JPH02139270A - プリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録装置の状態や出力画像に関する様々な情
報を表示する表示機能を有するプリンタ等の記録装置に
関するものである。

従来の技術 従来、記録装置の状態に関する様々な情報を１ルイ一〆
イ（Ｌ　Ｅ　Ｄ　）等により表示する方法が各種提案さ
れている。

ここで、従来例として、熱転写型カラープリンタ装置を
説明する。

熱転写型カラープリンタ装置は一列に発熱体を配列した
サーマルヘッドと、イエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）お
よびシアン（Ｃ）の染料をそれぞれ塗布したインクシー
トとを備え、ヘッドの発熱によりインクシートのインク
を記録用紙に転写し、３色面順次方式にて画像を記録用
紙上に形成するものである。

第３図は従来例の熱転写型カラープリンタ装置の表示部
のブロック図である。

３１は、記録用紙が無いことを示す駆動素子３１ａおよ
び発光素子３１ｂから成る第１の表示手段、３２はイン
クシートが無いことを示す駆動素子３２ａおよび発光素
子３２ｂから成る第２の表示手段、３３は記録用紙がつ
まったことを示す駆動素子３３ａおよび発光素子３３ｂ
から成る第３の表示手段、３４は第１の表示手段３１お
よび第２の表示手段３２および第３の表示手段３３を制
御する表示制御手段である。表示制御手段３４にはプリ
ンタ装置の状態の様々な情報が人力され、こ′の情報に
対応して第１、第２、第３の表示手段３１．３２．３３
に表示信号を出力し、駆動素子３１ａ、３２ａ、３３ａ
により発光素子３　ｌ　ｂ。

３２ｂ、３３ｂをそれぞれ点灯させる。例えば、このプ
リンタ装置内で、記録用紙が無くなった場合、この記録
用紙が無くなったという情報が表示制御手段３４に人力
され、表示制御手段３４は第１の表示手段３１に表示信
号を出力し、駆動素子３１ａにより発光素子３１ｂを点
灯させる。

使用者はプリンタ装置の発光素子３１ｂの点灯を見、記
録用紙が無くなったことを知り、新しく記録用紙を入れ
るよう対処していた。また、インクシートが無くなった
場合および、記録用紙がつまった場合についても、記録
用紙が無くなった場合と同様に、第２、第３の表示素子
３２．３３内の発光素子２ｂ、３ｂをそれぞれ点灯させ
る。

以上のように、３個の表示素子の点灯表示により、使用
者はプリンタ装置の主なエラー状態を把握し、それぞれ
エラー状態に応じて対処をしていた。

発明が解決しようとする課題 しかし、従来例では、出荷時や再調整時に印写画像の調
整に必要な種々の設定値を表示する表示手段を、プリン
タ装置内に備えていないので、プリンタ装置の調整には
外部表示手段や計測器等を用いなければならずプリンタ
装置単体での調整は不可能であった・ 本発明はかかる従来プリンタ装置の課題に鑑み、プリン
タ装置内に生じたエラーの内容を具体的に表示すること
ができ、さらには、記録画像の調整に必要な種々の設定
値をもプリンタ装置単体で設定することができるプリン
タ装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、装置の動作不良を検出するエラー検出手段と
、記録画像の画質を調整する度合を設定する調整値設定
手段と、表示手段と、前記エラー検出手段の出力を表示
するモードと記録画像の画質を調整する度合を表示する
モードとを切り換えるモード切り換え手段と、前記エラ
ー検出手段の出力と前記調整値設定手段の出力とを前記
モード切り換え手段の出力に応じて前記表示手段に表示
するよう制御する制御手段とを用いるプリンタ装置を提
供するものである。

作用 エラー検出手段により検出したプリンタ装置の動作不良
の内容と、調整値設定手段により設定する記録画像の画
質を調整する度合とを、モード切り換え手段の出力に応
じて制御手段が表示手段に表示させることによりエラー
の内容を表示することができ、さらには、記録画像の画
質を調整する度合をもプリンタ装置内の同一の表示手段
に表示することができる。

実施例 本発明の一実施例の熱転写型プリンタ装置も従来例で述
べたプリンタ装置同様な原理で、記録用紙に画像を形成
する。第１図はこの一実施例の熱転写型プリンタ装置の
表示部に関するブロック図である。

同図において、１は表示手段、ｌａは第１の７セグメン
）ＬＥＤ、ｌｂは第２の７セグメン）ＬＥＤ、ｌｃは第
１と第２の７セグメントＬＥＤｌａ、ｌｂを駆動する駆
動手段であり、表示手段ｌは第１と第２の７セグメント
ＬＥＤ１ａ、ｌｂと、駆動手段１ｃとにより構成されて
いる。２は記録画像の画質を調整する度合を設定する調
整値設定手段、２ａは可変抵抗器から成る記録画像の画
質をＪ二重壁する度合を電圧値として出力する調整値可
変手段、２ｂは調整値可変手段２ａの出力をディジタル
値に変換するＡ／Ｄ変換器（５ｂｉｔ）であり、調整値
可変手段２は調整値可変手段２ａとＡ／Ｄ変換器２ｂと
から構成されている。３は装置の動作不良を表示するモ
ードと記録画像の画質を調整する度合を表示するモード
とを切り換えるモード切り換え手段、４は装置の動作不
良を検出するエラー検出手段、５はエラー検出手段４か
らの本実施例のプリンタ装置のエラー情報と、調整値設
定手段２からの記録画像の画質を調整する度合とをモー
ド切り喚え手段３の出力に応じて表示手段１に表示する
よう制御する制御手段である。

第１図のブロック図をもとに、本実施例のプリンタ装置
について詳しく説明をする。

まず、リセット時にモード切り換え手段３の出力により
、調整モードであるかどうかを判別している。

ここで、調整モードの場合について説明する。

印写画像の調整に必要な設定（１αを調整値設定手段２
により可変する際、この設定値を何等かの表示手段によ
り表示させなければ希望の設定値に：Ａａすることは不
可能である。そこで本実施例のプリンタ装置では前述の
表示手段ｌにより、この設定値の表示を行なう。

例えば、本実施例のプリンタ装置の人力データである映
像１８号にはＣＲＴの発光特性を考慮したγ特性の補正
がされている。ＣＲＴのグリッド電圧に対して２．２乗
した値と輝度レベルとは比例関係にある。従って、人力
データである映像信号にはＣＲ′ｒの発光特性を考慮し
たγ＝　１／２．２という値が乗じられている。そこで
、このγ特性を逆補正し元のリニアな関係に戻すための
処理が必要である。この逆補正のγの値はγ＝２．２が
望ましい。γの値は記録画像や好みにより変化させても
不自然になることは少ないため、このγの値を可変させ
ることにより記録画像の平均的な明るさを任意に調整で
きる。

記録画像の平均的な明るさを設定、調整するため、調整
値設定手段２内の調整値可変手段２ｂにより、γの値に
対応した電圧値を可変させ、この出力電圧値をＡ／Ｄ変
換器２ａによりγの値に対応したデジタル値に変換する
。この時、Ａ／Ｄ変換器２ａの出力は５ｂｉｔであるの
で、　０〜３１なる正の整数の範囲で表わせる。

第２し１にγ＝２．２の時の逆補正テーブルを示す。

横軸は人力データを表わす補正前の輝度レベル、縦軸は
出力データを表わす逆補正後の輝度レベルを表わす。第
２図に示すように、γ＝　１／２．２という値が乗じら
れている逆補正部の輝度信号は、このテーブルを参照す
るとγ＝２．２という値を乗じることになりγ＝１、即
ち、元のリニアな関係に戻る。制御手段５は、第２図と
同様に、このＡ／Ｄ変換器２ａの出力値であるγのデジ
タル値を人力の輝度データに乗じて逆補正する処理を行
ない、記録する画像の明るさをγの値に応じて可変する
。同時に、制御手段５はこのＡ／Ｄ変換器２ａの出力Ｏ
〜３１をＯ〜３．１（γの可変範囲はＯ〜３．１）に対
応させ、表示手段ｌの駆動手段１Ｃに出力し、表示手段
ｌの７セグメントＬＥＤ　１　ａ、ｌｂはこのｌＯ進数
（０〜３．１）を点灯し、使用者むこγの値を表示する
。

従って、出荷時あるいは再調整時等に記録画像の明るさ
を調整する場合、上記のごとく本実施例のプリンタ装置
単体で、表示手段１の数量的な表示に従い調整値設定手
段２により迅速にかつ正確な設定（１αに調整すること
ができる。ただし、表示するγの値はｌＯ進数に限らず
、１６進数等でも良く、使用者がγの値をｅ握できる表
示仕様ならば本実施例に限定するものではない。

また、γの（１α以外の記録画像の調整に必要な設定ｆ
（ｒｉ、についてもγの値開様に使用者に表示し、その
設定値に応じた画像が記録される。

次に、調整モードでない場合、すなわち通常の画像記録
モードのエラー処理について説明する。

本実施例のプリンタ装置の動作不良には、人力信号無し
、インクシート終了、インクカートリッジ無し、記録用
紙無し、記録用紙カセット無し、記録用紙が規定のもの
でない、サーマルヘッドの温度異常などがあり、それぞ
れのエラーに対して、ＥＯ，Ｅｌ、　　Ｅ２．　　Ｅ３
．　　Ｅ４．　　Ｅ５．　　・・・・が対応づけられて
いる。

例えば、エラー検出手段４が記録用紙無しというエラー
を検出すると、エラー検出手段５の出力から制御手段５
は（Ｅ３）というパターンを表示手段ｌに出力し、表示
手段ｌの７セグメントＬＥＤｌａ、１ｂは（Ｅ３）と点
灯する。他のエラーを生じたときも、上記と同様に（６
本）と表示手段１の７セグメントＬＥＤｌａ、ｌｂは点
灯する。

ここで、木は１６進数で、７セグメン）ＬＥＤの関係上
ｌＯ進数に対応するｌＯから１５：ｌｉ′では、Ａ、　
　ｂ、　　Ｃ，ｄ、　　Ｅと表示し、　（７セグメント
ＬＥＤでは、例えば、数字の８と英字の大文字であるＢ
とは区別がつかないので、１６進数のＢは小文字のｂと
して表示させる。）本実施例のプリンタ装置内に生じた
様々なエラーをＥＯからＥＦに対応させることにより、
本実施例の場合、使用者は最高１６種類のエラーの内容
を具体的に区別して知ることができる。ただし、本実施
例では、プリンタ装置内に生じた様々なエラーをＥＯか
らＥＦに対応させているが、例えば、プリンタ装置内に
生じた様々なエラーをさらに細かく表示したい場合、０
０から９９までの１０進数に対応させても良く、様々な
表示の様式が考えられ、本実施例に限定するものではな
い。

発明の効果 以上述べたように、本発明では、出荷時や再調整時には
エラー表示を行なう表示手段を、プリンタ装置内の記録
画像の調整に必要な種々の設定値の表示にも利用するた
め、この表示手段の表示をもとに記録画像の調整に必要
な種々の設定値を、他の外部表示手段や計測器等を用い
ることなく、プリンタ装置単体で設定することができる
。また、エラーの内容を具体的に区別して表示するため
、使用者はエラー内容を具体的にｉ！握でき、このエラ
ーに応じて速やかなエラー解除を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にがかる一実施例の熱転写型プリンタ
装置の表示８ｕにｒＪＪｌするブロック図、第２図は同
実施例におけるγ＝２．２の時の逆補正テーブルグラフ
、第３図は従来例の熱転写型カラープリンタ装置の表示
部のブロック図である。 ｌ・・・・表示手段、２・・・・調！１１１α設定手段
、３・・・・モード切り換え手段、４・・・・エラー検
出手段、５・・・・制御手段。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名第２図 逆神゛正前輝度テ一タ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 装置の動作不良を検出するエラー検出手段と、記録画像
   の画質を調整する度合を設定する調整値設定手段と、表
   示手段と、前記エラー検出手段の出力情報を表示するモ
   ードと記録画像の画質を調整する度合を表示するモード
   とを切り換えるモード切り換え手段と、前記エラー検出
   手段の出力と前記調整値設定手段の出力とを前記モード
   切り換え手段の出力に応じて前記表示手段に表示するよ
   う制御する制御手段とを備えたことを特徴とするプリン
   タ装置。