JPH02138762A - 実装冷却方法 - Google Patents

実装冷却方法

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JPH02138762A
JPH02138762A JP1201176A JP20117689A JPH02138762A JP H02138762 A JPH02138762 A JP H02138762A JP 1201176 A JP1201176 A JP 1201176A JP 20117689 A JP20117689 A JP 20117689A JP H02138762 A JPH02138762 A JP H02138762A
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plane
contact
cooling method
cooling
mounting
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JP1201176A
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English (en)
Inventor
Atsushi Morihara
淳 森原
Yoshio Naganuma
永沼 義男
Hiroshi Yokoyama
宏 横山
Keizo Kawamura
圭三 川村
Mitsuo Miyamoto
宮本 光男
Yasushi Sato
康司 佐藤
Kazunori Ouchi
大内 和紀
Hiroshi Miyadera
博 宮寺
Fumiyuki Kobayashi
小林 二三幸
Shizuo Zushi
頭士 鎮夫
Hiroshi Go
郷 博
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73253Bump and layer connectors

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体素子あるいは高密度に集積化された集
積回路から発生する熱を効率良く除去するための新規な
冷却方法に係り、特に半導体装置及びコンピュータの実
装冷却方法に関する。
〔従来の技術〕
近年の大型計算機では、処理速度の速いことが要求され
るため、高度に集積化が進み、一つの集積回路から発生
する熱量も飛請的に増大してきた。
このため、従来は問題とされなかった集積回路の過剰な
温度上昇が懸念され、集積回路の冷却は大型計算機実装
での重大な課題となってきた。また、その集積回路チッ
プを互いに接触する電気配線をできるだけ短くするため
、マイクロパッケージに多数の集積回路チップを施す方
法が開発されている。
従来、特に大型計算機システムの冷却装置に関して、特
開昭61−15353号公報でピストン及びシリンダー
を用いたガス封入式伝導冷却法が公開され、更に、特開
昭58−91665号公報には同様のピストン及びシリ
ンダとの組合せで、ピストン素子への加圧方向をシリン
ダの方向へも接触させる構造が示されている。また、特
開昭62−106699号公報には三角形状の冷却ブロ
ックとの移動可能なスライダーとの組合せによって半導
体素子と冷却板との接触を行わせる冷却構造が示されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
先行技術に基づく構造では、1チツプあたり数十W以上
の発熱を有するチップを冷却することは困難である。ま
た、気体の中でもヘリウムガスの熱伝導率は、他の気体
の10倍程度と、大きく優れているが、ピストンあるい
はシリンダなど金属体に比べ非常に小さい。したがって
、最も大きな熱抵抗となるのは、ヘリウム層の熱抵抗R
である。
これを低くするためにはピストンとシリンダとの空間を
小さくする必要がある。このため、ピストンあるいはシ
リンダは、高い加工精度が要求される。もし、加工精度
が低ければ、ピストンの移動状態に支障をきたし、LS
Iチップの温度が大きくばらつく恐れがある。
前記の欠点を改善するため、特開昭60−126853
号ではピストンとシリンダを用いる代わりに複数のフィ
ンから構成されている。これにより、ヘリウム層の熱抵
抗を極力低下させようとしている。
この方式は、構造が複雑であるが、極めて低い熱抵抗を
達成する。また、ヘリウムの代わりにピストンとシリン
ダの中間部に熱伝導性の媒体を使用した例が特開昭61
−15353号に見られる。この例では熱伝導性の媒体
を使用しなければ構造的に、完成しない例ではあるが、
ピストンを円錐状として、伝熱面積を大きくすると同時
に、ピストンとシリンダの中間部にグリースを介して適
度な接触圧力が加えられるが、シリンダとピストンとの
直接の接触は得られない。グリースの熱伝導率は直接接
触の約1/10ときわめて小さい。
更に、上述の従来技術では、半導体素子の前後左右の傾
きに追従するものではないし、構造が複雑であったり、
熱伝導性の媒体を使用しなければ熱抵抗を低減できない
など、現在の大型計算機に要求される性能を満たしてい
ない。
本発明の目的は、半導体素子の前後左右の傾きに追従し
て移動可能で、半導体素子に実質的に拘束を与えずに面
接触での効果的な冷却を可能にした冷却方法、特に半導
体装置及びコンピュータの実装冷却方法を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の目的は、平面1を含む構造体A、平面1と間隔
を隔て角度αを成す平面2を含む構造体B、平面1と面
接触する平面3を有し、且つ、凸状にわん曲し平面2と
線接触する曲面4を有する構造体Cより成り、構造体C
は、熱伝導性の部材で構成され平面1と平面2を伝熱し
、構造体Cは、平面1に対して0〈βくα+5°なる式
で限定された角度βの方向に弾性体で加圧され、構造体
Cは、平面1及び平面2の傾きに適応して1面接触。
線接触を保つように自由に動くことを特徴とする実装冷
却方法によって達成される。構造体Cと構造体Bの接触
面にも加圧され、平面4が任意の曲面であることが望ま
しい。
本発明はまた、半導体、超電導素子等の熱を発生する素
子及びこれらの冷却部より構成された電子装置の実装冷
却方法において、平面1を含む熱発生素子A、平面1と
間隔を隔て角度αを成す平面2を含む構造体B、平面1
と面接触する平面3を有し、且つ、凸状にわん曲し平面
2と線接触する曲面4を有する冷却素子Cより成り、冷
却素子Cは、熱伝導性の部材で構成され平面1と平面2
を伝熱し、冷却素子Cは、平面1に対してO<β<α+
5°なる式で限定された角度βの方向に弾性体で加圧さ
れ、冷却素子Cは、平面1及び平面2の傾きに適応して
、面接触、線接触を保つように自由に動くことを特徴と
する電子装置の冷却方法を提供する。この場合、 α/2〈β〈(α+2) 20″〈αく70@ であり、冷却素子Cがセラミック性であり、力を加える
弾性体がバネで、曲面4が円筒面上とすることが望まし
い。周囲を熱伝導性の高い不活性ガスHeで封止するこ
とは更に望ましい。
以上により1本発明によって得られる熱伝導素子は半導
体素子との接触面に対して平行移動しながら上下方向へ
移動可能にした構造を有する。
本発明は、複数個の半導体素子を搭載したセラミック多
層回路板と、該回路板を該回路板に設けられたピンを介
して電気的に接続された多層プリント基板と、該多層プ
リント基板を多芯コネクタを介して電気的に接続された
バックボードと、前記セラミック多層回路板に固着され
た冷媒によって冷却されるハウジングと、該ハウジング
と接触した伝熱構造体と、前記半導体素子と伝熱構造体
との両者に接触した熱伝導素子とを備えたものにおいて
、前記熱伝導素子は前記半導体素子の傾きに追従して移
動可能であり、且前記伝熱構造体に接触する面が曲面で
あり、伝熱構造体と素子との間に弾性体が設けられてい
ることを特徴とするコンピュータ実装構造を提供する。
更に、本発明は前述の冷却装置、半導体装置及びコンピ
ュータ実装構造において、伝熱構造体内の熱伝導素子と
の接触部近傍に液体冷媒流路を設け、発熱を伴う素子、
例えば半導体素子を冷却するように実装冷却構造を提供
する。
弾性部材は特にバネが用いられ、コイル、板バネが好ま
しい。金属又はセラミックが用いられる特に電気絶縁性
のものがよい。
更に、各接触面に半固体状の熱伝導媒体を介入させるこ
とはより熱伝導を高める。
熱伝導素子の円柱面と伝熱構造体の平面が線接触を保つ
ので熱を良好に伝えることができる。
〔作用〕
従来の構造での共通した欠点は、上下方向の位置のばら
つきをそのまま、上下方向で吸収しようとしたことによ
り生じたものと考えられる。そこで本発明者等は、集積
回路等の半導体素子の上下方向の位置のばらつきを横方
向に変換することを提案した。これにより、冷却部とチ
ップとの間の構造を簡略化でき、また、冷却部とチップ
との間隔を短くできるので熱抵抗も小さくできる。
また、チップの傾きにも対応するため集積回路の平面の
代わりにその平面と平行な軸を持つ円柱凸面とすること
により集積回路側熱伝導素子は、円柱面の軸を中心に回
転し、また冷却側伝熱構造体平面の面上を回転すること
であらゆる角度の傾きに対応することができる。
更に、熱伝導素子は、冷却しようとするチップに弾性部
材によって正確に固定されるので冷却能力が安定し、隣
の冷却素子との接触が生じないために、冷却素子同士が
衝突することで生じるチッピングを抑制することができ
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の冷却装置の一実施例を示す断面図であ
る。
全体は、多層基板12.半導体素子(以下チップ)10
.熱伝導素子4.伝熱ブロック3より構成される。
基板12には、複数のチップ10がはんだ接続11によ
り接続される。チップ10に接すべく熱伝導素子4が設
置される。熱伝導素子4は5弾性体8により伝熱ブロッ
ク3と接続され、伝熱ブロック3と接する。伝熱ブロッ
ク3は冷却水ユニット1と熱的に接して設置される。
次に動作について説明する。チップ10には、電気的信
号及び電力が、ピン13.基板12.接続子11を通し
て供給される。チップ1oでは、演算速度を高速化する
ため高度に集積化されており、小さい面積に大量の電流
を供給するので、大量の熱を発生する。
接続子11.基板12及び、ピン13の熱抵抗が大き過
ぎるために、この大量に発生した熱のうち、接続子11
を通過する量は小さい。したがって、チップ10の裏面
15より逃がしてやる必要がある。
熱伝導素子4は、底面6が平面で、上面5が円筒面ある
いはそれに類する形状をした3角柱である。上面5と反
対側の傾斜面には開孔部9があり、そこには弾性体とし
てのばね8が設置される。ばね8の熱伝導素子4とは反
対側には、伝熱ブロック3の同様の開孔部分7が設置さ
れる。
チップ10で大量に発生した熱は、チップ10の裏面1
5に接している熱伝導素子4の底面6より接触により伝
熱が行われる。接触する部分には。
熱を良好に伝えさせるために熱伝導度の高いガス16に
よって封止される。
伝熱ブロック3には、熱伝導素子4の投影形状と等しい
V状の溝が存在する。V状の溝の片面14は平面であり
、そこには熱伝導素子4の円筒状の上面5が接する。熱
伝導素子4に伝えられた熱は、熱伝導素子4の円筒状の
上面5からV状の溝の平面14より伝えられる。この接
触する部分には、熱を良好に触えさせる熱伝導度の高い
ガス16によって封止される。
更に伝熱ブロック3の上面には、冷却水ユニット1が設
置される。冷却水ユニット1には、チップ10で発生し
た熱を系外に排出する冷却水2が流れている。冷却水ユ
ニット1の底面と伝熱ブロック3の上面とは、面接触に
より伝熱が行われる。
モジュール構造では、チップ10の上面15は基板12
の製造ばらつき、接続子11の取り付けばらつき等によ
り、チップ10の上面の高さや傾きが様々に異なってい
る。本発明では、この高さや傾きのばらつきがあっても
、熱伝導素子4が柔軟に移動して、チップ10の上面1
5と熱伝導素子4の底面6の面接触、伝熱ブロック3の
底面14とは熱伝導素子4の円筒面5との線接触が安定
して起こり良好な熱伝達を実現できる。
チップ10の高さのばらつきに対しては、熱伝導素子4
がチップ1oの上面とは平行、熱伝導素子4の円筒面5
の軸とは垂直な方向に移動して追従する。すなわち、チ
ップ10と伝熱ブロック3の間隔が短くなった時には、
第1図で、熱伝導素子4が左方向に移動し、またチップ
10と伝熱ブロック3の間隔が長くなった時には、前述
と反対の方向に移動して高さのばらつきに追従する。
一方、チップ10の傾きに対しては、熱伝導素子4が回
転することにより追従する。チップ10が、熱伝導素子
4の円筒面5の軸を中心として傾いていた場合には、熱
伝導素子の円筒面5とブロック3の底面14の間の線接
触部分が移動することにより追従する。
また、チップ10が熱伝導素子4の円筒面5の軸と平行
な方向に傾いていた場合には、線接触部分が移動し、伝
熱ブロック3の底面14の上面を回転することによって
追従する。
複数のチップ10を冷却するモジュール構造である場合
には、ばね8によって伝熱ブロック3と熱伝導素子4の
位置が固定されるために良好に冷却する位置に拘束する
これによりチップ10を良好に冷却するとともに隣の熱
伝導素子4と接触しないために熱伝導素子4の衝突を抑
制することができる。
第1図に示すように集積回路10の下面に存在する数百
の配線は、球状のはんだバンプ11によってセラミック
等で形成された多層基板12に接続される。集積回路1
0の上面は熱伝導素子4と接触される。両者の表面は、
伝熱は良好にすべく、また摩擦力を最小にすへく表面加
工される。熱伝導素子4の集積回路10と反対側の表面
は、角度θで傾斜させ、表面半径Rの円柱面加工を行な
うのが好ましい。この角度α、半径rは、伝熱特性。
素子の可動特性を決定する重要なファクターである。角
度αは大きければ大きいほど、伝熱面積(熱伝導素子4
と冷却伝熱ブロック3との接触面積)は増大するが、そ
の一方で冷却面と集積回路10の間隔が広がり、不利に
なる。αは20〜70°が好ましい。
熱伝導素子4はチップ10上面をすベリ自由に可動する
。したがって、スプリング4が第1図のごとく傾斜して
いると、集積回路側熱伝導素子4゜冷却側伝熱ブロック
3の側面及び、チップ11の」二面にスプリング4によ
って各々定められた圧力で接触する。スプリング4と半
導体素子11との接触面とのなす角度βはα/2<β<
(α+2)の範囲にあるのが望ましい。
また、チップ10が円柱面の軸方向に傾斜した場合には
、熱伝導素子4が冷却側伝熱ブロック3との接触面に垂
直な方向で回転し、これと、円柱面の軸を中心とした回
転により適切な位置に回転移動する。
第1図において、伝熱ブロック3は冷却面に直接接触さ
せた冷媒によって冷却されるハウジングが設けられる。
伝熱ブロック3そのものに冷媒を流す通路を設けた構造
の一体型のものでよい。
熱伝導素子4の両者間には半導体素子の傾きに追従して
移動可能にするために所定の間隙が設けられる。更に、
頂部先端は平らにすることにより上方への移動をより大
きくするようにすることが好ましい。
第2図はチップ10及び本実施例の冷却装置を組合せた
半導体装置の部分断面図、第3図は本発明のモジュール
状fBにおける斜視図である。本発明の冷却装置は、金
属製(例えばAQ、Cu、ステンレス鋼製)の水冷ハウ
ジング3内に設けられ、複数の多数の半導体素子10を
セラミック多層基板12に搭載し、ハウジング3は多層
基板12に接合される。ハウジング3には冷媒として水
が導入される孔2が設けられており、伝熱ブロック3と
接合されている。伝熱ブロック3はハウジングlを兼用
した形で一体で形成される。セラミック多層板12には
アルミナ、ムライト系、Sin。
AQN系を主成分とした焼結体が用いられ、導電層とし
てW、Mo系のペースとが用いられる。更に、多層板1
2にはピン13が設けられ、多層プリン!へ基板25に
設けられたスルーホール23に挿入され、電気的に導通
される。冷却用の水は2から導入される。
本発明に係る伝熱ブロック3及び熱伝導素子4はCu、
AQ、S iC,Al1N、Cu−Mo複合材のいずれ
も使用することができる。特に、前者にはAQN又はC
u −M o材、後者にはAQ又はCuを使用するのが
好ましい。SiC焼結体にはBeを0.1〜3.5重量
%を含む室温の熱伝導率が0.25ca12/■・se
e・℃以上のものが良い。
第4図は本発明の冷却装置を用いた実施例2である。熱
伝導素子41は太鼓型の一部が斜め方向に切断した形状
を有し、ボール71を介してばね8によって伝熱ブロッ
ク3に接触するように加圧される。本実施例においても
熱伝導素子41はチップ10又は多層基板12の傾き、
上下方向への変形に追随して動き、常に伝熱ブロック3
と接触するように力が加えられる。その結果、良好な冷
却が得られる。この伝熱ブロック3内の熱伝導素子4の
接触部分近傍に冷媒が流れる流路を設けることができる
第5図は本発明の冷却装置を用いた半導体モジュールの
断面図である。本実施例は実施例1.と同じ熱伝導素子
4を用い、その伝熱ブロック3との接触部分近傍に液体
冷媒を流す流路81が設けられたものである。82及び
83は半導体モジュールを一体に封止するためのもので
、はんだによって接合することができる。84はチップ
10と多層基板とを樹脂で接合するもので、微細なゴム
状粒子とアルミナ、シリカ粒子の如く熱伝導性の高い無
機フィシが混入した樹脂が用いられる。
第6図は本発明の冷却装置を用いた半導体モジュールの
断面図である。本実施例はキャリア基板101に半導体
素子10をはんだボール11によってフリップチップ接
続し、その裏面をキャップとなる補助基板103に全面
ではんだ接続し、枠体104を介して気密封止したもの
である。これらの封止部材としてはセラミック焼結体が
好ましい。補助基板103はAρN、SiC等の高熱伝
導性焼結体が好ましく、室温で0.1caQ/■・se
c・℃以上の熱伝導率を有し、熱膨張係数から3.5〜
10”−B/’C付近の半導体素子に近似したものが好
ましい。
キャリア基板は1層又は多層の回路基板からなり、いず
れの場合もその裏面に導通するスルーホール導体が設け
られ、多層回路板12の熱膨張係数と半導体素子のそれ
との間、好ましくは中間付近のものが好ましく、3AQ
203・2Si○2ムライト焼結体が好ましい、枠体1
04はセラミック焼結体からなり、同じくムライト焼結
体が好ましく、補助基板103とキャリア基101とを
はんだ等によって接合され、半導体素子10を非酸化性
ガスとしてAr、He等のガスで気密封止される。
このように、本発明に係る半導体パッケージ102は第
2図に示すように複数個多層回路板12上に搭載され、
更に全体が気密に封止される。
その内部には非酸化性ガスが封止される。この1ケの半
導体素子10からなるパッケージは全体の実装の作業上
、安全性の面で好ましい。キャリア基板101は多層回
路板12に同様にはんだボールによってフリップチップ
接続され、前述の実施例1と同様に熱伝導素子4と伝熱
ブロック3との接触によって冷却される。伝熱ブロック
3はその内部又は他に液体冷媒流路を設けた部材を接合
して冷却される。多層回路板12は更にプリント基板2
5にピン13を介して接続される。
本実施例によれば、半導体素子1oと冷媒流路までの熱
抵抗を2℃/W以下にすることができ、半導体素子10
の平均温度を約60〜70℃にすることができ、最高温
度を85℃以下に抑制することができる。冷媒として水
が用いられ、水の温度は室温より若干高めの温度に設定
して循環され、露結を防止できる。
本実施例におけるパッケージは第4図の冷却装置を用い
たものにも適用できる。これらの図中の半導体素子部分
をパッケージに置き換える。
第7図は本実施例1の冷却装置を使用したコンピュータ
実装構造の一例を示す斜視図である。
LSIマルチチップモジュールパッケージ58は、水冷
式の多層セラミック基板にLSIが搭載され、その基板
に設けられたピンによって多層プリント基板55に接合
されている。多層プリント基板55のいずれの端部にも
接続用の端子が設けられており、コネクタ60が両端部
に接続され、外部端子に接続される。一方のコネクタは
バックボード56に設けられた多芯コネクタに接続され
、三次元の実装構造となる。LSIは冷却用パイプ59
によって水によって冷却される。
本実施例によれば効率の高い冷却が得られよりコンパク
トな構造とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単な構造で半導体素子の前後左右の
傾き追従して移動可能で、半導体素子に実質的に拘束を
与えず冷却ができ、更に冷却素子同士が衝突するのを抑
制でき、複数のチップを効率良く冷却できる効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図及び第4図〜第6図は本発明の一例を示
す冷却装置を用いた半導体モジュールの断面図、第3図
は本発明の冷却装置を用いた半導体モジュールの斜視図
、第7図は本発明の冷却装置を用いたコンピュータ実装
構造の斜視図である。 J・・・伝熱ブロック、4・・熱伝導素子、8・・・弾
性部材(ばね)、1o・・発熱素子(半導体素子)、1
1・・・はんだボール、12・・・多層回路板、13・
・・ピン、25・・・多層プリント基板、56・・・バ
ンクボール、57・・・コネクタ、71・・・ボール、
84・・・樹脂、101・・・キャリア基板、103・
・・補助基板筒 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.平面1を含む構造体A、平面1と間隔を隔て角度α
    を成す平面2を含む構造体B、平面1と面接触する平面
    3を有し、且つ、凸状にわん曲し平面2と線接触する曲
    面4を有する構造体Cより成り、構造体Cは、熱伝導性
    の部材で構成され平面1と平面2を伝熱し、構造体Cは
    、平面1に対して0<β<α+5゜なる式で限定された
    角度βの方向に弾性体で加圧され、構造体Cは、平面1
    及び平面2の傾きに適応して、面接触,線接触を保つよ
    うに自由に動くことを特徴とする実装冷却方法。
  2. 2.請求項1記載の実装冷却方法において、構造体Cと
    構造体Bの接触面にも加圧されることを特徴とする実装
    冷却方法。
  3. 3.請求項1記載の実装冷却方法において、構造体Cの
    平面4が任意の曲面であることを特徴とする実装冷却方
    法。
  4. 4.半導体,超電導素子等の熱を発生する素子及びこれ
    らの冷却部より構成された電子装置の実装冷却方法にお
    いて、平面1を含む熱発生素子A、平面1と間隔を隔て
    角度αを成す平面2を含む冷却部B、平面1と面接触す
    る平面3を有し、且つ、凸状にわん曲し平面2と線接触
    する曲面4を有する冷却素子Cより成り、冷却素子Cは
    、熱伝導性の部材で構成され平面1と平面2を伝熱し、
    冷却素子Cは、平面1に対して0<β<α+5゜なる式
    で限定された角度βの方向に弾性体で加圧され、冷却素
    子Cは、平面1及び平面2の傾きに適応して、面接触,
    線接触を保つように自由に動くことを特徴とする実装冷
    却方法。
  5. 5.請求項4記載の実装冷却方法において、α/2<β
    <(α+2゜)であることを特徴とする実装冷却方法。
  6. 6.請求項4記載の実装冷却方法において、20゜<α
    <70゜であることを特徴とする実装冷却方法。
  7. 7.請求項4記載の実装冷却方法において、冷却素子C
    がセラミック性であることを特徴とする実装冷却方法。  20゜<α<70゜であること。
  8. 8.請求項4記載の実装冷却方法において、冷却素子C
    に力を加える弾性体がバネであることを特徴とする実装
    冷却方法。
  9. 9.請求項4記載の実装冷却方法において、冷却素子C
    の曲面4が円筒面上であることを特徴とする実装冷却方
    法。
  10. 10.請求項4記載の実装冷却方法において、冷却素子
    Cの周囲を熱伝導性の高い不活性ガスHeで封止するこ
    とを特徴とする実装冷却方法。
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