JPH02139740A - 記録・再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はテレビ番組等を録画・再生する記録・再生（
ＶＣＲ：ＶＴＲ）装置に係り、更に詳しくはテレビ番組
の録画に際し、コマーシャル部分をカットすることがで
きる記録・再生装置に関するものである。

［従　来　例］ 最近、ＡＶ機器のシステム化には著しいものがあり、し
かも一般家庭への普及が高まっている。

そのＡＶシステムの一つであるＶＣＲ装置は、テレビ番
組の録画／再生を初めとして、ビデオ（例えば光ディス
ク）の再生ができ、個人的に映像／音楽を楽しむことが
できることからテレビ受像機と同じく普及率の高い製品
となっている。

ところで、上記ＶＣＲ装置においては、テレビ番組等の
録画に際し、そのテレビ番組の合間に挿入されるコマー
シャルも録画されてしまうため、再生した際見にくいだ
けでなく、映画番組のように長時間のものの場合、その
コマーシャルの回数が多く、いらいらする原因にもなる
。

［発明が解決しようとする課題］ そこで、録画に際し、コマーシャルをカットすればよい
が、そのコマーシャル直前と直後を見計らい、その都度
ＶＣＲ装置を一時停止とその解除する必要があり、操作
者にとって煩わしいだけでなく、多大な精神的苦痛をか
けてしまうという問題点があった。

この発明は、テレビ受像機の画面において、コマーシャ
ルの直前と直後に、ある決まったタイトル（画像パター
ン；アイキャッチャテレロップ）が表示され、しかもそ
の表示範囲が決まっていることに着目してなされたもの
であり、その目的は録画動作時において、自動的にコマ
ーシャルをカットすることができるようにした記録・再
生装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この発明は、入力ビデオ信
号を磁気カセットテープや光ディスク等の記録媒体に記
録するとともに、その記録媒体に記憶されたビデオ信号
により映像／音声をテレビ受像機等にて再生し、かつ、
その記録・再生の動作を一時停止／解除する機能を有す
る記録・再生装置において、上記入力ビデオ信号をディ
ジタルに変換するＡ／Ｄ変換手段と、そのディジタル信
号による１フレーム分の画像データを記録すると共に、
フリーズ信号にてその１フレーム分の画像データを所定
時間保持するフレームメモリと、このフレームメモリに
記憶されている画像の所定範囲に対応する画像データを
前記フレームメモリより抽出する所定範囲データ抽出手
段と、上記所定範囲データ抽出手段にて抽出された画像
データを記憶する参照メモリと、この参照メモリに画像
データが記憶された後、上記範囲データ抽出手段にて抽
出された画像データを記憶する比較メモリ部と、上記画
像データを前記参照メモリ部、あるいは比較メモリ部に
記憶するための切り替えを行なう切替手段と、上記参照
メモリ部と比較メモリ部に記憶されている画像データを
比較照合し、同形状の画像が含まれているか否かを判断
するとともに、同形状の画像が含まれている場合には上
記一時停止／解除を制御するための一致信号を出力する
比較照合手段とを備え、入力ビデオ信号の記録に際し、
そのビデオ信号によりテレビ画面に表示されるテレビ番
組等のタイトル部分が指定され、上記参照メモリ部にそ
のタイトル表示範囲の画像データが記憶され、かつ、そ
の後前記比較メモリ部に上記タイトルの画像データが記
憶されたときには上記一時停止／解除の動作機能を制御
して所定時間記録動作を停止するようにしたことを要旨
とする。

［作　　用］ 上記構成としたので、テレビ番組に挿入されるコマーシ
ャルの直前、直後には、明確な画像パターン（アイキャ
ッチャテロップ、例えばテレビ番組等のタイトル）が表
示されるが、このタイトル表示のときに人力ビデオ信号
による画面を静止画とする。すなわち、その静止画の画
像データは、フリーズ信号により上記フレームメモリに
記憶される。その画面のタイトル表示部分が１例えばリ
モコンにて指定されると、その上記フレームメモリの所
定範囲が指定され、そのタイトル表示部分の画像データ
が抽出され、上記参照メモリに記憶される。

それ以後の録画動作においては、入力ビデオ信号による
画像データが順次フレームメモリに記憶され、上記所定
範囲指定に対応する画像データが上記比較メモリに記憶
される。すると、上記比較照合部にてその比較メモリに
記憶されている画像データと上記参照メモリに記憶され
ている画像データとの比較、照合が行われる。そして、
コマーシャル直前のタイトルが入力ビデオ信号に含まれ
ると、上記比較照合部からは一致信号が出力される。こ
の一致信号に基づいて、記録・再生装置の一時停止機能
が動作し、録画が行われなくなる。

続いて、コマーシャルの直後には再度同じタイトルの画
像パターンが入力ビデオ信号に含まれると、上記比較照
合部からは上述同様に一致信号が出力される。すると、
その一致信号に基づいて、記録・再生装置の一時停止を
解除する機能が動作し、録画が再開される。

このように、テレビ番組におけるコマーシャルの間、記
録・再生装置の一時停止機能が自動的に動作するため、
そのコマーシャルは録画されることがない。

［実　施　例］ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、入力ビデオ信号１例えばテレビ放送の
映像信号がＡ／Ｄ変換器１にてディジタル信号（画像デ
ータ；例えば画素と階調のデータ）に変換され、このデ
ィジタルに変換された画像データが１フレーム単位でフ
レームメモリ２に記憶される。なお、フレームメモリ２
に記憶されている１フレーム分の画像データは、例えば
ＶＣＲ装置の内部で発生するフリーズ信号にて所定時間
保持され、後述するテレビ受像機８の画面８ａでは静止
画とされる。また、そのフリーズが解除されると、フレ
ームメモリ２にはフレーム単位で画像データが記憶され
る。

そして１図示しない範囲指定手段、例えばリモコンの所
定ボタン操作にてその画面８ａの所定範囲８ｃが指定さ
れると、所定範囲データ抽出部３にてフレームメモリ２
に記憶されている画像データのうち、その所定範囲８ｃ
に該当する画像データが抽出される。抽出された画像デ
ータは切替部４を介して参照メモリ部５あるいは比較メ
モリ部６に記憶される。なお、切替部４は最初参照メモ
リ部５に切り替えられ、上記範囲指定手段にて指定され
た範囲の画像データ（画像パターン、例えばアイキャッ
チャテロップ）がその参照メモリ部５に記憶されると、
比較メモリ部６に切り替えられる。また、所定範囲デー
タ抽出部３においては。

フレームメモリ２に記憶されたフレームの画像データの
うち、その指定された所定範囲の画像データが次々に抽
出され、切替部４を介して比較メモリ部６に転送、記憶
される。

このように、参照メモリ部５および比較メモリ部６に画
像データが記憶されると、比較照合部７にてそれら画像
データの比較、照合が行われ、例えば同形状の画像パタ
ーンであるか否かの判断が行われる。同形状の画像パタ
ーンがある場合、その比較照合部７からは一致信号が出
力される。なお、その一致信号はＶＣＲ装置の一時停止
／解除を制御する回路側に出力される。また、上記画像
パターンがコマーシャルの直前、直後に表示される明確
なテレビ番組のタイトルであるため、上記比較照合部７
におけるタイトルの比較、照合は粗い画素と階調のデー
タにより十分に可能である。

次に、上記構成のＶＣＲ装置の動作を第２図および第３
図のテレビ画面の表示状態図に基づいて説明する。

まず、このＶＣＲ装置の操作者により、所定テレビ番組
の録画操作が行われ、テレビ受像機８の画面８ａに表示
しているテレビ番組の録画が行われているものとする。

ここで、そのテレビ番組の合間に挿入されるコマーシャ
ルが画面８ａに表示される直前には、その画面８ａの右
下、あるいは左上の所定部分８ｂにはタイトル（例えば
テレビ番組のタイトル「ＸΔＸＪ　）が表示される。こ
のとき、例えばリモコンの所定操作により、ＶＣＲ装置
を一時停止にするとともに、画面８ａにその画像を静止
画表示し、その静止画のタイトル部分を指定する。そし
て、その静止状態を解除し、映し出されているコマーシ
ャルの終了直後に、テレビ番組のタイトルが画面８ａに
表示されたとき、ＶＣＲ装置の一時停止を解除し、その
ＶＣＲ装置を再び録画動作とする。

このような一連の操作に際し、この発明のｖＣＲ装置で
は、上記一時停止操作によりフレームメモリ２には上記
タイトルの含まれている画像データが記憶され、さらに
その画像データのうち、上記所定部分の指定に対応する
画像データが抽出され、切替部４を介して参照メモリ部
５に記憶される。その後、上記一時停止が解除されると
、切替部４は比較メモリ部６側に切り替えられ、フレー
ムメモリ２のブリーダが解除される。そのため、フレー
ムメモリ２においては、入力ビデオ信号による１フレー
ム毎の画像データ（テレビ番組の画像）が次々に記憶さ
れ、書き替えられ、そのフレーム単位毎に所定範囲８Ｃ
の画像データが抽出され、比較メモリ部６に記憶される
。すると、比較照合部７においては、そのフレーム毎に
、参照メモリ部５の画像データと比較メモリ部６の画像
データとの比較が行われる。

そして、コマーシャルの開始直前になると、テレビ番組
のタイトルが画面８ａの所定範囲８ｃに含まれるため、
比較メモリ部６には参照メモリ部５に記憶されている画
像データと同形状の画像データが記憶される。すると、
比較照合部７においては、それら画像データの比較、照
合が行われ、同形状の画像（タイトルの画像パターン）
があると判断され、−Ｍ信号が出力される。これにより
、ＶＣＲ装置の一時停止機能が動作され、録画が一時停
止される。

さらに、コマーシャルの終了直後になると、画面８ａの
所定範囲８ｃに同じタイトルが含まれるため、上記同様
そのタイトル部分の画像データが比較メモリ部６に記憶
される。すると、比較照合部７からは一致信号が出力さ
れ、ＶＣＲ装置の一時停止機能が解除され、録画が開始
される。

このように、比較照合部７からの一致信号により、自動
的に一時停止／解除の制御が行われ、入力ビデオ信号に
コマーシャルが含まれる直前に、録画が一時停止され、
またそのコマーシャル部分が含まれなくなった直後に、
その一時停止が解除される。すなわち、コマーシャル時
においては■ＣＲ装置の録画が一時停止されるため、カ
セットテープ等の記録媒体にはコマーシャルがカットさ
れたテレビ番組のみが記憶される。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明の記録・再生装置によれ
ば、テレビ番組の録画に際し、そのテレビ番組のコマー
シャルの直前、直後に挿入されるタイトル表示部分の画
像データを抽出し、最初のタイトル表示部分の画像デー
タを記憶しておき、その画像データと順次入力されるタ
イトル表示範囲の画像データとを比較し、タイトルを含
む画像データが入力されたときには一時停止／解除機能
を制御するようにしたので、コマーシャルの直前に録画
を自動的に一時停止させることができ、そのコマーシャ
ル直後にその一時停止を解除させることができる。すな
わち、ＶＣＲ装置におけるテレビ番組の録画に際し、コ
マーシャルをカットすることができ、ＶＣＲ装置の一時
停止／解除操作を行なう必要がないという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す記録・再生装置の部
分ブロック図、第２図は上記記録・再生装置におけるコ
マーシャルカットの動作を説明するためのテレビ画面の
表示状態図、第３図は第２図の部分拡大図である。 図中、１はＡ／Ｄ変換器、２はフレームメモリ、３は所
定範囲データ抽出部、４は切替部、５は参照メモリ部、
６は比較メモリ部、７は比較照合部、８はテレビ受像機
、８ａは画面（テレビ受像機８の）、 ８ｂはタイトル表示部分、 ８ｃは所定範囲 である。 特 許 出 願 人 株式会社富士通ゼネラル

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力ビデオ信号を磁気カセットテープ等の記録媒
   体に記録するとともに、その記録媒体に記憶されたビデ
   オ信号により映像／音声をテレビ受像機等にて再生し、
   かつ、その記録・再生の動作を一時停止／解除する機能
   を有する記録・再生装置において、 前記入力ビデオ信号をディジタルに変換するＡ／Ｄ変換
   手段と、 そのディジタル信号による１フレーム分の画像データを
   記録すると共に、フリーズ信号にてその１フレーム分の
   画像データを所定時間保持するフレームメモリと、 このフレームメモリに記憶されている画像の所定範囲に
   対応する画像データを前記フレームメモリより抽出する
   所定範囲データ抽出手段と、前記所定範囲データ抽出手
   段にて抽出された画像データを記憶する参照メモリと、 この参照メモリに画像データが記憶された後、前記範囲
   データ抽出手段にて抽出された画像データを記憶する比
   較メモリ部と、 前記画像データを前記参照メモリ部、あるいは比較メモ
   リ部に記憶するための切り替えを行なう切替手段と、 前記参照メモリ部と比較メモリ部に記憶されている画像
   データを比較照合し、同形状の画像が含まれているか否
   かを判断するとともに、同形状の画像が含まれている場
   合には前記一時停止／解除を制御するための一致信号を
   出力する比較照合手段とを備え、 入力ビデオ信号の記録に際し、そのビデオ信号によりテ
   レビ画面に表示されるテレビ番組等のタイトル部分が指
   定され、前記参照メモリ部にそのタイトル表示範囲の画
   像データが記憶され、かつ、その後前記比較メモリ部に
   前記タイトルの画像データが記憶されたときには前記一
   時停止／解除の動作機能を制御して所定時間記録動作を
   停止するようにしたことを特徴とする記録・再生装置。
2. （２）前記タイトルはテレビ番組の合間に挿入されるコ
   マーシャル直前と直後に表示される画像パターンである
   記録・再生装置。