JPH02136762A

JPH02136762A - 印刷配線板の布線検査装置

Info

Publication number: JPH02136762A
Application number: JP63289541A
Authority: JP
Inventors: Ryoko Nishizawa; 西澤　良子
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1988-11-16
Filing date: 1988-11-16
Publication date: 1990-05-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は布線検査欠陥箇所の指示装置に関し、特に布線
検査機により打ち出された印刷配線基板の欠陥箇所のア
ドレスと印刷配線基板の欠陥箇所を指示する布線検査欠
陥箇所の指示装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、かかる印刷配線基板の布線検査では布線検査機に
印刷配線基板を載せ、測定プローブを基板に接触させる
ことにより、布線検査を行っている。第２図は従来例を
説明するための欠陥箇所指示手段の分解斜視図である。

第２図に示すように、絶縁板上に一定ピッチで格子状に
植立された複数の測定プローブ８を備えた布線検査機（
図示省略）のプローブ配列板１０上に印刷配線基板（以
後基板と称す）５を載せて位置決めした後、基板５の下
部に測定プローブ８を接触させ電気的検査を行っている
。被検査対象の基板５に欠陥箇所がある場合は、その欠
陥箇所に対応する測定プローブ８の位置がＸ、Ｙ座標形
式のアドレス表示で記録紙（図示省略）に打ち出される
０次に、記録紙に打ち出された欠陥箇所のアドレスに対
応する基板５上の位置を知るために等間隔の格子線９ａ
、　９ｂとアドレス表示１１ａ、　Ｉｌｂが周囲に印刷
されている方形状の透明な樹脂フィルムからなるアドレ
スフィルム９を基板５に重ね合せる０次に記録紙に打ち
出された欠陥アドレスと同じアドレスをアドレスフィル
ム９上に捜し、そのアドレスの下に位置する基板５の位
置が欠陥箇所であることを検出する。しかる後、基板５
上の欠陥箇所を覚えて記憶するとともにアドレスフィル
ム９を基板５から外し、欠陥箇所をテスターを使用して
チエツクしている。尚、基板５上に形成された孔５ａは
プローブ配列板１０の隅に形成されているパイロットピ
ンＩＯａに嵌合させるためのガイド孔である。

〔発明が解決しようとするａ題〕

上述した従来の布線検査機から打ち出されたアドレスと
基板上の欠陥箇所の照合手段では、その都度基板上にア
ドレスフィルムを重ね、欠陥箇所を捜し出し、その位置
を覚えた後アドレスフィルムを外してテスターで欠陥箇
所のチエツクを行っているので、多大な検査時間を要し
、且つ、欠陥箇所の誤りも避けられないという欠点があ
る。

本発明の目的は作業能率を向上させるとともに。

欠陥箇所の誤認を解消する印刷配線板の布線検査装置を
提供することにある。

〔発明の従来技術に対する相違点〕

上述した従来の布線検査機から打ち出されたアドレスと
基板上の欠陥箇所の照合手段に対し、本発明は布線検査
機から打ち出されたアドレスを基板下の発光体の点滅で
基板のスルーホールを通して知らせ、さらにイヤホンよ
り音声で欠陥箇所のアドレスを知らせるという相違点を
有する。

また、違う色の光を点滅させることのできる発光体を使
用し、断線、ブリッジ等の欠陥の種類によって色を変え
て点滅させ、更にイヤホンより音声で欠陥の種類を出力
させることによって、欠陥の箇所と同時に欠陥の種類も
知らせるという相違点を有する。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、本発明に係る印刷配線板の布
線検査装置においては、少なくとも第１゜第２の行部分
の信号線を含む行信号線と、列信号線をそれぞれ格子状
に配設し、前記各行信号線と前記各列信号線間にそれぞ
れ挿入された多色発光素子を備えてなるマトリクス発光
板と、前記マトリクス発光板を保持し、印刷配線基板を
着脱自在に支持する支持体と、複数の導通孔を形成した被検査基板の品名情報等を入力
するためのキーボード装置と、前記被検査基板の布線検
査欠陥箇所及び欠陥の種類に関する情報を記憶しうる記
憶装置と、前記行部分信号線及び前記列信号線を選択し
て前記多色発光素子を発光させる駆動制御部と、前記被
検査基板の布線検査欠陥箇所及び欠陥の種類を音声にし
て出力する音声入力・出力装置とを有するものである。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図（ａ）は本発明の一実施例の斜視図・第１図（ｂ
）は第１図（ａ）の発光指示装置の断面図・第１図（ｃ
）は本発明の一実施例に使用するマトリクス発光板の模
式平面図である。この実施例は第１．第２の行部分信号
線Ｘｌｉ　＃ＸＩ２　（１”　１　＋　Ｌ・・・、履）
からなる行信号線と５列信号線Ｙｊ（Ｊ　＝　Ｌ２＋・
・・＋ｎ）を格子状に配設し１行信号線（Ｘ１１．Ｘｔ
２）と列信号線Ｙｊ間に挿入された二色発光素子１を備
えてなるマトリクス発光板と、前述のマトリクス発光板
を保持し、印刷配線基板５を着脱自在に支持する支持体
を備えた発光指示装置１３と、前述の行部分信号線（Ｘ
ｔｕ＋Ｘ□２）及び列信号線■１を選択して、二色発光
素子１を発光させる駆動制御部３ａと、音声出力する音
声入力・出力装置３ｂとを含んでなるものである。

すなわち、詳述すると、第１図（ａ）において、２は上
面に枠体２ａを前方に傾斜して備えた筐体である。この
筐体２の上面部には、違う２種類の色を選択的に行う二
色発光ダイオードなどの二色発光素子１が２．５又は２
．５４ｍｍの所定のピッチ間隔て格千秋に突出して設け
られた絶縁性を有する蓋板１４が枠体２ａの下部に嵌め
合わされている。また筐体２の上面部にはさらに印刷配
線基板５の品名情報等を入力するためのキーボード装置
６が設けられ、側面部には印刷配線基板５の布線検査欠
陥箇所及び欠陥の種類に関する情報を記憶しておくため
の記憶装置１５が配置されている。蓋板１４の裏面には
第１図（ｂ）に示すように二色発光素子１に信号電流を
供給する配線板４を配設する。配線板４には第１図（ｃ
）に示すＸ軸方向に第１．第２の部分行信号線Ｘ１＋＋
Ｘ１ｚ、Ｙ軸方向に列信号線Ｙ、が設けられ。

マトリクス状に設けられた挿入孔１１Ｊ、挿入孔１１Ｊ
近くにまで伸びた支線Ｘ□′□＋Ｘ１’ｚｔｙＪ’が設
けられている。挿入孔１１．には二色発光素子１が挿入
される。また、記憶装置１５から供給されるＸアドレス
信号、Ｙアドレス信号及び欠陥の種類に応じて１１ビ又
は′″Ｌ′となる指示信号を受けるＸアドレスデコーダ
、Ｙアドレスデコーダ及びセレクタからなる制御回路３
ａが筐体２の底部に配置されている。

セレクタは指示信号の１１１＃、　％Ｌ＃に応じてＸア
ドレスデコーダの出力を第１．第２の部分行信号線のど
ちらかへ選択的に供給するものである。なお、Ｘアドレ
スデコーダ、Ｙアドレスデコーダ、セレクタの出力はそ
れぞれ適当なバッファ回路を介して行信号線２列信号線
へ供給される。これらのバッファ回路は制御回路３ａに
含めて配置してもよいし、配線板４に配置してもよいの
である。そうして制御回路３ａとバッファ回路とが前述
した駆動制御部を構成しているわけである。また筐体２
の底部には、記憶装置１５に記憶されている印刷配線基
板５の布線検査欠陥箇所及び欠陥の種類に関する情報を
音声にして出力する音声入力・出力装置３ｂが配置され
ている。また、前述のマトリクス発光板は蓋板１４と配
線板４とで構成されている。

次にこの実施例の使用方法について説明する。

第２図に示すように、布線検査機（図示しない）のプロ
ーブ配列板１０に所定ピッチで格子状に突設している測
定プローブ８上に検査対象の印刷配線基板５を載せる。

印刷配線基板５の位置決めは、プローブ配列板ｌＯ上の
パイロットピン１０ａと印刷配線基板５のガイド孔５ａ
を嵌め合わせて行う。

次に、印刷配線基板５を公知の加圧手段によりプローブ
配列板ｌＯの板面と垂直方向に加圧し、印刷配線基板５
の下面に測定プローブ８を接触させて電気的に導通検査
を行う。このとき、印刷配線１＆板５の断線、ブリッジ
等の欠陥箇所は布線検査機のプリンタ（図示しない）の
記録紙にシーケンス番号とともに、Ｘ、Ｙ座標形式でア
ドレス表示される。また同時に布線検査機の記憶装置（
図示しない）内のフレキシブルディスクに欠陥箇所のｘ
、■座標値の組と欠陥の種類が格納され検査は終了する
。

次に第１図（ｄ）に示すように、記録紙に打ち出された
欠陥箇所が印刷配線基板５のどの位置に当たるかを調べ
るために第１図（ａ）に示した発光指示装置１：ｌの二
色発光素子１が突設されている蓋板１４に印刷配線基板
５を載せる。印刷配線基板５の位置決めは」二連した布
線検査機の位置決め手段と同様に発光指示装置１３の蓋
板１４に設けられたパイロン１−ピンｌＯｂをガイド孔
５ａに嵌め合わせて行う。

次に、欠陥箇所のＸ、Ｖ座標値の組の種類が格納された
布線検査機のフレキシブルディスクを記憶装置１５にセ
ットする。キーボード装置６より品名と記録紙に打ち出
されたシーケンス番号を入力する。すると、第１図（ｅ
）に示すように印刷配線基板５のスルーホール７と二色
発光素子１の位置がほぼ一致するので、スルーホール７
を通して二色発光素子１が２箇所点滅する。さらに、イ
ヤホンより音声で欠陥箇所のアドレスと欠陥の種類が出
力される。また１点滅している二色発光素子１の光の色
によっても欠陥の種類が分かる。従って、基板５の欠陥
箇所が確認できるので、そのままテスターを用いてチエ
ツクすればよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は多色発光素子をマトリクス
状に配置したマトリクス発光板と印刷配線基板の位置を
合せて配置し、多色発光素子を選択的に発光させ、印刷
配線基板の欠陥箇所と種類を指示するとともに音声によ
っても出力できるので１次のような効果がある。すなわ
ち。

（ｉ）フレキシブルディスクを記憶装置にセットし、キ
ーボード装置より品名とシーケンス番号を入力するだけ
で印刷配線基板上の欠陥箇所が確認できるので１つ１つ
目視で追って欠陥箇所を捜す必要がなくなる。よって作
業能率が向上する。

（…）欠陥箇所を発光素子の点滅とイヤホンからの音声
で知らせるので、−目で正確な位置を確認することがで
きる８（ｉｔｉ）欠陥の種類によって発光素子の点滅の色を変
えさらにイヤホンからの音声で知らせるので、−目で欠
陥の種類が分かる。

（ｉｖ　）欠陥箇所と欠陥の種類を視覚と聴覚の両方か
ら知らせるので誤認がなくなる。

（ｖ）印刷配線基板を載置する筐体の蓋板を前方に傾斜
させているので、発光素子の光が確認しやすいとともに
、テスターでチエツクしやすい。

等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例の斜視図、第１図（ｂ
）は第１１１（ａ）の発光指示装置の断面図、第１図（
ｃ）は本発明の一実施例に使用するマトリクス発光板の
横式平面図、第１図（ｄ）は印刷配線基板を搭載した欠
陥箇所指示装置の斜視図、第１図（ｅ）はスルーホール
と二色発光素子の位置関係を説明するための部分拡大断
面図、第２図は従来の欠陥箇所照合手段を示す分解斜視
図である。１・・・二色発光素子　　　　１□〜Ｌ・・・挿入孔２
・・・筐体　　　　　　　　３ａ・・・制御回路３ｂ・
・・音声入力・出力装置　３ｃ・・・イヤホン３ｄ・・
・マイクロホン　　　　４・・・配線板５・・・印刷配
線基板　　　　５ａ・・・ガイド孔６・・・キーボード
装置　　　６ａ・・・キー７・・・スルーホール　　　
　８・・・測定プローブ９・・・アドレスフィルム　　
９ａ　、　９ｂ・・・格子線１０・・−／ｌ・ブ配列板
　１０ａ、ｆｏｂ・・・パイロットビン１１ａ、ｌｌｂ
・・・アドレス表示　１３・・・発光指示装置１４・・
・蓋板　　　　　　　　１５・・・記憶装置Ｘ□、・・
・ｉ行目の第１の部分信号線ＸＬ２・・・ｉ行目の第２
の部分信号線Ｙｊ・・・ｊ列目の列信号ｍ　　　Ｘ１’
ｘｔＸ１’２ｐＶＪ’・・・支線第図（Ｃ）第図（ｄ〕

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも第１、第２の行部分の信号線を含む行
信号線と、列信号線をそれぞれ格子状に配設し、前記各
行信号線と前記各列信号線間にそれぞれ挿入された多色
発光素子を備えてなるマトリクス発光板と、前記マトリクス発光板を保持し、印刷配線基板を着脱自
在に支持する支持体と、複数の導通孔を形成した被検査基板の品名情報等を入力
するためのキーボード装置と、前記被検査基板の布線検査欠陥箇所及び欠陥の種類に関
する情報を記憶しうる記憶装置と、前記行部分信号線及
び前記列信号線を選択して前記多色発光素子を発光させ
る駆動制御部と、前記被検査基板の布線検査欠陥箇所及
び欠陥の種類を音声にして出力する音声入力・出力装置
とを有することを特徴とする印刷配線板の布線検査装置
。