逆止弁とリリーフ弁を一体化した制御弁
    を介装し、この制御弁の本体をその両端がバイパス通路
    の途中に直列に連結した略筒状に形成し、本体の内面に
    環状の弁座を形成し、機械式過給機の給気圧で弁座に圧
    接する逆止弁を本体の内部で本体の軸方向に摺動自在に
    設け、逆止弁の肉厚内にバイパス通路上流側と下流側を
    連通する内部通路を形成し、この内部通路を開閉制御す
    る給気圧制御用のリリーフ弁を前記逆止弁に本体の軸方
    向に摺動自在に設け、リリーフ弁を開弁する向きに働く
    バイパス通路下流側の給気圧に抗してリリーフ弁を閉弁
    方向に付勢するばね部材をリリーフ弁と逆止弁の間に設
    けたことを特徴とする過給機付き内燃機関の給気制御装
    置。
  2. (2)内燃機関の排気系と給気系の間に排気ターボ過給
    機を設け、排気ターボ過給機のブロワに一端が接続し、
    他端が大気に開口した給気通路の途中に機械式過給機を
    設けた過給機付き内燃機関において、給気通路に機械式
    過給機をバイパスするバイパス通路を設け、このバイパ
    ス通路の途中に機械式過給機の作動時には過給給気の逆
    流を防止する逆止弁として働き、機械式過給機の停止時
    には吸入負圧で開弁し、バイパス通路を形成する弁とし
    て働く制御弁を設け、この制御弁の本体をその両端が前
    記バイパス通路の途中に直列に連結した略筒状に形成し
    、本体の内面に環状の弁座を形成し、弁座にバイパス通
    路上流側と下流側の圧力差で弁座に断続する弁体を本体
    の内部で本体の軸方向に摺動自在に設けたことを特徴と
    する過給機付き内燃機関の給気制御装置。
JP29543188A 1988-11-22 1988-11-22 過給機付き内燃機関の給気制御装置 Pending JPH02140425A (ja)

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