JPH021331B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH021331B2 JPH021331B2 JP56116693A JP11669381A JPH021331B2 JP H021331 B2 JPH021331 B2 JP H021331B2 JP 56116693 A JP56116693 A JP 56116693A JP 11669381 A JP11669381 A JP 11669381A JP H021331 B2 JPH021331 B2 JP H021331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- phosphor screen
- substrate
- holes
- phosphor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 51
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 8
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 5
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims description 4
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims 3
- FVAUCKIRQBBSSJ-UHFFFAOYSA-M sodium iodide Chemical compound [Na+].[I-] FVAUCKIRQBBSSJ-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 6
- XQPRBTXUXXVTKB-UHFFFAOYSA-M caesium iodide Chemical compound [I-].[Cs+] XQPRBTXUXXVTKB-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 235000009518 sodium iodide Nutrition 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/20—Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
- H01J9/22—Applying luminescent coatings
- H01J9/227—Applying luminescent coatings with luminescent material discontinuously arranged, e.g. in dots or lines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蛍光面の製造方法に関する。
X線像を蛍光面で可視光像に変換し、その可視
光像を像増強管で増強するX線像強管が知られて
いる。X線像増強管の画像分解能は入力蛍光面の
画像分解能によりきまつてしまう。また通常の蛍
光面ではその厚さを増せばX線−可視光変換効率
を向上させることができるが画像分解能を低下さ
せることになることが知られている。このように
通常の蛍光面では厚さの調節により、相反する要
求を同時に満足させることは困難である。しかし
蛍光面の各点が十分に分離された多数の蛍光体か
らなる蛍光面が得られゝばX線−可視光変換効率
を高くするために蛍光面の面に垂直な方向に十分
な厚さを与えても画像分解能を損うことはないは
ずである。現在医用の局部X線診断に用いられる
蛍光面には5p/mm以上の解像度が要求されて
いる。蛍光面上の各点を分離することにより、前
記程度の解像度を得るには、各点が25μm以下の
ピツチで分離されていればよい。
光像を像増強管で増強するX線像強管が知られて
いる。X線像増強管の画像分解能は入力蛍光面の
画像分解能によりきまつてしまう。また通常の蛍
光面ではその厚さを増せばX線−可視光変換効率
を向上させることができるが画像分解能を低下さ
せることになることが知られている。このように
通常の蛍光面では厚さの調節により、相反する要
求を同時に満足させることは困難である。しかし
蛍光面の各点が十分に分離された多数の蛍光体か
らなる蛍光面が得られゝばX線−可視光変換効率
を高くするために蛍光面の面に垂直な方向に十分
な厚さを与えても画像分解能を損うことはないは
ずである。現在医用の局部X線診断に用いられる
蛍光面には5p/mm以上の解像度が要求されて
いる。蛍光面上の各点を分離することにより、前
記程度の解像度を得るには、各点が25μm以下の
ピツチで分離されていればよい。
前述のように解像力を向上させる目的で蛍光面
を分割する方法、または構造についてはすでにい
くつかの提案がなされている。その1はアンミニ
ウムの板にステンレススチールの粒を嵌めそのス
テンレススチールの部分にのみ板状に結晶成長さ
せるようにしたものである(特公昭53−46632)。
この発明に係る構成ではステンレススチールの粒
の像が映像に重畳される。任意の材質の基板上に
形成できないという問題がある。その2は均一の
厚さに形成した蛍光体の層に垂直なクラツクを形
成させるものである(特公昭55−19029)。この方
法では活性化のために真空加熱するとクラツクが
減少するおそれがある。その3は板状体の面に垂
直に設けた多数の貫通孔に蛍光体を詰めるもので
ある(実開昭48−2465、特開昭47−7513、特開昭
55−67700)。この方法では均一な密度蛍光体を孔
に詰めることが容易でないこと、および蛍光体の
融点が高いから板状体(ガラス製)が変形する前
に蛍光体を融解できないという困難がある。ガラ
ス以外の融点の高い他の材料で十分細く多数の貫
通孔を有する板状体を作ることが難しい。その4
は蒸着源と基板の間にメツシユで設けることによ
り蛍光面を分離形成するものである(特開昭55−
3101)。この方法では蒸着時メツシユの孔に蛍光
材料が入射する方向が場所により変わるので場所
により蛍光体の点が鮮明に分離できなくなるおそ
れがある。
を分割する方法、または構造についてはすでにい
くつかの提案がなされている。その1はアンミニ
ウムの板にステンレススチールの粒を嵌めそのス
テンレススチールの部分にのみ板状に結晶成長さ
せるようにしたものである(特公昭53−46632)。
この発明に係る構成ではステンレススチールの粒
の像が映像に重畳される。任意の材質の基板上に
形成できないという問題がある。その2は均一の
厚さに形成した蛍光体の層に垂直なクラツクを形
成させるものである(特公昭55−19029)。この方
法では活性化のために真空加熱するとクラツクが
減少するおそれがある。その3は板状体の面に垂
直に設けた多数の貫通孔に蛍光体を詰めるもので
ある(実開昭48−2465、特開昭47−7513、特開昭
55−67700)。この方法では均一な密度蛍光体を孔
に詰めることが容易でないこと、および蛍光体の
融点が高いから板状体(ガラス製)が変形する前
に蛍光体を融解できないという困難がある。ガラ
ス以外の融点の高い他の材料で十分細く多数の貫
通孔を有する板状体を作ることが難しい。その4
は蒸着源と基板の間にメツシユで設けることによ
り蛍光面を分離形成するものである(特開昭55−
3101)。この方法では蒸着時メツシユの孔に蛍光
材料が入射する方向が場所により変わるので場所
により蛍光体の点が鮮明に分離できなくなるおそ
れがある。
本発明の目的は解像力および感度ともにすぐれ
た蛍光面を容易に提供することができる蛍光面の
製造方法を提供することにある。
た蛍光面を容易に提供することができる蛍光面の
製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明による蛍光
面の製造方法は、蛍光面を形成すべき基板、多数
の孔を密集して設けた板状体、蛍光物質を詰めた
蒸着源ボートを準備して真空容器内にこの順に配
列し、前記ボートを加温して前記板状体の孔を介
して蛍光物質を前記基板に蒸着し、前記基板上に
前記板状体の孔に対応する多数の柱状の蛍光体よ
りなる蛍光面を形成する。
面の製造方法は、蛍光面を形成すべき基板、多数
の孔を密集して設けた板状体、蛍光物質を詰めた
蒸着源ボートを準備して真空容器内にこの順に配
列し、前記ボートを加温して前記板状体の孔を介
して蛍光物質を前記基板に蒸着し、前記基板上に
前記板状体の孔に対応する多数の柱状の蛍光体よ
りなる蛍光面を形成する。
また前記板状体と蒸着源ボートの間に板状のヒ
ータを挿入可能に設け、前記ボートを加温して前
記板状体の孔を介して蛍光物質を前記基板に蒸
着、前記板状体のヒータを挿入して前記板状体に
付着した蛍光材料を蒸発させ、前記板状のヒータ
を除去して再度前記ボートの加温を行い蒸着を行
い、前記基板上に前記板状体の孔に対応する多数
の柱状の蛍光体よりなる蛍光面を形成することも
できる。
ータを挿入可能に設け、前記ボートを加温して前
記板状体の孔を介して蛍光物質を前記基板に蒸
着、前記板状体のヒータを挿入して前記板状体に
付着した蛍光材料を蒸発させ、前記板状のヒータ
を除去して再度前記ボートの加温を行い蒸着を行
い、前記基板上に前記板状体の孔に対応する多数
の柱状の蛍光体よりなる蛍光面を形成することも
できる。
前記構成によれば、本発明の目的は完全に達成
できる。
できる。
以下、図面等を参照して本発明方法をさらに詳
しく説明する。
しく説明する。
第1図は本発明による方法を実施するための蒸
着装置の実施例を示す断面図である。図示のよう
に真空ペルジヤ1内に下から順にボート7、板状
ヒータ6、有孔板状体4、基板3、板状ヒータ5
を配置する。第2図に前記ボート7を取り出して
示してある。このボート7はタンタル製の皿状体
で必要により支柱2を軸として回転可能に設けら
れている。このボート7の開孔面は円形で直径は
約20mmφである。ボート7には沃化セシウム2
g、沃化ナトリウム20mgが収容され、通電により
650℃まで加温される。板状ヒータ6も必要によ
り支柱2を軸として回転可能に支持されておりボ
ート7と連動して、いずれかが板状体4の下へ選
択的に挿入される。有孔板状体4はガラスを基材
としその外径は26mmで、厚さは0.6mm、貫通孔の
内径は12μmであり、孔間のピツチは15μmであ
る。蛍光面が一面に形成される基板3はオプチカ
ルフアイバープレート(光学繊維板)であつて、
その最大外径は30mm、厚さ3mmである。オプチカ
ルフアイバーの芯径は4.5μmで、その中心間ピツ
チ5.5μmである。板状ヒータ5は基板3を数百度
に加熱するために用いられる。ボート7の開口と
有孔板状体4の間を3〜5mm程度とし、有孔板状
体4と基板3の間隔を約1mmに保つようにそれぞ
れを支柱2に結合する。蒸着時にベルジヤ1内を
1×10-5トール以上の真空度とする。
着装置の実施例を示す断面図である。図示のよう
に真空ペルジヤ1内に下から順にボート7、板状
ヒータ6、有孔板状体4、基板3、板状ヒータ5
を配置する。第2図に前記ボート7を取り出して
示してある。このボート7はタンタル製の皿状体
で必要により支柱2を軸として回転可能に設けら
れている。このボート7の開孔面は円形で直径は
約20mmφである。ボート7には沃化セシウム2
g、沃化ナトリウム20mgが収容され、通電により
650℃まで加温される。板状ヒータ6も必要によ
り支柱2を軸として回転可能に支持されておりボ
ート7と連動して、いずれかが板状体4の下へ選
択的に挿入される。有孔板状体4はガラスを基材
としその外径は26mmで、厚さは0.6mm、貫通孔の
内径は12μmであり、孔間のピツチは15μmであ
る。蛍光面が一面に形成される基板3はオプチカ
ルフアイバープレート(光学繊維板)であつて、
その最大外径は30mm、厚さ3mmである。オプチカ
ルフアイバーの芯径は4.5μmで、その中心間ピツ
チ5.5μmである。板状ヒータ5は基板3を数百度
に加熱するために用いられる。ボート7の開口と
有孔板状体4の間を3〜5mm程度とし、有孔板状
体4と基板3の間隔を約1mmに保つようにそれぞ
れを支柱2に結合する。蒸着時にベルジヤ1内を
1×10-5トール以上の真空度とする。
次に上記配列での製造工程を説明する。まず板
状ヒータ5に通電して、基板3の温度を100℃ま
で上昇させる。次にボート7に通電してボートを
650℃に加熱するとボートに収容されている沃化
セシウムおよび沃化ナトリウムが蒸発して有孔板
状体4の貫通孔によりコリメール(平行化)され
て基板3の前記貫通孔に対応した部分に直径12μ
m、ピツチ15μmで円形の点状の蒸着が開始され
る。その蒸着を5〜6分継続すると有孔板状体4
の孔に部分的に目詰りが発生する。この状態を持
続するとむらが生じるのでボート7の加熱を中止
するとともに退避させ板状ヒータ6と置換する。
板状ヒータ6により板状体4を650℃になるまで
加温すると、孔に付着していた沃化セシウムは溶
融し孔から蒸発する。このボート7からの蒸発に
よる蒸着と板状ヒータ6による板状体の加熱を数
回繰返すことにより、基板3上の蛍光体柱は次第
に高さを増し500μmに成長させることができる。
状ヒータ5に通電して、基板3の温度を100℃ま
で上昇させる。次にボート7に通電してボートを
650℃に加熱するとボートに収容されている沃化
セシウムおよび沃化ナトリウムが蒸発して有孔板
状体4の貫通孔によりコリメール(平行化)され
て基板3の前記貫通孔に対応した部分に直径12μ
m、ピツチ15μmで円形の点状の蒸着が開始され
る。その蒸着を5〜6分継続すると有孔板状体4
の孔に部分的に目詰りが発生する。この状態を持
続するとむらが生じるのでボート7の加熱を中止
するとともに退避させ板状ヒータ6と置換する。
板状ヒータ6により板状体4を650℃になるまで
加温すると、孔に付着していた沃化セシウムは溶
融し孔から蒸発する。このボート7からの蒸発に
よる蒸着と板状ヒータ6による板状体の加熱を数
回繰返すことにより、基板3上の蛍光体柱は次第
に高さを増し500μmに成長させることができる。
以上のようにして形成された蛍光板の拡大図を
第3図に示す。第3A図は平面図、第3B図は断
面図である。図において3aは基板の芯ガラス、
8は蛍光体柱を示す。基板3に達する蛍光面材料
は板状体4によつて平行化されたものと、板状体
4に付着していたものとの2種類があり、後者の
場合は若干平行性に欠けると思われるが、板状体
4と基板3が近接して設けられているので極端な
拡がりはなく、量的にも前者に比して小量であ
る。蛍光体柱8の基部を連結するときわめて薄い
蛍光体層が形成されても分解能を著るしく害する
ことはないようである。
第3図に示す。第3A図は平面図、第3B図は断
面図である。図において3aは基板の芯ガラス、
8は蛍光体柱を示す。基板3に達する蛍光面材料
は板状体4によつて平行化されたものと、板状体
4に付着していたものとの2種類があり、後者の
場合は若干平行性に欠けると思われるが、板状体
4と基板3が近接して設けられているので極端な
拡がりはなく、量的にも前者に比して小量であ
る。蛍光体柱8の基部を連結するときわめて薄い
蛍光体層が形成されても分解能を著るしく害する
ことはないようである。
次に以上の方法で製造された蛍光面の評価方法
と結果を第4図を参照して説明する。
と結果を第4図を参照して説明する。
第4図は蛍光面の解像度を測定するため装置の
配列を示す略図である。図において10はX線源
を形成するX線管であつて対陰極の電圧のピーク
は60KVにしてある。11は金線のテストパタ
ン、12は検査の対象である蛍光面が形成された
蛍光板である。13は雑増強管、14は像増強管
の蛍光面上に形成されたテストパタンの像をフイ
ルム15に結像させるためのレンズである。フイ
ルム15に記録された像をホトデンシトメータを
用いて測定する。上記装置を用いて前述した本発
明方法で製造した蛍光面、従来の光電面との分解
能の比較を行ない次の結果を得た。
配列を示す略図である。図において10はX線源
を形成するX線管であつて対陰極の電圧のピーク
は60KVにしてある。11は金線のテストパタ
ン、12は検査の対象である蛍光面が形成された
蛍光板である。13は雑増強管、14は像増強管
の蛍光面上に形成されたテストパタンの像をフイ
ルム15に結像させるためのレンズである。フイ
ルム15に記録された像をホトデンシトメータを
用いて測定する。上記装置を用いて前述した本発
明方法で製造した蛍光面、従来の光電面との分解
能の比較を行ない次の結果を得た。
本発明による蛍光面では25p/mm(20μmピ
ツチ)までの解像度が得られた。アルミニウム基
板上に10μmの厚さで沃化セシウムを蒸着して得
た従来の蛍光面(従来例)の解像度は8p/
mmであつた。基板に近接して1000メツシユ/イン
チのメツシユを配置し、蛍光面の厚さが30μmに
なるように蒸着した蛍光面(従来例)の解像度
は20p/mmであつた。またこれ等の光電面のX
線−可視光変換効率を比較すると、本発明による
蛍光板は到達したX線の90%以上を吸収して可視
光に変換しており、もつとも明るい像が得られて
いる。従来例のでは蛍光面の厚さが10μmなの
でX線を10%しか吸収することができず、蛍光面
の明るさは本発明方法による蛍光面の6分の1程
度であつた。前述した従来例のの場合の明るさ
は本発明方法による場合の3分の1程度であつ
た。
ツチ)までの解像度が得られた。アルミニウム基
板上に10μmの厚さで沃化セシウムを蒸着して得
た従来の蛍光面(従来例)の解像度は8p/
mmであつた。基板に近接して1000メツシユ/イン
チのメツシユを配置し、蛍光面の厚さが30μmに
なるように蒸着した蛍光面(従来例)の解像度
は20p/mmであつた。またこれ等の光電面のX
線−可視光変換効率を比較すると、本発明による
蛍光板は到達したX線の90%以上を吸収して可視
光に変換しており、もつとも明るい像が得られて
いる。従来例のでは蛍光面の厚さが10μmなの
でX線を10%しか吸収することができず、蛍光面
の明るさは本発明方法による蛍光面の6分の1程
度であつた。前述した従来例のの場合の明るさ
は本発明方法による場合の3分の1程度であつ
た。
以上詳しく説明したように本発明によれば解像
度、感度ともに秀れた蛍光面が得られる。
度、感度ともに秀れた蛍光面が得られる。
第1図は本発明方法を実施するための装置の実
施例を示す断面図、第2図は前記装置中のボート
の実施例を示す斜視図、第3図は本発明方法によ
り製造した蛍光板の一部を拡大して示した断面
図、第4図は蛍光板の評価方法を説明するための
略図である。 1……ベルジヤ、2……支柱、3……基板、4
……板状体、5,6……板状ヒータ、7……ボー
ト、10……X線管、11……テストパタン、1
2……被験蛍光板、13……像増強管、14……
レンズ、15……フイルム。
施例を示す断面図、第2図は前記装置中のボート
の実施例を示す斜視図、第3図は本発明方法によ
り製造した蛍光板の一部を拡大して示した断面
図、第4図は蛍光板の評価方法を説明するための
略図である。 1……ベルジヤ、2……支柱、3……基板、4
……板状体、5,6……板状ヒータ、7……ボー
ト、10……X線管、11……テストパタン、1
2……被験蛍光板、13……像増強管、14……
レンズ、15……フイルム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板上に蛍光物質を蒸着することにより蛍光
面を形成する蛍光面の製造方法であつて、蛍光面
を形成すべき基板、多数の孔を密集して設けた板
状体、蛍光物質を詰めた蒸着源ボートを準備して
真空容器内にこの順に配列し、前記ボートを加温
して前記板状体の孔を介して蛍光物質を前記基板
に蒸着し、前記基板上に前記板状体の孔に対応す
る多数の柱状の蛍光体よりなる蛍光面を形成して
構成した蛍光面の製造方法。 2 基板上に蛍光物質を蒸着することにより蛍光
面を形成する蛍光面の製造方法であつて、蛍光面
を形成すべき基板、多数の孔を密集して設けた板
状体、蛍光物質を詰めた蒸着源ボートを準備して
真空容器内にこの順に配列し、前記板状体と蒸着
源ボートの間に板状のヒータを挿入可能に設け、
前記ボートを加温して前記板状体の孔を介して蛍
光物質を前記基板に蒸着、前記板状のヒータを挿
入して前記板状体に付着した蛍光材料を蒸発さ
せ、前記板状のヒータを除去して再度前記ボート
の加温を行い蒸着を行い、前記基板上に前記板状
体の孔に対応する多数の柱状の蛍光体よりなる蛍
光面を形成して構成したことを特徴とする蛍光面
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11669381A JPS5818841A (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 螢光面の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11669381A JPS5818841A (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 螢光面の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5818841A JPS5818841A (ja) | 1983-02-03 |
JPH021331B2 true JPH021331B2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=14693512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11669381A Granted JPS5818841A (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 螢光面の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818841A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMI20021904A1 (it) * | 2002-09-06 | 2004-03-07 | Getters Spa | Elemento accessorio per dispensatori di metalli alcalini |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS553101A (en) * | 1978-06-21 | 1980-01-10 | Toshiba Corp | Light intensifier |
-
1981
- 1981-07-24 JP JP11669381A patent/JPS5818841A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS553101A (en) * | 1978-06-21 | 1980-01-10 | Toshiba Corp | Light intensifier |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5818841A (ja) | 1983-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5944738B2 (ja) | 発光スクリ−ンの製造方法 | |
US4415605A (en) | Scintillator screen method of manufacture | |
JPH021331B2 (ja) | ||
JPH07209495A (ja) | X線像増幅器 | |
US4184077A (en) | Input screen of an image intensifier | |
JPS5941267B2 (ja) | 放射線励起螢光面およびその製造方法 | |
US3852133A (en) | Method of manufacturing x-ray image intensifier input phosphor screen | |
US2650900A (en) | Method of producing metal mesh screens | |
US2579772A (en) | Method of making an image storage screen | |
US4842894A (en) | Method of vapor depositing a luminescent layer on the screen of an x-ray image intensifier tube | |
US2829265A (en) | Electrode structrue for imaging device | |
JPH0126037Y2 (ja) | ||
US2171970A (en) | Cathode ray tube | |
JP2844863B2 (ja) | 電子顕微鏡用試料支持膜の製造方法 | |
US3353983A (en) | Fluorescent screen for brightness amplifier tubes and method of making the same | |
US2947651A (en) | Method of making storage electrode for charge storage tube | |
JPH0143421B2 (ja) | ||
DE1639237C3 (de) | Verfahren zur Herstellung von Speicherelektroden für Fernsehaufnahmeröhren vom SEC Typ | |
US4880965A (en) | X-ray image intensifier having variable-size fluorescent crystals | |
JPH041987B2 (ja) | ||
US4357368A (en) | Method of making a photosensitive electrode and a photosensitive electrode made thereby | |
JP3001968B2 (ja) | 光電面蒸発源およびx線イメージ管 | |
DE2619507A1 (de) | Traeger fuer aufdampfschichten | |
USRE29956E (en) | Luminescent screen having a mosaic structure | |
JP2955317B2 (ja) | 蒸発源とその製造方法及びイメージ管 |