JPH02131872A - サンドブラスト装置 - Google Patents

サンドブラスト装置

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JPH02131872A
JPH02131872A JP28432588A JP28432588A JPH02131872A JP H02131872 A JPH02131872 A JP H02131872A JP 28432588 A JP28432588 A JP 28432588A JP 28432588 A JP28432588 A JP 28432588A JP H02131872 A JPH02131872 A JP H02131872A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば半導体の表面研磨加工に用いて好適な
サンドブラスト装置に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は例えば半導体の表面研磨加工に用いるサンドプ
ラスト装置において、混合室の研磨扮取出口の上部に集
粉器を設け、上記集粉器に対して高速で空気を吹付ける
ように1個以上の高速空気吹出口を設けることによって
、研磨粉を強力に攪乱して研磨粉取出口に効率よく導く
ようにし、研磨粉が研磨粉取出口部分で目づまりを起こ
すことなく研磨粉を安定した状態で連続的に噴射できる
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
例えば半導体ウエハの表面パターン加工においては、一
般にIBB (イオンビームエソチング)法が広く用い
られてきたが、このIBE法は加工時間を多く要する等
の問題点があるため、最近ではこれに代わる加工法とし
て、微粉を圧縮空気に混合して噴射するサンドブラスト
加工法が用いられている。
このサンドブラスト加工に用いるサンドプラスト装置の
従来例を第7図を参照して説明する。
このサンドブラスト装置は大別して圧縮空気を供給する
エアーコンプレッサー1と、このエアーコンブレッサー
lより送り出された圧縮空気に研磨粉を混合する混合室
2と、圧縮空気と共に研磨粉を被研磨物に噴射するプラ
スト室3、及びこのブラスト室3より研磨粉を回収吸引
する排風機4とにより構成されている。
エアーコンプレッサー1からは、空気供給パイプ5が導
出され、さらにこの空気供給パイプ5は第1の供給パイ
プ6と第2の供給パイプ7に分岐されて混合室2に接続
されている.なお、8は混合室2に供給する圧縮空気の
圧力を調整する調整弁、9は混合室2への圧縮空気の供
給を制御する電磁弁、10は第2の供給パイプ7の圧縮
空気の流量を調整する調整弁である。
混合室2は、その上部に研磨粉供給部1lを有し、この
研磨粉供給部1lにその上部にある金網11aを通して
入れられて貯溜された研磨粉12は、供給弁13の開閉
操作によって供給口14を介して適量が混合室2内の研
慶粉タンク15に落下供給される如くなされている。
また、混合室2の下部には、エアーコンプレッサー1か
らの第1の供給バイプ6が接続される第1の流路16と
、第2の供給パイプ7が接続される第2の流路17を存
し、第1の流路l6は研磨粉タンク15の底部である研
磨粉堆積部15a内に通じ、一方第2の流路17は混合
室2をストレート状に貫通するように夫々形成されてい
る。
第1の流路16が通じる研磨粉堆積部15aの下面には
、サーメット(金属粉を焼結して形成した無数の微孔を
有するプレート)により成るフィルター18が、研磨粉
堆積部15a内と第1の流路l6とを仕切るように配さ
れており、このフィルター18上に研磨粉供給部11よ
り落下供給された研磨粉12が堆積されるように成され
ている。
また、研磨粉堆積部15aの底部には、フィルター18
の中央部を貫くように研磨粉取出ノズル19が突出され
、この研磨粉取出ノズル19の頂面部に開放された研磨
粉取出口20は、研磨粉流路21を介して合流部22に
おいて第2の流路l7に直交するように通じている。
また、研磨粉タンクl5内においては、研磨粉取出口2
0の上方に対応して集粉器23が設けられており、この
集粉器23の底部には、研磨粉取出口20の対向するよ
うに台形状に窪んだ集粉凹部24が形成されている。
また、25はこの集粉器23の上面開口部に取付けられ
たフィルターである。
そして以上のように構成される混合室2における第2の
流路17と合流部22との延長上に形成された混合物の
流路50の送出口側には、送出パイプ26が接続され、
この送出パイプ26はブラスト室3内に導かれてその先
端部にはノズル27が取付けられており、このノズル2
7に被研磨物A、例えば半導体ウエハが対向される。
またブラスト室3内の下部には研磨粉受け部28が設け
られ、この研磨粉受け部28の底部からは還元パイプ2
9が導出されており、この還元パイプ29の先端部は混
合室2に接続され、研磨粉タンク15内に通じている。
更に混合室2内では、集粉器23の内空部から排気バイ
プ30が導出され、この排気パイブ30の先端部は排風
機4に接続されている。なお、31は排気パイプ30の
空気の流れを制御する電磁弁である。
排風機4は、その内部にフィルター32及び吸引ファン
33を有し、この吸引ファン33によってフィルター3
2を介して排気パイプ30より空気を吸引し、排気口3
4より排出する。また、35はフィルター32の下部に
設けられる研麿粉溜り部である。
以上の如く構成されるサンドブラスト装置は、次の如く
動作される。即ち、エアーコンブレソサーlから送り出
された圧縮空気は、第1の供給パイプ6と第2の供給パ
イプ7に分流され、第1の供給パイプ6側に分流された
圧縮空気は、第1の流路16を通りフィルター18を介
して研磨粉堆積部15a内に流入される。この際、圧縮
空気が研磨粉堆積部15a内に堆積されている研磨粉1
2の中を通ることにより、いわゆるエアーバイブレータ
ー効果によって研磨粉12が攪拌され、その一部が集粉
器23によって取出口20付近に集められる。
一方、第2の供給パイプ7側に分流された圧縮空気は、
第2の流路l7をストレートに通過し、このとき合流部
22において研磨粉流路21側が第2の流路側17より
負圧となることにより研磨粉取出口20より研磨粉l2
が吸込まれ、合流部22で圧縮空気と混合される。そし
てこの圧縮空気と研磨粉の混合物が送出パイプ26を通
ってプラスト室3内においてノズル27より噴射され、
これによって被研磨物A、例えば半導体ウエハの研磨加
工が行なわれる。
また、この被研磨物Aに噴射された後の空気と研磨粉l
2の混合物は、排風機4の作動によって吸引されてブラ
スト室3から還元パイプ29を通って研磨粉タンク15
内に入り、ここで研磨粉12だけが自重によって研磨粉
堆積部15a内に落下堆積される。そして空気のみが研
磨粉タンク15内から排出パイプ30を通って排風機4
に吸引され、この吸引された空気内に残存している研磨
粉をフィルター32によって除去した後に浄化空気が排
気口34から排出される。また、この除去された研磨粉
は研磨粉溜り部35に蓄積される。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなサンドブラスト装置は、近年さらに徽細な半
導体の表面パターンの研磨加工に対応するために、研磨
粉としてより粒径の小さな徽粉、例えば#1000 (
粒径16μm)以上の細かい微粉が使用されるようにな
ってきている。
しかしながら、このような細かい徽粉は粉末同士の吸着
性が大きいため凝集し易く、このため凝集した研磨粉が
混合室内の研磨粉取出口でいわゆる目づまりを起こし、
また前記エアーパイプレーター効果による攪拌も持続せ
ず、最初に大量の研磨粉が噴射されると、その後は圧縮
空気だけしか噴射されないという極端な噴射ムラを生じ
る問題点を有している。
本発明は、微粉の研磨粉を使用した場合でも良好に研磨
粉の噴射が行なわれるサンドブラスト装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のサンドブラスト装
置は、研磨粉と空気とを混合室で混合し、該混合物をブ
ラスト室で被研磨物に噴射するようにしたサンドブラス
ト装置において、上記混合室の研磨粉取出口の上部に集
粉器を設け、上記集粉器に対して高速で空気を吹付ける
ように1個以上の高速空気吹出口を上記研磨粉取出口の
近傍に設けた設けた構成としている。
〔作用〕
研磨粉取出口の近傍に設けられた空気吹出口から高速で
吹出される圧縮空気を、その研磨粉取出口の上部に設け
られた集粉器に衝突させて反射させることにより、研磨
粉取出口の上部近傍に圧縮空気の高速乱気流を生じさせ
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を適用したサンドブラスト装置の一実施例
を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明によるサンドブラスト装置の一実施例
を示すものである。
最初に、本実施例のサンドブラスト装置の全体の構成を
説明するが、上述した第7図の従来例と対応する部分に
は同一符号を付しその説明は省略する。即ち、ブラスト
室3は研磨粉供給部11の上部近傍位置に配置されて、
研磨粉供給部11との間で垂直な還元パイプ45によっ
て短絡されている。研磨粉供給部11には157が設け
られており、その蓋57の一端には研磨粉の入口57b
が設けられており、この人口57bに上記還元バイブ4
5が接続されている。また、157の他端には空気の出
口57cが設けられている。この人口57bと出口57
cとの間は、研磨粉供給部の内壁1lbと上記蓋57の
下部に設けられたリング状の仕切り板57aとで形成さ
れる迂回路番ごよって連絡されている。
この空気の出口57cから排出パイプ60が導出され、
その先端は排風機4に接続されている。
なお、この排出ハイプ60の上記出口57c近傍には電
磁弁59が設けられている。
また、研磨粉供給部ll内の供給弁l3は、その上部と
蓋57との間に設けられたコイルぼね58による上方へ
の引張り作用によって研磨粉の供給口14の周囲に密着
されて閉じられている.また、混合室2内の空気を排気
するための排気パイプ30の中途部には既述した電磁弁
31の下流側に排気量調整弁61が設けられている。
なお、上記電磁弁59と上記電磁弁31とは所定の電気
回路に接続されて一定の周期で互いに開閉状態が逆にな
るように制御される。
また、混合室2内の上部にはシリカゲル等の吸湿千段6
2及びヒーター等による乾燥手段63が設けられている
以上のように構成される本実施例のサンドブラスト装置
は次の如く動作される.即ち、プラスト室3において被
研磨物Aに向けてノズル27から噴射された後の研磨粉
12及び空気は排風機4の吸引力によって吸引されて、
研磨粉供給部11の入口57bに達する。そして入口5
7bから出口57cに向けて旋回流が上記迂回路に沿っ
て生じているので、研磨粉12は遠心力によって研磨粉
供給部の内壁1lbに衝突して落下して研磨粉供給部1
1に堆積する.このようにして研磨粉12が回収されて
再使用に供される。
一方、電磁弁59及び電磁弁31が交互に開閉制御され
、電磁弁31が開放され、かつ電磁弁59が閉塞される
と、研磨粉タンク15内は研磨粉供給部1lより圧力が
降下するため、研磨粉12の供給弁13はコイルばね5
8に抗して押し下げられて、供給口14から研磨粉12
が落下する。
そして、逆に上記電磁弁31が閉塞され、かつ電磁弁5
9が開放されると、供給弁l3はコイルばね58によっ
て元に戻り、研磨粉12の落下は停止する。以上の協働
動作が繰り返されて、研磨粉供給部l1から研磨粉タン
ク15内へ研磨粉l2が自動的に順次供給される。
また、研磨粉タンク15内に上記電磁弁31の開閉操作
によって圧力差が生じると、研磨粉堆積部15a内にお
いて研麿粉12を一層撹乱させることができるが、更に
上記排気量調整弁6lによって研磨粉タンク.15内か
らの排気量をある一定量まで減らすと上記圧力差も小さ
くなって、上記電磁弁31、59の周期的な開閉操作に
よらず、ノズル27において研磨粉12はほぼ一定に噴
射されるようになる。この研磨粉噴射量と時間との関係
を示したのが第2図であって、上述の場合はCのように
ほぼ一定の噴射量となる。なお、電磁弁31も排気量調
整弁61も設けられていない従来の装置の場合はAのよ
うに、また電磁弁31のみが設けられた場合にはBのよ
うに変化する。
また、研磨扮タンク15内に吸湿手段62及び乾燥手段
63を設けることによって、研磨粉12が吸湿して固ま
ることを防止できる。特に、上述したように研磨粉12
を再使用すると、研磨粉12は吸湿することが多いので
効果的である。
以上の如く構成された本実施例のサンドブラスト装置は
、使用した研磨粉12を回収して再使用することのでき
る循環システムとなっている。
次に、混合室2内の研磨扮堆積部15a内に設けられた
振動手段36について説明する。即ち、第1図に示すよ
うに混合室2内の研磨粉堆積部15a内の底部でフィル
ター18の外周に設けられた円錐状の傾斜部15b上に
複数の振動手段36が傾斜されて配置されている。また
、第3図に示すように上記複数の振動手段36は、例え
ば矩形状をした複数のバイモルフ型圧電素子36aによ
って構成され、これらは研磨粉取出ノズルl9に関して
対称となる位置に配置される。そして、上記バイモルフ
型圧電素子36aの自由端36nはフィルタ18の上部
に位置するように配置される。
また、第4図に示すようにバイモルフ型圧電素子36a
は、例えば上下1対の圧電素子38a、38bと3組の
電極39a,39b139cとが互いに積層されること
によって形成されているものであって、その一端が固定
端36mとして支点37上に固定されている。そして、
支点37例の一端が固定端36m、他端が自由端36n
であるように構成された上記バイモルフ型圧電素子36
aの電極x,yに、例えば所定の交流電圧を印加するこ
とによりその自由端36nを上下方向に振動させる。
また、互いに隣り合うバイモルフ型圧電素子36aの電
極x,yを結線する際に、互いの・振動の位相が逆にな
るように結線するのが望ましい。
また、上記交流電圧の周波数は、例えば200〜400
Hzのような高周波であってよく、また、上記バイモル
フ型圧電素子36aの共振周波数とほぼ等しくするのが
望ましい。
以上のように、複数の振動手段36を混合室2内の研磨
粉堆積部15a内に設けることによって、研磨粉12を
機械的に分散させながら、その分散された研磨粉12を
フィルター18からの圧縮空気によって攪拌させること
ができるので、上述のエアパイプレーター効果を効果的
に持続させることができる。
また、隣り合う振動手段36の振動の位相を逆にしてや
ると更に効果的である。
また、バイモルフ型圧電素子36aに用いる圧電素子3
8a、38bとしては、圧電現象を示す既知の材料、例
えばチタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタン酸ジルコン
酸鉛、水晶などを使用できる。また、これらの圧電素子
に1対の電極を両面から重合せた構造の振動手段も用い
ることができる. 次に、第1図及び第3図に示されている複数の高速空気
吹出口47について説明する。即ち、研磨粉取出口20
の周囲で集粉凹部24の真下に対応する位置に複数の高
速空気吹出口47が設けられている。そしてこれらの高
速空気吹出口47は混合室2の下部において圧縮空気の
第1の流路l6に接続されている。
以上のように構成することによって、研磨粉取出口20
の近傍に設けられた高速空気吹出口47から高速で吹出
される圧縮空気を、その研磨取出口20の真上に設けら
れた集粉凹部24に衝突させて反射させることにより、
研磨取出口20の上部近傍に圧縮空気の高速乱気流を生
じさせることができる。従って、研磨粉12が研慶取出
口20近傍で強力に攪拌されるので、研磨粉12を研磨
取出口20からスムーズに取出してプラスト室3内で連
続的に噴射されることができて、安定した研磨粉の連続
噴射を行なえる。
また、研磨粉12と圧縮空気との合流部22に、第1図
に示すような吸引ノズル49が設けられているが、これ
によって第2の流路l7からの圧縮空気がより高速に流
れるようになるので、研磨取出口20から研磨粉流路2
lを通じて研磨粉が一層効率よく取出されるようになる
第5A図は混合室3と送出パイプ26との連結部分を示
すものである。連結バイプ51aの内面にテーパ一部5
3aが、継手52aの内面にテーパ一部54aがそれぞ
れ設けられて混合物の流路50と送出パイプ26との間
が連続的に連結されている。また、第5B図は送出パイ
プ26と噴射ノズル27との連結部分を示す。上述の場
合と同様に連結パイプ5lb及び継手52bの内面にそ
れぞれテーパ一部53b及び54bがそれぞれ設けられ
て送出パイプ26と噴射ノズル27との間が連続的に連
結されている。このようにすることによって上述の連結
部において空気だまりなどができなくなるようにし、研
磨粉l2が堆積して目づまりを起こさないようにしてい
る。
また、上記送出パイプ26は例えばウレタンチューブ、
ナイロンチューブ、ビニールチューブ等の可撓性チュー
ブによって構成されているが、この送出パイプ26は、
実際に配管される場合、コーナ一部において急激に曲げ
ることは避けて緩やかに曲げるように配置される。更に
、上記送出パイプ26には第1図に示すように振動手段
43が設けられている。この振動手段43としては例え
ば第6図に示すようにバイモルフ型圧電素子43aを利
用したものでよく、バイモルフ型圧電素子43aが送出
パイプ26上に支点43bを介して固定されて共振状態
で振動が与えられる。
以上のように構成することによって、送出パイプ26内
に研磨粉が堆積することによる目づまりを防止できる。
また、ブラスト室3内の研磨粉受け部28には複数の振
動手段44が設けられてあり、噴射ノズル27から被研
磨物Aに噴射された研磨粉12が研磨粉受け部28に堆
積せぬようにし、研磨粉供給部11までスムーズに送ら
れるようにしてある。
この振動手段44としては、例えばバイモルフ型圧電素
子などを利用したものでよい。
また、既述したように混合室2内に吸湿千段62及び乾
燥手段63が設けられているが、第1図に示すように研
磨粉タンクl5内の内壁l5bの上部に沿ってリング状
に曲げられたし形板64が取付けられ、このし形板64
の中に吸湿千段62として、例えば直径数鶴の球状のシ
リカゲルが多数配置され、更にL形板64の外側に乾燥
手段63として、例えばヒーターが配置されている.以
上のようにすると、研磨粉タンク15内の湿気は上記吸
湿手段62によって吸湿されて除去されると共に、上記
乾燥千段63によって研磨粉タンクl5内の水分は蒸発
する。そして、この蒸気は排気パイプ30を通して排気
される。このようにして研磨粉12が何回も再使用され
ている内に、研磨粉12が吸湿して固まってしまうと言
った問題を解消できる。また、研磨粉12か細くなれば
なる程その吸湿性は著しくなるので効果的である。
以上の如く構成した本実施例のサンドブラスト装置を用
いると、JISR6001において規定する微粉(5〜
80μm)はもちろんのこと5μm以下0.01μmの
オーダーの超微粉の研磨粉12をも噴射ムラを起こすこ
となく連続して噴射することができた。また、この装置
を用いることによって金属、セラミックス、ガラス、プ
ラスチックなどを精密かつ高速に加工することができた
例えば、半導体の微細な表面加工を、従来の真空装置に
よるドライエッチングよりす早く行うことができ、また
加工を始めるまでの準備期間を極めて短くすることがで
きた。
また、このようなサンドブラスト装置を用いた加工時に
、試料を加工するのに効果的な反応性ガス、光、熱、電
界、磁界などを加えながら、より高速で加工することも
できる。
以上の如く本発明による実施例を説明したが、これによ
って本発明は限定されるものではなく他の変形も可能で
ある。
〔発明の効果〕
本発明は上述のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
サンドブラスト装置の混合室内において、研磨粉取出口
の上部近傍に圧縮空気の高速乱気流を生じさせることが
できるので、研磨粉が研磨粉取出口の近傍で一層強力に
攪拌される。従って、研磨粉が研磨粉取出口付近で目づ
まりを起こすことなく研磨粉を研磨粉取出口からスムー
ズに取出してブラスト室内に連続的に噴射されることが
できて、安定した研磨粉の連続噴射を行えるので、極め
て細かい研磨粉を用いても良好で安定な研磨加工を行う
ことができる。また、極めて細かい研磨粉を用いること
ができるので微細な表面加工を様々な材料に対して行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本実施例のサンドブラスト装置に関す
るものであって、第1図は全体図、第2図は研磨粉噴射
量の時間変化を示す図、第3図は第1図のm−m矢視図
、第4図は第3図のmV−IV矢視図、第5A図及び第
5B図は送出パイプと混合室及び噴射ノズルとの連結部
の各々の拡大断面図、第6図は送出パイプに設けられた
振動手段を示した図である。 第7図は従来例のサンドブラスト装置の全体図である。 なお図面に用いられている記号において、1 −・−・
−・・・・・−・・・−・・・−・一 エアーコンブレ
ソサー2  −−−−−−−−・・・・−・−・−・−
・−・〜・−・混合室3・−・・−・・−−一−−−−
一−−−・・−・−・−・・・−ブラスト室4 −・−
・一・・・−・・−・・−・・・・−・−・− tJF
 lit m20・−・一・・・・・・・・・・−・−
・・・一・・・・・・・・研磨粉取出口23・−・一−
一−一−一−一一−一・・・・−・−・・−・・・一集
粉器である。 高速空気吹出口 代 理 人 土 屋 勝 電孤央間閉の周期 石升磨紛墳射量の詩間変化 第2図 第5A図 バイプ漣紡部拡大@山 第5B図 z6 送出パイフ゜に設けられた振勤手没 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 研磨粉と空気とを混合室で混合し、該混合物をブラスト
    室で被研磨物に噴射するようにしたサンドブラスト装置
    において、 上記混合室の研磨粉取出口の上部に集粉器を設け、上記
    集粉器に対して高速で空気を吹付けるように1個以上の
    高速空気吹出口を上記研磨粉取出口の近傍に設けたこと
    を特徴とするサンドブラスト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177376A (ja) * 1974-12-27 1976-07-05 Babcock Hitachi Kk Akoosuteitsukuemitsushonnyoru kozobutsuhakaiyochihoho

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JPS5177376A (ja) * 1974-12-27 1976-07-05 Babcock Hitachi Kk Akoosuteitsukuemitsushonnyoru kozobutsuhakaiyochihoho

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