JPH0213306A - 植物栽培装置 - Google Patents

植物栽培装置

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JPH0213306A
JPH0213306A JP63164546A JP16454688A JPH0213306A JP H0213306 A JPH0213306 A JP H0213306A JP 63164546 A JP63164546 A JP 63164546A JP 16454688 A JP16454688 A JP 16454688A JP H0213306 A JPH0213306 A JP H0213306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
foam
water
seeds
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP63164546A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentarou Kiyama
貴山 健太郎
Kotaro Matsui
孝太郎 松井
Masahiro Takahashi
正弘 高橋
Sachiko Ichigen
一言 幸子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP63164546A priority Critical patent/JPH0213306A/ja
Publication of JPH0213306A publication Critical patent/JPH0213306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 足束上勿■旦分互 本発明は、芝草などの植物を、大巾に手間を省いて手軽
に栽培できるドライタイプの植物栽培装置に関する。
従米旦艮亙 芝生等の育生方法としては、特開昭52−65050号
公報、特開昭47−11951号公報に見られるように
、合成樹脂などを植物の担持体として、土を使用して栽
培する方法が知られている。しかし、土を使用すること
から、マンション等の屋上、ベランダなどで栽培すると
、水やりによる排管の詰まり、ホコリ立ちによる衛生上
の問題があり、また水やり、土壌の通気手入れ等、栽培
に手間が掛かった。
特開昭52−61545号公報には、腐食性マット上に
芝等の種子を播種し、これを温室内へ設置するとともに
、液肥を溶解した水を定期的に散布することにより、芝
の育生時間を大巾に短縮化することが知られている。芝
はマットと共に目的の土地に移植され、その後にマット
が腐食して芝が定着する。
この装置は、マットを利用した水耕栽培装置であるが、
装置が大掛りであり、栽培の手間も掛かる。また、マッ
トの使用目的も本発明とは根本的に異なり、水がビショ
ビショしないドライな芝シートとはなり得ない。
見豆立且煎 本発明は、水やり等の栽培の手間が大巾に省け、しかも
種子の発芽率や茎の安定性等も良好で、通常の土壌栽培
と比べても遜色のない植物栽培装置を提供するものであ
る。
茜1夏盪双 本発明の植物栽培装置は、空孔率70%以上の発泡体を
上層および下層の2層構造とし、この下層発泡体中に吸
水性高分子を含有せしめるとともに、植物の種子を下層
発泡体中または上層および下層発泡体間に含有せしめた
ことを特徴とする。
作−一一一月一 下層発泡体中の吸水性高分子により水分あるいは更に養
分が保持され植物の育生を助ける。
上層発泡体は、保水効果を高めて種々の発芽率を向上し
、植物の茎をしっかりと固定する。
ヌー」[−舅。
第1図は本発明の植物育生装置の実施例を示す斜視図で
あり、下層発泡体シートll上に、これとは別体の上層
発泡体シート13が重ねられて接着され、積層シートを
形成している。
上層および下層発泡体間−ト11.13とじては、空孔
率70%以上、好ましくは90%以上のものが用いられ
、連続発泡体であるのは勿論のこと5発泡空間の壁部も
多くが失なわれており、骨格構造のみを残す如きものが
望ましい。このような高発泡体は、例えば、ブリジスト
ン■からエバーライトスコツトの商品名で市販されてい
る。空孔率を70%以上とすることにより、良好な通気
性が得られ、根の生長が容易となり、また、茎の生長の
妨げとなることがない。
発泡体シート11.13の素材としては、ポリウレタン
、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン
等の発泡樹脂、あるいは鋼、アルミニウム等の焼結体を
用いることができる。
下層発泡体シート11中には、ビーズ状の吸水性高分子
15および栄養剤カプセル17が発泡体に接着されて担
持されている。吸水性高分子は、他の担持形式も可能で
あり、例えば、ビーズ状ではなくフィルム状として、下
層発泡体シートll中に挾み込んでもよい。
吸水性高分子としては、ポリアクリル酸系あるいはその
誘導体などの高吸水性高分子が好ましい。また、吸水性
高分子を樹脂と共重合したものを用いることもできる。
栄養剤カプセル17としては、植物に必要な肥料等の栄
養剤をカプセル化したものが用いられ、栄養補給の手間
を省くことができる。栄養剤カプセル17は、栄養剤を
水難溶性ないし水不溶性の被膜で包んでカプセル化する
ことにより得られる。
下層発泡体シート11と上層発泡体シート13との層間
には種子19が挟まれている。このとき種子19をポリ
ビニルアルコール等の水溶性フィルムにより固定した後
に、眉間に挟んでもよい。
また、種子19を下層発泡体シー)−11に播種するな
どして添加し、シート11に接着しても良い。
植物の種子19としては、芝、クローバ−等の芝草に限
らず、カイワレ大根、小松菜、つまみ菜、はうれん草、
サニーレタス等の野菜類;パンジー、カーネーション、
マーガレット等の花卉類などにも応用できる。また、こ
れらの種子を組み合わせて用いてもよい。
上層発泡体シート13としては、下層発泡体シート11
と同様のものが用いられる。なお、上層発泡体シート1
3と下層発泡体シート11とは、同じものを使用しても
よく、また、厚さ、空孔率、素材等が異なるものを使用
してもよい。
この植物栽培装置に水を与えると、水が吸水性高分子1
5に吸収、保持される。これは従来の水耕栽培と異なり
、ビショビショした感じがなく、ドライなシートである
。種子19は、吸水性高分子15中の水分、あるいは吸
水性高分子15中より蒸発したのち凝縮した水分を吸収
し、栄養剤カプセル17から養分を取り、発芽、生長し
ていく。このように、最初から種子19が担持されてい
るので、種まきの必要はなく、吸水性高分子15が水分
を保持するので水やりの回数を減らすことができ、栄養
剤カプセル17により養分補給も必要としない、さらに
、空孔率の高い発泡体を用いているので、土壌の場合の
ように通気手入れも必要としない。
上層発泡体シート13は、いわば覆土としての機能を果
たす。上層発泡体シート13により5種子19の乾燥が
防止され種子の発芽率が向上し、また、生長していく植
物の茎の根元を支持し、茎の固定が強固となる。
見肌勿羞米 本発明によれば、空孔率70%以上の発泡体を2N構造
とし、この下層中に水溶性高分子、下層または下層・上
層間に種子を添加して植物栽培装置とすることにより、
種まき、水やり、通気手入れ等の栽培の手間を大巾に省
略でき、ドライな発泡体シートに植物を担持、生長させ
ることができる。しかも、発芽率や根付き強度の点にお
いても、従来の土壌栽培と比較して遜色なく、むしろ優
れている点も多い。
よって、産業用は勿論のこと、家庭内においてもマンシ
ョンのベランダ等で手軽に植物栽培を楽しむことができ
る。
失−1−■ 実験例1 上層および下層発泡体シートとして5発泡性ポリウレタ
ン樹脂(商品名;エバーライトスコツト、ブリジストン
■製、メツシュ径1m+i)を用いた。上層発泡体シー
トの厚みは3mm、下層発泡体シートの厚みは15mm
であった。
下層発泡体シート中に、吸水性高分子としてビーズ状の
ポリアクリル酸系高分子を、植物栽培装置に対して1g
への割合で接着した。
徐放性の栄養剤カプセルとしては、市販の肥料を水不溶
性の膜で包んで用い、二九を下層発泡体シート中に接着
、担持させた。
植物の種子として西洋芝のベントグラスを、40g/m
”の割合で、上層発泡体シートと下層発泡体シートとの
間に添加、接着して、本発明の芝シート(植物栽培装置
)とした。
一方、比較例として、市販の栽培用樹脂容器中に土を入
れて栽培し、これと上記本発明の栽培装置による場合と
を比較、検討した。
■ 葉の生長速度は、第2図に示す通りであり、はぼ同
等の結果を得た。
■ 根付き強度は、第3図に示す通りであり、同等以上
の結果が得られた。
■ 栽培の手間は、表−1の通りであり、本発明の芝シ
ートが明らかに優れていた。なお、種子の発芽率は90
%と同等である。
×1)種まき後(生育開始後)20日の時点で、任意に
抽出した100個の種子について。
その発芽状況を調べた。
実験例2(比較例) 上層発泡体シートを用いない単層構造とする以外は、実
験例1と同じ芝シートを使用した。
種子は、単層の発泡体シート(実験例1の下層発泡体シ
ート)に、西洋芝のベントグラスを40g/112の割
合で添加して接着した。
このときの発芽率を実験例1の本発明の芝シートと比較
すると、実験例1では90%であるのに対し、この単層
シートでは40%であり、大巾に低下している。
また、この単層シートにおいては、発芽した芽について
も実験例1の本発明の芝シートと比較して、茎の固定が
強固に行なわれていなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の植物栽培装置の実施例を示す斜視図
である。 第2図および第3図は、それぞれ葉の生長速度および根
付き強度について示すグラフである。 11・・・下層発泡体トート 13・・・上層発泡体シート 15・・・吸水性高分子 17・・・栄養剤カプセル 19・・・種子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、空孔率70%以上の発泡体を上層および下層の2層
    構造とし、この下層発泡体中に吸水性高分子を含有せし
    めるとともに、植物の種子を下層発泡体中または上層お
    よび下層発泡体間に含有せしめたことを特徴とする植物
    栽培装置。
JP63164546A 1988-06-30 1988-06-30 植物栽培装置 Pending JPH0213306A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63164546A JPH0213306A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 植物栽培装置

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JP63164546A JPH0213306A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 植物栽培装置

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JPH0213306A true JPH0213306A (ja) 1990-01-17

Family

ID=15795210

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JP63164546A Pending JPH0213306A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 植物栽培装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000004757A1 (fr) * 1998-07-23 2000-02-03 Kao Corporation Milieux artificiels aqueux
KR20020002181A (ko) * 2000-06-29 2002-01-09 신정섭 호안식생매트
JP2002051637A (ja) * 2000-08-11 2002-02-19 Kohjin Co Ltd 緑化体

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