JPH02139107A - ワーク加工装置 - Google Patents

ワーク加工装置

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JPH02139107A
JPH02139107A JP29091388A JP29091388A JPH02139107A JP H02139107 A JPH02139107 A JP H02139107A JP 29091388 A JP29091388 A JP 29091388A JP 29091388 A JP29091388 A JP 29091388A JP H02139107 A JPH02139107 A JP H02139107A
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JP
Japan
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workpiece
work
processing
machining
unit
Prior art date
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JP29091388A
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English (en)
Inventor
Hirozo Takano
高野 浩造
Yoshinori Oiki
及木 義則
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はワーク加工装置に関し、−層詳細には、例えば
、ディスクブレーキを構成するディスクを水平姿勢で回
転させながら上下方向に配設された一組のバイトで前記
ディスクの両側面を同時に加工するよう構成し、これに
よって狭小なスペースに複数の装置を配設出来、効率的
な加工作業を遂行可能にしたワーク加工装置に関する。
[発明の背景] 一般に、大量のワークを効率的に加工すべくライン生産
工程が広範に行われている。この種のライン生産工程で
は、通常、加工ラインに沿って各種の工作機械を配設し
ておき、前記加ニーラインに搬送されてくるワークに前
記工作機械を介して所定の加工作業を順次流している。
ここで、ディスクブレーキを構成するディスク等のよう
に比較的薄板状を呈するワークの両側面に加工を施す装
置として、例えば、特開昭第59−37002号にその
技術的思想が開示されている。
この従来技術では、水平方向に延在する主軸の先端にチ
ャック機構を介してワークを垂直姿勢で取り付けると共
に、水平方向に互いに近接および離間変位する一組のバ
イトを前記主軸の駆動作用下に回転するワークの両側面
に係合させて当該ワークの両側面加工を同時に遂行して
いる。
ところで、前述したブレーキ用ディスクのようなワーク
にあっては、短時間で且つ大量に加工しようという要請
が強く、このため、複数台の装置をラインに沿って並設
する場合が多い。
然しなから、前述した従来技術に係る装置では、実際上
、水平方向に互いに近接および離間変位する一組の刃物
台に夫々対向してバイトを取着しており、夫々の装置を
構成する刃物台同士が互いに干渉することがないよう前
記装置同士を比較的大きく離間させる必要がある。しか
も、ワークを保持する主軸を回転駆動する駆動源が前記
主軸に対し平行に設けられており、装置自体が一般に大
型化している。この結果、前記装置を複数台並設すれば
、装置全体の占有するスペースが相当に大きなものとな
る不都合が指摘されている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、ブレーキ用ディスクのような薄板状のワークを
水平姿勢でクランプし且つ回転させるワーク把持機構と
、前記回転するワークの両側面に対し同時に加工作業を
遂行する上下−組の開閉自在なバイトを装着し前記ワー
クの回転中心に対し進退自在な切削機構とから構成し、
これによって前記ワーク把持機構と切削機構とを狭小な
スペースに複数台配置することが出来、しかも多数のワ
ークの両側面を同時に加工して前記ワークの加工作業全
体を効率的に遂行することを可能にしたワーク加工装置
を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は薄板状ワークの
両側面を加工するための装置であって、前記ワークを水
平姿勢で保持し且つ回転させるワーク把持機構と、前記
ワークの両側面を同時に加工する加工ユニットを有する
切削機構とからなると共に、前記切削機構は前記ワーク
把持機構の回転中心に対し前記加工ユニットを進退自在
に構成することを特徴とする。
[実施態様コ 次に、本発明に係るワーク加工装置についてこれを組む
加工ラインとの関連において好適な実施態様を挙げ、添
付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図および第2図において、参照符号10は本実施態
様に係るワーク加工装置を組み込む加工ラインを示す。
前記加工ライン10はブレーキ用ディスク等のワークW
を水平姿勢で矢印方向に搬送するワーク投入用の第1の
コンベア12aとワーク払出用の第2のコンベア12b
とを含む。
この場合、第1コンベア12aと第2コンベア12bと
の間にはワークWを水平姿勢で2枚ずつ保持し且つ回転
させながらこのワークWの両面を同時に加工する本実施
態様に係る第1および第2の加工装置14.16と、前
記ワークWを第1コンベア12aから当該第1および第
2加工装置14.16に移送すると共に夫々の加工装置
14.16において加工終了後のワークWを第2コンベ
ア12bに送り出す搬送装置18とが配設される。
当該第1加工装置14は基台22を有し、この基台22
にワークWを水平方向に保持し且つ回転させるワーク把
持機構24a、24bと、前記ワーク把持機構24a、
24bに対し一体的に進退変位して夫々に保持されてい
るワークWの両側面を加工するための切削機構26とが
装着される。ここで、前記ワーク把持機構24a、24
bの回転軸線は第1および第2コンベア12a、12b
上の夫々のワークWの中心を結ぶ搬送路上に位置してい
る。
そこで、ワーク把持機構24aについて以下詳細に説明
し、ワーク把持機構24bには同一の参照数字にbを付
してその詳細な説明は省略する。
すなわち、第2図および第3図に示すように、ワーク把
持機構24aは回転駆動源28aを含み、この回転駆動
!28 aは基台22の側面に係着されて鉛直下方向に
指向しており、これから延在する回転駆動軸30aにブ
ーIJ32aが軸着される。
前記ブー!J32aにベル)34aの一端が張架され、
このベルト34aの他端は基台22の側面に形成されて
いる開口部36aからこの基台22内に臨みスピンドル
ユニッ)38aを構成するブー’J40aに張架される
第4図に示すように、前記スピンドルユニット38a内
にはスピンドル42aが回転自在に支承されてあり、こ
のスピンドル42aの下部に前記プーリ40aが軸着さ
れると共に、前記スピンドル42aの上部側にはチャッ
クユニッ)44aが係着される。ここで、スピンドル4
2aの中央部に図示しないシリンダ等に係合し進退自在
なピストンロッド46aが配設され、このピストンロッ
ド46aの上端部には球面軸受48aを介して連結部材
50aが係合する。前記連結部材50aには等角度間隔
離間して3つのチャッキングロッド52aが球面軸受5
4aを介して支持されており、これらのチャッキングロ
ッド52aはチャックユニッ)44aに対してその軸線
方向に平行に保持されている。チャッキングロッド52
aの上部には鉛直上方向に対して外方に傾斜する傾斜面
56aが形成されており、この傾斜面56aはチャック
ユニット44aの上部に配設されている3つのチャック
爪58Hに形成された傾斜面60aに係合している。な
お、3つのチャック爪58aの夫々の間隙には円弧状を
呈する3つの案内片62aが配設されると共に、これら
の案内片62aとチャック爪58Hの外周面に環状弾性
部材64aが一体的に係合する。
次いで、チャックユニッ)44aの中央部にコレットチ
ャック66aが配設される。前記コレットチャック66
aの上部は、図示していないが軸線方向にスリットを形
成して、例えば、3分割されており、このコレットチャ
ック66aの内周面部には鉛直上方向に対し徐々に拡開
するテーバ面68aが形成される。そして、このテーバ
面68aにテーパ軸70aが係合し、このテーパ軸70
aはばね部材72aの弾発作用下に常時鉛直下方向に押
圧されている。この場合、ワークWの中央部にはスプラ
イン孔Sが形成されており、このため、コレットチャッ
ク66aの外周面部にこのスプライン孔Sに対応するス
プライン溝を形成しておく。
一方、第3図に示すように、切削機構26は回転駆動源
80を含み、この回転駆動源80は基台22の上部に固
着される。前記回転駆動源80からワークWの搬送方向
に直交する方向に対し長尺な送りねじ82が延在し、こ
の送りねじ82の両側に夫々−組のガイドレール84a
、84bが配設される。前記ガイドレール84a、84
b上に本体86が載設されると共に、この本体86には
送りねじ82を嵌合する図示しないナツト部材が設けら
れる。
前記本体86の先端部には夫々ワーク把持機構24a、
24bに対応する位置、すなわち、チャックユニット4
4a、44bに保持されて回転するワークWSWの回転
中心に指向して加工ユニット88.90が装着される。
第5図aおよびbに示すように、前記加工ユニット88
.90は夫々ホルダ92を有し、前記ホルダ92は本体
86の両側面に固着されており、夫々の一端側にすり割
り94を形成して互いに開閉すべく弾性変形自在な片部
96a、96bを設ける。
前記片部96a、96bの先端部には互いに対向するよ
うにバイト98a、98bを取着し、前記パイ)98a
、98bは通常ワークWの肉厚より大きく離間すると共
に、夫々の片部96a、96bに開閉手段100a、 
100bが係合する(第5図a参照)。
前記開閉手段100aは実質的にシリンダ102を有し
、このシリンダ102内に摺動自在に配設さ、れるピス
トン104を介し前記シリンダ102内には夫々圧力室
106a、 106bが画成される。ピストン104の
一端からピストンロッド108が延在し、このピストン
ロッド108の先瀾部には外方に対し半径外方向に傾斜
する傾斜面110が形成される。前記傾斜面110に板
状の超硬部材111を載設すると共に、前記超硬部材1
11にブツシュロッド112の傾斜面114が係合する
。この場合、ピストンロフト108の軸線とブツシュロ
ッド112の軸線とは互いに90°の角度をなしている
一方、シリンダ102 にはピストンロッド108と反
対側に位置決めボルト116が螺合し、この位置決めボ
ルト116の先端部は圧力室106a内に所望の長さだ
け臨入可能である。
なお、開閉手段100bは前述した開閉手段100aと
同様に構成されるものであり、同一の構成要素には同一
の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
以上、本実施態様に係る第1加工装置14に設けられて
いるワーク把持機構24a、24bおよび切削機構26
について詳細に説明したが、第2加工装置16において
も同様に構成されるものであり、同一の構成要素には同
一の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
次いで、搬送装置18は第1コンベア12aと第2コン
ベア12bとの間に配設される門型の枠体120を含み
、前記枠体120を構成する横架部材122が前記第1
および第2コンベア12a、12bと平行に位置決めさ
れる。この横架部材122には一組の平行なガイドレー
ル124a、 124bが上下方向に固着され、前記ガ
イドレール124a、 124bを介して第1および第
2の搬送機構125a、 125bが変位自在に装着さ
れる。
前記第1搬送機構125aを構成する移動本体126は
ガイドレール124a、 124bに係合すると共に、
例えば、ラック・ビニオン機構(図示せず)を介し横架
部材122に沿って第1コンベア12a上から第2加工
装置16上まで進退可能である。
前記移動本体126には図示しないシリンダ等を介し昇
降自在な昇降台128が設けられ、この昇降台128の
下部にアーム部材130が保持される。
前記アーム部材130の下端部には取付板132を介し
てフレーム部材134が支持されており、このフレーム
部材134には所定間隔、すなわち、ワーク把持機構2
4a、24bの間隔に対応して離間する保持手段136
.138が設けられる。この場合、保持手段136.1
38は図示しないアクチユエータの作用下に開閉動作し
て夫々ワークWを把持自在に構成している。
一方、第2搬送機構125bは当該第1および第2加工
装置14.16において加工終了後のワークWを第2コ
ンベア12bに搬送するものであり、その構成は前述し
た第1搬送機構125aと同様なため同一の参照符号を
付してその詳細な説明は省略する。
本実施態様に係るワーク加工装置を組み込む加工ライン
は基本的には以上のように構成されるものであり、次に
その作用並びに効果について説明する。
先ず、第1搬送機構125aを第1コンベア12a上に
配置すると共に、第2搬送機構125bを第2コンベア
12b上に待機させておく。そこで、第1搬送機構12
5aを構成するシリンダ等の駆動作用下に昇降台128
を下降させ第1コンベア12Hに沿って矢印方向に搬送
されてくる2つのワークWを保持手段136.138に
より把持する。
このように、第1搬送機構125aにより2つのワーク
Wを支持した後、昇降台128を上昇させると共に、移
動本体126をガイドレール124a。
124bの案内作用下に水平方向に搬送して第2加工装
置16上に停止させる。さらに、昇降台128を下降さ
せることにより保持手段136.138に把持されてい
るワークW1Wをワーク把持機構24a、24bを構成
するチャックユニッ)44a。
44b上に載設する。
その際、ワーク把持機構24aの動作について説明する
と、テーパ軸70aをピストンロッド46aの押圧作用
下に上昇させてコレットチャック66aを縮径させてお
き、このコレットチャック66aをワークWのスプライ
ン孔Sに嵌合する。
次に、ピストンロッド46aを下降させてテーパ軸70
aに作用する外力を除去すれば、このテーパ軸70aは
ばね部材?2Hの弾発作用下に下降し、テーバ面68a
を介しコレットチャック66aが膨径してワークWのス
プライン孔Sの内壁面を押圧保持する。
さらに、ピストンロッド46aを鉛直下方向に変位させ
ると、連結部材50aに保持されている3つのチャッキ
ングロッド52aが下降し、このチャッキングロッド5
2aの傾斜面56aがチャック爪58aの傾斜面60a
を押圧する。従って、前記チャック爪58aが半径外方
向に変位してこれらのチャック爪58a並びに案内片6
2aに係合している弾性部材64aがワークWの比較的
大径な内周面を押圧する。
これによって、ワークWはチャックユニット44aに対
し強固に且つ正確に位置決め保持されるに至る。なお、
ワーク把持機構24bを構成するチャックユニット44
bに対しワークWが同様に装着されることは容易に諒解
されよう。
保持手段136.138を駆動しワークW、Wの把持作
用を解除した後、昇降台128を上昇させ第1搬送機構
125aを第1コンベア12a側に移動させる。そして
、前述したように、この第1搬送機構125aを介して
新たなワークW、Wを保持し前記第1搬送機構125a
を第1加工装置14上に移動させた後、この第1加工装
置14を構成する夫々のワーク把持機構24a、24b
に夫々ワークW、Wを保持させる。次いで、前記第1搬
送機構125aを第1コンベア12a上に復帰させて保
持手段136.138によりさらに別のワークW1Wを
把持しておく。
このように第1搬送機構125aを介してワークW、W
を第1加工装置14に移送している間に、第2加工装置
16に装着されているワークWSWに対して加工作業を
施す。
すなわち、第2加工装置16を構成する回転駆動源28
a、28bを駆動して回転駆動軸30a130bを介し
ブー’J32a、32bを回転する。前記プーリ32a
、32bにはベルト34a、34bを介してブー’J4
0a、40bが係合しており、前記プーリ40 a 、
 40 bを軸着するスピンドル42 a 、 42 
bが回転する。従って、前記スピンドル42a、42b
に係着されているチャックユニッ)44a。
44bが回転して前記チャックユニット44a144b
に保持されているワークWSWが回転することになる。
一方、切削機構26において、開閉手段100a、10
0bを駆動して夫々のバイト98a、98bをワークW
の切削厚さに対応して位置決めする。すなわち、開閉手
段100aを構成するシリンダ102内の圧力室106
bに圧力流体を供給し、ピストン104を位置決めポル
)116側に変位させる。このため、ピストンロッド1
08が位置決めボルト116に当接し、前記ピストンロ
ッド108の傾斜面110に超硬部材111を介して係
合するプツシ二ロッド112がホルダ92の片部96a
側に突出する。従って、片部96aが片部96b側へと
弾性変形し、この片部96aに装着されているバイト9
8aがパイ)98b側へと揺動する。また、開閉手段1
00bの駆動作用下に、同様にして片部96bに装着さ
れているパイ)98bがバイト98a側へと揺動し、夫
々のパイ)98a、98bの間隙が所望の間隔に調整さ
れる(第5図す参照)。
そして、回転駆動源80の駆動作用下に送りねじ82を
回転させると、これに係合する本体86がガイドレール
84a、84bの案内作用下にワーク把持機構24a、
24b側へと移動する。これによって、加工ユニット8
8.90がチャックユニット44a、44bに保持され
て回転している夫々のワークWSWの回転中心に指向し
て移動し、前記加工ユニット88.90に設けられてい
る夫々のパイ)98a、98bを介しワークW1Wの両
側面が同時に加工される。
加工ユニット88.90がワークW、Wの回転中心近傍
に至り、前記ワークW1Wの両側面の加工が終了すると
、回転駆動源80の駆動を停止させると共に、開閉手段
100a、 100bを構成するシリンダ102の圧力
室106aに圧力流体を供給し、ピストン104を位置
決めボルト116から離間する方向に変位させる。この
ため、ピストンロッド108の傾斜面110に係合する
ブツシュロッド112は夫々片部96a、96bから離
間する方向に変位し、前記片部96a、96・がそれ自
身の弾発作用下に互いに離間する方向に変位してパイ)
98a、98bがワークWの両側面から離間するに至る
。さらに、回転駆動源80を前記とは逆方向に回転させ
て本体86をワーク把持機構24a124bから離間さ
せると共に、ワーク把持機構24a、24bを構成する
回転駆動源28a、28bの駆動を停止してチャックユ
ニッ)44a、44bに保持されているワークWSWの
回転を停止させる。
次いで、第2コンベア12b上に待機している第2搬送
機構125bを駆動してこれを第2加工装置16上に移
動させた後、アーム部材130を下降させて保持手段1
36.13gでワークW1Wを把持する。ここで、第2
加工装置16を構成するワーク把持機構24aではピス
トンロッド46 a l)直上方向に変位させチャッキ
ングロッド52aを上昇させることによって夫々のチャ
ック爪58aへの押圧力を解除する。さらに、テーパ軸
70aが上昇してコレットチャック66aを縮径させ、
このコレットチャック66aによるワークWのスプライ
ン孔Sの内壁面への押圧力を除去する。
また、ワーク把持機構24bにおいても同様にして、ワ
ークWの把持作用を解除しておく。
そして、加工終了後のワークWSWを第2Wi送機構1
25bを介して第2コンベア12b上に送り出す一方、
第1コンベア12a上にあって新たなワークWSWを把
持している第1搬送機構125aを第2加工装置16側
へと移動させ、前述したように、この新たなワークW1
Wをワーク把持機構24a、24bに装着する。
以上のように、第2加工装置16に対するワークWSW
の着脱を行っている際には第1加工装置14によりワー
クWSWへの加工が行われている。そこで、前記第1加
工装置14によってワークWSWの加工が終了すると、
このワークW1Wは第2搬送機構125bを介して第2
コンベア12b側へと送り出されると共に、第1IIl
送機構125aにより第1コンベア12a上の新たなワ
ークW1Wを当該第1加工装置14に搬送する。
この場合、本実施態様では、ワークWを水平姿勢で回転
させながら鉛直方向に近接および離間変位する一組のパ
イ)98a、98bを介し前記ワークWの両側面を同時
に加工している。このため、前記パイ)98a、98b
の間隔を調整すべく夫々の片部96a、96bを押圧す
る開閉手段100a、 100bを上下方向に配設する
ことにより加工ユニット88と90とは互いに干渉する
ことがなく、可及的に近接して配置することが出来る。
これによって、当該第1および第2加工装置14.16
において、実際上、2つのワークWを水平姿勢でクラン
プし且つ回転させるワーク把持機構24a、24bをワ
ークWSWを回転させるのに必要な最小間隔だけ離間さ
せることが可能となる。
結果的に、従来のように、2つのワークWを加工する際
に夫々の加工装置を比較的大きく離間させるものに較べ
、当該第1および第2加工装置14.16を一挙に狭小
なスペース内に収容し得るという効果が挙げられる。
しかも、加工ユニット88.90を単一の本体86に取
着することにより夫々の加工ユニット88.90を個別
にワーク把持機構24a、24bに対し進退変位させる
ものに較べ、回転駆動源80並びに本体86等からなる
移動手段の数を半分にすることが出来る。
これによって、第1および第2加工装置14.16を小
型化し得ると共に、その構成が簡素化し、且つ同時に2
つのワークWの両面加工を遂行して前記ワークWの加工
作業全体の効率化を容易に達成することが可能となると
いう効果が得られる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、例えば、ディスクブレ
ーキを構成するディスクのように比較的薄板状のワーク
を水平状態に保持して回転させるワーク把持機構と、前
記回転するワークの両側面に上下方向に近接・離間変位
するバイトを設けた加工ユニットで同時に加工を施す切
削機構とから構成している。このように、上下方向に変
位するバイトを設けた加工ユニットを用いることにより
前記加工ユニット同士が互いに干渉することがなく、複
数の加工ユニットを可及的に近接して配置することが出
来る。従って、従来の加工装置のように、互いに比較的
大きく離間させる必要がなく、狭小なスペースに複数の
加工ユニットを効率的に収容することが可能となるとい
う効果が得られる。
しかも、複数の加工ユニットを単一の本体に取着してこ
れをワーク把持機構に対し進退自在に構成することが出
来、駆動源や部品点数を一挙に削減して当該装置全体を
小型に且つ安価に製造し得るという利点が挙げられる。
さらに、複数の加工ユニットを並設することによって多
数のワークを同時に加工することが可能となり、ワーク
加工作業全体の効率化が容易に達成されるという効果が
顕在化する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るワーク加工装置を組み込む加工ラ
インの概略斜視説明図、 第2図は第1図に示す加工ラインの概略正面図、 第3図は当該ワーク加工装置の拡大側面図、第4図は当
該ワーク加工装置を構成するワーク把持機構の要部拡大
縦断面図、 第5図aおよびbは当該ワーク加工装置を構成する切削
機構の動作を示す要部断面説明図である。 10・・・加工ライン    12a、12b・・・コ
ンベア14.16・・・加工装置   18・・・搬送
装置24a、24b・・・ワーク把持機構 26・・・切削機構 88.90・・・加工ユニット 98a、98b−・・バイト 125a、125b−・・搬送機構 92・・・ホルダ 100a、 100b−開閉手段 136.138・・・保持手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄板状ワークの両側面を加工するための装置であ
    って、前記ワークを水平姿勢で保持し且つ回転させるワ
    ーク把持機構と、前記ワークの両側面を同時に加工する
    加工ユニットを有する切削機構とからなると共に、前記
    切削機構は前記ワーク把持機構の回転中心に対し前記加
    工ユニットを進退自在に構成することを特徴とするワー
    ク加工装置。
  2. (2)請求項1記載の装置において、ワーク把持機構は
    鉛直方向に延在する2以上のスピンドルと、夫々のスピ
    ンドルの上部にあってワークを把持し当該スピンドルと
    一体的に回転するチャックユニットとからなり、一方、
    切削機構は前記ワーク把持機構に対しアクチュエータの
    作用下に進退自在な単一の本体と、前記チャックユニッ
    トに把持される夫々のワークに対応して離間し前記本体
    に一体的に装着される2以上の加工ユニットとを有する
    ことを特徴とするワーク加工装置。
  3. (3)請求項1または2記載の装置において、加工ユニ
    ットは実質的に上下方向に配設されアクチュエータの作
    用下に互いに近接・離間変位する一組のバイトから構成
    することを特徴とするワーク加工装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6282766B1 (en) * 1997-06-25 2001-09-04 Fibercore Equipment Co. Roll cutter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6282766B1 (en) * 1997-06-25 2001-09-04 Fibercore Equipment Co. Roll cutter

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