JPH02138789A - 印刷配線板用基板の製造法 - Google Patents

印刷配線板用基板の製造法

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JPH02138789A
JPH02138789A JP7322489A JP7322489A JPH02138789A JP H02138789 A JPH02138789 A JP H02138789A JP 7322489 A JP7322489 A JP 7322489A JP 7322489 A JP7322489 A JP 7322489A JP H02138789 A JPH02138789 A JP H02138789A
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polyimide
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Shuichi Matsuura
秀一 松浦
Yasuo Miyadera
康夫 宮寺
Toshihiko Kato
利彦 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印刷配線板用基板の製造法に関する。
〔従来の技術〕
従来、電気絶縁材料、構造材料等に用いられているポリ
イミド接着剤としては、N、N’ −(4゜4′−ジフ
ェニルメタン)ビスマレイミドと4゜4′−ジアミノジ
フェニルメタンからなる予備線金物が知られている。こ
のポリイミドは溶液状態では保存安定性が悪く、粉状で
取扱われており、印刷配線板用基板の製造に用いる場合
には一旦溶剤に溶解する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記の予備縮合物自体は、固くて脆いため
流延してフィルムとすることができなかった。従って、
上記予備縮合物のフィルムを用いて印刷配線板用基板を
得ることはできなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、一般式 〔ただし、式中、Arは、式(a) 又は式(b) の基を示す〕で表わされる構成単位を有し、式(a)の
基と式(b)の基を前者/後者がモル比で10/90〜
50150の割合で含むポリイミド(A)及び一般式 (ただし、式中、mは2以上の整数であり、Rは炭素数
2以上のm価の基である)で表わされるポリマレイミド
(B)をポリイミド(A)に対してポリマレイ・ミド(
B)が10〜50重景%になるように含む組成物を流延
成形してなる熱硬化性接着フィルムを用いて、基材と銅
箔を接着することを特徴とする印刷配線板用基板の製造
法に関する。
本発明においてポリイミド(A)はクレゾール、フェノ
ール、トルエン等の溶媒中で3.3’ 、4゜4′−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン准二無水物(以下BTDA
と略す)と3,3′−ジアミノジフェニルスルホン(以
下3.3’ −DDSと略す)および2,4−ジアミノ
トルエン(以下2,4−DATと略す)とを加熱攪拌す
ることによって得られるが、ジメチルアセトアミド、ジ
メチルホルムアミド等の非プロトン性極性溶媒中で室温
以下の温度で反応させ、対応するポリアミド酸を合成し
、無水酢酸−ピリジン等の脱水剤を用いて脱水閉環させ
ることによって得ることもできる。
ポリイミド(A)中に、3.3’ −DDSと2゜4−
 D A Tは、前者/後者が10/90〜50150
の割合になるように含まれるのが好ましく、2.4−D
ATが90モル%を越えるとポリイミド(A)が固くな
り成形性が悪くなる。また3゜3’ −DDSが50モ
ル%を越えると製膜性が悪化する。
本発明に用いることのできるポリマレイミド(B)の具
体例としてはN、N’ −(4,4’ジフエニルメタン
)ビスマレイミド、N、N’(4,4’−ジフェニルオ
キシ)ビスマレイミド、N、N’−p−フェニレンビス
マレイミド、N。
Nl  m−フェニレンビスマレイミド、N、N’−2
,4−トリレンビスマレイミド、N、N’2.6−トリ
レンビスマレイミド、N、N’ −エチレンビスマレイ
ミド、N、N’ −ヘキサメチレンビスマレイミド等、 ■J 等の構造式で表わされるポリマレイミドがあり、これら
を単独あるいは二種以上混合して用いることができる。
ポリイミド(A)とポリマレイミド(B)の混合割合は
、ポリマレイミド(B)をポリイミド(A)に対して1
0〜50重量%で用いるのが好ましい。ポリマレイミド
(B)が10重量%未満では硬化が十分でなく50重量
%を越えると樹脂組成物がもろく成形性がなくなる。
ポリイミド(A)とポリマレイミド(B)の混合は粉状
で行なってもよいが、通常はジメチルホルムアミドのよ
うな溶剤に溶解したポリイミドワニスにポリマレイミド
を添加溶解することによって行なわれる。
このようにして得たポリイミドとポリマレイミドとの混
合ワニスをガラス板、ステンレス板等に流延、乾燥する
ことにより接着フィルムを得る。
乾燥温度と時間は用いる溶剤、ポリマレイミドの種類に
よって異なるが、温度はポリマレイミドの反応が顕著に
なる温度よりも低く保つ必要があり、時間は残存溶剤量
が約1%以下になるようにしなければならない。
得られた接着フィルムをアルミ板、ポリイミドフィルム
等の基材と銅箔の開にはさんで軟化点以上の温度で加熱
加圧することによって耐熱性に優れ、良好な引剥し強さ
を有する印刷配線板用基板を得ることができる。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明の詳細な説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1〜3及び比較例1〜2 BTDA32.2g、3.3’ −DDS9.9g。
2.4−DA′T7.3g  を攪拌機、温度計、窒素
ガス導入管、冷却管を備えた四つロフラスコに入れ、m
−クレゾール450g、トルエン108gを添加し、窒
素ガスを流しながら加熱攪拌した。
150〜160℃で16時間反応させて、樹脂分18.
2%、粘度18Pのポリイミドワニスを得た。このポリ
イミドワニスをアセトン中に注いで再沈し粉砕、洗浄、
乾燥することによってポリイミド粉末を得た。ポリイミ
ド粉末の還元粘度(濃度0.1g/dQ 、溶媒N、N
−ジメチルホルムアミド(DMF)、温度30.0℃)
は0.46d Q/gであった。得られたポリイミド粉
末100gとN、N’   (4,4’ −ジフェニル
メタン)ビスマレイミド(BMI)LogをDMF40
0 gに溶解してワニスを得た。このワニスをガラス板
上に流延し、130℃10分乾燥した後、剥離し、鉄枠
に止めて200 ’C1時間乾燥して接着フィルムを得
た。得られた接着フィルムは厚さ25μm、残存溶媒量
1%、軟化点260℃であり、180゜に折+1111
ずても割れず可撓性に優れたものであった。
このほか、BMI量を表1に示すように変更すること以
外は上記と同様にして接着フィルムを得た。
これらの接着フィルムの軟化点を表1に示す。
これらの接着フィルムを1a+厚のアルミ板と35μm
厚の片面粗化銅箔の間にはさんで50隨f/a&、27
5°C230分の条件で積層して銅張基板を得た。基板
の特性を表1に示す。
以下余白 表1 BMI量はポリイミド100重量部に対するBMIの使
用重量部(phr)を示す。
軟化点は荷重25kgf/cf、昇温速度10℃/mi
nでペネトレーション法で測定した。
銅箔引剥し強さは引張速度50 mm / minで9
0’引剥し強さを測定した。
はんだ耐熱性は20ffffi+角の試験片をはんだ浴
上に銅箔を下側にして浮べた後、ふくれの有無を観察し
、ふくれのないものを0としてJ平価した。
実施例4 50μm厚のポリイミドフィルムと35μm厚の片面粗
化銅箔の間に実施例1で得た接着フィルムを1枚はさん
で、280°C,50kgf/cd。
30分の条件で積層し、印刷配線板用基板を得た。
この基板の90″銅箔引剥し強さを引張速度50mm 
/ @ i nで測定したところ室温で2 、2 kg
 f / cm、150℃で1.8kgf/■であった
。またこの基板を300℃のはんだ浴に1分間浸漬した
がふくれは生じなかった。
実施例5 BMI量を30phrとする以外は実施例1と同様にし
て接着フィルムを作製した。50μm厚のポリイミドフ
ィルムの両側にこの接着フィルムと35μm片面粗化銅
箔を重ねて280℃、50kgf/al、30分の条件
で積層しフレキシブル印刷配線板用基板を得た。
この基板の90°銅箔引剥し強さは室温で2.1kgf
 /an、 150℃で1 、7 kg f / cm
であり、300℃のはんだ浴に1分間浸漬してもふくれ
は生じなかった。
実施例6 BMIのかわりにBMI−M(三井東圧化学製ポリマレ
イミド)15gを用いる以外は実施例1と同様にして作
製した接着フィルムを用い実施例5と同様にしてフレキ
シブル印刷配線板用基板を得た。この基板の90”銅箔
引剥し強さは室温で2.1kgf/■、150℃で1.
7kgf/■であり、300℃のはんだ浴に1分間浸漬
してもふくれは生じなかった。
比較例3 本発明に係る接着フィルムのかわりにバイララックス(
デュポン社製アクリル系フィルム状接看剤)を用い実施
例4と同様の構成で180℃、30kgf/ffl、6
0分の条件で積層し、フレキシブル印刷配線板用基板を
得た。この基板の90’銅箔引剥し強さは室温で2.2
kgf/■  150℃で0 、6 kg f / a
n であった。またこの基板を300 ’Cのはんだ浴
に1分間浸漬したところふくれが生じた。
参考例 N、N’ −(4,4’−ジフェニルメタン)ビスマレ
イミドのかわりにBMI−M(三井東圧化学(株)製ポ
リマレイミド)20gを添加する以外は実施例1と同様
にして接着フィルムを得た。得られた接着フィルムは厚
さ25μm、残存溶媒量1.1%、軟化点220℃であ
り、180°に折曲げても割れず可撓性に優れたもので
あった。
比較参考例 ケルイミド601(日本ポリイミド(株)製ポリアミノ
ビスマレイミド樹脂)100gをDMFloo gに溶
解したワニスをガラス板上に流延後、130℃10分、
ついで170℃20分乾燥したが、もろくてフィルムと
ならなかった。
〔発明の効果〕
本発明によって得られる印刷配線板用基板は、優れた引
剥し強さおよび耐熱性を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ただし、式中、Arは、式(a) ▲数式、化学式、表等があります▼ (a) 又は式(b) ▲数式、化学式、表等があります▼ (b) の基を示す〕で表わされる構成単位を有し、式(a)の
    基と式(b)の基を前者/後者がモル比で10/90〜
    50/50の割合で含むポリイミド(A)及び一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中、mは2以上の整数であり、Rは炭素数
    2以上のm価の基である)で表わされるポリマレイミド
    (B)をポリイミド(A)に対してポリマレイミド(B
    )が10〜50重量%になるように含む組成物を流延成
    形してなる熱硬化性接着フィルムを用いて、基材と銅箔
    を接着することを特徴とする印刷配線板用基板の製造法
JP7322489A 1989-03-24 1989-03-24 印刷配線板用基板の製造法 Expired - Lifetime JPH0671139B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041382A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Dic Corp 熱硬化型樹脂組成物、その硬化物およびプリント配線板用層間接着フィルム

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