JPH06205924A - 多純度膜方法 - Google Patents

多純度膜方法

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JPH06205924A
JPH06205924A JP5271158A JP27115893A JPH06205924A JP H06205924 A JPH06205924 A JP H06205924A JP 5271158 A JP5271158 A JP 5271158A JP 27115893 A JP27115893 A JP 27115893A JP H06205924 A JPH06205924 A JP H06205924A
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retentate
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JP5271158A
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Christian Friedrich Gottzmann
クリスティアン・フリードリヒ・ゴッツマン
Ravi Prasad
ラビ・プラサド
Homer Fay
ホーマー・フェイ
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Praxair Technology Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/22Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by diffusion
    • B01D53/225Multiple stage diffusion
    • B01D53/227Multiple stage diffusion in parallel connexion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/22Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by diffusion
    • B01D53/225Multiple stage diffusion
    • B01D53/226Multiple stage diffusion in serial connexion
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/04Purification or separation of nitrogen
    • C01B21/0405Purification or separation processes
    • C01B21/0433Physical processing only
    • C01B21/0438Physical processing only by making use of membranes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/04Purification or separation of nitrogen
    • C01B21/0405Purification or separation processes
    • C01B21/0433Physical processing only
    • C01B21/045Physical processing only by adsorption in solids
    • C01B21/0477Temperature swing adsorption

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多純度の窒素生成物を生産する膜方法を提供
する。 【構成】 (a)供給ガス流を、少なくとも2つの膜段
階を収容する膜系の第一膜段に通して一層透過性の成分
を選択的に透過させ; (b)第一膜段から一層透過性の成分を含む透過質流を
抜き出して膜系から排出させ; (c)供給ガス流の内の一層透過性に劣る成分を含む残
留質流を第一膜段から続く膜段階に通して精製し; (d)膜系の最終膜段から残留質流を高純度生成物とし
て回収し; (e)膜系の最終膜段から透過質流を抜き出し; (f)最終膜段から透過質流を或は最終膜段に供給ガス
流として通る残留質流の一部を低純度生成物として回収
することを含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窒素及びその他のガスを
生産することに関する。一層特には、本発明は多純度の
窒素生成物を生産する膜方法に関する。
【0002】
【従来技術】近年になって、透析膜は原料空気から窒素
を生成し、その他の望ましい分離を生じるための極めて
望ましい手段として広く認められるようになった。透析
膜は、固有に作業が簡単なことから、比較的純度の低
い、トン数の少ない窒素を生成するためのオンサイト系
の費用を相当に低減させるのに使用することができる。
【0003】大きい表面積を有する極めて薄い膜バリヤ
ーを、簡便には中空繊維の形態で支持用基材の表面に付
着させることができる。かかる中空繊維を適当に付着及
び組み立ててバンドルにすることにより、供給ガスが比
較的高い圧力で繊維の外側、すなわちシェル側か或は繊
維の内側、すなわちボアー側のいずれかに沿って流れる
ガス分離作業において用いるための透過モジュールを製
造することができる。供給ガスは、それにより、供給ガ
ス混合物の内の透過し易い成分が選択的に膜を透過して
漸次透過し易い成分が乏しくなり、かつ透過し難い成分
に富むようになる。非透過質はモジュールから「残留質
(retentate)」流として抜き出され、他方、
膜を選択的に透過するガスは繊維のボアー側か或はシェ
ル側のいずれかに沿って流れ、低圧透過質(perme
ate)流として抜き出される。
【0004】ほとんどの慣用の中空繊維モジュールは、
例えばCan.J.Eng.,56(1978)、19
7〜209頁にC.Y.Pan及びH.W.Habgo
odが記載するいわゆる「十字流」モデルに従って作動
する。このような十字流運転では、膜の表面における局
部透過質の組成はバルク透過質ガス流と混合しないと考
えられる。このモデルに従えば、透過質の流れ方向は重
要でなく、透過質ガスはモジュールのどちらの端からも
抜き出すことができる。十字流運転において透過質側パ
ージ流を採用することの有利な効果は無いので、このタ
イプの運転についてデザインされるほとんどの膜は三ツ
口膜モジュールを採用する、すなわち供給ガス入口並び
に残留質及び透過質出口を組み入れる。
【0005】複合或は非対称性中空繊維膜を、薄い膜層
を多孔度の比較的高い基材上に位置させて作製するなら
ば、膜の両側で高度の所望の半径方向の混合を示すパー
ミエーターモジュールを製造することができる。このよ
うな中空繊維膜を規則正しい螺旋形様式で、すべての繊
維が同じ長さを有するように巻くことにより、パーミエ
ーターモジュールは十字流モデルの予想に比べて良好に
作動するのが認められる。このようなパーミエーターモ
ジュールは、透過質流の残留質流に対する方向に応じ
て、「並流」或は「向流」透過モデルに従い、向流流れ
が優れた性能を生じるのが普通である。パージガスをモ
ジュールの透過質側に通すのが膜性能を増進させること
が知られており、パージガスを透過質側に導入すること
を可能にさせるために四ツ口モジュールが使用されてき
た。Prasadの米国特許第5,084,073号
は、パージガスをガス乾燥或はガス精製作業において用
いて、性能の相当の向流度を示すことを開示している。
【0006】膜分離層用に適した有機ポリマーは、窒素
に比べて酸素透過への選択性が大きいのが普通である。
これより、パーミエーターモジュールでは、透過質は酸
素が冨化されるようになり、残留質は窒素が冨化される
ようになる。分離度は、酸素/窒素の分離係数と呼ばれ
る酸素及び窒素の透過率の比に関係する。ポリマーにつ
いてのO2 /N2 分離係数は3〜10の範囲が典型的で
ある。しかし、遺憾ながら、大きな分離係数を有するほ
とんどのポリマーは、また比較的小さい透過度を有す
る。
【0007】空気から酸素か或は窒素のいずれかを生産
する透過プロセスを考えることができるが、経済的に実
施可能な基準で窒素を生産するプロセスが酸素を生産す
るプロセスに比べて工夫するのが容易であるのが普通で
ある。空気を高い圧力で膜表面に沿って通すにつれて、
酸素は窒素に比べて膜を一層多く透過する傾向にある。
こうして、膜の供給側のガス流は、膜に沿って供給端か
ら排出端に通るにつれて、酸素が少なくなりかつ窒素に
富むようになる。膜の長さを伸ばすことにより、或は供
給流量を減少させることにより、窒素生成物の精製度を
増大させることができ、それで酸素のほとんどを単一段
膜プロセスで取り除いて比較的純な窒素を生成すること
ができる。現時点で入手し得るポリマーを使用して単一
段加工で窒素純度90〜97%を経済的に生じることが
できる。高純度を達成するためには、供給空気の窒素成
分を一層多く膜を透過させ、こうして所望の窒素回収を
減少させ、通常プロセスを非経済的にさせる必要があ
る。
【0008】2段膜加工では、供給空気に比べて窒素に
富む第二段からの透過ガスを、供給ガスを第一膜段に通
す圧縮機に循環させる。第一段へのこの窒素に一層富む
原料は必要とする膜表面積を減少させかつ総括プロセス
の効率を増大させる。2段膜加工を用いて97〜99.
5%の窒素を生じることができる。透過段を更に加える
ことにより、更に高い窒素純度を達成することができ
る。3段プロセスでは、第三段透過質を圧縮して第二段
への原料に循環させる。このアプローチは混合損失を減
少させかつ比較的純な、すなわち99.5+%の窒素の
生産を可能にする。使用する透過段の数、及び利用する
処理加工スキームは、所望の窒素生成物の要求する純度
及び採用する膜の選択性に依存する。
【0009】いくつかの実用的商用用途では、生成物流
を一種より多く回収するのが望ましいかもしれない。例
えば、供給空気から回収する窒素のいくつかの終局の使
用者は、低純度及び高純度の両方の窒素生成物流を種々
の量で必要とするかもしれず、或は使用したかったであ
ろう。このような要求を満足させることへの慣用のアプ
ローチは各々の生成物流について別々の加工系を備える
ことである。このアプローチを用いて各々のプロセス系
を別々に最適化することができるが、多純度窒素及びそ
の他のガス生産作業の効率を増大させる本当の必要及び
要求が当分野にある。
【0010】従って、発明の目的は、窒素を生成する改
良された膜方法を提供するにある。発明のそれ以上の目
的は、窒素或はその他のガスを多純度レベルで生産する
のを増進させる方法を提供するにある。これらやその他
の目的を記憶に留めて、発明を本明細書以降に詳細に記
載し、発明の新規な特徴を特に特許請求の範囲に指摘す
る。
【0011】発明の要約 最も純度の高い生成物を最後の段から残留質として回収
し、純度の一層低い生成物を最後の段から或は膜段の間
の流れから透過質として抜き出す統合された方法を採用
する。多くの用途で複数のパーミエーターモジュールを
平行流れで作動させる。モジュールの列を最適化して種
々の純度の生成物を生成することの効率を高める。別々
の独立のプロセス系に比べて、必要とする膜面積及び動
力は等しいか或は少なく、もしくは膜据付費を相当に低
減させる。
【0012】
【課題を解決するための手段】発明の目的は、必要とす
る多純度生成物を各々の記載する生成物についての別々
の透過プロセスに比べて一層効率的かつ経済的に生成す
ることを可能にする統合された透過プロセス実施態様を
用いることにより達成される。第二段残留質を高純度窒
素生成物として回収する統合された2段方法では、第二
段からの透過質を必要ならば圧縮して残留質生成物に比
べて純度の低い第二生成物として回収することができ
る。この方法は、第二段からの透過質を、循環流の不存
在を補うより多く第一段への原料に循環させる、各々の
記載する生成物についての慣用の別々の加工において要
するのに比べて、必要とする膜面積が小さく、使用する
動力が少なく、据付費が相当に安い。別法の実施態様で
は、第二段からの透過質ガスを第一段に通すために原料
圧縮機に循環させ、低純度窒素生成物を系の第一段から
第二段に通る残留質の側流として回収することができ
る。どちらの場合でも、第一段からの透過ガスは簡便に
廃棄に排出させる。所望の低純度生成物が第一段から第
二段に通る流体の組成とほぼ同じである場合、この別法
の実施態様は、第一段から第二段に流れる高圧流から低
純度生成物を側流抜き出しする手段を講じる他は加工変
更を要しないので、特に望ましい。
【0013】発明を更に添付図面によって説明する。こ
のような加工実施態様を図面の図1及び図2に例示す
る。図1に示す通りに、供給ガスを原料圧縮機2を収容
する管路1で2段膜系の第一段膜モジュール3に通し、
そこから残留ガスを管路4で第二段膜5に通す。第一膜
段膜モジュール3からの透過ガスを通常廃棄流として管
路6により系から抜き出す。第二段膜5からの残留ガス
を、バルブ8を収容する管路7で高純度生成ガスとして
回収する。第二段膜モジュール5からの透過ガスを管路
9で管路7で回収する生成ガスに比べて純度の低い第二
生成物として回収し、かつ必要ならば圧縮機10で圧縮
することができる。
【0014】図2の実施態様では、供給ガスを原料圧縮
機12を収容する管路11で第一段膜モジュール13に
通し、そこから残留ガスを管路14で第二段膜モジュー
ル15に通す。第一膜段膜モジュール13からの透過ガ
スを、図1の実施態様の場合のようにして管路16によ
り系から抜き出す。第二段モジュール15からの残留ガ
スを、同様にバルブ18を収容する管路17で高純度生
成ガスとして回収する。この実施態様では、純度の一層
低い第二生成ガスを、バルブ20を収容する管路19
で、第一膜段膜モジュール13から第二段モジュール1
5に管路14で通る残留ガスの側流として回収する。こ
の実施態様では、第二段膜モジュール15からの透過ガ
スを管路21で第一膜段膜モジュール13に通すために
管路11の圧縮機12の上流に循環させる。
【0015】段間組成は、2段に割り当てる表面積によ
って決められることは認められるものと思う。この面積
の割り当ては、循環させる流体の最大の利点を得るため
に、第二段透過質がどこでも空気に比べて窒素に富むよ
うに設定するのが普通である。これより、段間を流れる
高圧流体及び低圧流体の組成は関連づけられる。2段に
割り当てる膜面積を、循環させる流体の有利な効果を最
適にするように固定するならば、段間の高圧流体の組成
は固定され、第二生成物について望む純度を有しても或
は有しないでもよい。逆に言えば、膜表面積を、段間の
高圧流体において第二生成物の所望の組成を生じるよう
に割り当てるならば、循環は最適化されないことにな
る。運転圧を変えることにより組成の調整をある程度行
うことができるが、この方式で行なうことができる調整
の範囲は限られる。
【0016】生成物及び循環組成の関連を断つことを可
能にする発明の実施態様では、3つの膜段を採用しかつ
モジュールの内の少なくともいくつかを外部パージ流を
受け入れるように適応させた四ツ口構造で用いる。一つ
のアプローチでは、高純度生成物を第三段からの残留質
として回収し、低純度生成物を第二段から第三段に流れ
る残留質流の側流として受け入れる。第三段からの透過
ガスを向流透過側パージとして用いるために第二段に循
環させ、第二段から抜き出した透過ガスを第一段への供
給管路の原料圧縮機の上流に循環させる。このアプロー
チの別法では、第一段から第二段に流れる残留質の側流
を低純度窒素生成物として回収することができる。第二
段からの透過ガスを、透過を助成するために第一段の透
過側に通し、第一段からの透過流を廃棄に排出させる。
この例では、第三段透過ガスを第一段への供給管路の原
料圧縮機の上流に循環させるのが望ましい。純度の一層
低い生成物の組成及び流量は、3段の間の膜表面積を割
り振ることによって決めることができることは認められ
るものと思う。3段をこのようにして用いることによ
り、循環流について適した表面積の割り振りは、低純度
窒素生成物の所望の組成及び流量に関係なく別途に設定
することができる。
【0017】このような3つの膜段実施態様を図面の図
3及び図4に例示する。図3では、供給ガスを原料圧縮
機23を収容する管路22で第一段膜モジュール24に
通し、そこから残留ガスを管路25で第二段膜モジュー
ル26に通す。該モジュール26からの残留ガスを管路
27で第三段膜モジュール28に通し、そこから残留ガ
スをバルブ30を収容する管路29で高純度生成ガスと
して回収する。第二段膜モジュール26から第三段膜モ
ジュール28に管路27で通る残留ガスの側流をバルブ
32を収容する管路31で純度の一層低い第二生成ガス
として回収する。該モジュール28からの透過ガスを透
過側でパージガスとして用いるために管路33で第二段
膜モジュール26に循環させ、該モジュール26からの
透過ガスを該第一段膜モジュール24に通すために管路
34で管路22の圧縮機23の上流に循環させる。第一
段膜モジュール24からの透過ガスを管路35により系
から排出させる。
【0018】図4の実施態様では、供給ガスを原料圧縮
機37を収容する管路36で第一段膜モジュール38に
通し、そこから残留ガスを管路39で第二段膜モジュー
ル40に通す。該モジュール40からの残留ガスを管路
41で第三段膜モジュール42に通し、そこから残留ガ
スをバルブ44を収容する管路43で高純度生成ガスと
して回収する。該第一段膜モジュール38から該第二段
膜モジュール40に管路39で通る残留ガスの側流をバ
ルブ46を収容する管路45で純度の一層低い第二ガス
生成物として回収する。第三段膜モジュール42からの
透過ガスを該第一段膜モジュール38に通すために管路
47で管路36の圧縮機37の上流に循環させる。第二
段膜モジュール40からの透過ガスを透過側でパージガ
スとして用いるために管路48で第一段膜モジュール3
8に循環させる。該膜モジュール38からの透過ガスを
管路49で系から排出させる。
【0019】上述した膜パーミエーターは装置の個々の
片を含んでよいが、当業者ならば、最も小さい生産プラ
ント以外のすべてにおいて、特定の最終生成物用途につ
いて望む量の生成物を生産するのに、直列か或は平行の
いずれかの配置で接続した複数の膜モジュールを必要と
するのが普通であることを認めるものと思う。モジュー
ルを平行に接続する場合、モジュールは異なる方法で接
続させることができる。図面の図5に示す通りに、第一
段は2つの膜モジュールを平行に接続させてなり、第一
段残留質流を合流させる。すなわち、供給ガスを原料圧
縮機52を収容する管路51で管路53に通す。管路5
3は、供給ガスをモジュール54に通すための管路53
A、及び供給ガスを平行にモジュール55に通すための
管路53Bを収容する。膜54からの透過ガスを管路5
6により廃棄に排出し、膜55からの透過ガスを管路5
6で廃棄ガスと共に排出するために管路56Aにより抜
き出す。膜55からの残留質を、膜54から管路59に
より抜き出す残留質と共に管路58により第二段膜57
に通す。膜54及び55からの残留質流の側流をバルブ
61を収容する管路60で低純度生成物として回収する
ことができる。第二段膜57からバルブ63を収容する
管路62により残留ガスを抜き出すことによって高純度
生成物が得られる。該膜57からの透過ガスを管路64
により供給管路51の原料圧縮機52の上流に循環させ
る。
【0020】図5の実施態様に関して上述した二元生成
物プロセスでは、生成物を直列配列で得、低純度生成物
を第一段膜54及び55から得、かつ高純度生成物を第
二段膜57から回収する。別の平行配置では、膜の第一
段の残留産出物を合流させない。すなわち、低純度生成
物を膜54残留質から前の通りに管路60を通すことに
よって得る。管路59におけるバルブ65を閉止して膜
54の残留質を管路58に通らせないようにしかつ膜5
5の残留質を管路60に通らせないようにすることによ
り、膜54からの残留質を管路60で回収し、それと平
行に、膜55からの残留質を管路58で第二段膜57に
通して高純度生成物を管路62で残留質として回収す
る。平行配置は、バルブ65をそのようにして用いる代
わりに、膜54から管路59を通る残留質と、管路58
で第二段膜57に通る膜55残留質とを合流させること
を設備しないで、単に低純度生成物を膜54からの残留
質として管路59により抜き出すことによって簡便に採
用することができる。すなわち、管路59と管路58と
の間に接続が存在する必要がなく、かつバルブ65或は
別の管路60及びバルブ61を使用する必要はないが、
生成物流量及びステージカットを調節する際に、管路6
0及びバルブ61を便宜上保有するのがよい。この後者
の実施態様では、2つの第一段モジュールからの残留質
流は異なる組成を達成してよく、組成の結合を用いな
い。これより、ステージカット、すなわち透過ガス対供
給ガスの比を膜54で別に調整することができ、高純度
流体及び低純度流体の相対流量は互いに無関係である。
【0021】第一段残留質流を合流させる例示する図5
の実施態様の第一の記載する運転では、個々のパーミエ
ーターモジュールからの小さな流量及び組成変動は望ま
しいことにならされるが、上述した通りに、組成は必ず
関連づけられかつ例示の実施態様の別法の変法の場合の
ように別の調整を受けない。合流させた第一段残留質の
組成が純度の一層低い生成物について要求する組成に極
めて近い場合、かつ低純度生成物の量が比較的少ない場
合、かかる残留質合流を採用する直列配置が好ましい。
所望の純度の一層低い組成が合流させた第一段残留質の
組成から認め得る程に外れるならば、第一段残留質を合
流させない平行配置が好ましい。
【0022】第一段残留質を合流させる例示の実施態様
の実施が、二元生成物の統合プロセスを採用し、第一段
が供給ガスに対して平行に作動させるように適応させた
2つ又はそれ以上のかかるユニットの代わりに単一膜パ
ーミエーターユニットだけを含む発明の別の実施態様に
類似することを指摘する。この場合、圧縮した供給ガス
は単一ユニット第一段モジュールに通り、そこから透過
質を廃棄に捨て、残留質は第二段モジュールに通る。第
一段から第二段に通る残留ガスの一部を低純度生成物と
して回収するために分流させる。第二段モジュールから
の透過ガスを望ましくは供給ガスの原料圧縮機の上流に
循環させ、第二段膜から抜き出した残留質を高純度生成
物として回収する。
【0023】ほとんどの商用用途では、要する全膜表面
積を供するのに多数のパーミエーターモジュールを必要
とする程に、生成物容積は十分に大きい。そのような場
合では、高純度生成物を生成するのにかかるステージン
グを必要とする場合、モジュールの列を平行に接続しか
つ他の平行なモジュールの列に接続する。2つの異なる
純度レベルを有する生成物を生成する望ましい配列を図
面の図6に例示する。例示の目的の流入供給ガス、例え
ば供給空気が管路71により系に入り、下記に記載する
通りの循環ガスとブレンドした後に、管路72を通って
圧縮機73のサクションに通る。生成した圧縮された空
気は、必要ならば冷却した後に、管路74を通ってマニ
ホールド75に入り、次いでシリーズの管路76を通っ
て第一段パーミエーターモジュールの列77の各々に入
り、そこで高圧供給流78は中空繊維膜79に沿って流
れ、供給空気中の酸素の多くは選択的に膜を透過して低
圧通路80に入りかつ管路81によりマニホールド82
に出て管路83を通って透過質廃棄として排出する。第
一段膜79からの残留質流を管路84によりマニホール
ド85或はマニホールド86に排出する。マニホールド
85及びマニホールド86はバルブ87により接続して
もよく或は接続しないでもよい。マニホールド85のガ
スは管路88及び流量調節バルブ89を通過し、管路9
0により低純度窒素生成物として出る。マニホールド8
6のガスは管路91を通って第二段パーミエーターモジ
ュール92に入る。かかるモジュールは、全ガス流が空
気に比べて窒素に富むようになる他は、第一段モジュー
ルについて記載した通りに作動する。該第二段モジュー
ルからの透過質を管路93によりマニホールド94に抜
き出し、次いで管路95を通し、原料圧縮機73の上流
の点96で供給空気とブレンドする。第二段残留質は管
路97によりマニホールド98に通り、次いで管路99
及び流量調節バルブ100を通過し、管路101より高
純度生成物として出る。バルブ87を開放する場合、総
括プロセスは上記した直列タイプ配列に従って作動す
る。バルブ87を閉止する場合、プロセスは平行タイプ
配列に従って作動する。このように、同じ加工装置をい
ずれかの作動様式に従って容易に用いることができる。
【0024】発明の実施が2つの膜段を使用することに
限定されず、所望の性能レベルに応じて、更に段を必要
とする通りに使用することができることは了解されるも
のと思う。純度の異なる三種の生成物を生成する3段法
を図面の図7に例示する。図7に示す通りに、原料圧縮
機112を収容する管路111の供給ガスはマニホール
ド113に通り、各々の第一段膜モジュール114に通
り、そこから透過質を管路115により廃棄に排出す
る。各々のかかるモジュール114は、所望の容積の生
成物が要求する通りに、単一の透過性モジュールか或は
平行に接続した複数のモジュールのいずれかにするのが
よい。例示の実施態様では、上部第一段モジュール11
4からの残留質を調節バルブ117を収容する管路11
6を通して低純度生成物として回収する。中間の第一段
モジュール114からの残留質は管路118で第二段膜
モジュール119に通り、そこから透過質が取り出され
て管路120で管路111の原料圧縮機112の上流に
通る。該第二段モジュール119からの残留質を調節バ
ルブ122を収容する管路121で中間純度生成物とし
て回収する。
【0025】下部の第一段モジュール114からの残留
質は管路123で第二段膜モジュール124に通り、そ
こから透過質が取り出されて管路125で管路120に
通り供給ガス流に循環する。第二段膜モジュール124
からの残留質は管路126で第三段膜モジュール127
に通り、そこから透過ガスを調節バルブ129を収容す
る管路128で高純度生成物として回収する。第三段膜
127からの透過質をガス圧縮機131及び調節バルブ
132を収容する管路130で管路123に循環させて
第二段膜モジュール114に通し、必要に応じて管路1
18に循環させて第二段膜モジュール119に通す。
【0026】発明の統合プロセスは、単一の基礎用地に
共通のユーティリティズで位置させることの利点及び経
済性を有する。単一の流入原料圧縮機で十分であること
は重要である。これは、必要とするのが単一の調節系だ
けであり、その上単一の多段圧縮機は2つの別の単一段
ユニットに比べて相当にエネルギー効率的であることか
ら、有利である。加えて、発明の統合プロセスの実施
は、慣用の分離系作業に比べて、要する作業膜表面積が
小さくかつ運転動力も少なくなる場合がいくつかある。
発明を更に発明の実施の例によって説明する。かかる例
は発明及び発明の利点を例示するものと理解され、特許
請求の範囲に記載する通りの発明の範囲を制限するもの
と解釈すべきでない。
【0027】
【実施例】例1 99%窒素10,000NCFH(283Nm3 /時)
及び94.65%窒素4,510NCFH(128Nm
3 /時)を生成することに関する比較例で、分離係数5
及び透過度−厚み比3.16×105 バレル/cm(5
0,200Kl/cm)を有する膜を向流モデルに従う
計算で用いた。膜表面積、全動力及び相対的据付費を、
慣用の2段プロセス及び単一段プロセス、並びに第二段
膜モジュール残留質を高純度の窒素に富む生成物として
回収する統合プロセスを使用して求めた。向流モデルに
従って作動する該第二段膜モジュールからの透過質を低
純度の窒素に富む生成物として回収する。2段プロセス
は第二段残留質を生成物として回収し、第二段透過質を
循環させて供給ガスと共に第一段膜モジュールに通す。
結果を下記の表1に示す:
【0028】
【表1】
【0029】例は、発明の統合プロセスが、各々の生成
物について別々のユニットを使用する慣用の加工処理に
比べて、要する膜表面積が小さく、全動力が少なくかつ
相対的据付費が幾分安くなることを示す。発明の性質
は、装置及びユーティリティズの不必要な重複を回避す
ることの利点を更に有する。
【0030】例2 99%窒素10,000NCFH(283Nm3 /時)
及び93%窒素4,000NCFH(113Nm3
時)を生成することを指向する本例では、低純度生成物
を第二段透過ガスからよりもむしろ、モジュール段間の
高圧管路から採取する。例1の膜特性を使用して、結果
を下記の表2に示す:
【0031】
【表2】
【0032】本例では、発明の統合プロセスは慣用の性
質に従う分離プロセスの作業に比べて要する膜表面積が
わずかに大きいが、使用する動力が幾分少なくなる。し
かし、その差は極めて小さい。大きくかつ有意な効果は
膜系の据付費である。上に示す通りに、慣用のアプロー
チの分離プロセスは発明の統合プロセスの据付費に比べ
て16%多く費用がかかる。
【0033】例3 99%窒素10,000NCFH(283Nm3 /時)
及び96%窒素5,000NCFH(142Nm3
時)を生成するために、分離プロセスの慣用のアプロー
チを図2に例示する通りの統合プロセスと、例1の膜特
性を使用しかつ十字流透過モデルに基づいて、比較し
た。結果を下記の表3に示す:
【0034】
【表3】
【0035】例2に示す通りに、発明の統合プロセス
は、分離プロセスを慣用のアプローチで用いる際に要す
るのに比べて、要する膜表面積がわずかに大きいが、使
用する動力がわずかに少ないくなる。しかし、分離プロ
セスの据付費は発明の実施に比べて11%高くなる。単
一段圧縮機を単一段プロセスで、適当には特定のガス流
量のレベルに鑑みて使用した。2段プロセス及び統合プ
ロセスは、一層効率的な2段圧縮機を使用することに基
づいた。この効率の増大は、統合プロセスのエネルギー
効率が優れていることを説明する。
【0036】種々の変更及び変更態様を特許請求の範囲
に記載する通りの発明の精神から逸脱しないで、発明の
詳細においてなすことができる。例示の例は純度の異な
る二元生成物を生産することに関するが、発明は純度レ
ベルの異なる三種又はそれ以上の生成物を生成するため
に用いることができる。両方の生成物を上記の例2及び
例3の作業における透過段の作業で用いた同じ高い圧力
で生産したが、純度の一層低い生成物が高純度生成物に
ついて要求されるよりも低い圧力で要求される用途がい
くつかある。透過段を、中間段圧縮を加入することによ
る等して種々の圧力で作動させることは発明の範囲内で
ある。これは、すべてのガスを圧縮して高い圧力にする
ことを省き、これより一層経済的な総括加工処理に寄与
することができる。
【0037】膜材料は、空気を乾燥させて種々の水分レ
ベルの空気を生産する場合のように、空気から酸素を選
択的に透過させる或はガス混合物の内の一種の成分を選
択的に透過させることができる任意の適した材料にする
ことができる。発明の実施において用いるのに適した複
合中空繊維膜は、ポリスルホン或はその他の所望の基材
及びセチルセルロース、セルロースアセテート或はその
他のかかる材料のような適した材料の分離層を用いて簡
便に造られる。また、セルロース、ポリスルホン、等の
ような材料で構成される非対称性膜を用いてもよい。当
分野で入手し得る種々の他の適した材料を発明の実施に
おいて、複合膜の基材或は分離層材料としてか或は非対
称形態で用いる材料としてのいずれかで用いることがで
きることは認められるものと思う。このような材料の中
空繊維は膜分野で良く知られた手順に従って紡糸するこ
とができる。供給ガスを、インサイド−アウトフローの
ために中空繊維のボアーに、或はアウトサイド−インフ
ローのために中空繊維のシェル側のいずれかに通してよ
いことは理解されるものと思う。
【0038】発明は、二元或は多純度膜生成物の生成方
法を提供することにより膜技術を進歩させる。発明は、
窒素及びその他のガス生成物を生産する際に総括効率を
種々の純度レベルで達成させることを可能にさせること
により、極めて望ましい膜系を用いて産業社会の常に成
長しているガス分離及び精製要求を満足させることの実
施可能性を増進させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の2段二元生成物の実施態様の略プロセス
フローダイヤグラムである。
【図2】発明の別法の2段二元生成物の実施態様の略プ
ロセスフローダイヤグラムである。
【図3】発明の3段二元生成物の実施態様の略プロセス
フローダイヤグラムである。
【図4】発明の3段二元生成物の実施態様の略プロセス
フローダイヤグラムである。
【図5】生成物の直列タイプの回収或は平行タイプの回
収のいずれか用に適応させた発明の3段二元生成物の実
施態様の略プロセスフローダイヤグラムである。
【図6】モジュールの列を平行に接続させて用いる発明
の統合した2段二元生成物の実施態様の略プロセスフロ
ーダイヤグラムである。
【図7】モジュールの複数の列を平行に接続させて用い
る発明の統合した3段三種生成物の実施態様の略プロセ
スフローダイヤグラムである。
【符号の説明】
3 第一段膜モジュール 5 第二段膜モジュール 13 第一段膜モジュール 15 第二段膜モジュール 24 第一段膜モジュール 26 第二段膜モジュール 28 第三段膜モジュール 38 第一段膜モジュール 40 第二段膜モジュール 42 第三段膜モジュール 54 第一段膜モジュール 55 第一段膜モジュール 57 第二段膜モジュール 77 第一段パーミエーターモジュール 78 高圧供給流 79 中空繊維膜 80 低圧通路 92 第二段パーミエーターモジュール 114 第一段モジュール 119 第二段膜モジュール 124 第二段膜モジュール 127 第三段膜モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラビ・プラサド アメリカ合衆国ニューヨーク州イーストア マスト、ヤードリ・レイン12 (72)発明者 ホーマー・フェイ アメリカ合衆国ニューヨーク州スナイダ ー、ブラントウッド・ロード347

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)供給ガス流を、少なくとも2つの
    膜段階を収容する膜系の第一膜段に通して一層透過性の
    成分を選択的に透過させ; (b)第一膜段から一層透過性の成分を含む透過質流を
    抜き出して膜系から排出させ; (c)供給ガス流の内の一層透過性に劣る成分を含む残
    留質流を第一膜段から続く膜段階に通して精製し; (d)膜系の最終膜段から残留質流を高純度生成物とし
    て回収し; (e)膜系の最終膜段から透過質流を抜き出し; (f)最終膜段から透過質流を或は最終膜段に供給ガス
    流として通る残留質流の一部を低純度生成物として回収
    することを含み、それで供給ガス流から単一の統合され
    たプロセスで異なる純度の生成物を効率的に回収する、
    生成ガスを1つより多い純度で生成する方法。
  2. 【請求項2】 透過質流を最終膜段から回収することに
    より低純度生成物を得る請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 最終膜段に供給ガス流として通る残留質
    流の一部を回収することにより低純度生成物を得る請求
    項1の方法。
  4. 【請求項4】 透過質流を膜系の最終膜段から前の段に
    循環させることを含む請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 供給ガス流が供給空気を含み、高純度生
    成物及び低純度生成物が窒素に富む流体を含む請求項1
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記膜系が3つの膜段階を含む請求項1
    の方法。
  7. 【請求項7】 供給ガス流が供給空気を含み、高純度生
    成物及び低純度生成物が窒素に富む流体を含む請求項6
    の方法。
  8. 【請求項8】 最終膜段に通る残留質流の一部を回収す
    ることにより低純度生成物を得る請求項6の方法。
  9. 【請求項9】 (a)供給ガス流を、少なくとも2つの
    膜段階を収容する膜系に通して一層透過性の成分を選択
    的に透過させ; (b)膜系の最終膜段から供給ガス流の内の一層透過性
    に劣る成分を含む残留質流を高純度生成物として回収
    し; (c)膜系の最終膜段からの透過質流を前の段階に循環
    させ; (d)膜系の最終膜階と異なる膜段階からの透過質流を
    低純度生成物として回収することを含む、生成ガスを1
    つより多い純度で生成する方法。
  10. 【請求項10】 前記膜系が3つの膜段階を収容する請
    求項9の方法。
  11. 【請求項11】 低純度生成物として回収する残留質流
    が第二膜段から第三膜段に通る残留質流の一部を含む請
    求項10の方法。
  12. 【請求項12】 低純度生成物として回収する残留質流
    が第一膜段から第二膜段に通る残留流の一部を含む請求
    項10の方法。
  13. 【請求項13】 第三段からの透過質ガスを第二段に通
    し、第二段からの透過質ガスを供給ガス流に循環させる
    請求項11の方法。
  14. 【請求項14】 前記膜系が2つの膜段階を収容し、第
    一段が少なくとも2つの膜モジュールを含み、低純度生
    成物として回収する残留質流が該第一段膜モジュールの
    内の少なくとも1つからの残留質を含み、該第一段膜モ
    ジュールの内の少なくとも1つからの残留質を別に前記
    第二段に通す請求項10の方法。
  15. 【請求項15】 第一段が少なくとも3つの膜モジュー
    ルを含み、少なくとも1つの膜モジュールからの残留質
    流を低純度生成物として回収し;第二段が少なくとも2
    つの膜モジュールを含み、該第二膜段膜モジュールから
    の残留質流の一部を中間純度生成物として回収し、該第
    二膜段膜モジュールからの残留質流の別の一部を第三段
    に通し;第三段からの残留質流を高純度生成物として回
    収する請求項10の方法。
  16. 【請求項16】 第三段からの透過質を第二段に循環さ
    せ、第二段からの透過質を供給ガス流に循環させて第一
    段に通す請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 第三段からの透過質をパージガスとし
    て第二段の透過質側に通し、第二段からの透過質を第一
    段に通る供給ガス流に通す請求項11の方法。
  18. 【請求項18】 第三段からの透過質を第一段に通すた
    めに供給ガス流に循環させ、第二段からの透過質はパー
    ジガスとして第一段の透過質側に通り、第一段からの透
    過質ガスを膜系から排出させることを含む請求項12の
    方法。
  19. 【請求項19】 前記第一段膜モジュールの内の少なく
    とも1つからの残留質を別に低純度生成物として回収
    し、該第一段膜モジュールの内の少なくとも1つの他方
    からの残留質ガスを別に第二段に通す請求項14の方
    法。
  20. 【請求項20】 前記第二段膜モジュールの内の少なく
    とも1つからの残留質流を別に中間純度生成物として回
    収し、該第二段膜モジュールの内の少なくとも1つの他
    方からの残留質流を別に第三段に通す請求項15の方
    法。
  21. 【請求項21】 前記第一段が4つの膜モジュールを含
    み、第一段膜モジュールの内の2つからの残留質を別に
    低純度生成物として回収し、膜モジュールの内の他の2
    つからの残留質を別に第二段に通す請求項19の方法。
  22. 【請求項22】 第一段が少なくとも3つの膜モジュー
    ルを含み、該第一段膜モジュールの内の1つからの残留
    質を別に低純度生成物として回収する請求項20の方
    法。
  23. 【請求項23】 第一段が3つの膜モジュールを含み、
    該第一段モジュールの内の2つからの残留質を別に第二
    段に通す請求項22の方法。
JP5271158A 1992-10-06 1993-10-05 多純度膜方法 Withdrawn JPH06205924A (ja)

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