JPH02135117A - 気体分離モジュールおよび多段式気体分離装置 - Google Patents
気体分離モジュールおよび多段式気体分離装置Info
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- JPH02135117A JPH02135117A JP63289245A JP28924588A JPH02135117A JP H02135117 A JPH02135117 A JP H02135117A JP 63289245 A JP63289245 A JP 63289245A JP 28924588 A JP28924588 A JP 28924588A JP H02135117 A JPH02135117 A JP H02135117A
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Landscapes
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- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、外気の組成ガスの濃縮分離および半閉鎖も
しくは閉鎖環境中の混合ガスの組成ガスの濃縮または単
一ガス別への分離に用いられる気体分離モジュールと、
この気体分離モジュールを用いた多段式気体分離装置に
関するものである。
しくは閉鎖環境中の混合ガスの組成ガスの濃縮または単
一ガス別への分離に用いられる気体分離モジュールと、
この気体分離モジュールを用いた多段式気体分離装置に
関するものである。
ガスの分離、除去方法として従来から深冷法。
吸着法などがあるが、近年、ガスを選択的に透過する高
分子膜(非多孔質膜)が開発されている。このガス分離
膜は、深冷分離のように相変化を伴わないためエネルギ
ー的に有利であり、また化学反応を用いて分離するので
はないため、小型、軽量化が容易というメリットがあり
、例えば燃焼システムでは、2重丸程度の酸素を40%
程度に濃縮する酸素富化膜として利用されている。
分子膜(非多孔質膜)が開発されている。このガス分離
膜は、深冷分離のように相変化を伴わないためエネルギ
ー的に有利であり、また化学反応を用いて分離するので
はないため、小型、軽量化が容易というメリットがあり
、例えば燃焼システムでは、2重丸程度の酸素を40%
程度に濃縮する酸素富化膜として利用されている。
このようなガス分離膜は、環境中へ膜素材から化学物質
を全く出さず、再生不要、しかも膜面積の大きい、内部
が空洞になったファイバー状の中空糸を束にしてモジュ
ールを形成するのが一般的であり、従来のモジュール構
造としては、第4図に示すような内圧軸流方式あるいは
第5図に示すような外圧放射流方式がある。
を全く出さず、再生不要、しかも膜面積の大きい、内部
が空洞になったファイバー状の中空糸を束にしてモジュ
ールを形成するのが一般的であり、従来のモジュール構
造としては、第4図に示すような内圧軸流方式あるいは
第5図に示すような外圧放射流方式がある。
内圧軸流方式は、多数の中空糸膜IAを軸方向に平行に
束にして円筒状の中空糸積層体1を形成し、この両端部
を仕切板2によって支持し、このような中空糸積層体1
を円筒状の耐圧ケーシング3内に配置して構成され、供
給ガスGsを耐圧ケーシング3の一端部から多数の中空
糸膜IA内に供給し、膜を内部から透過した透過ガスG
を中空糸積層体1の外周から取り出し、透過しない通過
ガスG゛を耐圧ケーシング3の他端部から取出すように
されている。
束にして円筒状の中空糸積層体1を形成し、この両端部
を仕切板2によって支持し、このような中空糸積層体1
を円筒状の耐圧ケーシング3内に配置して構成され、供
給ガスGsを耐圧ケーシング3の一端部から多数の中空
糸膜IA内に供給し、膜を内部から透過した透過ガスG
を中空糸積層体1の外周から取り出し、透過しない通過
ガスG゛を耐圧ケーシング3の他端部から取出すように
されている。
外圧放射流方式は、多数の供給孔4Aを有する供給管4
を耐圧ケーシング3の中心軸に沿って配設し、この供給
管4の外周に中空糸積層体1を設けて構成され、供給管
4から供給ガスGsの放射流を吐出させ、中空糸膜IA
の外部から内部へ透過した透過ガスGを耐圧ケーシング
3の両端部から取り出し、通過ガス次の中空糸積層体1
の外周から取出すようにされている。
を耐圧ケーシング3の中心軸に沿って配設し、この供給
管4の外周に中空糸積層体1を設けて構成され、供給管
4から供給ガスGsの放射流を吐出させ、中空糸膜IA
の外部から内部へ透過した透過ガスGを耐圧ケーシング
3の両端部から取り出し、通過ガス次の中空糸積層体1
の外周から取出すようにされている。
しかしながら、内圧軸流方式の場合、軸方向のガスの流
動抵抗は小さいものの、放射方向の透過ガスの流動抵抗
が大きいため、透過率が低く、性能改善も限界に近くな
っている。
動抵抗は小さいものの、放射方向の透過ガスの流動抵抗
が大きいため、透過率が低く、性能改善も限界に近くな
っている。
外圧放射流方式の場合、供給ガスの流束の軸方向コント
ロールが困難で流束エネルギーが中空糸積層体中で部分
的に集中し、透過率向上もモジュールの構造上からは限
界に近い。さらに、中心から外へ向けて放射状に供給ガ
スが供給されるため、中空糸積層体内における供給ガス
圧降下方向と、層膜面積の増加方向が一致するため、透
過率が大きくできない一因となっている。
ロールが困難で流束エネルギーが中空糸積層体中で部分
的に集中し、透過率向上もモジュールの構造上からは限
界に近い。さらに、中心から外へ向けて放射状に供給ガ
スが供給されるため、中空糸積層体内における供給ガス
圧降下方向と、層膜面積の増加方向が一致するため、透
過率が大きくできない一因となっている。
一方、宇宙ステーション、潜水船等の閉鎖空間において
は、発生する炭酸ガスを除去する必要があり、このよう
な閉鎖空間の炭酸ガスの分離、除去にガス分離膜を使用
することが考えられる。
は、発生する炭酸ガスを除去する必要があり、このよう
な閉鎖空間の炭酸ガスの分離、除去にガス分離膜を使用
することが考えられる。
しかしながら、ガス分離膜は、炭酸ガスのみでなく、窒
素、酸素ガス等も・透過させ、例えば、シリコーンゴム
系の場合、ガス透過係数比はN2:0□ :CO□=1
:2:11であり、閉鎖空間の空気組成はNzニア8%
、0□ :21%。
素、酸素ガス等も・透過させ、例えば、シリコーンゴム
系の場合、ガス透過係数比はN2:0□ :CO□=1
:2:11であり、閉鎖空間の空気組成はNzニア8%
、0□ :21%。
CO□ :1%程度であるため、窒素、酸素ガスの外部
損失が太き(、かつ低濃度の炭酸ガスを十分に分離、除
去できないという問題がある。
損失が太き(、かつ低濃度の炭酸ガスを十分に分離、除
去できないという問題がある。
また、前述のような従来のモジュール構造では透過率−
が低く、前述の問題と相まって閉鎖空間における炭酸ガ
スの分離、除去にガス分離膜を利用できなかった。
が低く、前述の問題と相まって閉鎖空間における炭酸ガ
スの分離、除去にガス分離膜を利用できなかった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされりもので、
その目的は、比較的簡単な構成でガスの透過率を向上さ
せることのできる気体分離モジュールおよびこの気体分
離モジュールを用いて閉鎖空間内などの混合ガスからの
特定の低濃度ガスを濃縮2分離し、除去し得る多段式気
体分離装置を提供することにある。
その目的は、比較的簡単な構成でガスの透過率を向上さ
せることのできる気体分離モジュールおよびこの気体分
離モジュールを用いて閉鎖空間内などの混合ガスからの
特定の低濃度ガスを濃縮2分離し、除去し得る多段式気
体分離装置を提供することにある。
この発明に係る気体分離モジュールMは、第1図に示す
ように、耐圧ケーシング3の中心に、多数の通気孔6を
中央部に有する通過ガス取出管5を耐圧ケーシング3を
貫通させて配設し、耐圧ケーシング内における通過ガス
取出管5の中央部外周に多数の中空状気体分離部材IA
を積層し、この筒状積層体1の外周に供給ガスGsが導
入される供給チャンバー7を形成し、筒状積層体10両
端部に透過ガスGの取出チャンバー8を設けて構成し、
中空状気体分離部材IAの外部から供給ガスGsが供給
され、かつガス流が外方から中心へと向かう外圧及放射
流式としたものである。
ように、耐圧ケーシング3の中心に、多数の通気孔6を
中央部に有する通過ガス取出管5を耐圧ケーシング3を
貫通させて配設し、耐圧ケーシング内における通過ガス
取出管5の中央部外周に多数の中空状気体分離部材IA
を積層し、この筒状積層体1の外周に供給ガスGsが導
入される供給チャンバー7を形成し、筒状積層体10両
端部に透過ガスGの取出チャンバー8を設けて構成し、
中空状気体分離部材IAの外部から供給ガスGsが供給
され、かつガス流が外方から中心へと向かう外圧及放射
流式としたものである。
この発明に係る多段式気体分離装置は、前述の外圧及放
射流式気体分離モジュールMを、第3図に示すように、
閉鎖空間等の混合ガス空間Sに、多数直列に接続して多
段とし、各モジュルMの透過ガスを順次次段へ供給し、
第1段のモジュールM、の通過ガスを浄化ガスとして取
出し、第2段以降のモジュールの通過ガスを前段のモジ
ュールに戻し、最終段のモジュールの透過ガスを濃縮ガ
スとして取出すようにしたものである。
射流式気体分離モジュールMを、第3図に示すように、
閉鎖空間等の混合ガス空間Sに、多数直列に接続して多
段とし、各モジュルMの透過ガスを順次次段へ供給し、
第1段のモジュールM、の通過ガスを浄化ガスとして取
出し、第2段以降のモジュールの通過ガスを前段のモジ
ュールに戻し、最終段のモジュールの透過ガスを濃縮ガ
スとして取出すようにしたものである。
〔作 用]
供給チャンバー7に供給された供給ガスGSは、筒状積
層体1の外方から中心へと向かい、中空状気体分離部材
IAを外部から内部へと透過した透過ガスGが部材IA
内を通り、取出チャンバー8に供給され、モジュール外
へ取出される。透過しない通過ガスG゛は通気孔6を通
り、通過ガス取出管50両側から取出される。
層体1の外方から中心へと向かい、中空状気体分離部材
IAを外部から内部へと透過した透過ガスGが部材IA
内を通り、取出チャンバー8に供給され、モジュール外
へ取出される。透過しない通過ガスG゛は通気孔6を通
り、通過ガス取出管50両側から取出される。
ここで、供給ガスGsは供給チャンバー7内にほぼ均等
に供給され、供給チャンバー7に対応して分布する通気
孔6から流出するため、供給ガスGsO流束を積層体1
の軸方向に略均−にすることができる。また、この流束
が外方から中心へと向かうため、供給ガス圧降下方向と
層膜面積の減少方向が一致し、積層体の全体にわたって
ほぼ均等にガスが膜面に接する。以上のような積層体の
軸方向および放射方向にわたる均等の接触によってモジ
ュールの透過率が著しく向上する。
に供給され、供給チャンバー7に対応して分布する通気
孔6から流出するため、供給ガスGsO流束を積層体1
の軸方向に略均−にすることができる。また、この流束
が外方から中心へと向かうため、供給ガス圧降下方向と
層膜面積の減少方向が一致し、積層体の全体にわたって
ほぼ均等にガスが膜面に接する。以上のような積層体の
軸方向および放射方向にわたる均等の接触によってモジ
ュールの透過率が著しく向上する。
多段式気体分離装置においては、混合ガス中の低濃度の
特定ガスが多段のモジュールMにより順次濃縮され、高
濃度の特定ガスが系外へ取出される。透過されなっかた
通過ガスが前段のモジュールへ戻されるため、未回収の
特定ガスを再回収でき、特定ガスの濃度をより高くでき
る。また、宇宙ステーションのような閉鎖空間において
は、各モジュールで透過した窒素、酸素ガスが上流側へ
順次次され、第1段のモジュ一ルより閉鎖空間へ供給さ
れるため、窒素、酸素ガスの外部放出による損失が著し
く低減される。
特定ガスが多段のモジュールMにより順次濃縮され、高
濃度の特定ガスが系外へ取出される。透過されなっかた
通過ガスが前段のモジュールへ戻されるため、未回収の
特定ガスを再回収でき、特定ガスの濃度をより高くでき
る。また、宇宙ステーションのような閉鎖空間において
は、各モジュールで透過した窒素、酸素ガスが上流側へ
順次次され、第1段のモジュ一ルより閉鎖空間へ供給さ
れるため、窒素、酸素ガスの外部放出による損失が著し
く低減される。
これは、宇宙ステーション等の閉鎖空間Sにおける炭酸
ガス除去システムに適用した例であり、中空状気体分離
部材に炭酸ガスの透過係数の大きいシリコーンゴム系の
中空糸膜IAを用いている。
ガス除去システムに適用した例であり、中空状気体分離
部材に炭酸ガスの透過係数の大きいシリコーンゴム系の
中空糸膜IAを用いている。
第1回、第2図に示すように、外径りの円筒状の耐圧ケ
ーシング3の中心に、外径1/6D程度の通過ガス取出
管5をケーシングを貫通させて配設し、この取出管5の
中央部に外径5/6D程度の円筒状の中空糸積層体1を
設ける。中空糸積層体1の両端部はシリコーンゴム加硫
の仕切板2により支持され、この仕切板間における取出
管5に通気孔6を穿設すると共に、仕切板2をカバー9
で覆うことにより透過ガスGの取出チャンバー8を形成
する。さらに、耐圧ケーシング3とカバー9の間に、周
方向に多数の連通孔lOを有する仕切板11を設け、中
空糸積層体1の外周に供給チャンバー7、両端部に導入
チャンバー12を形成する。エンドプレート13には、
供給ガスGsの供給管4と、透過ガスGの取出管14を
取付ける。
ーシング3の中心に、外径1/6D程度の通過ガス取出
管5をケーシングを貫通させて配設し、この取出管5の
中央部に外径5/6D程度の円筒状の中空糸積層体1を
設ける。中空糸積層体1の両端部はシリコーンゴム加硫
の仕切板2により支持され、この仕切板間における取出
管5に通気孔6を穿設すると共に、仕切板2をカバー9
で覆うことにより透過ガスGの取出チャンバー8を形成
する。さらに、耐圧ケーシング3とカバー9の間に、周
方向に多数の連通孔lOを有する仕切板11を設け、中
空糸積層体1の外周に供給チャンバー7、両端部に導入
チャンバー12を形成する。エンドプレート13には、
供給ガスGsの供給管4と、透過ガスGの取出管14を
取付ける。
供給ガスGsは、耐圧ケーシング3の両側の導入チャン
バー12を通って供給チャンバー7に両側から周方向に
均等に供給される。供給チャンバー7内の供給ガスGs
は中空糸膜IAに直交するように流動し、透過しなかっ
た通過ガスG゛が通気孔6を通って取出管5の両側から
モジュール外へ取出される。
バー12を通って供給チャンバー7に両側から周方向に
均等に供給される。供給チャンバー7内の供給ガスGs
は中空糸膜IAに直交するように流動し、透過しなかっ
た通過ガスG゛が通気孔6を通って取出管5の両側から
モジュール外へ取出される。
ここで、中空糸積層体1においては、中央部のガス流量
が多くなるため、通気孔6は中央部で径を大きくし、仕
切板2へ近付くほど小径とするのが好ましい。また、中
空糸積層体Iの内周および外周にネットスクリーン15
を設け、積層体を保持すると共に、通気孔6に中空糸が
密着して孔を塞ぐのを防止する。
が多くなるため、通気孔6は中央部で径を大きくし、仕
切板2へ近付くほど小径とするのが好ましい。また、中
空糸積層体Iの内周および外周にネットスクリーン15
を設け、積層体を保持すると共に、通気孔6に中空糸が
密着して孔を塞ぐのを防止する。
中空径膜IAを透過した透過ガスGは、取出チャンバー
7、取出管14により、ケーシング3の両側からモジュ
ール外へ取出される。
7、取出管14により、ケーシング3の両側からモジュ
ール外へ取出される。
次に、炭酸ガス除去用の多段式気体分離装置は、第3図
に示すように、第1図の外圧及放射流式の気体分離モジ
ュールMを、閉鎖空間Sに4台直列で接続し、それぞれ
のモジュールMの入側に、上流側から順に、閉鎖空間S
内の空気A0を第1モジュールM1に供給するコンプレ
ッサーCI、吸気側を負圧にし、吐出側を正圧に保つ真
空ポンプ・コンプレッサー02〜C4を配設し、最終段
の第4モジュールM4の出側に炭酸ガス排気用の真空ポ
ンプVPを設ける。
に示すように、第1図の外圧及放射流式の気体分離モジ
ュールMを、閉鎖空間Sに4台直列で接続し、それぞれ
のモジュールMの入側に、上流側から順に、閉鎖空間S
内の空気A0を第1モジュールM1に供給するコンプレ
ッサーCI、吸気側を負圧にし、吐出側を正圧に保つ真
空ポンプ・コンプレッサー02〜C4を配設し、最終段
の第4モジュールM4の出側に炭酸ガス排気用の真空ポ
ンプVPを設ける。
さらに、第1モジュールM+の浄化空気AI’を閉鎖空
間Sに戻し、第2段以降のモジュールMz 、Mx 、
M4の通過ガスA゛を戻り配管16を介して前段のモジ
ュールにおけるコンプレッサーの手前に戻すようにされ
ている。
間Sに戻し、第2段以降のモジュールMz 、Mx 、
M4の通過ガスA゛を戻り配管16を介して前段のモジ
ュールにおけるコンプレッサーの手前に戻すようにされ
ている。
以上のような構成において、閉鎖空間S内の約1.0%
の炭酸ガスを含む空気入〇がコンプレッサーC1に加圧
され、第1モジユールM、に入る。供給空気A0は、中
空糸膜のガス透過係数比(シリコーン系、co、:0□
:N2;11:2:1)に比例した透過率で透過され
、大部分のCO□ガスおよび一部のN2 ・0□ガスが
中空糸膜を透過する。
の炭酸ガスを含む空気入〇がコンプレッサーC1に加圧
され、第1モジユールM、に入る。供給空気A0は、中
空糸膜のガス透過係数比(シリコーン系、co、:0□
:N2;11:2:1)に比例した透過率で透過され
、大部分のCO□ガスおよび一部のN2 ・0□ガスが
中空糸膜を透過する。
この透過ガスA、は、約9%のCO□ガス濃度となり、
次段の真空ポンプ・コンプレッサーC2で吸引、加圧さ
れて第2モジュールM2の供給ガスとなる。一方、第1
モジュールM1において透過しなかった通過ガスAI’
は、後述する多段の分離により、CO□ガスの殆どない
浄化空気となり、閉鎖空間S内に戻される。
次段の真空ポンプ・コンプレッサーC2で吸引、加圧さ
れて第2モジュールM2の供給ガスとなる。一方、第1
モジュールM1において透過しなかった通過ガスAI’
は、後述する多段の分離により、CO□ガスの殆どない
浄化空気となり、閉鎖空間S内に戻される。
第2モジュールM2においては、CO2ガスがさらに濃
縮され、CO2ガス濃度は例えば約40%となる。この
モジュールM2の通過ガスA2゛は、第1モジュールM
1のコンプレッサC2の吸気側に戻され、通過ガスA2
゛中に含まれる少量のCO□ガスの再度回収を図る。
縮され、CO2ガス濃度は例えば約40%となる。この
モジュールM2の通過ガスA2゛は、第1モジュールM
1のコンプレッサC2の吸気側に戻され、通過ガスA2
゛中に含まれる少量のCO□ガスの再度回収を図る。
第3.第4モジユールM3.M4においても、CO□ガ
スの濃縮1通過ガスの再回収がなされ、第4モジュール
M4を透過したガスA4のCO2ガス濃度は95%以上
となり、真空ポンプVPにより閉鎖空間Sの系外に排出
される。
スの濃縮1通過ガスの再回収がなされ、第4モジュール
M4を透過したガスA4のCO2ガス濃度は95%以上
となり、真空ポンプVPにより閉鎖空間Sの系外に排出
される。
また、各モジュールM、〜M3を透過したN2・0□ガ
スは、戻り配管16により上流側へ戻され、殆どが浄化
空気Al′により閉鎖空間Sへ供給される。従って、N
2 ・0□ガスの外部放出による損失を著しく低減させ
ることができる。
スは、戻り配管16により上流側へ戻され、殆どが浄化
空気Al′により閉鎖空間Sへ供給される。従って、N
2 ・0□ガスの外部放出による損失を著しく低減させ
ることができる。
なお、以上はシリコーン系中空糸膜の使用を前提として
モジュールを4段としたが、これに限定せず、中空糸膜
の透過性能9分離性能に応じて段数を増減できることは
いうまでもない。
モジュールを4段としたが、これに限定せず、中空糸膜
の透過性能9分離性能に応じて段数を増減できることは
いうまでもない。
また、以上は閉鎖空間におけるCO2ガスを濃縮・分離
・除去し、浄化ガスを閉鎖空間へ戻す閉鎖サイクルにつ
いて説明したが、これに限らず、大気中からのN2 ・
0□の分離、その他の混合ガス中から特定のガスを濃縮
・分離する場合にも本発明を適用できる。
・除去し、浄化ガスを閉鎖空間へ戻す閉鎖サイクルにつ
いて説明したが、これに限らず、大気中からのN2 ・
0□の分離、その他の混合ガス中から特定のガスを濃縮
・分離する場合にも本発明を適用できる。
前述のとおり、本発明に係る気体分離モジュールは、中
空糸積層体の外周に供給ガスを供給し、この中空糸積層
体の中心に配置した取出管により通過ガスを取出す外圧
及放射流式とじたため、供給ガスの流束を積層体の軸方
向にほぼ均一にすることができると共に、供給ガス圧降
下方向と層膜面積の減少方向を一致させることができ、
積層体全体にわたって効率良くガスが接触し、比較的簡
単な構成により、モジュールの透過性能を著しく向上さ
せることができる。
空糸積層体の外周に供給ガスを供給し、この中空糸積層
体の中心に配置した取出管により通過ガスを取出す外圧
及放射流式とじたため、供給ガスの流束を積層体の軸方
向にほぼ均一にすることができると共に、供給ガス圧降
下方向と層膜面積の減少方向を一致させることができ、
積層体全体にわたって効率良くガスが接触し、比較的簡
単な構成により、モジュールの透過性能を著しく向上さ
せることができる。
また、この発明に係る多段式気体分離装置は、外圧及放
射流式モジュールを多段とし、第2段以降のモジュール
の通過ガスを前段モジュールに戻すようにしたため、低
濃度ガスを混合ガス空間から容易に高濃度ガスとして分
離し、除去することができる。
射流式モジュールを多段とし、第2段以降のモジュール
の通過ガスを前段モジュールに戻すようにしたため、低
濃度ガスを混合ガス空間から容易に高濃度ガスとして分
離し、除去することができる。
また、第1段モジュールからの通過ガスを閉鎖空間に戻
すようにすれば、宇宙ステーション等において、CO□
ガスがほぼ除去された浄化空気を閉鎖空間に戻せると共
に、外部放出による02 ・N2ガスの損失を著しく低
減でき、閉鎖空間におけるCO2ガス除去を経済的に行
える。
すようにすれば、宇宙ステーション等において、CO□
ガスがほぼ除去された浄化空気を閉鎖空間に戻せると共
に、外部放出による02 ・N2ガスの損失を著しく低
減でき、閉鎖空間におけるCO2ガス除去を経済的に行
える。
第1図、第2図は、この発明に係る気体分離モジュール
を示す縦断面図、横断面図、第3図はこの発明に係る多
段式気体分離装置を示す概略図、第4図、第5図は従来
の気体分離モジュールを示す概略図である。 M・・気体分離モジュール、Gs・・供給ガス、G・・
透過ガス、G′ ・・通過ガス、1・・筒状中空糸積層
体、lA・・中空状気体分離部材(中空糸膜)、2・・
仕切板、3・・耐圧ケーシング、4・・供給管、5・・
通過ガス取出管、6・・通気孔、7・・供給チャンバー
8・・取出チャンバー 9・・カバー 10・・連通孔
、11・・仕切板、12・・導入チャンバー 13・・
エンドプレート、14・・取出管、15・・ネットスク
リーン、I6・・戻り配管。
を示す縦断面図、横断面図、第3図はこの発明に係る多
段式気体分離装置を示す概略図、第4図、第5図は従来
の気体分離モジュールを示す概略図である。 M・・気体分離モジュール、Gs・・供給ガス、G・・
透過ガス、G′ ・・通過ガス、1・・筒状中空糸積層
体、lA・・中空状気体分離部材(中空糸膜)、2・・
仕切板、3・・耐圧ケーシング、4・・供給管、5・・
通過ガス取出管、6・・通気孔、7・・供給チャンバー
8・・取出チャンバー 9・・カバー 10・・連通孔
、11・・仕切板、12・・導入チャンバー 13・・
エンドプレート、14・・取出管、15・・ネットスク
リーン、I6・・戻り配管。
Claims (2)
- (1)耐圧ケーシングの中心に、多数の通気孔を中央部
に有する通過ガス取出管を耐圧ケーシングを貫通させて
配設し、耐圧ケーシング内における通過ガス取出管の中
央部外周に多数の中空状気体分離部材を積層し、この筒
状積層体の外周に供給ガスが導入される供給チャンバー
を形成し、前記筒状積層体の両端部に透過ガスの取出チ
ャンバーを設けたことを特徴とする気体分離モジュール
。 - (2)請求項(1)記載の気体分離モジュールを混合ガ
ス空間に、多数直列に接続して多段とし、各モジュール
の透過ガスを順次、次段へ供給し、第1段のモジュール
の通過ガスを浄化ガスとして取出し、第2段以降のモジ
ュールの通過ガスを前段のモジュールに戻し、最終段の
モジュールの透過ガスを濃縮ガスとして取出すように構
成したことを特徴とする多段式気体分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63289245A JPH02135117A (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 気体分離モジュールおよび多段式気体分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63289245A JPH02135117A (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 気体分離モジュールおよび多段式気体分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02135117A true JPH02135117A (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=17740657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63289245A Pending JPH02135117A (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 気体分離モジュールおよび多段式気体分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02135117A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5525144A (en) * | 1995-04-20 | 1996-06-11 | A/G Technology Corporation | Tangential flow filtering and separating |
US6210464B1 (en) * | 1999-03-15 | 2001-04-03 | Ube Industries, Ltd. | Mixed gas-separating membrane module and process |
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WO2020071107A1 (ja) * | 2018-10-04 | 2020-04-09 | 日本碍子株式会社 | ガス分離方法およびガス分離装置 |
KR20210122136A (ko) * | 2020-03-30 | 2021-10-08 | 에어 프로덕츠 앤드 케미칼스, 인코오포레이티드 | 비투과 가스의 높은 회수율을 위한 멤브레인 공정 및 시스템 |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP63289245A patent/JPH02135117A/ja active Pending
Cited By (12)
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