JPH02134071A - ファクシミリのイメージデータ処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリのイメージデータ処理方法に係り
、特に送信しようとする所望の原稿の走査データを受信
側の要求モードに基づいて変換処理するファクシミリの
イメージデータ処理方法に関する。

〔従来の技術〕

一般にファクシミリにおいては、標準通信規格が定めら
れており、その中で、例えば、Ｇ３ファクシミリにおい
ては、走査線密度として３．８５本／Ｍのノーマルモー
ドと、７．７本／Ｍのファインモードとが規定されてい
る。

そのため、従来から、所望の原稿を送信する場合に、第
４図に示すように、相手方の要求モードにあわせてあら
かじめファインモードかノーマルモードかを判断して選
択し、各モードにより原稿の走査速度を変化させること
にＪ：す、各モードに対応するようになされている。す
なわち、ステップ５Ｔ１１においてファインモードを選
択した場合は、ステップ５Ｔ１２において原稿を所定の
紙送り速度で走査し、この走査データに基づいて送信を
行なう。また、ステップ５Ｔ１１においてノーマルモー
ドを選択した場合は、ステップ５Ｔ１３において前記フ
ァインモードの２侶の紙送り速度で原稿を走査し、この
走査データに基づいて送信を行なうらのである。

したがって、前記のような処理手段では、原稿の走査を
行なうために予じめ選択されたモードと同一モードで出
力されるものであり、出力モードがいずれか一方に限定
されてしまうものであった。

しかし、前記２つのモードのうち、ファインを一ドによ
る画像送受信機能は、オプションとして取扱われている
ものもあり、必ずしもすべてのファクシミリが備えてい
るものではない。そのため、受信側のファクシミリがノ
ーマルモードのみの受信例能しか備えていない場合に、
例えば、ファインモードを選択してしまうと、送信を行
なうことができず、再度、ノーマルモードによる走査を
行なって出力する必要があった。

そのため、従来、特開昭６３−２１１９７１号公報に開
示されているように、受信側の７７クシミリがノーマル
モードしか備えていない場合に、送信側のファクシミリ
がファインモードで原稿を走査して送信してきた時に、
この走査データを１本置きに間引きして見掛は上ノーマ
ルモードのデータとして取扱うようにしたものがある。

そして、このファクシミリにおいては、前記間引きした
走査データに基づいて印字等の記録を行なうようになさ
れている。

〔発明が解決しようどする課題〕

しかし、前記従来のデータ処理方法にＪ３いては、ファ
インモードで走査された走査データを１本置ぎに間引き
してノーマルモード用の走査データを得るようにしてい
るので、前記走査データの間弓ぎ処理により完全に１本
の走査線データが除去されてしまい、ドツト抜（）等が
住じるＪ３それがある。

また、前記走査線データの除去により各走査線データの
＠後の連続性がなくなってしまうので、文字のくずれや
罫線のくずれ等が発生し、ノーマルモードにおける適正
な記録を行なうことができないという問題を右している
。

本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ファ
インモードでデータを走査し、ファインモードおよびノ
ーマルモードに対応する走査データをそれぞれ出力する
ことができるとともに、ノーマルモードに対応する走査
データをドラｌ−１１け亡文字のくずれ等の発生づるこ
とのないデータとすることができ、ファインモードだけ
でなくノーマルモードにおいても適正な記録を行なうこ
とのできるファクシミリのイメージデータ処理方法を提
供することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため本発明に係るファクシミリのイ
メージデータ処理方法は、送信しようとする所望の原稿
を走査してこの走査データをメモリに記憶させ、この走
査データを受信側の要求モードに基づいて変換処理４る
ファクシミリのイヌジデータ処理ｒｊＵにおいて、前記
原稿をすべてファインモードで走査し、受信側の要求モ
ードがファインモードである場合に、そのまま走査デー
タに基づいて送信を行ない、前記受イΔ側の要求七ドが
ノーマルモードである場合に、前記走査データの各走査
線データを走査線のピッチ方向に隣接しでいる２木を１
組として、この２本の走査線ｆ−夕をその少なくとも一
方にあるＯＮＮドラ１〜１つの合成ＯＮドツトとして合
成して１木の走査線データとすることにより合成走査デ
ータを作成し、この合成走査データに基づいて送信を行
なうようにしたことを特徴とするものである。

〔作　用） 本発明によれば、相手方のファクシミリによる要求モー
ドに応じて、ファインモードあるいはノマルモードの各
モードに適合した送信を行なうことが可能となり、また
、前記ファインモードにより走査した走査データに基づ
いて合成走査データを作成することにより、ノーマルモ
ードに対応するようにしており、ファインモードで走査
した走査線データを削除するものではないので、ドラ（
−抜は等の発生を確実に防止することができ、しかも、
各走査線データの連続性をも損うものではないので、文
字のくずれ等を防ぐことができ、ファインモードだけで
はなくノーマルモードにおいても適正な送信を行なうこ
とができるものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図から第３図を参照して説
明する。

第１図および第２図は本発明の一実施例の内容を示した
もので、本実施例においては、ファクシミリにより原稿
を走査する場合に、すべてファインモードで走査を行な
い、この走査により読取られた走査データは、ファクシ
ミリ内部のメモリ内に記憶される。

そして、ファインモードの走査データをノーマルモード
の走査データとする場合には、先ずこのメモリ内の走査
データ１のうち、走査ピッチ方向に隣合う各走査線デー
タ２を２本１組に分け、この２本の走査線データ２を合
成して１本の走査線データ２ａを作成することにより、
合成走査データ３を作成するようになされている。この
合成走査データ３は、第１図および第２図に示すように
、前記２本の走査線データ２の少なくとも一方に存在す
るＯＮドツト４（斜線部）を１つの合成ＯＮドツト４ａ
として取扱うことにより、２本の走査線データ２を合成
して１本の走査線データ２ａを作成し、前記ファインモ
ードにより走査された走査線データ２の数を半分に変換
処理することにより得ることができるものである。

これにより、ファインモードで走査した走査データ１を
ノーマルモードで走査した走査データと同様に変換する
ことができる。

次に、本実施例の動作を第３図を参照して説明する。

まず、所望の原稿を相手方に送信する場合に、ステップ
５Ｔ２１において、前記原稿をファインモードで走査し
て、その走査データ１をメモリに記録する。

次に、ステップ５Ｔ２２において、相手方のファクシミ
リによる要求モードがファインモードか否か判断し、そ
のモードがファインモードであれば、前記走査データ１
に基づいてそのまま、発信が行なわれる。

そして、相手方の要求モードがノーマルモードである場
合には、ステップ５Ｔ２３において、前記したように、
２本の走査線データ２を１本の走査線データ２ａに変換
処理し、合成走査データ３を作成する。その後、この合
成走査データ３に基づいてｎ信が行なわれる。

したがって、本実施例においては、相手方のファクシミ
リによる要求モードに応じて、ファインモードあるいは
ノーマルモードの各モードに適合した送信を行なうこと
が可能となる。また、前記ファインモードにより走査し
た走査データ１に基づいて合成走査データ３を作成する
ことにより、ノーマルモードに対応するようにしており
、従来のようにファインモードで走査した走査線データ
２を削除するものではないので、ドツト抜は等の発生を
確実に防止することができ、しかも、各走査線データ２
の連続性をも損うものではないので、文字のくずれ等を
防ぐことができ、ノーマルモードによる適正な送信を行
なうことができる。

なお、前記実施例においては、基本とされる走査線数の
比が１：２のファインモードどノーマルモードを対象と
しているが、他の比の場合にも合成走査データ３にまと
められる走査線数を適正に変えれば、同様にして適正な
送信を行なうことができる。

また、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
必要に応じて変更することができる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明に係るファクシミリのイメージ
データ処理方法は、ファインモードで走査を行ない、相
手方のファクシミリによる要求モードに応じて、ファイ
ンモードまたはこのファインモードにより走査した走査
データに基づいて作成された合成走査データによるノー
マルモードの送信を行なうことができるようにしたので
、各モ−ドに適合した送信を行なうことが可能となる。

また、ノーマルモードを行なう場合の合成走査データが
ファインモードで走査した走査線データを削除するもの
ではないので、ドツト族は等の発生を確実に防止するこ
とができ、しかも、各走査線データの連続性をも損うも
のではないので、文字のくずれ等を防ぐことができ、ノ
ーマルモードによる適正な送信を行なうことができる等
の効果を秦する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれ本発明に係る処理方法に
より合成走査データを作成する場合の説明図、第３図は
本発明の処理動作を示すフローチャート、第４図は従来
の処理動作を示すフローチャートである。 １・・・走査データ、２．２８・・・走査線データ、３
・・・合成走査データ、４・・・ＯＮドツト、４ａ・・
・合成ＯＮドツト。 ネ１フ 嶌３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　送信しようとする所望の原稿を走査してこの走査デー
   タをメモリに記憶させ、この走査データを受信側の要求
   モードに基づいて変換処理するファクシミリのイメージ
   データ処理方法において、前記原稿をすべてファインモ
   ードで走査し、受信側の要求モードがファインモードで
   ある場合に、そのまま走査データに基づいて送信を行な
   い、前記受信側の要求モードがノーマルモードである場
   合に、前記走査データの各走査線データを走査線のピッ
   チ方向に隣接している２本を１組として、この２本の走
   査線データをその少なくとも一方にあるＯＮドットを１
   つの合成ＯＮドットとして合成して１本の走査線データ
   とすることにより合成走査データを作成し、この合成走
   査データに基づいて送信を行なうようにしたことを特徴
   とするファクシミリのイメージデータ処理方法。